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NBA Watcher【毎日投稿】 https://nba-watcher-best-blog.fun/

NBAの歴代選手や歴代チームについて紹介しているブログになります。ブログ開始からかれこれ3か月ほど毎日投稿してきました。これからも続けていきたいと思いますので応援よろしくお願いします。

人気のレジェンド選手から忘れられがちなレジェンド選手、歴代最高レベルのチームから印象の薄い歴史的なチームまでをカバーして紹介しています。

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2021/12/09

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  • 【選手紹介】史上最強の必殺技を編み出したセンター:カリーム・アブドゥル=ジャバー(3/3)

    史上最高レベルの個人達成度を残した歴代センター 前回はカリームが個人としてスターレベルでプレーしながらも優勝できるメンバーをそろえることができなかったバックスを去り、バックスとは正反対の大都市のチームであるレイカーズに移籍してからの序盤シーズンについて紹介しました。カリームは移籍してすぐにシーズンMVPを受賞しましたが、レイカーズで初めて出場したプレーオフでは惜しくもNBAファイナルで敗退してしまいました。今回は史上最多の6度のシーズンMVP受賞と41歳までプレーし6回の優勝を成し遂げたレジェンドのキャリア終盤について紹介していきます。 プレーオフで勝ち抜けない時期~新たな相棒の到来 昨年ブレ…

  • 【選手紹介】史上最強の必殺技を編み出したセンター:カリーム・アブドゥル=ジャバー(2/3)

    2つのチームでレジェンドになった男 新興チームのバックスに大学最強選手としてドラフトされて、ロバートソンと結成した時代最強コンビで圧倒的な強さを見せつけて2年目選手ながらシーズンMVP、リーグ優勝、ファイナルMVPと数多くの栄冠を手にしたカリーム。彼はバックスの歴史に名を刻むような選手として活躍しましたが、移籍先のレイカーズでも記憶に残る選手になります。今回はカリームのキャリア中盤について紹介していきます。 最強の個人シーズン~相棒の引退と移籍 2年目選手として早くも優勝を成し遂げたカリームはその絶対的な個人の力を1971~1972シーズンも見せつけました。彼は34.8得点16.6リバウンド4…

  • 【選手紹介】プレーした時期に恵まれなかった史上屈指のダンカー:ドミニク・ウィルキンス(3/3)

    タイミングとケガによってキャリアが変わったスター選手 前回の記事では強力なチームメイトを得たころからケガから復帰したウィルキンスのキャリア中盤について紹介しました。ウィルキンスはマローンという新たな相棒を得ました。しかしそれでもウィルキンス自身のプレイオフでの不調や周囲のチームのレベルが急上昇したことでプレイオフ2回戦を突破することはできませんでした。そしてマローンがチームを去った後にウィルキンスに最悪のケガが起こってしまい、何とかスターとして次のシーズン復帰しましたがそれでもチームは優勝を目指せるチームになることはできませんでした。今回はキャリアの大半を尽くしたチームから放出された後のキャリ…

  • 【選手紹介】史上最強の必殺技を編み出したセンター:カリーム・アブドゥル=ジャバー(1/3)

    コピー不可能な技を駆使した史上最高レベルのセンター カリーム・アブドゥル=ジャバーと言えば、6度のNBAチャンピオン、レギュラーシーズンMVP受賞に始まり4度のブロック王や合計15回のオールNBAチーム選出を受けるなど史上最強の選手のディベートにその名前が挙がるような偉大な選手です。彼はバックスとレイカーズの2チームでプレーしその中でセンターとしては明らかに歴代最強選手として文句なしのキャリアを積み上げてきました。彼はNBAに入る前から文字通りの化け物として活躍しており、それの実力はNBAに入ってすぐに証明されました。今回はカリームのキャリア序盤について紹介していきます。 超人的な大学キャリア…

  • 【選手紹介】プレーした時期に恵まれなかった史上屈指のダンカー:ドミニク・ウィルキンス(2/3)

    様々な要因に阻まれた王者への道 前回はウィルキンスのNBA入りからスーパースターへの成長、そしてプレイオフを勝ち抜けなかった時期について紹介しました。ウィルキンスは個人としては得点王受賞やオールNBAチーム選出、スラムダンクコンテストチャンピオンなど多くの栄誉を若くして得ていましたが、NBA優勝を成し遂げることはできていませんでした。これにはジョーダンの登場やセルティックス王朝など外的要因が多く影響していましたが、キャリア中盤でも同じような他チームの影響を受け続けることになります。今回はウィルキンスのキャリア中盤について紹介していきます。 大規模な補強~ディフェンディングチャンピオンの壁 前年…

  • 【選手紹介】プレーした時期に恵まれなかった史上屈指のダンカー:ドミニク・ウィルキンス(1/3)

    「ハイライトマシーン」を体現したスーパースター 「ヒューマンハイライトフィルム」この通り名こそウィルキンスがスター選手だったことの1番の証明でしょう。彼はその通り名の通り数々のハイライトを生み出し、そのダンクは多くの人を魅了しました。彼がスター選手としてプレーしていた時期はあのジョーダンと同時期だったためシーズンMVP受賞やNBAチャンピオンなどのNBAプレイヤーの多くが求めるものを得ることはできませんでした。しかしそれでも彼の功績は無視できるようなものありませんので今回はウィルキンスのキャリア序盤について紹介していきます。 NBAにドラフトされたハイライト製造機~スーパースターへの成長 ジョ…

  • 【選手紹介】奇跡の優勝を支えた縁の下の力持ち:ベン・ウォーレス(3/3)

    守護神の最後の数年間 前回の記事では、守護神としてピストンズの2004年の奇跡の優勝をゴール下の絶対的なディフェンスで支えたベンのキャリア中盤について紹介しました。彼は2005年に2連覇を目指しましたがその夢はかなわず、2006年のリベンジも失敗したのちにFAとして他のチームへ移籍しました。彼の全盛期は間違いなくピストンズに所属していた時期であり、それより先のキャリアはよく知らない方が多いのではないでしょうか。今回はそんな知名度の低いベンのキャリア後半について紹介していきます。 新天地への移籍~ケガとの闘い ベンは2006~2007シーズンに4年60Mの大型契約をブルズと結びました。当時ブルズ…

  • 【選手紹介】奇跡の優勝を支えた縁の下の力持ち:ベン・ウォーレス(2/3)

    予想外の優勝と2度の最優秀守備選手賞 前回の記事でベンは苦労をしてNBA入りを果たした若い時代から、ブレッツとマジックでの下積み時代を乗り越えました。ピストンズにトレードされてからの彼は成長の一途をたどり、ついにはディフェンシブスターとして最優秀守備選手賞を受賞するまでの選手になりました。しかしながら、カンファレンス・ファイナルまで進出した2003年プレイオフでは東の優秀なPFに苦戦し、ネッツに敗れてしまいました。今回は求めていたオールスターPFを獲得し、ついに念願のNBA優勝を成し遂げたベンのキャリア中盤について紹介していきます。 最強のチームワークを発揮した2004年のチャンピオン 200…

  • 【選手紹介】奇跡の優勝を支えた縁の下の力持ち:ベン・ウォーレス(1/3)

