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  • 【易暮らし】易の卦辞で今日を振り返る 沢水困 困難な現状も喜びを持って対処すれば吉

    今日もお疲れ様でした。暖淡堂です。 日中は暑くなりました。 数日ぶりにエアコンを使いました。 仕事は、細々とした対応と打ち合わせ。 打ち合わせは月例会で、運営と司会を担当しているので、まあ全体のサポートです。 気楽なものです。 今日は議論が面白くて、ちょっと長引きました。 そこそこに疲れました。 で、今日を振り返ります。 沢水困の卦を得ました。 兌(沢) 坎(水) 沢水困 困。亨。大人吉无咎。有言不信。 困は、亨る。大人吉にして咎なし。言うことあるも信じられず。 下卦が坎。困難な状況を意味します。 で上卦が兌。喜びや、柔らかな態度を象徴します。 卦全体では、内に困難さを抱えていても、外には喜び…

  • 【現代詩】駅/発酵 季節の変わり目の体感を文字で表現してみる

    こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko! Takachiko! 暖淡堂の方で「現代詩」の記事を作成し始めました。 詩に真面目に取り組み始めた頃、詩人の岩成達也さん、吉増剛造さんの詩集を読みました。 それで、ガッツリ理系の人間でも書けそうな詩のスタイルが見えた気がして、それからそのスタイルの確立を目指してみました。 今回は、ごく初期に書いたものです。 半カッコとか、…とかを多用し、短い言葉を繋げるスタイルを試していた時期の作品です。 岩成達也さんは、僕の初期の作品を評価してくれました。 とても感謝しています。 岩成達也さんが、どこかで「詩とは体感を表現したもの」と書かれていました。 身体は…

  • 【古典文学】菅子四篇 心術上 (6) 道在天地之閒也、其大無外、其小無内。 道の在り方について、その大きさでの説明

    菅子四篇 心術 こんにちは、暖淡堂です。 心術上の第六回目です。 道の在り方を、その大きさで説明している文章を紹介します。 その文章を参考にしながら、道について考えてみたいと思います。 心術上第三十六(短語十) 原文 道在天地之閒也、其大無外、其小無内。故曰、不遠、而難極也。 書き下し文 道の天地の閒にあるや、その大なること外無く、その小なること内無し。故に曰く、遠からずして、しかも極め難きなり、と。 現代語訳 道は天と地との間にあり、それは外から包むことができるものが無いくらい巨大であり、それよりも内側に入りこめるものがないくらい微小である。なので、道は遠いどこかにあるのではないが、しかし極…

  • 【安心感の研究】コロナで失われたコミュニケーション 本当に深刻な影響はどこに出る?

    こんばんは、暖淡堂です。 コロナ感染が広がって、テレワーク対応が可能な職場では、自宅やサテライトオフィスで仕事をする機会が増えていますね。 そこで問題になったのが、ちょっとした会話、雑談などのコミュニケーション。 これらを解決するために、Webミーティングやバーチャルオフィスの利用が提案されています。 しかし、これらでも解決できない、より深刻な問題があります。 それは、他の人がどこかに電話をかけたり、自分の仕事とは直接関係ない話を同僚同士がしているのを耳にする機会がなくなっていること。 これらで得られる情報は、今やっている仕事では使えなくても、そのうち自分の仕事に関係するかもしれません。 ある…

  • 【ブログ】迷ったら初心に帰る ブログの世界には時々暗示のようなものが忍び込む

    こんにちは、暖淡堂です。 日々迷っています。 で、何かを変えたいなと思いながら、二の足を踏んでいます。 最近迷っていることの背景は、次のような表現の暗示的な部分。 「ブログで〇〇する」 この「〇〇」には人それぞれ入るものが違うかと思います。 それによって、ブログや他のSNSの世界では暗示のようなものが存在して。 正しい考え方、やり方がたくさんあるようです。 なんと、モノによっては自動化も出来る? 迷いますね。 自分もそのようにしないといけないかな、なんて思って。 自分は下手だなあ、とか、能力がないのでは、なんて悩んだりして。 僕は、ブログを始めた時のことを振り返って、初心に帰ることにしました。…

  • 【百人一首の歌人】「吹くからに秋の草木のしほるれば」 文屋康秀 小野小町に向けた優しさ

    百人一首第22番目の歌の作者は文屋康秀ふんやのやすひでです。 六歌仙の一人で、小野小町とも親交があったとされています。 今回は文屋康秀について紹介します。 文屋康秀とは 生没年などは不明ですが、877年、880年頃に任官していますので、9世紀末頃の人ではあるようです。 天武天皇の子孫とも言われていますが、定かではありません。 小野小町とは親密な付き合いがあったようで、三河掾として赴任する際に誘ったところ、次の歌を返したとか。 わびぬれば 身をうき草の 根を絶えて 誘ふ水あらば いなむとぞ思ふ これは誘いに応じたということでしょうか。 十訓抄によれば、これは小野小町の容色が衰えた後のこと。 であ…

  • 【易暮らし】易の卦辞で今日を振り返る 天沢履 天のはからいを喜ぶ

    今日もお疲れ様でした。暖淡堂です。 今朝は涼しかったですね。 いよいよ季節の変わり目を感じます。 もうすぐ九月になりますね。 九月になったら、そろそろ日本酒が楽しめるかな。 秋の味覚も出始めていますね。 どんな秋になるかな。 で、今日を振り返ります。 天沢履りの卦を得ました。 乾(天) 兌(沢) 天沢履 履虎尾。不咥人。亨。 虎の尾を履む。人を咥くらわず。亨る。 上卦の乾は力強い者、権力者、最高責任者のような人を現します。 あるいは、天の動き、はからい。 下卦の兌は喜び。 なので、上卦に下卦が喜んで従う形です。 その形は、虎の後をついて行っているようなもの。 うっかり尾を踏んでしまいます。 し…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 まとめ 北海道の砂川で過ごした昭和の頃のこと

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 まとめ記事を作成しました。 小学生の頃は、時間がとても長く感じていました。 今思えば、初めて経験することがとても多かったからかなとも思います。 年を取ると、時間はあっという間に過ぎますね。 日々同じことの繰り返しなので、去年の今頃何をしていたのか思い出せないくらい、です。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 まとめ 北海道の砂川で過ごした昭和の頃のこと Takachiko!Takachiko!暖淡堂の…

