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2021/12/25

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  • 米国: アメリカが夏時間で固定化されるかも???

    アメリカの議会で2023年から夏時間を永久に戻さない法案が通過したそうです。 下院を通過して、バイデン大統領が署名すれば法案として制定されるそうです。 www.cnn.co.jp アメリカとのやり取りで良くトラブルが起きるのが、夏時間と冬時間の入れ替えの時期です。 毎年3月第2日曜日~11月第1日曜日(2022年だと3月12日~11月5日)という微妙な時期に入れ替えが来るので、よく間違えます。 いつも3月と11月は夏やないやんけとつっこまずにいられない自分がいました。 www.hanacell.com アメリカとのコミュニケーションではポジティブかもしれないですね。 下院の審議やバイデン大統領…

  • 著作権: 実務者のための著作権ハンドブックの新刊予約始まる!

    下記の著作権の所管官庁である文化庁から、著作権にかかわる事項全般はここに聞けと言われている、公益社団法人著作権情報センターから、著作権ハンドブックの新刊がでました。 著作物の正しい利用方法 文化庁 上記のような権威ある団体ですの日常迷った時の字引に個人的にしている書籍です(ただし最後の解釈は裁判所がしますので、絶対的にこれに従えばよいという訳ではないのでご注意です)。 実務者のための 著作権ハンドブック(新版) 作者:池村 聡,小坂 準記,澤田 将史 著作権情報センター Amazon 編者の一人には池内先生もおり、初心者向けの薄い本としては下記もおすすめです。 はじめての著作権法 (日経文…

  • 米国: 技術的保護がされたソフトウェア対応医療機器の診断・維持・修理目的の利用は著作権は免除されるのか

    米国の著作権1201条にアクセス制限やコピー制限がついた著作物に対する著作権の権利制限規定がおかれています(著作権が及ばない範囲ということですね)。 *条文を詳しく見たい方は、こちらなど 第12章-著作権保護および管理システム 外国著作権法一覧 著作権データベース 公益社団法人著作権情報センター CRIC さてこちらの権利制限規定の解釈として、米国著作権庁は昨年10月に下記のFinal Ruleを出し合ていました。 Exemption to Prohibition on Circumvention of Copyright Protection Systems for Access…

  • 米国: FDAがジェネリック初回承認申請者の市場独占インセンティブの制度見直しを提案したそう

    米国の医薬品の先発企業とジェネリックメーカーの間のバランスを利益調整を図る法律として、Hatch-Waxman法という法律があります(こちらの法律を詳しく知りたい場合は末尾の書籍がおすすめです!)。 Hatch-Waxman法ではジェネリックメーカーの早期の市場への参入を促すため、初回承認申請者には180日間の市場独占期間を付与します。これにより、遅れてジェネリック医薬品の承認申請をした企業は、この180日間の市場独占期間の間はジェネリックを販売できなくなります。これにより、初回のジェネリック医薬品の承認申請者は過当な値下げ競争をせず、利益を確保することができるようになります。 現在米国の国会…

  • 知的財産権に関係する税務も、オープンイノベーションでは実は大事

    近年オープンイノベーションが盛んになり、特許に関連するライセンスや譲渡について金銭をやりとりする事例も増えてきています。 そんな時、一つ忘れてはいけないのは税務の観点でも注意すべきことが出てきます。 そなおり、一つの書籍がでてきたのでメモ。 知的財産権の税務と周辺実務 posted with ヨメレバ 岩下 卓司 日本法令 2022年01月21日頃 Amazonで探す Kindleで探 譲渡やライセンスに対してどのような税金がかかってくるかは注意してく必要があります。 近年は海外子会社とのやりとりも増えると移転価格税制の問題も見る必要があります。 さらに、海外との会社の契約だと租税条約が使える…

  • 欧州: 特許期間延長制度(SPC)のEUでのパブコメ始まる! (4/5まで)

