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  • 【安心感の研究】師走の満月の頃 夕焼け空に月

    少し前に撮影しました。 夕焼け空に満月が浮かんでいて、とてもきれいだったので写しました。 2021年12月18日の夕方、稲城市内の某所からの月です。 拡大すると、月が少しにじんでいます。 写真も悪くありませんが、その時に見た印象と大分違います。 プロだと、もっときれいに撮れるのかもしれません。 やっぱり、いいカメラじゃないとね、と嫁さんと話しています。 鞄に入れて持ち歩けるミラーレスのカメラがいいかな。 大きな一眼レフのペンタックスのデジカメはあるのですが。 首から下げて持ち歩くと、ストレートネックみたいに筋が痛くなります。 おまけに、マニュアルをきちんと読んでいないので、使いこなせていません…

  • 【シニア男性は自立せよ:読書記録】50代からは3年単位で生きなさい 諸富祥彦

    今回ご紹介する本の内容は、一言でいえば、50歳を過ぎたらいつ死ぬかわからない、だから明日死んでもいいように、充実した日々を送りなさい、です。 もう少し説明すると以下のようになります。 50歳を過ぎると、もう時間は無駄にできない、やりたいと思っていたことを先延ばしすると、始める前に死んでしまうかもしれない。 時間に余裕はもうないのだから、生きているうちにやっておきたいことがあったら、それを計画的にやりなさい。 で、僕はその通りだよなあ、としみじみ思うのです。 子供の頃、学生の頃、やってみたいと考えていたことの、いくつに着手できたでしょう。 今すぐに始められることは、始めようと思います。 このブロ…

  • 【読書記録】椎名誠 「かえっていく場所」 旅の小休止の時

    椎名家の家族は、それぞれ自分の足で歩き続けている。 自分自身の時を、自分自身の波長で生きている。 波は、振幅が異なれば打ち消し合うこともある。 しかし、振幅がそろえば、強め合う。 長い旅暮らしの中では、心身に不調をきたすこともある。 椎名さん自身もそうだが、家族それぞれに山もあり谷もある。 奥さんの不調に対し、奥さんご自身で出した答えが、チベットへ行く、だった。 家族は心配するが、奥さんはその旅の過程で、次第に自信を、自分を取り戻していく。 以前の自分に戻るのではなく、何かを乗り越えた先の、自分の軌道に戻って行く感じだ。 椎名家の家族は、ある年の正月を、余市の山荘で過ごすことになった。 久し振…

  • 【百人一首の歌人】持統天皇 おだやかな世への願い

    百人一首の第二首の作者は持統天皇です。天智天皇の娘、女帝です。 歌われている情景はとてもおだやかなもの。 壬申の乱の後の時代。何事もなかったとも思えません。 平穏な日々を望む持統天皇の理想でしょうか。 あるいは人々の願望に耳を傾けたものだったのかも。 当時は、中国や朝鮮半島の情勢の影響を受けて、政治的な動きはむしろ激しいものがあった時代だと想像できます。 今回は持統天皇について紹介します。 持統天皇とは 持統天皇は第41代。天智天皇の娘であり、天武天皇の皇后でもありました。 生年は645年とされています。中大兄皇子(のちの天智天皇)が蘇我氏の力を削ぎ、大化の改新を始める端緒となった乙巳の変が起…

  • 【安心感の研究】Google Chromeに戻って気づいたこと(4)Bloggerの難しさ

    Bloggerでサイトをもっていたことを思いだして、再開しています。 dantandho.hatenadiary.com とりあえず、で選んだテーマデザインで続けていたのですが、なんとBloggerはテーマごとに設定できるものが違うようです。 無料だし、100サイトまで作れるし、運営会社(Google)の広告は入らないし、とりあえず使ってみるかな、で再開してみたのですが、使うほどに気づくことがあって。 全体に色合いが暗めのテーマでもあったので、見直しました。 そこで、新たに以下のことに気づきましたので共有したいと思います。 ・テーマを変更すると、HTMLに追記していたものは引き継がれない ・G…