  • 【易】巽為風 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

    六十四卦のうち巽そん卦を上に置くものを紹介します。 今回は「巽為風」です。 上卦、下卦いずれも巽(風)。 柔順でしなやかなイメージの卦です。 巽(風) 巽(風) 先に紹介した六十四卦表をご参照ください。 dantandho.hatenadiary.com 易経にある巽為風の卦辞は以下のように書かれています。 巽爲風 巽。小亨。利有攸往。利見大人。 巽は、小しく亨る。往くところあるに利あり。大人を見るに利あり。 巽卦の形は、陰爻が二つの陽爻の下にあります。 おとなしく従っている形。 自然の通りに順っていれば、どのようなものともぶつかることはありません。 どこへでも入り込めます。 それで、風のイメ…

  • 【易暮らし】易の卦辞で今日を振り返る 天水訟 天と川とはそれぞれの行き先がある

    今日もお疲れ様でした。暖淡堂です。 日中は涼しくなりました。 急に気候が変わった時は、体調に御用心。 夏ですけど、風邪などひきやすいかもしれません。 十分にご休養ください。 で、今日を振り返ります。 天水訟しょうの卦を得ました。 乾(天) 坎(水) 天水訟 訟。有孚。窒惕。中吉。終凶。利見大人。不利渉大川。 訟は、孚まことあり。惕うれいを窒ぐ。中ごろは吉、終わりは凶なり。大人を見るに利あり。大川を渉るに利なし。 訟は訴訟です。 意見の合わないもの同士が争う形。 でも、本日、我が家は穏やかに過ごしていました。 訟の形、上卦が乾(天)で下卦が坎(水)。 大空(天)と川(坎)はそれぞれに行き先があり…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十六)④ 友達の葬儀で感じた、小さな違和感

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 お通夜に行きました。 周りを見ると、子供は自分だけでした。 亡くなった友だちの兄弟姉妹がいたはずですが、その姿は見かけませんでした。 親族なので、前の方にいるはずなのですが。 おまけに、なぜか、僕が前の方に座っていました。 友だちの家族の様子が、わからなくなってしまいました。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年(十六)④ 友達の葬儀で感じた、小さな違和感 次回は「沙河」のまとめになります。 またお立ち…

  • 【大人の音楽生活】VOCAPANDAさん フィリピンの歌姫 「Hero」のカバーを紹介します

    www.youtube.com 少し前にも紹介しましたが、改めて。 VocaPandaさんです。 エルガイムとかダンバインとかのテーマ曲のカバーを聴いて、彼女の歌唱力に驚きました。ある意味御本家のスタジオ録音よりも、歌い込まれている分、VocaPandaさんの方がドライブ感が強調されていて、より聴き込んでしまう出来上がりになっています。 YouTubeのチャンネルの情報からVocaPandaさんのことを簡単に紹介します。 VocaPandaさんはフィリピンの方。 日本のアニメ「幽遊白書」のファンで、これがきっかけになり、日本のアニメが好きになり、アニソンのカバーもするようになったようです。 ア…

  • 【安心感の研究】僕はゆーりんちー 「有隣堂しか知らない世界」にハマりつつ…

    こんばんは、暖淡堂です。 Twitterでフォローしている方が紹介されていて、それでハマりました。 「有隣堂しか知らない世界」 www.youtube.com 初めてみたときは、ああ、まあ、こんな感じかな。 有隣堂って、新百合にあるヤツだな、くらいな感想でした。 が、何度か続けてみているうちに、次第にはまってしまいました。 その理由は、有隣堂のスタッフの多様さ、キャラクターの面白さ。 それらは、もちろんブッコローのMCで巧みに盛り上げられていて。 全体が、とてもよくできています。 毎週火曜日と金曜日の夕方頃に配信です。 待っていて、配信されたらすぐにみようと思っていながら、なんとなくいつも遅れ…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十六)③ 友達が一人、いなくなるということ

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 子供の心では処理しきれない出来事でした。 ほんの数日前まで顔を見たり、声を聞いたりしていた友達が急にいなくなってしまうということを、最終的にどのように受け止めたのかは思い出せません。 ただ、自分にはどうにもならないことがあるということを、この時期、理解し始めたのかもしれません。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年(十六)③ 友達が一人、いなくなるということ この時のことは、正直、あまりうまく書けません…

  • 【大人の音楽生活】レコード復権を喜ぶ LPレコードにあってCDアルバムにないもの アリスⅤを例に

    レコード復権 レコード復権の流れを歓迎します。 LPレコードにあってCDアルバムにないものへの注目が集まるといいなと思っています。 それは、A面ラストの曲とB面最初の曲。 A面ラストは、スローな軽めのバラードが収録されることが多かった気がします。 シングルB面の名曲などのこともあったかと。 ちょっとクセのある曲が来ることもありますね。 そしてB面最初の曲は、改めてパンチのある曲が入っていたりします。 CDになってこのA面、B面というのがなくなったので、なんとなくずっと続くA面、またはB面だけを聴いているような気がします。 そんなふうに感じているのは、僕だけかな? 例えば、アリスⅤはまさにそんな…

  • 【易暮らし】易の卦辞で今日を振り返る 水火既済 整った後は乱れていきます

    今日もお疲れ様でした。暖淡堂です。 金曜日ですね。一週間の仕事が今日で終わりという人も多いかと思います。 僕はお盆休み明けの一週間でした。中一日おいて四連休を二つ繋げるという形のお休みにしたので、お盆休み明けは結構ハードな日々が続きました。 他の人よりも遅れてお盆休み明けの仕事を始めたので、結構出遅を解消するために時間がかかった感じです。 まあ、そんな感じでしたが、無事乗り切れたかな。 で、卦を立てて今週を振り返ってみたいと思います 上卦坎、下卦離の水火既済を得ました。 坎(水) 離(火) 水火既済 既済。小亨。利貞。初吉終亂。 既済は、小しく亨る。貞しきに利あり。初め吉にして終わり亂る。 今…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十六)② とても不安な夜

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 遠くで、誰かを呼ぶ声を聞く夜、というのは、とても不安なものでした。 布団の中でじっとして、寝よう寝ようとするのですが、なかなか寝られず。 それでもいつの間にか眠っていたのですが。 翌朝、夜の間にとても悲しいことが起こっていたのを知りました。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年(十六)② とても不安な夜 田圃や畑に囲まれた静かなところだったのですが、それぞれに家庭の事情、個人の事情などがあったらしく。 …

  • 【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】お正月のバンコク・エラワンミュージアム 大きさに驚いた

