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2021/10/04

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  • 2024年1月2月に読んだ本

    2024年1月2月に読んだ本をまとめました。 人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。 私の満足度・おススメ度で★をつけています。 ★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している! ★★★★ とても良

  • 2024年 本屋大賞

    2024年 本屋大賞ノミネート作品 本屋大賞発表は 4月10日 本屋大賞とは、全国の書店員が選んだ「いちばん!売りたい本」です。 書店に行くと、多くの本が並んでいますが、どれを買ったらよいか迷いますよね。書店員さんは毎日書籍に触れていて、た

  • まいまいつぶろ 村木 嵐

    ~そなたは決して、長福丸様の目と耳になってはならぬ~ こんにちは、くまりすです。今回は直木賞候補作・村木嵐『まいまいつぶろ』をご紹介いたします。 story: 口がまわらず、誰にも言葉が届かない。歩いた後には尿を引きずった跡が残るため、まい

  • 2023年12月に読んだ本

    2023年12月に読んだ本をまとめました。 人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。 私の満足度・おススメ度で★をつけています。 ★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している! ★★★★ とても良か

  • 2023年10月11月に読んだ本

    2023年10月・11月に読んだ本をまとめました。 人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。 私の満足度・おススメ度で★をつけています。 ★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している! ★★★★ と

  • SF小説・海外篇

    なぜ、いまSFなのか SFでしか得られない価値があると言う。 現代に蘇った恐竜、未確認生命体とのコンタクト。時間を遡る冒険に、放射能により汚染された地球…。 テクノロジーの進化による未来の構想図に興奮を覚えたり、科学と政治が絡み合った黙示禄

  • 眠れない一族 ダニエル・T.マックス

    ~食人の痕跡と殺人タンパクの謎・まるで生物のように増殖して感染を引き起こすたんぱく質~ こんにちはくまりすです。今回はメディカルミステリー『眠れない一族』をご紹介いたします。 story: ヴェネツィアのある高貴な貴族出身の一族は、謎の不眠

  • 黄色い家 川上 未映子

    ~「死ぬまで金の心配しなくていいところに生まれて育つって、どんな気持ちなんだろうね」~ こんにちは、くまりすです。今回は今、注目を集めている作家・川上未映子『黄色い家』をご紹介いたします。 story: 十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」

  • 2023年8月9月に読んだ本

    2023年8月・9月に読んだ本をまとめました。人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。私の満足度・おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★ とても良かった

  • 近畿地方のある場所について 背筋

    ~見つけてくださってありがとうございます。~こんにちはくまりすです。今回はネットでも話題の『近畿地方のある場所について』をご紹介いたします。story:近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。(

  • 小説原作の映画化作品一覧

    書店で本を選ぶ時に、ポスターや本の帯などに映画化の文字があると、ついつい手が伸びてしまいますよね。映画化されるくらい面白くお勧めの小説であることと、その時代における大多数のニーズに合った内容だと受け取れるからでしょうか。星の数ほどある作品の

  • 私たちの世代は 瀬尾まいこ

    ~明日が怖いものではなく楽しみになったのは、あの日からだよ~こんにちはくまりすです。今回は「コロナ禍」の子供たちの姿を描いた瀬尾まいこの『私たちの世代は』をご紹介いたします。story:小学三年生になる頃、今までにない感染症が流行し二人の少

  • ハンチバック 市川 沙央

    ~”私はあの子たちの背中に追い付きたかった” 凄まじい熱量の芥川賞受賞作~こんにちはくまりすです。今回は芥川賞受賞作品・市川沙央の『ハンチバック』をご紹介いたします。story:第169回芥川賞受賞。選考会沸騰の大問題作!「本を読むたび背骨

  • 読書ブログ6月7月に読んだ本

    2023年6月・7月に読んだ本をまとめました。人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。私の満足度・おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★ とても良かった