    以前EUの欧州委員会が、EUの特許期間延長制度であるSPCについて議論を始めることを投稿しました。 www.patent-topics-explorer.com 4月5日までですが、意見募集が開始されています。 Medicinal & plant protection products – single procedure for the granting of SPCs https://ec.europa.eu/info/law/better-regulation/have-your-say/initiatives/13353-Medicinal-&-plant-protection-pro…

  • 米国: コロナワクチン無償提供終了の危機

    アメリカ議会ではコロナワクチンの無償提供の予算建てにもめているようですね(正確にはコロナ対策全般ですが)。 予算建てができないと、64歳以上と4回目のブースターショットや、5歳以下の最初の投与については確保していますが、その他の年齢層への追加接種ができない可能性があるようです。また間もなくモノクローナル抗体などの治療薬の購入もできなくなる可能性があるそうです。 www.washingtonpost.com ホワイトハウスからもFact Sheetとして追加予算が通らなかった時の影響が示されています。 www.whitehouse.gov そうなると、アメリカは自由薬価ですので、それなりのお値段…

  • セミナー: 特許トロール(NPE)の「帰還」、特許有効性・侵害についての鑑定、米国子会社を持つ日本企業の輸出規制問題

    JETROから米国の知財にて、①特許トロール、②鑑定、③輸出規制の三本立てのセミナーがあるそうです。 不景気になると事業会社から特許が売られ、その後特許トロールが増えるという話もあります(以前のサブプライムローンのときはそうだったそうです)。コロナ禍で特許を売る会社も増えているそうで、こちらの動きは要注目ですね。 実際に米国訴訟は特許トロール(下記ではNPEと記載)からの訴訟が非常に多いようですね。 (引用:2021年6月15日開催WIPO日本事務局ウェビナー「シリコンバレーにおける特許エコシステム」P29 https://www.wipo.int/edocs/mdocs/mdocs/ja/w…

  • 英語: ビジネス独自の英語の言い回し

    ビジネス英語の表現でよかったと思えた本があったのでメモ。 日本人ですが、NECで30年以上海外営業をされていた原一宏さんが書かれた書籍で、日本人の視点で意外なビジネス英語表現がまとめてあります。 世界基準のビジネス英語表現 posted with ヨメレバ 原 一宏 株式会社アルク 2020年10月15日頃 Amazonで探す Kindleで探す 知財の世界では英語を使用することが必須となってきますが、海外代理人と議論等したいと考えるとビジネス英語表現の習得が必要と考えています。 というのは、知人で高校生で日本から渡米しその後米国で暮らして仕事をしている方の話を聞いたからです。 高校から米国で…

  • 日本: 特許権存続期間延長登録出願により延長登録された特許権の効力と、ジェネリック会社の製剤特許の存在の関係

    医薬品は有効性・安全性の確認のため、厚労省から製造販売承認を得るまで長期間かかります。一方で、特許の保護期間は出願から20年と決まっており、承認までの間特許製品を販売等することができないにもかかわらず、特許期間は経過していってしまっています。そこで、医薬品のように販売まで長期間を要する製品には、5年を上限として承認までにかかった期間を20年の保護期間から、さらに延長できる制度があります。 一方で、この特許権が延長された期間の間特許権の保護範囲がどうなるかは、特許法68条の2にあります。逆に言うと下記の条文しかなく、保護範囲の解釈をめぐっては専門家の間でも意見が分かれるところが多くあります。 (…

  • ロバート秋山のあのネタが特許に! 実は特許権利化の手続きはとても戦略的だった!

