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  • 鎮守様にも山野草が芽吹きました

    鎮守様の裏に草原があるので覗きに行って見ると、カタクリが咲き始めているのを発見。斜面を下りると草に隠れるほどの小さなミチノクエンゴサクも咲き、イチゲは群生も始めていました。3月31日ミチノクエンゴサクカタクリ周りにあるグランドカバーの緑はシャク(ヤマニンジン)です。キクザキイチゲも濃淡のブルーがきれいです。スミレショウジョウバカマ鎮守様の裏から周って階段下に出たので、ついでに土手に咲く山野草もチェッ...

  • 少雪だった2023年の山野草・3月後半

    豪雪地魚沼にしては2023年の降雪は少なく済み、全国的に季節めぐりが前倒し。1月前半の豪雪がウソのように、2月以降の降雪は少なく晴天が多かったようです。そして3月の三寒四温も圧倒的に暖かく、例年以上に早い雪消えとなっています。それでも山野草にとっては体内時計が働くのか、雪が消えても芽吹いて来るまでに時間をかけてるように感じますが、ようやく田畑脇にヒメオドリコソウやツクシ、ハコベと春を告げる1番草が出そろい...

  • 今年最初の野草はキクバオウレン

    2023年は昨年末からの大雪に始まり、1月が豪雪ピークだったようで、1月後半から2月の雪は降っては消えるを繰り返し予想とは反対に少雪の年となりました。田んぼの土手でも早くから雪が消え始めましたが、その割には野草の開花は例年待ちと言う感じで改めて自然界の体内時計には驚かされます。そして先週からいつ開化を始めるかと見守ってきたお隣石垣上のキクバオウレン。木々の冬囲いの根元に咲くので雪消えは早かったのですが、...

  • クサギ

    猛暑の夏がようやく終わり、稲刈りもほぼ終わりを迎える近隣散歩で、少し離れた杉林の縁に赤い実をつけた木を見つけ「なんだろう?」と近づいて確認したのですが、初めて見る樹木。まるでツクバネの様な実は、鮮やかな藍色で縁のガクはまるで花びらのよう。検索してみると夏に白い花を咲かせるクサギと言う名に出合いました。シソ科(クマツヅラ科)クサギ属 花期 7~8月落葉小高木 北海道~沖縄の日当たりの良い山野の林縁など...

  • ハナタデ

    タデも幾種類か見られ迷っていたのですが、より小さく白ぽい花で、葉幅があるタデがハナタデだろうと行きつきました。タデ科 イヌタデ属 1年草 別名ヤブタデ日本全土の山野の林内や林縁等のやや湿った所に多い。高さ30~60㎝。葉は互生で卵形~長卵形、先は急に細くなり尖る。花期は8~10月で紅色∼淡紅色の小さな花をつける。10月3日撮影まだ咲き始めたばかりは白い花に見えます...

  • ママコノシリヌグイとウナギツカミ

    ママコノシリヌグイ タデ科 イヌタデ属 1年草ミゾソバによく似た花ですが、よく見ると葉の形が違いイシミカワに似た形をしています。植物観察会でミゾソバとの違いを教えてもらうまでは気づいていませんでしたが、葉の裏や茎に逆棘があり触ると痛いと教えられ気づきました。その棘に由来した名前が「継子の尻拭い」であり虐待を物語っていて印象に残りました。ママコノシリヌグイ痛そうな棘がよくわかりますが、怖い名前ですね・...

  • 8月中頃の野草

    お盆休みが明けてから夕立雨が多く、急に猛暑が収まりつつあります。まだ残暑はあるでしょうから、農道散策はもう少し頻度は少ないと思うので、8月17日の植物観察を載せておきます。猛暑でもぐんぐん成長を続けている木陰のツル植物は、小木や背丈の高い草に絡みついてどんどん成長を広げています。特にヤマノイモとオニドコロは花の時期でもあり、お互いに絡みあったりしてツルを伸ばしています。8月17日撮影ヤマノイモオニドコロ...

