chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
みのりブログ https://minorimainiti.hatenablog.com/

楽しく暮らしたいのんびり者です。 買って良かった商品やおすすめスポットの紹介、読書や美術館の話題など。汗かきなので、同じ悩みの方に向けた記事もあり。 コロナが収束したら東京イーストエリアの記事も書きたいです!

みのり
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/09/02

arrow_drop_down
  • 【プロポリスキャンディー】森川健康堂に完全敗北した日【コロナ後遺症】

    今週のお題「体調が悪いときの過ごし方」 『あなたのかぜはどこから?』 綾瀬はるかに聞かれたら、迷わず「私は喉から」と答える。 喉がわりと弱い体質だ。体調不良の前段階、けっこう疲れたなという時点で喉の奥が痛いような違和感に悩まされる。 咳まで出ずに終わることがほとんどのため、薬を飲むのを迷っているうち、なんとなく良くなっている……そんなケースが多い。 本当は、特効薬があるのだ。 でも、私はそれをなるべく見ないふりをしてきた。 なぜなら不味いから。 森川健康堂のプロポリスキャンディー。 夕水!森川智之ら!これからの季節なくてはならない、声優さん必須アイテム「森川健康堂のプロポリス!」ホームページが…

  • 現代アート初心者におすすめ! 『荒木珠奈展 うえののそこから「はじまり、はじまり」』

    荒木珠奈展「うえののそこから はじまり、はじまり」開催中~10/9(月・祝) 東京都美術館で開催中の荒木珠奈展へ行ってきました。 正直、現代美術ってよくわからないんだよなあ…… しかし、この展覧会については心配ご無用! 作家名も知らぬまま、チラシを見て「かわいい!! 行ってみたい」と直感で行動したのは正解でした。 公式サイト https://www.tobikan.jp/hajimarihajimari/ artexhibition.jp 東京都美術館の企画展についてはアタリが多く、行列する特別展より好きかもしれません。数年前の『BENTO おべんとう展』をはじめとして、記憶に残るイベントがい…

  • 夏の最後に 藝祭2023レポ【X(旧Twitter)より転載】

    藝祭 2023年9月1日~9月3日 藝祭へ行ってまいりました! 昨年は時間指定チケットを買えた人のみ入場可、それ以前はコロナの影響でオンライン開催と、なかなかハードルが高かったイベント。数年ぶりに訪問できて感動です。 geisai.geidai.ac.jp 新たな試みとして、今回はSNSに投稿した内容を中心に記事を書いてみました。普段の記事よりも簡素ですが、現地の雰囲気を想像しつつ、さらっと読んでいただければ。 遅ればせながら……先週末に藝祭へ行ってきました!日時指定チケットが気づいたときには売り切れており涙した(瞬殺だったらしい)あれからもう1年か〜。今年は制限もなく、たいへん盛況でした。 …

  • 夏への英気を養うパセリカレー 脇役なんて言わせない!

    今週のお題「苦手だったもの」 「苦手」まではいかないんだけど。 農家さんには本当に申し訳ないけれど。 脳内で言い訳しつつ、皿に添えられたソレを真っ先に飲み込んでしまうのは、やはり苦手だからなんだろう。 パセリのことだ。 鮮やかな緑が美しい、食卓の彩りに(見た目だけは)最高な野菜。 野菜という意識すらなかったかもしれない。あくまでも添え物、お弁当の隙間を埋めるアイテムといった認識。 家族が好んでいたので食べる機会は比較的多かったが、どこがいいのかさっぱりわからなかった。苦いし、食感もっさりしてるし、不味い総菜にはパサパサに干からびたのが乗っかってきたりする。 ところが、昨年からちょっと状況が変わ…

  • 光さす邸宅で楽しむガラス芸術 『フィンランド・グラスアート』展

    『フィンランド・グラスアート』展 東京都庭園美術館 庭園美術館で開催中の『フィンランド・グラスアート』展へ行ってきました。 ※9/3(日)まで!!! www.teien-art-museum.ne.jp いやあ暑い暑い。美術展チケットで庭園も入場可能なんですが、あまりの陽射しに一瞬足を踏み入れただけで退散しました。緑を愛でる余裕などない……。 こちらの美術館、建物の外観と室内装飾のギャップにいつも戸惑います。 そっけないほど無駄をそぎおとした正面玄関から入っていくと、内部はアール・デコの美の極致。ルネ・ラリックのガラスレリーフ扉が訪問客を迎えてくれます。 通常は写真NGですが、今回の企画展は一…

  • 94歳の新聞ちぎり絵『木村セツ原画展』ただいま全国巡回中!

