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  • 好きなスーパー戦隊レッドTOP5

    そういえば、こないだふとこちらのエントリーを見返して、思い出したことがありました。 gingablack.hatenablog.com 戦隊レッドについて個別に語る機会を設けたいとの旨を「ゴレンジャー」の評価記事で書いていましたが、そういえばレッドの分析表は書いたけど、レッドの「語り」はまだやってなかったよなと。個別のレッド語りはまた1から別個にやっていきますが、今回はその前に私の好きなスーパー戦隊シリーズのレッドTOP5を語ります。 スーパー戦隊シリーズの魅力の1つは「チームワーク」にあるわけですが、その中でもやはり作品の「顔」であるレッドはとても大事です。他のブルーやピンクなどももちろんい…

  • スーパー戦隊シリーズ33作目『侍戦隊シンケンジャー』(2009)19・20話感想

    第十九幕「侍心手習中」 第二十幕「海老折神変化」 第十九幕「侍心手習中」 脚本:小林靖子/演出:竹本昇 <あらすじ>シンケンジャーの仲間入りを果たした源太は独自にモヂカラを分析し、独自で開発した海老折神を丈瑠たちに見せて自慢する。とんでもない開発能力のすごさに驚く丈瑠たちだが、流ノ介だけは「侍ではなく職人」と急所を突いて批判し、源太の行動や言動を「侍ごっこ」と批判する。その後、千明たちから流ノ介について聞いた源太は何とか認めてもらおうと、黒子に化けて流ノ介の規則正しい生活態度を見ならぬことにしたが…。 <感想>さて、源太の侍としての仲間入り、最後の壁は流ノ介だったわけですが、結論からいうと「も…

  • スーパー戦隊シリーズ33作目『侍戦隊シンケンジャー』(2009)17・18話感想

    第十七幕「寿司侍」 第十八幕「侍襲名」 第十七幕「寿司侍」 脚本:小林靖子/演出:諸田敏 <あらすじ>外道衆の知らせをで街中へ偵察に来たシンケンジャーだったが、現場にアヤカシの姿は見受けられず引き上げることになる。その丈瑠たちとニアミスになった屋台を引く元気な江戸っ子がいて、丈瑠たちが帰ると「近日見参」と書かれた矢文が届く。志葉家には結界のモヂカラが貼られているため、侍でなければ矢文は不可能である。神経質にならないように気をつけた丈瑠だが、屋敷の中で何者かの気配を感じ…。 <感想>さあ来ました、シンケンゴールド登場編。ここからまたしばらく小林脚本回が続きますが、小林女史メインライターの戦隊で追…

  • スーパー戦隊シリーズ15作目『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)19・20話感想

    第19話「見えます!」 第20話「結婚掃除機」 第19話「見えます!」 脚本:荒川稔久/演出:雨宮慶太 <あらすじ>ショッピングに来ていた香は女占い師リリカに声をかけられ、「ジェットマンになってはいけない。不吉な未来が見える」と言ってきた。香は迷信だと思っていたが、その予言は的中してしまい、人形が泣くという怪奇現象に遭遇する。爺やはそれを水漏れのせいと結論づけるが、更に占い師から電話がかかってくる。ことごとく読みを的中させてくる彼女は何者なのであろうか? <感想>荒川脚本では初の香メイン回ですが、内容から言うとまあアコちゃんラーメン回よりはどぎつい感じがなく、素直に楽しめました。占い師の正体は…

  • スーパー戦隊シリーズ15作目『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)17・18話感想

    第17話「復活の女帝」 第18話「凱、死す!」 第17話「復活の女帝」 脚本:井上敏樹/演出:坂本太郎 <あらすじ>仲良くショッピングに出かけていたジェットマンのメンバーだったが、煮え切らない竜と香の関係に業を煮やした凱は突然香をエレベーターにナンパして口説きにかかる。心配になった雷太は遂に感情を暴露し、更に凱も凱で強引に香に迫っていた。一方、敵組織のバイラムの方には謎の隕石が飛んできて、「女帝ジューザ」と名乗る者がやってきて、不穏な空気に包まれるのだった。 <感想>女帝ジューザ前後編、ここからジェットマンの物語は大きく動きます。大きなポイントは2つ、1つ目が凱と香の関係性の変化、そして2つ目…

  • 「特撮オタク」と「と学会」と「スーパー戦隊シリーズ」

    えーっと、何だか「仮面ライダーOOO(オーズ)」みたいなタイトルになりましたが、またもや燃料を投下して頂いたので、是非取り上げようかと。 note.com 大変的を射た良質の記事であると同時に、同じ特撮ファン、戦隊ファンとして身につまされるところがありました。私に限らず、特撮ファンの中には誰だって「自分が見た作品の知識自慢をしたい」という欲求はあるものですから。私も過去にはそういう時期がありましたし、今思えば「若かったなあ」なんて思ってしまうのですが(苦笑)以前書いた「ヒカルの碁」記事の第二段ではありますが、この記事を見ていて、私はふと嫌な思い出が蘇ってきました。 (1)「と学会」について (…

  • スーパー戦隊シリーズ33作目『侍戦隊シンケンジャー』(2009)15・16話感想

    第十五幕「偽物本物大捕物」 第十六幕「黒子力」 第十五幕「偽物本物大捕物」 脚本:石橋大助/演出:渡辺勝也 <あらすじ>千明は稽古で白刃取りを上手くすることができず、流ノ介から見下されて落ち込んでいた。その心理に漬け込むかのように、外道衆は他人になりすませるアヤカシを送って千明になりすまし、千明以外の4人に有る事無い事悪口を吹き込んで5人の絆を滅茶苦茶にしようとする。何かがおかしいと思った千明はあえて4人に嫌われるよう仕向けて、これに対応するのだった。 <感想>石橋大助氏が初参戦となりましたが、結果からいうと…うーん、大和屋脚本とは違う意味であまり好みのエピソードではありませんでした。色々理由…

