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撮ってもポジティブ! https://blog.goo.ne.jp/miyabiyaka1124

季節の移ろいを、カメラを使って撮り留めています。時々(毎回?)写真以外の世間話に走ります(笑)

雅(みやび)
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2021/12/20

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  • 高尾山 薬王院 火渡り神事

    お正月明けに、初めてお焚き上げなる神事を撮影した今年ですが、燃え~と炎の写真再びです。東京八王子市の高尾山。小学校四年生の時に、遠足で初めて登った599メートルの山ですが、2007年にミシュランガイドで三つ星を獲得すると、世界一登山者の多い山になったそうです。その高尾山にある大本山薬王院の火渡り神事に行ってまいりました。1時間前到着で、観覧エリアギリギリ端っこを確保したものの、フェンスと、撮影スタッフ十数人がウロウロする後方から、隙間を縫っての撮影です。燃え盛る炎が最高潮の時は、後ずさりするほど顔が熱く、見上げた空が白煙で覆われるほどです。風に任せて火の粉が降り注ぎ、帰宅後に、ダウンジャケットに無数の穴が開いていることに気づくなんてこともあるそうで、隣り合わせたご婦人曰く、いい服は着てこられないのよ~との...高尾山薬王院火渡り神事

  • 雨が上がれば

    季節が変わっていく時、雨がよく降ります。一雨ごとに移ろう季節。一雨どころか、気温の低い雨の日が数日間続いて、ドドーーっと一気に春が近づいたはずですね💦そして雨が上がれば見えてくる風景(例のヤツです笑)を求めて、夜な夜な東京の街を徘徊いたしました。雨後の筍の如く、いつのまにかニョッキニョッキと生えていた、豊洲のタワーマンション群の夜景です。昼間見ると・・・・↓↓↓↓寒さにくじけて、あとは地元です。雨が上がると見えてくるもの、反射する逆さまの風景。好きです、やめられません(笑)雨が乾くと飛んでくるもの、大量の花粉。つらいです、またマスク💦雨が上がれば

  • 春爛漫??

    5日に東京に雪が積もりまして~などと言っていましたら、2週間後には早くも春、いえ、初夏が来ていました(-"-;A昼間の気温が23度まで上昇した20日、河津桜は満開。針穴に糸を通す如く、眉間に皺を作り、小さくすばしっこいメジロをカメラで追っていましたら、薄っすらと汗をかいていました。昨今あまりに増えすぎて、あちらこちらで見るようになった、ワカケホンセイインコです。ペットとして飼われていたものが野生化し、群れを成すようになり、花芽をパクパクと食べてしまいます。メジロの後に見ると、怪獣です(笑)2月なのにこの陽気、腕まくりしてシャッター切りながら、私は今年の夏を生き抜くことができるだろうか?と心配になりました💦春爛漫??

  • 白い季節

    年が明けて最初に撮る花というと、この真っ白のスイセン・ペーパーホワイトです。香りが強く、さほど好きな花ではなかったのですが、花の少ない冬に、冬の化身みたいに咲く白いこの花を、白い息を吐きながら撮るのが、気づけばルーティーンになっていました。ところで、5日に東京に雪が積もりまして、午後にはどこも融雪剤は売り切れ。翌朝の家族の出勤が気になりながらも、夕飯が終わると我慢できず、カメラにストロボつけて外へ出てみたのですが・・・・強風トルネードに雷まで鳴りだし、レンズには拭いても拭いても水滴が付くので、逆手にとった水滴画像を1枚撮って退散いたしました。悔しいので、ちょうど2年前の雪景色を。雪が降って喜ぶのは、お子様方とワンコちゃんたち?と、普段は雪に縁がない土地のアマチュアカメラマンくらいでしょうか💦白い季節

  • シルエット

    いつの頃か、逆光で被写体をシルエットにして描写するということに凝った時期がありました。色や表情が見えない分、それに纏わるイメージを想像する楽しさというのでしょうか。文京区役所25階の展望室より、私の町を眺めると、冬の空気が澄んだ日には、このような、日本一有名な形のシルエットが、高層ビル越しに浮かびます。東京都庁舎のライトアップも始まりました。ウクライナ国旗の二色のカラーです。こんなシルエットも・・・・。纏わるイメージを想像してみます。お兄ちゃんと僕の海辺の探検隊。小さな小さな恋の物語とか・・・・ところで今日は節分でした。豆撒きはされましたか?恵方巻や福豆を召し上がりましたか?年齢の数の豆だなんて、そんなに食べられません💦ので、シャッターの数で福を呼びました(笑)シルエット

  • お焚き上げ

    お焚き上げに行ってまいりました。お焚き上げ、とんど焼き、どんど焼き、左義長など、地域によって呼び方は違うようですが、スマホで撮った画像をグループLINEで送ったところ、「どんど焼きだね!」「これ、どんど焼き?」との返信。東京では、どんど焼きが一般的なのかなと思いました。真っ赤な炎。真っ赤な鳥居。不思議と心が鎮まっていくように感じられるのは、赤色には時間がゆっくりと流れているように感じさせる効果があるからなのだそうですね。海中の鳥居を撮影した大洗海岸への玄関口、水戸駅。有名な黄門様ご一行の町です。現存する最大級の藩校「弘道館」では、こんな光と影の光景に惹かれてシャッターを切りました。最後の将軍、徳川慶喜公が幼い頃に学び、大政奉還後は、ここで謹慎生活を送ったそうで、慶喜公には、まさに光と影の場所なのでは?など...お焚き上げ

  • 鳥居る木 ~ 大洗神磯の鳥居にて

    2024年初撮りは、初詣を兼ねた神社です。茨城県大洗町にある磯前神社。カメラ好きには、神社本殿よりも、通りを挟んだ海中にある鳥居が人気の被写体です。潮位はやや低め、レンズやWB、SSを変えて撮ってみました。あ、鳥が止まった~と切ったシャッターですが、うん?鳥居に鳥が居る??そう言えば、鳥居という名称のいわれって・・・・調べましたら、諸説はありますが、「神の遣いである鳥が居る木」だから「鳥居」なんだそうですね(笑)こちらは大洗サンビーチ。遠浅で、寄せる波によってウユニ塩湖もどきが撮れます。暫し波を読むかのように、対峙していた女性のサーファーさん。意を決したように海に向かいました。縮こまった体をウンと伸ばして、そろそろ私もウォーキング開始。お正月に増えた体の重さを、少しでもそぎ落としにかかります(^^)鳥居る木~大洗神磯の鳥居にて

  • 明けましておめでとうございます

    明けましておめでとうございます。上の画像は、1978年に役目を終えた南極観測船「初代・宗谷」です。オレンジの船体が夕日を浴びてきれいでした。2024年、今年は硬派でまいります。ウソデス💦たまたま硬い被写体が集まりました。昨年の冬花火の撮影を待ちながら、東京湾の埠頭にて貨物船に荷積みするクレーンの動きを飽きずに眺めておりました。日暮れと共に空が染まり始めると、このガントリークレーンが並ぶ風景が、アフリカのサバンナに立つキリンをイメージします。(アフリカ知らんのですけど)年明け早々に、まるで何か試練を与えられたような幕明けになってしまった令和六年です。せめてこれ以上被害が広がることがないようにと願いながら。今年もよろしくお願い致します。明けましておめでとうございます

  • 2023フィナーレ

    暖かな日が続いた後にいきなりの気温急降下、寒さが身に沁みますが、街は師走らしい活気に溢れます。好きな被写体なのに今年はあきらめていた花火、年末に来てチャンスがありました。たった5分間のささやかなチャンスです。ライブコンポジで、シャッター5回しか切れませんでしたが、レインボーブリッジと合わせたために、明暗差にヤラレマシタ(T_T)せっかくレインボーブリッジが久々に虹色になったのに残念でした。カラフルな各ドアは、すべてレンタルオフィスです。一時、カメラマンさんに人気の光景でした。物流業界は何かと忙しい師走、今年はサンタさんもトナカイに頼らずに、SLに乗って頑張ります。実は、某党党首による演説の直前だったため、お名前の看板がデーンとSLの前に置かれていたために、流して消しました(笑)地元の細やかなツリーです。テ...2023フィナーレ

  • そして神戸 そして東京最後の紅葉

    姫路入りの前に、神戸の街を歩いておりました。限られた時間の中で、どうしても食べたかった。神戸ビーフ。トロケマシタ(〃艸〃)そして、間もなく29年彼方の事となる阪神淡路大震災。岸壁に残る震災跡と画像に、改めて衝撃を受けました。三ノ宮駅からメリケンパーク、ポートアイランドまで歩き、そのままダラダラと坂を上って北野異人館街へ。坂のある町って風情があるわね、などと暢気に考えておりましたが、カメラとレンズ3本に三脚まで入ったバッグを持ちながら、テレビで見るのと歩くのとでは、当たり前ですが大違いでした💦夜、坐骨神経痛を起こして泣きました(T_T)姫路城で和の風に触れ、神戸で洋の風にも汐風にも触れ、神戸ビーフも海鮮も、姫路おでんもえきそばも、美味しく頂けて大満足でしたが、次回の旅は、坂のない町へ行きたいです。最後は東京...そして神戸そして東京最後の紅葉