    『94歳セツの新聞ちぎり絵日記』展 覚え書き 2023年4月上旬 【人間はいくつになっても新しいことに挑戦できる】 希望に満ちた、ちょっとだけ胡散臭い言葉。 しかし、この教えを体現している人も確かに存在する。 木村セツさん、御年94歳。 89歳で夫を亡くし、90歳から新聞ちぎり絵を始めたアーティスト。 SNSのフォロワーは8万。あたたかい作風と、ソフトクリームや缶ビール・卵かけごはんといった親しみのもてるモチーフで、ファンは日々増え続けています。 今日は日中暑そうです。おやつにひんやりしたスイーツが食べたくなります。コーヒーゼリー。アイス乗せでこれまたテンション上がりますね。ゼリーのツヤ感を出…

  • 思い出は近く、遠く。白滝の豚そぼろと祖父の思い出

    日記 2023年8月 荒天続きのお盆休みが終わった。 もっとも、お盆という感覚はあまりない。私の住む地域は7月半ばに行事をすませているからだ。 毎年7月になれば店先に仏花や迎え火用のおがらが並び、仏壇には提灯が飾られる。それが当たり前だったので、大人たちの言う「お盆休み」と日程がズレていることを疑問に思ったのは(かなり)成長したあとの話。 気は強いのに、どうにも抜けたところのある子どもだった。 お盆休みといえば、帰省する人も多いだろう。 父方の祖父母と同居し、母の実家も近隣であったため、いわゆる「田舎」を私は持たない。 すべての親族と気が合うはずもなく、戻れば戻ったで気苦労も多いと聞くが、夏休…

  • 夏とアイスと甘酒と【今週のお題 ベストアイス2023】

    今週のお題「ベストアイス2023」 見知らぬ土地へ旅行したとき、楽しみにしていることのひとつが「ご当地アイスを食べること」だ。 母の趣味だったのが*1、いつのまにか娘の私にもうつった。 名物に旨い物なしというけれど、ご当地アイス(ソフトクリーム)に関しては当てはまらないのではないかと思う。どこで食べても、それなりに美味しい。 もっとも、これは「旅先で食べる」特別感が判定を甘くしているのかもしれない。 美しい景色を眺めながらベンチに座って食べるのは、もちろんいい思い出だ。しかし、電車やバスの発車時刻とにらめっこしながら、口内の冷たさに耐えつつ立ち食いするのだって、振り返れば笑える記憶になる(雑な…

  • かたくなな心を解きほぐす鍵『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』感想【ぼちぼち晴耕雨読】

    読書感想 2023年 7月その② 「SNSのキラキラした写真が投稿者のすべてではない」 そんなことは言われるまでもなくわかってる。 なのに、なぜ振り回されてしまうのだろう? この小説の主人公も、そして私も。 『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』の話です。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(…

  • 『「罪と罰」を読まない』感想 【ぼちぼち晴耕雨読】

    読書感想 2023年 7月 コロナ罹患後、約1ヶ月。いまだに咳止めと痰切りの薬は手放せないものの、ようやく日常生活が戻ってきました。 闘病中に困ったことのひとつが、集中力がまったく続かないこと。簡単な家事をやるのもひどく疲労してしまう。 それならば、いっそ休養ついでに読書三昧しよう! 私の思惑をよそに、小説もマンガも、雑誌をパラパラと眺める作業すら怠くてできない。こんなはずではなかった……。 ブログ復帰後に思いました。 「もっと気軽に文章を書けるようにしたい」という今年の目標に沿って、読書感想も簡略化していこう。 もともと読むのが遅いうえストライクゾーンが狭いため、この感動を伝えたい!と奮い立…

  • 味噌汁は怠惰な人間を救う【今週のお題・朝ごはん】

    今週のお題「朝ごはん」 朝にめっぽう弱い。 早朝にブログを書いたりもするのだけれど、それは大抵「なにかの都合で早寝をし、変な時間に目が覚めてしまった」イレギュラーな状態。 目覚まし時計の鳴るまえに、すっきりと起きられた記憶は、ここ数年皆無だ。 夜型人間がまとも(?)な朝食を用意できるかどうかは、前日の献立にかかっている。 副菜、ときには主菜も、多く調理して翌朝にまわす。 作り置きなんて丁寧な暮らしっぽく表現するのはちょっと恥ずかしい。私をふくめ、家族全員「ゆうべの残りもの」を出しても一向に気にしないタイプだからこそ使える手です。 たとえばきんぴらごぼう。太くザクザクと切ったのも歯応えがあって大…

  • 雨の日は空を見上げて【今週のお題 レイングッズ】

    今週のお題 レイングッズ 清澄白河の、夢のような傘専門店のはなし その日はとても疲れていて、おまけに雨が降ってきて、傘をさそうにも私の両手は荷物でいっぱい。そもそも折り畳み傘を持ってくるのを忘れてしまった。 踏んだり蹴ったりな気分で小走りに家路を急ぐ。本格的に濡れるまえに、なんとしても帰らなければ。 そう思っていたのに、通りすぎた景色のなかに鮮やかな色を見つけ、ふと足をとめた。 住宅街のあいだに建つ、白い小さな店舗。外にもれる灯りはいかにもあたたかそうで、雨で冷えた身には慕わしかった。 どうやら傘屋さんであるらしい。 エントランスから店内に入る壁にはアーチがあり、ゆるい曲線の向こうに、私の目を…