    エラワンミュージアムの像 バンコク市内にはエラワン廟があります。便利な場所で、以前は伊勢丹が近くにあったので、日本から観光でタイに遊びに行かれた方はエラワン廟を見学された方も多いのではないでしょうか。 www.thailandtravel.or.jp 今回紹介するのは、バンコクの中心街からちょっと離れたところにあるエラワンミュージアムです。 www.thailandtravel.or.jp エラワンとは三つの頭を持つ象のこと。このエラワンミュージアムには遠く離れていてもそのデカさがわかる象の像がありました。 お正月の、確か1月3日頃に家族で出かけました。 中は観光客でいっぱいでした。 建物の中…

  • 【安心感の研究】DX関連技術ありき、から始めたプロジェクトは、きっとうまくいかない

    こんばんは、暖淡堂です。 今日は午前中出社して紙対応。 出社しているのにWeb会議一件参加。 その後帰宅してWeb会議。 会議が終わってからは連絡対応などをしていました。 1日の仕事場所を会社と自宅で組み合わせてもOKなのは嬉しいです。 去年からそうなったので、結構自由度があって楽ですね。 で、本日の打ち合わせをしながら感じたことを書いてみます。 多くの会社が取り組まれているDXについてです。 DXプロジェクトというもの DX技術ありきで進められるプロジェクトであればうまくいかない 「これ」を実現するために、の「これ」が明確ならばうまくいく DXプロジェクトというもの IT技術やAIなどの進歩…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十六)① 小学校生活の終わり頃にとても悲しい出来事がありました

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 小学校生活がそろそろ終わりという頃に、今でも忘れられない出来事がありました。 その辺りのことを、思い出せる範囲で書いてみました。 想像で補っている部分もあるかもしれません。 気持ちの中の何かが邪魔をしている部分も、きっとありそうです。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年(十六)① 小学校生活の終わり頃にとても悲しい出来事がありました 家が近い同級生は、そんなに多くはいませんでした。 かえって、家が近い…

  • 【大人の音楽生活】アリス 「夏の終わりに」 季節の変わり目に

    www.youtube.com アリスの中でも独特のポジションにいる矢沢透さんが作詞作曲された曲です。 ボーカルは堀内孝雄さん。 なんだか急に秋の気配を感じるようになりました。 学生の人たちも夏休みの終わりを意識し始めた頃かと。 季節の変わり目って、なんとなく寂しいものですね。 この曲は、アリスⅤに収録されています。 アリスⅤ、名盤です。 アリス 「夏の終わりに」 季節の変わり目に 矢沢透さんの曲に名曲が多いです。 時々紹介したいと思います。 またお立ち寄りください。 どうぞご贔屓に。 dantandho にほんブログ村ランキングに参加しています

  • 【易暮らし】易の卦辞で今日を振り返る 雷山小過 結果「大いに吉」

    今日もお疲れ様でした。暖淡堂です。 僕は本日もテレワークでした。明日は出社予定です。 天気予報では雨になると言っていましたが、どうでしょうか。 雨で小田急線が遅延しているようです。沿線のどこかで大雨が降っているみたいですね。 で、卦辞で今日を振り返ってみようと思います。 卦を立てました。 上卦震、下卦艮の雷山小過を得ました。 震(雷) 艮(山) 震/艮 雷山小過 小過。亨。利貞。可小事不可大事。飛鳥遺之音。不宜上宜下。大吉。 小過は、亨る。貞しきに利あり。小事に可にして大事に不可なり。飛鳥はこれ音を遺す。上るに宜しからずして下るに宜し。大いに吉。 今日はまあまあ穏やかにすぎた1日でした。 昨日…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十五)④ 古い木造校舎の屋根裏

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 学校の建物の屋根裏に入り込むという経験は、今の小学校ではほぼできないでしょうね。 僕が通っていた小学校の校舎は、学校の裏側への入り口が何箇所か開いていました。 真っ暗かと思っていたのですが、想像したよりは明かりが入り込んでいて。 木造だったので、あちこちに隙間があったのでしょうね。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年(十五)④ 古い木造校舎の屋根裏 屋根裏を伝って他の教室まで行くことができることの発見…

  • 【古典文学】菅子四篇 心術上 (5) 靜乃自得。 自らのあるべき位置を保つ

    菅子四篇 心術 こんにちは、暖淡堂です。 心術上の第五回目です。 心術上の冒頭部分の内容が、改めて説明されています。 ここではそれぞれの職分をきちんとわきまえている状況ができたうえで、君主が取るべき態度を述べています。 心術上第三十六(短語十) 原文 心之在體、君之位也。九竅之有職、官之分也。耳目者視聽之官也。心而無與於視聽之事、則官得守其分矣。夫心有欲者、物過、而目不見、聲至、而耳不聞也。故曰、上離其道、下失其事。故曰心術者、無爲而制竅者也。故曰、君、無代馬走、無代鳥飛。此言不奪能、能不與下誠也。毋先物動者、揺者不定、躁者不靜、言動之不可以觀也。位者謂其所立也。人主者立於陰。陰者靜。故曰、動…

  • 【安心感の研究】今日通じなかった言葉 「データAとデータBの差額」 なんで?

    こんばんわ、暖淡堂です。 今日も1日元気にテレワークしていました。 朝イチで職場内の説明会に参加。その後は普段通りの業務をしていました。 で、夕方になって、ある業務に利用していたツールで作成したデータに、本来であれば必要のないデータが混じっていて、そのことで不要な連絡をしてしまっていることがわかりました。 伝わらなかった言葉 伝わらなかった理由 今日はここまでできた 伝わらなかった言葉 担当者と事後の対応を相談していたときに、次の表現が伝わりませんでした。 「データAとデータBの差額」 データAは今回誤って作成した、不要なデータを含んでいるもの。 データBは本当であれば作成されるべきデータ。 …

  • 【百人一首の歌人】「今来むと言ひしばかりに長月の」 素性法師 父に導かれ僧侶となった

    百人一首第21番目の歌の作者は素性法師です。 僧正遍昭の子で、父の勧めで出家ししました。 今回は素性法師について紹介します。 素性法師とは 生没年は不明ですが、9世紀末から10世紀にかけて生きた人です。 清和天皇の時代に左近将監まで昇進したようですが、父の僧正遍昭の勧めで出家しています。 左近将監は禁中の護衛役の現場監督のような立場です。 官位は従六位上でした。 父の僧正遍昭が、その職位を捨てて出家することを勧めたのは、本人の性格を考えてのものだったのでしょうか。 あるいはなんらかの事件が背景にあったのでしょうか。 「大和物語」では素性法師の恋愛のエピソードが書かれていて、情熱的な人のようでも…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十五)③ 古い木造校舎の思い出

