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  • 執着を手放すこと〜ブログ更新停止のお知らせ〜

    このブログを更新停止することにしました。理由は簡単なもので、このブログに対する執着を手放してこの先へ進むためです。こんな風に書くとカッコつけてるようですが、そもそもこのブログを始めるに至ったきっかけを書きます。 まずこのブログを始める2年前の2020年3月まで私は8年程ある特撮感想のサイトを経営していました。勘のいい方ならお気づきだと思うので詳細についてはここでは一々書きません、お察しください。で、そのサイトを私は1度更新停止にし、更に1ヶ月後に削除したわけですが、その意図は「手放し」です。2020年は私の中で様々な物を手放した年でした……それこそ長らく付き合いのあった親友も、そして親ですらも…

  • スーパー戦隊シリーズ46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(2022)第12話感想

    ドン12話「つきはウソつき」 ドン12話「つきはウソつき」 脚本:井上敏樹/演出:山口恭平 <あらすじ>ウソつきアイドルVSウソがつけないモモタロウ!しかし!この祭りはウソではない!!ついに待ちに待ったドンブラザーズ大合体!!!ドンオニタイジンの初陣を見逃すな~!!! <感想>いや、幾ら何でもこんなアイドル像古すぎじゃね!? う、うーん、ドンオニタイジンの初陣がこんな中途半端なできでいいのかと思ってしまったのですが、いわゆる「嘘と真実」という桃井タロウの話とアイドルの持つ虚像との話がどうにも合わないというか……。あと、井上敏樹先生はもうちょっと最新の女性アイドルを勉強した方がいいと思いますよ、…

  • スーパー戦隊シリーズ16作目『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992)21・22話感想

    第21話「守護獣大あばれ」 第22話「合体!剛龍神」 第21話「守護獣大あばれ」 脚本:杉村升/演出:東條昭平 <あらすじ>ブライが謎の少女から渡された獣奏剣を奏でるとき、守護獣ドラゴンシーザーが出現した。大獣神なきジュウレンジャーは一体どう立ち向かうのか? <感想>「ここは、どこだ?!」「ここは、お兄ちゃんの新しいおうち、ここは時間が止まった世界。だから、ここに居るかぎりお兄ちゃんは歳を取らない。でも、一歩外へ出ればお兄ちゃんの命はあと30時間とちょっとしかないわ」 ブライ、まさかのタイムリミット付きだった! ……何でもっと早く知らせてくれなかったんでしょうか?まあ後の展開を知った今なら真意…

  • 十で神童、十五で才子、二十歳過ぎればただの人

    今日はちょっとプライベートな話題。久々にインスタグラムで大学時代の友人から電話がかかって来ることが多いのですが、例外なく「俺の貴重な時間を電話で遮るんじゃねえ」とシャットアウトして着拒してやりました。ここ最近学生時代の友人・知人から連絡が来ることが多いのですが、別にその人たちに今会いたいわけではなく邪魔でしかありませんから無視しています。なぜ今更になって、と思いますが共通していたのはその人たちが「十で神童、十五で才子、二十歳過ぎればただの人」を地で行く人たちになっていることです。学生時代に輝いていたあの懐かしい人たちも社会人になると意外に平々凡々の人生を送っているものなのだなあと思います。 も…

  • スーパー戦隊シリーズ30作目『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006)17・18話感想

    Task17「アシュの鏡」 Task18「生きていた男」 Task17「アシュの鏡」 脚本:會川昇/演出:中澤祥次郎 <あらすじ>無数の妖怪が封じ込められているといわれるプレシャス=百鬼鏡をめぐる、ボウケンジャーとダークシャドウの激闘!その戦いに突如乱入してきたのはガイ、ヒョウガという2体のアシュだった。さらに、錫杖の音とともに現われるひとりの青年…「アシュに関われば、お前たち死ぬぜ」と不穏な言葉を呟く青年の正体は? <感想>「持っていけ!それはもう餌にもならない」「あなたにとってはプレシャスもただの餌なのね」「当然だ。俺様はアシュ以外興味はない。そんなガラクタ、なんの価値がある?」「人類の宝…

  • 『ドラゴンボールZ 神と神』批評〜「風の時代」の到来を告げる作品〜

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00D0Z2JR4 さて、来月にはいよいよ「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」が公開されるので、それまでに何とか「神と神」「復活の「F」」まではレビューしておこうと今改めて見直してます。今日はその中で「神と神」を久々に見直してみたわけですが、この作品は改めて最初に見た時と後に見直した時とで全く印象の異なる作品となりました。もちろんいい意味で。というのも、私がこの作品を初めて見たのは実はアニメ版「ドラゴンボール超」を見た後だったのですが、その当時はもうただただ怒りと批判しか来ませんでした。何故ならば「何で原作者自ら原作レイプじみ…

