悲しみの黒点
PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像 少し前の話、ドイツ人のペンパルと話をした。正確には、音声ではなくて文章のやりとりなのだけれど。彼は、若い頃、侍の哲学に傾倒していたということを書いていた。結局は、「ハラキリ」の世界だ。その時代で、周囲の環境がそれを肯定していたとしたら、異を唱える人も少なかったかもしれない。でも、その哲学を現代に持って来て押し通そうとすると無理がある。 私は、残されるものの気持ちを考えれば、自死は、絶対にしてはならないことだと思っている。愛する人があるなら、その人を一生、苦しめることになるかもしれないのだから、と思う。そういう形で亡..
2021/12/09 22:56