  • スーパー戦隊シリーズ33作目『侍戦隊シンケンジャー』(2009)13・14話感想

    第十三幕「重泣声」 第十四幕「異国侍」 第十三幕「重泣声」 脚本:小林靖子/演出:竹本昇 <あらすじ>茉子がある日夕食を作ると言い出したので、以前のトラウマから茉子の壊滅的な料理センスを知っていた丈瑠たちは胃薬などを用意する。一方外道衆は封印の文字対策として丈瑠を直接倒しに行かないことを疑問視していたが、シタリは三途の川を増やして表舞台に出られることを優先した。買い物に出かけた茉子について丈瑠たちが分析している頃、買い物に出かけていた茉子は泣き叫ぶ子供を発見する。 <感想>さて、第二クールの始まりですが…作り手に尋ねたい、今回は戦隊ファンに新たな性癖の扉を開かせるつもりですか!(おい) だって…

  • スーパー戦隊シリーズ15作目『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)15・16話感想

    第15話「高校生戦士」 第16話「紙々の叛乱」 第15話「高校生戦士」 脚本:渡辺麻実/演出:蓑輪雅夫 <あらすじ>高校生のアコはクラス対抗合唱コンクールに向け自主練習を行おうとしていた。しかしその時クロスチェンジャーが鳴って呼び出されてしまい、そのことでクラスメートに迷惑をかけてしまう。バイラムは次元獣ボイスジゲンに女性の声を吸収させ、そのエネルギーを破壊超音波に変換する作戦を実行していた。事情を話すことができないアコはキョウコに不信感を持たれてしまうが…。 <感想>「ターボレンジャー」「ファイブマン」に参加していた渡辺麻美が初参加、アニメでいうと同年の「太陽の勇者ファイバード」や前年の「勇…

  • スーパー戦隊シリーズ15作目『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)13・14話感想

    第13話「愛の迷路」 第14話「愛の必殺砲(バズーカ)」 第13話「愛の迷路」 脚本:井上敏樹/演出:蓑輪雅夫 <あらすじ>竜が26歳の誕生日を迎え、スカイフォース基地内ではささやかな竜の誕生日パーティーが開かれていた。香は料理教室に通って竜のために手料理を振る舞うが、凱はそんな2人の仲睦まじい様子に耐えきれなかった。竜と凱は再びバーで激突し、香も香で竜にすげなくされてしまう。一方バイラムの方でも、グレイがピアノを引いているのを嘲笑うマリアがピアノを綺麗に弾くが、彼女は人間の心が残っている自分に困惑していた。 <感想>1クール目までの立ち上がりを終えて、2クール目に入りました。7話〜12話まで…

  • スーパー戦隊シリーズ33作目『侍戦隊シンケンジャー』(2009)11・12話感想

    第十一幕「三巴大騒動」 第十二幕「史上初超侍合体」 第十一幕「三巴大騒動」 脚本:小林靖子/演出:諸田敏 <あらすじ>志葉家には「封印の文字」と呼ばれる文字が代々受け継がれており、それこそがドウコクを唯一封印できる手段である。しかし、圧倒的に強力なモヂカラが必要であり、先祖たちは使いこなせなかった。そのことを知った家臣たちは殿を守ろうと息巻くが、丈瑠は「その必要はない」と冷たく切り捨てる。そしてその情報を知ったアヤカシが殿との一騎打ちを申し込むが…。 <感想>さあ来ました、第1クールの総決算にして、同時に終盤に関わってくる大きな布石がこの段階から貼られています。思えば、この時からすでに丈瑠と家…

  • 「機動戦士ガンダムSEED」に見るガンダムシリーズの不幸

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B0000BX885 ガンダムシリーズについてロボアニメ批評も含めて自分なりの整理をある程度していたのですが、ここで「ガンダムSEED」「ガンダムSEED DESITINY」の壁があることに気づきました。両方ともファンの支持が根強いものだから、迂闊に批判しようものなら脅迫され、最悪の場合刃傷沙汰に発展しかねないと思い、発言を控えていたのです。ただ、私の中で「そろそろこれは吐き出しておかないといけないかな」と思い、批判や誹謗中傷は覚悟の上で改めて「ガンダムSEED」について書きます。ガンダムシリーズを見ていく上で、多くのファンが躓く…

  • スーパー戦隊シリーズ33作目『侍戦隊シンケンジャー』(2009)9・10話感想

    第九幕「虎反抗期」 第十幕「大天空合体」 第九幕「虎反抗期」 脚本:小林靖子/演出:渡辺勝也 <あらすじ>稽古を始めた丈瑠と流ノ介。腕は五分五分であり、技術はむしろ流ノ介の方が上との声もある。一方外道衆の方では腑破十蔵と名乗る男が現れ、ドウコクから了承を得て丈瑠を狙うことに決めた。一方、妖術で虎折神を洗脳して操っていたアヤカシが現れ、流ノ介を洗脳してしまう。流ノ介は茉子、ことは、千明を倒し、丈瑠との一騎打ちとなるが…。 <感想>今回の話は七幕の舵木に続き、またもや流ノ介のメイン回。こんなにも序盤で出番を貰ってる流ノ介、やっぱり美味しいなあ(笑)そろそろことはと千明、茉子の3人にも出番が欲しいと…

  • スーパー戦隊シリーズ15作目『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)11・12話感想

    第11話「危険な遊び」 第12話「地獄行バス」 第11話「危険な遊び」 脚本:藤井邦夫/演出:東條昭平 <あらすじ>グレイはトランに「遊びも必要」というアドバイスを受け、自動販売機からジハンキジゲンを誕生させる。竜達のトレーニングルームに潜入したジハンキジゲンの仕掛けた罠、それは缶ジュースを飲んだ人間の性格を通常の正反対にするというものだった。突然表見した5人に小田切長官も困惑するが、5人は通常と正反対の性格になってしまったことで連携が取れなくなる。 <感想>さて来ました、80年代戦隊シリーズのサブライターとして中堅どころを担っていた藤井脚本回です。個人的には藤井脚本というと「チェンジマン」で…

