© 読売新聞 岸田派が衆院当選3回以下の所属議員を対象に開いた選挙塾(26日、同派事務所で) 自民党が、次期衆院選に臨む若手議員の足腰の弱さに危機感を強め、立て直しに懸命になっている。自民候補が敗れた4月の参院広島選挙区再選挙と参院長野選挙区補欠選挙で、衆院議員の活動量の少なさが露呈したためだ。国会議員と地方議員の関係希薄化に伴い、相次ぐ地方の内紛劇も懸案材料となっている。 ■足腰鍛えよ 「今後、足腰を常に鍛えていかないといけない」 岸田派事務総長の根本匠・元厚生労働相は26日、東京都内の派閥事務所で選挙塾を開き、衆院当選3回以下の同派議員十数人に発破をかけた。講師は、衆院広島5区の寺田稔氏が…