■ゆうべの夢ゆうべの夢にわたしをおいてあなたはゆくのね くちづけおいてゆうべの夢に のこる噛みあとあまくうずくわ なぞる耳たぶかなしいひとはかなしみ好きよしあわせなひとはしあわせが好きゆうべの夢は ゆうべの夢よ朝のひかりに 目覚めてきえるゆうべの夢に 夢などみないわあなたは私の ゆうべの夢なのゆうべの夢が 肌に巻きつくやさしくまどろむ声がきこえるゆうべの夢は水夫と人魚ね漕ぎ手をなくしたはかない船よひと...
私が書いた歌詞のようなフレーズのどこかがあなたのこころにふれますように。なお私の作品は評価を期待するものではないこと、解釈を特定するものではないことをご了承ください。
■地図から消えたレストランなつかしさに誘われてみたきみと別れてから来なくなった街なぜかずっとさけてた 電車の色が滑りこんで咄嗟(とっさ)に乗ったよふたり馴染みのレストランきみと出会ったレストラン今はもうないその時 世界がとまって見えた煙草一本 燃え尽きるまでの 思い出ばなしさ 何度も何度もたたみかけるどこにもみえなくてもあの頃はあるのさ背伸びして 通ってた場所がそこになくても僕は見てるあのざわめきが聞...
■Roseいくたびか 胸が砕けうなだれるときもあるいくたびか 夢やぶれて涙ぐむとき わたしは思い出す荒ぶ風の中のRoseなにをも恐れず奮い立つ あの姿を人生がバラ色でないと感じる時バラ色にしてゆく人生をおもう最後は自分を信じるのこころが咲かせるものは特別なローズ忘れている 声があることを歌える声があること その声がおしえてくれる Ohローズ 咲く理由(わけ)を知らぬからそれはきっと美しい気高さや あどけなさや...
■Scream Jam うんざりなんだ悪の要塞を出ろ踵(きびす)を返せ 道を外れろ圧をくぐれ後ろに下がれ言葉を捨てて投降しろ脱落OK彷徨え 一生修行僧なれるならアンチ・スター願望押さえこもうとする手に噛みつくよ 言いなりなままいい子になって落ちぶれてゆく それでいいのかYes We Can Scream Oh No No 毎日が味気ない定食のようだダブスタなんてぶちかませ昨日の友は今日の敵すぐ蜂の巣を突く騒ぎだよこの苛立ちは 正常なのさ ...
■ショッピングカートナンだまだいたのかよひょこんとそこにはあのリング買ったつもりでカートに入っている喧嘩明けしたら彼と結婚するつもりでいたのリングのサイズも知らないまま流れた恋懲りろー。 アイスソイラテにエスプレッソショット追加でオーダーAh A4ノートに箇条書きにした自殺予告 うらめしい好きだったことが まだ自動検索みたいに 今も気づくとあなたをたどってる WEBを閉じて息つく買い物履歴も もうふたりを...
■春日妙僕は見えない もはやだれにも そして唇は幾重にもかさなり 声たちはしじまになる僕の指から つばきのひとつ落とせば寄ってくる金や銀のうろこ 円(まどか)にきみの口紅いろもほどかれていのちは 短き恋の 筆談の如く 見えなきものが見えるようにひとの倖せ不幸せは ひとつの梃子(てこ)なんと なんと 古寺には笹鳴きが伝うだけ貌(かたち)を持たぬ 僕はきみのすべてになりうる運命(さだめ)の転てつ機は きみの手...
■プティ・ジュメルプティ・ジュメル プティ・ジュメルふたりの濡れたぺデュキュア お互いの くちびるにさくらんぼ 与えあったわたしたち似ているねってよく言われた髪型もファッションもそう違うのにねふたりはおたがい彼がいるのに くちづけしていたの 残酷すぎるほど 愛してたからきみを壊したかったよプティ・ジュメル プティ・ジュメルそれはちいさな双眼鏡近すぎる未来だけなぜかしら 見えなかったランジェリーのまま...
■Go Go Girlz渋谷のセールの袋を抱えていたかったファッション雑誌のように電車のまどながれてきた行かなくなった街に感傷はない横断歩道 渡ったらWomen つくばいにみどりのモミジWomen 憎まれ口がまたひとり来る独身に戻る わたしのためにひさびさあつまる メンバーと Pity Partyあの時みんなの 忠告を無視したせいよってけんもほろろな彼女たち笑うけど やさしいねあいつの話題さけてくれてるこれから女の本領発揮Women...
■あなたは私に会う必要があったシャム猫が 狙ってる窓の外の小鳥をいくら爪を立てても No 私はあの時に 何もせずにあなたを手にした そうねダークホース Yeahあなたは私に会う必要があったそれはさからえない力で最初にぶつかったからあなたは私に会う必要があった私は充分にきれいで宇宙に手をまわしていたそしてようやくあなたは私を見つけたのよあなたは私に会う必要があった 陽気にGoodByeよく行った遊園地のあと地に建...
■夜明けは恋人たちのために眠りたりない手のひらをあなたとそっと今分けあうのよ話したりないくすぐったさにそっとまだ浸(ひた)っていたいの想いのつよさとはうらはらに言葉はとてもありふれたものになる夜明けは恋人たちのために 夜明けは恋人たちのためにきっとある とわの 誓いをかわすためにたとえそれがさよならだとしても星たちが Um ダンスして Um ほらランタンを返しにゆくわしらむ空を二人で見てる まわるヒマラヤ杉...
■あなたにも歌ってほしい今ではわかる 逢わないでよかったひとなどひとりもいないいろんなことが あるけれどきっと誰もが生かされている※かなしみのない人生はないよろこびしかない人生もない生きる それは歌 あなたにも歌ってほしいI'll get the light わたしたちにあるものがある ※乗り越えようとは しなくていい痛みもともにみちづれにして愛に姿は ないけれど愛がちからを与えてくれるつよくなろうなどと しなくても...
■愛はもう話しかけないいつかしら思い出のようにあなたが話すからつい私も頷いてしまったSame Time ,Same Place気休めのミント・ティーイヤリング片方外すと街は宙返りSame Time ,Same Placeどうしたらこのぬくもりを嘘にしてしまえる断末魔の叫びよりはやく怒らせて さもなくば動かせて口惜しいわ 愛はもう私たちに話しかけないおぞましい饗宴は今夜とりもなおさずつづくこれまでふたり何をして来たのSame Time ,Same Placeふた...
■Phat143島かげは溶けだして波音はくりかえす靄(もや)るヌード ひとりで わたしはよこたわる5人のブルネットがわたしの胸にいるけど都会より海のほうが性にあう気もするわ急にはしゃいでる午後のひざしは眠たげなトロンボーンここに来た 理由は云わないあなた以外の美しい男を思い浮かべるのよ 若い頃とは違うわ浅瀬は透ける岩礁しばしさまよわせる孤独が今はすきサン・ルイよりマリー・ガラよあなたの瞳にはみなぎる太陽があ...
■僕たちは二度とこない雲わたしを振る度胸もないの?きみがそう言い放ったとき潮風が凪いでしんとするよこんな想いは一生ない兄貴に借りた伊太利車で黄色い声あげてたきみもきれいになったねただそれだけ普通になったらつまらないよ夏のサンダルの熱さ まだ胸にのこるけど Wow Wow降りてくる サンセットの緞帳(どんちょう)なぜだろう 気持ちだけが離れてくOh Daring 僕たちは二度とこない雲さよならの意味を知ってるの?きみ...
■泣きピエロ泣きたいときは 泣けよつくり笑いは なお寒いみんなダサいよ だって試行錯誤の 連続さいつかギャグに思えるまで泣き疲れるまで 泣き通せ悲しみひとつない奴の方がよほどピエロさぼくはきみと一緒に泣くよ 笑えるまで泣きたいときは 泣けよ悲しい時は 悲しいさバカでいいのさ きっと利口はいつか ころぶのさただ生きてたら致命傷泣けるってきみは 素敵だよ悲しみひとつないことがしあわせじゃない貧乏神も神...
