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2021/11/20

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  • アイスクリーム

    アイスクリームを食べながら、月と話をする。 これから どうしようか。 仕事だけの人生では、そろそろ自分が可哀想ではないかと。 趣味を幾つか持ったところで満たされるものは少ない。 誰か、海外の経済学者が言っていた。「これからは利他主義でなければいけない」 さてさて、本当にどう...

  • 朝陽

    真綿を薄く引き伸ばしたような雲が風に流れて行く。その合間から、澄んだパステルブルーの空が見える。 信号待ちをしている間、空を見上げていると、それだけで穏やかな気持ちになった。 今朝は、仕掛かりの仕事が気になり、早めに出勤した。人知れず努力はするものである。早朝のラウンジは、...

  • バトン

    風が冷たい。けれども、マスクが程よく防寒になっている。 前を行く人の背中、私の背後から聞こえるカツカツとパンプスの足音。 黙々と各々家に帰るために歩いている。 今日も、それぞれが それぞれに、良いことも嫌なことも自分の中にある小宇宙に収める。そして、必ず来る明日に、今日の自...

  • 年賀状

    毎年、学生時代のゼミの先生から 未だに年賀状が届く。必ず謎のコメントが手書きで書いてあり、難読である。新年早々、課題を与えられた学生の気分を味わう。 そして、今年もコンビニに年賀状を買いに慌てて出かけた。 今年は、私の出した年賀状に、また寒中見舞?が届いた。 「来年からペー...

  • 部屋のなか

    今夜も月は見えない。 部屋の中からも、窓の外の凍りつく寒さを知ることができる。仕事帰りだろう、通りを足早に過ぎていく。 ソファーの隣にある観葉植物に目をおとす。 外とは対照的に、のびのびと部屋の暖かさに満足している姿がある。 そして、この部屋にも私以外の生命があることを幸せ...

  • やむちん

    今日は美容室へ行ってきた。 美容室のドアを開けると、成人式の支度を整えた女子とその母親らしい女性が、レジで会計をしていた。艶やかな振り袖姿が眩しく見える。 ぎこちない和服姿の所作が愛らしい彼女と、心配そうに後を付いていくその母親を見送った。 「いらっしゃい。」店主の声で我に...

  • 不在連絡票

    今夜は月が見えない。代わりに、マンションの向かいの店が、未だに煌々と灯りを点けている。 買い物ついでに出かけた先で、知人に出会い、呑気に食事をしデザートまで食べ終えた。 何か大切なことを忘れているような、フワフワした心持ちで歩いて帰る。 マンションのエントランスにある郵便受...

  • 星の話

    今夜は空気が澄んでいる。この街が、もう少し暗ければ、夜空に輝く星々がもっと鮮明に見えるだろう。 冬の代表的な星といえば、冬の大三角形だろうか。オリオン、おおいぬ、こいぬ。 たしか、冬の、夜早くに 青く光る星が おおいぬ だったと思う。 宇宙は、人知を超えた宏さであり、そして...

  • ショートブーツ

    年に数回 活躍する雪用ショートブーツ。もう9年も使っている。 駅までの通り道、昨日の雪の大半は凍結していた。家を出る時は、雪靴を履くのをやや躊躇した。私の中の少し前を歩くベージュ色のロングコートを着た女性が、滑って尻餅を着いた。 自分の足元を見る。年季の入ったショートブーツ...

  • こんなに降る雪を見たのは久しぶりだ。 電車の乱れを予測し、早めに仕事を切り上げた。 ビルを出てると、雪が降っている。 一瞬、寒さを忘れて空を見上げる。 雪は白くて美しい。 何もかも この雪が浄化してくれたらいいのに。

  • 月も見ずに

    電車内で身体がすっかり冷えきってしまった。 換気のために10センチ程開けてある窓から、容赦なく寒気(かんき)が頬を打ち付けた。 車内は無言であり、私も、隣の人も、こういったことに諦めている。 電車を降りると、頬だけでなく足元も冷たい風が身に凍みる。早く帰ろう。急ぎ足で通りを...