  • スーパー戦隊シリーズ15作目『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)9・10話感想

    第9話「泥んこの恋」 第10話「カップめん」 第9話「泥んこの恋」 脚本:川崎ヒロユキ/演出:蓑輪雅夫 <あらすじ>トランはファッションジゲンを生み出し、ファッションを利用して人々を操ろうと企んでいた。その頃、雷太は田舎から上京してきたという幼馴染のサツキと久々に再会しデートすることとなった。しかし、再会した彼女は純朴な女性ではなく都会慣れしたレディとなっておろ雷太は驚いた。竜たちはバイラム出現を聞いて飛び出していくのだが…。 <感想>今回の話は…スーパー戦隊シリーズで唯一の川崎ヒロユキ回なのですが…うーん、次回の荒川脚本共々思うことは「どうして男ってこうも女に幻想を抱きがちなんだろう?」とい…

  • 東映時代劇YouTube『仮面の忍者赤影』(1967)1・2話感想

    第1話「金目教編:怪物蟇法師」 第2話「金目教編:甲賀の悪童子」 第1話「金目教編:怪物蟇法師」 脚本:伊上勝/演出:倉田準二 <あらすじ>豊臣秀吉が木下藤吉郎だった頃、琵琶湖の南に「金目教」という謎の宗教が台頭していた。それに入信しない者は恐ろしい祟りに見舞われるらしい。その正体は果たして何なのか?藤吉郎は金目教の正体を探るため飛騨に赤影・青影という2人の忍者を派遣するのだが、そこに待ち構えていたものは鬼念坊とその配下の者達だった。 <感想>さあ始まりました、「仮面の忍者赤影」…是非とも感想を書いてみたい一作でした。需要があるかどうかはわかりませんが、最後までお付き合いくだされば幸いです。ま…

  • スーパー戦隊シリーズ33作目『侍戦隊シンケンジャー』(2009)7・8話感想

    第七幕「舵木一本釣」感想 第八幕「花嫁神隠」感想 第七幕「舵木一本釣」感想 脚本:小林靖子/演出:中澤祥次郎 <あらすじ>先代との戦いでなくなっていたと思われた舵木折神が発見され、丈瑠は流ノ介に捕まえてくるよう命じる。しばらく海で暮らしているうちに野生化していた舵木折神はゲットするのが困難な状態だったが、そこに運が悪いことに外道衆が次の作戦を仕掛けてくる。捕獲に難航する流ノ介だったが、そこで出会ったのは何と意外な秘密を隠し持った人物だった…。 <感想>前回に続き今回もやや箸休めのようなエピソードですが、今回のポイントは実質「流ノ介の覚悟」が改めてきちんと描かれたというところにあります。これまで…

  • スーパー戦隊シリーズ33作目『侍戦隊シンケンジャー』(2009)5・6話感想

    第五幕「兜折神」感想 第六幕「悪口王」感想 第五幕「兜折神」感想 脚本:小林靖子/演出:竹本昇 <あらすじ>稽古をずっと行っていた侍たちだったが、久々の休暇で遊園地に遊びに行くこととなった。しかし丈瑠は4人と遊ぶのではなく、橙色の秘伝ディスク・兜折神を使いこなす訓練に励む。無茶する丈瑠を支える爺だったが、今度のアヤカシは侍たちの斬撃を無効化する能力の持ち主。修行が完全に終わっていない中、丈瑠は辛い体を押して何とか秘伝ディスクの起動を成功させるのだった。 <感想>遂に5話目にしてようやく来ました、丈瑠&彦馬爺のメイン回…ここまできてやっと丈瑠の裏にある思いが描かれるという、スーパー戦隊においては…

  • スーパー戦隊シリーズ33作目『侍戦隊シンケンジャー』(2009)3・4話感想

    第三幕「腕退治腕比」感想 第四幕「夜話情涙川」感想 第三幕「腕退治腕比」感想 脚本:小林靖子/演出:諸田敏 <あらすじ>稽古に励むシンケンジャー一同だったが、千明だけは相変わらず寝坊も稽古に対する態度もひどく、剣もモヂカラも他のみんなに数段後れを取っていた。しかも殿に対する態度もひどく、戦力外通告まで受けることになる。イラついた千明は課題すらサボってかつての学友とゲーセンで遊んでいたが、その友人を外道衆の攻撃に巻き込んでしまい…。 <感想>前回を経ての第三幕ですが、やはりメンバー一の劣等生であるシンケングリーン・谷千明に早速焦点を当ててのストーリー展開。丈瑠との険悪な関係から自暴自棄になり、最…

  • スーパー戦隊シリーズ15作目『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)7・8話感想

    第7話「竜の結婚!?」感想 第8話「笑うダイヤ」感想 第7話「竜の結婚!?」感想 脚本:井上敏樹/演出:坂本太郎 <あらすじ>テニスを楽しんでいた5人の元に、竜の祖母・絹代が東北から上京してきた。その目的は竜にお見合いをさせ実家の漬物屋を継がせることにあり、竜は祖母の強硬手段に逆らうことができない。アコと香はお見合いを回避しようとし、凱は逆にお見合いを成功させて香を奪おうとする。しかし、各地で人間が鏡に吸い込まれるという奇妙な事件が発生するのだが…。 <感想>前回までで基礎土台を構築したということでか、完全にコメディに振り切った一本。竜が田舎者であったという設定が知れ渡り、さらにモテモテだった…

  • スーパー戦隊シリーズ15作目『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)5・6話感想

    第5話「俺に惚れろ」感想 第6話「怒れロボ!」感想 第5話「俺に惚れろ」感想 脚本:井上敏樹/演出:東條昭平 <あらすじ>撃墜されてしまった香は精神的ショックから脚がすくんで動けなくなってしまい、車椅子を余儀なくされる。竜に飛行訓練を行うように頼むも体はうまく動かず、無理を押しての訓練は失敗した。そんな香を竜はさらに追い詰め、凱が寄り添いついでに口説くことに。一方でバイラムもまた「ジェットマンが倒した者がトップに立てる」というゲームの覇権争いを繰り広げるようになる。 <感想>5話目にして追い込むねえ、井上先生も東條監督も…もうこの一言に尽きる、お嬢様だからって決して甘やかさないこのシビアさよ。…

