■ロイヤル・スィート・トレジャー男の嘆きも女の涙もひとの痛み悩み多きことはぜい沢曖昧もいい抱きしめ切れずふれられもせず一杯女におごられたあれから何があったか覚えちゃいないが胸しばるかなしみだけが俺のロイヤル・スィート・トレジャー男も死んだ女も死んだ時代(とき)の流れにピストルも持たずにこころを撃ち抜く女だてらにふざけてやがる君もやるよな一杯最後におごらせてくれカタリと溶けるこおりが何かを話すだろう用...
私が書いた歌詞のようなフレーズのどこかがあなたのこころにふれますように。なお私の作品は評価を期待するものではないこと、解釈を特定するものではないことをご了承ください。
■僕は心臓 僕は心臓 Bang Bang Beat For You理科室の人体模型の心臓夜中になると Bang Bang Heat For You僕の手の定位置は下の心臓何せ君はくせもの ダース・ベーダーの中のひとチーズよりニシンの缶詰よりくさくて痛くてたまんない あとを引く僕の臓器を君は食べてゆく何たる感動 さらなる混同僕は心臓 ただ君に反応 Bang Bang Beat For You何100通りも愛し方あるのに たった1つ 君の愛し方 僕は模索中 僕は心臓 Bing Bing Blo...
■ジェントルマンよりただの男女から口説きたくなるほど男は美しくあらねばならない今夜の主役はあなただから僕はただの端役に徹したいグラスのお酒より心酔わせるしたたるネイルがほほをすべってくため息はすべてを言いつくす 白紙の答案 Ah純粋は道化でもある 嘆きは歓びにもなる ジェントルマンよりただの男になる 僕は AhAh服着ていても 抱擁できる女に抱かれ男はおとこになるいかがわしさも あっていいのさ水のドレスを ...
■燠火(おきび)かなしみはとても燃えやすいからわたしはそれを暖炉に投げ入れるはやく灰になることを願って思い出という薪(まき)をそっとくべる美しさは苦悩と共にあるやさしさのそばには傷もあるきみよ うだるほど 燃える火がおおきくてもせめて誰かをあたためる燠火(おきび)となれかなしみの手紙はとても長いわたしは読んでひとおもいに捨てるはずみで生まれ はずみで死んでく言葉の重さと命の軽さよ他愛なく生きていけたらい...
■カギ編みべや苦しみは苦しいとおもった時に初めて苦しみになるのよ私だってそれなりに夢みたないものを数えたり いない人たち私待ったりはしないわ足りないものを決して望みはしない恨みつらみは体に毒よちびりちびりとクランベリー酒をやっている糸の網目を見るような毎日それでもね ちょっとね 編んでも編んでも 編み終わらない何を編むでも 誰のためでもなく ひたすらカギ編みする部屋があるさみしさがうらでそっと手をむすん...
■武器をとれ僕だけはきみと話す誰一人としてきみに口をきいてくれなくても教室だけが世界じゃない弱さは強さでもある信じつづける力を何度ふり払われても 僕はここにいる日々が泡になろうとも僕はきみに神を見る武器をとれ 共に進もう 微笑みこそが最大の武器だ自分を越えてゆく人は歩みを止めはしない怒りさえ打ち砕く奈落の天国にきっと僕らの戦場はあるのささあ急げ 誇りをかざせ 傷つくこと怖れない きっと僕ら会おう誰も知...
■唾液のブローチそのくちびるにルージュなどいらない僕の唾液のブローチそれだけがあればいい 僕のしるしにきみに捧げるものはこんな唾液のブローチ濡れながら光らせるブサイクな真似などよせよ口に出来るほど 愛は容易くはないもう飾りなど捨ててしまうよ僕にもくれよ きみの唾液のブローチを微笑み忘れてすこし憂うといい僕の唾液のブローチきみの素肌につけようもっと卑わいになりたいね猥雑な街よりとても素敵な夜へ流れてあ...