  • 【易】天火同人 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

    六十四卦を乾卦を上に置くものから順にみています。 今回は「天火同人」。 卦の形は上卦が乾、下卦が離。 乾が天で離は火です。 離は、現在だと「離れる」の意味になりますが、もともとは「くっつく」という意味だったそうです。 火は物について燃えます。物と物が触れると、それで火が移ったりします。 それで離は火を象徴するものになったようです。 卦の形は先に紹介した六十四卦表をご参照ください。 dantandho.hatenadiary.com 易経にある天火同人の卦辞は以下のようなものです。 乾/離 天火同人 同人于野。亨。利渉大川。利君子貞。 人に同じくするに野においてす。亨る。大川を渉るに利あり。君子…

  • 【安心感の研究】MTVを観ていた頃 ピーターウルフ ライツ・アウト

    こんにちは、暖淡堂です。 もう40年ちかく前ですね。 MTVを断片的にテレビで放送していました。 夜遅くの放送だったのと、学生だったのでウロウロしていたので、よく録画したものを観ていました。 で、ピーターウルフの曲がたまたま録画されていて、それを観て格好良さに驚きました。 それまで、洋楽をものすごく狭い範囲で聴いていたので、MTVで色々新しいアーティストを知ることが出来て、とても嬉しかったことを覚えています。 なによりも、スタイリッシュです。 映像の作り方もセンスがあって。 自分はバンドで、なんというか、硬くて重い音楽ばかりやっていたので、もっと色々と試してみたいな、と思いはじめるきっかけにな…

  • 【自分もいつかはおひとりさま:読書記録】日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動 三浦展

    家庭と言えば夫婦とその子供から構成されている。いわば核家族と呼ばれているものがその中心である。少し前まではそんなイメージでした。 現在はそれが変わってしまっているようです。統計調査の結果では、すでに一人暮らし「おひとりさま」の世帯がはるかに多いようです。それが2035年では、夫婦と子供の世帯数が1153万世帯、一人暮らしの世帯数は1846万世帯になると予想されています。 「おひとりさま」は特別な状況ではなく、むしろ「おひとりさま」は主流の生き方のようですね。 一人暮らしとなる理由は未婚、死別、離別など様々ですが、今後、一人暮しをする人たちの数は比率的に増え続けるとのこと。 この本を読んで勉強に…

  • 【ブログ】研究者だったから仕事を続けられた

    こんにちは、暖淡堂です。 年内いっぱいで嘱託期間が満了される先輩社員と、今週会って話ができました。 ささやかな記念品を渡すと、喜んで受け取ってくれました。 自分もこうなりたいな、と改めて思いました。 自分は入社後、まず研究所で勤務しました。平成の初めの頃のことです。 何度か所属する研究部が変わったのですが、ある部署でのメンバーとのやり取りで激しく戸惑うことがありました。 データの解釈は上司の見解に従うべきという空気感 実験データをまとめて報告会で説明しました。データに基づいて推論をいくつか話していると、報告会参加者が少し息を呑んだ感じになりました。そして気づきました。部屋の中ほどにいた部長が不…

  • 【安心感の研究】こういうときは「老眼鏡」を使いましょう

    こんにちは、暖淡堂です。 暖淡堂は老眼鏡を40歳代後半から使い始めました。 疲れ目がひどくなったので、眼科で見てもらうと、そろそろ老眼鏡を使った方がよいと言われました。 処方箋を出してもらい、眼鏡屋さんでごく弱い度のものを作ったのですが、それで物を読むのが楽になりました。 老眼鏡を作ろうかどうしようか迷っている方、こういう作業用であれば老眼鏡を作ることをお勧めします。 ・長時間PC作業をする ・読書などでまとまった時間、文字を読む ・爪切りなどの小さな刃物を使う ・長時間PC作業をする PCの作業は、画面の文字をずっと見続けます。目の神経が疲れますね。老眼が少しでも進んでいると、仮性近視にもな…