  • 歴代スーパー戦隊シリーズの「アマチュア」と「プロフェッショナル」の分類

    hero-news.com ちょうど私の中で、ホットな話題が取り上げられており、ふと思い立って私の中で「そういえば歴代戦隊ってどんな分類なんだろう?」と思い至りました。「ルパパト」までの中で「アマチュア」「プロフェッショナル」を分類すると、大体以下のような感じです。 歴代スーパー戦隊分類表 プロフェッショナル型 ゴレンジャー ジャッカー バトルフィーバー サンバルカン チェンジマン フラッシュマン ファイブマン ジュウレンジャー オーレンジャー ギンガマン ゴーゴーファイブ デカレンジャー ボウケンジャー シンケンジャー ゴーカイジャー ゴーバスターズ ルパンレンジャー パトレンジャー アマチ…

  • スーパー戦隊シリーズ33作目『侍戦隊シンケンジャー』(2009)1・2話感想

    第一幕「伊達姿五侍」感想 第二幕「極付粋合体」感想 第一幕「伊達姿五侍」感想 脚本:小林靖子/演出:中澤祥次郎 <あらすじ>この世とあの世を繋ぐ「隙間」…その隙間にソフトボールを入れてしまい、取ろうとする少年。すると、そこから「ナナシ」と名乗る怪物たちがわんさか出てきて、少年の命が危うい。するとそこへ少年を逃す恰幅のいい着物姿の付き人と1人の寡黙な青年・志葉丈瑠が現れる。シンケンレッドに変身した彼は圧倒的な剣術でナナシ連中をバッサバッサと切り捨てる。しかし、もうすぐ外道集の本格的な目覚めが近いと睨んだ付き人の日下部彦馬は丈瑠と共に戦う宿命を抱えた4人の侍を招集しようと提案する。躊躇する丈瑠だが…

  • スーパー戦隊シリーズ15作目『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)3・4話感想

    第3話「五つの力!」感想 第4話「戦う花嫁」感想 第3話「五つの力!」感想 脚本:井上敏樹/演出:新井清 <あらすじ>5人揃ったジェットマンだが、肝心の凱が戻ってこない。小田切長官は雷太、アコ、香の3人と訓練を開始し、竜は婦警を口説きにかかっている竜を説得しにかかる。長官にしごかれている3人はタイヤを引っ張る訓練を開始するも途中で雷太1人に押し付けて逃げようとし、凱も凱でとにかく竜に追いかけられるのが気に食わず、説得を拒絶するなど前途多難。凱の行きつけのバーにまで駆けつけて必死に説得するもすげなくされる竜だったが、バイラムの次元獣ジャグチジゲンが残された3人を襲う。竜は凱を残して戦いに駆けつけ…

  • スーパー戦隊シリーズ15作目『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)1・2話感想

    さて、ロボアニメだけだとつまらないので、せっかくだから少しずつ好きな特撮作品の感想を書いていこうかなと。 一応シリーズ自体は一通り評価を書き終えていますが、どうせなら個人的にS(傑作)、A(名作)、B(良作)あたりの作品群を優先的に見ていこうとかなと。本当なら全シリーズ感想を制覇したいところですが、さすがに高評価でも好きでもない作品の感想は書いているこちらとしてもストレスが溜まります。そのため、なるべくなら見ていて気持ちのよくなる好きなものから書こうと…第一弾は現在YouTubeで無料配信中の『鳥人戦隊ジェットマン』(1991)です。今の所ちょうど折り返し地点の24話まで見ていますが、毎日2話…

  • スーパーロボット大戦30周年企画・ロボアニメレビュー6作目『勇者ライディーン』(1975)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00005HVM1 本作はこれまでレビューしてきた「マジンガー」「ゲッター」のダイナミックプロとは機軸の違うロボットアニメとして制作されました。初の総監督に抜擢された富野監督に五武冬史先生、さらに後半では長浜監督も入るなどロボアニメ史において新しい動きがあった作品です。スパロボシリーズでもお世話になることが多く、特に「IMPACT」での原作再現が個人的には凄く印象に残っていました。勇者ライディーンとひびき洸をはじめ、永井豪先生や石川賢先生のダイナミズムとはまた違った作風のロボアニメが誕生しました。 スパロボシリーズでいうと、やは…

  • スーパーロボット大戦30周年企画・ロボアニメレビュー5作目『UFOロボ グレンダイザー』(1975)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B01IRPO15O 本作はダイナミックプロが手がけた「マジンガーシリーズ」第3弾にして一応の完結作となっており、本作以後しばらくマジンガー系のアニメは作られていません。私がこの作品を知ったのはそれこそ最初にプレイした「スパロボA」であり、そこから「IMPACT」「D」「MX」で結構好きだった思い出があります。とはいえ、「マジンカイザー」が出るようになってから実質兜甲児一強になってしまい、グレートはともかく最近のスパロボではすっかり存在感がないのです。まあ一応リボルテックや超合金などは商品化されていますし、「マジンガーINFINI…

  • スーパーロボット大戦30周年企画・ロボアニメレビュー4作目『ゲッターロボG』(1975)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B08XYTSG6G 前作「ゲッターロボ」で大きな手応えを掴んだ本作は玩具のスポンサー事情で急遽続編を作ることになりました…まあ「グレートマジンガー」と同じですね。ちなみに企画の段階では初期案としてムサシだけではなく流竜馬も死なせて、新メンバーに来栖丈という新キャラクターを持ってくるつもりだったのだとか。それで隼人だけが残るというものだったそうで、思えば石川漫画版で隼人だけが最終的に置いていかれるのはもうこの時からすでにそういう運命だったのかもしれません。そんな経緯で作られた本作ですが、正直なところ個人的には「好き」ではあるけれど…

  • スーパーロボット大戦30周年企画・ロボアニメレビュー3作目『グレートマジンガー』(1974)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07HC5H98G ロボアニメの「王道」を完成させた「マジンガーZ」、そしてロボアニメの「覇道」を行っく「ゲッターロボ」…この2作でいわゆる「ロボアニメ」の基礎基本は完成を迎えました。それを受けて作られたのが「グレートマジンガー」なのですが…うん、可哀想なくらいに「不遇」なのですよね、プリキュアシリーズでいうと3作目の「Splash☆Star」ばりの不遇さです。しかも「Splash☆Star」の方は売上はともかく作品のクオリティは歴代屈指なくらいに高いのですが、本作は完全に前2作に負けてしまっているという…。ましてや漫画家の永井…

