4月8日 月曜日もうすっかり体調は戻った。熱もない。なので仕事帰りにいぶきの森へ寄った。茂造さんの洗濯物と綿子さんの洗濯物を回収した。二人分だから大量だよねと思っていたのだがそうでもない。このところ暖かかったからか上着一枚分少ない。なので5㎏の洗濯機でも一度
アラフィフの会社員です。 高齢の義両親・茂造さん(91歳)と綿子さん(89歳)の介護をする夫・かつおさんのサポートをしています。 ここにグチを吐き出しながら明るく頑張っていきたいと思います。
今日は大晦日今年一年を締めくくる日にグチもどうかと思うので、今日はブログをお休みしてご挨拶を。今年10月からブログを始めまして思ったよりもたくさんの人に見ていただけてとても励みになりました。本当にありがとうございました。また来年もいろいろグチをこぼすかと思
前回までのお話はこちらそんなこんなで茂造さんの見張りをし、なんとか夕方工事が終わった。もう綿子さんを迎えに行かないといけない。かつおさんは休む暇なくみどり整形に綿子さんを迎えに行った。支払いをしたり、もろもろの手続きをして綿子さんを車に乗せ帰路についた。
前回までのお話はこちら茂造さんを連れ、急いで家に戻ったかつおさん。業者さんに遅れて申し訳ありませんと謝った。そしてIHコンロへの交換工事が始まった。か「じいさんは部屋でテレビでも見よってくれな」茂「おう」おとなしく自室へいきテレビをつける。大音量が聞こえ
前回までのお話はこちらか「あんなアホの相手しよったら頭がおかしくなるわ」ブリブリ怒りながら自宅に戻った。かつおさんのストレスはMAXのようだ。か「それより聞いてくれ!今日はほんまに疲れたわ」そりゃあ今日はスケジュールがびっしりやったもんな。疲れたやろう。か
前回までのお話はこちら綿子さんが食パンを冷凍庫に入れている時、電話が鳴った。綿子さんちの冷凍庫はいつから入っていたのか分からない冷凍焼けした食材が大量に入っていて、いつもパンパンだ。そこに食パンを2袋入れようと格闘していたので手が離せない。綿「かつお、電
前回までのお話はこちらとにかく長居はしたくないかつおさんとわたしは早々に引き上げようとしてたんだけど買い物袋が目に入った。好「これなに?」か「さっき買い物してきた分や」買い物?こないだ買い物して冷蔵庫にはかなりの食材が入っているはずなのに?買い物大好き綿
前回のお話はこちらとりあえずIHの使い方のレクチャーが終わると綿子さんは病院から持ち帰った荷物の中から何やら箱を出してきた。立派な羊羹が2本入っている。綿「これ病院でもろたんや。好子さん1本あげるわ」好「えっ!誰がくれたん?」綿「病院の人や」なんだって⁈好
とうとう綿子さんが退院して家に帰ってきた。たったそれだけの事なのにもの凄ーーく色々なことが起こった1日だった。長くなるので何回かに分けて書いていこうと思います。いよいよ綿子さんが退院して来る。ちょっぴり憂うつになりつつ家路についた。自宅に戻るとかつおさんの
いよいよ今日は綿子さんの退院日だ。そしてガスコンロをIHクッキングヒーターに交換する工事日でもある。先日、ガスコンロは危ないことが発覚しIHに交換することにしたのだ。そしてこの工事も電力会社へ申請を出したりしてすぐ工事を始められなかったのだ。が、なんとか
綿子さんの退院日が決まったがリフォームがまだ終わっていない。段差解消リフォームはあと土間うちと最後の仕上げを残すのみだがトイレのリフォームはまだ始まってもいない。本当は入院中に終わらせたかったのだが、なかなか思うようにはいかない。段差解消リフォームは予定