■女になるなよ似合わぬルージュで 女になるなよ吸えないタバコも さまにはならないこどものくせして 女になるなよ男はいらない ふざけた台詞さ美しいだけの 女になるなよ男に抱かれて さびしい目をしたもの欲しそうな 女になるなよひどい化粧だな 泣いてるみたいだ光があるうちは 影などまとうな女になるなよ 女になるなよ女になるなよ きみは素顔のほうがいい背伸びもいいけど 女になるなよ女の世界も 甘くはないだろかま...
■サマー・アンサンブル風が誘いかける ロッキービーチ 海がブルー・アシードに 胸まで染めてゆく サングラスをかけて 照れかくししても きみを前にすれば そう 僕は手持ち無沙汰さ長いきみの黒髪が 波にひろがって 綺麗だ 僕はまたきみという 海に抱かれにきたと言おう 何人かの女にあれから会ってたのにきみひとりの笑顔しか見えない こんなサマー・アンサンブルインスタグラムをみせて 去年の画像 きみに見せたらそう 微笑んで...
■デッド・ エンド中の下レベルの女に 計画通りフラれた 巨体化したカナブンが あの女には棲んでた僕のうらがおが舌を出すほんとは人間嫌い言えるわけない立場がつめたさの親分になる人間大縄跳びのなか おいでおいで 受難の日々を楽しむか 愛欲の日々におぼれるか デッド・エンド誰にでもなつくように 笑顔を振りまくけれど 本当は僕は自分さえどこかで見下している 尻尾なんか振らないぜキライな奴はキライさねじれたたましい...
■モスクワの空たれこめてる空に慣れた人びとは冬に憩うほりつめて澱(よど)む都市果実を投げつけた我が憎しみ 我が哀しみ誰にも言わない 遠い祖国をふるさとと呼べない それでも私はロシアの子なのだたったひとつ愛してやまない どんなに離れようと 捨てようと モスクワの空あの娘が生きていた頃はそれでも生活があった 混沌こそ平和だよと正しさにとげを刺した 我が祈りは 我が苦悩は弦(いと)弾くしかない生まれた場所をふるさとと...
■火ノオンナコーヒーがこぼれてゆくペーパー・ドリップあふれてダメにするつい考え事してるから 自分に言い聞かせるのよあなたとは 寝物語 夢語り※もう泣くもんか 待つもんか 追うもんかそんなわたしに生まれ変わる あなたを忘れていく途中火の国で火ノオンナになってまいります※うつうつと過ごすよりも旅行にでも出る強いシャワーの音で号泣を消した夜もあった私のカップにふれないでひとりでいる 幸せに 満ちているああ ...
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■ロイヤル・スィート・トレジャー男の嘆きも女の涙もひとの痛み悩み多きことはぜい沢曖昧もいい抱きしめ切れずふれられもせず一杯女におごられたあれから何があったか覚えちゃいないが胸しばるかなしみだけが俺のロイヤル・スィート・トレジャー男も死んだ女も死んだ時代(とき)の流れにピストルも持たずにこころを撃ち抜く女だてらにふざけてやがる君もやるよな一杯最後におごらせてくれカタリと溶けるこおりが何かを話すだろう用...
■ネイルが仕上がるまでネイリストに右手をあずけて左手であなたと手をつなぐホテルの午後のアンサンブル漂うアロマのディフューザーあなたの手の表情を読んでいるだから他愛ない話をするのこの手とその手がしてきたことはなんだったのかしら罪かしら男は逃げるものを追いかけ女は追われるものから全力で逃げるのネイルが仕上がるまで あなたが恋人でいてくれたらそれでいいネイルが仕上がるまで 黙ってそばにいてくれたら それがさ...
■磧礫(せきれき) ただの石ころかも知れない私たちは激しい水の中 いのちを削り削られながらいくさを聞く流るる川音に あなたと拾い集めた日々は岸辺の石だったかも知れない石には森や木やそよいでて二人にはそれが世界だったふと胸をつらぬく 互いの目をみつめあの時さびしさを聞いた難儀(なんぎ)なものです 人の世は 人と人とがなぜ難しいでもふたりは知っていたなぜこんな石ころが美しいのか吸い込まれてゆく石の中には老...
