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2022/02/27

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  • ワクチン

    凡ゆる感染性疾患を未然に防ぐ万能ワクチンというものはあり得ない。感染症ごとにワクチンがあり、予防のためそれを接種する。それは現代の正しい医療である。だがウイルスは変異する。ワクチンの種類は増える一方だろう。病気の数に応じて罹患を防ぐためのワクチン接種を受けていれば、異種のワクチンを多重に接種することが当たり前になる。これは果たして人体にとって良いことなのか悪いことなのか、どうも専門家はハッキリ言ってくれない。ワクチンの開発は効果が第一で、多重接種に関する研究は後回しになるのが普通だ。同じワクチンを3年で3回以上接種する累積投与となると、このコロナが初めてのことかと思う。過去に例がないから研究はこれからだろう。コロナワクチンで私たちが初めてその名を聞き実際に接種したmRNAワクチンは、2回の接種で所期の性能を発揮...ワクチン

  • NHKへの信頼

    「大河ドラマ」の視聴率は、視聴者=国民のNHKへの信頼度と連動しているのものだろうか?NHKはこの10年ほど、政権忖度の報道姿勢に偏り、日本の報道分野において視聴者から得ていた絶大な信用を失ったばかりか、毎年恒例の国民的歴史劇「大河ドラマ」においてさえ、視聴率の低迷が続いている。政治がメディアの報道に対してあからさまに注文を付けるようになった頃から、この現象は顕著になってきた。「大河ドラマ」が、茶の間のエンターテインメントの王座を降りたことは、NHKも認めざるを得ないだろう。「大河ドラマ」という、日本のある時代の歴史の骨子に、現代人に共感を呼ぶ色付け肉付けを施して毎週放映し、1年間で完結するドラマそのものが、視聴者に飽きられつつあるのだろう。歴史再編ドラマは漫画やアニメの方が内容豊かでインパクトがあり、若者はそ...NHKへの信頼

  • 逸れ鳥

    窓から直線距離にして約100mほど南の、比高約30mの台地の高みに、高圧送電鉄塔が立っている。その鉄塔敷の周りは、こんもりとした森になっていて、小鳥たちの住処があるらしく、毎朝のさまざまな小鳥の声は、其処から聞こえてくる。森の外周は人家が取り巻いているから、その辺りの住宅はさぞ賑やかなことだろう。この季節、朝起きて窓を開けると、ウグイスの悠長な鳴き声が聞こえて来る。この鳥の鳴き声は「ホーホケキョウのほか、5つぐらいのパターンがあるようだが、スイカズラが咲くようになったのに、まだ「ホーホケキョウ」と鳴いてメスを呼んでいる。ウグイスの生態に無知なお節介老人は心配になる。「未だメスが見つからないのか?」「何をモタモタしている?」「もっと頑張れ!」と、ひと?ごとながら、気を揉んでしまう。ツバメなどは、もう雛を孵している...逸れ鳥

  • あの女性(ひと)は今

    男性と言うものは、こと異性に関しては、洵にお目出度く出来ていているものらしい。まあそれでなければ、恋愛も結婚も成立しないのかもしれない。男性は一般に、かつて愛した女性のことを、いつまでも心配する弊習が概ね50歳あたりまで遺るものらしい。そこそこ成功したという自負のある人々に多く見受けられる。それをその女性に知って欲しいのかもしれない。洵に未練がましいというか潔くないというか・・・「あの女性(ひと)は今どうしているだろう?」どうともしていない。同じように齢をとって、孫に恵まれ楽しく元気に暮らしている。人は皆同じように生きて年を取り、人並みの幸福を得るものである。数奇な人生など、滅多にあるものではない。その人や自分だけが特別ということは確率的に殆どない。統計的な発想のできない人間というものは、想像に振り回されるから...あの女性(ひと)は今

  • 何処かで何かに感染

    夜中に強烈な喉の痛みを感じて目が醒めた。前夜の入浴の際、いつもと違って妙に足が火照っておかしいと思ったが、ウイルス感染だったらしい。家の外ではマスクを着けていたのだが・・・朝起きても喉の痛みは退いていなかった。いつもの喉の痛みとは程度が違う。ミントの葉っぱを摘んで生ミントティーでうがいをした。熱を計ると36.9度。朝食を食べて横になる。この日の夕方は仲間内の食事会が控えていた。会に出席してビールと日本酒を飲んだが、これがいけなかった。翌朝喉の痛みは一段と強くなり、無闇にくしゃみが出始めた。水分はもっぱらミントティー。うがいすると喉が楽になる。体が熱っぽいので計ると37.4度。マズイ!!もしや??だが嗅覚や味覚に異常は出ていない。翌朝の体調は変わらないが、両腕に筋肉痛が出始めた。昨日医院に行き検査を受けるべきだっ...何処かで何かに感染

  • 関節の自在性を保つ

    近頃では、サルコペニアとかフレイルを防ぐために、筋トレの必要性が常識になりつつあります。また筋肉の衰えは、糖尿病など老化に伴う内科疾患との関連性が高いことが知られて来ました。かく言う老生も、日頃筋トレとストレッチを欠かさないのですが、最も大切な基本的なことを忘れていました。それは、肩腰の関節の可動性と自在性への配慮です。顧みるに、その面への動作が等閑になっていました。本末転倒というものです。私や御同輩の方々にとって、筋トレの効果を高めるため何よりも先に必要な準備は、手足の要、肩関節と股関節の可動域を拡げ、自在性を保つことであるように思います。つまり、長年の仕事や生活でガチガチに固まった肩関節と股関節を、徐々に弛め、本来関節がもっている自在性(柔軟性)を復活させなければなりません。これはトレーニングの中で、最も困...関節の自在性を保つ