    絶対的な守備力を誇ったアンダードッグチームの守護神 2004年に奇跡的な優勝を果たしたデトロイト・ピストンズのゴール下の守護神として圧倒的な守備力を見せつけていたベン・ウォーレス。彼はドラフト外からNBAまで這い上がり、最終的には4度の最優秀守備選手賞受賞、4度のオールスター選出、2度のリバウンド王と1度のブロック王に輝くといった素晴らしい実績を残しました。彼の素晴らしいキャリアまでの道筋には長い物語がありますが、今回はその序盤について紹介していきます。 屈辱的なドラフト~才能の片鱗 アラバマ州に生まれたベンはクリーブランドの小さな大学で2年間プレーしていましたが、そこで彼は17.0リバウンド…

  • 【選手紹介】アジア史上最強のNBAプレイヤー:ヤオ・ミン(3/3)

    優勝に手が届かなかったアジアバスケ界のヒーロー 前回の記事で紹介した範囲ではケガに悩まされ、1度はオールスター選手でなくなってしまった時期からケガから復帰してオリンピックで圧倒的な成績と支配力を残したヤオのキャリア中盤について紹介しました。この時期のロケッツはヤオとマグレディのリーグ屈指の才能を誇るデュオを中心として確実に優勝する可能性を持つチームを作り上げていました。今回はケガによってついには優勝を成し遂げることができなかったヤオの無冠のキャリアについて紹介しています。 復活の巨人~1回戦突破 北京オリンピックでの大活躍を終えたヤオは来る2008~2009シーズンに挑みました。ヤオはこのシー…

  • 【選手紹介】アジア史上最強のNBAプレイヤー:ヤオ・ミン(2/3)

    ケガに見舞われた全盛期のスター 前回は中国からやってきた恵まれた身体と才能を持ってNBAに挑戦してきたヤオは周囲の過小評価を乗り越えて2年目シーズンにオールスターに、マグレディという相棒を得た3年目シーズンにはオールNBAチームの一員として選ばれるほどの選手に成長しました。マグレディと共にリーグ最高のデュオの1つとして2人ともスーパースターとしてチームを牽引していき、いずれは優勝を成し遂げることが期待されていました。しかし、マグレディはもとよりケガをしやすく、背中に爆弾を抱えており、ヤオも高身長選手ながらのケガに悩まされることになりました。今回はヤオのキャリア中盤について紹介していきます。 い…

  • 【選手紹介】アジア史上最強のNBAプレイヤー:ヤオ・ミン(1/3)

    アジア最強のビッグマン 中国からNBAに挑戦し、短い期間でしたが圧倒的な実力を見せつけたヤオ・ミン。彼はケガが原因でキャリアが非常に短くなってしまいましたが、トレイシー・マグレディとコンビを組んでロケッツをプレーオフ常連チームへと押し上げました。出場制限が原因となり満足にプレーできなかった2010年以外の年のすべてでオールスターに選出されたヤオの実力は本物であり、2016年にはバスケットボール殿堂入りを果たしています。今回はヤオの偉大なキャリアの序盤について紹介していきます。 天賦の才能と体格を持つ青年〜過小評価されたルーキーシーズン 1980年に上海で生まれたヤオは13歳になる頃には身長が2…

  • 【チーム紹介】王朝の始まりとなったチーム:2015年に優勝したゴールデンステート・ウォリアーズ

    革新的なスタイルで40年ぶりの優勝を成し遂げた王朝前のウォリアーズ 2015年のNBAファイナルでドレイモンド・グリーンをセンターに据えたDeath Lineupで2勝1敗の状況から逆転優勝を決めたウォリアーズ。イグダラがスターターに昇格をした第4戦からチームは大きく変わりそのおかげで40年ぶりのチャンピオンリングを手に入れることができました。しかし2015年のウォリアーズは絶対的な優勝候補として期待されていたわけではなく、カンファレンス・ファイナル出場すら疑われるようなチームでした。ではなぜ彼らが2015年のNBAを制覇することができたのでしょうか。今回は2015年のウォリアーズとそこまでの…

  • 【選手紹介】オリジナルの王朝のベストベンチプレーヤー:トニー・クーコッチ

    王朝ブルズを支えた陰の功労者 1996年から1998年のプレイオフに欠けて2度目の3連覇を果たしたブルズの有用なベンチプレーヤーとして活躍したトニー・クーコッチ。「クロアチアの天才」と呼ばれたクーコッチはブルズ以外のチームであればチームを代表する選手に慣れるほどの実力と能力を持っていたプレーヤーでしたが、ジョーダンを中心としたBIG3のブルズをベンチからの安定的な得点とアシストで支えて3度の優勝を成し遂げました。今回はそんなクーコッチのキャリア前半について紹介していきます。 ヨーロッパでの個人の栄光~NBAへの挑戦 クロアチアのスプリットという町で育ったプロサッカーのゴールキーパーとして活躍し…

  • 【チーム紹介】奇跡の優勝を成し遂げたベテランぞろいのチーム:2011年ダラス・マーベリックス

    NBA史上トップレベルに価値の高い優勝を成し遂げたチーム レブロンがクリーブランドを去ってドラフト同期のボッシュとウェイドと共にマイアミでBIG3を結成してNBAを支配しようとしていた最初のシーズンに彼らの約束されていたはずの優勝を奪ったチームのダラス・マーベリックス。この年の彼らは特に優勝するようなチームとして期待されてはおらず、もう一度同じシリーズをしたら負けるだろうと言っているファンが多いチームでした。ではなぜ2011年のNBAチャンピオンのマーベリックスは優勝することができたのでしょうか。今回は2010~2011シーズンのマーベリックスについて紹介していきます。 プレイオフに苦しんだ数…

  • 【選手紹介】ダンクの父:ジュリアス・アービング(3/3)

    NBAでも達成できた優勝 前回の記事ではNBAに活躍の場を移したアービングが個人としてMVPを獲得したりオールNBA1stチーム入りを達成したりと、ABAと変わらない圧倒的なパフォーマンスを発揮していながらも優勝には手が届かなかった時期について紹介しました。セルティックスが再び王朝を築いたり、レイカーズのスーパーチームに敗れたりとタイミングに恵まれなかったアービングですが今回紹介するなかでついに優勝を成し遂げることになります。では今回はアービングの優勝を含んだキャリア最終期について紹介していきます。 最強の相棒の獲得~いきなりの優勝 1982~1983シーズン、シクサーズは優勝を本気で目指すた…

  • 【選手紹介】ダンクの父:ジュリアス・アービング(2/3)

    ABAとNBAの両リーグでレジェンドとなった数少ない選手 前回の記事ではアービングがABAリーグで1年目から期待を超える活躍を残し、最終的にはわずか4年間のABAリーグキャリアの中で3度の得点王とシーズンMVPを受賞して最強の選手としてリーグを支配していた時期について紹介しました。そんなアービングはABAとNBAが合併して1つのリーグになることをきっかけにNBAリーグでプレーすることになりました。今回はアービングのNBAに入ってからのキャリア前半について紹介していきます。 NBA参戦~タイミングに恵まれなかった時期 ネッツ、ナゲッツ、ペイサーズそしてスパーズがNBAに参加した1976~1977…

  • お知らせ

    こんにちは。NBA Watcher運営者です。 今回はお知らせがありますので投稿いたします。 この度は私情で大変申し訳ございませんが投稿ペースを週1に変更します。 お読みいただいている方には大変申し訳ございませんが、ご了承ください。

  • 【選手紹介】ダンクの父:ジュリアス・アービング(1/3)

