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ポンコツ先生の自己満へそ曲がり中学国語教室 https://ponkotsu1000sei.hatenablog.com/

定年間近な北海道の、へそ曲がり国語教師がおこなってきた、まともな先生は決してやらないであろう授業の内容を中心に、その他諸々そこはかとなく書きつけていきます。生暖かい目で読んでやってください。

成田 龍俊
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2021/09/30

1件〜100件

  • 1年生「シンシュン」についての迷いと「世界に一つだけのホニャララ」

    えっと、国語の教科書の話です。(またこのパターンかよ) 以前にも書きましたが、1年の最初の小説「シンシュン」、2年の表紙裏の詩「見えないだけ」、同じく2年の小説「星の花が降るころに」は、(おそらくですけど)いわゆる「1年生ギャップ」や、2年進級時の新しい環境に不安感や不適応感を抱く生徒向けの忖度教材「教育的配慮に基づいた道徳的配慮に満ちあふれる素晴らしい教材」なわけですが(おいおい)1年生の「シンシュン」については、どうも1点教える時に迷う表現があります。皆さんはどうお考えでしょうか? まずざっくりとあらすじを紹介します。(ネタバレを含みますので、本文を読みたい方は今回のブログは飛ばしてくださ…

  • ポンコツタト食反と孤独のホニャララ(後編)

    (しかし2ちゃんとかで使われてたこのタト食反とかタヒねとか、漢字を合わせて大文字にするという、「むべ山風を嵐といふらむ」式の言葉遊びって、いざ考えようとすると意外と見つかりませんね。「吾輩は猫である」の中の甘木先生って「某」の分解だと、何かで読んだ気がする。) さて、それはそれとして、周りが家族連れやら学生サークルやら輩?やらがキャッキャウフフしている中で、場違い感疎外感をひしひしと感じながら、バックパックから色々と道具を引っ張り出して並べてみます。 (メスティンがトトロみたいに大中小あるのはご愛敬。全て100均)まずはコーヒーを一杯、ということでダイソーの1100円のミル&カップのセットに、…

  • ポンコツタト食反と部活のボヤキと孤独のホニャララ(前編)

    さて、GWも終わりましたが、特にどこに行くわけでもなく、そのうち3日間は部活の大会と練習で潰れまして、杜甫じゃないけど「今春看す又過ぐ」もいいとこ。 思い返せば三十数年間、部活の顧問を外れたことは1、2回しかなく、しかもその1、2回もサブという扱いで、全くフリーになれたことはなく、基本三十数年間毎回GWのうち半分くらいは部活で潰れてきました。よく世間では「先生って夏休みや冬休みとかあって、暇でいいですね。」とか言われますが、年がら年中、土日祝祭日が、丸々フリーにはならない、というのと相殺して余りあると思うんですよね。もちろん中には一切部活の顧問にならない、とケツをまくれる先生もいるわけですが、…

  • 頭の体操の解答と回答と解説(ドヤガオデエラソウダネドウモ)

    えっと、解答(回答)です。(←なんか新井素子のあとがきみたい。) 問①急な坂道で、重そうな荷物を載せた荷車を運ぶ親子連れがいた。後ろで押している人に「前で引いているのはあなたの息子さんですね?」と聞くと「そうです」という。ところが、前で引いている若者に「後ろで押しているのはあなたのお父さんですね?」と聞くと「いいえ違います。」という。こんなことがありうるか。 世知辛くて嫌だけどまぁそれでもありうるか、という答えとして、「前で引いている息子がすごく父親を嫌っていて、親だと思っていなかった」というのが昔ありました。親でもなければ子でもない、ってヤツですね。で、そういうひねくれたというかイタイ答えで…

  • オリエンテーションと頭の体操その③

    さて、前回紹介した④と、今回の⑤は、時間があればやるし、時間が無ければとばして最後の問題に行くことにしていますが、この⑤は不肖私が考えて出していた問題です。そろそろ慣れてきたころなので、引っかかる生徒がかなり少なくなってきますが、とりあえずこんなのです。 ⑤大金持ちの「金羽有三(かねはあるぞう)」の家の召使いから警察に「大変です、ご主人様が毒殺されています」と電話が来た。警察が来てみると、密室の中に金田有三の死体と、青酸カリの入ったウィスキーのビンがあった。当日家には、客として主治医の「折賀八太(おれがやつた)」と甥の「半忍田太郎(はんにんだたろう)」孫の「青山リカ(あおやまりか)」がいた。さ…

  • 久々に国語の話題をば・・・頭の体操続きとジェネレーションギャップ?

    さて、前回の続きで授業のオリエンテーションで使う「頭の体操」その③からご紹介しようかと思ったのですが、先日の授業でちょいと衝撃的?なことがありまして、先にその話をさせていただきます。 題材は井上ひさしの「握手」です。登場人物の「ルロイ修道士」が、昔は畑仕事などで手のひらが板を張ったように固くなっていた、という場面で生徒に、「こんなふうに毎日スコップやくわを使ったりして、皮膚が固くなったのを何という?」と質問したのですよ。すると生徒はポカーン。質問を変えて「野球部とか素振りしてたら指の付け根が固くなるだろ?それを何という?」と聞いたら、やっとわかった、という顔で「豆!」「んー、まぁそうもいうけど…

  • 久々に国語関連の話題をば・・・オリエンテーションでの小ネタ①

    新学期が始まりまして、たいてい最初の授業では「オリエンテーション」と称して、ノートの使い方や、授業の受け方、評価評定の仕方などを説明する時間になりますね。もちろん私も最低限必要なことは伝えますが、後半はこんな内容を使って「動機付け」とします。もちろん自己満へそ曲がり流ですので、一般の先生には参考にならないでしょうが、お暇つぶしにご覧いただければ幸いです。 さて、まず私は「何のために勉強するのか?」という大命題をぶちかまします。1年生なんかは特に目をパチクリさせて、必死に答えを探します。まぁ大抵は「将来のため」「自分が社会に出て困らないため」「高校進学するため」「良い仕事に就くため」など答える生…

  • ポンコツタト食反パート2(と年寄りの逆ギレパート2)後編

    さて、勇み足で(←このあたり「少年かむい」さんのパクリ)十五島公園にタト食反をしに来たものの、炊事場は閉鎖されていて、手には肉とたき付けの入ったレジ袋・・・こんなの持って帰るのヤダなぁ。公園には過ごしやすそうな東屋があるし、いっそあそこで米を炊き肉を焼いてやろうか?でもそういう不届きなことを考えるヤツがたくさんいるらしく、あちこちに「指定の場所以外での火気の使用を禁止します」的な貼り紙がしてあるし、でも持って帰るのめんどくさいし、「ああもういっそ悪徳者として生きてやろうか?」・・・と、メロス的闇落ち寸前の気持ちを何とか抑えつつ(一応こっちも公務員の端くれだし、ヘタに問題になっても困るし)帰路に…