  • 【完全版】東京駅の隠れ家的博物館!インターメディアテク『極楽鳥』展へ行きました②

    『極楽鳥』展 ☆インターメディアテク☆ こんにちは! ゴールデンウィークの喧騒も、あっという間に日常に紛れ消えていきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。 さて、先日UPしたインターメディアテク『極楽鳥展』の詳細レポートです。 minorimainiti.hatenablog.com インターメディアテクは商業施設KITTEのなかにあるミュージアムです。 日本郵便と東京大学総合研究博物館が協働で運営しており、東京大学が蓄積してきた学術標本が主な常設展示を占めます。 「学術標本」というとピンときませんね。要は動物の骨格、剥製、鉱物や植物まで、ありとあらゆるものの標本が並んでいるのです。 鳥類の…

  • 東京駅の隠れ家的博物館!インターメディアテク『極楽鳥』展へ行きました①【今週のお題】

    インターメディアテク開館十周年記念特別展示『極楽鳥』 土砂降りの雨が降るゴールデンウィーク終盤、インターメディアテクへ遊びにいきました。 美術好きのあいだで、長く「東京駅の隠れ家的スポット」として愛されている(独断)こちらの博物館。 旧東京中央郵便局舎の一部を保存した建物は広々として、都会のど真ん中だということを忘れてしまう静けさに満ちています。 2月末、「インターメディアテクが撮影可能になった」との情報がTwitter上で広まりました。 あの素敵空間を写真に撮れる! でも、大きな魅力の静謐さがシャッター音でだいなしになるとイヤだなあ……。 そんなジレンマを抱えつつ、現地へ向かったのはGW最終…

  • 箱いっぱいに詰めこまれた幸せ 旬のフルーツ【今週のお題】

    今週のお題「あまい」 次に覇権を握る柑橘類は「せとか」かもしれない。 そんなことを最近考えている。次もなにも、現在の王者はどれなんだって話ですが。 果物は好き、しかし自分からフルーツ売り場にはあまり行きません。家族が買ってきたら有り難くいただくけれど、皮剥きが面倒だと後回しにして、気づくと食べそびれていたり。 状況が一変したのは、季節ごとに果物を送ってきてくれる知人の存在。 母の旧友であり、青果市場に勤めるその方は、長年の経験とコネクションで厳選したフルーツをダンボールいっぱいに詰め、届けてくれるのです。しかも頻繁に。 たとえば、さくらんぼ。 このあいだまでは佐藤錦より、断然アメリカンチェリー…

  • 印刷から生まれる化学反応 『宇野亞喜良 万華鏡』展を振り返る

    『宇野亞喜良 万華鏡』展 感想 イラストレーター・宇野亞喜良にどのようなイメージがありますか? 答えはきっと様々でしょう。 60~70年代カルチャーに興味がある人は、一世を風靡したアングラ劇団・天井桟敷のポスター画家として。 麻布十番納涼まつりのチラシ・グッズ類も担当しているので、イベント情報で目にする機会もあるかもしれません。私も1度行って、配布された美麗イラスト入りうちわを今でも大切にしています。 しかし、なんといっても印象的なのは本の装画! 私にとって宇野氏は「好きな作家本の表紙を飾ってくれると嬉しいイラストレーター」のひとりでした。そして、書籍といえば印刷。 ギンザ・グラフィック・ギャ…

  • 老いを感じた瞬間。たとえば白湯を手にする夜

    日記 2023年2月 「ああ、自分年をとったなあ」としみじみ思う瞬間。人によって、それは様々だと思う。 たとえば豊かな黒髪に白いものを見つけたり、大好物のはずの料理が昔ほど食べられなくなったり。 『実年齢の7掛けが現代における見た目年齢である』説がまことしやかに囁かれ、雑誌では素敵なグレイヘア特集が組まれる近頃であっても、いざ自分に老いの兆候が見つかれば、やっぱり多少はうろたえるわけです。 こんな風になるとは思ってなかった。 冗談まじりに口にする言葉は、大半は自虐ネタで少しだけ本音。 このセリフは母がたまにもらす一言でもあります。おそらく、年齢が上がるごとに本音の割合が多くなっていくのでしょう…

  • Twitter始めました&『宇野亞喜良 万華鏡』展に行った話(準備号)

    『みのりブログ』のTwitterアカウントを作ってみました もうちょっと、気軽にブログが書けるようになりたい! 文章を書くことに対して、どうにも気負ってしまう自分がいます。 イベント関連も扱うため不正確な情報などはNGですが、あまり考えすぎず、思いを素直に綴ってみるのもブログの醍醐味ではないか……と悩みつつ開設1年半。 気軽にというのはやっぱりハードルが高いなぁ。趣味のTwitter(オタク)アカウントですら、連投したり数週間浮上しなかったりと波があるし……とそこまで考えてハッとなりました。 そうだ、Twitterだ!! 使えそうなツールはなんでも利用してみようの精神で、ブログの宣伝用アカウン…

  • 行った、見た、感動した! 「わたしの2022年」美術館めぐり【特別お題】

    特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 タイトルの通りです! 2022年秋、ひさしぶりに「ぐるっとパス」を利用して、興味ある美術展に行きまくりました。 しかし、最初に利用した日から2か月という短い期間であちこち回るのは、予想以上に大変……。おかげで「せっかく出かけたのに、ブログが書けない」本末転倒な状態に。 今回2022年の総括ができるお題があると知り、自分の日記も兼ねて投稿することにしました。 最後まで読んでいただければ嬉しいです! www.rekibun.or.jp ※今期の販売は1/31までです! 最終有効期間は3月末と短いので、興味のある方は次年度で買ったほうがいいか…

