chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
kyoshinhei
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/12/25

arrow_drop_down
  • 欧州: EU司法裁判所が特許の有効性が一審で確認されていない状態で仮差し止めは認められないと判断

    EU司法裁判所が、特許に関連して新しい判断を示しました。 今回の事件ですが、ドイツのミュンヘン地方裁判所からの「特許がまだ第一審の異議申し立てや無効審判を経ていない状態で、裁判所が仮差し止めなどの仮処分を拒否することが、EU法のエンフォースメント指令第9条に適合するか」という質問に回答したものになります。 まず、結論としては下記にあるように、「問題となる特許の有効性が、少なくとも、異議申立や無効訴訟において一審で与えられた決定によって確認されていない場合、仮差し止めなどの仮処分は認められない」という判断がされました。 Article 9(1) of Directive 2004/48/EC o…

  • 中国: 中国特許庁ルートのパテントリンケージの最初の審決もでる

    先日も記事を投稿しましたが、2021年6月第四次専利法(中国の特許法)改正により、中国では、薬事承認機関が、ジェネリック医薬品承認に際し、先発医薬品メーカーの特許の存在を考慮するパテントリンケージ制度を導入しました。 一方で、特許関係の行政判断は判断は特許庁が行いますが、薬事承認等の行政判断は薬事承認機関が担いますので、パテントリンケージを機能させるためには両者の役割分担や必要な情報の取扱い等を法律等で定める必要があります。 詳しい制度などは下記などが参考になりそうです。 【特許・意匠ニュース】中国、パテントリンケージ制度の実施弁法の公表 NGB株式会社 パテントリンケージを機能させるには…

  • 再生医療の日本での強制実施権を追う-その3-

    本ブログでは、ビジョンケア及びVC Cell Therapyに対して請求された強制実施権の経緯を追っています。 2021年12月28日の日経新聞で、以前の投稿でも触れた特許第6518878号(発明の名称:「網膜色素上皮細胞の製造方法」)に関し、株式会社ビジョンケアおよび株式会社VC Cell Therapyが経済産業大臣に対して、特許法第93条に基づく公共の利益のための通常実施権(いわゆる強制実施権)の設定を求める裁定の請求がされ、審議が行われているものです。 詳しくは下記の投稿もご覧ください。 www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-…

  • カタールワールドカップと商標登録出願

    さて、先日アジア最終予選を突破したサッカー日本代表のワールドカップのグループステージの組み合わせが決まりました。 日本(FIFAランキング23位)は、ドイツ(FIFAランキング12位)とスペイン(FIFAランキング7位)等と同じ組み合わせで厳しい組ですが、グループリーグでいきなりドイツとスペインが見れるというのもワクワクする組み合わせでもあります。 www3.nhk.or.jp さて、今年のワールドカップはカタール開催です。 サッカーワールドカップは通常夏に行われますが、カタールが暑いことから11月~12月の変則開催になります。 そして、本投稿の本題、ワールドカップ2022はいつ商標登録出願さ…

  • NFTに関するJETROサンフランシスコセミナー

    NFTに関するセミナーをJETROサンフランシスコから行うようです。 最近はNFTの話題も増えていますが、JETROからということでメモ。 オンラインカンファランス「アメリカで加熱するNFT “craze”をシリコンバレーより解説」 (jetro.go.jp) 「アメリカで加熱するNFT “craze”をシリコンバレーより解説」 「一つのアートピースのNFTが80億円で売れた!」「ソフトウェアで自動生成したサルの顔のイラストが3億円で売れている!」などの“コレクティブル”なNFTの話題が溢れ、「本日10000体の〇〇NFTをドロップします!」というアナウンスが毎日何本も行われるのが現在のアメリ…

  • ブラジル: 特許期間調整制度のウェビナー

    ブラジルは最近は改善されていますが、一時期は審査が遅いことで有名でした。 一方で、ブラジル特許法40条で、特許は登録になってから10年間の特許期間が補償する条文がありました。 そのため、10年以上かかって登録になった特許は、本来の20年の特許期間を超えて特許権が存続することになっていました。 しかし、最近最高裁の判決がでて、医薬品などの特許期間は20年を超えて存続しない旨の判断が出され、いろいろと騒がしくなっています。 医薬品などの特許の延長期間が失効、ブラジル最高裁が判断(ブラジル) ビジネス短信 - ジェトロ そんな中こちらのトピックを扱うウェビナーが開催されるそうなので、メモ。 Tr…