  • ヤブガラシ2

    今年初めて名前を知ったヤブガラシ(藪枯らし)ですが、10日ほどしての散策では至る所でその姿を見つけ背丈の大きなものにも出会いました。藪を枯らすほどの繁殖力と言われる通りだと納得しますが、それにしても夏の猛暑で元気が良いのはツル植物が圧倒的ですね。緑とオレンジとピンクの粒々の花との解説ページを見つけた時には、ピンク色がなかったのですが、今回は成長し、見事に3色入り混ざっているのを確認出来ました。8月17日...

  • クサネム

    マメ科・クサネム属 花期7~10月日本全土の水田や川岸などの湿地に生える。ネムノキに似た葉の形からついた名前だそうで、淡黄色のマメ科の花が目を引いて撮ってきました。過去にも目にしていたと思いますが、雑草と一括りにして特に調べませんでしたが、ちょうど花が咲いていて検索ワードがあり名前を認識できました。クサネム検索だと除草対策が多く表示され、やはり雑草ですね・・8月17日 撮影...

  • ヤブツルアズキ

    マメ科 ササゲ属 ツル性1年草花色 黄色 花期 8~10月 里暮らしの散歩道で初めて見た野生のヤブツルアズキは、黄色くかわいらしい花ですが、投稿していなかったので改めて載せておきます8月17日 撮影...

  • 2022年8月前半の野草

    記録破りの猛暑日が続きますが夕立も多く草花はぐんぐん成長、お盆前の草刈りで残された農道脇の野草たちです。8月8日 撮影お馴染みのヤマノイモとオニドコロの花の違いも比べられます今年は野生のヤマユリを見かけなかったのですが、ようやく1輪見つけました。ヒヨドリバナも数が少なく感じるのは刈られたからなのかもツルボタンは一斉に開花を始めたところ先日載せたニガクサの花が散り種が沢山ついていてキンミズヒキも次々開...

  • ヤブガラシ

    ブドウ科・ヤブガラシ属 花期6~9月・花色(緑・オレンジ・ピンク)別名:貧乏蔓(ビンボウカズラ)とも呼ばれるそうですが、名前のヤブガラシは藪枯らしと言う意味で、抜いても切っても地下茎を完全に駆除できず、あっという間に繁殖する事からついた名前とか。私自身は昨年初めて見つけ「ツル植物・夏」で検索して名前に辿り着きましたが、雑草としては一般的なものらしい。花の説明も難しかしい粒状の集合体にしか見えないし、...

  • ヘクソカズラ

    アカネ科・ヘクソカズラ属 花期7・8・9月のツル植物日当たりの良い道端や草地に普通に見られるツル性多年草ですが、全体に独特なにおいがありヘクソカズラなどと残念な和前で呼ばれています。あえて匂いをかがなければ、辺りが匂う事もなくかわいらしい花ですし、夏に彩りを添えてくれます。2022年8月8日 撮影...

  • ケヤブハギ

    マメ科ヌスビトハギ属 花期8・9月猛暑の木陰を歩いていると銀山平で見慣れていたヌスビトハギに似た花を見つけました。でもこちらの方が花が多く違うので「ヌスビトハギに似た花」で検索し、ヤブハギと言うのを見つけ、更に花をアップで見ると茎が毛ば立っていてケヤブハギに辿り着けました。8月8日 撮影...

  • ニガクサとイヌゴマ

    ニガクサ シソ科 花期7~9月山野の草地や林縁のやや湿った場所で見られる高さ30~70㎝の多年草。対生する単葉は長さ5~10cm、葉幅2~4.5㎝でノコギリ葉がある。少し前に似た花を見かけていたので、チェックを入れると葉の幅が違いニガクサだと判別しました。8月3日そして以前見た花はイヌゴマ シソ科 花期7~9月湿地や湿り気のある草地、用水路脇などで見られる高さ30~70㎝になる多年草。十字対生する単葉で幅0.5~2.5㎝の細長...