■Tumbling Beat赤いRECの文字と赤い丸ふいに動画で撮ってるものはきみの髪と化粧と香水と生理の匂いが入り混じったようなもの実体のないものや正体不明なものが監視カメラをすり抜けるそんな夜の抜け道は美しい死のようだTumbling Beat 消毒しすぎて手が荒れる僕という下等動物最上階に近づくたびにTumbling Beat 狂う惑星 軌道逸れるたび僕たち上機嫌に屈折してる暗いビー玉の光のような Tumbling Beat 女の敵はやっぱ女だ...
■Good Heartbreakこれで良かったそう思うしかないじゃないのあなたにとって私にとってGood Heartbreak これまでの日々を惜しむように好きだったものたちたとえば好きだった歌好きなひとはあなたのままなのにまるでちがってしまった私たちかんがえる前に 美しいことをするのそれがさよならだとしても涙がとまらなくても あなたの首にすがるしかなくても Good Heartbreak , Good To MeGood To You否定できないいいとこしか思いつ...
■カレンダーガールきみはCalendar girl僕は毎日めくる胸のCalendar 笑うCalendar girl会う日のスニーカーがかぞえたCalendarロマンス色にくちびるがひらかれると日ごと夜ごとため息のドラムを叩く僕はスティックさばきもおぼつかないおいでSlender girl風のインクの手紙をたどる 月のランプなのにCalendar girl着信途絶えて互い違いに終わるカレンダーオレンジのスカーフたなびかせて去るきみのGoodbye 日付けが止まったままのき...
■風色(かぜいろ)テーブルにはソーダのぬけたスコッチ 昨夜ふたり何を話したのだろうまるでペイ・パー・ビュー見ているようによわまる陽ざしがかたむくきみからの電話は用件だけ告げて切れたありがとうって言葉の意味はグッバイ忘れたよ きみの全身に書かれた長いラブ・レター 言わないで 何もガレージにきみの車はもうないふたりもう ほら 風色(かぜいろ)さ愛していないなんて言えば言うほど 愛している証拠みたいで嫌になる...
■あの日にレイアップ・シュートボールにもなぜだかさわらせてもらえなかった先輩に挨拶してもガン無視されたコーチは何も教えてくれなかった帰る前 死ぬほど床をモップがけした僕のシュートはいつもあと少しのところでリングに嫌われた悔しいって気持ちが今もある大人になっても そこ めがけてる僕がやってることはあの日にレイアップ・シュートさっきまでの試合空気が天井にのぼる上達する方法はすり傷 絶やさぬこと人生はそ...
■夜の寝覚(よわのねざめ)Um...Hey Hey Heyさっぱりよ ひじ掛け椅子で深夜にまんじりともしないのよ私あなたは寝息を立てている細目に開けた冷蔵庫のあかり床にすわってワイン 注いで寝るまでのあそびよ 並べる掛詞あなたにすれば「私」と「彼女」は掛詞私にすれば「愛」と「哀」も そう私にわきあがってゆく想いは実現されない方がいいさよならは殺人者の言い分よ女は深く微笑むのよ 要注意よ愛が重いから すてたいわあなた...
■Next.Goes On 醜悪に見える この街のどこかでまだ汚れていない場所が おいでおいでしてる このスニーカー はきつぶすまでぼくは行けるとこまで そう 行ってみたいな 猫背の夢にヘタな歌うたいながら Next.Goes On On And On その次に行こう誰かがむこうが呼んでるよNext.Goes On On And On ダメでも 負けても 泥だらけでも きっとその先に光はある”もどき”がいい 知ったかするよりワケ知り顔 成りすましするよりい...