  • 木挽町のあだ討ち 永井 紗耶子

    ~人生に脇役はいない。芝居に救われた人たちの物語~こんにちはくまりすです。今回は直木賞候補作・永井紗耶子の『木挽町のあだ討ち』をご紹介いたします。story:疑う隙なんぞありはしない、あれは立派な仇討ちでしたよ。芝居町の語り草となった大事件

  • 踏切の幽霊 高野 和明

    ~マスコミには決して書けないことがある――心に残るゴースト・ストーリー~こんにちはくまりすです。今回は直木賞候補作品・高野和明『踏切の幽霊』をご紹介いたします。story:マスコミには、決して書けないことがあるー都会の片隅にある踏切で撮影さ

  • 正欲 朝井 リョウ

    ~「多様性、という言葉が生んだものの一つに、おめでたさ、があると感じています。」波紋を呼んだベストセラー小説~こんにちはくまりすです。今回は人気作家・朝井リョウの話題作『正欲』をご紹介いたします。story:自分が想像できる“多様性”だけ礼

  • アメトーーク!「読書芸人」2023で紹介された本

    2023年4月20日(木)に放送された「本屋で読書芸人」のコーナーで紹介された本をまとめました。5人の芸人さんによるおススメ本一覧です。各々7~8冊紹介されているので、なんと総数37冊の特大ボリュームに!!読了本には感想を簡単に書いています

  • 52ヘルツのクジラたち 町田 そのこ

    ~あたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ。いつだって聴こうとするから、だからあんたの、あんたなりの言葉で話しな。~こんにちはくまりすです。今回は本屋大賞受賞作品、町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』をご紹介いたします。sto

  • 読書ブログ2023年5月に読んだ本

    2023年5月に読んだ本をまとめました。人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。今回から私の満足度、おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★ とても良かっ

  • レペゼン母 宇野 碧

    ~「親ってすごく鈍感な生き物だよ。自分の言動が子供にどんなに消えないインパクトを与えるか、わかろうとしない」~こんにちはくまりすです。今回は宇野碧の『レペゼン母』をご紹介いたします。story:和歌山県の山間の町に住む深見明子。穏やかに暮ら

  • くもをさがす 西 加奈子

    ~カナダで、がんになった。「私は弱い。徹底的に弱い」。でもーーあなたに、これを読んでほしいと思った。祈りと決意に満ちた著者初のノンフィクション~こんにちはくまりすです。今回は話題のノンフィクション、西加奈子「くもをさがす」をご紹介いたします

  • 読書ブログ2023年3月4月に読んだ本

    302023年3月・4月に読んだ本をまとめました。基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。今回から私の満足度、おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★

  • 成瀬は天下を取りにいく 宮島 未奈

    ~「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説!~こんにちはくまりすです。今回は今話題の小説・宮島未奈の「成瀬は天下を取りにいく」をご紹介いたします。story:中2の夏休みの始まりに、幼馴

  • 月と散文 又吉 直樹

    ~「センチメンタルが生み出す爆発力、ナイーブがもたらす激情」又吉さんの感性がつまった散文集~こんにちはくまりすです。今回は芥川賞作家・又吉直樹の『月と散文』をご紹介いたします。story:いろんなものが失くなってしまった日常だけれど、窓の外

  • SF小説10選(国内篇)

    SFとは何か?正体不明の感染症が流行し、人類が未曾有の危機に陥った2020年。まるでコロナパンデミックを予見していたかのような小松左京のSF小説『復活の日』が話題になりました。感染症が風邪のウィルスであることや、人が姿を消した街の風景など似

  • ゴリラ裁判の日 須藤 古都離

    ~我々は、ゴリラへの数々の非礼を心から詫びるべきである~(京極夏彦氏コメントより)こんにちは、くまりすです。今回はメフィスト賞満場一致の受賞作品・須藤古都離『ゴリラ裁判の日』をご紹介いたします。story:カメルーンで生まれたニシローランド

  • ラブカは静かに弓を持つ 安壇 美緒

    ~武器はチェロ。潜入先は音楽教室。心震える「スパイ×音楽」小説~こんにちはくまりすです。今回は本屋大賞候補作品の安壇美緒『ラブカは静かに弓を持つ』をご紹介いたします。story:少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇。以来、深海の悪夢に