  • 昼と夜の白鷺

    出陣じゃあ~!と、サービス満点の甲冑姿の職員さん。一泊の弾丸旅行で、念願の姫路城を見てまいりました。白鷺城の名を持つ美しいお城。姫路城は、家康の孫、千姫様ゆかりの城だったのですね。今夜あたり大河ドラマで大阪城を落とされそうですが、炎の中から助け出された千姫は、後にこの姫路城で、本多忠政の嫡男・忠刻と再婚して暮らしたと、今回初めて知りました。身長が142センチだったことも。可愛い(笑)城下の日本庭園「好古園」では、紅葉ライトアップを開催していました。最近は寺院などでも、プロジェクションマッピングなどでライトアップを頑張っていますが、姫路城は水を貼ってのリフレクションと、名月に見立てたバルーンで幻想の夜。風が強めで、このお月さま、ゆらゆらと定まりがなく、撮影に困りました(笑)昼と夜の白鷺

  • 東京で一番乗りの紅葉

    私が住む新宿から、普通電車で2時間弱の東京最西端の町、奥多摩です。昔、友人が奥多摩にある職場の寮に住んでいた頃、夏に遊びに行った折、部屋にコタツが出してあったことに驚いたものです。夏とはいえ朝晩は寒いんだよとのことでしたが、「ここ東京だよね?今、夏だよね?」さすがに今ではそのような気候ではありませんが、多分、この地が東京都で一番早い紅葉風景になると思います。上の画像は、一休みしたカフェの窓辺の風景ですが、木の窓枠越しに、まるで自然のステンドグラスのように思えました。よく見ると、何やら蠢くもの・・・・。こーんなヤツでした💦背中に可愛いハートを背負い、バレンタインカードにでもしたいような風情ですが、「エサキモンキツノカメムシ」というカメムシでした。蝶と蛍以外、虫は大の苦手でありますε=ε=ε=ヘ(`Д´)ノ東京で一番乗りの紅葉

  • 東京で東北(^^)

    東京中野区で開催された「なかの東北絆祭り」です。山形県山形市より「花笠踊り」岩手県盛岡市より「盛岡さんさ」宮城県仙台市より「仙台すずめ踊り」福島県福島市より「わらじ踊り」今回嬉しかったのが、東北祭りに付随してくる美味しい名産品の出店です。あれもこれも食べて飲んで、血圧血糖を管理しなくちゃいかんという罪悪感を、復興支援という名のもとに、きれいさっぱり消しさりました(笑)青森県黒石市より「黒石ねぶた」一通りの祭りごとが終わり、いよいよ季節は深まります。東京で東北(^^)

  • ブルースカイ ブルーインパルス

    2年前の夏、東京オリンピック開幕の日に上空を飛んだブルーインパルスです。一つの輪の直径が1200メートル。近所の公園から見上げた五輪マークは、雲にも邪魔され、フィッシュアイでも全景は入りません。一年延期されても、無観客での開催。あのコロナ禍で、「今までの平凡な日常がどれほど幸福だったのか。」と、多くの人々が実感したはずですのに、人間は、平凡で平和であることの有難さを、すぐに忘れるものなんですね。ところで、毎年11月3日は、埼玉県の入間基地での航空祭で、大好きなブルーインパルスを含めた飛行展示が人気なのですが、今年は、10/29の浜松エアフェスタと、11/22の岐阜基地航空祭に日程を挟まれ、「そんなに飛んでられましぇん!」ということなのか、入間航空祭は来年の年明けに延期されました💦残念なので、過去画像で飛ん...ブルースカイブルーインパルス

  • 白秋だけれど ピンク・ピンク!

    高嶺ルビーという赤蕎麦の花の群生です。白でも赤でもいい、美味しい新蕎麦の季節が来るということですね。古代中国の思想を日本でもそのまま踏襲したもので、四季を「青春・朱夏・白秋・玄冬」という言い方がありますが、人生に当てはめると、とてもしっくりとくる感じがします。青い春を過ぎ、朱色の夏を謳歌し、少し褪せた白い秋を生き、玄い(黒い)冬を迎える。白い秋ですが、ピンク一色でまいります(^^)透過光がきれいなコスモスの花を、夕陽の透過で。涼しくなり、散歩も写ん歩も楽になりました。籠っていた夏に蓄積した体脂肪を、思いっきり放出せねば!!白秋だけれどピンク・ピンク!

  • 影遊び

    だいぶ秋めいてきました。今週は家族分の衣替え作業が憂鬱です。秋は、路面に落ちる長~い影が印象的ですよね。影遊びというと、手で動物を形作って壁に映したり、子供の頃の影踏み鬼・・。今はもっぱら、カメラで影遊び。下ばかり見て歩いてます。昼は影ばかりなので、夜は光を求めて(笑)忘れないで。色でお知らせの東京都庁舎ライトアップです。グリーンは、脳性麻痺という病への認識と理解、ブルーとイエローは、ウクライナ国旗の二色を表現しています。やっと言えます。いい季節になりましたね!影遊び

  • 風立ちぬ

    秋というと、真っ先に撮りたい彼岸花ですが、関東はどこも、十日ほどの遅れで開花したようです。ちょっとした旅気分で、都心から一番近い棚田へ、えっちらと行きました。ああ・・・・五分咲きとのことですが、広角で狙うと、点在した赤色が霞んでしまうような咲き方です💦埼玉県の武甲山。中腹がギザギザ模様なのは、石灰岩を削り出した跡で、今も麓のセメント工場へ、ベルトコンベアーで運んでいます。はさ掛けが並んだ光景、これが見たかった(笑)癒されます。ところで、昔、山口百恵さんが歌った「曼珠沙華」彼岸花の別称ですが、情熱的な恋心を歌ったもので、♫~白い花さえ真っ赤に染める~という歌詞があります。でも、いつの頃からか、白い彼岸花も見るようになりました。これは、赤い彼岸花と、黄色いショウキズイセンとの交配種なのだそうで、現実には、白い...風立ちぬ

  • 夏が戻った日

    夏が戻った暑い、熱い一日のお話に、#秋をつけていますm(__)m浅草雷門通にて開催された、「浅草サンバカーニバル」に行きました。まだ縮小開催とのことで、飾り付けた動く山車(フロートとかアレゴリアとか言うらしいです)は中止で、流しのパレードのみですが、戻った夏日の中で、踊り子さんたちの熱気と心意気を受けとりました。どの踊り子さんも、カメラの前で魅力的なポージングをしてくれてサービス精神が素敵です。フェンスが張られての立ち見がルールですが、1時間前から最前列で待ち続け、12時から17時まで続くパレードの中で、開始から1時間経過で足が棒のようになり限界、撮影をあきらめました💦踊り子さんが全く見えない場所でも、音楽に合わせてノリノリの外国人の方もいらして、サンバのリズムって、不思議な魅力があります。身体は暑く、心...夏が戻った日

  • 夏を〆る

    記録的な暑さを残した夏、熱中症を恐れて昼はほぼ引きこもっておりましたが、大好きな元気の源、ヨサコイ祭りを夏の〆の撮影にしようと、ガチガチに凍ったペットボトルを携帯し、午前の涼しいうちにと行ってきました。明治神宮にて。久しぶりにマスク姿の踊り子さんがいないヨサコイです。終戦記念日に、災害や事故も多く、夏は意外と鎮魂のイメージもあるのですが、最後はやはり・・・・笑顔と歓声で。夏を〆る

  • ささやかな秋 見つけた

    東京六本木にある新国立美術館。うねるガラス面が特徴のお洒落な設計は、館内に溢れるばかりの光をもたらし、国立美術館の中で、唯一コレクションを所有しないこの美術館で鑑賞すべきは「光」ですよ、ということかな?と勝手に解釈しております(笑)まだまだ厳しい残暑の中で、小さな秋にも満たない、ささやかな秋を感じることが出てきました。虫の声、雲の形、スーパーの食材・・・・それから、光。夏から秋へと移ろう時に、あ、光が少しづつ弱まってきていると思える日々。カメラを持って、気づけたことです(^^)ささやかな秋見つけた