■Emptyガス欠した車乗り捨て歩いてる コールタールロードフルスピードで夏に轢かれたあの残像を幸せと呼べない今が反転する 僕らは遮光(しゃこう)するあなたより好きな人が出来たのきみからの言葉に胸やぶれThe truth is emptyただきみが風に抜けてゆく真実が真実でなくなるように拾われた猫のように かみつけよ 感情がほしいきみだけがいなくなる この世界が本当になる現実は豹変するビッチさゆれてるThe truth is emptyき...
■タメールのひつぎもしも夜が明けなかったら恋はつづいていたのやっと朝が訪れたのに タメールは姿を消したひつぎには赤い薔薇の冠しかなかったという死んだとされているけど タメール 真相は誰も知らない朝告げ鳥が鳴いたばっかりにタメール タメール政(まつりごと)は男の世界か謀(はか)られしまったか亡き王のそのあとをなぜ愛人が継いでわるいのか何もかも渦巻いてるこの世は悪人ばかり男を凌(しの)ぐ晴れ姿よタメール 罪を着...
■Running Away試合は順延されつづけてる雨は歓声俺たちに降り続く土砂降りは拍手つぶされた ゴール直前 お前はあれから旧いフィルムのむこう一礼したユニホームたちが 今もはためいているさらに雨は強くなるWhat’s running away あの夏に消えかけた白線が なにかを告げたお前だけはわかってくれたね No,Running away Ah 泣いたよ社会人でも好きなこと やれたし後悔はないディフェンスの図式何をトライに決めた仇討ちなら 自...
■オン・ザ・ビーチ風が誘いかける ロッキービーチ 海がブルー・アシードに 胸まで染めてゆく サングラスをかけて 照れかくししても きみを前にすれば そう 僕はもうお手上げさOn The Beach 波が洗う濡れたくちづけOn The Beach 潮騒に消えてもあたらしく砂にまた書くよI Love You オン・ザ・ビーチインスタグラムをみせて 去年の画像 きみに見せたらそう 微笑んでは頷(うなず)く 以前(まえ)より綺麗?と その聞き方が とて...
■Nile Brideこの髪に 胸に星を眠らせてあなたをまた呼びつづけてるBoy,It’s me バーガーインでお待ちかねなのちょっとあなた 遅刻し過ぎよ Babyあなたに会えないさびしさを愛して来たけどもうそろそろいいでしょわたしを解禁するわ Nile Bride Nile Bride Nile Brideおごってあげるわよ マスタードにチリソースの夜 裏庭にいい場所があるわ Um Fantastic night Moonless nightUm We will marry it’s Okay孤独よね 横たわっ...
■RUBYウップン晴らしのようにサヨナラがひらめいて あとはどちからが口火をきるだけなのに気持ちもてあますワイパーのむこう沈黙の隠れ蓑(みの)でふたり決裂するダッサイね こんなに目も当てられない愛のなれの果てさRUBY RUBY RUBY フロントグラスに大粒の雨つぶ 赤信号宿してまるで世界じゅうが RUBY RUBY RUBY叩きつけるEmergencyしらばくれる頬に きざむよ おわりのRUBY聞かれたくないことは言うはずもない同じところを...
■News 毎日が副題で 退屈な余暇僕は付属品のようここはスクエア・ガーデンひと気ないブロードウェイそんなふうにもおもえるからっぽでも夕日がきれいここがどこでも 誰といたってきみと別れた事実は変えられない真昼のビールの泡が 代弁して数え切れず文句を言ってくれる きみにいちばんいいニュースに 今年もふたりがチャート・インしたらいいと何となく願ってたそれだって季節の風物詩妙に年老いた気になる僕だけ酸化して腐...
■もう会えなくなるよそっとかわしあうくちづけにふたり胸に降る音を聞くよ愛してるだけなのになぜこんなにかなしくなるのだろうこころの奥まで ゆびさき おちてく迷うときめきに ふと目を伏せてるあなた以外にもう会えなくなるよこんなときめき あなたひとりでいいきりがないほど 求めあっても何か失くしている気がするからのコーヒーカップにもシャツの残り香にもふたりあふれ一枚の絵のように動かない僕たちどんな運命を信...
■十七夜ぼくの背中に灯をともすあなたはかすかな万灯明かあちら町から宵がきて東京にも達磨寺があるようだ仏さまは名所にはいない訪れる観光客の欲にうんざりして身を隠す目立たぬ石佛とか穴の祠ポツリあなたと笑ったねふたりは雑多な道に光を見い出していた生きながら死んでる人よりああ あなたはまだずっと生きてるよきっとあなたも隣で灯りを見ているはやいね もう十七夜つくばね空木(うつぎ)の咲き揃う 弥生さながら二月...
■チャリング・クロス街84番地、恋失職につきコンパクトでくちべにを直す君の唇がさよならと動いたなに不自由ない暮らしがそうたまらなく退屈なのと言った 生活苦で別れる奴もいるのにCooking,Cleaning,Washing自分をみがくこと以外はなにもしない そこが君の魅力だった君の瞳以上の青を知らない青空よりも宝石よりも青い世界一冷酷な青君の心の住所は チャリング・クロス街84番地 どこまでも謎めく素顔は チャリング・クロ...
■パッショ二スタJust In The Mood 男のシワは生きて来た履歴書さ鏡を見るのは女だけじゃないアフターシェーブを叩き込む抱くときだけの女 ご挨拶ねとお前は笑う 俺たちいつからつきあって来ただろう背後からお前の手が伸びてくる 朝の洗面所に 映り込む 二人模様 ヤバいぜ Just In The Moodもうひとりの俺目を覚ませ Just In The Mood水は流れっぱなしさ なんだ なんだJust In The Mood よくも悪くも 最後に男を完成...
■ラブ・レター遺影の女から ことづてよあなたを愛してる手紙の代どく マスター お願いどうとでも読める I Love Youそこのあたり あなただけは わかってほしいのこれまで愛した男たちいろいろいたけれど世話の焼けるあなたのことがいつもどこかにひっかかってた言いっこなしよ あの別れ理由もわすれたひとの胸にはいつもさみしがりやが住んでて愛さずにいられないだれかのことをあなたもピースのひとかけらジグソーパズルな...
■字幕あなたじゃなくてもいいことを考えてわたしのためだけにしていることは結局あなたのためにしてること傷つくわ そんなのって ないわねその声 そのしぐさ そのよこがおそのわらいかた そのすねかたちがうの 愛してる あれからわたしは自分の声さえきこえないの嘘でもいいとおもえるぬくもりがそばにあっても眠れない夜まんじりともしない誰おもい髪を梳かし釦(ボタン)をとめると 鼻がつんとす冬がまた来ていたこのゆび...
■恋はSweet Balloonカラフルに色を失くしてた ずっとこの僕は感じることをこれまでおそれていたんだよ想いは幾つもあなたへと浮かんで僕を連れてくる で、もって空がはじまるBalloon Sweet Balloon Balloon Sweet Balloon High High いつもの風景が 息をしてるよごれてる街が 今や 僕に微笑んでくれているんだ靴音だって ため息ほどかがやく Balloon Sweet Balloon ぐんとひろがる恋する木偶(でく)の坊(ぼう)ってやつか...
■Smell うまく言えないけどきみには何かがある僕をざわつかせる反応させる 悪いSmellすべてを遠いところから 今ここにいさせてくれるきみは とてもぼくの弱点にふれてるそのSmell SmellSmell Smell勝手に息づく世界に胸押さえる きみの熱いSmell108の煩悩が消え去っても新しく1つ僕には 生まれるだろうこれまで生きてて初めて見た人がきみであるように 他にはいない女 そのSmell SmellSmell Smellもうからっぽになりそう きみ...
■スコアブック古いBallPark 背番号たち黙々とウォームアップしてる故障リスト入りしてから長距離バスを乗り継いで来た 観客のいない スタンド紙切れのような夢が 吹いてる きみのメールへの返信遅れてごめんここまで追い込まれたらやるしかないなだけどCheer Up ゆびにパウダーグリップまぶしグラブに置いた球 Cheer Up 思い切り振りかぶる 何だかやれそうさせめぎあうような 一打一球プロは実積だけ求められる僕はここを落...