  • 推し、燃ゆ 宇佐見 りん

    ~"推し事"を通して描かれる喜びや苦悩や葛藤や虚無感。"重さ"がズシンと心に響く物語~こんにちは、くまりすです。今回は芥川賞受賞作品宇佐見りんの『推し、燃ゆ』をご紹介いたします。story:推しが炎上した。ままならない人生を引きずり、祈るよ

  • 2023年1月 2月に読んだ本

    2023年1月・2月に読んだ本をまとめました。基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。今回から私の満足度、おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★

  • 蓼科親湯温泉に行ってきました

    今年のお正月明けに蓼科親湯温泉に行ってきました。きっかけはこの、本棚に囲まれたお洒落なLibrary Loungの写真。このお宿の写真を一目見た時から虜になり、今回念願叶って泊まれることに。訪れてみると、その期待を上回る素晴らしさで、旦那を

  • 君のクイズ 小川哲

    ~彼はなぜ、正答できたのか?知的興奮に満ちた超エンターテインメント小説~こんにちはくまりすです。今回は直木賞作家・小川哲の『君のクイズ』をご紹介いたします。story:生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三

  • 荒地の家族 佐藤 厚志

    ~あの災厄から十年余り、男はその地を彷徨いつづけた。~こんにちはくまりすです。今回は芥川賞受賞作品・佐藤厚志の『荒地の家族』をご紹介いたします。story:元の生活に戻りたいと人が言う時の「元」とはいつの時点かーー。40歳の植木職人・坂井祐

  • この世の喜びよ 井戸川 射子

    ~思い出すことは、世界に出会い直すこと。言葉にならない感情を呼びさましていく傑作小説集。~こんにちは、くまりすです。今回は芥川賞受賞作、井戸川射子『この世の喜びよ』をご紹介いたします。story:娘たちが幼い頃、よく一緒に過ごした近所のショ

  • 2023年 本屋大賞ノミネート作品

    2023年 本屋大賞ノミネート作品結果発表は2023年4月12日です本屋大賞とは、全国の書店員が選んだ「いちばん!売りたい本」です。書店に行くと、多くの本が並んでいますが、どれを買ったらよいか迷いますよね。書店員さんは毎日書籍に触れていて、

  • 地図と拳 小川 哲

    ~地図の歴史は人類の歴史だった。圧倒的スケールで描かれたSF歴史小説~こんにちは、くまりすです。今回は直木賞受賞作品、小川哲の「地図と拳」をご紹介いたします。story:「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」日本からの密偵に帯同し、通

  • しろがねの葉 千早 茜

    ~「ただ、信じるものがないとな、あの闇には耐えられんのじゃ」過酷な環境で生き抜いた女性の生涯~こんにちは、くまりすです。今回は千早茜の直木賞候補作品『しろがねの葉』をご紹介いたします。story:戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天

  • 読書ブログ2022年12月に読んだ本

    2022年12月に読んだ本をまとめました。基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。今回から私の満足度、おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★ とて

  • 2022年閲覧数ランキング

    2022年閲覧数ランキング(集計期間2022年1月1日~2022年12月4日)本年も余日少なくなってまいりました。いつも読書感想・紹介記事をお読みくださり、ありがとうございます。昨年立ち上げましたこの「主婦の気ままな読書ブログ」も好評で、「

  • 読書ブログ2022年10月11月に読んだ本

    2022年10月・11月に読んだ本をまとめました。基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。今回から私の満足度、おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★

  • 機械仕掛けの太陽 知念 実希人

    ~現役医師として新型コロナを目の当たりにしてきた人気作家が満を持して描く、コロナ禍の医療現場のリアル~こんにちは、くまりすです。今回は作家と医師の2つの顔を持つ知念実希人の『機械仕掛けの太陽』をご紹介いたします。story:これは未知のウイ

