また古い本を借りてきた。読者には犯人が分かってて、刑事の推理と捜査で事件の全容を解明していくと言う犯罪小説だった。根底には戦後の混乱と世の中の底辺で生きる者のどうしようもない貧困があった。娼妓の杉戸八重の純真さに引き替え、犯人の犬飼多吉こと樽見京一郎が語る最後の供述は、自己弁護に満ちてたように思う。そのくだりの文章も説明っぽくて、くどいように思えた。それより、YouTubeで⇩これを見つけて、面白そうだったので、どうせなら原作を読んでから見ようとまずは急いで原作を読んだ。映画もドラマも見たことがなかったので、内容も知らなかったけど、原作読んでから⇧の二人の動画を視聴したら、バカうけしたわヾ(*≧∀≦)ノ彡坂本頼光なん?この人!飢餓海峡