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 僕が通っていた小学校は、炭鉱からまだ盛んに石炭が掘り出されていた頃に建てられた木造校舎でした。 その頃すでに古くて、冬には窓の隙間から風と一緒に粉雪が吹き込んだりしていました。 教室には石炭ストーブが一つだけ。 それも、午後の授業が終わることには石炭が燃えきってしまいます。 その後、僕たちはアノラックやヤッケを着て、雪の中を家に帰りました。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年(十五)③ 古い木造校舎の…

  • 【易】風雷益 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

    六十四卦のうち巽そん卦を上に置くものを紹介します。 今回は「風雷益」です。 卦の形は上卦が巽(風)、下卦が震(雷)。 外側に向かって柔軟で(風)、内側に力強いもの(雷)を持っているような形です。 巽(風) 震(雷) 先に紹介した六十四卦表をご参照ください。 dantandho.hatenadiary.com 易経にある風雷益の卦辞は以下のように書かれています。 風雷益 益。利有攸往。利渉大川。 益は、往くところあるに利あり。大川を渉るに利あり。 卦の形、上卦の一番下の爻が陰爻で下卦の一番下の爻が陽爻。 これは上卦にもともとあった陽爻と下卦の陰爻と取り替えたと見ます。 つまり上卦から陽爻を減らし…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十五)② 放課後の野球で起こった事故のこと

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 僕が小学生だった頃は、放課後グラウンドは使い放題でした。 近所の人も普通に入り込んでキャッチボールをしたり、サッカーをしたりしていました。 夏の夜は花火をしていた人たちもいましたね。 稀にはテントを張って泊まっている人たちもいたくらいです。 グラウンドには門や柵のようなものはありませんでした。 今だと、何かあった時に管理責任などが問われるので、立ち入り禁止にされていますよね。 当時はおおらかな時代でした。 児童が怪我をしたくらいでは問題になりませんでした。 dantandho21.blogspot.com …

  • 【安心感の研究】ロボットはパーツを組み立てることで出来上がるもの だから重く硬くなる

    きみとロボット展 2度目の4連休を利用して、お台場の日本科学未来館で開催されていた「きみとロボット」展に行ってきました。 夏休み中だったせいか、子供の団体が多かったのですが、それでも割とゆっくりと見学できました。 企画展の会場に入ると、入り口近くにこれまでに開発されたロボットが、国産のものを中心に展示されていました。 見慣れたものもいくつかありました。ああ、確かに「ロボット」だなと思わせるものばかり。 HRP で、ふと思いました。「これらを見てすぐにロボットだな、と思うのはどうしてかな」って。 見てすぐにロボットだと思う理由 アンドロイドも見てわかる理由 ロボットの方向性の一つ 見てすぐにロボ…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十五)① 祖父の葬儀の後、まもなく夏休みが終わって、小学生の普通の日々が戻ってきました

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 葬儀が終わって数日で夏休みが終わりました。 やっつけで宿題を終えて、普通の日々に戻っていきました。 小学生の、男子の、放課後の遊びの日々でした。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年(十五)① 祖父の葬儀の後、まもなく夏休みが終わって、 小学生の普通の日々が戻ってきました 夏休みが終わっても、結局は遊んでばかりの日々でした。 すぐに日暮れの早さに寂しさを感じ始める季節になっていました。 またお立ち寄りく…

  • 【大人の音楽生活】矢沢永吉 「引き潮」 中学生の頃、なにを想いながら聴いていたのだろう

    www.youtube.com 初めて聴いたのが中学生の頃。 これもNHK北海道のFM放送「夕べのひととき」でした。 カセットテープに録音して、それを何度も聴いていました。 こんな大人の曲、中学生だった僕は、なにを想いながら聴いていたのでしょうね。 どんなことを勉強して、どんな仕事をして、どんな家庭を持って、なんて考えていたのでしょうか。 それとも、誰かのことだけを考えていたのかな? 矢沢永吉さんの「引き潮」、スタジオ録音の方も絶品です。 よろしかったらお試しください。 THE GREAT OF ALL/CD/SRCL-5064 楽天市場 Amazon Yahooショッピング by カエレバ …

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十四)④ 父は最後まで酔っていました

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 結局、父は祖父の葬儀の最後まで酔っていたと思います。 父なりの別れの告げ方だったのかもしれません。 僕はどんな別れの告げ方をすることになるのでしょうか。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十四)④ 父は最後まで酔っていました 自分も、そろそろ父や母との別れをなんとなく意識し始めています。 もちろん、長生きをして欲しいのですが。 いつかは別れのときがきてしまいますよね。 またお立ち寄りください。 ど…

  • 【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】日本文化の紹介 シラチャでのお茶の会

    シラチャでのお茶の会 リタイア後、シラチャで暮らしていたお茶の先生がいました。 駐在員の奥様たちが集まって、お茶を習っていましたね。 時々は現地の人たちにも紹介していたようです。 シラチャ日本人祭りのときには、小さなテントを使ったブースで茶道のコーナーを作っていましたね。 人気があったようです。 我が家の奥さんもお手伝いに行っていました。 道具は日本から持っていったものと、現地で調達したもの。 上の写真では、陶器類のいくつかはベンジャロン焼きのように見えます。 シラチャ日本人祭りとは別のタイミングですが、現地のテレビ局の取材もあったようです。 和服を着た先生や我が家の奥さんが映った動画が残って…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十四)③ 大人たちは朝から酔っていました

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 お通夜で飲み通し、朝食でビールを飲み、火葬場でもワンカップを手にしていました。 法事のときはそうするものだと、僕は覚えてしまいました。 父はたくさん飲んでも、乱れるということはなかったですね。 楽しそうに飲み続けていました。 そういえば、祖父も、一人でいつまでも楽しそうに飲んでいる人でした。 家系でしょうか。 僕も、一人で、おとなしく楽しげに飲む男になりました。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (…