    「ダンクの父」と呼ばれるレジェンドのキャリア マイケル・ジョーダンがあこがれた選手として、そして伝説のベースラインムーブで今でも高い人気を博しているNBAレジェンドのジュリアス・アービング。彼のキャリアにはMVPやNBA優勝など数多くの栄冠がありますが、彼をレジェンドにしているのはその功績だけではなくやはり数々の記憶に残るプレーでしょう。今回はそんな記録にも記憶にも残るダンクの父、ジュリアス・アービングのキャリアについて紹介していきます。 大学時代~スクワイアーズとの軋轢 マサチューセッツ大学に入学したアービングは大学2年間のシーズンで26.3得点20.3リバウンドを平均し、NCAAの歴史の中…

  • 【選手紹介】薬物とアルコールによってキャリアが一変してしまったスーパースター:デビッド・トンプソン

    時代最高の身体能力とセンスを持ったスーパースター ブレイザーズのレジェンドであるビル・ウォルトンが「デビッド・トンプソンはジョーダンとコービーとT-macとレブロンを合わせたような選手だった」と評し、ジャンプ力の権化であるようなジョーダン本人には「垂直跳びの概念はデビッド・トンプソンから始まった」と言わしめるほどの身体能力と才能を誇ったナゲッツの永久欠番のデビッド・トンプソン。彼は1975年にドラフトされてナゲッツで一気にスターダムを駆け上がりましたが、当時のNBAを象徴する薬物問題に巻き込まれてキャリアを台無しにした選手です。今回はそんな激動の時代を生きたデビッド・トンプソンのキャリアについ…

  • 【選手分析】スロベニアの神童 ルカ・ドンチッチは何がすごいのか?

    ルーキーシーズンからNBAのトップレベルを駆け抜けるルカのすごさ 現在、ダラス・マーベリックスで同じくヨーロピアン選手のクリスタプス・ポルジンギスと共にプレーしているドンチッチ。彼はNBAに入ってきたその年にいきなり平均20得点以上を記録した数少ない選手の1人として歴史にその名を刻み、2020年と2021年のプレイオフで2年連続でクリッパーズと激戦を繰り広げました。そのプレイオフでも記憶に残るようなプレーの数々を披露し、間違いなく将来のNBAを背負う存在です。今回は彼のキャリアの紹介ではなく、彼がなぜここまでの選手としてNBAで活躍することができているのかについて分析していきたいと思います。 …

  • 【選手紹介】2000年代前半を代表するピュアシューター:ペジャ・ストヤコビッチ(2/2)

    キャリアの最終期に優勝を成し遂げた史上レベルのシューター 前回の記事ではギリシャリーグでエリートな選手として実績を重ねたペジャがNBAに入ってきた時からショータイムと呼ばれたキングスを支える重要なシューターとしてリーグに実力を轟かせたのちにキングスを去ることになったところまでについて紹介しました。今回はキングスを去ってからキャリア最終年に優勝を成し遂げるまでのペジャのキャリアについて紹介していきます。 ペイサーズへのトレード~第二のキャリア 2006年1月26日のトレードでペイサーズに移籍することになったペジャは8年間過ごしたキングスを去ることになってしまいました。しかし移籍先のペイサーズもキ…

  • 【選手紹介】2000年代前半を代表するピュアシューター:ペジャ・ストヤコビッチ(1/2)

    2000年代前半のキングスを支えたもう一人のピュアシューター 2000年~2010年頃までのシューターと言えばレイ・アレンがまず話題に上がると思います。しかし、彼以外にもう一人優秀なシューターを挙げるとすればそれはほとんどの人がペジャ・ストヤコビッチを挙げると思います。彼はアレンはボストンに移籍するまでのチームではシューターというよりもシュートの得意なスコアラーという役割を務めていましたが、ペジャはNBAに入った時から引退するまでシュートを武器にして戦い続けた正真正銘のシューターです。今回はそんなペジャのキャリアについて紹介していきます。 ギリシャリーグでの活躍~NBAへの挑戦 ペジャはユーゴ…

  • 【選手紹介】レブロン以来の才能と呼ばれた悲劇のPG:ジョン・ウォール(2/2)

    リーグ屈指のPGとして東最強の座を取れたはずのスター選手 前回の記事では大学2年生のシーズンを終えてからウィザーズの将来を背負う選手になることを期待されて1位指名を受けたルーキーシーズンを経て、オールスターPGとしてチームを6年ぶりのプレイオフに導いたところまでを紹介しました。彼は確実に成長していきいずれはMVPレベルの選手になることが予想されており、その期待通りに成長していきました。しかしあるケガが原因で現在はスター選手と呼べない選手になってしまいました。今回はウォールの成長を見せたシーズンとオールNBAチーム入り、そしてケガによって狂っていったキャリアについて紹介していきます。 頼れる相棒…

  • 【選手紹介】レブロン以来の才能と呼ばれた悲劇のPG:ジョン・ウォール(1/2)

    2010年代最強のPGになっていたはずの元スーパースター ジョン・ウォールと言えばウィザーズで活躍していたころにはオールスター常連の選手としてチームを優勝に導く選手として大きな期待をかけられていたスター選手でした。しかし、2017年に大型契約を結んだ時から彼のキャリアは狂い始め、現在では若手中心の再建チームであるロケッツに所属しており試合に出ることを拒絶している状況になっています。今回は度重なるケガによっていきなりスーパースターダムを転げ落ちてしまったウォールの今までとこれからのキャリアについて紹介していきます。 時代最高の才能として期待された大学時代~オールスターポテンシャルを見せつけた2年…

  • 【選手紹介】史上最強になるポテンシャルを秘めていたC:ビル・ウォルトン(3/3)

    ボストンでキャリアの大逆転を果たした元MVP 前回の記事ではシーズンMVPを受賞したビルがケガを原因にブレイザーズを去り、クリッパーズに移籍したもののキャリアの再生を果たすことはできず、そのままセルティックスへ移籍することになりました。この頃にはスターとして活躍していたころのビルは完全に鳴りを潜めていましたが、彼の能力を信じたセルティックスで彼は感動的な復活を果たすことができました。今回はそんなビルのキャリア終盤について紹介していきます。 最後の復活のチャンス~悲劇の引退 クリッパーズを去ることを決心した彼には前回紹介したようにレイカーズとセルティックスの優勝候補2チームからのアプローチがあり…

  • 【選手紹介】史上最強になるポテンシャルを秘めていたC:ビル・ウォルトン(2/3)

    歴史に残るMVPシーズンと急激な衰え 前回の記事では史上最強レベルの大学生として大学バスケ界で暴れまわり大物としてNBAに挑戦したときから2年間をケガによって狂わされたのちにNBA入りからわずか3年でファイナルMVPを受賞したときまでのビルのキャリアについて紹介しました。今回の記事では本格的にケガに悩まされ、ファイナルMVPとシーズンMVPを受賞したブレイザーズを去りその後過ごした1チーム目までについて紹介していきます。 MVPシーズン~わずか4年での放出 優勝を成し遂げファイナルMVPを受賞したビルは翌シーズンも爆発的な活躍を続けました。彼は58試合を出場と少し試合数が少なめでしたが、平均1…

  • 【選手紹介】史上最強になるポテンシャルを秘めていたC:ビル・ウォルトン(1/3)