  • スーパーロボット大戦30周年企画・ロボアニメレビュー2作目『ゲッターロボ』(1974)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B08XYTVBBN 「マジンガーZ」と来れば、当然次は「ゲッターロボ」ですが、実は「ゲッターロボ」にたどり着くまでにも結構な紆余曲折がありました。しかも「マジンガーZ」と違って、こちらはどうしても石川賢が描く漫画版およびその漫画版の続編、OVAシリーズなどのイメージが強いのです。実は私が最初に手にしたゲッターはこの東映アニメ版ではなく石川賢の漫画版とその続編の「號」、そして「新ゲッターロボ」でした。だから、私の中ではゲッターロボ=石川賢のイメージが強く、この上原正三が脚本を務めた東映アニメ版の印象は薄くなってしまいます。 漫画版…

  • スーパーロボット大戦30周年企画・ロボアニメレビュー1作目『マジンガーZ』(1972)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B0744G3GNC さて、スーパー戦隊シリーズの評価をひとまず書き終えたので、次は何にしようか迷っていたのですが、そこでふと思い立って「そうだ!今年はスパロボ30周年記念じゃん!」となりました(笑)私は子供の頃、スーパー戦隊シリーズやジャンプ漫画と同じくらいロボットアニメにも囲まれて育った世代だったので、そういやロボアニメというジャンルのレビューはまだ網羅していなかったと思いまして。とはいっても、ロボットアニメに関しては劇的な出会いが1990年の「勇者エクスカイザー」と1994年の「機動武闘伝Gガンダム」位でして、「マジンガー」…

  • 大人の読書感想文「きみ、なにがすき?」

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4251011015 どうも、特撮・アニメ・漫画も好きなのですが、何か物足りないなあと思っていたので、何かできることないかと思ったら、面白い動画を見つけました。 www.youtube.com こちら、私が好きで見ているクイズノックさんの「大人の読書感想文」の動画ですが、こういう児童向けの絵本に関して、大人の視点からの感想を書くのも面白いと思いました。そこで今回から不定期にポツポツ読書感想文を書いて行こうかなと…まあ可愛げのない文章ですが、何卒ご了承願います。今回選んだ本はこうちゃんが読んでだ「きみ、なにがすき?」の感想です。それ…

  • 「孫悟飯」とは何者だったのか?彼が主人公になり得なかった理由

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B08NV83WRD さて、スーパー戦隊シリーズで書きたいことがひと段落したので、しばらくは他のジャンルも語っていきましょう。今回はジャンプ漫画「ドラゴンボール」に出てくる孫悟空の息子・孫悟飯(おじいちゃんじゃない方)について語ってみましょう。映画「神と神」が始まって約10年近くが経過していますが、DBファンの中では「孫悟飯をもう一度活躍させてくれ」との声があります。それも「主役の悟空ベジータを差し置いてメインに躍り出る」というレベルの活躍を望んでいるのですが、残念ながら実現していません。そこで本稿では改めて「孫悟飯とは何だったの…

  • 戦隊レッド分析表10年代戦隊編(「ゴーカイジャー」〜「ルパパト」)

    一応「ルパパト」までの評価を書き終えたので、4回にわけて、歴代戦隊レッドのステータスと全体的な傾向を分析してみます。評価項目と基準が必要になると思いますので、以下の項目で評価します。 パワー(戦闘力。5点満点評価)インテリジェンス(頭の良さ。5点満点評価)テクニック(技のうまさ。5点満点評価)メンタル(精神力。5点満点評価)リーダーシップ(統率力。5点満点評価)総合力=S(完璧超人)、A(エース)、B(まあまあ強い)、C(普通)、D(弱い) ちなみに他年代の戦隊レッドの分析表はこちらです。 gingablack.hatenablog.com gingablack.hatenablog.com …

  • 戦隊レッド分析表00年代戦隊編(「ガオレンジャー」〜「ゴセイジャー」)

    一応「ルパパト」までの評価を書き終えたので、4回にわけて、歴代戦隊レッドのステータスと全体的な傾向を分析してみます。評価項目と基準が必要になると思いますので、以下の項目で評価します。 パワー(戦闘力。5点満点評価) インテリジェンス(頭の良さ。5点満点評価) テクニック(技のうまさ。5点満点評価) メンタル(精神力。5点満点評価) リーダーシップ(統率力。5点満点評価) 総合力=S(完璧超人)、A(エース)、B(まあまあ強い)、C(普通)、D(弱い) ちなみに他年代の戦隊レッドの分析表はこちらです。 gingablack.hatenablog.com gingablack.hatenablog…

  • 戦隊レッド分析表90年代戦隊編(「ジェットマン」〜「タイムレンジャー」)

    一応「ルパパト」までの評価を書き終えたので、4回にわけて、歴代戦隊レッドのステータスと全体的な傾向を分析してみます。評価項目と基準が必要になると思いますので、以下の項目で評価します。 パワー(戦闘力。5点満点評価) インテリジェンス(頭の良さ。5点満点評価) テクニック(技のうまさ。5点満点評価) メンタル(精神力。5点満点評価) リーダーシップ(統率力。5点満点評価) 総合力=S(完璧超人)、A(エース)、B(まあまあ強い)、C(普通)、D(弱い) ちなみに70・80年代戦隊レッドの分析表はこちらです。 gingablack.hatenablog.com gingablack.hatenab…

  • 戦隊レッド分析表70・80年代戦隊編(「ゴレンジャー」〜「ファイブマン」)

    一応「ルパパト」までの評価を書き終えたので、今回から4回にわけて、歴代戦隊レッドのステータスと全体的な傾向を分析してみます。そのためには評価項目と基準が必要になると思いますので、以下の項目で評価します。 パワー(戦闘力。5点満点評価) インテリジェンス(頭の良さ。5点満点評価) テクニック(技のうまさ。5点満点評価) メンタル(精神力。5点満点評価) リーダーシップ:(統率力。5点満点評価) 総合力=S(完璧超人)、A(エース)、B(まあまあ強い)、C(普通)、D(弱い) 因みに他の年代の戦隊レッドの分析表はこちらです。 gingablack.hatenablog.com gingablack…