  • 【読書記録】椎名誠 「海浜棒球始末記」 夏になると読みたくなる

    海浜棒球始末記と浮き球 夏になると読みたくなる本のうちの一冊です。 過去にも読書記録でブログの記事にしていますが、今年も読んだので、今回の感想を書いておこうと思います。 最近は、同じ本を繰り返し読んでも、毎回楽しめます。 推理小説で、犯人や犯行の手立てがわかってしまったものでも十分にワクワクしながら読み進められます。 1年以上経っていたら、もうほぼ未読のものと同じような状況で。 歳をとると、経済的に読書ができます。 歳をとってわかったことでもあります。 で、椎名さんの本。 南の島で見かけた不思議な野球。 浜辺に落ちている浮き球と流木を使って遊ぶ野球です。 それに椎名さんと仲間の皆さんがハマりま…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十四)② 昭和の頃のお通夜 近所のおばさんたちの手作り料理で過ごしていました

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 今であれば、仕出し屋さんに食事の準備をお願いしますが、当時は近所のおばさんたちがお寺の厨房を使わせてもらって料理を作っていました。 お通夜の法要が終わると、お酒を飲みながらの会食になりました。 食事の場では、不思議な出来事が何度も話題になりました。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十四)② 昭和の頃のお通夜 近所のおばさんたちの手作り料理で過ごしていました 野菜の煮しめや黒飯などはすべて近所のお…

  • 【古典文学】菅子四篇 心術上 (4) 君子不休乎好。 好むものだけに頼らない

    菅子四篇 心術 こんにちは、暖淡堂です。 心術上の第四回目です。 これまでは「道」について説明してきました。 今回は「道」とともに生きる「君子」についての文章です。 「君子」は、ときに「聖人」と呼ばれることもあります。 心術上第三十六(短語十) 原文 人之可殺、以其惡死也。其可不利、以其好利也。是以、君子不休乎好、不迫乎惡、恬愉無爲、去智與故。其應也、非所設也、其動也、非所取也。過在自用、罪在變化。是故、有道之君、其處也、若無知、其應物也、若偶之、靜因之道也。 書き下し文 人のこれを殺すべきは、死を惡(にく)むを以てなり。それ利せざるべきは、利を好むを以てなり。これを以て、君子は好みに休んぜず…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十四)① 昭和の頃のお通夜 お寺の庫裡や本堂を借りていました

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 我が家が檀家になっていたお寺でお通夜が行われました。 大きなお寺で、たくさんの人が集まっても十分に収容できていました。 今は葬儀会場を借りることが多いですね。 祭壇も予算に合わせてカタログから選べたりして。 昭和の頃は色々と手作りでした。 街の花屋さんが来て、作業をしていたのを覚えています。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十四)① 昭和の頃のお通夜 お寺の庫裡や本堂を借りていました お通夜はお…

  • 【百人一首の歌人】第1歌から第20歌までをまとめます

    百人一首の選者、藤原定家は1162年の生まれ。 時代は保元の乱(1156年)、平治の乱(1159年)を経て、平清盛が強大な権力を持ちつつあった頃でした。 その後、藤原定家は平氏の滅亡、鎌倉幕府の成立、承久の乱による後鳥羽院の配流などを見ながら、自らは和歌の才能を磨き続けます。 百人一首の成立は1235年。 鎌倉幕府から削除するように指示されていましたが、結局は後鳥羽院の歌も含めた百首が選ばれました。 【百人一首の歌人】では、これまで天智天皇から元良親王まで、それぞれの人物の時代背景に焦点を当てて紹介してきました。 全体の1/5まで来ましたので、一旦まとめたいと思います。 ざっと時代を振り返りま…

  • 【安心感の研究】「戦争反対」とは 他の国に武器を持って攻め込んで 武器を持たない人を殺すことに反対 ということ

    「戦争反対」 僕なりに、それを言い換えると 「他の国に武器を持って攻め込んで 武器を持たない人を殺すことに反対」 となります。 他の国に攻め込んで、たとえ勝ったとしても、それで得られるものってなんでしょうか。 よその土地に入り込んで、そこにいる人を殴りつけておいて、傷ついて倒れた人に向かって、俺の言うことを聞け、といって帰ってくる。 そんなことをしたら、帰ってくるあいだ、背後でなにが起こっているか気が気でないと思います。 それで得られるものって、あるのでしょうか。 戦争をどうしても始めてしまうときの理由が「平和」とか「安全」の追求であるなら、戦争を始める前から終わった後まで、ずっと脅かされてい…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十三)② 祖父の遺体が家に運ばれてきた朝のこと

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 湯灌を終えた祖父の遺体は、北枕になるように敷かれた布団の中に横たえられていました。 その枕元に祖母が静かに座っていて。 よく晴れた朝でした。 風が強かったのか、部屋の中に映る雲の影が動くのが、とても速かったことを覚えています。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十三)② 祖父の遺体が家に運ばれてきた朝のこと 朝は天気が良かったのですが、この後次第に天候が崩れていきます。 またお立ち寄りください。 …

  • 【易】風火家人 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

    六十四卦のうち巽そん卦を上に置くものを紹介します。 今回は「風火家人」です。 卦の形は上卦が巽(風)、下卦が離(火)。 この卦は、家庭での男女のあり方を示しているとされています。 それが正しいかどうかは、時代で変わっていくものですね。 易経や易学小筌での説明を紹介しますが、解釈は現在の我々の状況に合わせて行われるべきかもしれません。 巽(風) 離(火) 先に紹介した六十四卦表をご参照ください。 dantandho.hatenadiary.com 易経にある風火家人の卦辞は以下のように書かれています。 巽/離 風火家人 家人。利女貞。 家人は、女の貞しきに利あり。 易経が書かれた時代は、男は外、…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十三)① 祖父が亡くなった夜のこと

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 入退院を繰り返していた祖父が亡くなりました。 そのときはまだ知りませんでしたが、大雨をもたらす台風が接近していました。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十三)① 祖父が亡くなった夜のこと 不思議なことがいくつか起こるのですが、家族はあまり疑ったりせず、むしろそれを積極的に理解しようとしていました。 そんな時代だったということでしょうか。 またお立ち寄りください。 どうぞご贔屓に。 dantand…

  • 【安心感の研究】電話での世論調査用の番号は周知してもらえないでしょうか

    知らない番号からかかってきた電話には基本出ないようにしています。 携帯電話も固定電話も同じです。 知らない番号からかかってきた電話に、以前は出ていたのですが、怪しい電話の可能性が割に高かったです。 番号が表示されたものについて、時々ネットで調べてみるのですが、最近は政党の支持率調査のようなものがかかってきているようです。 それがわかっていたら出ないこともないのですが… 例えば新聞などで周知してもらえると、時々は協力してもいいと思っています。 朝日新聞の世論調査の番号XXX 読売新聞の世論調査の番号YYY 中京新聞の世論調査の番号ZZZ NHKの世論調査の番号PPP みたいな感じで。 「お、NH…

