人間の身体には、左右一対の関節が、肩・肘・手首・股関節・膝・足首・手首と6対12個ある。この12個の関節のどれかひとつの動きでも、滑らかでなかったり痛みがあっては、筋トレもストレッチも十分に行うことは叶わない。関節の健全は、凡ゆる運動の必要要件であると思う。滑らかに動く関節、痛まない関節こそが、サルコペニアやフレイルを予防する鍵であり、健康寿命の要諦である。毎日30分のベッド体操は、関節の不調や痛みを検知すると共に、その解決を図る方法を示唆してくれる。痛みを発する関節には、重点的に其処の血行を善くするストレッチをして、改善に取り組むのが好いと思う。原因が血行不良に因るものなら、少しづつ善くなる筈である。関節が痛みを発しない状態をもって、日常生活は先ず順調と心得たい。関節