綿子さんはもうすっかり良くなったよう。本当はもっと入院していてほしいがそろそろ限界のようだ。(本音をいえば一生入っていてほしい)またちょこちょこ電話をかけてくるようになった。仕方ないということで23日の木曜日に退院させようとかつおさんと話し合った。でも”退
茂造さん家の庭はちょっとした日本庭園風だ。(ちょっとオーバーかな)昔、田んぼに道路がかかって臨時収入があった時に造ったそうだ。わたしが結婚した頃は水泉に水が張ってあってコイが何匹も泳いでいた。子供が生まれたとき、事故が起きたらいけないからとカラ水泉にして
ところでトイレのリフォームの方はどうなっているのかといえば実は全く進んでいない。役所に下水道工事の申請を出したところでストップしているのだ。なんでも風呂の排水を下水管に繋ぐためにパイプをはわすのだが、そのパイプがほんの少し敷地からはみ出てしまうという事で
前回までのお話がこちら土間うちも介護保険の申請をすることになったので許可が下りるまで工事はストップしている。が、壁に開けた入り口にドアを取り付けるために建具屋さんが来た。入り口上部のリビングの外側の壁にレールを付けて吊り下げ式の扉を付ける算段だった。が、
前回のお話はこちら今日から工事が始まった。とりあえず初日の今日はかつおさんが休みを取って立ち会った。わたしは会社から戻るとワクワクしながら茂造さん家を見に行った。うわー!すごーい!床がキレイに切り取られ、壁にドア一枚分の穴が開いている。よく見ると以前ここ
先日、トイレのリフォームを決意し、業者さんと契約を結んだのだがついでと言っちゃあなんだがあの危険な犬走りを通らず玄関の外へ出られるよう段差解消リフォームも行うことにした。上の図の赤い斜線の部分をリフォームするのだ。この部屋は今はリビングで茂造さんが自室と
夕方、帰宅してポストを覗くと1通の手紙が届いていた。封筒に【介護認定結果在中】と書いてある。先日、綿子さんの区分変更の申請をした結果だ。首を長くして待っていたというより調査員が聞き取りに来た時の状況から半ばあきらめていたのであっ、とうとうきたなって感じだっ
月曜日の朝、電話が鳴った。観念したのかこのところすっかり電話をかけてこなかった綿子さんからかと身構えながら電話に出たかつおさん。か「はい、かつおです。」相手「-------」か「おう。今から持って行くわ」電話の相手は茂造さんのようだ。か「わかったわ。すぐ
茂造さん デイサービスに行く日の朝は着替えをするというのが定着してきた。が、慣れって怖い。か「じいさん、まだ着替えてないんか。今日デイの日やろ。」ちょっと責めるような口調のかつおさん。すると茂「デイに行く日は着替えなイカンっていう規則でもあるんか!」とモ
茂造さんがデイサービスに行く日は、「これに着替えて行きなよ」とかつおさんが服を一式用意している。茂造さんは素直に着替えている。今まで着たきり雀だったのがわりと着替えるようになり、加齢臭も大分ましになった。以前は玄関を開けると加齢臭が漂っていた。マスク越し
茂造さんは自宅にいる時、ほとんどの時間を自室の布団の上で過ごす。自室といっても元はリビングだった部屋だ。茂造さんちにはテレビが3台ある。リビングと台所と寝室の3部屋にある。以前は寝室で綿子さんと布団を並べて寝ていたのだがテレビ大好き茂造さんは1日中テレビをつ
それにしても綿子さんは化粧品にはお金を惜しまない。ちょっと前までは訪問販売のけっこうお高い化粧水、乳液、美容クリームの3点セットを長年使っていた。このところ入院が続いたので注文のタイミングを逃したのか、かつおさんと買い物に行ったついでに市販の化粧水を買って
また電話が鳴った。この間の事があったのでかつおさんはしぶしぶ電話に出た。やっぱり綿子さんからだった。綿子さんの声を聞いたとたん、かつおさんのテンションが下がる綿「かつおな?」か「そうや。」綿「化粧水がもう無いきん、こないだ買った新しいのを持って来てくれん