  • 年始め

    お正月の休み明け、今日は すこぶる気の重い朝を向かえた。 少し長い休日のあとの出勤は、決まって駅へ向かう足取りも重い。しかし、電車に揺られ会社に着く頃には、頭の中は、年末のやり残した仕事と今日やるべきことで すっかり仕事モードに切り替わっていた。 家から駅へ向かった重い足は...

  • 初詣

    昼下がり、空は雲ひとつない淡い水色一色だ。 三が日の最終日、近所の神社へ初詣に出かけた。いつもは住宅地にひっそりと佇んでいる神社も、今日は、参拝客で本堂から鳥居の外まで 行列をなしていた。 鳥居を見上げると、太陽が強い光で参拝客の背を照らし、皆の身体を暖めている。 今年一年...

  • レモングラス

    玄関のドアを開けると、レモングラスの香りが出迎えてくれた。 数日間 カーテンを閉めきっていた部屋は、冬の寒さをより一層強いものにした。 これから、また ここで一年が始まった。 頑張ろうと強く心に思うが、昨年までも精一杯頑張ってきたつもりだし、どう そして何を頑張ればいいのか...

  • 中綿の布団

    昨日も安眠できなかった。この家もだいぶ古くなった。キーンと冷えた空気が時おり部屋に入り込む。 だだ広い客間の真ん中にポツンと敷かれた布団は、重くて寝返りも自由にならない。 実家とはこう云うもんだと、諦めつつ、久しぶりの実家の生活に、居心地の悪さをあらためて痛感した。 故郷へ...

  • 大気光象

    昨日、駅から実家へ向かうタクシーの車窓から虹を見た。 タクシーに乗り込むと、直後、ポツポツと雨粒がフロントガラスに当たった。 「雨か…」つい言葉にでる。愛想良く運転手が私の呟きに応えてくれる。 「お天気雨ですかね。」 車窓から空を眺めると、幾つかの大きな雪雲の間から 澄んだ...

  • ななめ

    何故 人は、人との繋がりにおいて 物事が真っ直ぐに伝達しないのであろうか。人の心は、光 だろうか。温かく差す時もあるが、屈折することもあり、私はいつも光に翻弄される。 電車に揺られ、窓から見る景色は師走とは無縁の穏やかさである。 どこまでも空は澄んでいて、淡い水色が地球を優...

  • 見えない月へ

    朝陽は、私の乗る電車を牽引し目的地へ運ぶ。 昨夜の冷たい夜を、太陽は知らない。 今日は年内仕事納め、電車内に空席をひとつ見つけて座った。足首からふくらはぎが暖房で心地好い。「一年間頑張りました」私の重みで幾分沈んだシートがそう囁くのを聴いた。 ただの時の流れであるのに、なぜ...

  • 穏やかな空

    弧を描いた白い月は、静かに、水色の綺麗な空に居て 地上の朝を見守っていた。 太陽が本格的に辺りを照らし始めると、月の姿は見えなくなった。 また夜には、きっと姿を現すだろう

  • 信号待ち

    月曜日、今朝は身の凍るような寒さだった。 駅を出て、直ぐ目の前の大通りの横断歩道、決まってここで足止めをくらう。 信号が青になるのを待ちながら、目の前の大きなバスターミナルビルを見上げた。 同じく信号待ちをしている数人のうち、学生かな、ひとりスーツケースを手に、ネイビーのダ...

  • おまけ

    薄い水色の澄んだ空、時おり吹く風に押され白い雲が移動していく。 姉夫婦への手土産に、近所の珈琲店へ豆を買いに出かけた。 100グラムずつ、数種類の豆を選んだ。 そして、自分用にもビビアーノ・ビビアーノを購入した。 「チョコレートに合うと思いますよ」と、 店主がイルガ・アレム...

  • サンタクロース

    街はクリスマス頼りの書き入れ時である。 ショッピングモールの入り口に、サンタクロースのコスチュームを着た女の子がバルーンアートをしていた。 明日になれば、赤や緑の装飾の施した通りは、お正月向けに様変わりするだろう。 当てもなく、ショッピングモールを歩きながら、買い物客の様々...