  • タケニグサ

    タケニグサ ケシ科 有毒植物有毒で殺虫剤として用いられたこともあるそうですが、日当たりの良い荒れ地など痩せた土地に多く生える1~2mの多年草。国道沿いにも背丈が高いので抜きんでる姿を目にしますが、雑草の様相ながら海外では園芸種もあるそうです。7月初めに蕾を見つけ、特徴的な切れ込みの大きな葉に「どんな花が咲くのだろう?」と期待したのですが、地味な白い蕾から穂綿が広がり、茶色に変色する姿は期待した花ら...

  • 2022年7月後半のまとめ

    里山麓の山野草7月後半をまとめてみると7月21日 ヤマノイモ7月18日ノブドウ7月21日 クサアジサイやネムノキは花期が結構長く花盛りネムノキ川沿い近くのマタタビは虫こぶのあるマタタビで、生薬の木天蓼はこの虫こぶマタタビの事。7月25日黄色い花は、キク科・エゾコウゾリナ属のブタナ7月27日ケナシヤブテマリ河川敷ではクズのツルが伸び放題・・ミズヒキ...

  • 少し間が空いた散歩道では

    記録的に早い梅雨明けでしたが、その後も強い夕立が続き戻り梅雨の声も・・少しコースを変えて歩かないでいると、ぐっと成長を続けている植物ですが、今年の晴天と雨の交互が合うのかネムノキは当たり年のように、たくさんの花を咲かせ続けてくれます。7月15日 ネムノキオニドコロリョウブも蕾が付き始めケンポナシは花が散り実に変わっていました。農道は草刈が進みましたが、幾つかの野草は残してもらえオオミゾホオズキマタタ...

  • ハスの花 2022年(2)

    前回ハスの花を見に行ってから4日しかたっていませんが、雨と晴天の繰り返しに成長を期待。晴れると気温も急上昇するので朝のうちの散策で、ちょうど花盛りに出会えました。7月13日 9:00~中々ハスを植えている方と出会う事がないので聞きそびれていますが、こちらは国道からも見えず私のように自然散策で歩き回るでもなければ人知れぬ場所・・国道沿いから見える休耕田のハスも随分見かけますが、たぶんレンコンではなく花用のハ...

  • オモダカ

    里の休耕田でハスの花が植えられているのに気づき、毎年楽しみにしています。そろそろ花が咲き始める頃ではと今朝6時半ごろ向かってみると、まだ蕾がほとんどですが所々に花が咲いていてこれから一気に盛りへ向かいそうです。ハスの開花を捜して畔を周りながら写真を撮っていると、1ヵ所だけ白い小さな花が咲き始めているのに気づきました。昨年までは気づかなかったのですが、まさに出会いのチャンスだったようでその葉型に特徴が...

  • ハスの花 2022年(1)

    今年も休耕田でのハスの花の季節が始まる頃と、様子見に行くとちょうど早い花が開き始めた所7月9日 撮影と探せば開いてる花を見つけられますが、大半はまだ蕾です。次回は咲き誇る頃に来ようと思いますが、草刈りが進んだ畔縁の土手ではドクダミの花が盛りを越えて、散り始めていました。マタタビは花期を迎えて蕾も増えてきました。...

  • ネムノキ 2022

    豪雪だった2022年は植物の季節感に少しづれを感じていましたが、6月には早くも季節が先へ進んだように夏日が増え、空梅雨に近い状態で梅雨明けとなっています。7月には猛暑が続き、数日前にネムノキに花が咲き始めたと思ったら、数日後には次々開花し花盛りへまっしぐら。国道沿いのあちこちにネムノキが薄桃色に色付いているのを目にします。マメ科 ネムノキ属本州~沖縄の川岸や原野に多く、10mくらいの高さになる大木ですが、...

