「行旅死亡人(こうりょしぼうにん)」漢字から思うのは、旅の途中で亡くなった身元不明の人、無宿人、浮浪者、行き倒れ、時代劇で使われる言葉を思う浮かべる。明治32年3月28日「行旅病人及び行旅死亡人取扱法」公布されている。カタカナ表記であるが、現在でも適用される法律である。身元不明(本籍地、住所)の死者、孤独死の人も身元引受人がない場合は、この法律により「行旅死亡人」扱になる。「連続企業爆破事件テロ組織のメンバー、私は✖✖です。」と告白し病死した男性を、DNA鑑定が「親族関系しても矛盾はない。」と判断されても親族は、その遺体の引取りを拒否している。約50年の間、音信不通、もしかしたら、その男性に一度も合った事もない人達かもしれない。「この遺骨が✖✖さん」と言われても「そうですか」と✖✖家の墓に親族と一緒に埋葬...ACP:行旅死亡人