仕事中、かつおさんから携帯に電話がかかってきた。また何事??と思い急いで電話に出たらみどり整形の看護師さんから電話がかかってきたとの事。綿子さんに退院したいから息子に連絡してくれと頼まれたというのだ。か「いやあ、まだ入院させといてもらえんのですかねぇ。
早朝、電話が鳴った。2階で寝ていたんだけど遠くでトゥルルルル・・・トゥルルルル・・・と鳴っている電話の音で目が覚めた。まだ暗い。何事??急いでかつおさんを起こす。好「かつおさん、電話が鳴っとるで。」か「こんな朝はようから誰やねん。 どうせババァやろ。」好
前回までのお話がこちらとにかくリフォームする事は決まった。後は工事中、綿子さんをどうするかだ。強引に話を進めているのを綿子さんは知らない。いざ工事が始まった時の対応を考えていた。そんな時だった。綿子さんが自転車で転んで入院したのは。これはラッキー!入院中
↓前回までのお話がこちらところでトイレのリフォームって介護保険の住宅改修ってのが使えるんじゃない?業者さんに訊くと「和式のトイレを洋式に変えるから使えると思いますよ」とのことだった。それにはケアマネの川上さんと打ち合わせをしなくてはならないらしい。川上さ
↓前回までのお話はこちら帰宅したかつおさんに庭先での綿子さんとのやりとりを伝えるとか「はあー!? そんなこと言うたって茂造さんがあんな狭いトイレでちゃんとできるわけないやん! どーせすぐドブにションベンしたり、畑にクソまくわ!!」まだまだ止まら
前回までのお話はこちら次の日、かつおさんは所用で出かけていた。わたしとハルちゃんは庭で車を洗っていた。そこへ綿子さんがやってきて言った。綿「昨日、かつおがトイレのリフォームやらんかって言うとったんやけど、やっぱりもったいないきん、せんって言うといてくれる
前回のお話かつおさんは決意した。とりあえず見積もりをとって具体的な金額とプランを見せて説得しよう。そこで業者さんを探して事情を話し、見積もりを依頼した。綿子さんを説得する。か「綿子さん、茂造さんのためにもトイレをリフォームしようや。」綿「もったいないが。
実は今回の綿子さんの入院中にやり遂げなければならない重大なミッションがある。”トイレのリフォーム”だ。茂造さん&綿子さんが住む家は田舎の農家の大きくて立派な古民家だ。そう、とにかく古いのでトイレは和式でくみ取りなのだ。今は和式便器の上にプラスチック製の簡
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4月8日 月曜日もうすっかり体調は戻った。熱もない。なので仕事帰りにいぶきの森へ寄った。茂造さんの洗濯物と綿子さんの洗濯物を回収した。二人分だから大量だよねと思っていたのだがそうでもない。このところ暖かかったからか上着一枚分少ない。なので5㎏の洗濯機でも一度
4月7日 日曜日今朝起きて熱を測ると37.2度だった。大分下がったやん!良かった。結局、昼頃にはすっかり下がり、平熱に戻った。けれど大事を取って今日は出かけず一人でゆっくり過ごすことにした。綿子さんの洗濯物が気になるが、かつおさんはいない。かつおさんは絶賛趣味を
4月6日 土曜日かつおさんは今週火曜日からまたも出張へ出ている。来週の土曜日までの仕事だ。そしていつもなら週末は帰宅するのだが、今回は帰らないそうだ。北陸新幹線の延伸した区間、金沢~敦賀間に乗車しに行くそうだ。茂&綿が入所して以来、すっかり趣味を満喫している
4月1日 月曜日かつおさんはいぶきの森の草野マネージャーに電話をかけた。先日、綿子さんから電話がかかってきたことを伝えるためだ。2度も携帯電話からかかってきたんだからやっぱり伝えておくべきだと思ったからだ。 ※電話がかかってきた時の話はこちら ※1回目はこち
