境界性パーソナリティ障害の特徴②+見抜き方

境界性パーソナリティ障害の人（以下BPD）は、「あなたがいないと私はダメになる」「あなたしかわかってくれる人はいない」と思わせることに非常に長けています。その…

境界性パーソナリティ障害の特徴①+見抜き方

境界性パーソナリティ障害（以下BPD）のパートナーから被害を受けているという方からのご相談があります。 BPDの人の男女の比率は1:4と言われていますが、その…

「言動よりも行動で判断しよう」の弊害

人を見る時に、「言葉よりも行動で判断しましょう」とよく言われますが、この考え方には弊害もあると感じます。 ベースはそれで良いのですが、同時に、行動の質やその行…

なぜカサンドラ症候群はつらいのか⑬-カサンドラ特有の不倫によるつらさ-

一般的には、ASD傾向の人は不倫をしない人が多い（できない人が多い）、と言われていますが、私個人的にはそんなことないなと思っています。 もちろんそれは、こうい…

お金を貸す時の5つの注意点

私のお客様は、結構頻繁に、パートナーや親や子供、そして友人等にお金を貸してしまいます。そう簡単にお金は貸すべきではないのですが、当たり前のように安易に貸してい…

なぜ妻に寂しい思いをさせてしまうのか

noteにも書きましたがお客様から割と好評だったのでこちらにも載せます（下に追記あり）。  タイトルのような悩みを抱えている男性のお客様と話していると、「前回…

誰からの言葉を受け入れて誰からの言葉を受け入れないか選別しよう

すべての人に認められたいすべての人に認められないといけないそんな風に思っているお客様が多いです。  その結果、悪影響な人や支配・洗脳しようとしてくる人等認めら…

なぜモラハラの後遺症はこわいのか④

毒親育ちの人や、過去の恋愛や結婚でモラハラを受けてきた人は、誠実な人・安定した人を意識上では求めていながらも、どこかで（無意識で）不誠実な人・不安定な人に安心…

なぜモラハラの後遺症はこわいのか③（カサンドラの後遺症含む）

モラハラを受け続けてきた人、毒親育ちの人、カサンドラの人、 等は、話が通じない人と長いこと居過ぎたせいか、他の人に対しても、「この人も話が通じない！」と早い段…

断定的な言い方について思うこと

自己肯定感が低い人、自分軸がない人、依存的な人というのは、自分の考えに自信を持てないため、周りの人の言葉に飛びつき、鵜呑みにしがちです。 特に、正解に聞こえる…

鵜呑みにしないこと

「毒親に育てられた方は、子供の頃から悪影響な価値観を植え付けられていることが多いので、親に言われたことや親を見ていていつの間にか無意識で取り込んでしまったこと…

精神的なフォローと物理的なフォローについて

たくさんの問題のある夫婦（うまくいっていない夫婦）を見てきた中で、一つの傾向が見つかり、それを今回書こうと思いました。 何の話かというと、フォローについてです…

カウンセリングを受けようと思ったあなたに言いたいこと

お客様からお話を聴いていると、カウンセリングを受けるに至るまでに、パートナーや両親等に止められたりして揉めている（揉めてきた）人が結構多いことを知ります。 あ…

なぜ子供に感情的に怒ってしまうのか-毒親の連鎖-

子供に対してすぐに感情的に怒ってしまうという悩みを持つ方が多くいらっしゃいます。 そのような方は毒親育ちであることが多いです。 小さい頃から、自分が何かミスを…

なぜカサンドラ症候群はつらいのか⑫-知識がつくことによるつらさ-

ASD（やADHD等）の知識がつくことによって、それはそれでつらくなることがあります。 過去を振り返った際に、当時相手（ASD傾向にある人）に対して自分がプラ…

自分が思うその通りの現実を自分で作っているという話

タイトルが意味不明だと思いますが気にせず読んでください。読んでいけばわかると思います。 私のお客様は、自己肯定感が低い方や、それに伴って被害者意識が強い方が多…

自己愛性パーソナリティ障害（NPD）とASDの共通点-ねじ曲げて解釈することについて-

私が自己愛性パーソナリティ障害（以下NPD）やASDのことをよく書いているということもあって、パートナーがNPDやASDである、またはそれに近い傾向にある、と…

「子供＝発達障害、親＝カサンドラ症候群のケース」について

「夫＝発達障害、妻＝カサンドラ症候群」というかたちで、奥様からのご相談が多く、今後もこの傾向は続くと思います。 その中で、子供も発達障害というケースがかなりの…