  • マタタビは実が付き始めて

    猛暑が続きますが、夕立のお陰で午前中は涼しい風があり、ついつい昼前ならばと散策に出てしまいますが、屋内とは違い日が当たるとじりじりと暑さを感じます。仕方ないので木陰のある林道沿いや、川岸を軽く歩いて自然観察するのですが、木陰に入れば気持ちよい風に吹かれて結局1時間も歩いてしまい疲れます・・・7月6日先日から花が咲き始めていたマタタビですが、早いところから実が付き始め今回の実は丸い虫こぶの様で、滋養強...

  • ケンポナシ

    急に暑い日が続き早朝散歩に出たのですが、6時過ぎでは既に太陽が強く当たり木陰を求めて川沿いを歩くことに。高低差があり農道からは見下ろす佐梨川ですが、斜面に生える大木の上部が間近に見えて観察するにはうってつけ、今まで認識していなかった白い花が咲いた大木を発見したので、特徴が分かるように花や葉の様子を撮ってきました。クロウメモドキ科 落葉高木北海道~九州一部まで自生する幸い特徴ある葉で鋸葉も深く、樹木...

  • マタタビの花も咲いて

    いきなりの猛暑続きであっという間に梅雨が明け、最短期間の梅雨となりました。こんな気候変動が頻繁に起きると、台風や豪雨が心配になりますが、その前に猛暑が立ちはだかっていますので、まずは熱中症にはくれぐれもお気を付けください。という事で今日は散歩に出ないつもりだったのですが、10時過ぎても涼しい風が入って来るので短時間ならばと散歩に出る事に。川辺に行くと対岸の林が目に入り、先日見たフタリシズカを確認して...

  • この日の発見は、サルナシとブタナ

    既に空梅雨が感じられ6月だというのに猛暑続き、このまま早い梅雨明けを迎えそうです。暑い日差しに散歩コースが難しくなり、この日は風があるからと出たものの、生温か会い風に疲労感を覚え、熱中症への考慮が必要だと再認識しました。少し曇天だったのですが、それでも帰路では山陰を歩いていると、いきなり目線に白い花を発見!サルナシ(コクワ)の花でした!同じ仲間のマタタビもそろそろ花が咲く頃ですが畔に咲いていた黄色...

  • 梅雨ならではの草木の成長に

    遅れた梅雨入りですが本降りが少なく、散歩に出ると一気に草花が成長しています。遠くから見ても白い花が目立ち、山栗は豊作になりそうな気配6月26日道傍から咲き始めていたドクダミが木陰でも一斉に咲き始め斜面の草むらでは(ウルイ)オオバギボウシが花盛り以前から実をつけていたエンレイソウですが、更に大きく成長し目を引きます。そしてヤマノイモ科のオニドコロのツルも新芽がぐんぐん伸びて大きな葉に成長中。ヤマノイモ...

  • 急に暑くなり、木陰の散歩道へ

    豪雪から始まった今年の季節めぐりは少しづつ遅れていたのに、梅雨入りが遅れたなかでの急な夏日に。少しでも木陰を求めて、農道や林道の茂みを求めて歩いてみると、急に伸びた草の合間に見落としがちな道草の花が咲き広がっていました。お馴染みの野花も似たものが多く、正確に名前を調べるとも迷いも生じます。6月22日 コシジシモツケソウの花は数を増し足元にさく極小の黄色い花はキツネノボタンだと気づけました。湿地帯には...

  • 川沿いルートは、季節めぐりも少し進行

    梅雨入りしても多きく変わることなく、夜の雨が上がると曇天に。ただ時々雨が降る傘持参の散歩なので、足元が乾きやすいアスファルトの農道ルート。あまり行くことのなかった宇津野集落内の周遊は川沿いで、植物の開花も少し早くクワイチゴは黒く完熟へ。6月20日 ノアザミクワイチゴ桐の木にもたわわな実が今回は休田に咲くハスのチェックにも立ち寄りましたが、まだ葉が大きくなり始めたばかりこちらの藪にはオオダイコンソウが...