  • 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十二) 恐くて 優しかった 祖父のこと

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 昭和51年から52年にかけてのエピソードです。 祖父は仕事を定年退職して、家でノンビリ過ごしていました。 夕方になると、決まってテレビの前の定位置で晩酌をしていました。 当時の大相撲の中継が大体午後4時くらいから。 その時間には焼酎を飲んでいたので、ゆったりと暮らしていたのでしょうね。 今思えば、僕の現在の習慣にもとてもよく似ています。 早めにお風呂に入ってしまい、その後、テレビの前でビールや焼酎を飲み始めます。 コロナでテレワークが定着したおかげ、というのもありますが。 dantandho21.blogs…

  • 【大人の音楽生活】吉田拓郎 「夏休み」 夏の曲で、これは外せない

    www.youtube.com 最初に聴いたのは、NHK北海道のFM放送。 午後6時くらいから放送していた「夕べのひととき」で流されました。 ちょうどギターを弾きはじめていたころ。 早速チャレンジしたりしてみました。 僕の夏休みは、ちょうどこの歌の通り。 歌を聴きながら、色々と思い出しました。 アルバム「元気です。」に収録されていましたね。 このアルバムには「旅の宿」、「春だったね」、「たどり着いたらいつも雨降り」など名曲揃い。 僕が唯一持っている吉田拓郎さんのアルバムです。 お盆の帰省でご実家に帰られている方も多いかと。 あるいは、ご自宅でノンビリされているかもしれませんね。 少し長めの休日…

  • 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 いったんまとめます

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 これまでの記事をまとめています。 まだ続きます。 少しずつ、事件のようなものも起こるようになります。 覚えていることが増えてきているというのもありますね。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 いったんまとめます 引き続きよろしくお願いします。 またお立ち寄りください。 どうぞご贔屓に。 dantandho にほんブログ村ランキングに参加しています

  • 【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】誰もが大好き 空芯菜の炒め物

    空芯菜の炒め物 空芯菜、ご存知の方、きっと多いですよね。 タイをはじめ、東南アジアでは「雑草」のように生えているらしいのですが、これが美味しい。 タイでの勤務地はタイ湾に面した海沿いの街だったのですが、その道路沿いにもたくさん生えていました。 この空芯菜の炒め物、初めて食べたのは出張でタイに行っていたとき。 味付けはシンプルで、ナンプラー、プリック(唐辛子)、それにニンニク。 適度に歯ごたえがあって、甘辛い感じで、いくらでも食べ続けられます。 少し前、空飛ぶ空芯菜が話題になったことがありました。 この料理がふわりと浮かび上がる、ということではなく、出来上がった空芯菜の炒め物を鍋を振り回して投げ…

  • 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (十一)小学校低学年までの部分は今回でおしまいです

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 生まれてから小学校3年生くらいまでの部分、今回までです。 あまり事件らしい事件がなく、おとなしく時間が過ぎていました。 この後も、大きな事件はありませんが、少しずつ心が揺れるようになってきます。 子供なりに成長をしていたのだと思います。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (十一) 小学校低学年までの部分は今回でおしまいです 現在の読書習慣の始まりが小学校入学前後から3年生くらいの間だったような気がし…

  • 【休暇の取り方】飛石お盆休みの選択 長く休んだ気分になれる休み方

    今日が山の日でお休み。家で一日のんびりと過ごしていました。特にお出かけすることもなく。暑かったので、なんとなくダラダラとしていました。 で、明日8月12日は仕事をします。といってもテレワークなので、家にいます。通勤電車の混雑での苦労はありません。まあ、電車は混まないでしょうけど。 その後の土曜日から来週の火曜日までは会社のお盆休みです。そこはみんなお休み。 で、水曜日ですが、うちの会社の人たちは明日の8月12日(金)に年休をとるパターンが多いですね。それで6連休です。8月17日(水)にも年休を取ると7連休ですね。 この、まとめてとるパターンが大勢をしめています。 なのですが、僕は17日(水)も…

  • 【読書記録】横溝正史 「日本探偵小説全集9 横溝正史集」 名探偵金田一耕助登場

    日本探偵小説全集 9 /東京創元社 楽天市場 Amazon Yahooショッピング by カエレバ きっともう五回以上読んでいます。 この本を買ったのが1992年。 その頃は本格ミステリーの若手の作家の方が多くデビューされていて、数多くの作品が世に出されていました。 当時僕は島田荘司さんの作品が好きで、出版されていた本はほとんど入手していました。 それと並行して、古典の推理小説も読んでいました。 その流れの中で手にしたのがこの創元推理文庫で企画された日本探偵小説全集の「横溝正史集」。 夏になると読みたくなるのですが、今年もまた読んでしまいました。 この本の売りの一つは、収録されている作品を読む…

  • 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (十)④ 初めての友達 教室で遊んだことを覚えています

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 早生まれで身体が小さかったので、走り回っている同級生の中にはなかなか入れませんでした。 近くの子に声をかけるでもなく、一人きりで遊んでいました。 気がつくと、僕と同じことをする子がいて。 それが初めての友達になりました。 大学に行っていた間も、時々会っていたから、長い付き合いになっていました。 今、なにしてるんだろうなあ? dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (十)④ 初めての友達 教室で遊んだことを…

  • 【古典文学】菅子四篇 心術上 (3) 大道可安而不可説。 「大道」とは安んじるところである

    菅子四篇 心術 こんにちは、暖淡堂です。 心術上の第三回目です。 前回は「道」について書かれた部分を紹介しました。 今回の文章は、「道」をより詳しく説明しています。 心術上第三十六(短語十) 原文 大道可安而不可説。眞人之言、不義不顧。不出於口、不見於色。四海之人、又孰知其則。天曰虚、地曰静、乃不伐。潔其宮、開其門、去私毋言、神明若存。紛乎其若亂、静之而自治。強不能徧立、智不能盡謀。物固有形。形固有名。名當、謂之聖人。故必知不言無爲之事、然後知道之紀。殊形異埶、不與萬物異理、故可以爲天下始。 書き下し文 大道は安んずべくして説くべからず。眞人の言は、義ならず顧ならず。口より出でず、色に見(あら…