    NBAに新しい可能性を与えたCの先駆け ビル・ウォルトンといえば、1カ月ほど前に解雇されたキングスのHCのルーク・ウォルトンのお父さんというイメージと、ケガによってMVPシーズンの頃の輝きを二度度取り戻すことができなかった残念な選手というイメージの2つが強いかと思います。実際に彼はケガをしてからはMVPだったころを想像できないほど実力を落としてしまいましたがそれでも殿堂入りを果たしているほどNBA、ひいてはバスケットボールの歴史に大きな影響を与えた選手です。今回はそんなビル・ウォルトンのキャリアについて紹介していきます。 衝撃の大学バスケデビュー~敗北で終えた大学バスケ 高校で素晴らしい結果を…

  • 【選手紹介】知名度の低いレジェンドC:ジェリー・ルーカス(2/2)

    ニューヨークで優勝を果たすことができたレジェンド 前回の記事で紹介した時点ではルーカスは高校で始めたばかりのバスケットボールで、世界最高峰のリーグとされるNBAで世代最高レベルの選手として活躍していました。しかし自身のケガや他チームのメンバー構成が大きな原因となり優勝を達成することができていませんでした。では今回はルーカスがニューヨークでついに優勝を達成し、そしてレジェンドとして引退するまでのキャリアについて紹介していきます。 チャンピオンシップに挑戦し続けた将来のレジェンド~ニューヨークでの新たなスタート 自身のケガによって悔しい敗戦を経験したルーカスはリベンジを決心して1965~1966シ…

  • 【選手紹介】知名度の低いレジェンドC:ジェリー・ルーカス(1/2)

    ニューヨークで優勝した優秀なビッグマン ジェリー・ルーカスはキャリアでNBAチャンピオン、7度のオールスター、1度のオールスターMVPなど数多くの実績を残しているレジェンドながら、チャンバレンやラッセルなど2人の歴代最強選手候補がいた1960年~1970年代にプレーしたことによってどうしても知名度が低くなってしまう選手です。今回はそんな同世代選手によって実力と知名度が反比例しているジェリー・ルーカスのキャリアについて紹介していきます。 瞬時に花開いた才能~プロへの挑戦 オハイオ州ミドルタウンで生まれ育ったルーカスは高校2年の時にバスケットボールを始め、15歳ながらリングに手が届くどころか見下ろ…

  • 【チーム紹介】泥臭いプレーで一つの時代を築いたチーム:メンフィス・グリズリーズ

    伝統的なバスケットボールを貫いた歴史的なチーム 2010年代が進むにつれ、3PTを多投するスタイルが標準となっていく中で、インサイド中心にゴリゴリの2000年代かそれ以前のようなバスケットをし続けたチームがありました。そのチームとはメンフィス・グリズリーズであり、その中心にいた選手たちは少なくともグリズリーズの歴史に名を刻んだ選手たちでした。マーク・ガソル、ザック・ランドルフ、トニー・アレン、マイク・コンリー、ルディ・ゲイなどの優秀な選手が数多く揃ったグリズリーズは「Grit and Grind」という合言葉と共にアウトサイド主体の時代まで駆け抜けました。今回はそんなグリズリーズの1つの黄金時…

  • 【選手紹介】神様に敗れた「空飛ぶ冷蔵庫」:チャールズ・バークレー(2/3)

    時代最強PFの全盛期と勝てないチーム 前回の記事では、素晴らしい大学キャリアと上出来なルーキーシーズンから完全にチームの中心になった3年目シーズンまでについて紹介しました。3年目シーズンではバークレーは身長が低いPFながら史上でもトップ10に入るようなリバウンドシーズンを過ごしましたが、チームの成功をつかむことができませんでした。今回の記事では、フランチャイズプレーヤーとしてチームを任せられたシーズンからサンズでの1年目までについて紹介していきます。 アービングの引退~プレイオフで結果を出せない時期 1987~1988シーズン、チームを長年支えたアービングが引退を発表したことでそれまで実力では…

  • 【選手紹介】神様に敗れた「空飛ぶ冷蔵庫」:チャールズ・バークレー(1/3)

    プレーした時期に恵まれなかった史上トップ5に入るPF 200㎝越えの選手ばかりのNBAの世界でも特に巨人たちがひしめき合っているインサイドの選手たちは2010年代前半までは210㎝前後の身長は当たり前でした。その中でも198㎝と小柄ながら史上最高のPFの1人として数えられるほどの選手として活躍したチャールズ・バークレーはその身体能力の高さやフィジカルの強さを活かしたプレーで空中戦を支配し、「空飛ぶ冷蔵庫」と呼ばれました。しかしそれほどまで圧倒的で優秀な選手だった彼はキャリアに優勝の2文字がありません。今回はそんなバークレーのキャリア序盤について紹介していきます。 大学時代~1984年NBAドラ…

  • 【選手紹介】史上最悪のケガを乗り越えたNBAチャンピオン:ショーン・リビングストン(2/2)

    ケガを克服し運命のチームに巡り合えた名脇役 前回記事では期待されてリーグに入ってきたころからケガに悩みながらも最後のチャンスをものにしてサポート選手としての地位を確立したリビングストンのキャリア前半について紹介しました。そのあと彼はウォリアーズにピックされ、ベンチを支える選手として王朝ウォリアーズのコアメンバーとして活躍しました。今回は復活を果たしたリビングストンが名脇役として活躍し、NBAチャンピオンになるキャリア後半について紹介していきます。 運命の契約~3度のチャンピオンシップ ネッツでの遅いブレイクアウトシーズンを終えたリビングストンはカリーとトンプソンを中心にした強いスタートを支える…

  • 【選手紹介】史上最悪のケガを乗り越えたNBAチャンピオン:ショーン・リビングストン(1/2)

    最悪のケガを乗り越えた最高のロールプレイヤー YoutubeでNBA史上最悪のケガと調べるとほぼ確実にヒットする膝のケガを負ってしまったショーン・リビングストン。彼は高身長ながら高い身体能力とアシスト能力を持ち合わせており、若いときには「マジック・ジョンソンの再来」と呼ばれるほど期待をされた選手でした。しかしながらその未来は先ほど紹介したケガによって実現することはありませんでした。それでも彼は史上最も感動的な復活を果たして見事にNBAチャンピオンに輝いた選手です。今回は大ケガを乗り越えて栄光をつかんだショーン・リビングストンのキャリアについて紹介していきます。 才能に溢れた高卒ルーキー~最悪の…

  • 【チーム紹介】奇跡の逆転優勝を果たした2016年の覇者:クリーブランド・キャバリアーズ

    歴代最強チームの一角を破ったチーム 2016年NBAファイナルではレブロン・ジェームズ率いるクリーブランド・キャバリアーズが、史上最高勝利数の73勝を残したウォリアーズ相手にNBA史上初のファイナルでの1勝3敗からの逆転優勝を果たしました。この逆転優勝はNBA史上でも最も記憶に残る瞬間の一つとして、これからも語り継がれるような劇的なものでした。ではこの歴史的な結果を残したキャバリアーズはどのような過程を経て、2016年の優勝を成し遂げたのでしょうか。今回は見事な逆転劇を見せてくれた2016年のキャバリアーズについて紹介していきます。 運命のドラフト~2015年プレイオフ 2011年のNBAドラ…

  • 【選手紹介】ニューヨークの救世主になるはずだった才能:クリスタプス・ポルジンギス

    ニューヨークに愛されるスーパースターになるはずだった若い才能 ケビン・デュラントに類まれなる才能を見出されて「ユニコーン」というあだ名をつけられたクリスタプス・ポルジンギスはマーベリックスにトレードされ、次世代のナッシュ&ノビツキーだともてはやされていましたが思うような活躍ができていない選手です。最近の悪評判のせいで忘れがちですが、彼は若さと才能を持ち合わせたリーグでも10本の指に入る将来のスター候補です。ケガによってその才能を活かしきれていないポルジンギスですが、今までのキャリアはどのようなものだったのでしょうか。今回はポルジンギスの今までのキャリアについて紹介していきます。 ヨーロッパのス…