  • スーパー戦隊シリーズ評価まとめ(ゴレンジャー〜ルパパト)一旦終了

    「ルパパト」までの総合評価を書き終えましたので、これを一区切りにし、ランク別に整理してみましょう。集計してみたところ、ランクは以下の通りです。 スーパー戦隊シリーズ評価ランク(ゴレンジャー〜ルパパト) S(傑作) 電撃戦隊チェンジマン 鳥人戦隊ジェットマン 星獣戦隊ギンガマン A(名作) 秘密戦隊ゴレンジャー 超獣戦隊ライブマン 激走戦隊カーレンジャー 救急戦隊ゴーゴーファイブ 未来戦隊タイムレンジャー 魔法戦隊マジレンジャー 轟轟戦隊ボウケンジャー 侍戦隊シンケンジャー 海賊戦隊ゴーカイジャー 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー B(良作) 電子戦隊デンジマン 大戦隊ゴーグル…

  • スーパー戦隊シリーズ第42作目『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(2018)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4798619531 スーパー戦隊シリーズ第42作目『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』は名前からもわかるように「戦隊VSシリーズ」の極致として、「ゴーカイジャー」とは別の意味で豪華な作品です。宇都宮Pと香村脚本ということは「ジュウオウジャー」のコンビだったのですが、正直な話最初の段階では全く期待していないどころか、むしろまた大ゴケするのではないかと危惧していました。というのも初メインの「ジュウオウジャー」があまりにも物足りない出来だった上、前作「キュウレンジャー」が息巻いた挑戦を掲げながら目も当てられない醜態で…

  • スーパー戦隊シリーズ第41作目『宇宙戦隊キュウレンジャー』(2017)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4065096170 スーパー戦隊シリーズ第41作目『宇宙戦隊キュウレンジャー』は前作とは違いド派手なスケール感で作られる作品となりました。とはいえ、そもそも「宇宙戦隊」なんて名前の時点で私からすれば失笑ものなんですけどね…だって昔から宇宙規模の戦隊なんていくらでもあるのに今更「宇宙戦隊」って(笑)しかも「キュウレンジャー」という名前も「ゴーゴーファイブ」レベルのネーミングの安易さで、でもまだ「ゴーゴーファイブ」は実際にその名前に負けてませんからね。まあこの時点でそもそも私は「あ、これは失敗するなあ」と思ったのですが、蓋を開けてみ…

  • スーパー戦隊シリーズ第40作目『動物戦隊ジュウオウジャー』(2016)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4065095271 スーパー戦隊シリーズ第40作目『動物戦隊ジュウオウジャー』は前作「ニンニンジャー」のおぞましい大失敗に比べて、かなりおとなしめの作風となっています。「シンケンジャー」「ゴーカイジャー」「トッキュウジャー」で実績を着実に出していた宇都宮Pに初メインライターとして抜擢された香村純子氏のコンビです。40作目という「記念(アニバーサリー)」の年なのにあまりお祭り感がなかったのは、下手を打って前作のようなヘマをやらかさないようにするためでしょう。ただまあその分中盤で「ゴーカイジャー」の面子とのコラボ回があったので、その…

  • スーパー戦隊シリーズ第39作目『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(2015)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4065095263 スーパー戦隊シリーズ第39作目『手裏剣戦隊ニンニンジャー』は前作「トッキュウジャー」の成功を受け、3度目の忍者戦隊として作られました。キャッチコピーが「忍ぶどころか暴れるぜ!」であり、まあ要するに「カクレンジャー」「ハリケンジャー」と大差ないレベルの作品なわけです。まあ前作「トッキュウジャー」が一見はっちゃけた能天気ギャグ路線と見せておいて、後半でとんでもない重量の球を放り投げてきましたからね。だから同じ路線をやるわけにはいかないと、いわゆる「カーレンジャー」「ゴーオンジャー」みたいなギャグ・コメディ路線にな…

  • スーパー戦隊シリーズ第38作目『烈車戦隊トッキュウジャー』(2014)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4065095255 スーパー戦隊シリーズ第38作目『烈車戦隊トッキュウジャー』は前作「キョウリュウジャー」の大駄作ぶりから見事に持ち直してみせた一作です。メインライターは「ゴーバスターズ」ですっかり落ちてしまった小林靖子女史、そしてチーフプロデューサーは「ゴーカイジャー」以来3年ぶりとなる宇都宮孝明氏、要するに「シンケンジャー」のコンビでした。「ギンガマン」から20年近く東映特撮で活躍し続けてきた小林女史の最後のメインライター戦隊作品でもあり、「ゴーカイジャー」とは違う意味での「集大成」と呼べる一作になっています。それと同時に本…

  • スーパー戦隊シリーズ第37作目『獣電戦隊キョウリュウジャー』(2013)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B071V6KZK4 スーパー戦隊シリーズ第37作目『獣電戦隊キョウリュウジャー』は前作「ゴーバスターズ」の失敗を受けた反省からか、またもや王道路線へと回帰しました。スタッフも初のチーフプロデューサーとなる大森大森敬仁氏、さらには「ダイの大冒険」「冒険王ビィト」「仮面ライダーW」で実績を出している三上陸氏をメインライターに抜擢しています。しかも歴代で唯一全話を書くという挑戦をしており、そのようなことをやった作品となると00年代以降では「仮面ライダー555」くらいですから、まあ偉大なる挑戦ではあったのでしょう。しかし、私に言わせれば…

  • スーパー戦隊シリーズ第36作目『特命戦隊ゴーバスターズ』(2012)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B073RXL4X9 スーパー戦隊シリーズ第36作目『特命戦隊ゴーバスターズ』は前作「ゴーカイジャー」のド派手さとは真逆の地味でリアルな作風となりました。チーフプロデューサーは武部直美氏、そしてメインライターが小林靖子女史という「仮面ライダーOOO(オーズ)」のコンビです。おそらく「オーズ」がそれなりに好調で玩具売り上げも作品としてもまあまあまとまっていたので、その実績を買われてのことでしょう。しかし蓋を開けてみればこれがもう大惨事であり、私はどうにも最後の最後までこれがとても小林女史の作品とは思えなくらいにひどい作品でした。 本…