  • スーパー戦隊シリーズ39作目『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(2015)19・20話感想

    忍びの19「探せ!天空のオトモ忍」 忍びの20「ザ・超絶!ライオンハオー」 忍びの19「探せ!天空のオトモ忍」 脚本:下山健人/演出:加藤弘之 <あらすじ>天晴たちは祖父・好天にキンジを弟子にしてやってくれと頼み込む。だが頑固な祖父は許すはずもない。そんなとき、登場する上級妖怪ヌエ。様々な武器をもつヌエはニンニンジャー6人の行動の先を読むかのような攻撃を繰り出し、一番刀や忍シュリケンが破壊されてしまう。それを直せる当代一のカラクリ技師がいるとキンジが提案するのだが……。 <感想>「つまり爺ちゃんが手なずけろって言ってたやつか」「1つ聞かせろ小僧。俺を手なずけてどうする?」「決まってんだろ。ラス…

  • スーパー戦隊シリーズ46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(2022)第11話感想

    ドン11話「イヌのかくらん」 ドン11話「イヌのかくらん」 脚本:井上敏樹/演出:山口恭平 <あらすじ>獣人が人間界に現れたビジョンを見たソノイは桃井陣の元へ。陣は獣人の出現はあり得ないと言いながらも、獣人の作る折り紙に気を付けろと助言する。飲食店で働いていた犬塚翼は刑事の狭山に見つかってしまう。翼は異空間に逃げるが、追いかけてきた狭山がひょう変して……。 <感想>もうこれ完全に「仮面ライダーアギト」じゃないですか展開が……ここに来て第三勢力まで出すとかなあ。 まあ何となく予想はしてましたけど、やっぱりタロウは脳人側の人間っぽいというか、そもそも指導者が同じだったというのは予想できた展開です。…

  • スーパー戦隊シリーズ16作目『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992)19・20話感想

    第19話「女戦士サソリ!」 第20話「大獣神最期の日」 第19話「女戦士サソリ!」 脚本:杉村升/演出:小笠原猛 <あらすじ>バンドーラの元に新幹部ラミイが現われた。恐竜の卵がバンドーラに渡ったとき、大獣神は倒れる。5人は卵を守って一体どう戦うのか? <感想>うーん、流石に色々と話を盛り過ぎて、何を見せたいのか全く伝わりません。 今回の話は新幹部のラミイ登場よりも兄弟の話の方がメインテーマとなっており、また予告で見せた大獣神がやられる場面もブライの脳内妄想という落ちでした。先週配信分はクオリティ自体はさて置いて、「ブライの登場を劇的に演出したい」ということだけは伝わりましたし、演出的にも相当に…

  • スーパー戦隊シリーズ30作目『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006)15・16話感想

    Task15「水の都」 Task16「水のクリスタル」 Task15「水の都」 脚本:小林靖子/演出:渡辺勝也 <あらすじ>世界のどこにもない文字で書かれた文書が見つかった。もしかしたら未知の文明の発見か?直ちに文書の確認に向かうボウケンジャー。しかし、そこにジャリュウ一族のナーガとラギが現れて…一方、3日も徹夜して倒れてしまった牧野先生。どうやら新たなゴーゴービークルを作っている様子だったが… <感想>今回と次回は小林靖子脚本による前後編ですが、なぜこのタイミングで「水」をモチーフにした作品と出会ってしまうのでしょうか? いやね、最近私「水」に多大なる興味を抱いていまして、飲み水や買う水は結…

  • スーパー戦隊シリーズ46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(2022)第10話感想

    ドン10話「おにがみたにじ」 ドン10話「おにがみたにじ」 脚本:井上敏樹/演出:田﨑竜太 <あらすじ>漫画家の鬼頭はるか(志田こはく)は、新作も大人気で栄誉ある漫画賞を受賞。学校でも人気者で、彼氏とも順調、漫画家としての華やかな日々を送っていた。これまでに獲得したポイントにより、戦士を辞めて元の人生を取り戻したのだ。その頃、人気漫画家たちが行方不明になっていた。はるかは、サイン会にやってきた真利菜から電話番号を書いたメモを渡される。さらに、海賊鬼に襲われたはるかの前に、真利菜が現れ…。 <感想>「才能は奪うもんじゃない!自分の努力で磨き、育てるものよ!」 井上先生、流石に今の時代そのメッセー…

  • スーパー戦隊シリーズ39作目『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(2015)17・18話感想