■きみは翼、僕は風作詞 Diane Warren作曲 Diane Warren日本語詞 夏井くわみ歌:Jai McDowall時のながれに きみをおもうよそれは風や光 うつろうものに目を凝らしても 見えないものにきみを見るぼくらはあの空 飛ぶ鳥になるきみは翼、僕は風 愛はばたくとこしえにそばにいるきみを信じられるならばきみは神より神さまさ感じることを あきらめたなら大切なことさえ 忘れてしまうきみは今でも僕の中にいるよ 話しかけてる思...
■私はまだ愛を知らないそのかなしみさえきっと一生つづくことはないこのしあわせさえそうよつかの間だと知っている私たちが いつどこで出逢うのか うんめいは おしえない 私はまだ愛を知らないだからまだ知るチャンスがあるまだ見ぬ季節や まだ会わぬ出来事たちまだ生まれてない まだ歌わぬ歌があなたと共にある私を取り巻くすべてがあなたにつづいているまだ知らないから まだがあるから今日を生きられる きっと誰もみん...
■Black Pumaカムチャツカからの風が吼えるお前の眉のような細い月のど輪をおさえて Baby嚙みつけばいいさiLLyな瞳ふたりが抱く深い流れはとてもしずかさ人はただの獣に過ぎないそいつを思い知らせるBlack Puma お前はしなやかに脈打つ場所に 牙を剥く 女だね いくどもスクリュー音こだましてくお前が招くあたりは赤い警告が鳴り響く Honey潜伏先をふたり転々とするジェルジンスキー広場抜けて祭壇に散る花をみた投獄されてもお前...
■Dreadfully雲の階段を ラインダンス帽子とステッキを手にしておんなたちがチップはずめばおとこたち服を脱いでく自動ピアノが奏でているアラビア模様の熱い夜グラスから雲が立つようなカクテル言葉で酔わせてああ恋するだけじゃ 恋じゃないあなたとの夜はあまく更けてくどっちにしても ふたりはその気もう骨までおどらせて男のひとりは絵になるし女のひとりはなお神秘バラで埋ずめた部屋であなたわたしの香りを知るでしょう誰...
■チャンドラーのむく犬競走馬が骨折したら最期はどうなるか知ってるのかガムを吐いて サングラスずらす喧嘩を吹っかけてる自分殴りたくて喧噪もネオンもけたたましいサイレンも3D映画のようにまわる夜ライ・ウィスキーのボトルに映る俺の顔が歪むUgly Manよく見りゃ暗闇にも何もないわけじゃない犬も鼻が利かなくなったら 終しまいさ Um 野次馬たちが群がってく自分を撃ち抜く影見えないだろうね利用した ものからも俺はすで...
■今月今夜この月に狭い換気扇 かき回す空気が入り混じるスクランブル交差点 溢れる人たち花粉症で ダウンしてるきみを訪ねに 遠路から 整列しない 胸の想い順序なんてどうでもいいんだ今月今夜この月に 僕はきみを晴れにする関東圏でも 違うよね在来線乗り継ぎ鼻声のきみがカワユイ有給を取ったヒキガエルのように愛しドブネズミのように夢見る今月今夜この月にきみを晴れにする きちんと掃除されてデオドラントそんなき...
■Valentine Goodbyeこころなしか遅あしで歩いてる季節はずれの雪が降る当事者だけが知らずにあの時バラの影がむねにひろがっていった浮き足だっていたねはしゃいでた笑顔たちしずかになった心なんかも 引っ越しして犬だって いいのに なぜひとなんか愛するのかな音楽も聞かなくなって久しいよきみと行ったコンサートのグッズどこかにしまいすぎててふいに出てきた スノードームさかさまにすると 80‘s素通りしてきたわけじゃな...
■輪の中の燐光すべてを暗号化してもなお盗聴会話は混線してる私たちはただのパーツと化し靴はクラブのフロアに散らばる日曜日の憂うつをぬぐうように地下でおちあうこの指がみちびいた方程式が怪物とは知らず博士 あなたの真意がわかりません博士 あなたは何を画策してますか博士 あなたが云う世界の終わりそれはつまり何を意味しているのですか愛を持たない そんなクローン美しい遺伝子だけのこす感情はじゃまなだけのクロー...
■グッド・アフタヌーン僕たちが もしもあのとき手を離していたらここにあるしあわせはなかっただろうそして最悪なことはいとも簡単に起きてしまうと言っただろうグッド・アフタヌーンこんなしあわせ グッド・アフタヌーン予測できなかったグッド・アフタヌーン僕らが僕らを手放してしまわないように決して人ごみに二度と戻らぬようにそして最良なこともいとも簡単に起きると今は言えるため息がバラになる部屋にしきつめようグッ...
■なんて夜、なんて男店のドアがひらくたびにそれでも目線滑らせてるこわもてな夜 強気なメイクでいやねネイルに小さな傷さよならが 真実味を帯びるとさよならがうそっぽい来ないで あなたなんて来ないで 約束どおりあなたが来ればふたりは終わりなんて夜、なんて男 答えられないことばかりあなたにいつも訊(たず)ねてたわなぜか現(あらわ)れないひとばかりあなたに探そうとしてたわ悲しみを 逸(そ)らせば余計悲しいそらぞら...
■愛の唄をおしえてよ求めても なおも 傷つき交わしても こころは 踏まれもうなにもないのに 与えるしかないそんなにもあなたはあなたでわたしはわたしでまた手をのばそうとする愛の唄をおしえてよ 唄い方は知っている愛の唄をおしえてよ 歌もいくつか知っているただ本当の愛を知らないだけ愛の唄をおしえてよ飢えている 滅びかけてるむさぼり 棄ててきたのに わたしをもうあなたに 願い託してる預言者は自分の未来を占...
■キッシンググラミー純粋なる本能と言うなら愛する反対のこともする一皮剥けば人間って奴は醜いものです愚かです総力バトル 唇は傷つけるため用殴りあう 笑顔のまま恋の鞘(さや)当て キッシンググラミー 恋敵(おとこ)がふたりキッシンググラミー 君に泳がされキッシンググラミー 決闘の最中(さなか)キスしても キスはオス同士 決闘のあかしやっかいな相手 手に負えないよ 揉め事のたねさ 恋は宿敵紳士ぶってもこころの顔...
■No Endsショー・ウィンドゥのディスプレイに見とれてたら 夕映え雲がすべった恋する手首 恋する瞳恋する脚 恋するハイヒール私にとっては 過去の傷を今は飾れることが ジュエリーAh あなたを思うとまだ胸がにじむさよならがさよならという意味じゃなかったらよかったのに元妻 元恋人 他人がどう呼ぼうと私はまんざらでもないわ ご自由に恋する涙 恋するlips恋するひざ 恋するドレス季節のいろどりをウィンドゥに投げ入...
■美貌の愛Dark Side Of Him肌のキルト 一針一針それはありし日の美貌の愛を 復元するためDark Side Of Him今夜(きょう)もひとり女がとらえられたサイレンのトンネル危険を冒す うごめく影やわらかな皮膚のシェルターさまざまな想いが流れるなげきが崩れてゆくDark Side Of Him指でなめして一晩一晩それはなき妻の愛しい顔を 再現してゆくDark Side Of Him貌(かたち)はいつか 朽ち果てなくなる遺伝子を集めて震える手 それは独...
■報復記憶がふいに途切れてゆくいつから始まったのかまわるジェラシー・ポイズン冷めたしぐさでうまく捨てたかなしみさえまだあたたかいゆれるジェラシー・ポイズンおくびにも出さず他人(ひと)を呪うような自分が怖い今頃あなたはあの女(ひと)と夜のほとりでくつろいでいるさよならなんて3秒で言えるあなたとの長い年月が砕ける代わりに だから言わない 優しさはいちばんの報道夏の亡霊を見てるよなエントランス あなたにも...