  • 和の灯り 和の映り

    あまりに暑くて、昼間の撮影がままならず、ここのところ夜に蠢くクノイチ活動です(笑)何とか絵にしたかった、浅草寺のリフレクションです。ここは相当量の雨が降らないと、こうした映り込みが期待できません。台風余波の本降りは、不謹慎ですが、またとないチャンスとなります。和の映りの次は、和の灯りを。和紙や金属を使った巧みな作品たちは、それぞれに作家さんの個性が感じられ、見応えがあります。最後は、一服の涼を感じて頂ければ(^^)残暑。いよいよ暑さも残りカスです。そう思いながら、喉元過ぎるまで、なんとかやり過ごしましょう(笑)和の灯り和の映り

  • やっとやっとの夏

    この夏は4年ぶりに、祭りや花火が復活。東京では、日本各地の伝承の祭りである阿波踊りや沖縄エイサー、ヨサコイやおわら節などが小規模ながら開催され、私はどれも本場で見たことはありませんが、大好きな、本当に大好きな祭りです。今回は、新宿区神楽坂での阿波踊りの画像を。久々にストロボと三脚を持ち出し、写真はすべて、後幕スローシンクロにて撮影しました。阿波踊りの掛け声「やっとさーあ、やっとやっとーー」には、「お疲れさまです、やっとでございますね」との意味があるとのこと。本当に、やっとやっとの、心が放たれた夏ですね。夜風に吹かれながら、踊らにゃ損々~撮らにゃ損々~~^^やっとやっとの夏

  • 78年目の夏

    東京千代田区の靖国神社の「みたま祭り」。国に尊い命を捧げた英霊たちを慰める献灯の夜です。四日間行われ、阿波踊りやねぶた飾りも繰り出し、大勢で賑わうのですが、今年はインバウンドの方たちが圧倒的に多く、浴衣姿で賑わい、若い方たちには映えスポット、でもそれでいいのかも知れません。何とも平和な、今年の夏であります(笑)にしても、あまりの暑さで写欲は落ちても、食欲は全く落ちません。私もつくづく平和です。78年目の夏

  • 古代蓮 三分の一から

    暑中お見舞い申し上げます。大賀蓮が咲きました。1951年、植物学者の大賀一郎博士のチームにより、二千年以上の時を経て蘇った古代蓮です。掘り起こされた種は、わずか3粒。そのうちの1粒のみが発芽に成功したとのことで、三分の一の奇跡ですね。夏空を映して。縦構図は反転させています。毎夏思うのですが、こんなに暑かったですかねえ・・・・(;'∀')自分は好きでカメラやっているだけですが、日々、屋外で働かれる方たち、本当に頭が下がります。出勤していく家族を、今朝はちょっと優しい気持ちで送り出しました。古代蓮三分の一から

  • 水物の街

    水物とは、水、酒類などの飲み物や、世の潮流に依存して変わりやすく、先の見えない水物商売を差す言葉ですが、国内最大規模の水物の街、新宿歌舞伎町に、4月14日に開業した「東急歌舞伎町タワー」です。ホテルや映画館などを擁する48階建ての複合施設ですが、建設中は、いったい何ができるんだろう?と不思議に思えた外観、全体像は、こんな感じです。歌舞伎町は、蟹川の水源があったことや、水の女神と言われる歌舞伎町弁財天が祀られていたことで、水にちなんだ噴水がテーマなのだそうです。言われてみると、なんとなく噴水に見えてきたような・・・・(笑)17階にある無料展望フロアからは、新宿副都心の高層ビル群が間近に臨めます。水物つながりで、雨の夜の歌舞伎町も撮ってみました。昨日の大雨に打って変わり、今日にも梅雨明けしそうな東京ですが、腕...水物の街

  • わたしの子守歌

    今年も行きたいと思いながら、熱中症になりそうな日と雨の日を避けているうちに、タイミングを逸しそうなので、過去画像になります。茨城県潮来市の菖蒲園です。ところで、ここ潮来にはもう一つの名物がありまして、とーっても!古い歌になりますが、🎵~潮来花嫁さんは潮来花嫁さんは舟でゆく~という歌をご存じでしょうか。母に言わせると、「あなたを寝かしつけるのに、よく歌った」とのことで、私にとっての子守歌ということに。ハハ、年代バレそうです💦今でも、毎年菖蒲が咲く頃に、間もなく結婚するカップル、もしくは結婚したばかりの新婚カップルに限り、こうした嫁入り舟を再現したイベントに参加できるのですが、毎年凄い応募倍率なのだそうで、お若い方たちにとっても、古式床しい文化というのは魅力なのでしょうね。ちなみに、私が息子に歌った子守歌は、...わたしの子守歌

  • あじさいの歌

    大好きな紫陽花が咲く季節になりました。浜田省吾さんの「あじさいの歌」を思い出す季節でもあります。🎵~六月の雨の雫あじさいの花北鎌倉横須賀線のプラットホームに君と静かな静かな雨の午後実際には、この時期、紫陽花の名所が集中する北鎌倉駅は、次の列車が着く前にホームから出られるか?というほど混雑し、紫陽花の塊と同じくらい人の頭が構図に入り、歩道をはみ出して車道を歩くことになり、クルマは動きません。整理券を配布していた名所は、今年、WEB予約優先になっていました💦折しもインバウンド復活とアニメ「スラムダンク」の大ヒットで聖地巡りも盛況、行く前からあきらめました。静かな静かな雨の午後は、サンダル履きで行かれる近所のお寺さんで(笑)あじさいの歌

  • 祭の後の静けさ

    東京都府中市の大國魂神社の祭り「万灯会」に行ってまいりました。各町会の青年部の方たちが、数カ月かけて手作りした花万灯を、その美しさと回し技の華麗さで競うものです。今回、会場の変更を知らなかったため撮影場所の確保が出来ず、人垣の後方より、脇が攣るくらい上に手を伸ばして撮りました。液晶は可動式ですが、反射と老眼で全く見えず(笑)、上の写真はノーファインダー撮影です。過去の画像より、全体像はこんな感じです。そして、こちらも4年ぶりに一切の規制なく開催となった、下町浅草の「三社祭」です。どこも身動きの出来ないほどの混雑で、3年前なら、「そこ、密ですよ!!」と、すでに懐かしいフレーズを叫びたくなるようなシーンですが・・・・。「祭りの後の静けさ」とはよく言ったものですね。最高に高揚した気持ち、その後の寂しさというか虚...祭の後の静けさ

  • 青い緑

    新緑が映えますね。暑さが来る前の、大好きな季節です。徳川家ゆかりの小石川後楽園と、源頼朝ゆかりの鎌倉の町で撮りました。子供の頃、信号はみどり色なのに、なぜ青信号というの?と親に聞いた記憶があります。親がなんて答えたかは覚えていませんが、面倒くさかったでしょうね。今ならよくわかります(笑)信号も新緑もリンゴも、みな緑色なのに、青信号・青葉・青りんごと呼ぶのは、曖昧な表現を情緒的に捉える日本独自の感覚だわね~なんて考えながら、半日、緑に染まりました。青い緑

  • 鯉のぼりの歌

    鰯の稚魚ではありません。群馬県館林市のギネス級鯉のぼりです。数年ぶりに行きましたが、今年は4000匹ほどが泳いでいます。川を(笑)ところで、「こいのぼり」というタイトルの歌は二種類あるんですね。ひとつめは、🎵~屋根より高いこいのぼ~り~大きいまごいはお父さん~小さいひごいは子供たち~面白そうに泳いでる~ふたつめは、こちらです。甍(いらか)の波と雲の波重なる波の中空(なかぞら)を橘(たちばな)かおる朝風に高く泳ぐや鯉のぼり開ける広き其の口に舟をも呑(の)まん様見えてゆたかに振(ふる)う尾鰭(おひれ)には物に動ぜぬ姿あり百瀬(ももせ)の滝を登りなば忽(たちま)ち竜になりぬべきわが身に似よや男子(おのこご)と空に躍るや鯉のぼりとても解りづらい、古い文語調の歌詞ですが、私は断然、こちらの方が好きでした。自分のよう...鯉のぼりの歌

  • 色と光に癒されて

    春になるとワクワクするのは、たくさんの花が咲いて、視界が一気に色とりどりになるから。一日に長い時間、光が差し込んで気持ちがいいから。という理由も大きいですよね。模様の付いたカーテンに透過光、花びらに透過光、ステンドグラスに透過光、どれも気持ちがいいです。きれいです。癒されます。そんなわけで、東海旅の最後は、犬山市の博物館「明治村」内の、カテドラル天主堂にて撮りました。教会にステントグラスがあるのは、聖書の教えを人々に伝道するためですが、昔は、教会に集う多くの教徒のほとんどが、学校に通えずに文字を読めなかったのだそうで、聖書の内容を解りやすく絵で見せることで、キリスト教の教えを伝導したとのことですが、もしも教会の窓が、普通の家のように色の無いものであったなら、厳粛な空気感がだいぶ違った気がします。両サイドと...色と光に癒されて