  • 【読書記録】「超」文章法 伝えたいことをどう書くか 野口悠紀雄

    「『あ』の作家」は中断して、読んでみたかった本を図書館で見つけたので先に読んでみました。この本は勉強になると、他の方が薦めていたので探してみたら、すぐに見つかりました。で、とても勉強になりました。カタい本かなと思っていたのですが、ところどころ笑えて、楽しく読み進められました。 読後、印象に残っていたのは以下の3点です。 ・ひとことでいえるか ・出羽キツネ文 ・パソコンは仕事開始機械 ・ひとことでいえるか 文章で伝えようとするメッセージが明確な場合、ひとことでいうことができます。それができないときは、メッセージがまだ明確になっていません。このメッセージが明確に得られるにはどうするか。それは「考え…

  • 【百人一首の歌人】天智天皇 庶民の視点を持てる国家指導者

    百人一首の第一首の作者は天智天皇とされています。 粗末な暮らしをしている人物の歌のような雰囲気ですが、様々な大改革を自身で進めてきた国家の指導者にようものです。 こんな歌を詠んだ天智天皇とはどんな人物か気になりませんか? そして、どんな時代に活躍した人でしょうか。 今回は天智天皇について紹介します。 天智天皇とは 大化の改新として知られる国家の大改革は、乙巳(いっし)の変(645年)で中大兄皇子、中臣鎌足らが蘇我入鹿を誅殺したことから始まります。蘇我氏は皇族から別れてできた一族で、天皇家に対して外戚の立場にあり、財政面の権限を掌握して大きな力を持っていました。蘇我入鹿らは、聖徳太子の子、山背大…

  • 【安心感の研究】冬至のイメージと現実の違いの謎

    冬至ですね。毎朝、日記にその日の天気予報と日の出、日の入りの時刻を書いているのですが、数年前に気づいたことがあります。それは、冬至を境に日の出が早くなり、日の出が遅くなるのではないということ。 実際は、日の出の時間は当時の後もしばらく遅くなり続けていて、日の入りの時間は冬至の前に、もうすでに遅くなりつつあります。 大体成人の日辺りまでは日の出の時間は遅くなり続けるようです。 このずれの原因は ①地球の地軸が傾いていること ②公転軌道が楕円であること とのこと。 ???ですが、これらの理由によって、ちょうど正午の時の太陽の高さが、冬至から夏至に向かって方向を変えるときに、その場でくるっと180度…

  • 【易】天沢履 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

    六十四卦を乾卦を上に置くものから順にみていきます。 今回は「天沢履」。 卦の形は上卦が乾、下卦が兌。 先に紹介した六十四卦表をご参照ください。 dantandho.hatenadiary.com 易経にある天沢履の卦辞は以下のようなものです。 乾/兌 天沢履 履虎尾。不咥人。亨。 虎の尾を履む。人を咥(くら)わず。亨る。 乾はとても力強いもの、龍に喩えられることもあります。家の中では父の象徴。 一方の兌は弱いもの。少女などを象徴しています。 卦の形は、強いものを弱いものが追う形。 虎の後をついていく姿ですね。 うっかり尾を履んでしまいそうです。 しかし、虎は喰らいません。許すのです。 それは、…

  • 【安心感の研究】子供の頃、大晦日はこうやって過ごしていた

    昭和40年代の後半、クリスマスが終わって、終業式があって、大晦日とお正月まで。ずっとウキウキして過ごしていました。あの頃はしっかり雪が積もっていて、外で遊んでばかりいたかな。 昭和40年代後半の大晦日はこんな風に過ごしていた ・明るいうちはスキー、またはミニスキー ・夕方早めにお風呂 ・紅白歌合戦 ・花札 ・明るいうちはスキー、またはミニスキー スキー場までは、スキーを履いたままでも行けました。道路もあまり車が走っていなかったので、軽快にスケーティングでゲレンデ下まで行ったりしてました。スキー場に行かない時は、家の周りの小さな雪山でミニスキー。ミニスキーというのはプラスチック製の小さなスキーで…

  • 【お正月休みに読みたい本】読み終わったら、人生が違って見える 北方謙三「三国志」

    年末年始はまとまった休みが取りやすいですね。 普段時間がなくてあまり本を手にすることができない人でも、落ち着いて物語の世界を楽しめます。 せっかくなので、人生観を変えてしまうような時を過ごしませんか。 お薦めは「三国志」。 たくさんの作家の方が独自のストーリーを展開していますが、群を抜いて面白いのが北方謙三さんのもの。 劉備、関羽、張飛、孔明ら中心となるキャラクター以外にも、曹操、孫策、呂布らがそれぞれに覇権を争う、その姿に胸踊ります。 彼らの生き様に思わず涙が出てしまうことも。 最初の圧巻は呂布の最後を描いた第3巻。 他の作家の「三国志」では、裏切り者として描かれることもある呂布が、北方三国…