    忍びの17「グッバイ、スターニンジャー!」 忍びの18「八雲が愛した妖怪」 忍びの17「グッバイ、スターニンジャー!」 脚本:下山健人/演出:加藤弘之 <あらすじ>すっかりみんなに溶け込んでいたスターニンジャーことキンジ・タキガワだが、ラストニンジャ好天からは「期限は一ヶ月、それまでに孫達と決着をつけること」と言われていた。期限が翌日と知った天晴たちは何とか力になりたい。そんなとき現れた妖怪はウミボウズ。幻を見せ人々を海の中へと誘うのだった。晦の作戦はバリアを張って妖怪を誕生させニンニンジャーたちには気づかれないよう、スターニンジャーだけおびき寄せる作戦のようだったが……。 <感想>いや弟子入…

  • 「鳥人戦隊ジェットマン」「激走戦隊カーレンジャー」が異色作としてしか語られてこなかった理由

    gingablack.hatenablog.com 先日の記事の続きですが、「ギンガマン」はファンタジックな設定でありながら本質はとてもSF的なマインドに満ちた作品であることを述べました。まさに「80年代戦隊の概念を90年代戦隊の技法で再構築した作品」、つまり「チェンジマン」〜「メガレンジャー」までの歴史の集約なのです。そこでどうしても外せないのがその間にいわゆる「異色作」として評価されている「鳥人戦隊ジェットマン」「激走戦隊カーレンジャー」になります。この2作は歴代戦隊の中でもコアなファンが多く評判も高いのですが、一方で風評被害のような歪んだ評価を長年され続けてきた作品でもあるのです。 たと…

  • スーパー戦隊シリーズ16作目『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992)17・18話感想

    第17話「六人目の英雄(ヒーロー)!」 第18話「憎しみの兄弟剣」 第17話「六人目の英雄(ヒーロー)!」 脚本:杉村升/演出:東條昭平 <あらすじ>秘密の森に無敵の戦士が眠ると言う、その秘密を巡ってゲキたちとバーザが戦う。遂に甦った戦士はヤマト族プリンスを名乗り、ドラゴンレンジャー・ブライに変身した。 <感想>いやバーザとノーム、マジでクズじゃね!? ごめんなさい、ブライ兄さん以上にそっちの方が気になってしまってて、幾ら何でも小さい子供に向かって機関銃・手榴弾・フォークリフトはないでしょう(^^;特にフォークリフトは私も仕事柄使わせて頂いていますが、あれは安全上の問題があってきちんと免許を持…

  • 「ギンガマン」の「アース」がSF的に優れている理由

    本日の「ボウケンジャー」Task13の感想で「「ボウケンジャー」をSF作品として見たときに微妙なのはまさにここで、例えばレオン・ジョルダーナの画帳は350と別格に高いですが、これはあくまでも写本でしかありません。」と書きました。この文章を書いた時、かつて黒羽翔氏と戦隊シリーズの「力の源」について話をした時、「「ギンガマン」のアースはファンタジーでありながらSF的にも優れている」という意見を頂いたことが頭を過ぎったのです。特に「チェンジマン」について語った時、今から数年ほど前に「チェンジマン」の感想の話をしていた時にこのようなご意見をいただきましたので抜粋致します。 戦隊物は、よく戦隊のパワーの…

  • スーパー戦隊シリーズ30作目『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006)13・14話感想

    Task13「かぐや姫の宝」 Task14「甦る過去」 Task13「かぐや姫の宝」 脚本:大和屋暁/演出:坂本太郎 <あらすじ>竹取物語でかぐや姫が求婚者たちに探し出すようにいった5つの宝物のうち、なんと4つが怪盗セレネーに盗まれたことがわかった。しかも、怪盗セレネーはボウケンジャーに残るひとつの宝物をどちらが先に手に入れるか挑戦状を叩きつけた。勝負を受けたボウケンジャーだったが、リュウオーンも乱入してきて…。 <感想>前作「マジレンジャー」よりサブライターとして参戦していた大和屋暁氏が参戦。 内容的には「かぐや姫」をモチーフとした物語になっているわけですが、現行作品が「桃太郎」モチーフとい…

  • スーパー戦隊シリーズ39作目『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(2015)15・16話感想

    忍びの15「妖怪、ワタシ失敗しないので」 忍びの16「父ツムジはスーパー忍者!?」 忍びの15「妖怪、ワタシ失敗しないので」 脚本:下山健人/演出:竹本昇 <あらすじ>牙鬼家家老・晦は今度はオトモ忍をターゲットにした。誕生させたのは妖怪フタクチオンナ、「私……失敗しないので」と交渉には自信満々の様子。フタクチオンナはロデオマルに近づき契約を結んでしまう。そして暴走を始めてしまったロデオマルを止めるために、スターニンジャ―にも契約書をつきつけるのだった。助けるべく交渉に来たニンニンジャー頭脳コンビ・八雲&霞の策は……? <感想>やっと少しはまともな「駆け引き」を描いてくれたかと安心しました。 今…

