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ふでモグラの気ままな日常 https://fudemogura.com/

読書をこよなく好む内向的な元公務員が発信するブログです。 子どもたちの育成を長年担うが早期退職し、第2の人生をスタート。 読んだすべての本の紹介を中心に、旅行やグルメ、日頃気付いたことや感じたことなどをお届けします♪♪

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2022/01/30

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  • 【読書】『魔力の胎動』東野圭吾 著

    角川書店(2018) 【あらすじ&ひとりごと】 定期的に東野圭吾さんのエンターテイメント性に富んだ作品を読んで楽しんでいます。 今回は『魔力の胎動』。『ラプラスの魔女』の前日譚です。 本作品は、五編からなる連作短編集で、四編までは鍼灸師・工藤ナユタの視点で描かれ、不思議な力を持つ少女・羽原円華によって、悩める人たちが救われていく物語です。 そして、最後の五編目が『ラプラスの魔女』へと繋がっていきます。 円華が自然現象を予測する能力によって人が救われて、さらにはナユタ自身も問題を抱えていることに気付きはじめ、彼をも救っていく。 社会問題も散りばめられ、東野さんらしさを感じます。 そして、この物語…

  • 【読書】グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』

    『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その11 『ヘンゼルとグレーテル』〈KHM15〉 【あらすじ(要約)】 どこかの大きな森の入り口に貧しい木こりの夫婦とヘンゼルとグレーテルという名の兄妹が住んでいました。 生活は苦しく、パンすら手に入らなくなり、ある夜、ヘンゼルとグレーテルは、母親が父親に「もう食べるものがない。明日、森へ出かけて、子どもたちを置き去りにしよう」と話すのを聞きます。 泣くグレーテルにヘンゼルは何とかするからと冷静に言い、庭の白い小石をたくさん集めます。 翌日、子どもたちは森に置き去りにされますが、ヘンゼルが家から小石を落として目印をつけていたおかげで、家に戻ることができました…

  • 【読書】『ライフ』小野寺史宜 著

    ポプラ社(2019) 【あらすじ&ひとりごと】 小野寺史宜さんの作品は、『ひと』を読んでとてもよかったので、今回は『ライフ』を読んでみました。 タイトルから想像できるように、主人公のゆったりと流れていく日々の生活が描かれた物語で、とても現実的な空気感を楽しんで読むことができました。 主人公・井川幹太27歳。大手製パン会社を辞め、今はアルバイトを掛け持ちしながらの気楽なアパートひとり暮らし。 物語は、結婚披露宴の代理出席のアルバイト中、そこに出席する高校時代の同級生と再会するところから始まる。 そして、気楽なアパート暮らしのはずが、2階へ越してきた「戸田さん」との出会いと望まない付き合いが始まる…

  • 【読書】『山女日記』湊かなえ 著

    幻冬舎(2014) 【あらすじ&ひとりごと】 湊かなえさんの『山女日記』を読みました。 ドラマにもなっていて、私は観ていないのですが人気だったようです。そして、原作本の続編も昨年出ています。 湊さんといえば「イヤミス」を楽しむ。楽しむといったら少し嫌らしいですが、人の心の奥底にある気持ちが露骨に出され、何となくモヤモヤするこの後味の悪さが癖になって、ときどきは読みたくなります。 でも本作品は、主人公のそんな心の見え隠れはあるけれど、いつもとは違い、心の清涼剤となった物語でした。 本作は七編からなる連作短編です。 タイトルが『山女日記』、各編のタイトルも山の名前になっていて、悩みを抱えるそれぞれ…

  • 【読書】グリム童話『糸くり三人おんな』

    『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その10 『糸くり三人おんな』〈KHM14〉 【あらすじ&ひとりごと】 昔、怠け者の女の子がいて、糸を紡ぐことを嫌がりました。 母親は、女の子が言うことを聞かないので、腹が立って、つい殴りつけました。 すると、娘が泣いているところに王様のお妃が通りかかり、なぜ泣いているのか尋ねます。 母親は、怠け者の娘を恥ずかしく思い、娘が糸くりをいつまでもしていたいと言うが、うちは貧乏で麻がないとお妃に話します。 するとお妃は、娘を今すぐ御殿へ来させ、嫌と言うほど糸くりをさせてあげようと話します。 御殿に着くと、見事な麻がぎっしりつまった部屋へ連れていき、この麻を残らず紡…

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