■孔雀の時刻(とき)午後20時と午前7時の女の見分けがつくかしらコンパクトでうしろのあなたを見てる滑稽なのよ さかさまな男 違う男(ひと)を好きになった それだけのことよあなたのためにきれいになるそれは別れを秘めてるからルージュ色のうらぎり それも女の甲斐性なの愛のために 自由にさせて後悔ならば 彼としたいわすべてを持つ あなたの手からどうぞ飛ばせて 孔雀の時刻(とき)よ相手が男なら殺してやる相手が女なら口...
■雨ノチ晴れ雨の拍手に巻かれてふねのスクリュー音白無垢きたわたしへとあなたは傘さしたいずまい ただしたのよ おごそかな式 島のひとに感謝した若かったあの頃きっとそうねしあわせの前ぶれは雨なの雨ノチ晴れ 雨ノチ晴れ いつも 晴れごごろ ねえ父さん あすはそうふたりで送る番 あの娘がそう しぶってたお見合いきめたのともだちに配信で 見せると言うあの娘トラクターで むかえる彼家族が増えるのよ予報みたら ...
■ホット・パラダイスアイツが死んだのは 雨のせいさ日曜日と雨をこよなく嫌った アイツが死んだ日も 傘の波真実は何百カラットもの まやかし充血したような笑みを いつも浮かべてたアイツは馬鹿げたこの世のGAMEサイト とっとと退会した ホット・パラダイス喪服が濡れてやけに 重く感じて腑抜けな笑いが 僕らに伝染(うつ)った 生きてる僕たちはそう まあとりあえず 自分のことしか考えてないことがわかったカンシャク玉を...
■ラスト・オーダー未読メールにしてあなたを放置するこんな終わり方知ってるこの悲しみは そう私だけのものなのこの孤独もあなたにあげない彼女のもとへ行くなら わたしを殺してからにするのね すべてわかちあえたと、いう夢をみた ウェイタ―がテーブルに来る 店も閉まる決めかねる こんな恋のラスト・オーダー ラスト・オーダーひとを愛することにまちがいなんてあるの?なんだか酔っているさよならにすれ違いかぞえてホンモ...
■已んぬる哉(やんぬるかな)釈迦が岳 八剣山(はっけんざん) 転法輪岳雨糸の向こう 横たわる湖は鉛(なまり)鬼と仏もおなじと思う これからふたりは女の山と男の山を 降りる怒れ 燃える 木々の葉たちよ心などという不埒(ふらち)なものに売られ買われどうしてくれよう山などありはしない 山ほどそれは崩れ落ちる僕はあなたの目を見て言う 嫌ったわけじゃないもう好きになれないだけだ若き日には若さはすぐに 消えるとも知...
■朝からムーン ルージュから 女は生まれる肩で息ついて かがみ抜ける絶望する若さのかたちに あなたとのことが美しすぎたからThrough The Mirror Of Our Moon Shineガウンの袖に のぼる朝日が あなた手招く もっとお入りなさい 私の中に Ha Um ha朝と夜が呼び交わす世界へThrough The Mirror Of Our Moon Shine 朝からムーン ドレッサーのガラス瓶たちひとつ残らず倒して泣く香りで香りは消せないわあの女(ひと)忘れて ...
■Rock’ Chello ListAh Ah Ah 深呼吸しながら僕はYeh Yeh Yeh 弦に向かうよどぎまぎする指が次第に核をとらえて Music So Good So GoodAh Ah Ah チェロリストがロッカーだって君はYeh Yeh Yehはじめて知ることになるロマンティストは革命家僕は暴れるラブレターいつだっていいなんてそんな時はないんだ君に打ち明ける時は きっと今しかないんだ校庭のど真ん中からチェロを弾く 君へアヴェ・マリアもドッカーンとへッド・バンキ...