  • 千秋楽 ぎりぎり間に合いました

    開花から葉桜まで、あっと言う間でした。今年の桜。もっと短命の花はあるのだけれど、特に桜にドラマを感じるのは、この散り際の風情かな?と思うのです。自宅から10分程の場所を流れる神田川です。高層ビル群の隙間を縫いながら、三畳一間の小さな下宿や、一緒に出ようねって若い二人が言った横丁の風呂屋が、今でも似合いそうな空気感があります。ちょっと岐阜へ遠征して撮った、花筏の光景です。宿の従業員さん曰く、「先週までは、何とか見頃だったんですけどね・・・・。」いえ、これが目的です(笑)途中、二度の夕立ちに見舞われながら、夕方は二人、夜は四人のカメラマンが見送った、桜の終焉です。宿が近かったので、翌朝の散策でもう一度立ち寄ってみましたが、大半は流れてしまったようでした。季節はもう・・・・新緑へと向かうのですね。千秋楽ぎりぎり間に合いました

  • にわか風流

    明日は友人たちとのお花見予定です。今、閉め下した窓のシャッターが、強風でガタガタとすごい音を立てているので、きっとどこも花吹雪。それぞれ忙しい中で合わせたスケジュールですから仕方のないことですが、明日のお花見は、下を見ることになりそうです。花吹雪で、道には花筵ができ、水面には花筏が流れ、溜まって水面を覆うと、花の浮橋とか言うらしいですね。どの言葉にも桜という字は使用されないのに、花と言えば桜を差すほど、人は桜が大好きです。吹雪まではいかなくて、ハラハラと細かな雪のように散る「花雨・かう」です。桜の色で、そこだけ明るく見える「花あかり」はこんな?お約束の(笑)、雨上がりの大きな水溜まりに映り込む「花盛り」の風景。そして、お猿さんの「花疲れ」。いえ、ただ眠いだけですね💦そろそろ「花筏」の頃合いですね。上手く撮...にわか風流

  • 春の雨のお名前

    観測史上最速タイの開花をした東京のソメイヨシノですが、今日は五分咲きくらいでした。春というと、意外と雨降りも多くて、明日から一週間以上雨予報が出ているのですが、満開の頃のお花見、どうなるかしら💦上の画像は、昨年の満開宣言から四日目に大雨が降った翌朝のものです。風も強かったために、このような花散らしの雨となりました。残念ではありますが、「花散らしの雨」という情緒的な日本語があるせいか、これはこれで風情があるような・・・・ナイヨウナ。春の雨には、いくつかの種類があり、どれも日本語特有の美しい名前がついていますね。小糠雨(こぬかあめ)霧のように細かな雨粒。雪解雨(ゆきげあめ)初春にシトシト長く降る、雪を融かす雨。菜種梅雨(なたねづゆ)雨や曇りの日がダラダラ続く様子。催花雨(さいかう)桜はじめ、花の開花を促す雨。...春の雨のお名前

  • カワジローの春

    開花宣言もしてもらえないけれど、ソメイヨシノよりも早く、色濃く咲く河津桜とメジロを撮りました。桜が咲く順番は、その地域によって違うかと思いますが、私の住む辺りでは、寒緋桜と河津桜がほぼ同時に開花し、その次に紅枝垂れ、それからソメイヨシノとなります。桜開花宣言のニュースの前に、これこそ春の色とばかりに、数種類が華やかに咲いてしまうので(笑)、ソメイヨシノが満開になる頃には、桜でお腹いっぱいになってしまい、飲み会・夜会・女子会のフォーマットと化しておりました💦今シーズンは何とか素敵に撮り残したいと思います。早い春を楽しみたいですね!カワジローの春

  • 地下の神殿 地上の迷路

    首都圏外郭放水路。公称:彩龍の川、通称:地下神殿です。関東のすり鉢状にある五つの中小河川の水位上昇の際に、この調圧水槽に一時貯水し、江戸川へ放水、川の氾濫を防ぐための施設です。全長6・3キロ、この神殿のような水槽だけでも179メートル、高さ18メートルになります。2019年の台風19号の際には、この水槽の9割まで貯水されたとのことでした。放水後は、天井からクレーンでブルドーザーを下して、砂利や土砂を処理し、最後の仕上げは、やはり人の手によって隅々まで清掃するとのことですが、きれいで悪臭など一切なく、素晴らしい管理だなと思いました。微かに残っていた水溜まりで、ギリギリのリフレクションです(笑)ちなみに、冬は湿度が低く、床も乾いていることが多いけれど、夏は高湿度で、常に床が濡れた状態とのことで、リフレクション...地下の神殿地上の迷路

  • Have a good trip!

    東京から多分一番近い、白鳥の飛来地。埼玉県川島町の越辺川(おっぺがわ)です。蒸気霧が湧く光景は初めて見ました。白鳥が餌場に飛び立つ瞬間を狙うため、およそ60羽の白鳥と同じくらいの数のカメラマンが岸に並びます。私はクルマの免許を持っていません。なので、朝早くて乗り継ぎの悪い電車とバスを利用して、ほぼ2時間かけて撮影に行くのですが、息を切らしながら土手を上がり切った瞬間に、1羽の白鳥も残っていなかった時には、落胆で泣きたくなります(笑)まだいてくれるかな?今年もドキドキしながら土手を上がりましたら・・・・。暖かく無風のこの日は、まだ夢の中。10時近くまでマッタリとしていました。家族や仲間ごとに、一羽の置いてけぼりも作らずに連れだって飛び立つ姿は、何度見ても胸が熱くなります。そろそろお別れの季節、北へ向けて、い...Haveagoodtrip!

  • 肩こりの成果

    ほぼ5年ぶりに、カワセミを撮りに行ってみました。なかなか動いてくれなかったり、いきなり目の前にやって来たり・・・・。相変わらず翻弄されっぱなしで、これもまた懐かしい感覚です。こんな、自分の体の半分以上もある大物をゲットしてしまい、なかなか飲み込めずにジタバタし、あげく途方に暮れる?姿も可愛らしく(笑)立派な三脚もバズーカも保持していない私は、300ミリで手持ちで撮ります。いつ枝から飛び出すかわからないカワセミをファインダーの中で凝視しながら、右肩にガチガチに力が入っているらしく、いつものことながら撮影後は首から肩にかけてのダルさと鈍痛で寝付けないほどになりまして(T_T)整形外科で、初めて肩に注射を打って頂き、張り薬と飲み薬を頂いて帰りましたが、こんな思いをするほどの成果は、難しいものですね💦今度はいつ動...肩こりの成果

  • 大寒波

    寒いですね。普段、四季があることは、この国の魅力のひとつと思っておりましたが、テレビで連日の過酷な状況を見ていると、憂いなく四つの季節を愉しむ人間なんて、さほど多くはないと思い知らされます。東京の気温が氷点下になると見られる、港区日比谷公園の鶴の噴水に出来る氷柱です。各テレビでこぞってこの映像が流れるのは、今日がいかに寒かったか?を伝えるのに、とても分かりやすい造形なのでしょう。一日も早く春が来ることを願いながら、今夜も土鍋が大活躍の我が家です。大寒波

  • 声なき喝采

    2019年の新年。箱根芦ノ湖から臨む富士山です。今年のお正月も、こんな気持ちのいい晴天でした。4年前の箱根駅伝の画像です。往路5区の、ゴール直前の力走でした。沿道の声援の凄さと言ったら、シャッター切りながら耳をふさぎたくなるほどでしたが、私とて気持ちは同じ、アスリートの懸命な姿は、気持ちのいいものです。そして今年の箱根駅伝、10区の残り7キロ地点の力走ですが、1時間前に到着するも、すでに沿道には隙間がありません。仕方なく通りの反対側に渡り、走行するクルマの間から撮りました。久々に何の制限もない新年明け。沿道はすごい人でしたが、私がいたエリアは、ほぼすべての人がマスクを着用し、一人の声も響かない、ただ精いっぱいの拍手が響くだけ。慣れたとはいえ、マナーいいなあ、この国はと思います(^^)声なき喝采

  • 初日の出で ダイヤモンドの指輪を作りました(笑)

    明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。趣味でカメラを始めてから17年目。初めて、初日の出を撮影。直径270メートルの、巨大なダイヤモンドの指輪を作ってみました!東京の港区芝浦と、江東区の豊洲を結ぶ東京港連絡橋、通称レインボーブリッジの、両端の高低差30メートルを解消するために橋の一部に作られたループ部分です。脚立に乗って、2メートル近い防波堤の上にカメラをセットして撮影。上2枚は9ミリレンズで撮影し、全景が入りません。3枚目以降は、頼みの綱のフィッシュアイです。たった5分間のお台場冬花火と、テープセレモニーの如く派手な長秒のクルマの光跡で飾り、2023年も明るく盛り上がりたいです。初日の出でダイヤモンドの指輪を作りました(笑)

  • メリークリスマス! & 良いお年を!!