  • 暑い日は木陰を求めて農林道コースへ

    大分蒸し暑くなってきたので、薄晴れ程度でも散歩コースを色々変えて涼しいコースを模索中。久し振りにケンポセンター裏に続く沢沿い林道に進んでみると、車道は除雪されたものの沢にはまだ残雪が見られました。こちらの木陰は蝶に出会えるポイントでもあるので様子見でしたが、期待通りに姿を確認できました。6月17日 山林ならではのミズキ6月19日はいつものモチ沢から農道コースへ、前回は蕾だったコシジシモツケが花開き始め、...

  • 遅ればせながらも初夏の草花が一斉開化

    豪雪だった影響か梅雨入りも少し遅れたものの蒸し暑さが増してきました。散歩道の農道でもようやく季節の進行が見られ、遅ればせながら道草がにぎわいだしてきました。目につく黄色い花もよく見れば各種あり、名前確認の機会でもあります。6月13日 詳細までは調べられませんでしたが、カラシ菜ハハコグサ大木に絡みつくツルウメモドキの花も確認6月15日の農道ではノアザミやナワシロイチゴも咲き始め道端では黄色い花のハナニガナ...

  • 雨の合間の散歩道から

    関東甲信まで一気に梅雨明けした2022年ですが、天気予報では北陸に区分けされる新潟県は微妙に梅雨入り前。それでも雨天が増えつつあり、一度夏日を経験しているだけに季節が行ったり来たりしている違和感を感じます。幸い雨も降ったり上がったりを繰り返すので、雨の合間を縫っての散歩に出ますが、途中で降られて傘のお世話に・・6月8日の散歩でノアザミの開花を確認しました藪に白く光る葉はマタタビの葉で、これから白く色変わ...

  • 少しづつ入れ替わる草花と成長

    6月に入ってお馴染みの野草がほとんどですが、日々成長中6月1日 家の周りではイワニガナが領域を広げシャガも群生石垣のユキノシタも次々開花グランドカバーのようなツルマンネングサが黄色い花を咲かせ散歩道ではタニウツギが咲き誇り始め湿地帯の足元に広がるムラサキスギゴケを見ましたが、うっかりトキワソウと間違える所でした。コウゾリナ田んぼ脇の木陰にはアオミズも花が付き、エンレイソウは黒い大きな種をつけていまし...

  • 里山麓の木々も花盛り

    最近の5月は早くも夏日の日があり季節が行ったり来たり、梅雨入り前の山野草巡りが少なかったのですが、草丈の短い杉林に一歩入るとそれなりに咲いていた事に気づけます。少し目線を上げると木々も花を咲かせていて、ホウの白い蕾、薄紫の霧の花、釣り下がるキブシの花、そしてコシアブラの芽もいつの間にか成長してきました。5月22日クワイチゴ 5月22日杉林の中ではアオキの花が密かに咲いていて足元にはチゴユリも咲き広がって...

  • シャガ

    シャガは アヤメ科 中国原産の帰化植物本州~九州に分布し、山地の湿った林下や斜面に分布する草丈50~60㎝ 花期 4~5月 薄い青紫を帯びた白い花をつけ常緑で冬を越す銀山平では木陰に咲くヒメシャガを認知していましたが、里ではもっと大きなシャガが咲いています。ネットで調べてみるとシャガとは似ているものの花色も咲く環境も似て非なるものヒメシャガはアヤメ科の日本固有種北海道~九州に分布し、山地のやや乾いた林下...

  • 里山麓の山野草も残雪が消え、数を増してきました

    5月に入り里の散歩道からは残雪が消え、新たな山野草に移ってきました。先日歩いていると、自宅の草刈りをしていた息子さんから声をかけられ「この花は何ですかね?」と聞かれ、見ると抜かれた一塊のヒメフウロ「ヒメフウロですよ」と答えると「これ抜いてまずかったですかね?」と聞かれ「近所の石垣などに植えられているのをよく見かけるけれど、家の人に聞いた方が良いかも。昔から植えられている山野草は薬草効果があるものも...