  • 範頼の見た景色

    NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も18回を数え、物語はこれから佳境に入ろうというところだろう。同ドラマの登場人物のひとり、頼朝の異母弟源範頼は、遠江国の〈蒲御厨(かばのみくりや)(現浜松市東区大蒲町を中心とする地域)〉で生まれた。それにより、元服前は蒲冠者(かばのかじゃ)、元服後は蒲殿と呼ばれていた。父義朝の死後、後白川院に仕える公家〈藤原範季〉の養育を受ける身になった範頼は、伊勢神宮とも関係深い遠江蒲神明宮の神職でもある豪族蒲氏の庇護の下、頼朝や義経よりも、恵まれた環境で成人した。範頼の別邸が風光明媚な佐鳴湖畔(現浜松市中区)に在ったことは、以前「源範頼の別邸跡」でご案内した。範頼が見た当時も、佐鳴湖の風光は、このようであったかも知れない。源義仲と平家を追討する遠征では、頼朝の代官を務め、追討軍の総大将とし...範頼の見た景色

  • お田鶴の方

    浜松城の古城とも言える引馬城(曳馬城)の城主飯尾氏には、家康によって攻略された際の逸話が遺っている。4代目城主〈飯尾豊前守連龍(乗竜とも)〉は、今川義元亡き後の今川領遠江の防備を能く務め、徳川・織田の攻撃や調略を防いでいたが、今川氏真に家康への内通を疑われ、駿府城内で謀殺された。家康は5代目城主となった連龍(乗竜)の内室〈お田鶴の方〉に、徳川家への服属を勧めたが、お田鶴の方と家臣団は徳川に降ることを潔しとせず、城を死守して主従共々討死した。夫の無実を証明するには、それしかなかったのだろう。家康は、妻同様今川氏の血を引くお田鶴の方を討ちたくはなかったと思う。家康の正室〈築山御前〉は、母親同士が義姉妹だったお田鶴の方を憐れみ、城跡に塚を立て、椿100本を植えて慰霊したという。現在、跡地に〈椿姫観音〉が祀られている。...お田鶴の方

  • 天然の半要害

    永禄11年(1568年)、岡崎に在った徳川家康は遠州に侵攻し、今川方の〈飯尾氏〉4代の居城〈引間城〉を攻め落とした。そして直ちに、その城地の拡張に着手、三方原台地末端の谷戸地形を活かして城郭を築造した。城が完成し家康が浜松に移ったのは、元亀元年(1570年)の頃といわれている。今川義元亡き後、駿河・遠江に食指を伸ばす甲斐武田氏と直接対峙しなければならなくなった家康にとって、浜松城の築城は、緊急の課題だった。当初の浜松城は、後の江戸期につくられたり改修された城郭イメージとはかけ離れた、空堀・土塁・柵門・望楼を備えるのみの、陣城に近い城砦だった。もちろん石垣(現存の石垣は、豊臣時代のものという)も天守も無い。大手門は城地の南東、東海道に面し、搦手門は西北、台地を南北に走る〈金指道〉と浜名湖に向かう〈庄内道〉の分岐点...天然の半要害

  • 足かけ3年

    コロナ禍前に、巣から落ちたスズメのきょうだい2羽を育て上げ、放鳥したことがある。以来、このきょうだいと思しき2羽は、時々餌台に姿を見せてくれ、早くも2年が過ぎた。自主的に外出を減らしている老夫婦には、嬉しい来訪である。同じ個体であるかどうか、本当に他のスズメと識別できるのかとのお疑いはごもっともだが、それがひと目で、それとわかるのである(^_^)この2羽だけが、何の警戒心も躊躇もなく餌台に飛び込むのが、他のスズメたちと際立って異なる習性である。放鳥後の数週間、自然の餌が採れるまで、専らこの餌台へ来て食餌していた期間に身についた習性と思いたい。羽毛も疎らな、赤肌状態のきょうだい雛が、成鳥になって翔び立ったときの感動を想起すると、餌台に来ているスズメが、実際は手をかけた個体であろうとなかろうと、今はどうでも好い。享...足かけ3年

  • ヒステリーについて

    愧しながら、この頃ようやくヒステリーというものが理解できるようになった。専門的なことは知らないが、ヒステリーというものには、大雑把に分けて二つの態様があるようだ・・・ひとつは広く世に知られている自己顕示本能・自己顕示性格によって発動されるヒステリー。このヒステリーは、思考回路をバイパスしていきなり自己が剥き出しになる状態である。一言でいうとこのタイプの人には、遠慮というものが感じられない。刺激が加わると、自動的に思考の過程抜きに自我が発現してしまうようだ。当人にはコントロール出来ない。学問的にはこちらの研究が早く、従来はヒステリーというとこちらの説明が主流だった。もうひとつは、恐怖とか喪失とか、突発的な極限事態に遭遇し、思考不能に陥った結果発現するヒステリーである。これは女性や若年者に多く見られるが、成人の男性...ヒステリーについて

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