  • 【安心感の研究】リスキル シニアからのからの学び直しはなぜ成果が出るのか

    シニア世代のリスキル(学び直し)ニーズ 新聞にリスキル(リスキリング)の記事が載っていました。リスキルとは働きながら現在の業務とは直接関係ないスキルを身につけるために学び直すこと。これが求められる背景としては、急激にニーズが高まっているIT関連人材の不足があります。新卒学生や中途の採用では間に合わないことがすでにわかっています。そこで、働きながら勉強して、新たなスキルを身につけ、新分野で働こうという意欲を持った人たちが増えている、ということのようです。 どの世代でもリスキルを目指した勉強は可能だと思います。30歳代、40歳代でのリスキルは、現在の職場の枠を越えて活躍するための手段となります。一…

  • 【管子四篇】登降揖讓、貴賤有等、親疎之體、謂之禮。簡物小未、一道殺僇禁誅、謂之法。春秋時代から伝わる心術の歴史―第15回

    こんにちは、暖淡堂です。 管子四篇の「心術」の続きです。 今回は「礼」と「法」を述べた部分です。 前回の内容は以下になります。 dantandho.hatenadiary.com 現代訳管子四篇: 黄老思想の源流 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 虚登降揖讓、貴賤有等、親疎之體、謂之禮。 簡物小未、一道殺僇禁誅、謂之法。 以下の様に分けて読んでいきます。 登降揖讓、貴賤有等、親疎之體、謂之禮。 簡物小未、一道殺僇禁誅、謂之法。 礼と法。 登降揖讓、貴賤有等、親疎之體、謂之禮。 登降とは朝廷での会議に参加するために階段を昇り降りすること。揖譲の揖(ゆう)は両手を組んで会釈す…

  • 【ブログ】何かに不満を感じて会社を辞めたくなったら

    先日、会社の後輩に面白い調査データを教えてもらいました。記事のリンクは以下になります。 www.works-i.com 結果自体には特に違和感は感じませんでした。正直まあそうだろうなと。仕事や環境に不満が生じるのは仕方がないこと。自分以外のものごとを思い通りにはできません。なので、その状況に耐えられなくなったら、会社を辞めるというのもありです。自分をより評価してくれて、やりがいのある仕事をさせてくれる会社が見つかれば、そちらに移るのは当然の選択です。 一方で、3年で会社を辞めた人たちが、前の会社での仕事を振り返ったとき、仕事内容に満足していたと答えた人の割合が、辞めなかった人たちよりも多いとい…

  • 【易】乾為天 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

    六十四卦の一番初めは「乾為天」。 易経にある卦辞は以下のようなものです。 乾/乾乾爲天乾。元亨。利貞。乾は元いに亨る。貞しきに利あり。 「乾/乾」と書いたのは上卦が乾、下卦も乾ということを表します。 上下卦いずれも乾です。 亨(きょう)は「とおる」と読みます。 願いごとはかなうという意味です。 貞は「ただしい」、利は「よいこと」。 なので、この卦が得られたら、願い事は大いにかなえられる。 ただしい態度をとっていたら、よいことがある、となります。 ものすごく力強く、希望を持てる卦ですね。 この卦に対して、新井白蛾はどのようにいっているでしょうか。 ameblo.jp もともと力のないものが大きな…

  • 【「あ」の作家】心揺れる季節の不安定感 相沢沙呼 「ロートケプシェン、こっちにおいで」

    相沢沙呼さんの作品を続けて読んでしまった。このやり方では、「い」の作家に進むのがどんどん遅れてしまう。それでも、読んでしまった。 主人公の高校生、須川が自分の思いを告げてからも、酉乃初との関係は進展しない。冬休み、バレンタイン、演劇部の送別会。それぞれで事件が起こり、須川と酉乃は協力して解決するが、関係は遅々として深まらない。 それが気になって、つい読んでしまった。 これから読む人にネタバレしてしまうと申し訳ないので、ストーリーについてはほとんど書きません。 ただ、この本をミステリーとして読むのであれば、冒頭からの、なんとなく感じ続ける不安定感が、全編を通じた謎のヒントになっています。 ミステ…