  • ムラサキケマン

    ケシ科 キケマン属(越年草)の有毒植物北海道~九州、沖縄まで広く分布4月~6月に紫色の花を咲かせ群生する。参照頁日当たりの良いやや湿った場所に生えるそうですが、里の草むらで初めて見た野草です。2022年 5月17日...

  • オキナグサ2

    キンポウゲ科オキナグサ属本州~九州に分布する多年草で赤紫色の花を4~5月に咲かせる。花後に綿毛をつけ結実しますが、その綿毛が翁の髭に見える事からオキナグサの名が付いたとか。学名 Pulsatilla cernua のcernuaには「頭を下げる」の意味があるとかで、うつむきがちに開花する姿を現しているそうです。以前は田畑の畦道に普通に見られる野草だったそうですが、環境変化で自生群落が減り「絶滅危惧種」に指定されるエリアも現...

  • GW後半は晴天に恵まれ

    GW後半は晴天に恵まれ、芽吹いたばかりの山野草が一気に成長、山菜の収穫期が順繰り始まりました。ミツバアケビの花に見えるのは萼片で、小さな粒状の固まりが花なのはご存じでしょうか?夕陽に照らされてくすんだアズキ色もきれいに輝いて見えました。5月3日 ミツバアケビの花アケビが巻き付いていたのは近くのケナシヤブテマリ木陰の湿地では葉ワサビが成長をはじめ、さっそく湯通しをして食べると間違いなくワサビの風味!いま...

  • 農道の雪融けは一気に進み

    急に雪融けが進んだGW、前半は夜の雨と曇天が続きましたが、その雨の後押しもあったのか沢沿いの残雪も一気に消えて行き、早春の山野草を再び目にするエリアが広がりました。人家の石垣に葉が茂っていたヒメフウロも花が咲いて愛らしい2022年4月30日 農道脇には新たに早春の山野草が見られ、ヤマウドも芽吹き始めていました。5月1日 ショウジョウバカマミチノクエンゴサクヤマウド川辺のオオカメノキ...

  • ヤブタビラコ

    ニガナに似た黄色いキク科の花は名前を確定するのにいつも迷うのですが、里の道草として見かけた花は葉の形が大きく違うことからヤブタビラコに行きつきました。銀山平だけでなく里へと範囲が広がるとキク科の花も種類が増える為カテゴリは新たに「キク科:花期・・月」の区分けに変更していこうと思います。まずは4~5月のキク科の花として越年草北海道~九州の林縁や田の畔などに見られる、高さ20~40㎝で舌状花が15~20個で根生...

  • 一気に雪融けが進んで

    豪雪だった2022年の残雪も4月半ばには消え始め、日当たりの悪い沢沿いも少しずつ山野草の芽吹きが始まりました。全国的に夏日を迎えた4月25日に自宅裏沢の様子を見に行ってみましたが、わずかに沢沿いの土が見えるだけでまだ固い残雪が敷き詰めていて危険、来週以降を待った方が良さそうで早々にUターンし、下集落への農道へ向かいました。5月25日裏の沢沿いにはホクリクネコノメソウとアズマシロガネソウ農道コースではコゴメが芽...

  • ミズタビラコ

    本州~九州の山地の谷や水辺の湿った所に生え、草丈10~40㎝の多年草。ワスレナグサに似たキュウリグサと同じ、ムラサキ科・キュウリグサ属で淡青紫の可愛い花を5~6月に咲かせますが、大きくなると色が飛んで白い花にも見えます。2021年6月9日2020年5月31日...

  • 鎮守様の土手下は一足早く山野草が

    4月に入ると晴天が続き気温は急上昇、豪雪の年として残雪はまだ残りますが日増しに雪解けが進んでいます。2021年までの山野草の更新を続きていたのですが、冬の間に終わる予定がまだ続いています。山野草の開花期参考になるよう、投稿日を過去日にしていますので、今後も過去日への割り込みがありますが、ライブ投稿も合わせて続ける事にします。という事で、昨日は近所の鎮守様裏土手のチェック。正面はまだ残雪があるのですが、...