    皇居の馬場先門橋から見る初冬の東京丸の内です。お堀の落ち葉掃除の作業も始まり、師走の空気が流れます。はとバスの背景に見える建物は、鹿鳴館を設計したイギリスの建築家ジョサイア・コンドルによる、三菱一号美術館です。今年も一週間と少しになりました。片づけ仕事のあれもこれも気になるけれど、やはりイルミネーションも気になる・・ということで、遠出はやめて、地元のイルミをササっと撮ってまいりました。メリークリスマス!そして良いお年をお迎えくださいませ。メリークリスマス!&良いお年を!!

  • 広い空 凪いだ海

    11月の旅、閑谷学校の紅葉や倉敷美観地区ともう一つ、この風景も目的でした。鷲羽山展望台からの瀬戸大橋の眺望です。水平線や地平線どころか、ジグソーパズルのパーツのような空しか見えない我が家では、今まさに空が赤く焼けていることを、テレビのニュースの映像で知るものですから、こんな風景に飢えています(笑)いつまでも眺めてたい気持ちの良さでしたが、レンタカーの返却時間が気になり、市内に戻ることに。広い空、瀬戸の凪いだ海、心洗われる時間を過ごせましたが、この先は一年で一番憂鬱な年末の大掃除やらが待っているわけで、せめて少しでも広く凪いだ心で、師走を終えたいものです。広い空凪いだ海

  • 遥か昔を思いながら

    岡山県倉敷美観地区の夜明け前です。この時期、倉敷市の日の出時刻は東京よりも20分ほど遅く、早朝の撮影もかなり楽です。気持ちのいいカメラ散歩が出来ました。昔々、高校二年生の秋に、この町に修学旅行で来ました。記憶の貯蔵庫を掘り返してみて、この水辺を歩いたなあ・・と思い出したので、同級生でやっているグループラインに、さっそく画像付きで送ったところ、「あそこへ行ったね!ここへ行ったね!」と、返信が山ほど。資料館だとか美術館だとか、みんなよく憶えているなあと感心するばかりで。備前市の旧・閑谷学校。世界最古の、現存の公立学校なのだそうです。カメラ好きに人気の場所のようです。倉敷紡績を設立した、大原家の本家語らい座にて。修学旅行の記憶など、夜、部屋で騒いだことくらいで、アカデミックなことは何一つ憶えていなかった私は、今...遥か昔を思いながら

  • 10年目の及第点

    富士五湖の一つ、河口湖畔にある紅葉撮影ポイントです。ここに立つのは、ちょうど10年ぶりになります。この時期、ほぼ逆光となるポイントで、もみじで露出合わせれば、空と富士山が白トビし、富士山で合わせれば、紅葉が黒葉になってしまうのです。10年前は、あまり知識がないままに、ハードタイプのハーフNDフィルター持参、風景の中央に、くっきりと明暗の境界線を描いてしまうという課題を残しました。すっかり気落ちしたまま時が過ぎ(笑)、先月、ソフトタイプのフィルターを手に入れたので、10年目の課題クリアのために勇んで出かけてきました。かなり色褪せ、今年流行のくすみカラーとなっていたコキアとススキのコラボも。赤が続いてお目直し。こんなお遊び仕上げも。半袖で歩く強者観光客の方もいるほどの陽気でしたが、富士山はシャイなのか?寒がり...10年目の及第点

  • 紅葉と黄葉

    秋を代表する二色、赤と黄。目の高さが鮮やかに染まる季節が始まりました。南信州に住む妹を野暮用で訪ねながら、たぶんきっとやっぱり、野暮用よりカメラ。久々に会って、とめどなく話しかける妹に空返事しながら、こんな色を撮らずにはいられません(笑)帰りのあずさの中で、えっと・・何をしに行ったかな?と思うのでした。紅葉と黄葉

  • 奈良と京都で骨休め

    久しぶりの友人との旅です。骨休めなど、毎日しているではないか!と家族にはツッコまれそうですが(笑)今回は国宝・文化財フリークの友人を伴い、カメラは二の次、真面目に歴史のお勉強してきましたが、その中で、ほんの少し撮りとめた奈良と京都を!行く先々で、修学旅行生たちと一緒になりましたが、皆楽しそうで、微笑ましい光景でした。来られて良かったね!オバサンも君たちも。やっと、やっとの秋です。奈良と京都で骨休め

  • 幸せの黄色い・・・・

    会えたらハッピー&ラッキーな黄色い新幹線、ドクターイエローです。最近は、SNSでの運行予想がほぼ100%の的中率らしく、へ~と思って行ってみましたら、会えました(笑)なんか、フレンドリーなイメージになりました。天候不順で開花が遅れていたコスモスも、いち早く咲いたのはレモンブライト。どの色でも可愛い花ですが、青空に黄色も素敵ですね。原色の中で一番明るい色、太陽をイメージした黄色は、前向きで幸せな気分にしてくれます。昔観た映画「幸せの黄色いハンカチ」、ドーンが歌った「幸せの黄色いリボン」、ずっと昔から、黄色は幸せだ!と多くの人が感じてきたんでしょうね。来年も幸せな一年でありますように!と願ったら、今はまだ、鬼たちに爆笑されちゃいますかね(^^)幸せの黄色い・・・・

  • 3年ぶり 3倍の元気玉

    この夏、3年ぶりに祭りやイベントが開催となった地域が多かったようです。自分も祭りが大好きでして、これも出来るなら撮ってないで、一緒に踊りたいほど好きなよさこい祭りです。何と言っても笑顔、これほど撮っていて楽しいものはないように思えます。コロナ禍になって、自分は、好きなカメラ遊びをどれくらいの期間我慢しただろう?なんだかんだ気をつけながらも、ちょこちょこ撮っていた気がします。好きなことを我慢するって、オトナでも本当に難しい(笑)何も規制がなかった3年ぶりの夏、有名な祭りの開催において、多くの踊り子さんにコロナ感染者が出たことがニュースになりました。でも、その地域に根付いた祭りや文化を継承していく意義や喜びって、その地域を故郷とする人たち以外には、計り知れないものだと思います。やっとやっと、先に明るい出口が見...3年ぶり3倍の元気玉

  • 赤いプロローグ

    秋のプロローグとも言うべき、彼岸花が咲揃いました。上の画像は、500万本の群生が見られる「巾着田」と、埼玉県秩父の棚田とSLコラボ。いずれも私が好んで撮る彼岸花の名所ですが、コロナの影響で、2年続けてこの500万本はすべて刈り取られました。今年こそはと勇んでいましたのに、大型台風やら、秋の長雨やらで、半月以上も天気予報には☀マークがなく、どうにも足を踏み出せずにいたところ、友人からのお誘いで、近場の庭園にて撮影した今年の彼岸花です。雨上がりに、ほんのり秋の薄日も差し、初秋の赤色を楽しみました。やっぱり映り込みも狙います(笑)ところで、彼岸花にはいくつかの名称がありますが、花と葉が別の時期に咲き、相まみえることがないため、互いを思い、相思花などとも言われるとか。私が一番好きな名は、曼珠裟華。昔、山口百恵さん...赤いプロローグ

  • 映ルンです!

    まだまだ雲は夏の造形ですが、時折、秋を思わせる鱗雲が見られるようになりました。二つの季節が混ざることを、「行き合い」と言うのだそうですね。夏と秋が行き合う日々です。カメラ好きになって、街に出てスナップ撮るようになり、特にこのような、〇〇に映り込む〇〇。足が止まり、目が吸い付きます。やがて捜し歩くようにもなり、映ルンですを写スンです(笑)雨上がりの、国立新美術館。もう少し空が暗くなり、灯りが映える時刻まで待ちたかったのですが、水溜まりが乾いて狭まってきたので、慌てて撮りました。汗ばんできたら、涼しい館内でシンメトリー構図を。近所なら、雨上がりを待って突撃です。買い物に来ても、こんなポイントがあると、30分は引っ掛かります(///ω///)新幹線が映り込んでくれたので、ついでに久々に流してみました。いい季節に...映ルンです!