  • 月の立つ林で 青山 美智子

    ~似ているようでまったく違う、新しい一日を懸命に生きるあなたへ。~こんにちは、くまりすです。今回は2年連続本屋大賞2位の青山美智子の『月の立つ林で』をご紹介いたします。story:最後に仕掛けられた驚きの事実と読後に気づく見えない繋がりが胸

  • 自転しながら公転する 山本 文緒

    ~恋愛、仕事、家族のこと。全部がんばるなんて、無理!~こんにちは、くまりすです。今回は、直木賞作家山本文緒の『自転しながら公転する』をご紹介いたします。story:母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都(みやこ)。アウトレットモールのアパ

  • 食べ物小説10選

    日本の食文化ある外国人が日本のバラエティ番組を見て、ものを食べているシーンが多いことにとても驚いたそうです。「人がものを食べているのを見て何ががそんなに面白いのか」という疑問が湧くのだとか。確かによく見かけますね。美味しそうなものを目にする

  • 宙ごはん 町田そのこ

    ~きっと、この物語はあなたの人生を支えてくれる~こんにちは、くまりすです。今回は本屋大賞受賞作家町田そのこの『宙ごはん』をご紹介いたします。story:宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど

  • アーモンド ソン・ウォンピョン

    ~"感情"がわからない少年・ユンジェ。ばあちゃんは、僕を「かわいい怪物」と呼んだー。~こんにちは、くまりすです。今回は2020年の本屋大賞翻訳部門1位のソン・ウォンピョン『アーモンド』をご紹介いたします。story:扁桃

  • ライオンのおやつ 小川 糸

    ~「人生の最後に食べたい“おやつ”はなんですか」毎日をもっと大切にしたくなる物語~こんにちは、くまりすです。今回は2020年本屋大賞2位の小川糸『ライオンのおやつ』をご紹介いたします。story:人生の最後に食べたいおやつは何ですかーー若く

  • ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズ

    ~広大な湿地でたったひとり生きる少女に、ある殺人の容疑がかかる~こんにちは、くまりすです。今回は2021年本屋大賞翻訳部門1位の世界的ベストセラー小説、ディーリア・オーエンズ「ザリガニの鳴くところ」をご紹介いたしますstory:ノース・カロ

  • 読書ブログ2022年8月・9月に読んだ本

    2022年8月・9月に読んだ本をまとめました。基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。今回から私の満足度、おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★

  • 傲慢と善良 辻村 深月

    ~圧倒的な筆力で人間を描き切る。辻村深月の恋愛小説~こんにちは、くまりすです。今回は人気作家、辻村深月の「傲慢と善良」をご紹介いたします。story:婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うこと

  • 掌に眠る舞台 小川 洋子

    ~演じること、観ること、観られること。ステージの彼方と此方で生まれる特別な関係性を描き出す、極上の短編集~こんにちは、くまりすです。今回は海外でも高い評価を得ている日本を代表する作家、小川洋子の『掌に眠る舞台』をご紹介いたします。story

  • 匿名 柿原 朋哉

    ~「秘密は、あたしを自由にしてくれる。」匿名時代の若者の姿を描く~こんにちはくまりすです。今回は、超人気YouTuber・ぶんけいさんこと柿原朋哉の渾身の初小説『匿名』をご紹介いたします。story:覆面アーティストとして活躍するFと、ファ

  • アイドル2.0 コムドット やまと

    ~「地元ノリを全国へ」日本一売れるホームビデオを作ってやろうと思ったのだ~こんにちはくまりすです。今回は今話題の5人組YouTuber「コムドット」のリーダーやまとの2冊目の著書「アイドル2.0」をご紹介いたします。story:「コムドット

  • 夜に星を放つ 窪 美澄

    ~「ふと、この芽を摘んでしまおうか、という残酷な思いがわき起こる」人間誰しもが持つ、光と影の輝き~こんにちは、くまりすです。今回は直木賞受賞作品、窪美澄「夜に星を放つ」をご紹介いたします。story:かけがえのない人間関係を失い傷ついた者た