  • アメリカ・カナダ・日本が、EUの中国への知財問題に関するWTO提訴に参戦を希望する

    以前EUが中国を知財問題でWTOに提訴という記事を書きました。 背景は下記の投稿等を確認してもらえばと思いますが、最近動きがあったよです。 www.patent-topics-explorer.com さて、WTOに提訴がなされるとまずは当事者の協議が行われます。詳しい手続きは下記になります。 世界貿易機関(WTO)紛争解決制度とは|外務省 (mofa.go.jp) 下記のリンクが本件のWTOのページなります。 WTO dispute settlement - the disputes - DS611: China – Enforcement of intellectual propert…

  • なん…だと…! 文化庁が質問に答えるだけで「著作権契約書」が制作できるシステム作成

    報道によると著作権を主管する文化庁が著作権契約書作成支援システムを作ったそうです。 news.mynavi.jp ちなみに該当するサイトはこちらのようです。 pf.bunka.go.jp 質問に答えていくだけでひな形に基づいた契約書の第一案を作成してくれるそうです。 契約書は個別のビジネスで必要な条項が異なるので注意して使う必要はあるかと思いますが、面白い取り組みですね! 知的財産・著作権のライセンス契約 作者:山本 孝夫 三省堂 Amazon

  • 台湾: 検討中の特許法改正案の解説記事

    2020年からさらなる特許法改正が台湾で検討されているそうです。 2020年12月に改正案の初版、2021年6月に第二案が今までに公表されているようです。 www.globalipdb.inpit.go.jp 台湾では最初の審査手続きで特許査定に至らなかった場合再審査に現在進みますが、「復審」という審判手続きに近いものが導入されたり、無効審判系も査定系から当事者系に移行するなどの改正が検討されているようです。 上記改正案は、智慧財産局だけでなく、特許関連訴訟の審理を管轄する知財商業裁判所も関わっているため、専利法改正と合わせて「知的財産事件審理法」を改正する可能性もある。よって、すぐに改正法が…

  • 中国特許を解説する最新本!

    中国専利法(特許法等)は昨年第4次改正が行われ、大幅に内容が変わりました。 一方で、そちらを網羅的に解説する日本語書籍はなく、新しい本が出るといいなと思っていました。 そんな中ついに待望の一冊がでるようです! 私も早速購入しました笑 中国知的財産法: 法解説と実務ハンドブック 作者:馮 超,光安 徹 オーム社 Amazon 個人的には欧州特許や審判事件を解説する書籍もしばらく出ていないので、欧州単一特許や欧州統一特許裁判所と併せてそろそろ誰か出してくれないかなと思ってます笑!

  • AI著作: 面白いビジネスモデル

    東京藝術大学でAIが著作権フリーの音楽を自動生成するスタートアップを立ち上げたという報道がありました。 techable.jp AIは法律上は権利主体となれませんので、日本や多くの国ではAIが生成した音楽、絵、詩といったものは著作権が認められません。 法律の間隙を狙った面白いビジネスモデルだと思いました。 一方で、最近はAIのアルゴリズムの一つであるGPT-3の改良版が詩を作ったり、 gigazine.net さらに、最近はDeepMindが競技プログラミングレベルのコードを生成したりと、 gigazine.net といったAIが作成したものに経済的価値が認められるものも多くなり、著作権を含め…

  • セミナー: 秘密特許制度を含む経済安全保障推進法のセミナー

    このブログでも何度も取り上げている秘密特許制度を含む経済安全保障推進法について、TMI特許法律事務所からセミナーが開催されるようです。 概要は下記になるようです。 【概要】1.経済安全保障推進法に関する動向、法案スケジュール、制度背景2.法案の重要ポイントの解説及び企業の取るべき対応 ① サプライチェーンの強靭化 ② 基幹インフラの安全性・信頼性確保 ③ 先端的な重要技術の開発支援 ④ 特許出願の非公開化 TMI特別セミナー~今国会成立見込み、マネジメント層必聴~「経済安全保障推進法の重要ポイントと企業に求められる対応実務」 セミナー・イベント Our Eyes TMI総合法律事務…