  • ポンコツタト飯パート2(と年寄りの逆ギレパート2)前編

    (今回の内容は前回に続き気象庁?札幌管区気象台?と札幌市南区土木部維〇管理課の関係者は読まないでください。一部逆ギレ気味のヘイトクレームがあります。) さて・・・「(若い頃はしたけれど)年寄るまでソロキャンプをなさざりければ、心憂く覚えて、あるとき思いたちてただ一人、自転車(チャリ)より詣でけり」ということで、どの予報を見ても降水確率20~30%の天気の良い日(←フラグ伏線その1)の朝、また外飯としゃれ込もうと思いまして、オルトリーブのバッグと、マウンテンスミスのヒップバッグに色々ギュウギュウに詰め込んで(←フラグ伏線その2)颯爽と?家を出たのが9時半ころ。行き先は十五島公園。前日にネットで調…

  • 久々のサイクリング(と年寄りの逆ギレ)

    ということで、ある晴れた休日、30キロほど離れた海岸の展望台までサイクリング&昼メシと洒落こんでみました。(全くおシャレな活動ではありませんが。 持ち物はモンベルのクッカーとそれにちょうど入るO D缶、そしてこれまたいつ買ったかも覚えていないスポーツアルペンデポ「サウスフィールド」ブランドのミニバーナー、財布、スマホ、モバイルバッテリーとコード、セカンドストリートで買ったモンターナのミニテーブル(たしか1600円くらい)とダイソーのミニ風防(550円)、キャプテンスタッグのインフレータブルザブトン(400円弱)を、モンベルのメッセンジャーバッグに詰めまして、いざ出発。(オルトリーブのサドルバッ…

  • 明日のためにその6(長物をまとめる)

    キャリアも付いたし、バーテープもチェーンも取り替えた。バッグも付いたしあとは・・・テントポールやタープポールをどうするか?フレームが短いのでうまく付けるところがない。さらには、テントポール約45センチ、タープポール約40センチ、タープポールの袋にテントポールを入れるとビミョーにはみ出る。 タープポールは8tail KOKIZAMI POLE コキザミポール19mm 2,780円也。これを半分(5本)だけ入れて、空きスペースにテントポールが入れば文句なしだったのですが、そうは問屋がおろさない。かといってテントポールの袋にはもう余地がない。さてどうするか?と、そのとき目に入ったのがこの椅子の袋!な…

  • 明日のためにその5(初めてチェーンを換えてみた)

    (ここしばらく国語の話題を書いておらず、「羊頭狗肉」というか、「看板に偽りあり」もいいところなので、表題を変えさせていただきました。) さて、仁和寺の例の法師と同じく「あるとき思ひ立ちて、ただひとり」チェーンの取りかえを、「老人もしてみむとてするなり。」ということで。 先日取り付けたキャリアにスマホを載せ、Youtubeを見ながらとりかかりました。まずは前後とも一番径の小さいギアにしてチェーンを外す・・・らしい? 冬場にポチりましたるTOPEAKのツール(1、520円也)とチェーン(2、857円也)を取り出しまして、まずはチェーンを外してみます。なにせ初めてなもので、おっかなびっくりでぐりぐり…

  • 明日のためにその4(初めてバーテープを貼り替えてみた)

    ・・・とお題をつけるほど大層なものではありませんでした。もちろんプロの方から見たら「汚ったねぇ巻き方だなあ。」と言われる出来映えでしょうが、まぁ個人的には用は足りそうだし、何よりダメならまた巻けばいいや、という見通しがもてました。この年になって新しいことができるようになるのは、これはこれでうれしいものですね。それにしてもネットは便利だ。バーテープの巻き方を検索したらYoutubeがいくらでも出てくるので、ちょいちょい見ながらすすめていきました。 これまた冬の間にポチっていたバーテープ1.498円ナリ。自転車が黒に赤なので、黒赤のテープを頼んだのですが、なんかちょっと趣味が悪い。もとのボロボロに…

  • 明日のためにその3(3日がかりで自転車にキャリアをつける話)

    ということで3日めの朝、また6時に起きてキャリアを取り付けようと、昨日買ってきた4ミリ長さ25ミリのビスを通してみると、片方はちょうどいいが片方はまだ短い。今回ばかりは、お金の無駄遣いかもと思いつつ、30ミリの長さのビスも買ってきていた自分をほめてやりたい。 ・・・というかそもそも手間かかりすぎだよなあ。ちゃんと計ってから買いに行けっての。 奮闘努力紆余曲折艱難辛苦悪戦苦闘純情愛情過剰に異常という、よくは分からないけどとにかくなんだかものスゴイ手間をかけた結果、(このくだりは椎名誠「わしらは怪しい探検隊」からいただきました。)どうにか装着に成功いたしました。 どう考えても3日かかるような難しい…

  • 明日のためにその2(3日がかりで自転車にキャリアをつけた話)

    さて、5ミリのビスを買ってきて、次の朝6時に起きて意気揚々と付けてみようとしたら・・・入らない!4ミリだとスカスカ、5ミリだと入らない????4.5ミリなんてビスがあるのだろうか?いや、買いに行ったときに、そんなサイズがあればついでに買っていたはずだ。どういうことだ?ミリとかじゃないインチサイズとかのビスがあるのか?わからん。何にしても金物屋・・・ええいめんどくさい、ジョイフルAKはまだ開いてないし、何にしても朝食食べて学校には行かなきゃならないし。とりあえずまた学校に行ってから考えよう、ということで学校に行き、部活の指導をして昼食の時間となりました。給食がないので昼食を食べに出るついでに、以…

  • 明日のためにその1(3日がかりで自転車にキャリアを付けた話)

    やや内側を狙って、ひねりこむように、打つべし!打つべし!打つべし!・・・ではなくて。この数日の暖かさで、かなり雪も溶けたので、ついにしまってあった自転車を引っ張り出してきました。明日から晴れた日の通勤に使おうと・・・ そして、以前から計画していた「自転車キャンプ用」の改造?にも着手しようと思いまして、取りかかったのですがまぁこれがトラブル続きでして・・・ 冬の間にポチっていた、TOPEAKのリアキャリア(4,123円ナリ)を付けてみよう。なぁに、4カ所ボルト締めするだけじゃん、簡単カンタンと思いきや、結局、3日がかりでやっと付けることが出来ました。なぜこんなものに3日もかかったか。もうこんなポ…