  • 汝、星のごとく 凪良 ゆう

    ~「わたしは愛する男のために人生を誤りたい。」あまりにも切ない愛の物語~こんにちは、くまりすです。今回は本屋大賞受賞作家凪良ゆうの恋愛小説『汝、星のごとく』をご紹介いたします。story:風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海と、自由奔放

  • 文豪たちの妙な話

    ~なぜ、こんな話を?誰もが知る文豪が終結。異色のミステリーアンソロジー~こんにちはくまりすです。今回は日本文学史に名を残す文豪たちのアンソロジー『文豪たちの妙な話』をご紹介いたします。story:夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介、梶井基次郎、佐

  • 武家屋敷の幽霊 ~私の心霊体験~

    夏のお盆シーズンになると毎年、心霊にまつわるTV番組が放送されます。私の小さい頃は怖いもの見たさもあり、毎年それを楽しみにしていた部分がありました。しかし、ある出来事をきっかけにそういった番組を一切見なくなってしまったのです。この世とあの世

  • 微ホラー小説10選

    暑い夏は怪談話で涼しく…お盆頃によく語られる怪談。一口に怪談と言っても、幽霊や妖怪など様々な話がありますね。鬼、天狗、河童、神隠し、怨霊、座敷わらし、ろくろ首…私たちは子供の頃から多くの妖怪や怪談に慣れ親しんできました。個性豊かで神秘的な妖

  • 読書ブログ2022年6月・7月に読んだ本

    2022年6月・7月に読んだ本をまとめました。基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。今回から私の満足度、おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★

  • おいしいごはんが食べられますように 高瀬 隼子

    ~「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。~こんにちは、くまりすです。今回は芥川賞受賞作品、高瀬隼子の「おいしいごはんが食べられますように」をご紹介いたします。story:職場で

  • 生のみ生のままで 綿矢 りさ

    ~「最初からずっと好きだった」女性同士の鮮烈なる恋愛小説。島清恋愛文学賞受賞作~こんにちは、くまりすです。今回は歴代最年少の芥川賞受賞作家、綿矢りさの『生のみ生のままで』をご紹介いたします。story:25歳、夏。逢衣は恋人の颯と出かけたリ

  • 熱源 川越 宗一

    ~降りかかる理不尽は「文明」を名乗っていた。樺太アイヌの戦いと冒険を壮大なスケールで描く、歴史小説~こんにちはくまりすです。今回は直木賞受賞作川越宗一『熱源』をご紹介いたします。story:故郷を奪われ、生き方を変えられた。それでもアイヌが

  • チュベローズで待ってる 加藤 シゲアキ

    ~「だらからな、ホスト。やるんやな?」野心と策略とが渦を巻く、最も危険なエンタテインメント~こんにちはくまりすです。今回はジャニーズNEWSと作家の2つの顔を持つ加藤シゲアキの「チュベローズで待ってる」をご紹介いたします。story:AGE

  • 爆弾 呉 勝浩

    ~「でも、爆発したって、別によくないですか?」正義と国民の命を懸けた駆け引きが今始まる~こんにちは、くまりすです。今回は直木賞候補作品、呉勝浩の「爆弾」をご紹介いたします。story:無差別爆破テロ。動機も目的もわからない。爆弾の在り処の手

  • 傑作はまだ 瀬尾 まいこ

    ~本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』と対になる家族の物語~こんにちはくまりすです。今回は本屋大賞受賞作家、瀬尾まいこの「傑作はまだ」をご紹介致します。story:「永原智です。はじめまして」。そこそこ売れている50歳の引きこもり作家

  • むらさきのスカートの女 今村 夏子

    ~〈わたし〉が望むものは何なのか?話題沸騰!19万部突破の芥川賞受賞作~こんにちはくまりすです。今回は芥川賞受賞作品、今村夏子『むらさきのスカートの女』をご紹介いたします。story:「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方