  • 【ブログ】自分の定年を意識し始めた頃

    今月末で定年を迎えたり、嘱託期間終了になったりする方々からの連絡がポチポチ来始めています。文面を読みながら、つい自分だったらどういう内容の挨拶文になるのかな、なんて考えてしまいます。 自分の定年が、もうほんの数年先に迫っています。ここまで来て、自分の定年を意識していないなんてことはないのですが、そういえば自分の定年をいつ頃から意識し始めたのかなということが気になりました。 自分の仕事の仕方を真面目に考え始めたのはおそらくタイから帰国して、すぐに肺炎で倒れた時だったと思います。ずっと体調不良だったのですが、無理をして出張し続けていました。で、生まれて初めての肺炎。真剣に、仕事に対する関係を見直さ…

  • 【定年後の人たち】シニア採用期間満了後も求められて仕事を続ける人とは

    この12月一杯でシニア社員採用期間を満了する人がいます。ずっと一つの部署で働いていて、知識もスキルも他の人はかないません。それは、シニア期間満了時でも変わりませんでした。 職場での第一人者であり続け、そのまま社員としてのキャリアを終えることになります。会社の制度としては、シニア期間後は、社員としては働き続けることはできません。しかし、社内の別の部署から強く請われて、別の立場で働くことになったようです。 その人の働き方、生き方を真似することは出来ませんが、私たちの定年後の過ごし方を考える際に、参考に出来ることもあるかもしれません。今回は、その人の働き方について考えてみたいと思います。 定年までの…

  • 【北海道と砂川のこと】ほっけの開きで晩ごはん

    まだ小学生だった頃のこと。 その日、夕方早く父が家にいて、夕飯のおかず用の買い物に行くことになった。 普段あまり買い物に行かない父は、なぜか僕だけを連れて、車でスーパーマーケットに出かけた。 冬だった。僕はアノラックを着ていた。父も厚手のジャンバーを羽織っていた。 店に入ると、陳列されている商品を見ることなく、魚売り場にまっすぐに向かい、「ほっけの開き」とだけ言った。 薄皮(包装材として木を薄く切ったもの)にほっけを包み、さらに新聞紙を巻いたものを受け取ってレジで支払いをした。 それからすぐに車で家に帰った。 ほっけの開きを焼いて、晩ごはんのおかずにした。 漬物と、みそ汁と、ほっけの開きと、炊…

  • 【西部のカントリー&ロック】格好いい田舎者 Toby Keith 「Should've Been A Cowboy」

    コロナが始まりかけていた2019年の初冬に、アメリカに出張しました。 ゆったりとしたスケジュールを組んでいたので、夕方などにホテルでのんびりとする時間が持てました。 サンディエゴに滞在していた日のことでした。 ビールを飲みながらテレビを観ていたのですが、あるオーディション番組で、細身のスーツをきた二人組がギターを弾きながら歌っていました。 とてもカッコよかったので、歌のタイトルをメモしておきました。 帰国して、YouTubeで調べてみると、Toby Keithという人の歌でした。 それまでは知らなかった人ですが、アメリカでは人気のあるアーティストのようです。 西部での人気者ということでしょうか…

  • 【ブログ】大きすぎる神社:その名は富士山

    富士山の8合目より上は富士山本宮浅間大社の所有です。 なので、富士山頂は浅間大社のもの。 「ええ、みんなのものじゃないの!」 あの徳川家康が浅間大社のものとしたそうです。 御神体は「木花之佐久夜毘売命(このはなさくやひめ)」。 なので、富士山に礼拝すると、神社を遠ーーーくからお参りしたことになります。 (狭山湖畔から見た富士山。うっすらと見えています) 大きすぎる神社:その名は富士山 埼玉県狭山湖畔から、割合に大きく富士山が見えます。 狭山湖畔の散策と浅間大社のお詣りを同時に済ませた感じです。 dantandho にほんブログ村ランキングに参加しています