  • 中国: パテントリンケージによる最初の北京知的財産法院判決

    2021年6月第四次専利法(中国の特許法)改正により、中国では、薬事承認機関が、ジェネリック医薬品承認に際し、先発医薬品メーカーの特許の存在を考慮するパテントリンケージ制度を導入しました。 一方で、特許関係の行政判断は判断は特許庁が行いますが、薬事承認等の行政判断は薬事承認機関が担いますので、パテントリンケージを機能させるためには両者の役割分担や必要な情報の取扱い等を法律等で定める必要があります。 詳しい制度などは下記などが参考になりそうです。 【特許・意匠ニュース】中国、パテントリンケージ制度の実施弁法の公表 NGB株式会社 さて、今回北京知的財産法院が2021年6月第四次専利法(中国の…

  • IPランドスケープとテキストマイニング(自然言語解析)

    IPランドスケープを行い特許分析を行おうとしたときに、最近はテキストマイニング(自然言語解析)をしてビジュアライゼーションする例が増えてきています その際には自然言語解析の理解が必要となってきますが、本書はPythonの基礎から自然言語解析の基礎をカバーしています。 単語同士の類似度の調べ方や、最近よく見るワードクラウドの実装などのカバーしているようです。 自然言語処理を理解していると、最近のAIでよく聞くトランスフォーマーといった最新技術の理解にもつながるので良いかと思います。 Python・Colab・NLP入門 posted with ヨメレバ 井田 昌之 近代科学社 2021年10月2…

  • Breaking: AI発明者適格性についてオーストラリア高裁が地裁判決を覆し適格性否定!!

    こちらのブログでは継続的に、人工知能(AI)が特許法上の発明者として認められるかの事件をウォッチングしてきました。 www.patent-topics-explorer.com 多くの国ではAIが発明者となることは特許法上は認められないという判断をしています。 その中で異端なのがオーストラリアでした。 オーストラリアは第一審の地裁でAIが発明者適格性をみとめる判決を出していました。 地裁判決に不服として特許庁は上訴していましたが、第二審である高裁の判決が出たそうです。 さて、今回第二審の高裁では、現状の法律の文言を解釈し、発明者は自然人に限られると結論づけられたようです。 www.pof.co…

  • 米国: ブロックチェーンは米国特許法で保護される発明か?

    アメリカでは、ソフトウェア関連発明等について、特許法上保護される発明のハードルが2014年の最高裁判決以後高くなっています。 より詳しく知りたい方は下記のJETROの記事などを参考にしてください。 米連邦最高裁 Alice 社のビジネス方法特許の適格性について判決を下す(2014 年 6 月 23 日, JETRO NY) https://www.jetro.go.jp/ext_images/world/n_america/us/ip/news/pdf/20140623.pdf さて、現在ブロックチェーンは注目の技術になっていますが、今回米国地裁で初めてブロックチェーンに関連する特許が、米国特…

  • 日本: 営業秘密不正取得や著作権法違反の検挙件数増加

    営業秘密不正取得や著作権法違反の検挙件数増加という記事がありました。 article.auone.jp 企業側の意識の高まりで被害が判明するケースや、業界内での転職や独立時に情報を安易に持ち出す事例が増えたとみられる。 とありますが、不正があった/なかったとわかるためには、不正がないか調べる作業が必要になります。10年前くらいは、よく不正流出はないといっていても実は不正調査をしていないので認識できなかったという事例もあったとセミナー等でいわれていました。 そういった意味で10年かけて好ましい状態になってきたのかもしれませんね。 図解即戦力 情報セキュリティの技術と対策がこれ1冊でしっかりわかる…

  • 秘密特許制度を含む経済安保法案が衆議院を通過し、参議院へ

    今までも秘密特許制度についても経過をフォローしてきましたが、法案が衆議院で賛成多数で可決されたそうです。 経済安全保障強化図る新たな法案 衆院本会議で賛成多数で可決 NHK 経済安全保障 本会議前に行われた内閣委員会では附帯決議をもって、可決しています。 第208回国会閣法第37号 附帯決議 秘密特許に関連する箇所に関しては、対象となる発明をできるだけ限定すること、出願人手続きを円滑に行うよう配慮すること、補償についても十分配慮することなどが指摘されています。 十 保全対象発明の選定に当たっては、産業への影響を考慮して対象をできる限り限定的なものとすること。その際、デュアルユース技術に…