    特許でサーチエンジンで検索していると、こんな記事が。。! mdpr.jp 知財業界ではひそかに知っていた人もいたかもしれませんが、ロバート秋山さんが「月曜から夜ふかし」で”あのネタ”の小道具を特許化していたとして、話題になっているそうです。 ちなみに、該当する特許は特許6249501及び特許6366202号で、下記のリンクの特許です。 特許6249501 https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JPB_6249501/2F61F5727BF6A6B089F2F162733901AD/00/ja 特許6366202号 https://www.j-pl…

  • IoTに入るには特許利用料はどうすべきなのか

    先日の日経新聞の記事で、4G/5G等の通信規格のIoT関係の特許を集め「特許プール」を形成し、ライセンスを行う企業「アバンシ」*の記事がありました。 *アバンシのHPはhttps://www.avanci.com/ www.nikkei.com そのあとに、現在問題となっているコネクテッドカーとIoT特許の係争に関係して記者の考察があったのですが、猛烈に違和感を覚えたのは下記の文言です。 だが、現行の4G特許技術の新たな成長分野であるコネクテッドカーでは、完成車メーカーは通信部品の特許利用料をコストに織り込んでおらず、相殺するすべもない。 通信規格の特許が乱立しており算入に特許利用料のコストが…

  • アイルランド最高裁は本当に特許期間延長SPCの質問を付託していたみたい

    以前アイルランド最高裁から欧州における特許期間延長制度であるSPC制度に関して、EU法の法令解釈をつかさどる欧州司法裁判所(CJEU)に質問が付託されたという投稿をしました。 www.patent-topics-explorer.com 下記にあるように実際にアイルランド最高裁から質問が付託されたようです。 Merck Sharp & Dohme v Clonmel Healthcare Ltd. (Unapproved) [2022] IESC 11 (21 February 2022) https://www.bailii.org/ie/cases/IESC/2022/2022IESC11…

  • 欧州単一特許の翻訳文は機械翻訳でもよいのか?

    下記の投稿にもあるように、欧州単一特許の実現が間近になってきたこともあり、欧州単一特許も盛り上がってきました。今まではEU内では特許の効力は単一でなく国ごとであったため、国ごと特許の判断が異なったり、手続きや費用がかさむという問題がありました。導入当初はすべてのEU加盟国で適用はされませんが、欧州特許で大きなインパクトがある事項です。 www.patent-topics-explorer.com 欧州単一特許の魅力のひとつは費用の低減がうたわれていますが、気になるのが欧州単一特許規則発効から最大12年の移行期間中は特許出願書類(明細書)の全文の翻訳が求められることです。 欧州特許庁 単一特許保…

  • 2022年2月を振り返る -表示回数ランキング-

    気が付くと2月が昨日で終わりになっていたので恒例の振り返り記事です。 こうしてみると、2月は日本ではマルチマルチクレームの制度改正が大きなトピックだったように思えます。 対して欧州では欧州単一特許と欧州統一特許裁判所が最後の準備に入るとともに、標準必須特許・強制実施権・特許期間延長についてEU欧州委員会も今年検討に入りそうで、欧州も非常に大きな動きがありそうな一年になりそうです。11位にEU司法裁判所の書籍もランクインしたここから今後の欧州の注目度が図れますね! また標準必須特許とそのライセンスについてもIoTの普及から通信規格特許が今後大きな話題になりそうな予感がしますね! 最後に、DABU…

  • 日本: 秘密特許制度法案が公開されたので気になった箇所をピックアップ

    内閣官房のページに経済安保法案が公開されました。 www.cas.go.jp 基本的には有識者会議の骨子や報道に準じた内容でサプライズは無いのですが、法案読んでい秘密特許制度(法案では、「特許出願の非公開」となるらいしですが)でなるほどなと思ったところをメモです。予想通り、政令や基本方針でまだまだオープンディスカッションになるところが多いので、今後の議論に注目ですかね。詳しい内容は法案をご確認ください。 あと、PCT出願は保全指定審査の対象外のようですが外国出願禁止義務はかかるように思えます(PCTは受理官庁が国内移行まで審査できないからですかね?)。外国出願禁止の対象も政令で定める特定技術分…

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