  • その「正義」は永遠か? 『いけないのファッション展』不確かな現代に問いかける

    『いけないのファッション展』アクセサリーミュージアム 12/17(土)まで 毒で光るガラス、人型のアクセサリー、生き物たちの毛皮。みんなみんな文化的でオシャレだった。 ──『いけないのファッション展』広告より引用── 祐天寺のアクセサリーミュージアムで12月17日まで開催されている『いけないのファッション展』に行ってきました*1。 acce-museum.main.jp こちらの美術館には以前から行ってみたかったのですが、機会がなく数年が過ぎ……今回ぐるっとパスの対象施設であること、そして企画展が興味深い内容だったことからやっと訪問が叶いました。 たいへん楽しかった!!! 長いファッションの歴…

  • 迷ったけれど買ってよかった! 通販生活の毛布とぐるっとパス【今週のお題】

    今週のお題「買ってよかった2022」 ひさびさのブログ投稿です! リハビリ感覚でぼちぼちキーを打つ日々…… 今年も残すところあと3週間、年内にブログ復帰したいな~と考えていたらちょうどいいお題が! 便乗させていただきます。 偶然にも「購入を迷った品だけど、買って大正解」なもの2点となりました。 今週のお題「買ってよかった2022」 買い物その① これで冬は無敵!「ヒートコットンケット」(通販生活) 700gと軽く、肩がこらない 寝返りうってもズレない頼もしさ 汗かきの強い味方! 湿気を熱に変える「発熱コットン」 オマケ 通販生活以外では買えないの? 買い物その② 美術館めぐり最高!「ぐるっとパ…

  • 若き大神官は救世主かペテン師か SFマンガ『夢みる惑星』【今週のお題】

    今週のお題「SFといえば」ぴったりの展覧会があったのに…… 行きそびれてしまいました、萩尾望都SF原画展。 知ったのは最終日。6年前から展示数を大幅に増やして各地を巡回中で、そのうち東京凱旋するだろうとのんびり構えていたら……不覚でした。(公式アカウントをフォローしないから!) ⭐️萩尾望都 SF原画展⭐️2016年の吉祥寺美術館以来、実に6年ぶりの東京凱旋が決定🎊開催を記念してアイコンを変更しました✨【東京会場】7月9日~24日、アーツ千代田33317月16日には萩尾先生のトークイベントも開催‼️参加方法は6月上旬にHPにアップします。https://t.co/B7tcr7vvMn pic.…

  • 坂道をのぼった先に見たものは【最近あった3つのいいこと】

    今週のお題「最近あった3つのいいこと」 帰り道の足取りが重くて仕方ない日がある。 たとえば休憩室で同僚の悪口を聞いてしまったとき*1。 人格者なわけでもなし、他人への愚痴は自分だって山ほど抱えているけれど、休憩中という短い時間・限られた場所で否応なしに聞かされる悪口は辛いものです。逃げ場がないので。 そんなとき、小さな「いいこと」があると本当に慰められますね。 ちょうど書きたいと思っていた内容にピッタリのお題、参加させていただきます! 今週のお題「最近あった3つのいいこと」 ① スクワットの効果を実感できた ② 小さな守り神(ヤモリ)を発見 ③ これが噂の……!「タコさんウィンナー」の花、整列…

  • 栄養士さんへの手紙 切り干し大根のレシピ、私まだ使ってます【お題・好きだった給食メニュー】

    「栄養士の学校訪問」って行事、覚えてますか? 学校栄養士が給食時間に訪れて、口をもぐもぐさせる生徒のかたわらで人気の献立や素材のリクエストを聞きとり、慌ただしく去っていく。年に数回あった出来事。 私、その栄養士さんに熱烈な感想を伝えたことがあります。 給食の切り干し大根煮があまりに美味しすぎて! お題に関連して、もしくは切り干し大根のレシピを探してこのブログにたどりついた方へ。 騙されたと思って、切り干し大根にさつま揚げを入れてみてほしい。 万一「騙された!」となっても、金銭的ダメージはわずかなのでぜひ試してみてください それまでだって切り干し大根はもちろん好きでした。 和食の心、箸休めに嬉し…

  • 女たちの紡ぐ物語 「塩袋と伝統のギャッベ展」と小説『からくりからくさ』

    絨毯、キリム、草木染め。 古くから女の手仕事とされてきた染織工芸は、女性の感情と深く結びついている。 外出機会が多かった5月。たばこと塩の博物館で開催された「塩袋と伝統のギャッベ展」にも足を運んでいました。いつの話?という感じですが…… www.museum.or.jp 素晴らしい展示だったので、自分が忘れないためにも文章にしたいと思います。 記事後半は、展覧会と関連した小説のご紹介。 ギャッベ展を鑑賞しながら強い既視感に襲われました。 『からくりからくさ』(梨木香歩) 読んだことのある方なら「ああ……」と納得していただけるかもしれません。 よろしければ最後までおつきあいください! 「塩袋と伝…

  • 思い出をたどる深川・清澄白河街歩き 花手水ブームがここにも!