  • 【管子四篇】虚無無形、謂之道。化育万物、謂之徳。君臣父子、人閒之事、謂之義。春秋時代から伝わる心術の歴史―第14回

    こんにちは、暖淡堂です。 管子四篇の「心術」を少しずつ読んでいます。 今回は「道」、「徳」、「義」を述べた部分です。 前回の内容は以下になります。 dantandho.hatenadiary.com 現代訳管子四篇: 黄老思想の源流 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 虚無無形、謂之道。化育万物、謂之徳。 君臣父子、人閒之事、謂之義。 以下の様に分けて読んでいきます。 虚無無形、謂之道。 化育万物、謂之徳。 君臣父子、人閒之事、謂之義。 「道」、「徳」、「義」とは 虚無無形、謂之道。 謂は「いう」。虚無は空っぽ、無形は形がないこと。ここの読み下しは「虚無にして無形、これを道…

  • 北海道砂川市のふるさと納税について

    暖淡堂の郷里、北海道砂川市でのふるさと納税関連手続きHPを紹介します。 大きな街ではないので、味のある返礼品で勝負しています。 ふるさと納税って、寄付金の扱いなんですね。 寄付した金額に応じて、確定申告で税額控除が受けられる制度とのことです。 www.city.sunagawa.hokkaido.jp 我家ではこのところ、お米にはまっています。 内地(本州のことです)のお米に負けていません。 冷めても粘りと甘みがあって、お弁当でもしっかりと美味しいです。 もっとみんなに知られるといいなと思っています。 【ふるさと納税】令和3年産 松田産業 砂川産ななつぼし5+1kg 北海道砂川市価格:1100…

  • 【易】六十四卦表 易理解のためのコード表 新井白蛾「易学小筌」

    今回は、基本ブロックを二つ重ねて得られる六十四卦の一覧表を紹介します。 八卦を二つ選んで上下に並べます。同じものが選ばれてもいいので組み合わせは 8×8=64 それを縦横それぞれ乾、兌、離、震、巽、坎、艮、坤の順に配置したのが六十四卦表です。 これは易理解のためのコード表ともいえるものです。

  • あちらこちらに作ったサイトを繋げる方法 ここ数日は砂川のお米の紹介も

    こんにちは、暖淡堂です。 日々悪戦苦闘しております。 もう何年も前に作ったブログサイトで久々に記事を更新したり、Googleのサービスを色々と探ったり、PCのデータの整理をしたり。 で、最近やれたことで、そこそこ満足していることが一つだけ。 それは、いくつかある自分のブログサイトをTwitterで繋ぐことが出来たことです。 これで、しばらく行方不明になっていても、その間になにをしていたのか、Twitterのタイムラインでなんとなくわかるようにできました。 で、 ここ数日は、自分の郷里で作られているお米を紹介したりしています。 北海道砂川市から販売されている「ななつぼし」というお米です。 実家の…

  • 【「あ」の作家】きちんと終わることの大切さ 青羽 悠 「星に願いを、そして手を。」

    小説すばる新人賞受賞作、受賞時の年齢が16歳とのこと。 面白くて、一気に読んだ。 やはり「あ」の作家から順に読んでいこうと思わなければ出会わなかっただろう。 読後の爽快感と、充実感が得られた、よい休日の午後になった。 作中に登場する人物は、誰もが自分の青春をきちんと終わらせて、大人になろうとしている。 それは、宿題をかかえたまま迎える、夏休みの終わりの日々を過ごしているようだ。 宿題への取り組み方は多様である。 そして、それはその人の生き方の反映でもある。 様々なスタイルで宿題に取り組み、やがて夏休みの最後の日を迎える。 登場人物の中の、最年少のうちの一人、河村は、高校を退学し、写真の専門学校…

  • 【易】新井白蛾「易学小筌」 我が家にある本

    この本自体は明治23年(1890年)の発行ですが、この版自体は文化2年(1805年)。 今から200年以上前のことです。 新井白蛾は寛政4年(1792年)に亡くなっていますので、後の人が発行したものになりますね。