  • 「考えるな、感じろ」は怠け者の言い訳ではない

    本日も楽しく「ニンニンジャー」酷評の記事を書こうと思っていたのですが、今日Twitterで久々に反応しがいのあるTweetを見つけました。本人の名誉の為に引用はしませんが、要約すると内容は「考えるな、感じろ」という、かの偉大なる武道家にして哲学者でもあったブルース・リーの名言です。「ごく一部の特撮オタクはやたらに設定や脚本・演出がどのようなロジックで成り立っているかに目を奪われてしまいがちだから、もっと素直に感じろ」と仰りたいのでしょう。まあよく居るんですよ、この手の「セリフの奥に込められた真意」を探ろうともせず、安易な自己正当化の理屈として用いてしまう人って。 しかもその人は「大人になっても…

  • 原作「ドラえもん」レビューその②〜繰り返される野比家の失敗〜

    「ドラえもん」という作品を見ていると、好みでないなりに色々考えさせられるのですが、その中でも大きく考えさせられたのが36巻に収録されている「のび太の息子が家出した」の話。あらすじは怠け者ののび太に父親ののび助が痺れを切らして説教してしまい、大目玉を食らったのび太が家出をしてしまうという、実はこれ自体はそんなに珍しいことではありません。のび太が息苦しい家庭環境に嫌気が差して家出する話はそれ以前にも何本か書かれていましたし、のび太の家出話では10年も無人島で暮らしていたあの話が一番印象に残っているからです。今回の話はのび太の家出そのものではなく「親の心子知らず」「子の心親知らず」がテーマですが、今…

  • スーパー戦隊シリーズ46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(2022)第9話感想

    ドン9話「ぼろたろうとロボタロウ」 ドン9話「ぼろたろうとロボタロウ」 脚本:井上敏樹/演出:田﨑竜太 <あらすじ>「喫茶どんぶら」に配達にやってきた桃井タロウ(樋口幸平)は、よろよろとした足取りで倒れてしまう。そんな中、街に特命鬼が出現。ドンブラザーズが応戦するが、ドンモモタロウには気力がなく、簡単に吹っ飛ばされてしまう。さらに、特命鬼にはなぜか攻撃が通用しない。タロウの様子がただ事ではないと思った鬼頭はるか(志田こはく)と猿原真一(別府由来)は、桃井陣(和田聰宏)に話を聞くことに。タロウの病気を治すため、はるかたちはレシピを参考にあるものを作ることに。 <感想>オトモさん、オトモさん〜♪サ…

  • スーパー戦隊シリーズ16作目『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992)15・16話感想

    第15話「破れ!暗黒超剣」 第16話「クシャミ大作戦」 第15話「破れ!暗黒超剣」 脚本:杉村升/演出:坂本太郎 <あらすじ>魔界最強の剣・デュランドルを手にしたドーラナイトがゴウシに戦いを挑む。少年シゲルは、大ピンチの大獣神を救うことができるのか? <感想>伝説の武器、2クール目にしてあっさり弱体化(笑) ごめんなさい、ゴウシの過去とかシゲル少年をコックピットに乗せたこと云々とかが全て吹っ飛ぶ勢いで伝説の武器が役立たずと化してしまったことの方がだいぶ問題でした。とはいえ、「ギンガマン」も2クール目に入ると自在剣機刃が弱体化してましたし、まあこの辺りはしょうがないのかなあとも思うところではあり…

  • 原作「ドラえもん」レビューその①〜日本特有の社畜万歳精神〜

    大長編「ドラえもん」のレビューを書いた影響で原作の「ドラえもん」を現在読み直しているのですが、やっぱりポリコレやコンプライアンスなどの問題で時代錯誤な描写や価値観は多々あるなあと。もちろんそれは「ドラえもん」に限らず昔の作品ならば多かれ少なかれあるものなのですが、ことのび太の両親や先生が説教するような内容は今の時代に流石に通用しないだろうというものが多々あります。それは原作漫画を小さい頃に読んだ私ですら子供心に感じたのですから、完全に価値観も時代性も異なっている今の子どもたちでは尚更理解できないのではないでしょうか。その中の1つがこちらです。 のび太に社畜精神を植え付けるのび助 原作4巻の「し…