  • 【選手紹介】尊敬すべき復活劇を果たした元スーパースター:グラント・ヒル(2/2)

    ケガをキャリアの転換期に出来たスター 前回紹介したようにヒルはNBAに入ってきたときから文字通り何でもできるオールラウンダーとして活躍していましたが、プレイオフでは1回戦を突破酢することができていませんでした。そして周囲の選手たちも成長し1回戦突破の最大のチャンスとなった2000年のプレイオフで元から負っていた足首のケガを悪化させてしまい、このケガに残りのキャリア全体を狂わされることになりました。初めはそのケガによってスターレベルでプレーできなかった自分にいらだっていたヒルですが、サンズへの移籍を通じて自信を優秀なロールプレイヤーに変えることができました。今回はヒルの取り返しのつかないケガを負…

  • 【選手紹介】尊敬すべき復活劇を果たした元スーパースター:グラント・ヒル(1/2)

    ケガを乗り越えた元ネクストジョーダン グラント・ヒルと言えばスーパースター、そしてネクストジョーダンとしてNBAを支配するはずだった選手でしたがケガによってその潜在能力を活かしきることができずにキャリアを終えた選手というイメージが強いです。実際に彼がスターとしてプレーしていた時期とケガによってパフォーマンスが落ちた時期を比べるとそこにNBAを背負う男として期待されていた選手の面影はありませんでした。しかし彼は40歳までプレーし続け、その豊富な経験とそれによって培ったスキルを活かして素晴らしいロールプレイヤーとしてチームに貢献していました。今回は自分をスターからロールプレイヤーに上手に変えて高齢…

  • 【チーム紹介】NBAの悪役チーム:デトロイト・ピストンズ

    神様を苦しめた1980年代後半のヒールチーム 1986年のドラフトでコアメンバーとなるデニス・ロッドマンをドラフトしたピストンズは、ジョーダンが初めての優勝を達成するための最初の壁として彼の前に立ちはだかりました。非常に荒いディフェンスをアイデンティティとするチームは「バッド・ボーイズ」と称され、リーグに嫌われる存在として活躍しました。 アイザイア・トーマスをエースとして1989年と1990年に2連覇を成し遂げ、歴史に名を刻むチームとして評価を受けているこの時代のピストンズですが、何がそのような評価につながっているのでしょうか。今回は1980年代後半から1990年代前半にかけてリーグを席巻して…

  • 【チーム紹介】史上最高フランチャイズの史上最高チーム:2010年代後半のスパーズ

    若い才能とベテランスターの最高のブレンド 2000年代前半はロビンソンとダンカンのツインタワー、2000年代後半から2010年代前半はダンカン、パーカー、ジノビリのBIG3と10数年にわたってリーグのトップを走り続けたチームのサンアントニオ・スパーズ。このフランチャイズの偉大さを語り始めるとブログの記事では伝えきれないでしょう。勝ち続けているイメージが強いチームで、スパーズに関する思い出は数多くありますが、個人的に最も印象深いのは2014年のリベンジを果たした瞬間です。前年にレイ・アレンのクラッチシュートによって手に入れかけていたチャンピオンリングを逃しましたが、この年のスパーズは新しいエース…

  • 【選手紹介】史上最高クラスのSF:エルジン・ベイラー(2/2)

    栄冠をつかむことができなかったレジェンド 前回紹介したようにベイラーは1年目から期待を超える活躍を残しており、それは将来彼がMVPや優勝チームのエースになることを約束させるような2年間でした。 彼はその超人的な身体能力を活かしたプレーで回りを蹂躙しており、個人として最強となるべき選手でした。しかし彼は時代や環境に恵まれずそのような評価を受けることができないキャリアを送ることになりました。今回は彼のそんなキャリアの後半について紹介していきます。 最強の相棒の到来~ケガによって終わりを迎えたキャリア 1960~1961シーズン、11月中旬のニックス戦でベイラーは71得点を記録し、当時の1試合での最…

  • 【選手紹介】史上最高クラスのSF:エルジン・ベイラー(1/2)

    優勝もMVP受賞経験もない史上最高レベルのSF エルジン・ベイラーと言えばNBA史上屈指のSFとして評価を受けながらも、優勝もMVPを受賞したこともない選手です。しかし彼はNBAに初めて空中戦という概念を持ち込んだプレーヤーとして非常に高い評価を今でなお受けているプレーヤーです。古いプレーヤーなので彼のすごさを知っている人は少ないと思いますが、彼は間違いなく史上トップ10に入るようなSFとして活躍しました。今回はベイラーの数奇なキャリアについて紹介していきます。 幼少期~大学時代 ベイラーはワシントンに生まれ、14歳の頃にバスケットボールを始めましたが、彼の身体能力と跳躍力は同性代の中でずば抜…

  • 【選手紹介】ウォリアーズ王朝の最高の2,3番手:クレイ・トンプソン(3/3)

    3連覇への挑戦とケガの歴史 前回は3年目シーズンの飛躍から2015年の初優勝シーズンと2016年の歴史的なレギュラーシーズンと予想外のプレイオフ敗退までについて紹介しました。その後にトンプソンとウォリアーズは最強のスコアラーをチームに加えてかつてのブルズと同じように3連覇に挑むことになります。そして3連覇を目指す過程でトンプソンは大ケガに苦しまされ、2年間バスケットボールの試合から離れることになってしまいます。今回はKDをチームに加えた後の後期王朝時代から現在のトンプソンまでについて紹介していきます。 KD加入後のウォリアーズ王朝~3連覇への挑戦 2016年プレイオフで屈辱的な逆転負けを喫した…

  • 【選手紹介】ウォリアーズ王朝の最高の2,3番手:クレイ・トンプソン(2/3)

    新たなバスケットボールを確立した史上最高のシューティングコンビ 前回は大学時代から爆発的な選手として活躍していたころから過小評価されていたルーキー時代を乗り越えてデュオ結成からわずか2年で強豪のスパーズ相手に可能性を感じさせるプレイオフシリーズを送ったトンプソンとウォリアーズについて紹介しました。その後のトンプソンは2015年に初優勝を成し遂げ、オールスターやオールNBAチーム選出を受けるほどの選手として活躍するようになりました。今回はトンプソンとウォリアーズにとって、好調だったシーズンについて紹介していきます。 スプラッシュ・ブラザーズの躍進の年~念願の優勝 2013~2014シーズン、昨年…

  • 【選手紹介】ウォリアーズ王朝の最高の2,3番手:クレイ・トンプソン(1/3)

    爆発力を兼ね備えた最高クラスのサポート選手 今シーズン、2年ぶりのNBA復帰予定が公式なものとなり、ウォリアーズが強豪に返り咲くためには必要不可欠だと考えられている選手のクレイ・トンプソン。彼はKDが来るまではチームの絶対的な2番手、KDの移籍後は安定した3番手として活躍しました。彼はパスや1on1スキルなどに強みはありませんが、歴代でも屈指と言われるそのシュート力を武器に戦い合計ウォリアーズの合計3度の優勝に貢献しました。今回はそんな最高クラスのサポート選手として活躍しているトンプソンについて紹介していきます。 大学時代~NBAドラフト トンプソンは高校時代ディビジョン3の最優秀選手賞とリー…