3月31日 日曜日宅配便で茂造さんのストーマの装具が届いた。明日いぶきの森へ届けに行こう。茂造さんが使っている装具はツーピースと呼ばれるものだ。真ん中に穴が開いている面板と呼ばれる板状のものを人工肛門のまわりに貼り、この面板にパウチと呼ばれる便を貯める袋を取
3月31日 日曜日2日間の旅行から戻り結構疲れていたのか朝はなかなか起きられなかった。が、ゆっくりしてはいられない。洗濯したら実家の買い物同行へ。いつもは土曜日に行くのだが今週は日曜に変更してもらっていた。そして買い物同行を終えるといぶきの森へ綿子さんの洗濯物
そうそう、高野山といえば思い出すのが 、綿子さんの「このしきびはわたしが高野山で買ってきて植えたのに!」というセリフだ。昨年のお正月休みに畑の隅で大きくなり過ぎていたしきびの剪定をしたら、このセリフを何度も何度も言われたのを思い出す。高野山に来たらこの時の
3月30日 土曜日旅行2日目。南海電鉄に乗り高野山へ向かった。極楽橋駅に着くとケーブルカーに乗り換え高野山駅を目指す。電車は比較的空いていたので気付かなかったが、ケーブルカーに乗り込むと、ここも8割がた外国人だ。やはり有名な歴史ある観光地は外国人だらけのようだ
ひき続き29日 金曜日さあ気を取り直し、茂&綿のことは一旦忘れて楽しもう。まずは大阪へ。かつおさんの趣味は遍路のほかにもう一つある。乗り鉄だ。なんと全線完乗しているそうだ。全国の鉄道路線を全て乗りつくしているのだ。これも全国各地へ出張が多いおかげなのだ。しか
3月29日 金曜日今日からかつおさんと一泊二日の旅行へ。一番の目的は高野山だが、それは二日目。まずは大阪へ向かう。向かっている道中かつおさんが「そうや!言うの忘れとったけど昨日また、ばあさんから電話がかかってきたんや」と言い出した。か「いや~昨日は突然花さん
先日の記事でも触れたが、明日からかつおさんと一泊二日の旅行へ出かける。今年の1月末、綿子さんが入所し、やっと一段落ついたのでかつおさんが「旅行に行こう!」と言い出した。そこで以前から行きたかった高野山へ行くことにしたのだ。かつおさんは四国八十八か所巡礼が趣
昨日の続き花さん達を見送った後、か「いや~、びっくりしたなぁ~」好「ほんまやで~。帰って来たら庭におったんやで。焦ったわ~」か「花さんらしいわ。昔からおおらかで無頓着な人なんや~。でも会えてよかったわ~。もう何年も会うてなかったからなぁ~。美人三姉妹にも
昨日の続き茂造家の玄関を開けみんなを招き入れた。まだ出したままの雛人形はあるし、先日仏間の掃除をして引っ張り出した線香や古い仏具が乱雑に並んだままだ。参ったなぁ。好「すいません、この間、そこの仏壇の横を掃除してたんですけど、どうやって処分したらいいのか分
3月28日 木曜日今日は木曜日。いつものように仕事帰りにいぶきの森へ茂造さんの洗濯物を回収に寄った。本当は買い物に寄りたいところがあったのだが、小雨が降っていて面倒くさくなってそのまま家に戻った。家の近くまで帰って来ると我が家の庭に一台車が停まっているのが見
3月24日 日曜日昨日は綿子さんの面会のためいぶきの森へ行ったが、入浴前だったため洗濯物が回収できなかった。今日はいろいろ忙しくしていたので洗濯物を取りに行くのは3時過ぎになってしまった。もちろんかつおさんと一緒に向かった。いつものようにかつおさんが玄関で待機
昨日の続き綿子さんをホールに送り届けた草野マネージャーが戻って来た。わたしはさっきの話をぶつけてみた。好「綿子さんがお金を持って来てくれって言うんです」草「えっ?お金ですか?」好「はい。なんでも今月末に帰国するスタッフに世話になったからみんなでお金を渡す