  • Jリーグサッカー新キャラクターの商標を眺める-横浜Fマリノス編-

    今年はJリーグ創立30周年でして、開幕当初いた10チーム(オリジナル10 - Wikipedia)も30周年を迎えます。 ということで、いろいろと30周年記念イベントが多く行われることが予測されます。 一方、知財関係者として興味があるのは各クラブの知的財産権。 とりわけスポーツビジネスですと商標権は気になるところです。 そんな中、横浜Fマリノスは新キャラクター「マリン」ちゃんを満を持して投入してきました (公式Twitterはこちらの模様 マリン【こうしき】 (@marin_fmarinos) Twitter)。 news.yahoo.co.jp 前提として、横浜Fマリノスには、 マリノス…

  • 明細書作成を議論する面白うそうなYouTube企画

    4月12日21時から下記の内容のYouTube配信があるそうです! とてもおもろしそうなので、メモ。 特許明細書作成のマニアックな論点を実務家でとことん議論しよう - YouTube 概要 特許の明細書作成は職人技的な仕事で、書き方の注意点やポイントなど、マニアックな論点が多数存在します。 これは時代によっても変化するし、技術分野によっても違いがあるし、人や組織によっても違いがあるように思います。 このようなマニアックな論点を、スペシャルな実務家の皆さんでオープンにとことん議論すると、きっと新しい発見があり勉強になるし面白いんじゃないか、という趣旨の配信です。 ゲスト: 高橋 政治 ソナーレ特…

  • ゼロから作るDeep Learningシリーズ、待望の新書。今度は深層強化学習!

    Deep Learningを勉強するのに非常に評判の良い書籍のゼロから作るDeep Learningシリーズ、待望の新書が出ました。 2016年に第1弾が出てから、ついに第4弾が出ることも人気の高さが分かります。 早速Amazonで人工知能部門ベストセラー1位を取っています(投稿時点)。 ゼロから作る Deep Learning ❹ posted with ヨメレバ 斎藤 康毅 オライリー・ジャパン 2022年04月06日頃 Amazonで探す Kindleで探す 今回のテーマは深層強化学習になります。 強化学習→深層学習→深層強化学習と無理なく勉強できそうです。 1章 バンディット問題 1.…

  • 米国: 細胞治療の特許期間延長の対象となる"Active Ingredient(医薬活性成分)"は何になるのか?

    細胞治療薬の特許期間延長を行う際に、"Active Ingredient(医薬活性成分)"は何になるのかを考察した記事がありました。 www.mofo.com YESCARTAという患者さんの細胞を採取し、がんの認識を向上する遺伝子導入を行った細胞を再投与する細胞治療薬について特に議論されています。 この件では導入した遺伝子の配列により"Active Ingredient(医薬活性成分)"が認められたようです。 バイオ技術の発展により、複雑な治療薬ができるように何が"Active Ingredient(医薬活性成分)"となるかは担当者が頭を悩ませるときが来るのかもしれません。 やさしく学べる …

  • ワクワクイベント割と、ドクター中松の「ワクワク イベント」の商標

    政府がGoToイベントをワクワクイベントに改名して今後展開していくことが話題となっています。 一方巷で話題になっているのは、ドクター中松さんが昨年既にワクワクイベントの商標登録出願を行っていたというニュースです。 nlab.itmedia.co.jp ちなみに、ドクター中松さんの出願はこちらですね。 2021年9月に出願がされており、まだ登録となっていないようです。 "ワクワク"と"イベント"というよく使う言葉を組み合わせただけなので、権利化自体は難しいかもしれませんが、何がドクター中松さんにこの出願を直感させたのか非常に興味深いところです。 www.j-platpat.inpit.go.jp…

  • 欧州: 一転して特許査定のクレームの文言と明細書の文言を適合させる運用を認める審決がでる。

    以前より、2021年の欧州特許庁の審査ガイドラインから厳しくなった特許許可時のクレームと明細書の内容が適合しない場合の対応についてウォッチングしてきました。 今回関連する新しい審判部の判断が出たのでメモです。 誤解を恐れずに書くならば、今回の新しい判断までの経緯は大体こんな感じです。 2021年 欧州特許庁:2021年版の審査ガイドラインを作ったで~。特許許可時のクレームと明細書の内容が適合しない場合はビジバシ削除させるで~。 ↓ 審判部T 1989/18:いやいや、そこまで求める法的根拠ないやろ ↓ 2022年 欧州特許庁:2022年版の審査ガイドラインや。いくつか修正したが今までと考え方は…