  • 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (十)③ ついに小学校入学式の日がやってきた

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 小学校の入学式の日になってしまいました。 雪の多い冬だったようで、たくさん雪が積もっていました。 当日も小雪の舞う日で。 母親と二人で入学式に参加しました。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (十)③ ついに小学校入学式の日がやってきた 雪解けの頃は、よく泥水をズボンの後ろの方に撥ね上げてしまって、なんだか格好悪かったことを覚えています。 スボンを汚すことで、親に叱られることはなかったですね。 みん…

  • 【百人一首の歌人】「わびぬれば今はた同じ難波なる」 元良親王 悲劇の皇族の恋歌

    百人一首第20番目の歌の作者は元良親王です。 陽成院の第一子でしたが、父の退位後に生まれています。 天皇に即位する可能性はほとんどありませんでした。 陽成院は藤原基経との対立で退位させられた人でしたね。 今回は元良親王について紹介します。 元良親王とは 生年890年、没年943年。 平安時代中期ごろの人です。 元良親王のエピソードとしては、左大臣時平(藤原時平)の娘褒子との恋愛が知られています。 褒子は醍醐天皇に入内することになっていましたが、それを宇多上皇が横取りしてしまいます。 その褒子との密通は、政権への反逆とも取られかねない危険なものだったかもしれません。 また、元良親王はよく通る美し…

  • 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (十)② 小学校入学前の最後の冬

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 一人きりで遊んでいられた時代は終わりが近づいて来ています。 小学校入学前の最後の冬です。 暖かな風が吹き始めても、僕は相変わらず、いるのかいないのかわからないくらいに静かに、一人で遊んでいました。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (十)② 小学校入学前の最後の冬 よくいるのかいないのかわからないと言われていました。 小学校に入学してもしばらくはそんな感じだったのかもしれません。 またお立ち寄りくだ…

  • 【易】風沢中孚 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

    六十四卦のうち巽そん卦を上に置くものを紹介します。 今回は「風沢中孚」です。 卦の形は上卦が巽(風)、下卦が兌(沢)。 孚ふは信まことの意味。 中孚ちゅうふとは心の中に信があることです。 巽(風) 兌(沢) 先に紹介した六十四卦表をご参照ください。 dantandho.hatenadiary.com 易経にある風沢中孚の卦辞は以下のように書かれています。 巽/兌 風沢中孚 中孚。豚魚吉。利渉大川。利貞。 中孚は、豚魚にして吉。大川を渉るに利あり。貞しきに利あり。 第三爻と第四爻が陰爻でそれ以外が陽爻。 陽爻の間に陰爻が二つある形です。 陰爻は空虚、虚心であるということから、中孚。 豚魚とは貧し…

  • 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (十)① 小学校入学が近づいて来ました

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 幼稚園に関しては、ほとんど思い出がありません。 通っていなかったので。 友達もいませんし。 で、相変わらず一人で過ごしていました。 祖母が買い与えてくれていた幼児むけの雑誌を読んだり、テレビを観たり、家の周りで鶏を追いかけ回したり。 ある意味、自分の王国のようなものの中で暮らしていました。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (十)① 小学校入学が近づいて来ました いつまでも幼児時代の心地よさの中には…

  • 【大人の音楽生活】NSP 「2002年復活コンサート」 こんな芯の強さの表現の仕方もある

    www.youtube.com NSPの三人の元気な姿が見られる動画がありました。 このメンバーが揃うことはもうないのですね。 とても寂しいです。 ja.wikipedia.org 夏で思い出す曲を紹介していましたが、気がつけばもう立秋。 気持ちの切り替えに、NSPのライブでも聞きましょうか。 三人の声にそれぞれ特徴があって、シンプルなアレンジともとても合っています。 北国フォークともいいましょうか。 芯の強さを感じるグループでした。 以下のベストアルバムには「冬の花火は思い出花火」が収録されています。 他のベストにはあまり収録されていません。 この曲のファンにはお勧めです。 プラチナムベスト…

  • 【安心感の研究】雑記ブログのつもりで続けていたら 雑居ブログになっていた

    こんにちは、暖淡堂です。 お立ち寄りいただきありがとうございます。 2021年9月22日にはてなブログをスタートさせました。 あと1ヶ月と少しで1年になります。 Yahooブログがサービスを停止したので、アメブロに乗り換えていたのですが、思うところあってはてなブログに移ってきました。 で、当初はもっと好きなことを日々書きたいなと思っていて、雑記ブログのつもりで始めたのですが、カテゴリーごとに記事が増えてきていて、現状は複数カテゴリーが雑居している状態です。 そのうち、独り立ちできるカテゴリーができたら、スピンアウトさせるかもしれません。 はてなブログ、いいですね。 運営されているスタッフの方々…

  • 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (九)③ 幼稚園でのほぼ唯一の思い出

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 幼稚園には通っていなかったのですが、籍はあったのかもしれません。 幽霊園児ですね。 出席日数は足りなかったのでしょうが、無事卒園した形になり(?)、小学校には通うことができました。 小学校に通うようになると、もう少し覚えていることが増えてきます。 次回以降はその辺りの記述になっていきます。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (九)③ 幼稚園でのほぼ唯一の思い出 帰り道、とてもホッとしていたように記憶…

  • 【大人の音楽生活】アリス 「音の響き」 誰もいない夏休みの校舎

    www.youtube.com アルバム「アリスⅤ」の収録曲です。 堀内さんの透き通った歌声が魅力的な曲です。 シンプルなアレンジですが、夏の気だるさや、学校にまつわるノスタルジーがうまく表現されていると思います。 夏休みになると、必ず聴きたくなります。 そして、何度か行った、夏休みの、誰もいない校舎のことを思い浮かべます。 暦ではそろそろ秋になってしまいますね。 お盆休みはこれからですが。 のんびりしましょう。 昔のことを思い出しながら。 アリス 「音の響き」 誰もいない夏休みの校舎 夏になると光と影のコントラストが強くなりますよね。 その影の部分を音にするとこんな感じの曲になる気がします。…

  • 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (九)② 家族の連携プレーで 家から連れ出された

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 まったく幼稚園に行かないというのは、家族の不安のもとだったようです。 ある日、おそらくは母と祖母と幼稚園の先生の相談のもと、僕は心地よく過ごしていた家から連れ出されてしまいました。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (九)② 家族の連携プレーで 家から連れ出された 不意に、いつもよりちょっとだけいい服を着せられると、子供心になにか気づくのだと思います。 またお立ち寄りください。 どうぞご贔屓に。 d…