  • 【チーム紹介】スモールマーケットの若手チーム:OKCサンダー

    将来のMVPを3人もドラフトした奇跡の若手チーム 2007年のドラフトでケビン・デュラントをドラフトした時からOKCサンダーの未来は一気に明るくなりました。2008年にラッセル・ウェストブルック、2009年にジェームズ・ハーデンと立て続けにチームのコアとなる選手をドラフトしたサンダーは2012年に予想よりも早くNBAファイナルに到達し世間を驚かせました。しかしそのあとハーデンのトレードやKDの裏切りによってチームは低迷の一途をたどり、今では再建チームとしてNBAでも最弱を争うチームの一角として見られています。今回はそんな若いサンダーの短い期間の快進撃について紹介していきます。 KDの相棒の登場…

  • 【選手紹介】桜木花道のモデルとなったリバウンド王:デニス・ロッドマン(3/3)

    王朝ブルズを支えたスーパーリバウンダー 前回紹介したピストンズ時代の後期からスパーズで過ごしたシーズンでは、チームの輪を乱したり、自分自身の精神的な不安定さによってキャリアがどうなるかもわからないような状態になっていたロッドマンでしたが、スパーズからトレードされた先のブルズでこれまでのキャリアでのマイナスを一気に取り返すような活躍と功績を残しました。今回はそんなブルズでのロッドマンのキャリアから引退までについて紹介していきます。 ブルズ王朝の最後のピース~3ピート達成 1995~1996シーズンが始まる前、ブルズは前シーズンをもってチームを去ったホーレス・グラントが残したFポジションの穴を埋め…

  • 【選手紹介】桜木花道のモデルとなったリバウンド王:デニス・ロッドマン(2/3)

    自殺を決心した狂人リバウンダー 前回は苦しい幼少期と評価されない学生時代を乗り越えてNBAに入ったロッドマンとロールプレーヤーとして目立ちにくい裏方役を担ったピストンズでの優勝シーズンまでについて紹介しました。前回でも述べたように彼は2年目にスターターに慣れるレベルの活躍を残しながらもその翌年にロールプレーヤーとしてプレーすることになった数少ない自己犠牲の精神を持った選手です。しかしチームを優先して自分を抑えることができる彼には凶暴な一面があり、それは後に彼を精神的に追い詰め最終的には自殺をしようとするほどまでにロッドマンを苦しめることになりました。今回はロッドマンのピストンズ後半時代からスパ…

  • 【選手紹介】桜木花道のモデルとなったリバウンド王:デニス・ロッドマン(1/3)

    NBAの異端児デニス・ロッドマン NBAに入ってしばらくは「バッド・ボーイズ」のピストンズを代表するパッションのあるディフェンダーとしてジョーダンを苦しめていたロッドマンは、キャリアの後期にジョーダンのブルズを支える優秀なディフェンダー兼リバウンダーとして活躍し3連覇に貢献した選手でした。日本では「SLAM DUNK」の主人公の桜木花道のモデルとして赤坊主の頃のロッドマンが非常に有名です。今回はそんなロッドマンの若いころからNBA選手としてのキャリアについて紹介していきます。 壮絶な幼少期~苦労の学生時代 ロッドマンはニュージャージー州のトレントンという治安の悪い街で生まれ育ちました。ロッドマ…

  • 【選手紹介】ニューヨークのレジェンド:パトリック・ユーイング(2/2)

    ニックスに尽くしたレジェンドの最後 前回では1994年プレイオフで悔しい敗北を喫したニックスとユーイングまでについて紹介しました。その後もユーイングは何度か栄冠に近づくことがありましたが、最終的には優勝を成し遂げることはできませんでした。今回はそんなニックスとユーイングについて紹介していきます。 1995年プレイオフ~2度目のファイナル 前年の悔しい敗北を乗り越え、気合十分で新シーズンに挑んだニックスはアンソニー・メイソン、デレック・ハーパー、チャールズ・オークリー、ジョン・スタークスにユーイングと非常にバランスが良いチームを結成してシーズンを戦いました。47勝35敗とまずまずの成績を残し、チ…

  • 【選手紹介】ニューヨークのレジェンド:パトリック・ユーイング(1/2)

    ニューヨーク・ニックスで最も偉大な選手 近代NBAでニックスの偉大な選手と言えば、まず出てくるのがカーメロ・アンソニーもっと最近だと低迷していたチームを救ったジュリアス・ランドルもその中に入るかもしれません。ニックスは「世界でもっとも有名なアリーナ:マディソン・スクエア・ガーデン」を持つバスケのメッカということもあり、偉大な選手を数多く輩出しています。その中でも神様・マイケル・ジョーダンの時代にブルズと真っ向勝負をしたレジェンドのパトリック・ユーイングはニックスで最も偉大なニックスの選手でしょう。ジョーダンに優勝を阻まれ、彼のすごさを語るときの当て馬として紹介されることの多い彼ですが個人として…

  • 【チーム紹介】歴史に残る大番狂わせを起こしたアンダードッグチーム:We Believe Warriors

    1999年のニックス以来で初めて1位シードを倒した8位シードチーム 2010年代後半のリーグをカリーやクレイ、後期にはKDなどのスーパースターを擁して支配していたゴールデン・ステート・ウォリアーズ。彼らの強さはNBAの歴史を見ても稀有なもので、史上最強のチームだという意見も珍しくはありません。この時代のチームは間違いなく歴史に名を残すようなチームでしたが、実はウォリアーズは優勝もしていないのに2000年後半にも歴史にその名を刻んだチームです。今回は予想外のプレーオフランを演出し、2回戦負けながら大きなインパクトを残した「We Believe Warriors」について紹介していきます。 200…

  • 【選手紹介】コービーを超えるポテンシャルを秘めたSG:トレイシー・マグレディー(2/2)

    ケガに悩まされたロケッツ~引退までのキャリア 前回の記事ではラプターズで将来のコンビをビンスと組んでいた時からマジックでリーグ有数のスコアラーとして活躍していたころのマグレディーについて紹介しました。今回はマジックを去り、ロケッツを新しい活躍の場として選んだあとのキャリアについて紹介していきますが、その中で彼がいかにケガに悩まされていたかについても知っていただきたいと思います。 ロケッツへの移籍~ケガによる転落 2004年の7月下旬、マグレディーはトレードでロケッツに放出され、そこでロケッツでの相棒となる初のアジア人ドラフト1位指名プレイヤーのヤオ・ミンと出会うことになりました。しかし、ヤオと…

  • 【選手紹介】コービーを超えるポテンシャルを秘めたSG:トレイシー・マグレディー(1/2)

    ケガによってキャリアを狂わされたスーパースター NBAの歴史には数多くのスーパースターが存在しますが、その中にはケガさえなければもっと素晴らしいキャリアを残していただろうと容易に予想がつく選手も存在します。以前紹介したペニー・ハーダウェイや今回紹介するトレイシー・マグレディーはまさにそのような選手の代表的な存在であり、彼らのような選手たちのキャリアはケガや病気など様々な理由でもったいないと感じるものになってしまっています。今回は2004年スパーズ戦の35秒で13得点が有名なポテンシャルの塊だったスーパースターのトレイシー・マグレディーについて紹介していきます。 ラプターズの未来のコンビ~チーム…