  • ひまわり

    ロシアによるウクライナ侵攻から半年が経ちました。わが子が生まれた頃には一つの国だったんだと思うと、一層信じられない出来事に思えます。今も国花は、両国ともにヒマワリなんだそうですね。先週末に、6年ほど使用していたノーパソが壊れました。いきなり画面が消え、その後はウンともスンとも言わずに沈黙しております。購入した量販店に相談したところ、データ取り出しは外注になり、新しいノーパソ買えるくらいの修理費になるようで、3分くらい迷いましたが(笑)、一定の画像データはあきらめることに。フォトショップはシリアルナンバーがあったので、何とか中古のPCに移行でき、事なきを得ました。暑い夏にこき使ってしまい、プッツンしちゃったのかもしれないですね。涼しい一日だったのに、久々に冷や汗かきました(;^_^Aひまわり

  • 一日水族館で過ごしてみたら

    ずっとずっと昔には、こうしてペンギンも空を飛んだのかも知れません。毎日が夏休みな自分ですが、世の中で「夏休みだ~」と騒ぐ頃、やはり一緒に夏休み気分を味わいたいものです。感染再拡大で旅はあきらめ、結果、近場の水族館で一日癒されることに。結果までの過程は省きます(笑)こちらの水族館、ペンギンやペリカンの行動展示がウリでして、「天空のペンギン」と称し、ペンギンが空を飛ぶように見られるのが魅力で、青空と雲と高層ビルだけがガラスから見通せるんです。そう言えば、クラゲには、水母と海月という字体が使われますが、海月と表現する場合、「海面に映り込んで揺れる、お月さまの影」というイメージなのだそうですね。なるほどです。ちょっと(かなり)浮いちゃうような年代の夫婦二人。一日水族館で過ごしてみたら、きれいな魚や可愛らしい生物た...一日水族館で過ごしてみたら

  • 火と水と

    この夏は、各地で祭りや行事が3年ぶりに開催された映像をテレビで目にしました。東京では花火も夏祭りも、軒並み中止になりましたが、日本のどこかが、ちょっとでも元気だとわかるのは嬉しいことです。過去に撮りためた祭り画像です。東京立川市の羽衣(はごろも)ねぶた祭。青森県黒石市から、ねぶた飾りをお借りして開催される、本場に負けない迫力のねぶたです。ねぶたというと、露光間ズームでの撮影、ついやっちゃいます(笑)こ、恐い・・・・岐阜県飛騨高山の手筒花火です。打ち上げ花火とは、また違った良さがあります。神奈川県箱根町芦ノ湖龍神祭同じく神奈川県湯河原町のやっさ祭新潟県柏崎海岸花火大会東京都お台場海浜公園よりレインボーブリッジと花火すっかり暑苦しくしてしまったところで、お水で涼しくしてくださいませ。下町深川の水かけ祭り、3年...火と水と

  • 熱気と涼感

    横浜ランタンナイトとかいう(笑)イベントです。初めて行ってみましたが、小規模ながら華やかでした。木枠にランタンが飾り付けられているだけなので、一度撮ってみたいと憧れて未だ叶わない、スカイランタンのイメージを狙いました。空へ舞い上がるランタン、多重露光です。夜の灯りの熱気を見て頂いたところで、クールダウン。昔からの夏場の知恵、風鈴でささやかな涼感をどうぞ。熱気といえば、オレゴンで開催されていた世界陸上。日本人アスリート、頑張りました。昨年の五輪に続き、コロナと熱中症予防で増えたおうち時間を、断然楽しくしてくれました。3年後の東京大会、今度こそ、何の規制も憂いもなく、あの競技場が盛り上がるといいのですが。熱気と涼感

  • 夏に咲く

    炎天下一歩も外に出たくない(-"-;A...間もなくそんな時期になりますが、主婦としましては、朝の涼しいうちに、出来る限りの家事を終えてしまいたい。そんなわけで、冬の休日ならまだ布団の中にいるような時間に、洗濯機を回し、十分に目覚まし時計の代わりになる騒音を立てながら、掃除機かけたりするわけです(笑)好きなカメラ遊びも、植物園の9時10時開園など待ってらんないので、近くの神社や公園で、汗が噴き出す前にパチパチ撮り終えます。夏の花たちも同じ思いなのか、朝一で開花して、昼には閉じる花が多いですね。涼し気な水辺の睡蓮、古代浪漫の蓮の花、雨の化身のようなアガパンサスです。たまに、エイッ!と気合入れて、昼只中にカメラ下げて出かけてみれば、暑い夏を象徴するようなキバナコスモスの花に蝶が飛び回り、カメラマンたちを翻弄し...夏に咲く

  • 暑中お見舞い申し上げます

    東京タワー展望台にて、毎年開催される「天の川ライトアップ」です。コロナ禍前の、過去の画像になります。青くライトアップされた光が窓に映り込み、あたかも東京上空に天の川が現れたように見えます。幸せそうな平成、令和の彦星・織姫様たち。こんな場所で一人佇むオバサンは、かなり浮いています(笑)下町の商店街にも七夕飾りが下がり、越中富山の伝統の舞「おわら風の盆」のイベントもありました。史上最速の梅雨明けで、連日恐ろしい暑さに見舞われる日々。電力不足も水不足も心配だけれど、さすがに今年は間違いなく、彦星様と織姫様の逢瀬が叶うだろうと思いましたが、週間天気予報を見れば、7月7日は傘マークがついた東京の予報。投票箱に入れる短冊よりも(笑)、笹に吊るす短冊の方が願いが叶うような・・・・。暑中お見舞い申し上げます

  • 縁の下の力持ち

    東京の梅雨入りから二週間。大好きな花、紫陽花が咲き誇っています。土壌の酸性度を花の色で知らせてくれる、なかなかの科学者ぶりですが、酸性なら青系に、アルカリ性なら赤系にと、リトマス試験紙とは逆の色で証明。ちょっと紛らわしくもあります。雨の中の紫陽花、雨上がりの紫陽花、晴れの日の紫陽花も!ところで、紫陽花には科学者以外にも、縁の下の力持ちという逞しい一面もあるのですね。山や崖の斜面、川べりや線路際に紫陽花が植えられている風景を多く目にします。深く広く、太い根を張る紫陽花は、土壌を支えて土砂崩れを防ぐお役目も担っているのだとか。花期を終えても造花のように形を崩さず、褪せて立ち枯れる紫陽花を、美しいままに散る桜の潔さと対比して、哀れという感じ方もありますが、桜に憧れながらも、目指すところは紫陽花だと、自分の人生を...縁の下の力持ち

  • 梅雨入りしました

    6/6東京に梅雨入り宣言が出ました。朝からの本降りで、「月曜から勘弁してよ~」と、家族はぼやきながら出勤しました。かつて雨の日にデパートで買い物をする際、手提げ袋にビニールを被せてくれるサービスがありました。気持ちのいい対応です。もしも急に雨が降って来た場合、店員さんにそのことを知らせるために、店内に決まった曲を流すという話を聞いたことがありました。どんな曲が?と調べましたら、都内のデパートは、ミュージカルで有名な「雨に唄えば」と、映画・明日に向かって撃て!の挿入歌「雨にぬれても」の2曲が大半であるとのことでした。その中で渋谷にある一店舗だけが、ガルボの「アイ・ライク・ショパン」を使用とのこと。さすが!あの中毒性を感じるほど(笑)素敵なイントロ、大好きな曲です。ちなみに、雨が上がったことを知らせる時には、...梅雨入りしました

  • 梅雨の時期の 青と赤

    紫陽花の季節がやってきます。大好きな花なので、梅雨の憂鬱を八割がた帳消しにしてくれます(笑)浜田省吾さんの「紫陽花のはな」。♫~六月の雨の雫紫陽花の花北鎌倉横須賀線のプラットホームに君と・・・・実際には、プラットホームから改札口を抜けるまでの時間が途方もなく、車道にはみ出して歩くはめになるほど混雑する、紫陽花の時期の北鎌倉。今年もあきらめかなあ(^^;)青い世界。アガパンサスに睡蓮も。そしてこちらは梅雨入り前の元気印、ひなげしです。シャーレーポピー・虞美人草・コクリコ・アマポーラと多くの別名を持ち、真っ赤な群生は、とても印象的に映ります。「ああ皐月(さつき)仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟(コクリコ)我も雛罌粟(コクリコ)」与謝野晶子が、フランスに単身赴任中だった夫を訪ね、アマポーラの群生を前に謳ったものだそうで...梅雨の時期の青と赤

  • 傘の撮影⤴ 傘差し撮影⤵

    持ち歩くのも面倒だった、ただの雨の日のアイテムという認識だった雨傘も、ファインダーから覗くと、なかなか気分が上がる被写体になるんだなと、カメラ好きになって知りました。新緑の森に虹が架かるようなアンブレラスカイです。かつて、会社休みたいなあ・・・と、憂鬱材料でしかなかった雨も、ファインダーから覗くと、なかなか素敵な世界が見えたりします。東京駅の雨の夜のリフレクション。映り込む素材の路面は、駅の両サイドなので、皆が同じようなアングルになってしまうのが難点です。一定量降って、ライトアップする頃に雨が止み、風が全くない。三脚がNGで、水はけがいいので短時間勝負(笑)やっかいな条件ですが、本降りの中、待てずに行っちゃいました。アンブレラスカイでは、路面に傘の透過光が映り込み、素敵なドット模様になりましたが、こちらは、レン...傘の撮影⤴傘差し撮影⤵