  • スーパー戦隊シリーズ第35作目『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B06XWZXHQ6 スーパー戦隊シリーズ第35作目『海賊戦隊ゴーカイジャー』は一言で言えば「戦隊VSシリーズの大盤振る舞い」です。本作で歴代スーパー戦隊が1つの世界で繋がりを持ち、ゴーカイジャーがその力を持って宇宙帝国ザンギャックと戦うストーリーになっています。「シンケンジャー」でしっかりと結果を出した宇都宮Pにとっても、そして「デカレンジャー」以来7年ぶりとなる荒川氏にとっても集大成の1作でしょう。歴代スーパー戦隊を本作に圧縮して総括しながら、同時にこれからも作られていくであろうスーパー戦隊への礎として作られることになりました…

  • スーパー戦隊シリーズの評価ランクまとめ中盤戦

    とりあえず、「ゴセイジャー」までの総合評価を書き終えましたので、一旦ランク別に整理してみましょう。集計してみたところ、ランクは以下の通りです。 スーパー戦隊シリーズ評価ランク(ゴレンジャー〜ゴセイジャー) S(傑作) 電撃戦隊チェンジマン 鳥人戦隊ジェットマン 星獣戦隊ギンガマン A(名作) 秘密戦隊ゴレンジャー 超獣戦隊ライブマン 激走戦隊カーレンジャー 救急戦隊ゴーゴーファイブ 未来戦隊タイムレンジャー 魔法戦隊マジレンジャー 轟轟戦隊ボウケンジャー 侍戦隊シンケンジャー B(良作) 電子戦隊デンジマン 大戦隊ゴーグルV 科学戦隊ダイナマン 特捜戦隊デカレンジャー 炎神戦隊ゴーオンジャー …

  • スーパー戦隊シリーズ第34作目『天装戦隊ゴセイジャー』(2010)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B075DYXN5D スーパー戦隊シリーズ第34作目『天装戦隊ゴセイジャー』は前作「シンケンジャー」の高評価を受け、さらなるスーパー戦隊シリーズのニュータンダード像を目指した印象のある1作です。それこそ本作は「ゲキレンジャー」以来2度目となる横手美智子氏メインライターの作品であり、またプロデューサーが日笠Pから若松Pに交代しています。この若松Pはそれこそ「ギンガマン」時代にサブで高寺Pの弟子として補佐をやっており、本作の中盤では初のチーフプロデューサーに指名されました。今でこそ笑いのネタになっていますが、リアルタイム当時はそれこそ…

  • スーパー戦隊シリーズ第33作目『侍戦隊シンケンジャー』(2009)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B06X9JHTSH スーパー戦隊シリーズ第33作目『侍戦隊シンケンジャー』は「タイムレンジャー」以来9年ぶりとなる小林靖子女史メインライターの作品です。前作「ゴーオンジャー」で玩具売上が回復したことにより、再びスーパー戦隊シリーズはじっくりと余裕をもって物語を作れるようになりました。本作よりチーフPに就任した宇都宮孝明プロデューサー、そして長年助監督を務め本作よりパイロット監督に就任することになった中澤祥次郎監督等々充実した新戦力が揃っています。このように、シリーズが行き詰まっていた中でしっかり企画を詰めて物語を作ることができた…

  • スーパー戦隊シリーズ第32作目『炎神戦隊ゴーオンジャー』(2008)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4065095190 スーパー戦隊シリーズ第32作目『炎神戦隊ゴーオンジャー』は前作「ゲキレンジャー」の大失敗を経て、数字回復を目論んで作られた一作です。まあとにかく見てもらえればわかりますが、本作はとにかく予算不足感がキャストからビジュアルからアクションから何から伺えます。そのせいで全体的に漂うチープなB級感が半端ではなく、個人的にはここまで画面が貧相なのは「カクレンジャー」以来ではないでしょうか。まあその意味で言えば、同じ車モチーフ+ギャグの「カーレンジャー」もB級テイストではあるのですが、あれはかなり意図的に狙ったB級テイス…

  • スーパー戦隊シリーズ第31作目『獣拳戦隊ゲキレンジャー』(2007)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4065095182 スーパー戦隊シリーズ第31作目『獣拳戦隊ゲキレンジャー』は前作「ボウケンジャー」から一転して中華ファンタジー路線へと舵を切りました。「マスクマン」「ダイレンジャー」に続く拳法戦隊であり、そして最後の塚田Pシリーズ作品でもあるのですが、本作に関してはもう一切擁護できません。まさか「ジャッカー」「オーレンジャー」「アバレンジャー」と並ぶFラン戦隊の記録を軽々と更新する作品が出るなんて思いもしませんでしたよ。私はこの年勉強が忙しくなった関係で戦隊もライダーもプリキュアも見なくなっていたのですが、ぶっちゃけ見逃して逆…

  • スーパー戦隊シリーズ第30作目『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4065095174 スーパー戦隊シリーズ第30作目『轟轟戦隊ボウケンジャー』はスーパー戦隊シリーズ30作目の作品として初めて「記念(アニバーサリー)」作品として作られました。「アバレンジャー」以来3年ぶりとなる日笠Pに加え、「仮面ライダー剣(ブレイド)」の後半でメインライターを務めた會川昇先生の唯一のメインライター戦隊でもあります。そんな會川先生の作風がかなり強く出ているだけあって、放送当時からかなり賛否両論、好みも両極端に別れていて私は正直最初にリアルタイムで見たときは苦手でした。というのも、過剰にロジックを押し出してくる感じ…

  • なぜ越前リョーマは公式試合で負けないのか?