  • 【安心感の研究】Google Chromeに戻って気づいたこと(3)Bloggerのことを思いだした

    ・無料で100サイトまで作れる(らしい) ・テーマのデザインが、ぐっと増えていた ・Googleのアナリティクスやアドセンスなどとの連携がしやすい ・運営会社の広告が入らない

  • 【安心感の研究】Google Chromeに戻って気づいたこと(2)Sigilのアップグレードがやっとできた

    メインのブラウザをEdgeからChromeに戻しました。 Internet Explorerがあまり好きではなくて、Chromeを使っていたので、今使っているPCを購入したときにChromeで設定していました。 AdSense対応をしながら、そのことを思いだして、現在はブラウザをChromeに戻して作業をしています。 それで、解決された問題がもう一つありました。 以前から電子書籍用のepub3形式のファイル作成にはフリーソフトのSigilを使っています。 これの最新版を使いたくて、少し前に何度かダウンロードしようとしたのですが、Windowsの何かで拒否されてしまいました。 その時はブラウザを…

  • 【安心感の研究】Google Chromeに戻って気づいたこと(1)はてなブログとの相性がよさそう

    少し前のことですが、Google Adsense対応を色々とやっていて、ふと思うことがあって、メインのブラウザをEdgeからChromeに変えました。正しくは戻した、ですね。 WindowsでブラウザがInternet ExplorerからEdgeに変わったときに、なんとなくEdgeに乗り換えていたのですが、自分が使っているPCのインターネット接続関連の設定はみんなChromeでやっていました。 今回、それを諸々思いだし、Chromeで設定内容の確認と変更をしました。 で、気づいたことがいくつかあります。 そのうちの一つが、はてなブログとの相性がよさそうである、ということです。 Google …

  • 【「あ」の作家】電車が止まる前と後 阿川大樹 「終電の神様」

    K町駅で、よく事故が起こる。 車両トラブル、人身事故、線路内落下、それに自殺未遂。 そのたびに、電車が止まる。 電車内には様々な人が乗っている。 その人達が乗る電車が、事故で止まる。 しばらくして電車は運転を再開するが、止まる前と後では、その人達の生きる世界が変わってしまう。 まるで線路を乗り換えるみたいに。 * 短編集だが、いずれもなぜか事故の多いK町駅周辺を舞台としている。 どの作品にも、平均的と思われる人たちからはちょっとずれたような人物が登場する。 そのどれもが魅力的だ。 そして、爽やかな読後感が残る。 「あ」の作家を読もうと思わなければ、この作品とも出会えなかったであろう。 今年の秋…

  • 【安心感の研究】定年後の準備:ポータブルスキルってなに?

    こんにちは、暖淡堂です。 今のところ、大半の企業の定年は60歳。 定年後は65歳までは延長して働くことが出来る企業が増えているようですが、その場合はシニア社員などの処遇になるようです。 給料はぐっと減ります。 企業によっては住宅手当や地域手当などの見直しがあり、定年後は同じところに住み続けるのが難しくなる場合もあるようです。 なので、定年を機会に、住む場所や働き方を見直そうと考える方も多いのではないでしょうか。 働き方を見直す際にポイントになるのが、ポータブルスキル。 ポータブルスキル? 以下で説明します。 定年後の準備:ポータブルスキルってなに? ポータブルスキルとは。 「その人本人に身につ…

  • 【心と身体】求之者、不得處之者。夫正人無求之也。故能虚無。春秋時代から伝わる心術の歴史―管子四篇 第13回

    こんにちは、暖淡堂です。 管子四篇の「心術」を少しずつ読んでいます。 前回の内容は以下になります。 dantandho.hatenadiary.com 智を求めることによって、自分の在るべき在り方を見失ってしまうという内容でした。今回は、それを直接的に述べた文章です。 現代訳管子四篇: 黄老思想の源流 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 求之者、不得處之者。夫正人無求之也。故能虚無。 以下の様に分けて読んでいきます。 求之者、不得處之者。 夫正人無求之也。 故能虚無。 正人とは。 求之者、不得處之者。 読み下し文は「之を求める者、これに處ることを得ざる者なり」。之は智のこと…

