chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
tekedon638
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2022/02/27

arrow_drop_down
  • 蜆塚遺跡の桜

    去年に続き、今年も市内有数の桜の名所に行った。縄文遺跡の桜-道々の枝折市内蜆塚遺跡公園へ、次男一家のお花見に同行した。縄文時代後期から晩期(約3〜4千年前)の集落遺跡の貝塚は、江戸時代から知られていたらしく、町名にもなっている。貝塚...gooblog桜は年によって、花着き・色付きが違うようだ。それがあるから、毎年観ないではいられないのかもしれない。蜆塚遺跡の桜

  • 坂の中途の桜

    雨と風で、今年は駄目かと思っていたが、幸い晴れ日に恵まれ、1年ぶりに会うことができた町内の桜。樹齢は5、60年ぐらいかと思う。初めて出会ったのは数年前。台地が佐鳴湖に落ちる傾斜面を、巻くように上る坂道の中途の谷側に生えていた。道を登り始めてふと目を挙げたらソメイヨシノだろうか、2、3本の桜が盛大に花を着け咲いていた。道を隔てた山側の斜面には、より樹齢の高そうなヤマザクラが1本、枝を拡げていた。まるでソメイヨシノを監督するように・・・どの樹も斜面に差し掛かる如く枝を伸ばし、花叢が坂道に覆いかぶさらんばかりだった。以来毎春、通る人も観る人も少ないこの場の桜を観に、自宅から坂を2つ登って桜に会いに来ていた。昨年中に伐られたらしく、葉と花が同時に出るヤマザクラの大樹の姿はもう観られない。坂の中途の桜

  • 邂逅

    今は亡き山友と初めて出会ったのは、南アルプス深南部の末端、竜馬ヶ岳(1501m)だった。50歳を過ぎて、たまたま北遠の山中で出会っただけの縁だっ、わたが、その後20年に亘り山行を共にした。馬が合ったのだろう。ビバークのテントや小屋では、ストーブを挟んで酒を飲み、諸々のことを語り合った。その年齢で山友を得ようとは思いもよらなかった。その人の、分け隔てのない無邪気でフランクな性格と豊かな教養が、万事に天邪鬼で気難しい私を宥和してくれたのかもしれないし、変わり者の私を面白く思ってくれたのかもしれない。相寄る魂の働きがあったのだろう。彼は私より5才ほど若かった。ある年の秋の、山の楓が色づき始める頃、私は同年ながら山登りでは先輩格に当たる知人と連れ立ち、浜松市天竜区春野町の岩岳山登山口から岩岳神社を経由し、稜線道を...邂逅

  • インナーマッスル考

    年寄りの冷や水的行為で肋骨やインナーマッスルを傷めた結果、考えさせられたことを披瀝させていただきます。私たち年寄りが日頃訴える、原因不明な体のあちこちの痛みは、よく言われる関節や骨格筋の炎症ばかりでなく、常にはその存在すら忘れている数多のインナーマッスルから発しているものもあるのではないか?という疑念が湧いている。インナーマッスルは体の深層にある不随意筋だから、何処にあるのか、自覚するのは私たち素人には難しい。自覚できるのは横隔膜ぐらいだろう。インナーマッスルは、動かそうとしても動かせない筋肉だが、主動を担う骨格筋への脳の起動命令系統の中間に在って、脳からの信号を受信し、筋肉の初動をリードする。その性質からして、骨格筋よりも神経がより細密に張り巡らされているのではないかと想像される。したがって、其処に僅か...インナーマッスル考

  • タンニン鉄

    老生は毎日ティーポットに3杯も飲むほどの紅茶好き。紅茶の出がらしがすぐ溜まる。ユーチューブの動画で、茶葉の溶液と鉄釘とを反応させタンニン鉄の水溶液をつくり、週1回薄めて花壇・プランター・鉢植えの土に撒くことを教えられた。茶葉の出がらしでもタンニンは充分含まれるから、早速実行に移した。タンニン鉄は肥料ではなく、土壌に棲息する微生物を活性化し、土壌中の腐植物質を殖やす働きがあるらしい。この腐植物質が根から吸収されると、どのような薬理作用があるのか分からないが、植物は確実に元気になる。その効果は絶大だった。葉の緑・芽の出・根張り・花着きなど、植物の生理の全てにわたって好い効果があるようだ。コーヒー、緑茶、紅茶で比較してみたが、紅茶が最も成績が良かった。鉄釘は、一寸ぐらいのものを20本ほど輪ゴムで一纏めにし、糸...タンニン鉄