  • 【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】タイの市街部の建物 ヨーロッパの影響が見られます

    タイ市街部の建物 タイの街中の建物を車の中から撮影しました。 一見してわかるのが、建物が隣とくっついているということ。 これって、ヨーロッパでよく見られる状況ですよね。 おそらく、東南アジアに「ビルディング」というものが持ち込まれたときの形なのだと思います。 ヨーロッパから来た人たちが指導して作った建物なのでしょう。 シンガポールでも、同じようにくっついた建物が多い地域がありますね。 住民用に「ビルディング」が建てられたのかな、と。 日本も、市街地の商店街で一部似たような作りのところがありますが、比率的には少ない気がします。 この写真を見ていて思い出したのですが、写真の下部中央あたりに黄色いT…

  • 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (九)① 幸福な幼年期の終わりの始まり 幼稚園通園のこと

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 幸福な幼年期も、終わりが見えてきました。 幼稚園への通園という問題が発生したのです。 当時の自分の言動は正確には覚えていませんが、ずっと家にいたいという意思表示はしたかもしれません。 幼年時にすでに、登園拒否です。 両親や祖母は心配したみたいです。 それでも、まあ、なんとななっていますが。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (九)① 幸福な幼年期の終わりの始まり 幼稚園通園のこと 幼稚園にはなかなか…

  • 【読書記録】なぎら健壱 「町の忘れもの」 東京の街のノスタルジー

    なぎら健壱さんの本を読みました。 町の中の忘れられていたものを見つけて、それをそっと写し取ったような写真に、優しい語り口の文章が添えられています。 一気読みをしてしまいました。 暖淡堂は東京の生まれではありませんが、東京にも、僕が懐かしいと感じるものがたくさんあるのだと知りました。 東京を歩くときは、もう少し何かを探すような歩き方をしてもいいのかもしれません。 この本が出版されたのが2012年。 我が家がタイから帰国した年です。 それからもう10年経っているのですね。 随分と東京も変わってしまっているのでしょう。 この本で、暖淡堂も懐かしいと思ったものは以下になります。 銭湯 なぎら健壱さんご…

  • 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (八)② 昭和の北海道の冬の準備 砂川に海はないけれど

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 鰊や鰯を木の箱で買っていました。 砂川は海は近くないので、どこから調達していたのでしょうか。 届けられた大量の魚を祖母が家の外でさばいて、それを紐にかけて干していました。 猫が嬉しそうに周囲をウロウロしていました。 冬の間の食糧にします。 スーパーマーケットなどはもちろんありましたが。 昔ながらのお正月の準備でもあったのでしょう。 なんだか、諸々思い出すと懐かしいです。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和四〇年~昭和五…

  • 【古典文学】菅子四篇 心術上 (2) 道不遠、而難極也。 「道」とはどこにどのようにしてあるのか

    菅子四篇 心術 こんにちは、暖淡堂です。 再開後の第二回目です。 その管仲の名のもとに集められた文章をまとめたのが「管子」という書物。 「菅子四篇」はその「管子」の中の「心術上、心術下、白心、内業」の四つの篇のこと。 今回は心術の中で主要な位置を占める「道」という概念の説明の部分です。 心術上第三十六(短語十) 原文 道不遠、而難極也。與人竝處、而難得也。虚其欲、神將入舎。掃除不潔、神乃留處。人皆欲智、而莫索其所以智乎。智乎、智乎。投之海外、無自奪。求之者、不得處之者。夫正人無求之也。故能虚無。虚無無形、謂之道。化育万物、謂之德。君臣父子、人閒之事、謂之義。登降揖讓、貴賤有等、親疎之體、謂之禮…

  • 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (八)① 自宅で飼っていた動物のこと

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 家で飼っていた動物のうち、馬はほとんど記憶にありません。 犬は微かに覚えています。 猫はずっと家族の一員として一緒に暮らしていました。 一番印象に残っているのが鶏。 たくさんいて、鶏小屋も賑やかでした。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (八)① 自宅で飼っていた動物のこと 祖母の鶏の飼い方を見て、人間と動物との関わり方を学んでいたかもしれません。 またお立ち寄りください。 どうぞご贔屓に。 dan…

  • 【古典作品と著作権】寺院建築の著作物性 歴史的建造物など

    歴史的建造物 一般に建築物、建造物に芸術的価値が見出される場合は、著作物であると考えられます。どの程度の芸術性があれば著作物となるかは議論のあるところ。裁判などで争われることもあるようです。 なので、建築物の著作物性に関して不安に感じられるかもしれません。 実際は、著作物として認められたとしても、その建物自体をコピーして他の場所に建てるなどの場合を除き、その利用は広く認められているので、実際上の問題はあまりありません。 例えば、自分が撮影した写真に建造物が写り込んだとしても、そのことで建造物の著作権を侵害したと訴えられることはありません。 で、歴史的建造物の著作物性ですが、そもそもの著作権法制…

  • 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (七)② 祖母の実家での事件いくつか

    Takachiko! Takachiko! 暖淡堂で「沙河」を少しずつ紹介しています。 祖母の実家に遊びに行くと、気持ちがリラックスしていたのか、自分で思い返しても面白いことをやらかしています。 怪我をしたことも何度か。 そういえば、犬に噛まれた痕がまだ頭に残っています。 dantandho21.blogspot.com 沙河 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (七)② 祖母の実家での事件いくつか 祖母の実家の人たちは、優しい人たちばかりでした。 僕が子供だったということもあるでしょうけど。 犬に噛まれたのに、犬嫌いにはなっていません。 お…

  • 【易】風天小畜 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

    六十四卦のうち巽そん卦を上に置くものを紹介します。 今回は「風天小畜」です。 卦の形は上卦が巽(風)、下卦が乾(天)。 高い空に風が吹いています。 天候の変化の前触れかもしれません。 巽(風) 乾(天) 先に紹介した六十四卦表をご参照ください。 dantandho.hatenadiary.com 易経にある風天小畜の卦辞は以下のように書かれています。 巽/乾 風天小畜 小畜亨。密雲不雨。自我西郊。 小畜は、亨る。密雲して雨降らず。我が西郊よりす。 第四爻のみが陰爻で他が全部陽爻。 一本の陰爻が全体を止めています。 その止め方は弱いものにならざるを得ません。 陰陽の気が凝ると慈雨が降りますが、一…

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