  • なるほどと思った話その2

    中学校の行事の中で、非常に大切にされているのにもかかわらず、教師側も生徒側も極端に「感動的で物凄く好きだ。」という人と「できればやりたくない、嫌でイヤで仕方がない。」という人に別れる(ような気がする)のが、「合唱コンクール」です・・・はて?違いますかね?単なる「個人の感想です」ですかね? 合唱コンクールは、一度でもイイ思いが出来れば大好きになり、そのイイ思いができるまでは(つまり経験の浅いうちは)かなりの塗炭の苦しみを味わったりする。自分の経験上、そんな印象を受けます。また、学校全体の雰囲気とともに、申し訳ないけど音楽科の先生の意識や力量がモロに出てくる行事のようにも感じます。私自身も、最初の…

  • なるほどと思った話その1

    自分自身は置いといて、長年教師をやっていると「イイハナシダナー」と思うような先輩、後輩、同僚の一言に出会ったりします。そんな「思い出の一言」をいくつか・・・ 新人の頃に、生徒指導部→生活常任委員会担当を言いつけられました。その時の学校はまぁ今から思えば「荒れてる学校偏差値58」くらいの、なかなか大変な状況でした。新人の場合、他の学校を知らないもんで、「こういうものだ」と思ってしまうので、特に違和感を感じることはありませんでした。そもそも私自身が中学生の時の学校も、かなりひどかったので(それこそ金八先生の「腐ったミカン」の頃を、リアルタイムで見ていた年代ですから)毎日大変でしたけど、中にいて、中…

  • 私がよく見るYouTube その2

    相も変わらずキャンプ系動画ばかり見ながら、雪溶け(と地面が乾くのを)を待っています。そんな「よく見る動画」の中で、一番料理が「美味そうだなぁ~。」と感じるのがこの方の動画です。(あくまで現時点では、ですが。) すでに登録者10万人越えの、銀の盾をお持ちの方なので、ご存じの方々は「何をいまさら!」レベルだとは思いますがご勘弁ください。野外居酒屋系、とでもいうのでしょうか。とにかくご飯もそうですが、酒のおつまみが見ていてどれもこれも美味そうでうまそうで・・・夜に見たりすると、毎回が飯(酒)テロです。私自身は下戸で、体質的にお酒がダメ。酎ハイ1本で頭が痛くなってしまうレベルなので、今まで全くお酒に魅…

  • お小遣いキャンパーの密かな楽しみその2

    題名でキャンパーとは名乗っていても、まだキャンプには行っていません。Youtubeで冬キャンプの動画なんかを見ていると、かなり面白そうだとは思いますが、ストーブも冬用シュラフも持っていない身では、(残り少ない)命に関わりますので、せいぜい家の前で新しい道具でも試してみようか?・・・ということで、生まれて初めてアルコールストーブとやらを使ってみました。 アルコールストーブを使いメスティンで米を炊き、糖質35%オフの豚骨ラーメンと併せて食べてみよう、というもくろみです。初めて使うのでアルコールの量も何となくの野生の勘で入れてみました。で、火を点けてみたのですが、日中だと巷間よく言われるように、全く…

  • 教科書の角をつつく その1

    炎上覚悟で言わせてもらいますが・・・(といっても、この文章、それほど多くの人の目に触れてもいないので、炎上するはずもないのですが)どうもこの、昨今のジェンダーやら何やら、いろいろと目の付け所が面倒くさくてしかたないのです。そもそもいちゃもんクレームをつけようと思えば、何にだって付けられますよね。例えばこの教科書の題材を、「そういう目で見て」どう感じますか? 「(前略)一点一画もおろそかにしない大ぶりの筆で、「向田邦子殿」と書かれた表書きを初めて見たときは、ひどくびっくりした。父が娘宛ての手紙に「殿」を使うのは当然なのだが、つい四、五日前まで、「おい、邦子!」と呼び捨てにされ、「ばかやろう!」の…

  • 私がよく見るYouTubeその1

    このコロナ禍の中、あまり外出も出来ず、かといってテレビで面白い番組もなく、YouTubeばかり見ている、という人はかなり増えたのではないかと思います。で、御多分に漏れず私も、テレビでニュースを見たら、リモコンのYouTubeボタンを押して、好みの番組をボーッと見ているのが食後のルーティーンになっています。好んで見る(聞く)番組は、キャンプ系の動画、パチ〇ロの動画、保守派政治系動画(※別に言う必要もありませんが、私は右翼に近い保守派です。もう脱退してからかなりになりますが、こんな私でも30代半ばまでは教職員組合員でした。脱退した経緯については、またそのうち書いてみようと思います。)がメインです。…

  • allowance camper(お小遣いキャンパー)の密かな楽しみその1

    今回から、アウトドア関係の内容については「お小遣いキャンパーの密かな楽しみ」としてまとめることにします。最初は「ロートルキャンパー」か、「プアマンズキャンプ」にしようかと思っていたのですが、まぁ曲がりなりにも公務員だし、プアマンというのも語弊があろうかと思いましてallowance(お小遣い)camperとすることにしました。(閑話休題。どこかで聞いた話ですが、昔のサバンナRX-7とか、フェアレディZとかって、俗に「プアマンズポルシェ」と呼ばれていたそうですね。ポルシェと比べると格段に安いのに、性能はかなりスゴイ、ということらしいです。でも、RXー7やフェアレディのどこがプアマンだよ!と思いま…

  • なんちゃってキャンパーの密かな楽しみその6

    さて、ずいぶん間があいてしまいました。部活もなくなったある休みの日に学校に来て、テストの丸付けやら成績処理やらをやったついでに、春に向けて十数年ぶりのテントが使えるかどうか、引っ張り出してみました。買ったのは二十年以上前の、ロートルテントです。(未使用の空き教室でテントを広げたのは内緒の方向で。) 収納収納サイズ感は、隣に置いた私の靴(27センチ)と見比べてみていただければおおむねおわかりかと思います。改めて見ると、かなりガチめなテントでした。(上の方に小さなベンチレーターついてたし。) インナーはこんな感じで、前後に出入り口があり、メッシュも付いていました。(あまりにしばらくぶりで、仕様をさ…

  • 「盆土産」についての小ネタあれこれ

    前回までの「走れメロス」についてのアレコレは、こちらとしても意外なほどの長編になってしまいました。今回は「盆土産」についての小ネタを紹介していきます。これは多分1回で終わると思います。(ディスっているわけではありません。) 小ネタその① この教材を扱うにあたって、いつ頃の、どの地域での話か?という、場面設定の話は外せないと思います。まずいつ頃か。これはおそらく「高度経済成長期」の、東京に盛んに出稼ぎが来ていた時期であろう。(ひょっとしたら1回目の東京オリンピックのあたり?と考えることができ、今年度はちょうどタイムリーな話題になりました。)そして場所のヒントは「夜行で8時間+バスで1時間以上、と…