  • コンポスター順調

    プランターの土の再生を兼ねたコンポストづくりが順調。過日花壇で作業していたら、通りがかりの人に「これは何ですか」と訊ねられた。ミツバチの飼育箱かと思ったらしい。攪拌しないでコンポストをつくっていると答えると、すぐ納得してくれた。暖かくなるにつれ、生ゴミの分解は速まるので、夫婦2人の食物残渣では、コンポストの材料供給が追いつかない。玄米を精米した時に出たコメヌカと砂糖を、発酵促進のため時々混ぜているので、分解がより速いのかも知れない。野菜や果物の屑が分解されたコンポストは、黒色の土嚢に容れ、太陽熱で追熟させる。全ての製造過程で、匂いは全く出ない。コンポスター順調

  • インナーマッスルに着目

    インナーマッスルは自分で触ることも動かすこともできない筋肉だという。アウターの骨格筋を動かすとき、脳の指示をインナーマッスルが受け、骨格筋に橋渡しする初動の役目を受け持っているらしい。主動筋を支え安定を図る機能も併せ持つ。インナーマッスルが初動筋、アウターマッスル(骨格筋)が主動筋という関係である。筋肉運動は、インナーとアウターがセットで働いているらしい。インナーマッスルが正常に働かないと、主動筋(骨格筋)の動きも当然正常には動かない。そうかといって、不随意筋の一種インナーマッスルを鍛錬したり強化することは難しい。インナーマッスルが惰眠を貪らないよう、覚醒させておくことが大事かと思う。脳とインナーマッスルとの連係を常に双方に知覚させておくことぐらいが、せいぜい私たちにできることだろう。具体的には、骨格筋に...インナーマッスルに着目

  • フラワーパーク2

    前回の来園時に手続きをして、1年間何回でも入場出来るパスポート会員になったので、ウォーキング日和を見逃さずフラワーパークを歩いた。ソメイヨシノの花はチラホラだが、オオシマザクラの系統を引く樹には、満開のサクラもあった。蛇紋岩地帯に自生する固有種のトサミズキ、当地では愛知県境の湖西連邦が蛇紋岩質なので、自生を見ることができる。独特の葉脈が目立つ。ボケは花も良いが実が面白い。ボケミヤマツツジ園芸植物の植栽には、プロの独特の技術やノウハウがあるらしく、寄せ植えの集合美に足が止まる。葉が花と共に出るヤマザクラ。何とも素朴で懐かしい。薄暗がりが明るくなるほどに咲き誇るミヤマツツジ。花数が少なくても、日陰の若木には、紅紫の雪洞の趣がある。黄色のスイセンは相変わらずカメラマンを惹きつけている。スイセンの園地で、多数のツ...フラワーパーク2

  • モクレンとコブシ

    モクレンの花とコブシの花は、相前後して咲く。同じモクレン科モクレン属の花で、前者は白、後者は紅紫色でシモクレン(紫モクレン)というのが標準名とされているらしい。並木にはハクモクレン、庭にはシモクレンが植えられることが多い。どちらも、萼片が3枚花弁は6枚で花びらが成り立っている。私はどちらかと言うと、コブシの方が好きだ。理由はコブシが白くて花弁が薄いから。風にヒラヒラするかどうかは、花の魅力の大きな要素である。シモクレンの花は厚手の萼片3枚と花弁6枚が重なり、その紅紫色の花色もあって、何故か江戸城大奥の上級奥女中お局様を連想させる。コブシは中級奥女中といったところか・・・大奥三千人とは、旗本八万騎と並ぶ誇張だろうが、器量好しが多かったであろうことは間違いないだろう。一堂に会せば、華麗この上ない景色だったろう...モクレンとコブシ

  • 成り行きを見守る

    何事も、自分ひとりの力量と判断で処理できるうちは、困難にはぶつかっていない。社会に出る前の、学生の時代がそれである。試験で佳い点を取る仕事が、本当は人生で最も易しかったのである。その時を過ぎ、集団・組織の一員となり、他の人々や組織との接触や関与が増え、時には自然の災禍を受けたり、戦禍に巻き込まれたり、感染症の猛威に曝されたりと、不可抗力をはじめ自分自身以外の要因が増え、影響も大きく成ってくると、物事の処理は途方もなく難しくなってくる。自分ひとりの力では片付けられなくなるのは、外部要因が絡むからである。外部要因は変幻自在で予測不可能だから、適切な対応は難しい。そのような、先の見透せない混沌とした困難な状況下にあっても、ある一瞬、問題解決の方向性が垣間見える瞬間がある。そのことから、私たちは状況が不透明な時は...成り行きを見守る

  • はままつフラワーパーク

    晴天と暖かさに誘われ、浜松市西区舘山寺町の「はままつフラワーパーク」へ行ってみた。自宅から車で30分の近さにある。この前最後に訪れたのは、15年ほども前だったろうか?この園は、1970年の開園だから、かれこれ53年もの歴史がある。それなのに、数えるほどしか訪れていない。自然の山川で遊ぶに忙しかった時代と重なるからだろう。山野跋渉は不可能と見切りをつけた70歳ごろからは、市街地歩きに転じ、それなりに楽しんでいた。市内だけでは物足らず、他の都府県の街にまで出張り始めたその矢先、行動を共にして来た無二の友人を病で失った。ひとり旅に馴れはじめたその矢先、コロナが蔓延し、公共交通機関も宿も利用できなくなった。漸くコロナも下火になった昨今、マスクの着用は本人次第との、御触れとも黙認ともつかない妙な政府の見解がメディア...はままつフラワーパーク