■しののめの空トンネル抜けて またトンネル闇から闇へとつづいてもあなたの腕で 髪をみだし山の声を聞く 指はりつめて年をとるたび 脱ぐ花衣死にじたく始めたら 生きたい明けないで 明けないで ふたりの夜悲しんでいたいからなにもかもこのままで しののめの空男滝 女滝 地を這うよにぬらぬら真ん中つらぬく花火躰(からだ)はこころ 糾うが如くこころは躰(からだ)よ今という時に 会えたしあわせだから私という女がいます明け...
■君がいるThere Can't go back, babyCan't go back, baby誰か僕の(Can't go back, baby)代わりをやってくれ 抱く気もないのに女といて飲む気もないのにパブにいて読む気もないのに新書買うどうだってもう何だっていい人間という役は演じるほど猿芝居だねそれもこれもまだ君がいるThereCan't go back, baby ひとりのほうがCan't go back, baby 幸せだと思えるよCan't go back, baby 何人僕は僕をくぐり抜けたならいい仕事で誰...
■Violinistウラジオストクが暮れなずむ頃小さなホールはさながらカーネギー・ホール開放弦の音どよめきと拍手人々はつかの間音楽に戦火を忘れる喝采が押し寄せて 高く高くヴァイオリンの弓で 軽く 軽くフィナーレまで 強く 強く手をひろげて 波をつくるのよ力をひとつに音楽を呼び込むのよ みんながViolinistたれ込めた冬の空暗がりに寄り添う人びとは微笑みスープで体あたためるたましいよ響け 高く高くやさしい旋律を 世界にひ...
■飯炊き女所帯じみてもいいとあなたと暮らした手の荒れも 気にしない米の研ぎかたが大事ね飯炊き女になりたいわ しごと終えたら 待ってて 何か作るこのご時世 自分の世話を焼くようにあなたの飯炊き女になりたいわ生活感があって家事にいそしむのよどこにいたって帰宅の楽しさに重きをおく飯炊き女になりたいわ そして食後にあなたの好きなコーヒーモカを淹れる 今でも出先で気に入ったカップは2客揃いで買うのよ会い足りな...
■Kila Land君の中にあるながれへとそっと身を横たえているまどろむしぐさでまなざしの深いひびきにつつまれてるKila Landを呼び込もうふたりの海流の場所に 愛の悩ましさはひとをいつも美しくするそっと入っていこう水の行方は 渇いたほうへKila Kila Land ここへ胸をとざしてたかなしみには長い休暇が必要さ寄り添うために出来ている僕たちに名前などなくていいKila Landはわけあう手の声が聞こえるあたりなぜここにいてこう...
■テイクス・ア・トリップ往年の ジャンギャバンのような目つきでいるぜ脱いだライダーズジャケット君の肩にひっかけて ゆく ゆく風邪ひくなよと 君につぶやいたそんな気障 もう言えないよ胸はがらんどう君が僕を抜けてくからかうの?「いい人ね」なんてさ 嫌みさ乗っていきなと誘ったけど僕ひとり 高架くぐる 排気音が翻る テイクス・ア・トリップ!喧嘩別れのバツの悪さを君にぶつけたよ海外ドラマの つぎのシーズンの配...
■YESingYESing 倒れてはじめて YESing 起きあがれるYESing はだかで生まれた僕らなんだYESing 出会いも別れもYESing 季節もくりかえす模索こそ 道ってもんだかなしみってやつはツケモノ石さ重さが 人生のうまみ 引き出す ここじゃないどこかへと YESing YESingYESing もう楽しんじゃえ YESing 迷っちゃっていいYESing 苦しみから逃げていいんだ 運命の女神を この際 引っかけちゃいなよ中指立ててやれBad Lu...
■Novemberしずかなことが欲しくなる指でまぜる シングル・モルトピアス・キャッチに 指をそえて君の涙が また伝うよ生まれ変わるしるしさびしいときは枯葉と呼ぶのよそう云って 君が外したリングあなただって自白なさい そして愛に協力するのなるようになるわ それが私たちよと No No BabeHeartache November 何も言わないことがやさしさのように思えてくるNovember November November その手 この目 ふたりただNovem...