  • 姑の遺品整理は、迷惑です 垣谷 美雨

    ~「どうしてこんなに溜め込むの!?」誰もが直面する“人生の後始末”をユーモラスに描く「実家じまい」応援小説~こんにちはくまりすです。今回は映画化された『老後の資金がありません』など主婦目線の小説でおなじみの垣谷美雨「姑の遺品整理は、迷惑です

  • 初夏・梅雨に読みたい小説10選

    晴耕雨読。しとしとと降る雨の音を聞きながら本を読む。梅雨のこの時期の読書はいつもと違った風情がありますね。しかし、5,6月は本が売れない時期とのこと。雨のため書店へ足を運ぶ機会が減るというのがその理由のようです。最近は家に居ながらでも本が購

  • 2022年4月・5月に読んだ本

    2022年4月・5月に読んだ本をまとめました。基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。今回から私の満足度、おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★

  • 2022年4月・5月に読んだ本

    2022年4月・5月に読んだ本をまとめました。基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。今回から私の満足度、おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★

  • うつくしが丘の不幸の家 町田そのこ

    ~「それでもわたしたち、この家で暮らしてよかった」人生の喜びも悲しみもすべて包み込む、本屋大賞受賞作家が贈る傑作家族小説~こんにちはくまりすです。今回は、本屋大賞受賞作家町田そのこの「うつくしが丘の不幸の家」をご紹介いたします。story:

  • かか 宇佐見 りん

    ~「うーちゃんは一刻も早く旅に出る必要があったのです」文藝賞&三島由紀夫賞W受賞のデビュー作!~こんにちは、くまりすです。今回は宇佐美りんの文藝賞&三島由紀夫賞W受賞のデビュー作「かか」をご紹介いたします。story19歳の

  • 名作ミステリー小説10選・国内篇

    ミステリーを堪能する!『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』。今や、ミステリーは世代を問わず人気のあるジャンルですね。ミステリーの始まりはエドガー・アラン・ポーの『モルグ街の殺人』と言われています。その後、日本でも泉鏡花、尾崎紅葉、芥川龍

  • 塞王の楯 今村 翔吾

    ~「最強の楯」×「至高の矛」究極のエンターテインメント戦国小説~こんにちは、くまりすです。今回は、直木賞受賞作品今村翔吾『塞王の楯』をご紹介いたします。story:幼い頃、落城によって家族を喪った石工の匡介。彼は「絶対に破られない石垣」を造

  • 少年 川端 康成

    ~美しい後輩との〈少年愛〉。川端文学の知られざる問題作~こんにちは、くまりすです。今回はノーベル賞作家、川端康成の作品で70年ぶりに復活した「少年」をご紹介いたします。storyお前の指を、腕を、舌を、愛着した。僕はお前に恋していたー。相手

  • 掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン

    ~「他人の苦しみがよくわかるなどという人間はみんな阿呆だからだ。」大反響を呼んだ初の邦訳短編集~こんにちは、くまりすです。今回は本屋大賞〔翻訳小説部門〕第2位のルシア・ベルリン「掃除婦のための手引き書」をご紹介いたします。story:毎日バ

  • 2022年 本屋大賞(4/6更新)

    2022年 本屋大賞本屋大賞とは、全国の書店員が選んだ「いちばん!売りたい本」です。書店に行くと、多くの本が並んでいますが、どの本を買ったらよいか迷いますよね。書店員さんは毎日本に触れていて、多くの本を読まれる方が多いです。また、著者や売れ

  • ベルリンは晴れているか 深緑 野分

    ~圧倒的密度で書かれた歴史ミステリの傑作~こんにちは、くまりすです。今回は、様々なミステリーの賞にランクインした深緑野分の「ベルリンは晴れているか」をご紹介いたします。story:1945年7月、ナチス・ドイツの敗戦で米ソ英仏の4カ国統治下

  • 2022年2月・3月に読んだ本

    2022年2月・3月に読んだ本をまとめました。基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。今回から私の満足度、おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★