  • The small Gallery

    旅の途中で眼を惹いた光景を、描き留めたいと発念し、50代には胸ポケットに入る淡彩セットをいつも携行していました。絵サイズを限定したのは、①広大な景観をハガキ大の用紙に集約する面白さと②描画の集中力が30分以上は続かない自身の欠陥とを承知してのことです。早描きには強い興味がありました。魚の活き造りに通じるものがあります。佳いシーンには至る所で恵まれましたが、登山や行楽の合間に描画をこなすだけの技量が私には乏しかったため、描けた作品はごく僅かなものでした。感動が格別大きかった時には、何とか描けました。「オールド・ギャラリー」のブログ記事一覧-道々の枝折「オールド・ギャラリー」のブログ記事一覧です。好奇心の赴くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・【道々の枝折】gooblogThesmallGallery

  • サッパ好漁

    「ままかり」ことサッパの釣果が上がっているらしい。今日は5、60尾もの釣果の恵贈に与った。コハダが数尾混じっている。セグロイワシは何処へ行ってしまったのか全然釣れなくなったと、セグロイワシ狙いの友は嘆いていた。回遊魚の動きとはこのようなものだろう。当方はサッパが好きなので、いっこうに構わない。冗談抜きに「まんま(ご飯)」を借りに奔ることも厭わない。ソバーキュリアス実践中の老生、お酒を飲まなくなって7ヶ月目が過ぎた。「ままかりの酢漬け」を肴に日本酒が飲めないのは残念だが、仕方がない。私は肴に左右される呑み助だったから、この種のアテなら、3合は行けただろう。こう書いてはいても、お酒が飲みたくなっているのではない。天然の魚へのこだわりが強いのである。今の私は「ままかり」には、ご飯さえあれば充分である。あれほど長...サッパ好漁

  • 衆を恃む

    「衆寡敵せず」という言葉があって、私たちは多数の優越を確信している。少数が多数に勝てないのは、常識である。ところが、この世を優れた少数が進歩させてきた事實は、厳然と歴史に記されている。革新や改革は多数からは生まれない。卓見ある少数に始まるものである。少数派の動きは速く、多数派の動きは遅い。寡が衆に優越することは現実には意外と多い。発明も発見も、寡をもって成功して来た。衆を恃んでいたら、成功は叶わなかったろう。時代のターンテーブルを回す原動力は、常に少数が担ってきた。世の中は、衆を恃んでばかりでは良い方向に向かわない。ごく少数の、特別な人たちが良い方向に世の中を導き変え進歩させて来たと見るのが正しい歴史認識ではないか?いまだに、マンパワーに依存し、派閥議員の頭数だけ増やして政権を壟断しようとする多数派政治は...衆を恃む

  • リュウキンカ

    かつて仙台在住の人に、春の山側の郊外を案内してもらったことがあった。そこで見たカタクリ、キクザキイチゲ、リュウキンカの群落の素晴らしさは、忘れられない。乾燥地を好むカタクリ、やや日陰の湿った土地の好きなキクザキイチゲ、特に湧水の溢れる谷地を埋め尽くすリュウキンカの大群落は圧巻だった。園芸種にヒメリュウキンカという花があるが、こちらは金属的光沢があり、残念ながら光沢のないリュウキンカの魅力には及ばない。遠州にも、北に行けばカタクリやキクザキイチゲの生育地はあるが、雪の積もらないかなしさ、リュウキンカだけは生育していないようだ。リュウキンカ

  • パレートの法則

    パレートの法則(8:2の原則)というものがある。全体の数値の8割は、全体を構成する要素のうちの2割の要素が生み出しているという経験則である。一般にこの法則が認められる社会現象は数多く観察されるが、観察結果から生まれた経験則であって、何にでも適用できる科学的原理・法則ではない。この法則は、19世紀イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが、2割の高額所得者が社会全体の約8割の所得を占めているという社会現象を観察して発見したらしい。全生産物の2割が売上高の8割を占め、残る8割の生産物が売上高の2割に過ぎないというのが、観察例としてよく知られている。ここからABC分析と呼ばれるパレート分析の手法よく使われるようになった。人の能力について考える時、人間の本質を見抜く能力を生得で具えている人の割合は、経験的に見て全...パレートの法則

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、tekedon638さんをフォローしませんか?

ハンドル名
tekedon638さん
ブログタイトル
道々の枝折
フォロー
道々の枝折

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用