  • なんちゃってキャンパーの密かな楽しみその5

    北海道の記録的な大雪も一段落し、昨日今日と非常に良い天気になりました。外に出てもそれほど寒くもなく、家の周辺では盛んに排雪作業が進められています。(業者の皆様、お疲れ様です、ありがとうございます。) さて、冬キャンプに行くほどの気合いも金も家族の理解もないので、家の敷地内で、初使用の焚き火台を使い(火事か怖いので薪ではなく炭火で)食べてみようと思い立ち、鳥串と豚串と椎茸とおにぎりとステーキ肉を焼いてみました。(食べたのは主に子供らですけれど。) 焚き火台は東京キ〇ンプ 網はダイ〇ーさんのものです。 おにぎりと椎茸もやいてみました。火吹き棒はビー〇ルの付録、薪ばさみはセ〇アで110円(これは大き…

  • 太宰治「走れメロス」についてのあれこれその⑩

    このシリーズもなんとその⑩になってしまいました。細かくツッコむとキリがないこの短編小説ですが、最後にまとめて授業で困った小ネタなどをまとめて書いていきます。 小ネタその1 「結婚式も間近なのである。メロスは、それゆえ、花嫁の衣装やら祝宴のごちそうやらを買いに・・・」とありますが、婿の牧人は「こちらにはまだなんの支度もできていない、ぶどうの季節まで待ってくれ・・・」と答えています。季節は「初夏、満天の星である。」なので、ぶどうの季節が秋だとしたら、それまで待っていたら「ごちそう」が腐ってしまうのでは?・・・これは生徒の質問で出てきたもので、かなり返答に苦労しましたが、「塩漬けの肉とかそういう長期…

  • 太宰治「走れメロス」についてのあれこれの訂正とお詫びとその⑨

    まずは訂正とお詫びからさせていただきます。このシリーズの⑤で、フィロストラトスの「今はご自分の命お命が大事です。」という言葉を、「原典にはない」と書きましたが、これは誤りで原典にもちゃんとありました。こちらの勘違いでした。大変申し訳ありませんでした。逆に太宰が、原典ではメロスの弟子(あるいは召使い?)であったフィロストラトスが主人をおもんばかったセリフを、セリヌンティウスの弟子ということに設定を変えたのに、原典のセリフだけそのまま使ったために、少々意味の分かりづらい言葉になってしまった、というのが正解だと思われます。(原典ではメロスは吐血していないので、メロスの健康状態を心配して、というのも当…

  • 太宰治「走れメロス」についてのあれこれその⑧

    生徒がよく読み違いする箇所として、「刑場で二人が殴り合った後、うれし泣きにおいおい泣いたのはなぜか?」という発問に対し、①「間に合ってセリヌンティウスの命が助かったから」という答えが多いのですが、これは違いますね。同じく②「メロスが許してもらっていのちが助かったから。」と答える生徒もいますが、これも違いますね。なぜなら二人がうれし泣きした段階では、ディオニスは許すとも許さないとも言っていませんから。ここで二人が泣いたのは、「お互いに自分の中の醜い部分をさらけだしあい、お互いに許し合うことで、心に一点の曇りもなく、友と友の間の信実を確認できたから」とでもなりますか。(ここで二人の頭には、どちらか…

  • 太宰治「走れメロス」についてのあれこれその⑦

    小説は、大抵何らかの変化を書くもので、前回述べた内容を使うならば、走れメロスは「人間不信で顔面蒼白になったディオニスが、人間らしさを取り戻して羞恥で赤面する物語」とまとめることができるかと思います。同じくメロスで言うならば、「激怒で赤面したメロスが、羞恥で赤面して終わる物語」とまとめることができます。90%の先生が触れるであろう、この物語全体を通じてのイメージカラー「赤」の意味することを考えていくのは、メロスの読み込みに非常に大事な要素となります。物語の順番に拾っていくと・・・ ・メロスは激怒した。・妹は頬を赤らめた。・歓喜に酔っているらしい花嫁・花婿はもみ手して、照れていた。・日は既に西に傾…

  • 太宰治「走れメロス」についてのあれこれその⑥

    以前このシリーズで書いたように、太宰はディオニスを、原典通りの「リアルガチ暴君」→改心、という流れではなく、善良→闇堕ち→善良、という意識の変化に書き改めました。また、メロスについても、原典通りの「徹頭徹尾神の加護を得た勇者」ではなく、ディオニス同様善良→闇堕ち→善良、の意識変化で揃えています。で、前回予告しました「メロスとディオニスは実はそっくり」というのは、これだけの話ではありません。基本的に授業では(あるいは生徒の一次感想などでは)「単純で正義感が強く人と人との信頼を何よりも大事にするメロス」と、「複雑で邪智暴虐で人は信じられないものだと思い込んでいるディオニス」は、真逆、対照的な性格と…

  • 太宰治「走れメロス」についてのあれこれその⑤

    フィロストラトス(年齢不詳)の言動を並べてみると、確かに支離滅裂なところが目立ちます。ちょっと引用してみますと・・・ 「もう、だめでございます。むだでございます。走るのはやめてください。もう、あの方をお助けになることはできません。」「ちょうど今、あの方が死刑になるところです。ああ、あなたは遅かった。お恨み申します。ほんの少し、もうちょっとでも、早かったなら!」「やめてください。走るのはやめてください。今はご自分のお命が大事です。あの方は、あなたを信じておりました。刑場に引き出されても、平気でいました。王様がさんざんあの方をからかっても、メロスは来ますとだけ答え、強い信念をもち続けている様子でご…

  • 太宰治「走れメロス」についてのあれこれその④

    原典「人質」と「走れメロス」の変更点について、これまでに 変更点01 原典では書かれていない、ディオニスの人格変化が書かれていること。 変更点02 原典では話を聞いて感動しているが、太宰は実際にその場で目撃させている。 ・・・の2点について考察してきました。今回は変更点03 原典ではメロスは元々シラクスの町の住人であり、フィロストラトスはメロス自身の弟子であったが、「走れメロス」では十里(約40キロ)離れた村の羊飼いにされていて、フィロストラトスはシラクスの町に住むセリヌンティウスの弟子にされている。という点について考えてみようと思います。 「走れメロス」では、セリヌンティウスとメロスは「竹馬…

  • なんちゃってキャンパーの密かな楽しみその4

    走れメロスについて書こうと思ってたのですが・・・ ずっと雪が降らないでいた北海道も、ついにまとまった雪が降り、根雪になるようです。ある晴れた日の午後、思い立って「キャンプとは言わないまでも(というかそもそも冬装備がないので)ちょいと外でメシくらい食べてみようか?」ということで、ポンコツ装備で外メシを試してみました。(外気温マイナス3~4度) まず取り出したポンコツ装備その1 プリムス2243(細かい品番は分からず。とにかく買ったのは30年くらい前。物持ち良すぎ?おまけにOD缶、一体いつのだよ350円て) 袋も破けていたのを縫い付けてあります。これでお湯を沸かしてカレーめんなど・・・ ビッグサイ…