  • 【安心感の研究】定年後の準備:夫婦の会話 男の「あいうえお」とは

    ある雑誌で黒川伊保子さんの「夫のトリセツ」という本の内容が紹介されていました。 定年後は夫が家で過ごすことが多くなり、夫婦間のコミュニケーションも増えます。 それで夫婦の絆が強まればいいのですが、うっかりするとコジレテしまいます。 コミュニケーションについて、とても面白いことが書かれていました。 簡単に実行できそうなので、紹介します。 夫婦の会話 男の「あいうえお」とは 夫のトリセツ (講談社+α新書) 作者:黒川伊保子 講談社 Amazon 男の「あいうえお」とは以下になります。 「ああ~」(何かに気づいたように) 「いいねえ~」(感心して) 「うんうん」(共感を込めて) 「え~」(気づきに…

  • 【易】八卦まとめ 易経六十四卦の基本ブロック一覧 新井白蛾「易学小筌」

    江戸時代の儒学者新井白蛾の書いた「易学小筌」から、易の基本、八卦の説明を紹介しました。

  • 【安心感の研究】本を読むのがちょっとだけ早くなるコツ

    本の読み方について、他の人と話をしていて気づいたことがあります。もしかしたら、あることが本を読むスピードに影響を及ぼしているのかもしれません。

  • 【洋楽懐メロ】テクノはオシャレ クラフトワーク 「モデル」

    テクノって、ファッションと結びつくものなのだなあ、と、このクラフトワークの「モデル」を聴いてなんとなく納得します。

  • 【北海道も夏は暑い】旭山動物園 氷で遊ぶペンギン

    子供が生まれてからは、北海道への帰省は夏に決めている。 冬は荷物が多くなるし、吹雪で航空便の遅延などが発生するからだ。 夏場の帰省は楽だ。半袖で行けるし、心配ならば羽織物を持って行けばいい。 2007年の夏。我が家の三人と妹、甥っ子で旭山動物園に遊びに行った。 その少し前位から旭山動物園は飼育の仕方、動物の見せ方などに工夫されていて話題になってた。 この時も、入園者はとても多く、トイレには長い行列が出来ていた。 ペンギンや白熊などには氷が与えられていた。 動物園にいる動物たちは、野生のものを連れてきている訳ではないので、生まれ故郷を思いだしているのではないだろう。 夏の暑さの中、ひんやりとした…

  • 【我が家の書棚から】本づくりの理想 椎名誠 「海を見にいく」

    写真を見ながら、思い出すことなどを文章にして、それぞれに添えている感じだ。 どの文章も、自分の経験を懐かしむような、大切にしているような、とても優しい言葉で語られている。

  • 【北海道のこと砂川のこと】砂川のスイーツ ふるさと納税返礼品で入手できるのは?

    砂川の名前の由来を紹介したいと思います。北海道にはアイヌ語を意訳した地名が多く存在します。砂川もその一つ。アイヌ語で「オタウシナイ」と言われていた地域になります。「オタ」が砂、「ウシ」が多い、「ナイ」が川。

  • 【心と身体】智乎、智乎。投之海外、無自奪。春秋時代から伝わる心術の歴史―管子四篇 第12回

    こんにちは、暖淡堂です。 管子四篇の「心術」を少しずつ読んでいます。 前回の内容は以下になります。 dantandho.hatenadiary.com 今回は、誰もが求める智について述べた文章です。 現代訳管子四篇: 黄老思想の源流 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon 智乎、智乎。投之海外、無自奪。 以下の様に分けて読んでいきます。 智乎、智乎。 投之海外、無自奪。 智とは 智乎、智乎。 乎は前回説明しました。感嘆や強調の意味で「~か」とか、むしろ「~か!」のようなニュアンスのものです。「智乎、智乎」と繰り返していますので、それがさらに強調されています。「智か!、智か!」で…

  • 【易】易の占いで得られるもの 定年後を心豊かに過ごすためのコツ

    易の占いで得られるものは 「出来事の理解の仕方」 です。過去 現在 未来 の出来事が自分にとってどのような意味のものなのか、それを理解するための指針を与えてくれる。

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