  • 【チーム紹介】2014年~2017年にかけて東のスパーズと呼ばれた職人軍団:ヤング・ホークス

    2014年から急成長と大躍進を遂げた若きホークス ルカ・ドンチッチとのトレードで2018年にトレイ・ヤングを獲得してからわずか3年でカンファレンス・ファイナルにまで進出できるようなチームを作り上げることができたホークスですが、ヤングがドラフトされる前にも将来を期待されたチームを作っていたことがあります。今回はその美しいパス回しとチームバスケットで「東のスパーズ」とも呼ばれたヤング・ホークスについて紹介していきます。 ターニングポイントとなった補強とコーチの変更 アトランタ・ホークスは2013年のドラフトでデニス・シュルーダー、シェーン・ラーキン、ラウル・ネト、そしてジェームズ・エニスと将来が期…

  • 【デュオ解説】マローン&ストックトン2.0になれたデュオ

    NBAの時代を作り上げるはずだったデュオ ノビツキーを予想外のドラフトピックで獲得したその年にトレードでナッシュを獲得したマーベリックスは、この2人のデュオが成長し、将来は2人を中心に優勝を狙えるとまで言われていました。しかし、若い有望なデュオにはよくあることですが、ナッシュとノビツキーは金銭面での問題があり、結成から6年で解散してしまいました。今回はナッシュとノビツキーのデュオについて紹介していきます。 ナッシュとノビツキーの出会い~2人の成長 ノビツキーが7位指名を受けてマーベリックスの一員になった1998年のNBAドラフトでドラフトナイトトレードが起き、ナッシュはマーベリックスにトレード…

  • 【選手紹介】バスケットボールのキング:レブロン・ジェームズ(3/3)

    「キング」の晩年?シーズン 前回の記事ではレブロンが地元チームのキャバリアーズを一時去り、ヒートのBIG3を率いて2連覇を成し遂げました。そしてスパーズに負けたその年のオフにキャバリアーズに再び復帰することに決めたレブロンはついに約束を果たすことになります。今回はレブロンのキャバリアーズ復帰後から現在までのキャリアについて紹介していきます。 キャバリアーズ復帰~約束の優勝 2014年6月12日にFAとして正式にキャバリアーズと契約し、レブロンは地元に帰ることになりました。そしてレブロンの帰還が決まってから1か月後に当時ミネソタで1人孤軍奮闘していた現役最強PFの評価を受けていたケビン・ラブをト…

  • 【選手紹介】バスケットボールのキング:レブロン・ジェームズ(2/3)

    リーグ最強選手への道 前回の記事では天才高校生として名を馳せていたころのレブロンからリーグ屈指の若手プレーヤーの評価を受けえていたころのレブロンについて紹介しました。今回紹介するのはリーグ屈指の若手プレーヤーからリーグ最強の選手と呼ばれるまでにレブロンが成長するまでの過程になります。 初のファイナル進出~MVPシーズン 2006~2007シーズン、レブロンは27.3得点6アシスト6.7リバウンド1.6スティールと平均スタッツが落ちてしまい、数人のアナリストがこの原因を練習と集中の欠如からくるパススキルの低下とショットセレクションの悪化とし、レブロンを批判するコメントが見られました。レブロンの成…

  • 【選手紹介】バスケットボールのキング:レブロン・ジェームズ(1/3)

    「選ばれし者」を体現した王様 レブロン・ジェームズ。NBAを知っている人なら1度は聞いたことがある名前です。彼は2003年にドラフトされましたが、2021年でもリーグトップクラスの選手として活躍している文字通りの「化け物」です。彼は高校生の時から次世代のマイケル・ジョーダンと呼ばれ、大きなプレッシャーを背負ってNBAに入ってきました。今回は、大きな期待に応えるどころかそれを超える勢いで時代を駆け抜ける彼のキャリアについて紹介していきます。 大きく注目を集めた高校時代 レブロンはセント・ビンセント高校に進学し、1年生として21得点6リバウンドを平均し、ディビジョン3のビンセント高校を27勝0敗の…

  • 【選手紹介】レイカーズのレジェンドSG:ジェリー・ウェスト(3/3)

    キャリア終盤に栄光をつかんだレイカーズのレジェンド 前回はウェストとセルティックスのライバル関係について紹介していきました。1968年に「怪物」のチェンバレンをトレードで獲得しましたが、HCとの間でうまくいかず、その年もセルティックスに敗れました。不運にキャリアを埋め尽くされたウェストですが、今回紹介する中でようやくその苦労が報われることになります。今回はそんなウェストのキャリア最終期について紹介していきます。 成功のための変化 1969~1970シーズン、レイカーズは新コーチとしてジョー・マラニーを雇いました。コーチにも変化がありましたが、プレーヤーにも大きなダメージがあり、チェンバレンが膝…

  • 【選手紹介】レイカーズのレジェンドSG:ジェリー・ウェスト(2/3)

    セルティックスとのライバル関係と怪物の到来 前回は、ウェストの輝かしい大学でのキャリアとNBAに入ってからセルティックスとのライバル関係が始まるまでについて紹介していきましたが、今回はウェストがセルティックスに阻まれ続けた時期とNBA屈指の怪物がレイカーズに来た時期について紹介していきます。彼の個人での活躍とは裏腹にウェストは勝てない時期がかなり長かった選手です。今回は彼のキャリア中期について紹介していきます。 レイカーズの真のリーダー~セルティックスとの因縁 1964~1965シーズン、ウェストはチェンバレンに次ぐ平均31.0得点を記録し、得点でリーグ2位につけました。ウェストの当時でのキャ…

  • 【選手紹介】レイカーズのレジェンドSG:ジェリー・ウェスト(1/3)

    NBAのロゴになったレイカーズのレジェンド レイカーズのレジェンドSGと言えばコービーが1番に出てくると思いますが、元々はジェリー・ウェストこそがレジェンドSGでした。彼は今でも歴代トップ5に入ると評価を受けていることからわかる通り当時のリーグの中では指折りの選手でした。フロントの人間としても優秀な彼ですが今回は選手としての彼のキャリアについて紹介していきます。 驚異の大学シーズン~1年目シーズン 1956年、イーストバンク高校を卒業したウェストはすでに将来有望な選手だったため60以上の大学から興味を示されていましたが、彼は地元のウェストバージニア大学に進学することに決めました。1年目、ウェス…

  • 【選手紹介】キラークロスオーバーの生みの親:ティム・ハーダウェイ

    別タイプのクロスオーバーでリーグを席巻した選手 「キラークロスオーバー」と聞けば多くの方がアレン・アイバーソンを思い浮かべると思います。アイバーソンのクロスオーバーは緩急と左右への振りが激しくかなり派手な見た目をしているクロスオーバーですが、今回紹介するティム・ハーダウェイはまた違ったキラークロスオーバーを使っていました。低いドリブルでいきなりスピードに乗って相手を抜き去るそのドリブルは「わかっていても止められない」技の代名詞です。今回はそんなクロスオーバーを武器にNBAで戦ったティム・ハーダウェイのキャリアについて紹介していきます。 大学時代~Run TMC テキサス大学エルパソ校(UTEP…

  • 【選手紹介】元祖Mr. トリプルダブル:オスカー・ロバートソン(1/2)

    トリプルダブルを作り出した男 今のNBAでトリプルダブルと言えばラッセル・ウェストブルック、一昔前のMr. トリプルダブルはジェイソン・キッドとNBAにはトリプルダブルを連発する選手がまれに出現します。オスカー・ロバートソンもその1人としてMVPを受賞するような選手でしたが、彼と先に紹介した2人の違いは、ロバートソンが「トリプルダブルの生みの親」であり、2人は彼の記録に追いすがった、または追い抜いた選手だということです。今回はトリプルダブルをあり得ない数記録し、史上で初めてその概念を作り出した生きるレジェンドについて紹介していきます。 大学時代~衝撃の1年目 ロバートソンはオハイオ州のシンシナ…