  • 太宰治「走れメロス」についてのあれこれその③

    さて、前回からの続きです。もともとは寛大な王であったディオニスが、なぜ「邪知暴虐」「奸佞邪知」の暴君になったのか?これは授業の中でも軽いジャブとして有効な発問ですが、前回書いたとおり、この部分は原典になく、全くの太宰の創作になります。「若い衆」との会話から考察してみます。 「王様は、人を殺します。」「なぜ殺すのだ。」「悪心を抱いているというのですが、誰もそんな、悪心をもってはおりませぬ。」「たくさんの人を殺したのか。」「はい、初めは王様の妹婿様を。それから、ご自身のお世継ぎを。それから、妹様を。それから、妹様のお子様を。それから、皇后様を。それから、賢臣のアレキス様を。」「驚いた。国王は乱心か…

  • 太宰治「走れメロス」についてのあれこれその②

    前回ご覧いただいたように、「走れメロス」と、その原典?であるシラーの「人質」を見比べるとさまざまな変更点があります。当然太宰治が、何らかの意図を持って変えたのだ、と考えるのが普通だと思います。まずはその相違点のうち、主だったところをピックアップしながら、意図を考察していこうと思います。あくまでも文面の表現から読み取れることに絞っていきます。 まずは変更点01 そもそもメロスは激怒していない、というか、原典ではいきなりメロスが捕まった所から始まっている。 さて、この変更点について考えます。 まず冒頭の一文、「メロスは激怒した。」は、ご存知の通り最後の一文、「勇者(=メロス)はひどく(=激)赤面(…

  • 太宰治「走れメロス」についてのあれこれ①

    えーと・・・とうとう禁断の教材に手を出すことにしました。 日本中の中学生を含む老若男女に熱狂的ファンが多く、下手なことを書こうものなら罵詈雑言脅迫怨嗟の声を浴びせられること請け合いの、「太宰治」です。何度も言いますが、個人的に特に太宰に詳しいわけでもなく、教材研究を突き詰めたわけでもなく、あくまでも教科書と、「走れメロス」の原典であるシラーの「人質」の(それも現代語訳の)見比べと、後は指導書をちょっと見たくらいというレベルの私が、超ロングセラー&ベストセラーのこの教材についてツッコミを入れようとしております。(大昔の古舘伊知郎なら「おおっとこれは、まさにやせ馬にまたがり風車に突進するがごとき無…

  • なんちゃってキャンパーの密かな楽しみその3

    昔バイクでキャンプしていた時には、ファーストエイドキットなど持たずに(そもそもバイクでこければファーストエイドキットでは済みませんわな。)平気で過ごしていましたが、どうやらYouTubeでいろいろな方の荷物一覧を見ると、ファーストエイドキットはマストアイテムっぽいので、これまたちまちまと購入し、安上がりに色々と詰め込んでみました。 左側→白色ワセリン(○ルハ、ケースは100均)、ウェットティッシュ(試供品)、テープ、消毒用アルコールのガーゼ、伸縮包帯(100均) 右側→滅菌ガーゼ、ピンセット、ハイドロコロイドの絆創膏(100均)、消毒用軟膏(ツ○、レザーマンの小さいの(これまたいつどこで買った…

  • なんちゃってキャンパーの密かな楽しみその2

    (結果的に宣伝になってしまいますが、決してステマのつもりはありません。)さて、前回載せましたYouTuberのFUKUさんプロデュースのギアケースとファーストエイドキットケース、実はあっというまに完売になったそうで、私が買えたのはかなり運がよかったようです。(ネンマツジャンボデソノウンヲツカエバヨカッタノニネ、ヒソヒソ〕ネットを見ると、マックスペディションなど他にもギアケースはあったのですが、なんと言っても値段がリーズナブルなこと(2つ合わせても4500円以内)と、キャンプ熱が再燃して最初に買った「モーラナイフ」が、丸々入ることが魅力でした。ちなみに今のところ入れている物は以下の通りです。 ま…

  • なんちゃってキャンパーの密かな楽しみその1

    私は昔から「一人あそび」が好きで、例えばバイク、例えば読書、例えばパチ○○、そしてバイクとともにキャンプも好きでした。バイクキャンプでは大学生の夏休みに北海道半周(札幌→根室→稚内→旭川→札幌)というコースを、さらに就職してから2回、東北の芭蕉関係の土地(尾花沢、立石寺、高館、中尊寺など)を回り、授業で見せるためのビデオを撮りました。1回目は8ミリビデオで撮り、2回目はデジタルビデオテープで録画しましたなぁ。(思えば遠くへ来たもんだ・・・)それからしばらく遠ざかって(結婚しバイクを降りて)いました。その後子供がそこそこ大きくなってから、夏休みに数回キャンプへ行きました。ところが近頃、誘っても行…

  • 「少年の日の思い出」の思い出その⑦

    今さらですが、もう一度主人公が来た時の、一連の表記を振り返ります。 「壊れた羽は丹念に広げられ、ぬれた吸い取り紙の上に置かれてあった。しかし、それは直すよしもなかった。触覚もやはりなくなっていた。そこで、それは僕がやったのだ、と言い、詳しく話し、説明しようと試みた。すると、エーミールは、激したり、僕をどなりつけたりなどはしないで、低く「ちぇっ。」と舌を鳴らし、しばらくじっと僕を見つめていたが、それから、「そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな。」と言った。僕は、彼に、僕のおもちゃをみんなやる、と言った。それでも、彼は冷淡に構え、依然として僕をただ軽蔑的に見つめていたので、僕は、自分のちょ…

  • 「少年の日の思い出」の思い出その⑥

    前回の続きです。さて、山場である主人公とエーミールが対峙する場面で、90%の国語教師がするであろうQ3、『エーミールの言った「そうかそうか、つまり君はそんなやつなんだな。」の「そんなやつ」とはどんなやつという意味だと思うか?』に対するA3も、いろいろな回答が考えられます。ただし、ここで前回書いたA案(経緯や気持ちはつたえることができた)と、B案(僕がやったのだ、しか伝えられなかった)では、「そんなやつ」の意味合いが大変大きく違ってきますよね。 A案であれば、「自分の個人的な気持ちを優先し、他人の大事なものを、事故とはいえつぶしてしまうような、身勝手でそそっかしい、チョウの扱いもちゃんとできない…

  • 「少年の日の思い出」の思い出その⑤

    ※しつよいようですが、表記については原文のドイツ語に当たればはっきりすると思いますが、そんな気力も能力も無いので、あくまでも「日本語訳」の表記にこだわった茶々読解について述べていきます。 「二重にしてくびにかける数珠」「ここではきものを脱いでください」など、どこで句切るかで意味が変わる言葉の例題はたくさんありますが、前回挙げた そこで、それは僕がやったのだ、と言い、詳しく話し、説明しようと試みた。 すると、エーミールは、激したり、僕をどなりつけたりなどはしないで、低く「ちぇっ。」と舌を鳴らし、しばらくじっと僕を見つめていたが、それから、「そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな。」と言った…