  • 深呼吸

    朝が来た。 朝は常に新しい1日である。 私は歩きながら 周囲を憚るようにそっとマスクを外し、大きく深呼吸した。陽の光りを浴びた空気が、身体中に染み渡った。 空には白い月が心配そうに私を見ていた。

  • 街路樹

    今日の日中、ビルを出ると、外は穏やかな天気だった。 しばらく歩いていると、首に巻いていたマフラーが大袈裟に感じられた。 マフラーを外そうと、通りのベンチにカバンをおろした。 ふと、側の街路樹に目をやる。 イルミネーションを演出する木々は、小さな電球と配線で覆われていた。 「...

  • 一陽来復

    会議室から自席に戻ると、執務室は静けさと共に落ち着きをはらっていた。 騒々しいのは、自分の内にあるものだけである。 デスクチェアの上に、ちょこんと小さな柚子饅頭が置いてあった。可愛いくまの付箋に、「おすそわけ」 手に取ると、包みの上からも中の柔らかいのが分かる。求肥だろうか...

  • カップスープ

    今日も、ラウンジのカウンター席を陣取り ささやかな昼食をとった。 駅近くのパン屋で買ったカレーパンとアスパラガスのポタージュスープ。 カレーパンを頬張りながら、ブラインドの降りた窓に向かい、その隙間から地上の行き交う人々を眺める。小刻みに動く人の流れが、ある一定のリズムを取...

  • 同じ月を

    帰り道、月を探して歩くのが癖になった。 いつもは大抵右の上で笑っている。 たまに、頭上にいて中々見つからず、探すのに手こずったりもする。 今日の月は、ちょうど歩く右側に、大きく大きく優しい月だった。 同じ月を、地球の何処かで同じように思いながら見ていてほしい。

  • 寒月

    今日は、今年最後の満月である。コールドムーン。地球から遠くに見える月に、今年のありがとうを伝えたい。 夜も明るすぎるこの街を、凛と輝く寒月は何を思うのか。

  • 窓を開けて

    休日の朝、天気が良い。寝室のカーテンを開けると、部屋中一気に明るくなった。  次に、寒々しいリビングのカーテンを開け、ベランダに出て、思いっきり外気を吸う。身体中に冷たい空気が駆けめぐる。 通りの向こうで信号待ちをしている人と目が合い、気まずくなって慌てて部屋へ逃げ込んだ。...

  • 訪問者

    遠慮なく窓を叩く風。外は風が吹き荒れている。年季の入ったマンションは、窓や換気扇のすき間から侵入してくる風を容易に許してしまう。お陰で、古いエアコンが必死に稼働しても、部屋はちっとも暖まらない。 寒い夜、バスタブにたっぷりの湯をはって 今夜は長めの入浴を楽しもう。 明日、明...

  • おぼろげな月の

    今夜の月はおぼろげに柔らかく私を見ていた。 実際は、すっきりと輝いていたのかもしれない。眼鏡をかけないと、大抵のものは、ぼんやり見えている。 マスク生活になってから、特に眼鏡は不便である。 世の中をもっとスッキリ見えたなら、自分の人生も変わるだろうか。 そんなことを考えなが...

  • ラウンジ

    今日は昨日よりもだいぶ暖かい。 寒い季節は、社内ビルのラウンジで昼食を取るひとが多くなる。今日も、ラウンジはほぼ満員だった。お気に入りの窓越しのカウンター席は、既にうまっていた。 見渡して、二人がけの丸いテーブルに腰をおろした。コンビニで買ったサラダとチャーハンのおにぎりと...

  • 損益分岐点

    今日は、みぞれ混じりの雨が降り、着古したウールのコートにも有り難みを感じた。 月次の業務も一段落し、試算表をぼんやり眺めて見る。 ふと、人生の損益分岐点はどこだろうか、考えてみた。 数字には表せない人生の損益は、つまり、自分の心が決める。

  • 風のなかを

    ビルの谷間に吹く風が、私の背中を強く押す。会社に行くときも、駅へ向かう時も。 先週末、仕事のことで多少気まずくなった相棒さん。10歳くらい年下だけど、本当いうと凄く頼りにしている。なんとなく、きっかけが掴めないまま、退社1時間前、折れたのは彼のほう。 「これ、どうやるんだっ...