    梅雨の晴れ間に思い立つ 「そうだ、街歩きをしよう」 いろいろと行き詰まった6月半ば、スッキリしない気分の毎日が続きます。 こんなときには、ひたすら歩いて気分転換! ちょうど深川の富岡八幡宮で花手水のトライアルをやっていると聞きつけ、週末に出かけてきました。 花手水(はなちょうず)とは 元々は水のない場所において、花や草木の露で身を清めること。 神社仏閣を参拝する際に手や口を清める手水舎ですが、現在は使用禁止の場所がほとんどです。柄杓は衛生面からNGとされ、流水で洗うのが一般的なようですね。 使われなくなった手水鉢に季節の花を浮かべて楽しむ。これがコロナ禍の「花手水」イベントです。 SNSへの写…

  • さよなら、いつかまた会いましょう。今週のお題「本棚の中身」

    我が家の本棚には、1軍と2軍がある。 失礼な呼び方だけれど、この分け方は「世間での評価や金銭的な価値」とは無関係です。 2軍本棚に入れるのは、好みに合わなかったもの、人から譲られたもの、役目を終えて今の自分には必要なくなったもの。 それらを処分するまえに、まとめて置いておく場所が必要なんです。本棚にあるうちは拾い上げることもできるでしょう? 手放してから後悔した経験が1度や2度ではないので。 アレどこにやったっけ?と探し、捨てたことを思い出す…… 洋服でもやらかしますが、本での発生率も非常に高い。気づいた瞬間のガックリする感覚といったら……。 蔵書の整理って、ほんとうに時間がかかりますよね無限…

  • たとえ世界から置いていかれても 『団地のふたり』読書感想

    読書感想 2022年6月 『毎日を楽しく暮らしたいのんびり者です』 これは私のプロフィールの書き出し部分です。 実際は日々悩み、あくせくと暮らしている身ですので、綺麗ごとすぎるかなぁとも思うブログコンセプト。しかし、けっこう気に入っています。 現実より背筋を伸ばした自分で文章を綴る。そうすることで物事の違う側面が見えてくるのは、ブログを始めなければ知らずにいたでしょう。 理想として掲げるのは、現状が追いついていないから。 だからこそ理想を体現している人には羨望半分、それホント?と疑う気持ち半分の心情です。相手がフィクションの世界の住人であっても。 今回ご紹介する『団地のふたり』の登場人物は、絵…

  • 雨上がりにバラを見てきた話 旧古河庭園【今週のお題】

    旧古河庭園 春のバラフェスティバル 今週のお題「何して遊んだ?」 行ってきました、数年ぶりの旧古河庭園。 きっかけはTwitterで見かけた公式アカウントの悲痛な叫びでした。 雨自重しろ……と恨み節が出てしまいます。こんなに咲いているのに!超きれいなのに!3年ぶりなのに!!雨粒バラもいいんですが、個人的にはそろそろ陽の光を浴びたバラが見たいです。バラは今朝、今季最高の約100種類開花。本当に素晴らしいです!#旧古河庭園 #バラ #ツイッターで楽しむ庭園 pic.twitter.com/ozcpVANP2J — 旧古河庭園 (@kyufurukawa) 2022年5月13日 まさに花盛りの様子で…

  • 続く日々、毎日の食卓。エッセイ『いわしバターを自分で』読書感想

    読書感想 2022年5月 「本と出会うのは運命。わざわざ探さなくとも、読むときは読む」 最近、本の情報を集める時間がめっきり減りました。昔は雑誌の書評欄や本屋の店頭を眺めては、好みの新刊がないかチェックしたものですが……。 新規開拓をするパワーがないのですね。 時間がないから、調べても読みたい本リストが厚くなるだけだから。 手にとるのはかつて好きだった作家や、その流れを汲む人ばかり。消極的な読書姿勢だなあと我ながら思います。 贔屓の作家を読みつくしたいタイプなので、運命に任せるのも悪くない。けれど、ときどきは目新しい本も読みたい。 そんなときに役立つのがTwitterです。 私は個人書店のアカ…

  • 春の恵み、できればラクして食べたいけれど【今週のお題】

    今週のお題「サボりたいこと」 めんどくさい。ものすごく面倒くさい。 人様からのもらいもの、ましてそれが食べものとくれば365日大歓迎。そんな私が、唯一いただいて「うっ……」となる食材グループがあります。 それはタケノコ。次点でトウモロコシ。 嫌いとか、食べられないとかの理由じゃないんですよ全然! どちらも季節の到来を舌で感じられる、素晴らしい野菜。旬のうちに1度は食べておきたいし、機会を逃すと翌年まで未練を引きずってしまいます。 自分で購入するのはいいんです。問題は、家族が前触れなく買ってくる場合。 タケノコは収穫直後がいちばん美味しく、時間が経つにつれアクがどんどん増していく……といいますよ…