  • 「少年の日の思い出」の思い出その④

    教科書を読んでいて、今回また新たに「気ーづいちゃった気ーづいちゃったわーいわい(©デッカチャン)」ってことがありました。何かというと「微妙な教科書の記述の変化再び」です。「少年の日の思い出」の旧記述では『僕は、「床にお入り。」と言われた。』でしたが、新記述では『僕は、「とこにお入り。」と言われた。』になっていることに気づいちゃったんですよ。確かに、旧記述の時、生徒に読ませるとかなりの高確率で「ゆかにおはいり」って読むんですよね。ゆかにおはいり、だったら「反省させるため地下室に閉じ込めた」みたいになっちゃいますよね。(高齢の北海道人だったら「室(むろ)に入れられた」みたいな?)ただし、現代っ子に…

  • 「少年の日の思い出」の思い出その③

    皆さんご存知のこの小説は、主人公が闇の中で、自分の集めたチョウの収集を一つ一つ指で粉々につぶしてしまうシーンで終わります。 僕は、そっと食堂に行って、大きなとび色の厚紙の箱を取ってき、それを寝台の上にのせ、闇の中で開いた。そして、ちょうを一つ一つ取り出し、指で粉々に押しつぶしてしまった。 なぜそうしたのか?という理由については次回触れようと思いますが、もう一つこのシーンで大切なのは「闇の中で」つぶしていたことだと思います。つまり、想像するしかないのですが、「主人公はどんな表情でつぶしていただろうか?」なんてことを考えてみるのも重要な読み取りではないでしょうか。苦悩に歪む表情なのか、泣き顔でつぶ…

  • 「少年の日の思い出」の思い出その②とお詫び

    えー、まことに申し訳ありませんが、前回アップした「少年の日の思い出」の思い出①の中に、改めて読み直すと重大な誤りがあったことがわかりまして、ここに訂正させていただきたいと思います。(汗) 何のことかというと、昔の思い出に、実にもっともらしいうそをついた生徒のことを取り上げ、「鋭い読み込みだ」と賞賛した、と書きましたが、今回ふと気になってもう一度読んでみましたら、生徒も、そして何より私の方でも大いなる勘違いしていたことが判明しました。「前羽」の一件についての記述の、前段と後段を列挙してみます。 【前段(盗んだチョウをポケットから出す場面)】クジャクヤママユはつぶれてしまったのだ。前羽が一つと触角…

  • 「少年の日の思い出」の思い出その①

    それにしても、考えて見れば毎年何万人という中学生が読み、そしてもう何十年も続いているのだから、「少年の日の思い出」とか「故郷」とか「走れメロス」とか、ものすごいロング&ベストセラーなんですね。日本のほとんどの人が読んでいる、と言っても過言ではない。世界一のベストセラーは「聖書」だと聞いたことがありますが、日本だったら間違いなく教科書の中の作品、でしょうね。(「オッペルと象」→「オツベルと象」は無くなりましたが。しかしなんで名前変わったんだろう?)逆に言えばこれらの教材を取り上げるのは、かなり勇気が要りますね。きっと私の知らないところで、微に入り細に入り研究されていることだろうし。そうことを知ら…

  • 教科書の中の微妙な表記の変化について

    さて、前回「星の花の降るころに」の凡ミス(自習時間の後に「給食なしで」いきなり昼休みになっていた点)について、教科書会社に電話したときに、せめて「自習時間」を「給食時間」に直すだけで解決できますよ?と一応提案したのですが、採用されなかったみたいですね。「昼休み」を「休み時間」にすることでもよさそうですが、主人公はそこそこ長い話になることを想定していたでしょうから、ここは「昼休み」でなくてはいけない。となるとやはり給食時間からの昼休みにしてほしいところです。(給食時間の終わりに、教室内で騒いでいる生徒がいることが、良いか悪いかは別として・・・) 話変わって、前回説明的文章の「モアイは語る」につい…

  • 「モアイは語る」についての「禁断?の授業」

    2年生の説明的文章で「モアイは語るー地球の未来」という題材があります。以前のブログで「筆者のドヤ顔がうかがえる」という、見ようによってはまことに失礼な内容を書かせていただきましたが、今年度の授業をするにあたって、とうとう教科書の扱いのタブーにふれてしまいまして、教育委員会に呼び出されて、「メッ!」ってされるかもしれません。何かというと、モロに教科書の内容をひっくり返したYouTubeを生徒に見せました。(もちろん一通りの学習を終えて、参考資料として見せたわけですが)まぁ生徒の「今までの授業は何だったんだ!?」感の漂うこと漂うこと・・・ ところで、私自身もこの「モアイは語る」については、かなり昔…

  • 「星の花が降るころに」についての考察その4

    ご覧くださっているごく少数の皆様。お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。さて、いかにネタが少ないとはいえ、見え見えの引っ張りはこれくらいにして、いきなり本題に入ります。前回提示しました「星の花が振るころに」の中のこの表現、「サッカーボールはぬい目が弱い。そこからほころびる。だから砂を落としてやらないとだめなんだ。使いたいときだけ使って、手入れをしないでいるのはだめなんだ。いつか戸部君がそう言っていたのを思い出した。」が暗示しているであろうこと。それはズバリ! 「対人関係」のことでしょう!(あ~あ、言い切っちゃったよ。)この話の中の夏実と主人公の関係、つまり「小さな誤解やすれ違いを繰…

  • 「星の花が降るころに」についての考察その3

    改めて言うのも変ですが、私はほとんど教材研究をしたり、指導書見たりはしません。その上で、教科書の文章表現だけから以下のことを述べています。したがって、ちゃんと教材研究をしていたり、指導書を確認している先生方にとっては、今私の書いている内容なんて「そんなの当たり前に教えているよ。」とか「普通に指導書に載っているよ。」というものになっているかもしれません。だとしたら「ゴメンナサイ」。基本的に、私が在籍した今までの学校の、同僚の先生が教えていないような内容を取り上げています。(でも考えてみたら、こういう言い方をすると同僚の先生をディスってることになってしまうなぁ、うーん・・・) 前回は、主人公が気づ…