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B009PL84X0 今回の話題はジャンプ漫画『テニスの王子様』の主人公・越前リョーマの考察です。テニスの王子様を考えるときにまずリョーマの存在なくして考えることはできません。しかし、どうしても世間にはテニプリって誤解も生んでいる気がしてしまうのです。テニスの王子様は決してイケメンがラケット振ってるだけで人気が出た作品じゃない!ということを今回テーマとしています。 (1)越前リョーマは流川と沢北のハイブリッドである (2)「テニスの王子様」は逆「スラムダンク」である (3)リョーマが悪人をテニスを通じて善化させていく物語 (4)全…

  • スーパー戦隊シリーズ第29作目『魔法戦隊マジレンジャー』(2005)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B072ZYNPLG スーパー戦隊シリーズ第29作目『魔法戦隊マジレンジャー』は前作「デカレンジャー」で築き上げたフォーマットを継承しつつ、非常に良質の児童向けファンタジー戦隊となりました。名前からもわかるように本作の世界観は「ジュウレンジャー」「ギンガマン」から更に推し進めた中世ヨーロッパもののRPGやそれに類するファンタジーの世界観です。同年代には「ハリーポッター」や「ロード・オブ・ザ・リング」などのファンタジー映画が流行していたので、そのブームを意識して取り入れたのもあるでしょう。そのためか、本作のビジュアルやセットのクオリ…

  • スーパー戦隊シリーズ第28作目『特捜戦隊デカレンジャー』(2004)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4065095158 スーパー戦隊シリーズ第28作目『特捜戦隊デカレンジャー』は前作「アバレンジャー」の失敗を教訓化し、非常にシンプルな作劇に揺り戻した作品です。私はリアルタイム当時大学受験のために予備校で浪人していましたので、本作に関してはほぼノータッチで、改めてYouTube配信などで見ていました。スタッフが日笠Pから塚田Pに変わったことでまた作品の世界観や演出のタッチなども変わり、作品としてもまた情報量が大きく増えています。また、本作は荒川氏がメインライターではあるものの、「ガオレンジャー」以来となる武上純希氏や横手美智子氏…

  • スーパー戦隊シリーズ第27作目『爆竜戦隊アバレンジャー』(2003)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B06WWPHS8Q スーパー戦隊シリーズ第27作目『爆竜戦隊アバレンジャー』は前2作を教訓化しつつ、よりシリアスなドラマを取り込んでいこうという新たな試みを行った作品です。「ジェットマン」以来ずっとスーパー戦隊シリーズのサブライターを務め、「仮面ライダークウガ」で初のメインライターに抜擢された荒川稔久氏がメインライターに就任。本作以後「デカレンジャー」「ゴーカイジャー」「キラメイジャー」とメインライターを務めることになりますが、その実験段階として入ったという印象が強いです。しかもこの年はお隣の「仮面ライダー555」「明日のナージ…

  • スーパー戦隊シリーズ第26作目『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4065095131 スーパー戦隊シリーズ第26作目『忍風戦隊ハリケンジャー』は前作「ガオレンジャー」の要素を継承しつつも違う路線を行く作品となりました。まず「カクレンジャー」以来2度目の「忍者戦隊」なのですが、「カクレンジャー」と大きく違うのは敵キャラから何からきちんと「忍者」で統一していることです。ジャカンジャもハリケンジャーもゴウライジャーも、そしてシュリケンジャーも全員「忍者」であり、「カクレンジャー」よりは世界観に統一性があります。しかも、ゴウライジャーに関しては物語の途中まで第三勢力というか、ライバル的存在としてハリケ…

  • スーパー戦隊シリーズ第25作目『百獣戦隊ガオレンジャー』(2001)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4065095123 スーパー戦隊シリーズ第25作目『百獣戦隊ガオレンジャー』は25作目という節目の作品として作られることになりました。本当の意味での「00年代戦隊」はここから始まるのであり、前作「タイムレンジャー」は概念的にはあくまでも「90年代戦隊」です。前作の「タイムレンジャー」とは正反対にひたすら子供向けの作風としてわかりやすさを前面に押し出した痛快な作風となっています。かなり頭を駆使してロジカルに物語を成立させて重厚なドラマを作っていた前作までと比べ、本作は一気に子供向けへの揺り戻しが行われたのです。 本作の目的は「数字…

  • ドラゴンボールGTは何がいけなかったのか?

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00116D6S0 スーパー戦隊シリーズのことばかり書き続けているので、たまには違うトピックをば。 今回の話題は「黒歴史」と評される『ドラゴンボールGT』についてです。近年この批判がより強く話題になっているのは「黒歴史と言われたGTの方がマシだった」という擁護派が出たためです。基本的に原作至上主義者であるほどこの意見は強く、現在はドラゴンボールもファン層が色々います。分けても「GT」と「超」に関していえば、「どちらも好き」「GTは好きだが超は嫌い」「GTは嫌いだが超は好き」「GTも超も嫌い」の4つに分かれるでしょう。ちなみに私は…

  • スーパー戦隊シリーズの評価ランクまとめ前半戦

    とりあえず現行の45作品以上のうち、半分以上の「ゴレンジャー」〜「タイムレンジャー」までの総合評価を書き終えましたので、一旦ランク別に整理してみましょう。集計してみたところ、ランクは以下の通りです。 スーパー戦隊シリーズ評価ランク(ゴレンジャー〜タイムレンジャー) S(傑作) 電撃戦隊チェンジマン、鳥人戦隊ジェットマン、星獣戦隊ギンガマン A(名作) 秘密戦隊ゴレンジャー、超獣戦隊ライブマン、激走戦隊カーレンジャー、救急戦隊ゴーゴーファイブ、未来戦隊タイムレンジャー B(良作) 電子戦隊デンジマン、大戦隊ゴーグルV、科学戦隊ダイナマン C(佳作) バトルフィーバーJ、超電子バイオマン、地球戦隊…

  • スーパー戦隊シリーズ第24作目『未来戦隊タイムレンジャー』(2000)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B098NQP2N1 スーパー戦隊シリーズ第24作目『未来戦隊タイムレンジャー』は「ギンガマン」「ゴーゴーファイブ」で実績を挙げた小林靖子女史の作家性を確立した作品です。多くの戦隊ファンが本作で小林女史の名前を意識したのではないでしょうか?かく言う私も本作で改めて女史の作家性を認識したと言う感じでしたし。初メインの「ギンガマン」はもちろん優れた傑作なのですが、どちらかと言えばあれは脚本の力だけではなく高寺Pの力や演出家の色もうまくブレンドしていました。それに作品自体が子供向けのストレートな王道路線だったので、後年見せることになって…

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