■MOSHベルガモットワインと マラ・デ・ボワの相性がいいように ふたりはくすぐったい関係ねわたしの首のつけねと腰のくびれはあなたの手の指定席だと言ってたのにAh きみのなかにある僕の比率が減ってゆくよ僕の不在着信にもきみは応えないDon't Stop THE LOVE なんて言ってるかわからないから愛なんだオープンカー ちぎれる声風にさらわれる Oh No 愛をつづけて 途切れそうでも Keep On Driving ジュリアン、ミッシェル、ソ...
■Falling Apart指に 瞳に そっとからまる声に 唇に 二人はおちてゆくきみの細いアンクレットだけが闇に生きている行き先を知らない こころを抱きよせながら くちづけの烙印にうしなうことがふたりを与えて僕はあなたの温度を知るFalling Apart Falling Apartふたりに 同時に ゆれていた花の 名前など 知らなくていいひとつの孤独に目を伏せて やがてすべてが過ぎたあと夢見ていたと言うだろうそしてきみを忘れることが...
■Not ,Without You機種変をお店で 独り済ませたあとで電話番号を変えない理由があなたにあると 今さら気づく私なら髪いろかえてネイリストに相談をあずけて知らぬ駅 おりたなら雨が降って来たこれだもん 嫌んなるこんな時 タメ口であなたとよく話したね笑ってる顔ばかりおぼえてるあなたは世界で一番聞きたい声でもその声でさよなら言われたのそこだけインクがひろがったわかってた あなたは私を見ていなかった私をすり抜け...
■Rainライトに照らされてほら霧雨が横切るよ車の中から見てるドアをあけて波を聞こうかこたえ探しをしてたでもこたえはなかったいつも愛を求めてた誰かを愛することもなく「馬鹿だな」「馬鹿よね」今夜降る雨はとても優しい つめたくてずぶ濡れでも 心につたうきみとともに打たれる雨ならきっとそれが幸せ 2人が降りつづきますようにもっと降れ雨よ降れ ひとつの声を追いかける 手のひら分けて So Rainむこうで路面電車パ...
■うらがおフードに風がぬけるで、きみ なんて 言ってたんだっけ そうそう僕がきみにフラれるって話いいんじゃない 今夜サヨナラしちゃえばいいよいいよ でも、言っとくけど僕はいい人じゃないきっときっと きみはこれまで僕を見てなかっだけオモテがあればウラはあるってなもんで きみが最近きれいになった理由を知ってる会って好きって抱きあってもきみと違ってゆくんだ軋(きし)んでゆくんだ人間おしくらまんじゅうきみと...
■しののめの空穀雨(こくう)のビルアレイうっとおしい日々が そう着脱可能ならいいのにやなことOFFにしてHAPPY全開理想の娘ダウンロードしてトリップメールでスルメあじのする殺生なことしたいリロードして 何度も翔ぶ明けないで しののめの空に僕はうかんでいたいのSet Me In The Dark 僕を置いてくならせめて暗闇にすてて腰巾着になるのもやだな金バッジさんよ僕らは今日の米を研いでいるそこんとこわかってない嘆きとほろ酔...
■Death Logs In来る日も来る日も闇討ちにあって恩讐のしぐれ夜駆けに参るふっと忍び女(め)の姿をして懐にもぐりこみ 刃を抜くのさ最高のざわつき 死の予感おまえもおれも鬼には違いない Death Logs In 刀じゃ斬らないさ背中でむこうに放りすてるDeath Logs In 不埒な奴ども恩情にすがりつけ すがりつけリンクした先に何もなくてもあだ花のひとつ 咲かせてみましょ真実の全貌など見えない全身全霊で生きるしかないおまえは...
■越せぬ部屋青春の間取りおぼえてるふて寝して見てたくもり空まだ無いものがあるうちは やっていけると気をはくよ時のながれに 棄てたものに こころを拾うこともあるさなんども引っ越ししてきたけどあなたは今も越せぬ部屋イロハのイの字も知らないで生きてることはまぐれだとあなたに会えない年月に夢は過ぎても終わらない好きと言ったらうそになる愛と言ったら おもくなる ぬけないトゲが またうずくあなたはされど越せぬ部屋...