  • 古刹でセラピー

    大好きな新緑の季節です。緑色の効果といえば、ストレス解消、気持ちを落ち着かせ、安心安全を感じさせるとのこと。非常口の案内板にも使われていますし、かつて子供たちが親しんだ交通誘導員さん「みどりのおばさん」の制服も緑でした。緑に包まれて外を歩くだけで気持ちがいいのですから、論より証拠ですね。鎌倉殿のおひざ元を中心に、柄にもない古刹にて、アロマセラピーの世界に浸ってまいりました。一年で一番憂鬱な梅雨入りの前に、気持ちを十分に緑に染めておきたいと思います(笑)古刹でセラピー

  • 桜の先には

    咲いて散って舞い、流れる。桜のドラマが終わると、いえ、ここ数年は桜と競うように、春のパレットの絵の具は豊富にあるのです。色とりどりのこの鮮やかさに、人々が酔って、春の宴を概ね終えようとする頃、空間は新緑のグリーン一色に変わります。ここらでちょっとクールダウンして、あの厳しい夏に備えようよとばかりに(笑)いろいろな制限を受けるようになって三回の春が廻り、やっと気持ちに余裕が出てきたように感じます。「いい季節になりましたね!」と、心から言えそうな予感です。桜の先には

  • 日出国 ひいずるくに

    前の記事で、桜の花筏を撮影することが目的だった旅が、空振りに終わったことを愚痴らせて頂きましたが、愚痴が多いけれど、立ち直りも早いのであります(笑)海が近かった有難さ。数年ぶりの日の出の光景と対峙しました。今日の朝陽が、生まれてきましたよ~今日が始まる瞬間て、こんなに感動するんだったっけ。日出国の民であることをいいなあと思えました(笑)ここからは、天空を測候するがコンセプトの美術館、江の浦測候所での撮影になります。海が見える駅舎にて。壁を突破らった、開けた場所に身を置いて、たった一泊の旅は終わり。ちょっと心をじゃぶじゃぶして帰りました。さあ、また日々を頑張れます。日出国ひいずるくに

  • 桜終章 散って流れて張り付いて?

    前の記事で、最後は一番好きな桜の光景「花筏」で飾りたいなどと、ぬけぬけと宣言してしまったんですが、いきなりの過去画像ですみません。平成最後の桜撮影となった青森県弘前城の花筏です。こんな桜のシーンを再び撮りたいと、今回、近場の小田原城へ出向いてまいりましたが、帯に短し襷に長し。あれ?例えが変かしら?見上げても二分ほどしか残っていない桜、散ってお堀に浮かぶ花びらも二分ほど。では残りの六分はどこ行っちゃったの??まったく画に出来ずに戻りました(T_T)以下、床下貯蔵庫より、花吹雪に花筏、情緒のある言葉ですね。風雨で張り付いた状態は、なんと言うのでしょうか。お口直しに(笑)、今シーズンの画像で菜の花畑です。ハッピーカラーでビタミンカラーの黄色は、とても元気をもらえますね!色んな旅立ちがある春です。桜終章散って流れて張り付いて?

  • 桜・桜・桜 その1

    待ちに待った桜の季節ですね。二年ぶりに花見舟を出した城下町の川岸から、この春最初のソメイヨシノを撮りました。ゆらゆらと桜の下を漕いでゆく風情とは裏腹に、「はい、クルマ通りまーす!立ち止まらないでくださーーい!!」と警備の方の声が。いずこも同じですね(笑)春宵一刻値千金。春の宵の、美しく心安らぐ時間は千金に値する。桜の撮影で、二番目に楽しみな夜桜ライトアップです。桜が人々を惹きつけるのは、華やかな満開時から、あっと言う間に散って消える、ある意味の潔さがあるからか?と感じます。花散らしの雨の翌朝は、散って踏まれた花弁が、また独特の風情を醸します。3番目に好きな桜のシーンです。近場での撮影のみですが、夢中でシャッター切るのではなくて、桜を肉眼にも十分に焼き付けた今シーズンでした。2番目に好きな夜桜、3番目に好きな散っ...桜・桜・桜その1

  • 海街の春

    神社の鳥居や住宅の玄関先をギリギリ抜けるかと思えば、いきなり開けた海岸線に走り出る、江ノ電です。ここも鎌倉殿の海街、湘南を歩きました。視界に空と海だけって、本当に気持ちがいいですね。英南部にある欧州環境・人間健康センターの研究によると、海辺の散歩による心身の健康増進効果は、公園を散歩する場合より高かったそうです。繰り返し押し寄せる波が起こす衝撃により、空気や海水の分子構造が変化し、空気中に荷電イオンが放出されるそうで、波の音を聞くだけでリラックスできるのは、マイナスイオンがたくさん出ているからなんですね。マイナスイオンの効果もさることながら、何と言っても、波の音に人々の笑顔と歓声が重なる心地よさ。最高の音楽鑑賞でもありました(^^)海街の春

  • 光あるところ

    平和を願い、ウクライナ国旗のカラーでライトアップされた、東京都庁舎です。この時代にこんなことが起こるなんて。世界は、時代は、進化していくものとばかり思っていましたが、後退する部分もあるのだと気づかされました。なにか、こんな光が撮りたいなと思ったのも、心がすっきり晴れぬまま、また春を迎えているモヤモヤ感があるからかも知れないですね。で、なぜかステンドグラスです。美術館でも教会でもなく、都内の二か所の駅で撮りました。光ある場所。いいものですね。光の有難さに気づくのも、影あってこそなのですが。何度目かの蔓延防止等重点措置も解除されますが、やはり、「めでたさも中くらいなりおらが春」でしょうか(笑)光あるところ

  • 今 咲き誇る~♫

    テレビで、2022年の桜開花予報を伝えていました。なんと、東京が18日で一番乗りだとか。「待ち遠しいですね。」などと聞こえてきますが、今まさに咲き誇っている河津桜。濃いピンク色で、こんなに可愛く咲いているのに、まるでソメイヨシノでなければ桜と認めないよ!とばかりの開花予報には拗ねちゃいますね(笑)グルメのメジロたちには、ソメイヨシノよりも人気があるように思うのですが。春爛漫です。東京は4月後半の八重や御衣黄、ウコンまで続く、桜チームの開花混合団体戦。心からのエールは、シャッターの数で楽しみたいです。今咲き誇る~♫

  • 灯りをつけましょう

    ♪~灯りをつえましょ雪洞にお花をあげましょ桃の花今日は、雛祭りですね。今は女の子の成長を祝う行事というイメージですが、本来は、老若男女が春の訪れを祝うものだったようですね。こちらは吊るし雛です。江戸時代、まだ高価な雛段飾りに手の届かなかった人々が大多数で、母親たちは子のために、家にある端切れなどで工夫して手作りした人形を、たくさん吊るして飾り付けたのが始まりとのこと。野菜や着物や動物、巾着などが多いのは、子が、衣食住に困らないようにとの願いが込められているのだそうです。吊るし雛の飾られた、鎌倉明月院の円窓です。円の中の白梅の木は、2019年の超大型台風15号によって折られてしまったとのことで、残った枝には、ポツポツと可愛らしい数輪が開花していました。雪洞だけでなく、世界中に灯りをつけて、いろんなことを願いたい春...灯りをつけましょう

  • 転がり落ちたダイヤ

    冬のダイヤモンド富士の時期ですね。今シーズンは、都内の近場からでも撮ろうかと思いながら、18日の当日は、あまりの寒さに手も足も出ず。3日ばかり過ぎた頃に、悔いを残すような気がして、エイッ!と気合の厚着をして足を出してみました。あ~あ、だから早く行けばよかったのに。富士山のてっぺんから右側に、ダイヤモンドは見事に転がり落ちました(笑)10メートルの海風がもろに吹き付ける岩場。かじかんだ指先は感覚がなくなり、三脚を畳むのも一苦労でした。でも、久々の夜景撮影に心は妙に高揚していて、これってアマチュアカメラマンズハイっていうものでしょうか。次回は立爪の台座にしっかり乗ったダイヤをゲットしたいです(^^)転がり落ちたダイヤ

  • 富士山ファッションショー

    春服の富士山です。間もなく、こんな、頭に冬を残したつつ華やぐ富士山の風景になります。折々に通った富士山撮影ポイントですが、もう三年ほど行けていません。今シーズンも、行きたいなあ、でも行けないだろうなあ?と、周囲には自粛してますアピールをしつつ(笑)、五輪を楽しんで籠っております。2月。神奈川県の吾妻山公園より、フレッシュなレモンイエローはいかがでしょう。5月。山梨県の朝霧高原より。鯉のぼりがストールのように風になびきます。6月。河口湖大石公園より、シックなパープルはいかがでしょう。10月。同じく大石公園より、赤いニットの装いはいかがでしょうか。11月。河口湖モミジトンネルより、真っ赤なコートを羽織りました。実はハーフNDフィルターを、間違えてズーム用を装着して24ミリで撮影しているので、影が出てしまった失敗作で...富士山ファッションショー