  • 「星の花が降るころに」についての考察その2

    さて、色々突っ込んで読みたいところが満載のこの小説ですが、調査したわけではないし、詳しく教材研究をしたり、指導書を読んだりもしていないけれど、単純に文章表現だけから読解して、「ここ面白いところなんだけど、あまり触れている先生がいないなぁ」という箇所が結構あります。なぜ他の先生のことが分かるかというと、授業が終わった後で、他の国語の国語の先生の板書を見るのがルーティーンだからです。(チャントウチアワセスレバイイダケナノニネェ、ヒソヒソ)板書を見れば、おおむね教えている内容は想像がつきます。(もちろん、板書せずに口頭で触れている場合もあると思いますけれど。)で、前回書いた「戸部君が押されて主人公に…

  • 「星の花が降るころに」についての考察その1

    突然ですが、私はパソコンのプログラムやハードについては全然わかりませんが、ネットにはISDNの時代から繋いでいて、2ちゃんねるなんかもよく見ていました。それがどうしたかというと、私はこの「星の花が降るころに」の作者である安東みきえさんは、ひょっとしたら「2ちゃんねらー」だったのではないか?という疑惑を感じている、ということなんです。まぁもしそうだったとしても、別にどうということはないのですが、どうしてそう感じたのかというと、この小説のかなり重要なキーワードである「あたかも」の扱い方について、初読の時に「あれ?これどっかで見たな?」と思ったからです。(※注!パクりだと言っているわけではありません…

  • 教科書会社に電話した話その5

    前回の続きです。『「新しい博物額」の時代』の中の表記に引っ掛かりを感じた私は、以前書きました「卵」から数年後、また教科書会社に電話をしてみました。ただし、今回の電話は正直「ツッコミを入れるのは野暮な内容」であることは重々承知の上でした。専門家である筆者は絶対に分かっているはずなのに、あえてドラマチックな展開にするために、そのような表記にしたんだろうな、と想像しつつも、どうしてもツッコまずにはいられなかったのは、私の性格の悪さが如実に現れた結果だと自認しています。さて、私が引っかかった表記は以下の部分です。 「定家の記録と最新の技術とを合わせることによって、超新星爆発が起こった年が一〇五四年とい…

  • 教科書会社に電話した話その4

    もちろん極論であり、この辺が「へそ曲がり」なわけですが、私は授業の中でよく生徒に、「性格の悪い人は国語ができるはず。」と言ったりしています。どういうことかというと、「人の揚げ足取りがうまい」とか、「人のしくじりに目ざとい人」は、国語の読み取りがうまい(はず)だという意味です。(※注!だからといって「国語ができる人がみんな性格が悪い」ということではありません!) まぁその「性格の悪い典型」が、常に鵜の目鷹の目で突っ込みドコロを探している、この私自身であることは自覚も自負もしています。(←自負はマズいだろうに)しかしながら、文章を「何か裏の意味はないか?」とか、「何か矛盾点はないか?」と考えながら…

  • 説明的文章を読むときのヒソカな楽しみ方

    さて、教科書にはいろいろなジャンルの教材がありますが、正直私は説明的文章があまり好きではありません。小説と違ってあれこれ推理する場面がなく、「読めば分かる」ように書かれているからです。自分の授業が下手くそなことを棚に上げて言いますが、どうも説明的文章の授業は、数学で答え合わせをしているような感じがしてしまいます。私の授業だからかもしれませんが、生徒の食いつきも今ひとつ、という気がします。おそらく、説明的文章には「筆者の気持ちを読みとる」とか、「行間を読む」ような場面が少ないからじゃないかと思います。(評論文なんかは逆に、表現が小泉進次郎ポエムっぽすぎて、何を言ってるのか分からなかったり、筆者の…

  • 私の丸つけ筆記具の変遷②

    変遷と言いますか、今現在の主力選手の紹介になります。つまり「柔らかくてあまり肩の凝らないソフト系」のサインペンです。と、いっても「パイロット系」と「プラチナ系」の二種類しかありません。ではまず、パイロット系の丸つけペンはこれです。 黒の軸もあります。たしか千円弱だった気がします。キャップをした段階ではかなり短く、軽いし持ち運びも便利で、ペン先も柔らかくていいのですが、ちょっとペン先がへたるのが早い気がします。取り替えたばかりの時は堅さといい太さと良い理想的なのですが、2クラスくらい丸をつけるとかなりフニャフニャになる感じです。丸つけには支障はありませんが、何か書き込むとなるとちょっと太くなって…

  • 私の丸つけ筆記具の変遷①

    こういうのも何ですが、私は結構文房具マニアでして、字が汚いわりには筆記具にこだわる、というかいろいろ買いたくなる性分です。(間違っても高い万年筆とかを買ったりはしません。せいぜい千円以内で、結構いろいろ楽しめるのがイイんです。) 働き始めてからしばらくは、学校の消耗品として置いてあった、今となっては何だったかもわからないような赤ボールペンで採点をしていましたが、たまに使っていたのがこのパイロットの万年筆です。 ノック式で先が引っ込むので便利でしたが、とにかくちょっと使わないとすぐにインクがなくなってしまうし、手が滑って落としてペン先が曲がってしまい、修理代で結構執られたりしてけっこう痛い目に遭…

  • 「夏の葬列」(山川方夫)で感じた違和感③

    葬式まんじゅうほしさに、おだって(この方言わかりますかね?「調子こいて」くらいの意味かな?)芋畑の中を突っ切っていった主人公を助けにきて、銃撃を受けてしまったヒロ子さんは、実はいち早く「道の」防空壕に避難していた。その安全な防空壕からわざわざ助けるために飛び出していったことがわかる表現とは?・・・もうおわかりですね。最初の男性のこのセリフです。 「おーい、ひっこんでいろその女の子」 「隠れろ!」でも「ひっこめ!」でもなく「ひっこんでいろ」です。ということは、その直前の時点では「ひっこんでいた」ということになります。「道の防空壕に」でヒロ子さんが逃げおおせた可能性を示すだけではなく、さりげなく見…

  • 「夏の葬列」(山川方夫)で感じた違和感②

    前回書きました「違和感」についてですが、皆さんはどこかに違和感を感じたでしょうか?さて、私が感じた違和感とは何かというと、ヒロ子さんのセリフの中の、「早く、道の防空壕に・・・」なんです。もっといえば、「道の」です。これって、切羽詰まった状況で必要でしょうか?「早く防空壕に」で十分伝わりますよね。 「えー?全然不自然に感じなかったけど?」という方もいらっしゃると思いますが、状況が状況です。艦載機から銃撃を受けているという緊急事態に、何でこんな説明的な言葉を言わせているのか?と、私は不自然に感じたわけです。そして改めて読み返してみると、この伏線が効いてくるわけです。「ヒロ子さんはあぜ道を大回りして…