自分の立ち位置を知って正しく受け入れること

日々カウンセリングでお話を聴いていて思うことがあります。 それは、自分の立ち位置を知って、それを正しく受け入れる、ということが非常に大事だな、ということです。…

なぜ毒親への期待をやめられないのか-身内と他人について-

「親でさえ愛してくれないのに、（親以外で）自分を愛してくれる人なんているはずがない」 というようなことを毒親育ちの方がおっしゃることがありますが、親以外で愛し…

なぜカサンドラ症候群はつらいのか⑪-「普通」について-

かなり以前に、Twitterでこんなことをつぶやいたことがあります。 “誰かと会話している時に「普通は◯◯だよね」という発言が出てきたら、言わなくて良いので心…

なぜカサンドラ症候群はつらいのか⑩-「自分はそうは思わない」-

ASDの傾向にある人は、相手（カサンドラ側）が「嫌だ」と言っていることに対して、「自分はそうは思わない」「自分は気にならない」等と言って嫌なことをやめないこと…

前提を疑うこと③-機嫌が良いとか悪いとか-

「どうしたら夫（妻）の機嫌が良くなるでしょうか？」 というご相談・ご質問が多々あります。 そこでいつも思うのは、 夫（妻）に対して、「今日は機嫌が良いかな、悪…

私大村のカウンセリングについてのあれこれ

他のいろいろなカウンセリングを受けてきた方が私のところにいらっしゃることがありますが、そのような方がよくおっしゃるのは、 「話を聴いてくれるだけで物足りなかっ…

自己愛性パーソナリティ障害の人と被害者の共通点

自己愛性パーソナリティ障害の人と被害者にはある共通点があります。 共通した特徴があることにより、お互いに惹かれ合ってしまいます。 自己肯定感が低い、という共通…

なぜカサンドラ症候群はつらいのか⑨

ASDの傾向にある人は、自分が見たものだけで判断する、そんな傾向があります。 言い換えると、自分が見ていないものについて想像しようとしない、ということです。 …

夫婦円満の秘訣①-妻に一人の時間を作ってあげて-

Twitterは見ないけどブログは読むという方も多くいるようなので、Twitterで反応が多かったものを書いてみました。  夫から妻へよくありがちなことです。…

なぜモラハラの後遺症はこわいのか②（+モラハラ加害者の特徴）

モラハラ加害者は、相手（被害者）に対して、健全な人であれば変える必要がないと思えることを、変えるように（直すように）言うことがあります。 この記事では大きく2…

なぜモラハラの後遺症はこわいのか①

元々モラハラ気質を強く備えている人のターゲットになりやすい人（モラハラホイホイ）というのは、自分に自信のない人です。 さらに、自信のない人は、元々そんなにモラ…

自己愛性パーソナリティ障害の人の被害者のあなたへ③

自己愛性パーソナリティ障害の人の被害者からのご相談が相変わらず多いですが、今回も、自己愛性パーソナリティ障害の人の被害者のあなたへ①と同様、自己愛性パーソナリ…

相手の気持ちを考える時の注意点②

前回の続きというか補足というか、です。  「自分がされて嫌なことは相手にしないようにしようね」と、相手の気持ちを考える一つの方法として、小さい頃から親や学校の…

相手の気持ちを考える時の注意点①

「もし自分が相手だったらどう思う？」と、相手の気持ちを考える一つの方法として、小さい頃から親や学校の先生等に教えられてきたことがあると思います。 しかし、この…

なぜカサンドラ症候群はつらいのか⑧

お客様（カサンドラ症候群の方）の話を聴いていてよく感じることを今回も（というかいつもですが）書きたいと思います。  ASDの方は、パートナー（カサンドラ側）に…

なぜカサンドラ症候群はつらいのか⑦-受動型ASDについて-

ASDには大きく4種類（受動型・孤立型・尊大型・積極奇異型）に分かれると言われています。 今回はASD受動型のパートナーをもつカサンドラ症候群の方の辛さについ…

家事育児その他諸々についてのあれこれ

家事や生活していく中での諸々について、「わからないからできない」「やったことないからできない」「おまえの方が得意なんだからやっといて」等と言う人がいますね。 …

どうしても離婚に踏み切れないあなたへ

頭では離婚した方が良いのはわかっている、そんな相手だということが頭ではわかっている、経済的な問題はある程度クリアしている、あとは勇気だけ、という方に伝えたいで…