■夜明けなんて来なくていいとおもうの消え残るネオンはネックレスゆうべのことはコーヒー・サーバーでおとしてしまおうつきまとわないで未練なんて夜明けなんて来なくてもべつにいいとおもうの朝のひかりは清純そうな悪魔すべてをむごたらしく晒すから 暗闇がかくしてくれるものわりとあるとおもうの夜明けなんて来なくていいとおもうの朝が来て見えるのはわかれの気配ばかりよもうにべもないのよあなたのつめ見てたら湧きたての...
■月山穢(けが)れなきものたちよ ああ 寄り添うものよ月の書をひらいて聞く時の声よ文字にはならない気持ちひと筆かすれ人の為と書いて偽りと読む眼差しに綴(つづ)られた足音を聞け それは長い手紙だくりかえす過ちにこうべをたれる人は人にあらずか人ありて 人ありて 君という人ありて 君に最後の月山をみる月山をみる月山は山にはあらず 山と抱けるそれは我が身に山と降るものよかたちあるものだけが また語り継がれて声高...
■愛することは不幸だ一杯目は陽気になるが三杯で酔って 正体なくすほどほどなんてないだろ 恋すればワインはのまない あれから二度と 最後の夜にのんだきみとのワインの あじを おぼえていたいから カルフォルニアから 毎年送られてくるボトルは ワインセラー行きさあたらしいラベル ねむる真珠 胸に愛することはかくも不幸だ 1エイカーにも満たない土地を買ってワイナリーのオーナーになるささやかな夢きみと見ていた...
■霧雨のワインディング・ロードこれ以上ないぐらいメットのまま そう二人はキスした雨に途切れそうなふるえる桟橋見つめる霧雨のカーテン声が聞こえないよこんなに近くにいて君がわからないまなざしは遠い潮騒がむこうでうずくまるたとえもしふたりが今さよならを言ってもきみをもう愛してないって意味じゃない湘南平 大観山 千鳥町 横切るワインディング・ロード心変わり責めないそれぞれ移ろう雲の色さあのはじまりのように終わ...
■テイクス・ア・トリップ晩年のジャンギャバンのような目つきでいるぜ脱いだライダーズジャケット君の肩にひっかけて ゆく ゆく風邪ひくなよと 君につぶやいたそんな気障 もう言えないよ胸はがらんどう君が僕を抜けてくからかうの?最後はいい人ねなんてさ乗っていきなと誘ったけど僕ひとり 高架くぐる 排気音に震える 風にJolly Roger雨が恋しくてシアトルに寄っただけ君に言ったね冬のアメリカーノアイス好きでこれからも...
■金糸雀(カナリア)はうたっている(ブラームス弦楽六重奏曲第1番第2楽章より)作詞:夏井くわみ作曲:J.BRAHMSなぜきみは 愛すること僕にやめさせてくれない薔薇色の抱擁のあときみは 彼のこと 想うのに不可能におもえる夢だからこそ 賭けてみたいとおもうのさ僕たちの愛が死んでも籠の 金糸雀(カナリア)はうたっているまわりに味方がいないぶんきみを敵に出来ないきみは気取り屋のパリさ僕はモン・サン=ミシェル懐かしむそうだ ...
■Fargo(ファーゴ)革のシートで愛し合う後部座席は指定席僕らを突き刺す対向車のライトがゆく僕の無分別さを 愛してくれるひとよ運転手のお前は僕を倒し なりあがれいつか時がくればわかる愛する者にもわかれがくるうらぎりがおきてさお前を撃つ前に 僕を撃て僕達の平和とは 仁義なきいくささ愛の受刑者は脱獄するのみだもっとくれよ 僕の中にお前が欲しい お願いだ男たちのFargo (ファーゴ)銃声ひびく ふたり同時他の誰にも...
■汐留グラフィティ3年前の わかれをおもうあなたと私だけ のこされてまたしても こういう流れねみんなに気を使わせちゃったわね汐留エリア ここもひさしぶり私? そうよ 見ての通りだわスコッチ なんて今は飲んでるし駄目な時は駄目に転ぶ そういうものよ汐留グラフィティ かわいた笑いだけがグラスの底に残る汐留グラフィティ こうしてまた会えてもないものばかりが あるある 同士ね 私たち昔は欲しいものだらけで今...
■夜伽(よとぎ) 社交辞令の挨拶を手に ただ頭を下げにきた 奴らとやっぱり揉めて 場をぶち壊しちまった あいつと過ごす最後の夜俺は夜伽(よとぎ)の席をぬけ ふらり外に出て行けば雨がこんなにしみるぜ夜伽(よとぎ) 夜伽(よとぎ)あいつはあんな死に方をする男じゃないのさ 夜伽(よとぎ) 夜伽(よとぎ)会社で何か 何かが起きたにちがいないのさ 雨足強く さす傘もなく アルコールもすっかりと 抜けてしらふにな...
■バッタと禅問答ハッと気づいたらきみとは 突如リンク切れの閉鎖サイト そんな感じでチャットの薄い 会話だけだった一度関係持っただけこれも失恋っていうのかな半年ぶりに 乗ろうとした自転車の後輪がパンクしてたそんな気分だよただひとつだけ明解なことがあるとしたらきみの好きな水道橋には もう僕は行かないっていうこと蜘蛛の巣嬢だよ運命ってやつは愉快犯さ しかもバグだらけくぐもる空 不吉にひき裂いてゆくようなサ...
■夜はほくそ笑むそこだけすこしほほえむような口許だけあなたにみせる帽子のかげおとす角度で涙を上手くかくした女あなたに いつからか まとわりつくそのうつり香でもこれだけは覚えていてね香りは香りで消せないのよやめて ここはわたしのべッドよ 夜はほくそ笑むこわばる愛に気が遠くなる 首から上とへそから下へそから胸までの男鼻が利かないのね 服を脱ぐのわたしのガラディナーのおきてよ足りないほうがいい人生におい...
■女子たちはスカートのあいだで会話してる作詞:Lenny KravitzGerry DeVeaux作曲:Lenny KravitzGerry DeVeauxProdce:Lenny Kravitz歌:Vanessa Paradis日本語詞:夏井くわみにくまれ口 たたくぐらいじゃ なきゃネ耳打ちしても 上目遣いで あなたに何も言わない 読んでみてよ このくちびるを Yeahオールド・パーティーみたいに 星降る夜に女子たちはスカートのあいだで会話してる Baby Baby脚くみかえる時に あなたに裾が ...
■ひとはおなじ海へ問いかけても 答えのない人生はつづいてく旅ははるか 道はとおく いのちの限りに無駄になる無駄 決してありはしないいつかは そう わかる日がくるからああ ひとはひとにかよっておだやかに いつか愛を知ってゆくああ どんなひとの ながれも たどりつく ゆるやかに いつか おなじ海へ赤トンボが はね休める故郷(ふるさと)に帰るのは時の花束(はな)を届けおわるその日が来たとき駄目になる駄目 そ...
■Count on me一発 二発と 女に頬打たれて倒れこんだチェアなまじ愛を知ってるしぐさで 抱きあえば プールに夏の微粒子冷酷な目をしてくちづければ心にバラのあざが咲くよ愛に泳ぎ疲れて 朦朧(もうろう)とするこのサン・トロペにはもう二度と来ないということCount On Me 別れまであと何秒 太陽にむけば 影がそう出来るのさはじまればいつか必ず終わりが来る 光にしずむ二人はなんだかもどかしいねかなしいひとよ 欲しいも...
■350mlの缶のプルタブ引いたら、ふたり何か終わったいつものように あなたはべッドで携帯をみつめている私を抱いたあとも 喧嘩してるときもあなたはそうするのが常だった思い当たるふしがないように心当たりもないように350mlの缶 プルタブ引いたらふたり 何か 終わったタップしてスライドして 街もネオンもすり抜けあなたも私の出来事さえも画面をすべって斜め読みだけど私ついさっきのことよ あなたが これまで携帯なんか見...