  • 早い夜

    繁華街の灯りをよそに、空は夜になった。 12月の夜は早くやってくる。 寝室の窓から、月が真上に見えた。 いつもと同じ場所から観る。しかし、月は位置を変えるから、私はいつも探す。 天体は、やはり動いている。 皮を剥いてカットしたリンゴのような月が笑ってみえた。

  • 電話

    休日の土曜日の朝は遅い。 だいぶ太陽が高く昇ってから しぶしぶ起きた。 カーテンを開け、窓を開けると冬の風が顔に当たった。 観葉植物に水やりをして、花瓶の水を取り替えた。この部屋に、私以外 生命を感じるものはこの植物だけである。職場の人間関係と、混雑する駅と、満員の電車。昨...

  • キャビネット

    今日も観音開きのキャビネットを開きため息をついた。まだまだ紙の文化が根強い社則は、頑強そうに見えるビルの基礎をも1ミリ程沈めかねない。 やりたくないが、やらないとドンドン溜まる書類のやま。 「やる、やらない、やるやらない」

  • エレベーター

    職場のフロアから廊下に出てエレベーターを待つ。ドアが開くと、既に1人黒のショート丈のコートを着た女性がいた。 私は軽く会釈をして乗り込んだ。 沈黙のあと、鼻をすする音がした。 そして「なんかゴメンナサイね」と彼女は言った。 いえ、そんな、謝ること無いですよ、と言うつもりでそ...

  • 見えない月に

    今日は一日中雨が降っている。 ビルの谷間に時折吹き抜ける風。私は、自分の華奢な傘が風に持っていかれそうになるのを必死につかんだ。 あの子はどうしているだろう。ふと頭によぎる。あの子が突然の事故で会社に来なくなってから、既に半年以上が過ぎた。 数年前、あの子が旅行に行ったお土...

  • 気にしない

    ビルを出ると、外は既に雨が降り始めていた。傘を取りに戻るのも億劫で、今日は濡れて帰ると心に決めた。 思ったより結構降っているな、歩いていて少し後悔した。 それでも、さっきまで仕掛けていた仕事のことが気になって、雨のことは差ほど気にならなかった。 しばらく歩いていても、頭から...

  • グラニュー糖

    月曜日、空はどんよりしていて、私の心は うっかりすると つられそうだ。こんな時は、目の前にあることを粛々とこなしていく。それだけで、時の流れと等しく月曜の憂鬱は過去のものとなった。 休憩時間、珈琲にスプーン3杯のグラニュー糖。

  • 窓の外

    寝室の窓を開けると、右上の空に月が見える。 窓の外には通りがあって、反対側に大きな建物があるせいで、もう少し時間が経たないと、月は現れない。 まだ見えないのを知りつつも窓を開けて右上の空を確認した。 天体とは本当に不思議なものだと感心する。 まだ知られていない星で、地球の輝...

  • ストーブ

    最近、めっきり寒くなった。特に早朝は、まだ布団のなかでぬくぬくとしていたい。 古いエアコンしかないので、部屋は瞬時に暖まることがない。毎年、ストーブを買うか迷う。ストーブと言っても、灯油のストーブやファンヒーターはここでは使えない。買うとすれば、セラミックか赤外線か。毎年、...

  • 有給休暇

    今日は会社を休んだ。 何か用事があった訳ではない。体調が悪かった訳でも、ずる休みでもない。 半ば仕方なく、休暇を取った。 今の社会は何かおかしい。そう思うのは私だけだろうか。 仕事は、AIによりスピードが増し 明らかにやることも減るどころか増えている。しかし、その一方で労基...

  • 卓上カレンダー

    会社のデスクの引き出しに12枚のカード式のカレンダーが入っている。 12月になり、最後の一枚になった。 私の大好きなひとから貰ったカレンダーである。恋愛感情があるのかないのかは分からない。ただ人間として大好きなひとだ。 大変なことも、雑用も、弱音を言わず一生懸命こなしている...

  • リップクリーム

    ずいぶん前、私がまだ今の部署に慣れていなかった頃の話である。 私の部署では、社内の各部署の経費精算業務もあずかっている。 その日、経費の精算にやってきた社員。 私「受領印をお願いします。」 社員「あっ、あれ印鑑忘れたかな…」 私「サインでも構いませんよ。」 社員「いや、たし...