■輪の中の燐光すべてを暗号化してもなお盗聴会話は混線してる私たちはただのパーツと化し靴はクラブのフロアに散らばる日曜日の憂うつをぬぐうように地下でおちあうこの指がみちびいた方程式が怪物とは知らず実験はまたしても再開されたかたずをのんで知らずに悪に手を染めるこのプログラム実行されたら博士 あなたの真意がわかりません博士 あなたは何を画策してますか博士 あなたが云う世界の終わりそれはつまり何を意味して...
■そこから先は雨さびしさだけではあるまいが 影だけが僕らにつきまとう 拾ヶ堰(じっかせき)あたりどうしてと 責めもしないきみのやさしさが 重い許される ことがつらい胸のカレンダー破られてその先を言わない 行き先を聞かないそれがふたりのことばのようにそこから先は雨 雨足はさらにはげしくなる そこだけを照らし出すように まるで遠くなるいつまでも かなしみはまわりつづける影のように騒ぎ疲れたあとの から笑...
■御荷鉾の三束雨 (みかぼのさんぞくあめ)餌の在処も 罠も知っていて忍びやかに真夜中をすり抜ける野良猫だって都会で生きるすべ知ってるというのに私は着物被(かぶ)せて かくれんぼいっそ朝まで かくれんぼそぼろ濡れて 雨足はやく鬼のいぬ間に かくれんぼ想いかくせず かくれんぼ夜にまぎれて かくれんぼ哀し雨音 頬ぬらしどちらが鬼か かくれんぼ愛人願望 毒婦の役回り違う男を部屋に連れ込み蚊帳にかくれて 私何して...
■網タイツにウィスキー・ボンボン不埒な女 脱がせたら 一枚神秘な女 解いたなら 一枚 便利な女 投げうてば 一枚一枚二枚と私を賭けてるつもり ※こんな夜半 札ばかりがふたりに舞う 今夜もばくちを打つけどあてなくあなたのうでを 解纜(かいらん)してゆく網タイツにウィスキー・ボンボン似ている温もりはどこにでもあると知ってたわ網タイツにウィスキー・ボンボンだけどあなたのような温もりはあなたにしかない笑うし...
■My Habit休日は 何もしない そんな決めごととかふたりが気づかずにしていたルーティン 売れ残りの花を帰りに買って テーブル囲んで2人意味もなく笑ったりそんな習慣を 少しずつ忘れてゆくことが僕の習慣になったきみとわかれてから いつもの電車の窓のかたちの光に運ばれる分母の数だけ悲しみは軽くなる筈なのに きみとの習慣を失くせたとしてもぼくのあたらしい習慣はきみを無意識なまま 思うこと 「歌詞のようなブログ」 ...
■アイせないオンナサイドシートに ころがしたままの空のぺットボトル 今どのあたりいっそ不幸に 溺れたかったなにも不幸と感じないほど あなたと そう 別れたら すべてが終わる気がしていたのに行き暮れてはじめて見える道があるいろいろあるから ひとなのよ、でしょ恋のひとつや ふたつ失くしてもべつにわたしが死ぬわけじゃないぬるい気休めにダメになりたくないついさっきまで かなしみに浮かれてさえいたわたしがい...
■コインロッカーに心臓を預けて女なんて興味ねえよ闇が団子になって来るけどもうお腹いっぱいさ孤独は味なんかしねえダンス・ナイト女のヒールはからっぽに響いて僕をダメにするさよならはリキッド・ルージュのあと べッタりとこびりつくコインロッカーに心臓を預けて愛してるって言ってみたコインロッカーに心臓を預けてきみがきみじゃないように僕も僕を逃げたかったかりそめは現実のすきまを埋める除湿剤のようなもの手を鳴ら...