■光は水の輪の中に作詞:Diane Warren 作曲:Diane Warren日本語詞 夏井くわみ歌:Due Voci話しかたを くちびるたちは思い出せないあなたといても 今がもう遠すぎるのまなざしをとどめてても愛することを知るにはいのちは短かすぎるの時はすぎない私たちがAh すぎただけ水の輪へと くぐらす日々光っては 消える悪夢が今なら グラスの底の光沈めて眠らせるわかちあうものがふたりもうわかれしかないならそれを抱きあうすきよ ...
■今、はじめてあなたを見た (Jewelry Night)男に口説かせるすきを与えるのが淑女のたしなみと言えるかもしれない今、はじめてあなたを見たサヨナラするには出来過ぎな夜をちょっとハズしたくなる無作法な あなたの寸劇にときめくこの手をつかんで踊ろうとささやくあゝあゝJewelry Night Jewelry Night100カラットより 夜はきらめく今、はじめてあなたを見たわかれの支度をすませた背中であやうくあなたをあきらめる寸前今、は...
■泣くよ耳のうしろにいくつも折りたたむあなたのささやきを拒絶出来ない わたしは絶望したいのかなぁ押し潰されてしまう胸の嫉妬は醜いですか?あなたのことを考えると目が覚めて あなたの夢を見ると眠りつづけて あなたと一緒にいることでわたしは生きつづけていたのでも うん うん もうわかったわたしは泣くよ 泣くよ 泣くよたった一瞬あなたの頭のなか横切れたそれだけでそれはわたしの 一生それだけの価値があるふた...
■Gimme Gimme Gimme作曲:Vince Melamed作詞:Andrea Farber歌:Phoebe Snow日本語詞:夏井くわみ時計を巻きつけ ポーカーフェイスいつものように あなたは 深夜に帰る切り札は躱(かわ)される ためにあると知らずにあそぶ かりそめゲームねカードはそろっても幸せにならないもう形無しね でもくちをつくGimme Gimme Gimmeブランデーにゆびを浸したあとテーブルにそっと 書くさよなら あなたマッチで火を点けて蒼く燃えて綺...
■ストライプの雨結婚するんだ 写真を見てくれ顔ほころばせ 先輩は話しつづけるそっぽ向いては 紋切り型のお祝い言って 僕は身じろぎひとつしないふざけて触れ合った 銅着姿の少年ふたりが今もこの砂浜にいるようだああ なぜだろう やたら雨がしみる 矢のように 降る ストライプの雨 兄や父よりも もっとおおきなあこがれをそう 先輩に抱いてたよその女(ひと)にすべて思い出までも盗られてしまう そんな気さえしてるの...
■そしてすべては暮れてゆく暮れてゆくわ 見ているまに海鳥たちも帰ってく残照のまたたきがまた無言の言葉きざんでるどんなに愛しているか 言えるあいだはわたしをちっとも愛してないのと同じよあなたに聞きかえされても 別にって微笑むのよ水平線 ほの白くシャツのひださえ惜しんでるあなたとはなにもなかった だけど互いを求めて信じる強さがあった誰かに聞いてもだめよ ふたりが答えなのたたみかけて たたみかけて帆影は...
■パパのダイヤモンドほらまたはじまったパパが襟(えり)にダイヤのブートニエールつけたらママが怒るんだおくりぬし不明さいわくありげにきらり光るパパのお気に入りママも妬くわけだこれからお出かけなのに仲良くしなよDady's Diamond ママのネックレスそのパールだって なんかにおうねDady's Diamond みんな子供だね喧嘩するほど仲いいってホントさパーティーはキライさお世辞にあいさつばかりうんざりする社交界ドレスコード...
■ママ、あなたを愛してたMama どうしてあなたはぼくを愛してくれなかったMama ぼくはあなたのこといつもいっぱい愛してたよMama 抱き締めるかわりにぼくを何度もなぐりつけたMama 酔っぱらってそう男とぼくのことわらった施設にも来てくれなかった ぼくは嘘を覚えた 悪いこともした子供の頃はわからなかった Mamaは何もくれなかったからでも今はわかる Mamaはぼくを産んでくれたんだMama それだけでいいんだ愛してた だから Mama...
■Sac a Depeches(サックアデペッシュ)サントノレ通りにはないひかりは身近にあるわ変わらずにいてくれる人がいればそれが ひかりAh 誰かをおもえる月日はうつくしい忘れてもなおも ただひとつおぼえている声それはあなたであり 又はわたしでもあったAh 今があるそのことを あなたに感謝したいこころはたちどまる 電話でみじかく立ち話できて よかったAh 誇らしく 高らかにありふれた物語り 守るのあくまで鞄は端役にすぎ...
■靴だけで話しをしてるなんとなくモカなんかそれぞれ飲んでさっきのけんかの理由も忘れているBlue Morning口もきかないし いつかあなたにもらったブレスレット投げる世界のいちばんはじっこ無視しあうテーブルの上テーブルの下でふたり 深呼吸する靴は話しをするそれも特技だテーブルクロスを 変えるみたいに季節はさざめく案の定ヘソ曲げるふたりただひとつ言えることがあるとしたらあなたのふしあわせ祈る私しあわせじゃない...
■耿耿(こうこう)青空だから 白い雲が寄り添うのではなく白い雲のとなりにたまたま青空があったそのようにして 僕はきみと出会い話しはじめていた図書館にいる僕たちは卒業までの ほとんどをリモートで過した人生は良く生きれば 長く生きたことになると談話室で 話したのもつい最近アーク窓に切り抜かれたふたりは未来にも消極的だった恋愛についてもそうファスト・コーヒーのマズさがやみつきになるそれが若さだと笑う返却期間...
■ボーイ・フレンズ殺風景なホテルに 横づけにする磨きたてた 車のボディーたちOh Gorgeous Night Starly次々訪れる 紳士たちスカーレット・オハラが君臨するように手招くわこのパーティーの首謀者は私くるぶしまで Hm Hm Hmまだ魅力あるかしら すてきになれたかしら 今夜あつまる 私のボーイ・フレンズ生きてりゃいろいろあるわ なみだもあるちょっといいわ 謝恩会とシャレるOh Luxury Tonight談笑してるエピソードた...
■嘘泣き、本泣き映画なんて誰も本当は観ていない座れる場所さえあればよかったレイトショー嘘泣き、本泣き泣けばわらえるコメディよ嘘泣き、本泣き大丈夫だなんて 誰に言うのよわたしは主婦のような名女優にはなれないましてや愛人なんて役不足もいいとこ嘘泣き、本泣きつらい今日を生きられたようにつられてついでにあしたも生きてゆけそう電話で済ませてしまったわかたちに何ものこらないようにしたなれてるはずのさよならが厚...
■I Touch My OwnI Touch My Own Own あなたに この指は動くYou Touch Your Own Own イヤリングゆれることするのボリュームをあげてわたしの喉もとに光を連れてきてそそのかしてみて Ah Ah Ah Ah わたしたちは まだそう怪しくてもいいただの男と女じゃきっとくさってしまうわI Touch My Own Own この夜がどこに行くのかYou Touch Your Own Own あなたには決して教えない二人はまだ会ってないもっと出会うために二人はまだ話してな...
■野外フェス野外フェス 先行はずれたけれどあの人と違う男(ひと)と来てるの仲間たちにわざと見せつけるようにオーバーなジェスチャーではしゃぐ夏の終わりの風が吹いて 急に泣きそうになるわ それがくやしいやぶれかぶれどうにでもなれわたしノッてノりまくる人気バンドのお出ましジャンジャン飛ばす夜よ生あくび かみ殺すみたいにCryingTシャツに自分で ビールぶっかけるあの人もよろしくやってるならばわたしもそれなりにや...
■彼が泣いたそれは私なりの想いだったあきれさせた 彼をひどく怒らせた愛を黙らせるゆえのことだった狼狽えていた 彼は苛立ってさえいた私は知っていたこのままではふたりダメになるとそしてついに 彼が泣いた どれだけ 愛していても わざと私は嫌われたねらいどおりに彼が泣いた 彼が泣いたあの日出会った時に別れること直感してた やすらかな仮死よ髪のにおいに 肌のさざめきに抱きあえば 哀しみがせせらいだ予定を変...