  • ウシハコベ

    ナデシコ科 ウシハコベ属の多年草で花期は1~12月と年間を通して咲きますが、4~6月が多いそうです。春の七草のハコベはコハコベですが同じく食べられるそうで、違いを探すのに迷いましたが、茎が暗紫色で花柱の数が多い事からウシハコベに辿り着きました。銀山平で見たのはサワハコベでしたが、里ではウシハコベの他ナンバンハコベを見かけています。2020年6月2日2021年5月24日...

  • アザミ

    銀山平では数種類のアザミの見分け方が分からず、アザミとして一括りにしてきましたがリタイア後に自然観察に参加して少しずつ教えてもらっていますが、それでもすぐに理解できないのは普通に知られているアザミで纏められるからかも知れません。近隣散歩で見かけるアザミは飾り花として使えそうな愛らし色合いで、ノアザミと言われるようですし、雪深い銀山平より早く咲くので環境も大きくかかわりますね。2020年5月31日そして銀...

  • タチアザミ

    銀山平でも数種類見られたアザミは名前の特定が難しかったのですが、特に認識していたタチアザミは地元ではキタロウアザミと呼び新芽を刈ってみそ汁にしたり、柔らかな茎を刈り取って塩漬けにし保存食として利用してきました。特に銀山平ではこのキタロウアザミが湿原に群生していましたが、里では群生地を見かけません。2021年6月21日 里でも沢沿いで見かけました2018年銀山平にて5月11日新芽(みそ汁や天ぷらで食べます)2022年...

  • トコロ・ヤマノイモ科

    ツル性多年草のヤマノイモ科にはトコロと呼ばれる種類が複数ありますが、自宅付近では根元を掘って茹でて食しますが、とても苦いのにお年寄り世代には季節感のある収穫物のようです。自宅付近で見られたのはオニドコロのようです。2020年7月2021年家の裏山にトコロのツルが大きく固まって紅葉していましたが、葉の形からウチワトコロでしょうか?銀山平で多く見られたのはウチワドコロかと思うのですが、各種混ざっているのかも知...

  • ヤマノイモ

    銀山平で見かけたヤマノイモ科はトコロが多かったのですが、自宅周辺では里山麓の斜面にたくさんヤマノイモの葉が見られようやく各種の違いを観察できました。トコロの見分け方がよくわからず、ウチワドコロ、カエデトコロ、オニドコロの葉型で見分けようと思うのですが、混在していることもあり頭も混乱?その中ではヤマノイモの葉幅が狭いので一つの目安にしています。ヤマノイモは雌花は下垂し、雄花は上に直立するのですが、特...

  • 2020年5月31日に出合った山野草

    標高800mほどの銀山平で見られる山野草の記録から始まった山野草blogですが、仕事リタイアを機に標高200mほどの自宅周辺へ観察場所が移動し、増えた植物種類もありますが、重複する植物も多いので、これからは散歩で見かけた日付で季節ごとの分類更新へ変えていこうかと思います。里山麓の散歩ルートは農道や林道、沢沿いと山野草が多くみられる環境で楽しめます。2020年5月31日ハハコグサハナニガナミズタビラコノアザミナワシロ...

  • タイリンヤマハッカ

    シソ科のハッカ類は多く見られますが、ずっと葉っぱの特徴で覚えてきたカメバヒキオコシは太平洋側で見られるものであり、新潟県や日本海側の種は花が大きくタイリンヤマハッカとして分けられている事を知りました。という事で過去録はカメバヒキオコシとして載せてきましたが、以後タイリンヤマハッカとして載せていきます。2021年9月16日 銀山平2020年10月3日自宅周辺の野原に見かける花は確かに大きく、タイリンヤマハッカの名...

