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2021/12/25

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  • 米国: 米国特許庁が101条の発明適格性についての報告書をついに公開

    米国特許庁が、ついに101条の発明適格性についての報告書を議会に提出し、そちらが公開されたそうです。 www.uspto.gov キーポイントは以下の4つのようです。 (1)まず、特許の適格性に関する法律は、明確で、予測可能で、一貫性のあるものであるべき There was general agreement that the law on patent eligibility should be clear, predictable, and consistently. (2)現状に賛成する人からは、過度な費用のかかる訴訟を回避できること、イノベーションの共有を促進すること、科学情報や革新的…

  • 日本: 民事判決の全判決がビッグデータ化されるそう

    読売新聞のニュースで、民事判決の全判決がビッグデータ化されるというものがでました。 www.yomiuri.co.jp ニュースの内容では、「新たな仕組みでは、各裁判所が言い渡した判決を公的な「情報管理機関」に集約。同機関でデータベース化し、原告ら訴訟当事者の個人名や住所、生年月日などを伏せた後、利用者に提供してビッグデータとしての活用を見込む。」なので、どこまで自由にアクセスできるかは不明ですね。 損害賠償や争点の分析を促進するならば、あらかじめそちらのメタデータをつけておいてもらえると利用者はうれしいですが、こちらは商用データベースになってくるんでしょうか。 米国の裁判等の情報を分析でいる…

  • 中国: 中国のAIやビジネスモデルに関する特許の審査基準セミナー

    中国は欧州と同様にソフトウェア系の出願に対する審査が厳しいと有名です。 中国のAIやビジネスモデルに関する特許の審査基準についてのセミナーが下記のようにあるようです。 [Webinar] Cases Updated in CNIPA Guidelines - Eligibility & Inventiveness for AI & Business Method Applications [Webinar] Cases Updated in CNIPA Guidelines - Eligibility & Inventiveness for AI & Business Method Appli…

  • 欧州: グレースピリオドについての評価結果がでる

    以前、欧州特許庁がグレースピリオドについての評価を再度始める旨の投稿をしました。 www.patent-topics-explorer.com そちらの結果がEPOに投稿されました。 www.epo.org 結論としては、「欧州のユーザーの大多数は現状に満足しており、仮に猶予期間があったとしても利用する人は少数派(約6%)」だったそうです。 ニーズが高かったグループとしては、大学関係と米国からの出願人だったそうです。 こちらの結果をもって今後欧州特許庁で政策議論がされるようです。 新欧州特許出願実務ガイド (現代産業選書―知的財産実務シリーズ) 経済産業調査会 Amazon

  • コロナワクチンの特許一時停止等がWTOで合意されたそう

    下記のニュースが公開されていました。 www.msn.com 早速17日のWTOのサイトを見に行くと、更新されています。 www.wto.org コロナワクチンの特許一時停止についての決定案は下記になるようです。 Draft Ministerial Decision on the TRIPS agreement - Revision directdoc.aspx (wto.org) 以前も投稿しましたが、すべての途上国に認められるわけでなく、例えばワクチン世界輸出量で一時停止の対象となるかの足きりが最初の案で書かれていました。 www.patent-topics-explorer.com 対象…

  • セミナー:FRONTEO AI Innovation Forum 2022 - 自然言語AIだから実現できる課題解決のリアル

    FRONTEOが「FRONTEO AI Innovation Forum 2022 - 自然言語AIだから実現できる課題解決のリアル」というセミナーを行うそうです。 ai-forum.fronteo.com 自然言語処理と、リーガル、ライフサイエンス、経済安全保障などをテーマに講演がされるそうです。 FRONTEO AI Innovation Forumは、今回で4回目を迎えるFRONTEOが主催するプライベートカンファレンスです。これまでの3回は、企業におけるFRONTEOの革新的な自然言語AI活用の現状、成果、企業の未来を形作る意思決定への貢献について紹介してきました。第4回目である今回は…

  • Googleと自然言語処理と特許分析

    先日テキストマイニングと自然言語処理の投稿をしました。 www.patent-topics-explorer.com 関連して、GoogleはBERTという自然言語処理アルゴリズムをリリースしていますが、特許のテキストマイニングに関係して、BERTの特許情報分析の適用について過去に白書等を出しています。 cloud.google.com GitHub上にコードも公開されていたりいます。自動で特許分類をつけるコードなどが公開されています。 github.com BERTによる自然言語処理入門: Transformersを使った実践プログラミング 作者:近江 崇宏,金田 健太郎,森長 誠,江間見 …

  • 書評: 最近よんだテキストマイニング書籍(IPランドスケープ向上へ)

    巷でIPランドスケープが騒がれていて、テキストマイニングの技術はつけておきたいところ。 従来技術では既存の特許分類でソートするだけでもかなり有益な分析はできるのですが、変化の激しいAIなどはそもそも「欲しい特許分類がなーい」ということも多々あり、テキストマイニングの技術が欲しくなるところでもあります。 ワードクラウドくらいならオンライン上でできたりしますが、機密性の観点や、もっと他のこともしてみたいとなると、自分でも原理を理解していく必要が出てきます。 textmining.userlocal.jp そこで、テキストマイニング力(ちから、オーラバトラー風)向上のため、最近いくつか読んだのでメモ…

  • 日本: ハイペースな特許庁政策推進懇談会。全4回の議題は?