  • 「夏の葬列」(山川方夫 教育出版2年生)で感じた違和感①

    まずネタバレにならない程度にあらすじを紹介します。(教科書で読んだ、という方には無用ですが、教育出版の教科書ではなかった方もいらっしゃると思うので一応) 出張帰りのサラリーマンである主人公は、まだ戦時中だった十数年前の小学生の時、疎開していたある町の駅に、思いつきで降り立った。真夏の太陽が照りつける中、懐かしさを感じながらふらついていると、緑の葉の生い茂る芋畑の向こうに、葬列が動いているのを見つけ、昔疎開していた時のある出来事を思い出した。 東京から疎開してきた彼は、同じく二人きりで東京から疎開してきた、2年上級の5年生で、弱虫の彼をいつもかばってくれる、真っ白なワンピースを着た「ヒロ子さん」…

  • 「1・2の三四郎」というマンガに

    高校生の時どっぷりつかりまして、その影響でプロレスにも興味を持ち(ハルク・ホーガンや初代タイガーマスクがデビューしたり、スタン・ハンセンとアンドレ・ザ・ジャイアントが戦ったりと、まさに黄金期でした。)、東スポやプロレス雑誌も読んだりしていた時期がありました。関連して、村松友視の「私、プロレスの味方です」というエッセイ集も読んでいたのですが、その本の中に、「真剣に戦いを演じているレスラーと、真剣に見つめその戦いの意味を読み取ろうとする観客は、対等の立場である」というような趣旨が書かれていました。(あいにく資料が見つからず、正式な文言はわかりませんが、私なりにはそのように解釈しました。)で、個人的…

  • 「東洲斎写楽はもういない」を読んで驚いたのは

    今まで何の疑いもなく勝手に「とうしゅうさい」だと思いこんでいたことです。「言われてみれば」確かに、東「州」ではなく東「洲」と、さんずいがついています。でも何かの話題に出てきた場合は、まず例外なくみんな「とうしゅうさい」と読んでいます。(ATOKでも「とうしゅうさい」と打てば「東洲斎」は出ますが、「とうじゅうさい」と打つと、「当十歳」としか出てきません。) 極論すると、この本の謎解きというか証明は、この「東洲斎」の読み方が半分を占めている感じなんですが、この基本的な、そして単純なことにほとんどの人が(当然私自身も)何も疑問を持っていなかったことに、新鮮な感動がありました。(そういえば、うろ覚えだ…

  • 「九マイルは遠すぎる」ごっこをしてみたら

    「思わず振り返って、子供たちがまっすぐに指さす空を見上げると、ああ、たしかに虹だ。」 さて、この文だけから分かることはないかな?どんな当たり前のことでもいいから、何でも気づいたことがある人は?・・・ポカーン。チーン。・・・ まぁ無理もない話で、この小説は1年生の教科書の最初に載っている場合が多く、いわゆる「中1ギャップ」対策的な面も含めて、教科書会社が構成していると思われます。(現行の光村図書の1年「シンシュン」「星の花が振るころに」や2年「見えないだけ」などは、モロに「新しい学級になじめるか不安な生徒」や、「元の友達と疎遠になって不安な生徒」向けのお話ですよね。) 小学校から上がってきて、い…

  • 「九マイルは遠すぎる」は言葉の可能性を広げてくれる本です

    解説を見ると、1967年発行の短編集、とありますので、半世紀以上前の古めかしい、でも安楽椅子型推理小説としては非常に有名な作品です。ですから、今読んでも「うーん?なんか古くさい・・・」となるかも知れません。でも、特に表題の話は、「純粋に非常に短い文章だけから意外な読解を引き出す」という、理屈バカで活字中毒の私にはもうたまらない話です。 ネタバレにならないように、推理小説を説明するのは非常に難しいのですが、ざっくりいうと「『九マイルもの道を歩くのは容易じゃない。まして雨の中となるとなおさらだ。』という短い文章について、純粋に文言だけをヒントに読解をしていき、最終的に『前日に起きたある殺人事件」の…

  • 教科書会社に電話した話その3

    さて、中学校の行事の一つに、陸上競技大会というものがあり(学校によりますが)教師が手分けして審判や誘導などをします。かなり昔の話、広い競技場でお互いに連絡を取るために、小型のトランシーバーを使っていたのですが、ある時、年配の先生がものすごい大声でどなってるんですよ。「だからさっきから何回も百メートルの生徒を集合させろっていってるだろ!聞こえないのか!」なんてね。トランシーバーのスピーカーからは延々と「出発係そろそろ時間ですけど準備いいですか?応答願いますどうぞ!」と流れている。ははん、わかった。「先生、喋るときに通話ボタン押さないと通じませんよw」」「お、おう(汗)」なんて事がありまして・・・…

  • 教科書会社に電話した話その2

    さて、前回書きました長野まゆみ氏作「卵」のあらすじですが・・・(以下ネタバレになりますので、内容を知りたくない方は今回とばしてください。) <あらすじ>(時代設定としてはおそらく昭和40年代?少なくとも戦後すぐではなく、携帯電話のない時代)海辺の岬の中学校に転勤してきた紺野先生は、チャボの孵化に取り組む生徒達の面倒を見ていた。その生徒達の中に、少し離れた小島に住む生徒がいた。この生徒は舟で登校していたので、天候が荒れると舟が出せず学校に来ることが出来ない。電話も通じていないらしく、学校とは無線機(おそらくアマチュア無線?挿絵では大型のトランシーバーのようなもの)で連絡を取っている。いよいよチャ…

  • 教科書会社に電話した話その1

    今までに3回、教科書の内容についてのクレーム参考意見を、教科書会社に電話した事がありまして・・・(メイワクナハナシダ) 特に小説の授業では、 ・「書かれていることを統合して、書かれていないこと(行間)を読むこと」 ・「変化と伏線に気づくこと」 ・「誰の視点から書かれているかよく確認すること」 ・「推理小説を読め!」・・・などと言ってきました。(生徒のポカーンとした顔が約6割ってところでしたな。) そして何よりも ・「作者は隅々まで神経を使って書いてあるので、無駄な描写はないし、逆に無駄に見えたり、違和感のある表現には、必ずなにかしらの意味が隠されていると考えること」 つまり、「小説家はスゴイか…

  • 昔の定期テストの珍答から

    中学2年生の「短歌の問題」で、「作者名(正解は石川啄木)を漢字で書きなさい。」という問題を出しました。啄木は三行書きが特徴なので、他の作者より見分けがつけやすく、サービスのつもりで出題しましたし、授業の中でも「豚木と書かないように!」と注意したのですが、まぁ出てきた答えが・・・ ・「まちちゃん」「田原間知」(俵万智のこと?)「斎藤茂吉」「馬場あき子」「若山牧水」「小林一茶」あたりまでは、まぁわかるとして ・「高野長英」「渋沢栄一」「杉田玄白」「田沼意次」「松平定信」「十返舎一九」「坂本龍馬」(しかしどれも逆によく書けたな。歴史の授業じゃないっつの。) ・「石川豚北」「石川拓豕」「石川拓豚」「柳…

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