  • ツバキ

    銀山平では見かけなかったツバキですが、里山では藪の中に咲くツバキをよく見かけます。太平洋側に主に咲くヤブツバキと日本海側に咲くユキツバキは見分け方が今一つ分からないので、こちらではユキツバキとして載せておき、後ほどヤブツバキと分かれば訂正を入れようと思います。2020年3月31日4月の里山ユキツバキは雪の重みに耐え、低く枝を広げるともありました。 ...

  • ショウジョウバカマ 2021

    銀山平は標高800と高く里山裾野との植物の差がどんなものかを知る2年目。家周りの散策ルートは里山裾野の林道や農道、沢沿いルートと自然環境が整っていて、ほとんど見る事が出来ています。2月28日同じエリアでも色に違いがあったり、数が少なかった中で個性が強く感じられます。...

  • オオバキスミレ 2021

    銀山平では道端で良く目につくオオバキスミレですが、里でも沢沿いの草薮に早い出番で咲いている事を確認しました。2021年4月28日...

  • カタクリ 2021

    魚沼では里山裾野でもたくさん見られるカタクリで、里山の沢沿いに入ると下草に負けず一面咲き誇っている事からも、本当は強い植物なのでしょうね・・2021年4月28日...

  • ホクリクネコノメソウ 2021

    銀山平では沢辺に行かないと出会えなかったホクリクネコノメソウでしたが、里山ではその沢沿いが散策ルートであるため、簡単に群生地に出合いました。2021年4月26日撮影...

  • blogを引っ越してきました「山野草アルバム」

    「奥只見・銀山平で見られる山野草」blogとしてexcite blogに山野草写真のまとめブログを始めたのが2014年頃で、当時は銀山平温泉で宿を運営しており宿blogにアップした山野草名を後で参考資料として利用できるようにまとめたものでした。既にリタイアが頭の隅に浮かび始めた頃で、仕事をリタイアしたら消える宿のblogなのでその後も自分自身の参考資料として残しておきたいと思い、無料ブログ作成を始めたのです。予想より早く、...

  • ツル植物

    blog移転ついでに山野草名カテゴリが増えすぎていたので、ジャンルごとに分別し直す事にします。更に植物名チェックができるようジャンル内ガイド頁として比較的数の少ないツル植物から始めたのですが、蔓性と言っても草、木どちらもある事を再認識、その分類も含めて表示する事にします。 ツル性多年草 マメ科 ツルアリドオシ リンドウ科 ツルリンドウ ...

  • アキノノゲシ

    キク科の黄色い花の見分けが苦手なのですが、2019年秋から里暮らしに変わり、営業地では見掛けなかった里の山野草が仲間入りとなってきました。田畑の農道脇に咲く黄色い小菊でしたが、葉の形にも特徴があったので撮影しアキノノゲシと判明しました。花期は8月~11月2020年10月14日撮影2021年10月4日撮影...

  • 奥只見・銀山平で見られる山野草たち

    秘境奥只見と呼ばれる魚沼の山奥、銀山平温泉から宿のブログで山野草や野鳥の紹介をしてきました。シニア夫婦での運営に、後継者がいないことから、廃業後に備え山野草アルバムをフリーブログでまとめていましたが2019年8月をもって、少々早めのリタイアに至りました。思いがけない早い展開となりましたが、ご縁があった事に乗じ無事廃業も終え、今後は自宅周辺での里山観察へシフトし今まで行くことのなかった、里山トレッキング...

  • ヨウシュヤマゴボウ

    里で初めて見た色鮮やかな実は目を引きましたが、アメリカヤマゴボウと教えてもらいました。(洋種)ヨウシュヤマゴボウと言うそうで、北米からの帰化植物。チョット見美味しそうな果物に見えますが、有毒植物!日本で食べるヤマゴボウはキク科モリアザミの根で別物だそうです。2021年7月5日2020年7月20日 大芋川にて鮮やかな実の画像が見つからなかったので次は撮ってみます。...

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