  • 大長編ドラえもん1作目『のび太の恐竜』(1980)

    出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00005HVG5 昨日『ドラゴンボール超』の未来トランクス編のレビューを書いたときに大長編ドラえもんに言及した影響で、久々に大長編ドラえもんを見て唐突にレビューを書きたくなりました。丁度今YouTubeで『恐竜戦隊ジュウレンジャー』を配信していますし、恐竜モチーフは戦隊シリーズだとヒットするモチーフの1つというのもありますし、扱うなら丁度今かなと。思えば大長編ドラえもんでも恐竜モチーフは何度か用いらているものですし、古代の生き物として使えるので創作の題材として用いやすい普遍性のあるものなのかもしれません。さて、そんな本作ですが…

  • ドラゴンボール超レビュー〜未来トランクス編のバッドエンドに思うタイムトラベルSFの問題点〜

    アニメ版と漫画版の「ドラゴンボール超」を未来トランクス編まで再視聴完了しましたが、物議を醸したのはやはり全王様が出てきて未来世界を丸ごと消滅というバッドエンドです。当時から散々批判された展開でしたが、私も正直あのラストは納得行かなかったものの、それはあくまでトランクスたち登場人物の心情に寄り添って主観的に見た場合の話であることに気づきました。そもそもこの未来トランクス編の話が出てきたのは原作の人造人間編〜セルゲーム編という、編集側の都合がなければ生じなかった設定が生じてしまったからです。人造人間編〜セルゲームはその後のドラゴンボールを完全に蛇足にしてしまい、突っ込まなくていいところに首を突っ込…

  • ホームページ更新のお知らせ

    だいぶ溜まっていたので、とりあえず「ジュウレンジャー」「ボウケンジャー」「ニンニンジャー」の1クール感想をまとめてhtml化しました。 ジュウレンジャー1〜6話感想まとめ ジュウレンジャー7〜12話感想まとめ ボウケンジャー1〜6話感想まとめ ボウケンジャー7〜12話感想まとめ ニンニンジャー1〜6話感想まとめ ニンニンジャー7〜12話感想まとめ

  • スーパー戦隊シリーズ30作目『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006)11・12話感想

    Task11「孤島の決戦」 Task12「ハーメルンの笛」 Task11「孤島の決戦」 脚本:會川昇/演出:竹本昇 <あらすじ>大邪竜ザルドとギラドの強力タッグ攻撃によってダイボウケンは完敗し、ダイボウケンは大邪竜2体の手によって連れ去られてしまった。一方、波右衛門の人形に隠されていた地図を見てから、様子がおかしかった暁は、ダイボウケンから脱出せず、ひとり、活動停止したコクピットの中に残るが……。 <感想>さて、「ボウケンジャー」1クール目の実質のクライマックスであるこの決戦編ですが、前回までを踏まえて1つの美しい形に集約されました。結論から申し上げるなら、やっぱりチーフはただ仲間を置き去りに…

  • スーパー戦隊シリーズ39作目『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(2015)13・14話感想

    忍びの13「燃えよ!ニンジャ運動会」 忍びの14「助けてサギにご用心!」 忍びの13「燃えよ!ニンジャ運動会」 脚本:下山健人/演出:金田治 <あらすじ>十六夜がよみがえらせた新たな幹部は牙鬼家家老・晦正影(つごもり・まさかげ)。いかなる計略にも遊び心を入れるのが「粋」という彼の信条によりもたらされる作戦とは?天晴たちは「忍者運動会」に参加することになり、燃えていた。彼ら以外にもいろんな流派の忍者が結集している。そんなころ、キンジはラストニンジャ好天より孫たちと仲良くし過ぎな点を指摘され……。 <感想>「1人しか継げぬラストニンジャを塾かなんかで学ぶことと混同するでない」 え?じゃあ今までのニ…

  • スーパー戦隊シリーズにおける「復讐」の系譜 ①「ゴレンジャー」〜「タイムレンジャー」まで

    昨日書いた「ドンブラザーズ」8話の感想が中々好評だったこともあったのと、最近実写版「金田一」を見直したこともあり、「復讐」について改めて向き合い考える時間が多くなっています。なぜかというと、そもそも「復讐」というものを単なる「物語を盛り上げる要素の一部」として安易に捉えすぎていると思ったからであり、私自身もどこかそういうところがありました。しかし、スーパー戦隊シリーズに限らずあらゆる創作の中で「復讐」は古今東西使われるテーマにしてモチーフの1つですし、「戦いの動機」という観点から考えても「復讐」はかなり大きな比重を占めています。今回はスーパー戦隊シリーズにおける「復讐」という要素について、改め…

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