  • こんな「カワイイ」見たことない!『上野リチ展』のすすめ(~5/15まで)

    『上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー』展 4月の半ば、三菱一号館美術館で開催されている『上野リチ』展へ行ってきました。 JR東京駅から徒歩5分と好立地の三菱一号館は、日本であまり知られていないアーティストの紹介が上手なイメージがあります。*1リチ展も例外ではなく、毎日大盛況が続いているようです。 上野リチの名前すら知らなかった私。広告で見かける作品の豊かな色彩・自由自在な魅力に、これはぜひ鑑賞しなければ!と足を運びました。 『上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー』展 リチ展のこまかな感想あれこれ 【オトクな鑑賞方法 マジックアワー・チケット】 おまけ 『私の家では何も…

  • 公園にみるロマン 子どもは遊具に、大人は建築に【今週のお題】

    今週のお題 「好きな公園」 「公園は何もしなくても咎められない。演説とか、何かしようとすると追い出される」 そんな小説の一文を読んだことがあります。『パーク・ライフ』(吉田修一)だったでしょうか。 吉田作品の泥臭い部分に惹かれる私、都会的な本作の感想は「いい役者で深夜ドラマにしたら面白いかもな~」で終了。けれど、なぜかこの一節だけは印象に残っています。 私にとって公園は「何かをしにいく場所」──会社の昼休み、慌ただしく弁当を食べる。犬の散歩をする。ウォーキング。お手軽な森林浴。 ぶらっと公園に行く習慣がない自分には、主人公の先輩社員のセリフは新鮮でした。 公園に目的なく集う、顔見知りでもない人…

  • 明日4/10まで!『ニッポン国おかんアート村』展へ行ってきた【渋谷】

    『ニッポン国おかんアート村』展【渋谷公園通りギャラリー】 またしても期日ギリギリですが『おかんアート展』行ってきました。 (展示は4/10夜7時まで) inclusion-art.jp 不器用なくせに、刺繍・キルト・レースなど「女性の手仕事」*1とされてきたジャンルが好きな私。面白そうな展示がやっていると聞き、大勢の人でごったがえす渋谷へ意を決して向かいます(人ごみ苦手) 渋谷駅を出て右手にマルイ、左手に西武を見ながら進み、タワーレコードの角で左に折れます。坂道をすこし行くと壁に何枚ものポスターが。わかりやすい! 公園通りギャラリーは初めてだったのですが、パルコのすぐそばなんですね。 ギャラリ…

  • 美味しいもの×ミステリー! 『ときどき旅に出るカフェ』『みかんとひよどり』読書感想

    読書感想 2022年 3月 ああ、ついに無くなってしまった。空っぽになった袋をのぞきこみ、私はため息をつきました。 年末に買い込み、大事にだいじに食べてきたチョコレートウエハース。先ほど食べたのが最後の1個だったのです。新しく買おうにも店舗・通販ともに売り切れで、入荷はおそらく次の冬になってから……。 未練がましくパッケージを眺めていると「原産国名・オーストリア」の表記に気づきました。 購入したのは今やあちこちの街で見かけるカルディコーヒーファーム。国内外の美味しそうな食べものにあふれる店舗は、いつ行っても楽しいですよね。 とくに輸入食品はカラフルな包装や予想外の組み合わせに驚くことも。食文化…

  • みんな収納どうしてる? ポストカードを買い込む美術ファンの悩み【今週のお題】

    今週のお題「わたしのコレクション」 コレクションとまで言うと仰々しいけれど、手元に集めて長年愛でているもの。 私の場合、それはミュージアムショップで買ってくるポストカードです。 美術展に行く楽しみに目覚めた中学生のころから、お小遣いをやりくりしてお土産にするのが目的のひとつでした。 画集ほど場所をとらず、心に残った数枚だけを選べて(ただし好きな作品がポストカードにない場合も)部屋に飾るのも人に送るのも自由自在。 あれから長い年月が経ち、気づけばポストカードの数はたいへんなことに……。最近ではかなり買い控えているのですが、やっぱり好きなので欲しくなるんですよね。 当ブログでも過去にこんな記事を書…

  • 【幸福なパンの時間】モンシェールのデニッシュパン、おいしい食べ方のご紹介

    「高級食パン」ブームの終焉とは聞きますが…… 「高級食パン」「閉店」 ある日、Twitterでこんな文字が目に入りました。 とっさに思い浮かべたのが、最近あちこちで見かける変わった名前の食パン専門店。 予想は大当たりで、1年もたずに閉店することが多いと知り驚きました。たしかに私も2店舗ほど利用してそれきりです。 おいしいはおいしい。軽くなめらかな口当たりと上品な甘さは好みの味でした。でも、いちど食べたら満足してしまうんですよね……。 news.yahoo.co.jp ネットの評判や私自身の考えをまとめると、ネックになっているのは下記の問題。 ・価格が高すぎる ・スーパーで買う食パンも十分にお…