■Ant Song いい人のレッテルのもとにダメになる素質がある僕ら青いよねB級でいい 亜流のどこが悪い 見分けもつかずに列を作る 変わり映えない日々 だからこそ そこにドラマがあるんだ僕はまだ物わかりよくないよ君だってそうだろう誰かが優劣決めても そんなのに左右されないAnt Song アリはアリでいい 愛の中では誰もがちっぽけAnt Song アリはアリでいいなんか似たりよったりのアリでもAnt Song Ant Song 仮の姿に違いな...
■Chinge Chinge人けのないコスタ・デル・ソルそれはナイよねセニョリータ耳に巻きつくめまいに引き潮のようなひかげりまちこのさびしさに似合ってるくたびれたこんなボタン・ダウンふと手を上げている 君のまぼろしにまた会えそうなシーズンオフの心にたそがれが降りてくるChinge Chingeくたばれ ダメ男な感じ気に入ってるChinge Chingeぶっとばして陽気な酒にゴキゲンになろうフォアグラとトリュフ 君は好きなすべてに通じていた...
■この青空は僕らの最高傑作だたぶん出会うずっと前にふれ合っていたその手は僕の手のひらを今もずっとおぼえててくれたこうして窓をあけると冷たいけど気持ちがよくて 背筋がシャンとなるんだ生まれてくれてありがとう僕でよかったの?握りかえす手で強く答えるきみこの青空は僕らの最高傑作だこの青空は僕らの最高傑作だ孤独な胸の十姉妹(ジュウシマツ)が街のどこかでまた孵(かえ)るけどつぎはぎだらけのあんな日々もあってよか...
■情熱の赤い花歌:Chayanne feat Vanessa 日本語詞 夏井くわみ(Chayanne)くちびるにながれる 孤独の日々両手をふさいで いのりもわすれた(Vanessa )ふとかさなる こんなぬくもりが赤い花咲かせる(Chayanne ・Vanessa)You Are My Home このひとしかいないと自分より大事な存在を知ったYou Are My Home 同じ空をかよわせて家路たどるようさ やっとその手にふれた You Are My Home (Chayanne ・Vanessa)最後に笑った...
■ジンバブエ・トリックやけつく町はひき潮はてなくつづく坂をきみの日傘だけが消えてゆく世界の果てすべてが甘い嘆きさこころはひび割れてく窓から靴を投げ捨て嫌な男をやめたい今もきみに嫉妬している僕は死ぬまで許さないだろうこの失望はそれだけで むしろしあわせですらあるまぶしすぎて 何も見えないよ野良猫が一匹横切ったリップペンシル一本できみは心決めたね真実はまことしやかな嘘をつくのよとわらった 恋の名のもと...
■Matumaini(希望)おまえは暗黒に立ちすくむ 切り立つ岩肌 山は雪を抱く雲から垂れてくる 蛇のような雨に打たれ Oh 鉛の空を押し上げて無数のシャンベが鳴り響くおまえにはひとの匂いがするMatumaini 目隠しするその手をほどけMatumaini 閉ざしたドアを自分で開けろ陰と陽は織りなされて折り重なっている坩堝(るつぼ)さおまえは真面目に悩み過ぎたねMatumaini 道がないのならつくればいいさMatumaini 雨が降らなければ虹...
■風色(かぜいろ)ソーダのぬけたスコッチは 手つかず昨夜ふたり何を話したのだろう用件はみじかく切れた Goodbyeきみらしい陽気な電話ペイ・パー・ビュー見てるようにすべて夏の幻影(まぼろし)さあんなにきらめいたプールには水もない車に乗って きみは出ていったよそんな意志の強いとこもあったね胸はまだ熱さを覚えてるけどふたりは もう 風色(かぜいろ)さ愛していないなんて言えば言うほど愛している証拠みたいで嫌になる...
■つばめこのアパートの一階には つばめが巣を作ってた雨煙るこんな日彼らは見ていたのよカタコトはなす男性と暮らしてた女性(ひと)も見なくなった舗道にはやぶれた傘この町もいつか他人町それは誰かにこわされたちいさな巣のよう愛はもうここに帰ってこないのこの国で暮らせない ひとのように生まれてから何度も目を見開かなければ見えないことがあるひとのつめたさは雨ねわたしも前 この近くで恋人と暮らしていたけど彼は酔う...
■シティ・ホテル昔の恋をなつかしむにはちょっとうらぶれたホテルがいい同じくちべにをつけてみるけど あれからの私は 恋もしない女すこし影があるほうが光が引き立つわ でも私たち 駅前の似てる景色だったシティ・ホテル シティ・ホテルあなたも私もふたり 結局 ホテルの客だったこの髪のトリートメントあなたに押しつけたらさよならにこごえた何もかもわかって生きていられたらきっと誰も悩むことないけど恋になりそこない...
■ちぎり絵の町みどりしたたる ひだまりを思わずにらんだ その時信じられないあなたの言葉にすくんだ今日は提灯まつりの日お寺の境内で待つとあなたによびだされてこの服もそのつもり透明なショルダー斜めににぎっていやいやよ 泣くなんて そうふたりが別れちゃうなんて今日の今日まで これっぽちおもわなかったの 晴れるちぎり絵の町異動のうわさを 耳にしてわたしひそかに 期待したおなじにゆれてもあなたはあの娘の白え...
■PASSWORDあんな走り 二度とはできないねベイエリア零時に メットをかえしたときにながれてく この髪にやさしくキスして ひき寄せた あなたのバイカー・ジャケットわたしたちが ただの他人にもどるあの日 特別じゃないことを特別にするのは わたしたちだと知った使ってるパスワードのなかであなたは今も生きつづけているの誕生日 あなたは更新するただの数字の 組み合わせなのに記憶に意味を持たせるのは ひとの美学な...
■Kiss of Death死の渓谷は 稲妻時の両手に捉われる前にいっきに駆け抜けろたてがみといななきよ叶えるだけが夢とかぎらない夢はすがた変え続く傷も勲章さあざけりも称賛さどんな否定もほめ言葉になる脈打つ世界を ウィップゴーストタウンの柱をくぐり ルーラー宙返りすると さかさまになるいのちを抱きしめろOh Kiss of Death鼓動に同期してゆく歳は取っても砂けむり上げてみんなでかっさらえ軋む音させながら何も変わらない違...
■45度作詞 Tommy Shaw作曲 Tommy Shaw日本語詞 夏井くわみ君の唇のうごきで気持ちは伝わったよ離れゆくマリーナから僕はまた海へ行く金貨を撒く 光がむこうで導いてくれるからラダー手繰り 波の鏡に漕ぎだしてゆきたい風上に真っ直ぐには 進めない まるで人生足あと波が消しても海はそこにあるだから帆をたたまないのさ夢のみえない都会(まち)でも生きることに寄り添えばかなしみもよろこびもすべてを乗せて 旅は終わらない...
■夢はさかなというやつ泡となれと おれを呼ぶ そいつはだれだ眺めるだけの人生に飽きただろうとはじめてみろ おまえには 出来ると笑う海の底から来いと そいつはおれに言うおまえは一匹のさかな さかなさ荒れたこころの大海原を 泳いでこいと力尽きるまで 力尽きるまで涸れたひとの流れをさかのぼれボロボロに鱗(うろこ)も剥がれ 夢は何かを犠牲にすることそいつはおれをさかなと言う 投げうつがいい 自分さえ 捨て...
■思い出びいき 青森発の夜行フェリー着くころに欠航知った 函館はみぞれ遠ざかるものだけが なぜか近くて凍る低い空 あのひとうらんださよならきっとあれでよかったそう思って 生きてきたわ それでも こころのどこかさわられるばかやろうなの私 今もあのひとの思い出びいき気づかせないこんな私知られたくないルージュをともせば 想いはしずむよだって切ない 今は家族 私呼ぶのは夜は見も知らぬ 女の顔でも謝らないで謝る...