  • ジローに会いたい(^^)

    梅ジローです。お口を拭いてあげたいです(笑)お正月に相当食べまくったようで、せーので飛び上がっても、ちょっと重そうです。こちらは寒桜とメジロさん。何と名付けたらいいのでしょう。カンジロー?サクジロー?2月から3月初めの、過去の画像になります。今シーズンは寒さも一段と厳しくて、さらには五輪観戦で、なかなか炬燵から抜け出せません。可愛い子たちが、そろそろ東京の梅の開花を祝いに来ているでしょうか。一歩づつ春ですね。ジローに会いたい(^^)

  • カワセミさんの おもひでぽろぽろ

    4年位前まで、近所の公園の小さな池にカワセミが来ていて、夢中で撮影の練習をしていた時期がありました。宝石のように美しい鳥ですね。ところが、このカワセミさん、木から飛び出した瞬間ではなく、その一呼吸後の水面から飛び出す瞬間を、皆さん作品にされるのですね。わかります。素晴らしいシーンですもの。練習を開始してすぐに、これはカメラの腕よりも反射神経の問題ではないか?と思いました。飛び出す瞬間は何とか撮れても、次にはもう見失っている。え、どこどこ?どこ行っちゃった?と思う頃には、すでにお食事始めてまして。どうにか形になってきた頃、外来種の排除とかで、池の水を全て抜く作業が入りまして、それ以降、ここではカワセミさん見かけなくなりました。もう一度頑張って練習してみたい気持ちと、あまりに翻弄されて疲れたので、もう大人しい小鳥さ...カワセミさんのおもひでぽろぽろ

  • 白鳥飛来地 ワクワク ドキドキ ゼイゼイ ウルウル

    冬の使者、白鳥です。美しい鳥ですね。数年前に、山中湖で富士山と絡めて撮影したものですが、ここの白鳥たちは渡り鳥ではなく、山中湖で生まれて暮らしています。餌付けもされているようで、あまり飛ぶ姿を見ることはないです。やはり被写体としては、優雅に羽ばたいて飛び立ち、空を舞う姿を撮りたいので、越冬で飛来する野生の白鳥をねらいたいところです。こちら、東京から一番近い飛来地ですが、クルマの免許を持たない自分は、電車とバスを乗り継いで行くわけでして、始発で出発して、白鳥たちが朝飛び立っていく時間にギリギリ間に合うこととなります。ゼイゼイ言いながら到着し、目の前で飛び立たれてしまった日には、半端ない脱力感に襲われます(笑)それぞれ家族単位で飛び立つのですが、白鳥の絆は素晴らしいなと感動します。飛ぶ時は、スタート地点に横並びにな...白鳥飛来地ワクワクドキドキゼイゼイウルウル

  • 咲いてこそ 散ってこそ 枯れてこそ

    秋の紅葉が終わると、一気に風景から色彩が消えてゆくイメージです。木が葉を落として、花も少ない今時分が一番淋しく感じる気がしますが、そう感じる期間もわずか一ヵ月ほどで、来月には梅や寒桜や、春告げと言われる多くの花が再び彩りますから、季節一巡りというのは本当に早いですね。ポツンと一輪、満開の群生、どんな花の咲き方も楽しみですが、私は、同じくらい花が終わった後の光景もいいなあと感じます。例えば、散って大地を飾る、山茶花の花筵(はなむしろ)。例えば、散って水辺を飾る、桜の花筏(はないかだ)。花びらを散らすことなく、立ち枯れとなる花もあります。例えば紫陽花。一番好きな花です。まるでドライフラワーのごとく原型を残したまま変色してゆく姿は、きれいではないかもしれませが、散る花には潔さを、立ち枯れる花にはプライドを感じます。も...咲いてこそ散ってこそ枯れてこそ

  • 雨の仏さま 晴れの神さま

    旅先はもちろん、何においても大好きなカメラ遊びを最優先する自分ですが、新年明けの事始めとなりますと、なかなかエンジンがかかりません。なぜかと申しますと、寒いからです(笑)ですから初詣なんかも、松が外れ、成人式が終わり、そろそろ行かねば1月終わっちゃいますよと、心の声にせっつかれて出かけてゆくわけです。つい億劫になるのも、手を合わせたとて願いが叶った記憶がないからなんですが、罰当たりなこと言っちゃダメですね💦けっきょく罰当たりですが、カメラ遊びとセットです。しかも神社とお寺さん、両方行っちゃいまして、私、良い一年になりますかね💦💦浅草(あさくさ)にある観光名所、浅草寺(せんそうじ)、雨の夜でした。そして、港区赤坂の山王日枝神社、晴天の午後です。燃えるよう赤色というのも、心に灯りがともるようで、いいものだなと思いま...雨の仏さま晴れの神さま

  • 東京に雪が積もると・・・・

    東京に雪が降りました。積雪10センチとなったのは、4年ぶりの事だそうです。万が一電車が止まるようなことになっては困るので、徒歩圏内の公園で撮影することにしました。まずは和の雰囲気で、しっとりしみじみ・・深い味わいを出したかったのですが、雪が嬉しくて、年甲斐もなく心躍る時間となり、何だか明るい軽薄な(笑)いめーじになってしまったような。久々にカメラ内蔵のアートフィルター使用で、スケッチブックの中の世界観を狙いましたが、いかがでしょうか。それにしても、感染者拡大が霞んでしまうほど、今回も多くの怪我人が出た東京。雪もきれいなだけなら良いのですが、そうもいきませんね。いっそ、ウィルスごと凍りつかせてくれると有難いのですが・・・・(笑)東京に雪が積もると・・・・

  • 鏡よ鏡 リフレクション

    「鏡よ鏡鏡さん世界で一番美しいのは・・・」スミマセン。童話の白雪姫に出てくる意地悪なお妃さまのセリフを思い出しました。アマチュアカメラマンさんたちに人気の被写体、雨の日の東京駅舎です。水辺や床やガラスなどに映り込む、水鏡と言われるリフレクションの構図が好きで、よく撮ります。ここは、ちょうどの塩梅というのが意外と難しくて、雨が一定量降り続き、風がなく、ライトアップする頃には小降り、または止んでほしいところです。1枚目は割といい条件だったと。2枚目は、台風が去った直後だったので、ビュービューの風が残り、水はけを促してくれたおかげで、駅舎全貌が入らないほどの水溜まりになってしまいました。凪いだイケメン、いえ池面の映りもいいですね。そして、天気も暑さ寒さも関係なく、じっくり腰を据えて撮影が出来る、屋内のリフレクション。...鏡よ鏡リフレクション

  • 明けましておめでとうございます 2022・元旦

    明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。まだまだ新米の3回目の投稿ですが💦年が変わって気持ちも新たに始めさせて頂きたいと思います。2019年晩秋、コロナ禍前の最後の旅となった信州の妻籠宿。脇本陣奥谷の冬の光芒は、カメラマンさんたちに大人気ですが、一昨年昨年と、冬の時期の撮影は禁止となっています。撮りたくて念願叶っての旅でしたが、ギリギリ間に合ったんですねえ・・・・。古民家って、なんかいいですよね。子供の頃から、夏休みの絵日記に描ける田舎がなかったせいか、こんな雰囲気が大好きです。山梨県甲府市の甘草屋敷にも。今年はこんな癒し旅に、何回行かれるかな。いい一年にしたいですね。明けましておめでとうございます2022・元旦

  • ゆらゆら

    この秋以降、世の感染状況が落ち着いていたので、今のうち今のうち!と、今まで我慢していたカメラ散歩を重ねてきましたが、街の風景はクリスマスに向けて華やかになる一方、自然風景は褪せていくばかり。少し残った晩秋の色を背景に、カリカリの枯葉が、蜘蛛の糸に引っかかって空中ブランコ。ゆらゆら上下左右に心地よさげです。いつ着地するのか?と見ていましたが、永遠に揺れていそうな気配でした(笑)公園に飾られた小さなログハウスの入り口には、こんな子も、ゆらゆら。ちょっと自分の気持ちも、ゆらゆらしてしまいそうな年末ですが、明るい新年を願いながら、シャキッとしたいものです。良いお年を!!です。ゆらゆら

  • お疲れ生です そして メリークリスマス♪

    「日本の皆さんお疲れ生(なま)です。」と、私の大好きな飲み物のCM映像の中で、新垣結衣さんが素敵に微笑みます。今年もあと2週間、本当に皆が頑張った一年ですね。あわてんぼうのサンタクロースを撮ってきましたので、新年から始めさせて頂こうと思ったブログ、私も前倒し投稿させて頂きました。一週間早い、メリークリスマスです。どうぞよろしくお願い致します。雅(みやび)お疲れ生ですそしてメリークリスマス♪

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