  • 模型

    お昼休み、休憩室の窓越しのカウンター席を陣取る。 窓ガラスの向こうは、いつもと変わらない退屈な風景だ。ビルがこれでもかというほど建ち並び、ビルの合間には、まるでプラレールのオモチャのような電車が往き来しているのが見えた。 歩いている人、小さいな… 私はずっとこの街にいるだろうか

  • イルミネーション

    会社を出ると、街はすっかりクリスマスに向かって輝き始めていた。 朝よりカバンは幾分軽い。 空のお弁当箱と、飲みきれなかったペットボトルのお茶と、会社のひとに貰ったお土産のお菓子。 手に持つカバンを肩にかけ直し、キラキラ輝く キキ&ララだったかな?今は違う名前だったかな?スマ...

  • 日曜日

    今日は一歩も外へ出なかった。 休日の決まりごと、部屋の掃除をしたあと、早くも明日の憂鬱を感じた。 取りだめしてあったドラマを一通り観る。 読書をして、ブラウスの取れかかっているボタンを付け直した。昔、母が旅行のお土産に買ってきてくれた会津塗りの手のひらくらいの小物入れを、ず...

  • キウイ

    外は枯れ葉が舞っている。今日は寒い一日だった。 スーパーでキウイフルーツを買った。一袋356円、小ぶりのキウイが4個入っている。 包丁で茶色の皮を取り除き、食べやすい大きさにカットしてガラスの器に入れた。透明のガラスに薄緑色のキウイが透けて見える。 そういえば、キウイフルー...

  • 電車

    金曜日。 帰りの電車は、すっかり二年前の風景だ。 こんなに人混みの中にいても、心の空洞に風がすり抜けるようだ。 車内。皆スマートフォンに目を向けているか、寝たふりをして目を閉じてやり過ごしているか、他人とは目を会わせないようにしているのだろう。 今日は、電車を降りるときに派...

  • 何の気なしに買ったチョコボール。透明のセロファンを取り、黄色いくちばしを開けたら銀のエンゼルが現れた。子供の頃、何度買っても当たったためしがなかったのに。本当にエンゼルってあるんだ。それにしても、銀か。あと4つ。。

  • アンケート

    予約していた本の貸出の知らせが漸く届いた。定時で退社し、図書館へ急いだ。 館内は、思ったより沢山の人がいた。 「図書館の民営化にともない利用者の方々はアンケートにご協力ください。」 カフェとかもできるのだろうか。近未来的な空間が広がる図書館をイメージしてみる。 きっと、良い...

  • クリスマスカード

    行きつけのヘアサロンから、10%オフのお知らせのついたクリスマスカードが届いた。 夏を過ぎたあたりからの時間は、一定の速度を保っているとは思えないほどあっという間に冬になる。 クリスマスツリーが一面に大きく描かれてある、赤と緑と金色のカードを部屋の角に置いてある椅子の上に飾...

  • PC

    月曜日の雨。昨夜の天気予報で覚悟をしていたが、朝、今にも泣き出しそうな空は何とか堪えていた。 今日は、在宅勤務用に会社から貸与されていたパソコンを返却するために大荷物だった。 この黒い物体の重みを手に感じながら、電車に揺られていると不思議と背筋が伸びた気がした。 頑張ろう、...

  • 日曜日

    薄曇り。日中は、ほんわりと暖かかった。 食料品の買い出しに出掛けた帰り道、珈琲店に立ち寄った。店前の通りにまで広がる焙煎される豆の香りが、私の気持ちを店内に誘導したのだろう。 手書きのポップのオススメが目に入った。ブラウンシュガーの甘味。グアテマラ産のビビアーノ・ビビアーノ...

  • 昨日、月食を見た。 仕事帰り、ビルの合間の小さな月を大勢の人が見上げていた。89年ぶりの月食らしい。地球が太陽と月の間に入り、このような現象になる、何とも神秘的なことである。 いつもは急ぎ足で駅へ向かう私も、今夜は立ち止まって空を見上げることを許された気がした。急いで帰宅し...

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