  • 「標準必須特許のライセンスに関する誠実交渉指針」がリリースされる。

    標準必須特許のライセンスに関する誠実交渉指針がついにリリースされました。 www.meti.go.jp 下記のライセンスオファー(ステップ1)から対案の提示(ステップ4)までの各段階のとるべき対応が示されているようです。但しあくまで指針のため法的拘束力はないため、実務ではそれぞれの事情も考慮する必要があります。 標準必須特許のライセンスに関する誠実交渉指針(PDF形式:255KB) まず、ステップ1のライセンスオファーでは下記を提示することが好ましいとされています。 特許番号やクレームチャートは出すべきことが、誠実交渉に必要であるかは、国によって判断が分かれています。 こちらは日本での交渉時に…

  • 再生医療ベンチャーへの裁定請求はどうなったのか(2022年4月4日時点)?

    昨年再生医療ベンチャーのヘリオスが権利者に含まれる特許に対し、株式会社ビジョンケアおよび株式会社VC Cell Therapyが経済産業大臣に対して、特許法第93条に基づく公共の利益のための通常実施権(いわゆる強制実施権)の設定を求める裁定の請求がなされた旨の投稿をしました。 www.healios.co.jp www.patent-topics-explorer.com その後、上記の投稿にもあるように、経産省は工業所有権審議会に発明実施部会を組織させ、そちらに意見を諮りました。 久しぶりに経過を見てみると、現時点で3回の審議が下記のように行われているようです。 工業所有権審議会発明実施部会…

  • 日本: 秘密情報保護ハンドブックの改訂案が出る! テレワーク時の対応や経済安保の観点などを取り込んだ模様

    下記の審議会で議論されていた秘密情報保護ハンドブックの改訂案が公表されたそうです。 www.meti.go.jp 改訂案と改訂のポイント等は下記になります。テレワーク時の対応や経済安保の観点などを取り込んだようです。 資料3-1 「秘密情報の保護ハンドブック」の改訂(改訂方針と改訂ポイント)(PDF形式:2,074KB) 資料3-2 秘密情報の保護ハンドブック(案)(PDF形式:11,407KB) 情報漏洩9割はあなたのうっかりミス posted with ヨメレバ 中田亨 日経BPM(日本経済新聞出版本部) 2013年09月 Amazonで探す Kindleで探す

  • ロシア: 商標権で保護された商品を、商標権者の同意なく流通できる計画を練っているそう

    なかなか目を引くものですが、以前ギガジンで下記の衝撃的なニュースが出ていました。 gigazine.net 具体的には、ロシア政府が特許権者の意思と関係なく他社に実施許可(強制実施権)を出した際、非友好国(日本含む)の特許権者(非友好国に市民権を有している場合、その登録地、先取的な事業活動の地、または活動から得られる先取的な利益の地がそれらの国である場合を含む)に対して特許の使用料を払わなくてもよいという決議を出したというものです。 従って、直ちに特許権をタダで踏み倒せるというものではなく、ロシア政府から強制実施権の設定というワンステップは入ることになります。 ロシア連邦政府、国家安全保障等の…

  • コロナワクチンの知的財産権免除(TRIPs Waiver)に関する妥協案が流出した模様?

    現在コロナワクチンが幾つか出ていますが、それらは特許などを含む複数の知的財産権で保護されています。 インド等の途上国からこれらの知的財産権がコロナワクチンの生産・流通の障害になっているとして、パンデミックの期間はコロナワクチンを保護する知的財産権を免除してほしいという動きがありました。 こちらについてはWTOで議論がされており、下記のJETROの報道などに経過が詳しく載っています。 状況としては先進国と途上国の間で議論がなかなか決着しない状況が続いていました。 www.jetro.go.jp さて、海外の一部報道によると、妥協案と思われる短い文書が流出したそうです(Leaked WTO Dra…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、kyoshinheiさんをフォローしませんか?

ハンドル名
kyoshinheiさん
ブログタイトル
気になった特許の話題 -Patent Topics Explorer-
フォロー
気になった特許の話題 -Patent Topics Explorer-

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用