  • 春に読みたい小説

    長い冬を終え、暖かい季節になりました。美しい桜に旅情を誘われたり、卒業し、新しい生活が始まったり、春は人との出会いと別れが沢山あるように思います。そんな春にぴったりのおすすめ小説を選びました。気持ちが華やぐ春は読書にも最適の季節。旅の道中、

  • 同志少女よ、敵を撃て 逢坂 冬馬

    第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。独ソ戦、女性だけの狙撃小隊がたどる生と死。こんにちは、くまりすです。今回はアガサ・クリスティー賞受賞作逢坂 冬馬「同志少女よ、敵を撃て」をご紹介いたします。story:1942年、独ソ戦のさなか、モ

  • 流浪の月

    ~愛ではない。けれどそばにいたい。~わたしは、これを、なんと呼べばいいのかわからない。こんにちはくまりすです。今回は映画も公開される本屋大賞受賞作凪良ゆう『流浪の月』をご紹介いたします。story:家族ではない、恋人でもないーだけど文だけが

  • 芥川追想

    芥川の生きた時代の回想こんにちは、くまりすです。今回は生前の芥川龍之介と関わりのあった48人の回想集「芥川追想」をご紹介いたします。story:歿後90年を経て今も読み継がれる作家の愛惜やまざる面影と真実を巡りあった48人が手繰りよせ語る。

  • ムゲンのi

    「僕はククルだよ。君のククルだ。よろしくね、愛衣」~未知なる読書体験~こんにちは、くまりすです。今回は、今若者に大人気の医師と作家2つの顔を持つ知念実希人の本屋大賞ノミネート作品「ムゲンのi」をご紹介いたします。story:眠りから醒めない

  • ブラックボックス 砂川 文次

    ~病気は、コロナに限らず怖くない。怖いのは、体が動かなくなることだ~こんにちはくまりすです。今回は芥川賞受賞作品砂川文次の「ブラックボックス」をご紹介いたします。story:ずっと遠くに行きたかった。今も行きたいと思っている。自分の中の怒り

  • おすすめ恋愛小説 10選

    青春時代の甘酸っぱい恋を思い出したり、もしくはまだ見ぬ運命の人を想像したり…ドキドキや切ない気持ちになる。そんな心にたくさんの刺激を与えてくれる恋愛小説。恋をすると相手の何気ない一言に一喜一憂したりして、知らなかった自分の一面を発見し戸惑い

  • いのちの車窓から 星野 源

    ~自分の体を機関車に喩えるなら、この車窓は存外面白い~こんにちは、くまりすです。今回は、歌手や俳優、エッセイストとしてマルチに活躍されている星野源さん。累計40万部突破のベストセラーエッセイ集「いのちの車窓から」をご紹介いたします。stor

  • 読書ブログ2022年1月に読んだ本

    2022年1月に読んだ本をまとめました。基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。今回から私の満足度、おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★ とても

  • 黒牢城 米澤 穂信

    ~荒木摂津守様、摂津守様はいったい、何をかように恐れておられるのか。~こんにちは、くまりすです。今回は、直木賞、ミステリーなどの賞で6冠、さらに本屋大賞候補作の今話題の歴史ミステリー米澤穂信「黒牢城」をご紹介いたします。story:本能寺の

  • モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語 内田 洋子

    ~小さな村の本屋の足取りを追うことは、人々の好奇心の行方を見ることだった~こんにちは、くまりすです。今回はYahoo! ニュース本屋大賞2018〈ノンフィクション本大賞〉ノミネート作品内田 洋子「モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語」

  • 芥川賞 2021年~2010年(1/19更新)

    芥川龍之介賞(以下芥川賞)は文藝春秋社を興した菊池寛が創設した賞で、芸術性を踏まえた一片の短編あるいは中編作品に与えられる文学賞です。1935年に直木三十五賞(直木賞)とともに創設し以降7月(前年12月~5月・上半期)と1月(6月~11月・

  • 直木賞 2021年~2010年(1/19更新)

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