  • あの子供の声は、自分だ──実話をもとにした『罪の声』小説&映画感想

    読書&映画感想 2022年2月 「キツネ目の男」「青酸入り菓子ばらまき事件」 グリコ・森永事件に詳しくない世代でも、これらの単語には聞き覚えがあるのではないでしょうか。 企業が「かい人21面相」を名乗る犯人に翻弄された昭和の大事件も、時効を迎えた今は遠い過去の出来事。かくいう私の知識も、TVで放映される「未解決事件特集」で知った程度です。当時の小さな子供をもつ親の恐怖も、大好きなお菓子が撤去された子の落胆も想像することしかできません。 【現金の受け渡し指示に、子供の声がふきこまれたテープが使われた】 知らなかった事件の詳細部分のひとつです。 子供たちの安全を人質にとった犯罪に、同じ子供の声が利…

  • 【おすすめアートスポット】服飾博物館「民族衣装」展へ行きました【新宿】

    『民族衣装 異文化へのまなざしと探求、受容』展 新宿の文化学園服飾博物館で2/7まで開催していた『民族衣装』展、滑り込みで鑑賞してきました。 とても面白く、充実した展覧会でした! 余裕をもって訪問したいと思いながら、なかなか機会がなく……会期は終了してしまいましたが、その魅力を振り返りつつ博物館のご紹介をしたいと思います。 次回の企画展『ヨーロピアンモード 花 』展も楽しそうなんですよね。 毎日あたたかくなっていく季節のお出かけ候補に加えていただければ幸いです。 『民族衣装 異文化へのまなざしと探求、受容』展 雑踏のなかの静かな空間 文化学園服飾博物館 『民族衣装』展の感想 雑踏のなかの静かな…

  • 実話怪談×ミステリー『火のないところに煙は』芦沢央【読書感想】

    読書感想 2022年1月 怖い話はお好きですか? 私はたいへん臆病な性格です。態度に出さないので知る人は少ないけれど、ホラー類はかなり苦手。匿名掲示板発でいまや萌えキャラとして定着した感のある「八尺様」ですら、本編を読むとそわそわしてしまいます。 それなのに怖い話を読む理由のひとつは、秀逸なタイトルにあるのかもしれません。実話怪談の題名は、なぜあんなに好奇心をそそるのでしょうか。凝ったものよりも、簡素なネーミングのほうが印象に残ったりします。日常的に使う単語の羅列だったはずのタイトルが、読み終えたあとは怖くて仕方がない、そんな具合に。 『火のないところに煙は』 芦沢央 (function(b,…

  • 寝るときの靴下=雪山登山用ソックスなんだけど、理想の品が見つかりません。

    今週のお題「お気に入りの靴下」 「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」という病気をご存じでしょうか。 手のひらを中心に足の裏などにも併発して、日常生活への支障をきたすほど大量の汗をかく病気です。 汗の量にも個人差があります。手のひらが湿っている程度から、手首から汗がしたたり落ちてヒジに達する重度まで。症状は一定でなく、同じ患者でも満員電車で平然としているときもあれば、自室でリラックスしているのに手はびっしょり、なんてことも。 私はおそらく最も症状が重いケース(おそらく、というのは医療機関にかかったことがないからです)この記事も手首の下にタオルをしいて書いています。小学生の頃から悩まされ長い月…

  • 【読書感想】桐野夏生『ハピネス』華やかな生活の裏にひそむ虚無

    読書感想 2021年11月 桐野夏生さんの作品は『OUT』『グロテスク』など、寝食を忘れて読んだ記憶があります。 今回の『ハピネス』は題材的に『魂萌え!』のような内容かな? そう思いながらも気が進まず、ここ数年は積読状態の本でした。 しかし読み始めてみれば一気読み。同時に、なぜこんなにも手にとるのが億劫だったのか理解できた気がします。 『ハピネス』 桐野夏生 登場人物全員がうっすら不快。 一息に読み終えるほど面白かったのに、読んだあと何も残らない。 普段ならネガティブな感想はわざわざ書きません。 しかし、この作品に限って言えば「何も残らなかった」空虚さが、ある種の褒め言葉になるのではと思いまし…

  • おすすめ脱出ゲームアプリ3選【2021】シンプルを極めたデザインが流行中?

    脱出ゲーム界に新しい流れが起きている 大袈裟ですが、ジャンルの傾向を観察してきたファンの実感です。 スキマ時間に遊べる手軽さ、凝りすぎないアイテムの活用方法。けれど謎解きはひとひねりしてあって、簡単にクリアはさせてくれない。そんなバランスの良いゲームが続けてリリースされたのです。 まさに「原点回帰」というべき作品群でした。 長編化が加速する最近の脱出ゲーム界隈。ボリュームのある仕上がりに満足しつつ、すこしお腹いっぱいの方が多かったのかもしれません。 面白いアプリは日々新たに作られており、ユーザーに評価されています。 特定の人気シリーズのみが注目されるのはもったいない! そんな気持ちでレビューし…

  • 【今週のお題】教室のロッカーには本と夢がつまっている

    今週のお題「読書の秋」 教室のうしろに据えられたロッカー。教科書や道具類がしまわれるその場所に、私のスペースだけ隙間もないほど本がつまっている。図書室の先生からいただいた本。 「読書の秋」というと思い出す光景です。 私の母校は生徒人数が少ないうえ、本を読む子はごくわずか。同好の士がいないのは寂しくもありましたが、そのおかげで購入リクエストが通るという特典もありました。 その年、私の通う高校では図書室の本の除籍作業をしていました。 穏やかな学校司書さんを慕っていた私は、図書室に入り浸り作業を手伝っていました。いま思うと、不器用な素人のやることです。二度手間にならない仕事を割り振るのに先生は苦労さ…

  • 【浅草橋】営業は週に2日のみ 洋菓子店「ル・グッテ」に行ってきた!