  • 【選手紹介】歴代最高のPG:マジック・ジョンソン(3/3)

    伝説の突然の引退と最後のショータイム 前回連覇を宣言通り達成し、マイケル・ジョーダンと共にガードプレイヤーとしてリーグを支配していたマジックはジョーダン率いるブルズに負けた1991年から運命の世代交代をするかのようにHIV感染を理由にNBAをまだまだ第一線で戦える選手でしたが引退することになりました。今回はそんなマジックのキャリア最終期について紹介していきます。 衝撃の告白~最後のオールスター 1991~1992シーズンが始まる前、マジックはHIVに感染していたことが明らかになり、11月7日に記者会見で自分がHIV感染者であり、当時はHIV研究が進んでおらず人にうつる死の病だという認識があった…

  • 【選手紹介】歴代最高のPG:マジック・ジョンソン(2/3)

    ライバルとの対決 今回は、衝撃のルーキーシーズンの優勝から1982年の優勝やその翌年の屈辱のシクサーズのリベンジを終えた中堅~ベテランに差し掛かるまでのマジックについて紹介していきます。この時期のマジックは大学時代からのライバルのバードと激闘を繰り広げていました。今回はそんなマジック対バードの時代について紹介していきます。 ライバルとの闘い 1983~1984シーズン開幕前、GMのジェリー・ウェストはマジックによりボールを持たせるためにバックコートメートのノーム・ニクソンをトレードし、レイカーズをよりマジック中心のチームに仕立て上げました。その結果マジックは2回目の平均ダブルダブルシーズンを記…

  • 【選手紹介】歴代最高のPG:マジック・ジョンソン(1/3)

    歴代最高PG:マジック・ジョンソン マジック・ジョンソンといえば、1年目にファイナルMVPを受賞し、ベテランになったカリームと共に優勝をしたり、「ショータイム・レイカーズ」を率いてバードと優勝争いを繰り広げてNBAを盛り上げたりと歴代トップ10に入るNBA選手であり、誰に聞いても歴代最強のPGです。彼はHIV感染により全盛期真っただ中の若さで引退をした衝撃のキャリアを送った選手としても有名ですが、そんな彼のキャリアはどのようなものだったのでしょうか。今回はマジック・ジョンソンのキャリアについて紹介していきます。 大学時代~衝撃のルーキーシーズン 大学に入学する前から全国的に有名だったマジックは…

  • 【選手紹介】歴代最高レベルのSG:ドウェイン・ウェイド(3/3)

    優勝メンバーとの別れと伝説の引退 前回紹介したヒートのBIG3は見事2連覇を達成し、スパーズに2014年に負けた翌年に解散を一途をたどりました。ウェイドはヒートに忠誠を誓っていましたが、ヒートは一時期ウェイドがいない時期を過ごすことになりました。今回はそんなウェイドのキャリア最終期について紹介していきます。 BIG3解散~チームの裏切り 2014年の敗退をきっかけにレブロンはキャバリアーズに優勝をもたらすという約束を果たすために地元チームに帰還し、ボッシュと2人でヒートに残ることになりました。優勝メンバーのユドニス・ハスレムや新加入のダニー・グレンジャー、ルオル・デンなどの優秀な選手がそろった…

  • 【選手紹介】歴代最高レベルのSG:ドウェイン・ウェイド(2/3)

    不調の時代と最強の時代 前回の記事ではウェイドの大学時代、驚異の新人シーズンそして衝撃の2年目3年目シーズンについて紹介しました。彼はルーキーシーズンからその能力をいかんなく発揮し、2年目にはすでにオールスターになり、3年目にはスーパースターになり優勝を成し遂げましたが、そのあと彼はケガに悩まされるシーズンを送ることになりました。今回は彼がケガを乗り越え、個人として1番成功した時期と再び優勝を成し遂げるまでについて紹介していきます。 個人の成功~プレイオフで勝てない時期 2008~2009シーズン、ウェイドはリハビリに取り組み何とかシーズンのスタートに間に合わせることができました。シーズン開幕…

  • 【選手比較】レイ・アレン VS レジー・ミラー

    歴代最高を争った2人の名シューター ステフィン・カリーがシューターとして覚醒し、1シーズン402本の記録を打ち立て名実ともに歴代最高のシューターとして認知されるまで、歴代最高の座を争っていたアレンとミラーですがこの2人は比較することが難しい2人です。確かにミラーは3PTシューターとしてオフボールの動きを重視し、効率が良い3PTを実現した史上初のシューターですが、アレンはミラーの生み出したものをすべてマスターし、なおかつ身体能力がミラーよりは高く、ディフェンスなどその他にもできることが多かったプレイヤーです。今回は総合的に2人を評価し、どちらが選手個人として上なのかを考えていきます。またこの比較…

  • 【選手紹介】歴代最高レベルのSG:ドウェイン・ウェイド(1/3)

    わずか3年ですべてのNBAプレーヤーの夢を達成したレジェンド ドウェイン・ウェイドと言えば3年目にエースとして優勝を成し遂げ、レブロン・ボッシュとのトリオ結成時には、歴代最強レベルのチームの2番手として2連覇を成し遂げた選手です。2019年に17年のキャリアを終えたウェイドですが、ジョーダン、コービーに次ぐ歴代3番目に偉大なSGという呼び声が高く殿堂入りも確実な選手です。今回はそんな彼の大学時代からケガに悩まされ、プレイオフから離れた時期までについて紹介していきます。 大学時代~衝撃の2年目 マーケット大学で2年プレーしドラフトにエントリーしたウェイドは、大学での1年目に平均17.8得点63.…

  • 【選手紹介】晩年に報われた万能PG:ジェイソン・キッド(3/3)

    運命の帰還を果たした百戦錬磨のPG 前回はネッツでチームを牽引したキッドの選手としての全盛期について紹介しました。ネッツではチームをいきなりファイナルに進出するまでに成長させましたが、最後はケガに悩まされることになりました。そんな彼をネッツは古巣のマーベリックスにトレードすることにしましたが、そこでキッドは初の優勝を成し遂げることになります。今回はキッドの選手としてのキャリアの最終期について紹介していきます。 大きな期待を背負った移籍~時代の変化 2008年12月、トレードに含まれる選手の契約の問題などがあり、予想よりも困難になったトレードですが無事に成立しキッドは古巣のマーベリックスに戻るこ…

  • 【選手紹介】晩年に報われた万能PG:ジェイソン・キッド(2/3)

    最高PGへのトレード 前回の記事でネッツへのトレードが決まったキッドですが、彼はマーベリックスとサンズを経てリーグトップクラスの選手に成長しましたが、個人の問題によって実力とチームの評価が釣り合わない選手でもありました。そんなキッドは今回紹介するネッツでの活躍が評価され、のちに優勝チームのベテランとしてチームに求められる存在になります。今回はキッドのネッツでのキャリアについて紹介していきます。 有望な若手集団~スパーズへの移籍のうわさ 2001~2002シーズン、ネッツは新加入のキッドと共に有望な若手選手とベテランを集めたチームでした。ルーキーのリチャード・ジェファーソン、ジェイソン・コリンズ…

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