昨日の続き重い空気に耐えかねてこっそり時計を見た。既に10分経っている。えっ?どういう事?なんでタイマー鳴らないんだ?もしかしてスタートボタンを押せてないんじゃ?どうしようと考えあぐねていたら草野マネージャーがやって来た。助かったー。草野マネージャーもなか
昨日の続きしばらく沈黙が続いた後、それを破ったのは綿子さんだった。綿「ところで私、3月31日で退院しようと思うんや」はあ!?また寝ぼけたことを!相変わらず退院って言うてるけどそれを言うなら退所やん。けどそんなことどっちでもいいからスルーする。慌ててかつおさん
昨日の続き綿「おう、そうや!お前に電話しようと思っとったんや。電話してお金を持って来てもらおうと思っとったんや」はあ?!お金?嫌な予感がする。 ※嫌な予感の根拠となる過去のいきさつです (この後も入院するたびいろいろありました)か「お金
3月23日 土曜日11時、かつおさんと綿子さんの面会に行った。昨日電話で話をつけていたのでわたしたちが行くと草野マネージャーがすぐ綿子さんをパーテーションの外に連れてきてくれた。前回同様、面会時間は10分間だ。草野マネージャーがタイマーのスイッチを入れホールに戻
4月6日 木曜日今日も仕事帰りに、いぶきの森へ茂造さんの洗濯物を回収に寄った。この時間になるともう受付に人はいなくて、ほぼ誰とも会うことがない。自動ドアは入る時は問題なく開くのだが、帰る時はスタッフの詰め所につながるボタンを押して解錠してもらわないと開かない
それにしても綿子さんがお金を渡す相手は、若い男性に限られている。いくら女性の看護師さんやデイサービスのスタッフさんが良くしてくれても、お金を渡すことは無い。あと若くない男性にも同じだ。若い男性、これがポイントのようだ。多分、女の人はこういう事をして当たり
昨日の続きそろそろ面会時間も終わる頃、またも綿子さんが「お金が無いんや。もう30円しか無いんや」と言い出したそうだ。か「こないだ2000円渡したやろが。なんで無いんや?そんなにジュース飲んどるんか?」看「たまに飲むくらいですね」か「ほんだら何に使うんや?またリ
昨日の続きそして綿子さんは自分から「まだ痛いから家に帰っても困るから、まだここにいる」と言ったそうだ。以前となら大違いだ。実は綿子さんには茂造さんが入所したことはまだ話していない。家に帰れる状態でもないのに話して、ヤキモキさせても仕方ないし、帰ると言い出
4月1日 土曜日今週初め、いぶきの森の畑田さんの依頼を受けて、帰宅願望が強くなった茂造さんの説得を行ったが、あれ以来連絡は来ていない。茂造さんが落ち着いてくれたのか?それとも息子に頼んでも埒が明かないと悟ったのかは不明だ。とにかく「便りがないのは良い便り」だ
3月27日、月曜日昼休み、かつおさんから電話がかかってきた。いぶきの森の畑田さんから連絡があったそうだ。茂造さんの『家に帰りたい願望』が強くて困っているそうだ。そこで茂造さんを説得しに来て欲しいとお願いされたそうだ。説得してくれと言われても全く自信がないが、
3月24日金曜日日中、いぶきの森の畑田さんから、かつおさんの携帯に連絡があった。茂造さんのおしっこの件で。先週の金曜日に、おしっこが出なくなったので、日に数回導尿をしていると聞いたところだ。この1週間、なんとか自力で出来るようにマッサージをしたりしてみたが、
引き続き20日のことわたしが家に戻って直ぐのこと。かつおさんはわたしの顔を見るなり、ものすごい勢いで喋り始めた。か「ばあさん、進んどるわ」好「進んどるって、何が?ボケが?」か「そう」好「何があったん?」か「今日、みどり整形に支払いに行ったやん。そしたらばあ