    先日、知的財産推進計画2022が決定したことを投稿しました。 www.patent-topics-explorer.com その裏で、今年は特許庁政策推進懇談会なるものが動き始めています。 法改正などに対する位置づけは不明ですが、案外 www.jpo.go.jp 議題は第一回はこちら。 (1)知的財産制度の検討課題について コンセント制度他人の氏名を含む商標の要件 知財経営支援機能のINPITへの集約 一事不再理の考え方 意匠の新規性喪失の例外適用手続 AI、IoT時代に対応した特許の「実施」定義 NFT化した画像データの意匠権 損害賠償の過失推定規定 オンライン送達制度 優先権証明書のオンラ…

  • 米国: 標準必須特許(SEP)の2019年ポリシーは撤回、2021年ドラフトポリシーは棚上げのよう

    以前、米国で標準必須特許(SEP)のライセンス交渉と補償に関するドラフトポリシーについて投稿しました。 www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com さて、6月8日ですが、司法省、米国特許商標庁(USPTO)、米国国立標準技術研究所(NIST)(以下、両庁)2019年FRANDポリシーステートメント(2019 Statement)を取り下げを発表したそうです。 www.justice.gov 2021年のドラフトポリシーのパブコメの結果を検討した結果、2019年ポリシーの撤回がイノベーションと競争に資すると判断したそ…

  • 米国: DABUSを作ったThaler博士はAI著作物でも裁判へ!

    先日、Thaler博士の作ったAIのDABUSにより"発明された"とされる発明について、AIであるDABUSのみを発明者とすることの米国特許法における是非が、米国知財高裁(CAFC)での審理が開始したことを投稿しました。 www.patent-topics-explorer.com さて、一方で、今年2月にThaler博士の作ったAIが書いたとされる絵画の著作物について、AIを著作者とすること等の米国著作権法の是非も争われていることを投稿しました。 www.patent-topics-explorer.com 訴訟記録によると、Thaler博士はAI著作物の事件を、地裁に提訴したそうです。 w…

  • 米国: AIの発明者適格性の米国知財高裁(CAFC)の口頭審理を聞いてみた

    現地の6月6日に米国知財高裁(CAFC)が、 AIの発明者適格性を問題とする事件の最初の口頭審理を行いました。 www.patent-topics-explorer.com 口頭審理の傍聴の仕方は下記などをご参考にしてください。 note.com 以下は内容の正確性は保証しませんが、個人的なメモです。 最初の口頭審理は約25分程度で終了しました。 (DABUS陣営) -AIが発明者である"indivisual"に該当するかは、イノベーションを保護するという特許法の方目的に沿って解釈すべき -AIの発明者適格が認められないと、AIから生まれた発明がトレードシークレットで保護するしかなくなり、世の…

  • 日本: 知的財産推進計画2022が決定する

    日本の特許法関係の法改正への流れとして、おおよそ下記の流れを取ります。 知財推進計画策定 (内閣官房 知財戦略本部) ↓ 有識者が報告書作成 (経産省 産業構造審議会) ↓ 改正案策定 ↓ 国会 一番最初の知財推進計画は今後の特許法の法改正の内容に強い影響がありますので、知財関係者は注目しているところです。 今年の知財推進計画2022ですが、6月3日に最終化されたようです。 www.kantei.go.jp おそらく下記リンクの内容で最終化されたのだと思います。 www.kantei.go.jp 今年の内容ですが、おおよそ下記の内容になるようです。 1.スタートアップ・大学の知財エコシステムの…

  • ロシア: ゼルヤンツ(tofacitinib)の物質特許がロシア特許庁で無効の決定が出る?

    医薬品は他業界と比較し少ない特許で製品が保護されているとされ、その中で最も強い特許とされているのが、化合物自体を特許権で保護する物質特許と呼ばれるものになります。 物質特許等を含めた医薬品の特許についてはこちら等をご参照ください。 www.jga.gr.jp さて、そのような重要な物質特許なので、製薬企業は特許性を確保すべく万全の体制で臨んできます。 しかし、今回製薬業界最大手のファイザー社の主力製品のひとつであるゼルヤンツ(tofacitinib)の物質特許が、ロシア現地のジェネリック企業PSK Pharmaが、特許庁での無効手続きに成功したようです! zuykov.com www.lexo…

  • 米国: 知的財産高裁(CAFC)がAIの発明者適格性のヒアリングを間もなく行う

    現在DABUSというAIが発明したと主張し、DABUSのみを発明者として出願した特許出願の適格性が各国で争われています。 米国では第一審の連邦地裁でAIのみを発明者として出願した特許出願の適格性を認めませんでした。 gigazine.net この判決を不服として、第二審の知的財産高裁(CAFC)に事件が控訴されています。 発表された予定によると、現地の6月6日に口頭審理が予定されているそうです。 Panel A: Monday, June 6, 2022, 10:00 A.M., Courtroom 20121-2032 CAVC Morris v. McDonough [argued]21-…

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