■おいでよ バタフライ天国男は蝶だ このきれいな羽根にも気づかない 女たちよ心で見ろ男は花だ かぐわしい花びらを見落とした 女たちよふれてみろよ蝶も花も女のことだと思っているのだろうが装ってるだけ 飾ってるだけ女はその気でいるだけわきあがる幾億もの蝶たちがおれの胸をやぶると音を立てる羽根をもがれて墓場で眠る男よ よみがえれ Dancing on the ceilingおいでよ おいで バタフライ天国へ男は孔雀(とり)だ...
■時として凛(りん)きいろい菜の花列車がじきにホームに来るまでは恋人でいてあげるとあなたに生意気言ってみる白いかべがつづく町ゆれる鞄のストラップ駅前のベーカリー風が抜けてく朝あなたに会えない運命はそうよ運命じゃなかったの言いたいけど 言えない 私 あなたに凛(りん) 時として凛(りん)スカート丈は毎日これも自己主張のうちなのよお互い意識してゆくだから無視するカワイクない出がけのうらないなんか最近はチェッ...
■Go Go Girlz渋谷のセールの袋を抱えていたかったファッション雑誌のようにめまぐるしく過ぎた日々をおもう横断歩道 渡ったら陽気なわたし 何のこれしきWomen つくばいにみどりのモミジWomen 憎まれ口がまたひとり来る独身に戻る わたしのためにひさびさあつまる メンバーと Pity Partyあの時みんなの 忠告を無視したせいよってけんもほろろな彼女たち笑いがとまらない でもやさしいねあいつの話題さけてくれるこれからが...
■Walking To Sunshineブーツをふみ鳴らせ 怒りはブーツの下におそれや不安はブーツでふみつぶせ勇ましくかろやかなレディーであれ武器を取れ 笑顔は最大の武器だつかれたら ブーツをぬいでまくらにして すこし休んで 風をみようブーツは歩くためだけのものだけじゃないんだブーツをふみ鳴らせ 勇気をブーツのうえに自分にクーデター起こせブーツで決闘だブーツでおどろうよ 「歌詞のようなブログ」 シャンソンランキング ...
■縁席(えんせき)もう二度とふたり手を離して人混みにもどらぬようにただの愛という名のもとに そう愛を見捨ててしまわぬように時が過ぎるたびに 出会ってゆくよ別れるよりもつよく忘れるよりもはやく ふたりは互いを思い出すゆきずりの景色に 傷ついてきたけどあなたのやわらかさにふれるために これまでひとりで泣いて来たのね 縁席(えんせき)傷つかぬために ひとりでいたそれが傷つく 理由にもなるすれ違うだけの 似て...
■変態キングとリンゴの穴 ムクドリが啼いた夜ついに工場を逃げ出した悲しみの研修生なんかもうごめんだ脱出だ わけわかんないあの娘に大枚叩(はた)いておしゃべりなSNSで僕はネタバレされたイジケた瞳のモビールネタ元は コラージュのキスきみはゴシック体なのに僕は楷書体 タイプミスしたように逃亡だ逃亡だ 自分を守るために非常事態から 全力で逃げろ僕は空気になってたあの娘からも社会からも会議室でセックス稟議書あ...
■恋文ああ愛してます そう手紙をむすびさよならと書かぬ 最後のこれは恋文ですあなた待たせた月日(とき)わたしも長く待った ことわりではなかったそれはいとしさゆえの女ってわかりづらいの髪まで冷えても 指が 不自然に息づいてじきに逢魔が時思い当たるふしに ふたりはかがみ置くにじんだ雨の便せんこれは恋文です風はすがたかえて 添いつづけるけれど二度と来ぬ季節の声をたどりふたり泣くあなたおもうためだけに 借り...
■どうして愛してるのに私たち別れるの咎(とが)め合える言葉さえ 失くして口をつぐむの飲む気もないのにグラス ワインはすすむTonight昔住んでたあの夢 今は住処(すみか)をなくしてこともあろうにふたりは なぜか笑ったのよCould’nt Ask You Any Moreどうして私たち愛しているのに別れるしかないの女は恋のはじめと終わりに高く売れるのGoodBye うそに出来ないのね気を引くために あなたと違う誰かと会うたびあなた傷つけた...
■タキシード・レイディー気障なポーズ 腰で決めては派手に笑う 板についてる男役 Ah無性に 誰か欲しくて仇(あだ)な言葉で手招いて だれかれかまわず 今夜の相手口説いてる※鏡を抱くように 愛し合いましょうその時々のショウ・タイムライトが廻るとこの夜もまるで表情もちがってるどこかでふたり会ったかしらようこそここで 極楽を見たら地獄もたのしいわごきげんよう遊びましょ 男と女 とっばらって タキシード・レイデ...
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■ゆうべの夢ゆうべの夢にわたしをおいてあなたはゆくのね くちづけおいてゆうべの夢に のこる噛みあとあまくうずくわ なぞる耳たぶかなしいひとはかなしみ好きよしあわせなひとはしあわせが好きゆうべの夢は ゆうべの夢よ朝のひかりに 目覚めてきえるゆうべの夢に 夢などみないわあなたは私の ゆうべの夢なのゆうべの夢が 肌に巻きつくやさしくまどろむ声がきこえるゆうべの夢は水夫と人魚ね漕ぎ手をなくしたはかない船よひと...
■小夜曲(セレナーデ)投げたリップスティックから曙(あけぼの)がはじまるおちそうなガウンに手にしてるロシアン・ティー Ah聞こえないわ さよならが つまらないあなたの指がふと背中でとまるあなたは彼女の赤を選ぶ同じ赤い花がゆれても彼女のもとへ行くのなら せめて私を殺してからにするのね一番目のよそおいは そうクロークにロング・ファー二番目の昼にはスカートにながれた小花模様消しあう瞳のキャンドルかなしみがパッ...
■YESing銃声よりも 僕のRAPでぶちぬく怪気炎を上げろ 耳をつんざけ 頭からっぽにして 踏み鳴らせ この星のリズムを 撒き散らせなんてそのくちのききかた存在感増す生意気きまぐれ大人げない愛想のなささえきみは魅力で僕もうぶっ壊れた I'm sick for you 呼応する思い 手をかさねて 大きなうねりで 世界動かそう YESing YESing YESing触れるものは なんだって楽器さそこらじゅうに 浴びせ倒したい 溢れる音楽で 君を抱擁...
■孔雀の時刻(とき)午後20時と午前7時の女の見分けがつくかしらかかとで殺して たぶらかしてる今日のわたしとても意地悪よ違う男(ひと)を好きになった ただそれだけよあなたのために綺麗になるそれは別れを秘めてるからルージュ色のうらぎり それも女の甲斐性なの愛のために 自由にさせて後悔ならば 彼としたいわすべてを持つ あなたの手からどうぞ飛ばせて 孔雀の時刻(とき)よ相手が男なら殺してやる相手が女なら口説こうく...
■レストラン・シンジケートグルメの行き着くところは三つ星の名店ではない立ち飲みワインとありあわせ弾む会話があれば それがご馳走ルージュがほどけることをしよう手づかみでお行儀悪いことたがいを料理にたとえたら月明かりにダイヤを見つけるそう それだ その食いっぷりだ僕が惚れているのは気っぷのいい女とどこへでも出かけてゆくDrastic Night なんか笑える消えてなくなるものに すべてを惜しまないレストラン・シンジケ...
■スクリーン夜の水槽からまた漏れてゆくわたしたちは愛の重さにうすれる剥き出しのモーターが赤くただれるあなたは携帯など見ていないわたしのいない世界を見てるわたしはベッドで泣いているため息のかずだけ あわがたちのぼるもがくたび 鱗は剥がれ光るそれでもさよならは云わないキスがただの唇の感触になる会話がただの言葉のら列になる世界の黒は白があるからそして今あなたのまなざしはわたしをすり抜け彼女を見ている偶然が...