3月20日月曜日今日は仕事帰りにいぶきの森へ茂造さんの洗濯物を取りに寄った。今日も汚染バケツではなく、普通の洗濯物の箱に入っていた。量も少ない。月、木の入浴時に着替えるだけで済んでいるようだ。大量に着替えを持って行ったけど、必要なかったようだ。これなら週2回
昨日の続きいぶきの森でかつおさんと各担当者さんとの打ち合わせが終わると、マネージャーの畑田さんとリハビリ担当の方が茂造さんの家を見にやって来た。いぶきの森は介護老人保健施設、よく老健と呼ばれるものだ。この介護老人保健施設とは、病院での入院を終えた高齢者が
3月17日金曜日今日はいぶきの森で茂造さんの介護に携わる人達で打ち合わせをするのでお越しくださいということで、夕方、かつおさんは会社を早退していぶきの森を訪問した。多分、皆が集まって「サービス担当者会議」というのをするのだろう、そう思っていたが、少々違ってい
3月16日、木曜日仕事帰りにいぶきの森へ、茂造さんの洗濯物を取りに寄った。また汚染物用バケツの中に入っているんだろうと、真っ先にバケツを見たのだが、そこには無かった。普通の洗濯物が入れられている箱の中にあった。先日、洋式便座に座って用を足すようになったのでズ
3月13日月曜日今日は夕方、会社の帰りにかつおさんがいぶきの森に寄った。金曜日に入所の契約書類を預かっていた。それににサインをしたものをマネージャーに提出するためだ。実は先週6日に契約したと思っていたのは誤りで、6日は正式申込みだったのだそうだ。今回、入所が決
3月12日、日曜日今日はかつおさんと茂造さんが入所しているいぶきの森へ行った。しょっちゅうお漏らししている茂造さんのために、ズボンや靴下やズボン下を大量に持って行った。いぶきの森では洗濯物は持ち帰って自宅で洗わないといけないそうだ。どうしてもできないと言う
3月11日土曜日今日はかつおさんは仕事に行った。このところかなり休みを取ったのでみんなに迷惑をかけている。今、仕事も忙しい時期らしい。なので少しでもカバーしようと休日出勤したのだ。茂造さんが入所したのでやっと仕事にも打ち込めるのだ。仕事に行ったかつおさんに代
3月10日金曜日今日は茂造さんが胃カメラの検査を受ける。佐藤病院から付き添いをお願いしますと頼まれていたので、かつおさんが付き添った。そして検査の結果、胃にも食道にも食欲不振の原因は無かったそうだ。でも相変わらず、三度の食事はあまり食べないそうだ。しかし夜間
3月9日木曜日昨夜は1週間ぶりに自宅のベッドで寝たかつおさん。ゆっくり眠れたかと思ったが、早朝4時ごろには目が覚めてしまったらしい。このところ細切れにしか寝れなかったのが習慣になってしまったのか?一度目が覚めたが、もう一度寝たそうだ。そしてこの日、いぶきの森
引き続き、8日のことこれは8日の早朝のことだ。かつおさんは茂造さんの声で目が覚めたそうだ。茂造さんは大きな声で(耳がとおい人あるある)何か喋っている。独り言だ。眠れなくなったかつおさんは茂造さんが何を喋っているのか聞いてみたそうだ。よく聞いていると「私の父親
3月8日水曜日今日もかつおさんは半休をとった。茂造さんを10時にいぶきの森に送って行かなくてはならないからだ。昨日、急きょ3日間のショートステイが決まったため、送迎までは手が回らないそうだ。10時に連れてきてくださいとお願いされた。今朝も茂造さんはバナナを4分の1
昨日の続きとりあえず今晩は家で過ごさなくてはならない。しっかり見守らないと。9時過ぎ、見守りカメラを覗いた。台所に茂造さんの姿はなかった。トイレかな?しばらく待ってみたがなかなか戻ってこない。カメラを動かしてみると、茂造さんは洗面所にいるようで、腕が少しだ