■一本の長い髪の毛彼女かわいいひとね 一本の長い髪の毛 ピロー・ケースのわき あなたは否定もしない 一本の長い髪の毛 男という生きものいいわ 今度 彼女を食事にさそって 手を組むわ匿名配送ね一本の長い髪の毛これも愛のクーポンわたしいい人ぶらない一本の長い髪の毛気にするだけ損よ いいわ うばわれたらうばいかえすそれしきのことだわいいわ 今度 彼女を食事にさそって 手を組むわ一本の長い髪の毛C'est bonC'est bon ...
■夜明けなんて来なくていいとおもうの消えのこるネオンはネックレスこの世に深刻などない深刻ぶってるのは 自分だあきらめて あなたがよ夜明けなんて来なくてもべつにいいとおもうの朝のひかりは清純そうな悪魔すべてをむごたらしくさらしだす 暗闇がかくしてくれるものわりとあるとおもうの夜明けなんて来なくていいとおもうの朝が来て見えるのは 常習犯のわかればかりよ心変わり あなたのつめに書いてあるわたしが先に心変わ...
■スカイラウンジ一杯だけならつきあうわそっけなく返事をしたあなたからの電話の声に心ふるえたわたしなのに可愛いものよ ふたり さっきからなんてことない話題ばかりよお互いちがうフライトを待つ日付も変わる 空港のスカイラウンジ食器を洗って忘れるの雑事にまぎれて生きるのよむかしの彼と彼女のため束ねてすてるスペア・キーせめて最後に うらみごとを云わせてね 愛してるわ時間が過ぎてゆくのを待つわそれぞれの旅路 明...
■私たちは青空で逢いましょう必死でやりくりしてるあれからやせっぽちの日々私のすべてが まだあなたを向いていてもまだある世界が愛のためにあったとしても無視するわ 優しすぎることは優しさではないと手のひらを読みあってあなたと別れたけれど私たちは青空で逢いましょうSunshine In The Rain 青空の心でせめて心は歩いてゆく そのうちまた青空みたいな私たちに逢える知ってたいつしかあなたは私を見なくなっていたこちらを...
■エゴサショー・ウィンドゥのディスプレイに見とれてたら 夕映え雲がすべった恋する手首 恋する瞳恋する脚 恋するハイヒール私にとっては 過去の傷を今はむねに飾れることが ジュエリーエゴサ 知らず知らずに自動検索するようにエゴサ このゆび この髪に心を思い出す 私がいるさよならという言葉が ただのさよならという意味だったらいいのに花のないかびん 悲しみは薔薇になる だから私は咲いてる恋する涙 恋するlips...
■ロイヤル・スィート・トレジャー男の嘆きも女の涙もひとの痛み悩み多きことはぜい沢曖昧もいい抱きしめ切れずふれられもせず一杯女におごられたあれから何があったか覚えちゃいないが胸しばるかなしみだけが俺のロイヤル・スィート・トレジャー男も死んだ女も死んだ時代(とき)の流れにピストルも持たずにこころを撃ち抜く女だてらにふざけてやがる君もやるよな一杯最後におごらせてくれカタリと溶けるこおりが何かを話すだろう用...
■ネイルが仕上がるまでネイリストに右手をあずけて左手であなたと手をつなぐホテルの午後のアンサンブル漂うアロマのディフューザーあなたの手の表情を読んでいるだから他愛ない話をするのこの手とその手がしてきたことはなんだったのかしら罪かしら男は逃げるものを追いかけ女は追われるものから全力で逃げるのネイルが仕上がるまで あなたが恋人でいてくれたらそれでいいネイルが仕上がるまで 黙ってそばにいてくれたら それがさ...
■磧礫(せきれき) ただの石ころかも知れない私たちは激しい水の中 いのちを削り削られながらいくさを聞く流るる川音に あなたと拾い集めた日々は岸辺の石だったかも知れない石には森や木やそよいでて二人にはそれが世界だったふと胸をつらぬく 互いの目をみつめあの時さびしさを聞いた難儀(なんぎ)なものです 人の世は 人と人とがなぜ難しいでもふたりは知っていたなぜこんな石ころが美しいのか吸い込まれてゆく石の中には老...
■Tumbling Beat赤いRECの文字と赤い丸ふいに動画で撮ってるものはきみの髪と化粧と香水と生理の匂いが入り混じったようなもの実体のないものや正体不明なものが監視カメラをすり抜けるそんな夜の抜け道は美しい死のようだTumbling Beat 消毒しすぎて手が荒れる僕という下等動物最上階に近づくたびにTumbling Beat 狂う惑星 軌道逸れるたび僕たち上機嫌に屈折してる暗いビー玉の光のような Tumbling Beat 女の敵はやっぱ女だ...
■Good Heartbreakこれで良かったそう思うしかないじゃないのあなたにとって私にとってGood Heartbreak これまでの日々を惜しむように好きだったものたちたとえば好きだった歌好きなひとはあなたのままなのにまるでちがってしまった私たちかんがえる前に 美しいことをするのそれがさよならだとしても涙がとまらなくても あなたの首にすがるしかなくても Good Heartbreak , Good To MeGood To You否定できないいいとこしか思いつ...
■カレンダーガールきみはCalendar girl僕は毎日めくる胸のCalendar 笑うCalendar girl会う日のスニーカーがかぞえたCalendarロマンス色にくちびるがひらかれると日ごと夜ごとため息のドラムを叩く僕はスティックさばきもおぼつかないおいでSlender girl風のインクの手紙をたどる 月のランプなのにCalendar girl着信途絶えて互い違いに終わるカレンダーオレンジのスカーフたなびかせて去るきみのGoodbye 日付けが止まったままのき...
■風色(かぜいろ)テーブルにはソーダのぬけたスコッチ 昨夜ふたり何を話したのだろうまるでペイ・パー・ビュー見ているようによわまる陽ざしがかたむくきみからの電話は用件だけ告げて切れたありがとうって言葉の意味はグッバイ忘れたよ きみの全身に書かれた長いラブ・レター 言わないで 何もガレージにきみの車はもうないふたりもう ほら 風色(かぜいろ)さ愛していないなんて言えば言うほど 愛している証拠みたいで嫌になる...
■あの日にレイアップ・シュートボールにもなぜだかさわらせてもらえなかった先輩に挨拶してもガン無視されたコーチは何も教えてくれなかった帰る前 死ぬほど床をモップがけした僕のシュートはいつもあと少しのところでリングに嫌われた悔しいって気持ちが今もある大人になっても そこ めがけてる僕がやってることはあの日にレイアップ・シュートさっきまでの試合空気が天井にのぼる上達する方法はすり傷 絶やさぬこと人生はそ...
■夜の寝覚(よわのねざめ)Um...Hey Hey Heyさっぱりよ ひじ掛け椅子で深夜にまんじりともしないのよ私あなたは寝息を立てている細目に開けた冷蔵庫のあかり床にすわってワイン 注いで寝るまでのあそびよ 並べる掛詞あなたにすれば「私」と「彼女」は掛詞私にすれば「愛」と「哀」も そう私にわきあがってゆく想いは実現されない方がいいさよならは殺人者の言い分よ女は深く微笑むのよ 要注意よ愛が重いから すてたいわあなた...
■ロイヤル・スィート・トレジャー男の嘆きも女の涙もひとの痛み悩み多きことはぜい沢曖昧もいい抱きしめ切れずふれられもせず一杯女におごられたあれから何があったか覚えちゃいないが胸しばるかなしみだけが俺のロイヤル・スィート・トレジャー男も死んだ女も死んだ時代(とき)の流れにピストルも持たずにこころを撃ち抜く女だてらにふざけてやがる君もやるよな一杯最後におごらせてくれカタリと溶けるこおりが何かを話すだろう用...
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■磧礫(せきれき) ただの石ころかも知れない私たちは激しい水の中 いのちを削り削られながらいくさを聞く流るる川音に あなたと拾い集めた日々は岸辺の石だったかも知れない石には森や木やそよいでて二人にはそれが世界だったふと胸をつらぬく 互いの目をみつめあの時さびしさを聞いた難儀(なんぎ)なものです 人の世は 人と人とがなぜ難しいでもふたりは知っていたなぜこんな石ころが美しいのか吸い込まれてゆく石の中には老...
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