    こんにちは、みのりです。 知らない町をぶらぶらと歩くのが好きです。バスの車窓から眺めるのもいいですね。横道にひっそり開店する雑貨屋で掘り出し物を見つけたり、おいしそうな匂いにつられ飲食店に入ったり。 しかし、このご時世で気ままな散策は難しく……飲食はもっぱらテイクアウトになりました。これも慣れれば楽しいもので、自宅でゆっくりと食べられるメリットもあります。 そんなわけで、今回の話題は「食欲の秋」です! 東京イーストエリア中心と限られた範囲ですが、機会があればぜひ訪問してみてください。 浅草橋の洋菓子店「ル・グッテ」に伺いました 夏の暑さが戻ったかのような気候の1日。以前から行きたかったこちらに…

  • コロナ禍で美術館に行けないから、お気に入りのポストカードを蔵出ししてみた その2

    美術館のお土産=ポストカード!の私。長年のポストカード愛を語ります。 芸術の秋、ポストカード蔵出し第二弾です。 過去記事はこちら! 今回は女性に好まれそうなラインナップを揃えました。 minorimainiti.hatenablog.com 美術館のお土産=ポストカード!の私。長年のポストカード愛を語ります。 貴婦人と一角獣 ヴァンジャンヌの殺菌牛乳 (スタンラン作) 革製品ブランド「HIRAMEKI.(ヒラメキ)」のアートレザーシリーズ 睡れる幼きモデル 他 (児島虎次郎) 永遠と、限りあるものの狭間で (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).pus…

  • 【今週のお題】『るきさん』とお風呂 【読書感想】

    今週のお題「お風呂での過ごし方」 丸一日、お風呂場で過ごしてみたらどうなるだろう。 浴槽のフタを机代わりに仕事をし、本を読んだり、食事もお弁当をつくって毎食きちんととる。トイレだけは例外として、夜は布団を持ちこんで就寝(背中とお尻が痛いのは我慢しつつ)。 そんな体験も面白いかもしれない……なんてことを考えたのは、残念ながら私ではありません。 マンガ『るきさん』の主人公が湯船につかりながら思いついたこと。 結局るきさんは実行しないのですが、気が向かなかっただけのように思います。マイペースで飄々とした彼女は、もっと驚くようなやり方で毎日を楽しむ達人なので。 そんなるきさんの生活が淡々と綴られる1篇…

  • 【読書感想】ミステリー小説『許されようとは思いません』禁忌の一線を踏み越えるとき、人は何を思うのか

    読書感想 2021年10月 【 後味の悪い 】物事がすんだ後に、あまり良くない感じが残るさま 普通ならば褒め言葉にならないでしょう。けれど、あえて「後味の悪い小説だった」と表現したい、そして面白い短編集でした。 ミステリーと銘打たれた本作品には、当然ながら収録作すべてに犯罪とその謎解きが登場します。しかし真相へたどりついたとき、読者が感じるのは爽快さではありません。罪を犯した人間、その足元にぽっかり開いた穴をじっと見つめ続けるような感覚。 「動機なんて不可解なものですよ。(中略)たとえ元がどんなに常識的な人であっても、殺人という常人では越えることのない一線を越えた瞬間は異常だった。その異常さは…

  • 豆鼓醤(トウチジャン)おすすめの使い方 ひと匙いれればプロの味に!

    豆鼓醤を料理に使ったら予想以上に美味しかった話 こんにちは、みのりです。 涼しくなると台所で火を使うのがラクになりますね! 暑い時期は作りなれた定番メニューばかりだった私も、新メニューに挑戦してもいいかな……?という気持ちに。 以前エスニック調味料についての記事を書いたのですが、取り上げれば良かったと思っていたのが豆鼓醤(トウチジャン)でした。 minorimainiti.hatenablog.com 豆鼓醤ってどんな調味料? 黒豆を麹などで発酵させた豆鼓(トウチ)を使いやすいペースト状にしたものです。豆板醤やオイスターソースとくらべると、少々マイナーかもしれません。 ニンニクやチキンエキスが…

  • 美術館に行けないので、お気に入りのポストカードを蔵出ししてみた その1

    美術館のお土産=ポストカード!の私。長年のポストカード愛を語ります。 めっきり涼しくなった毎日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 9月いっぱいで緊急事態宣言が解除されるとの報道に、胸をなでおろしております。それでも気軽に外出はしにくい状況、仕方ないことですがストレスがたまりますよね。大好きな美術館にも、下の記事に書いた「もしも東京展」以降は一度も行けていません。 漫画「もしも東京」展に行きました。感想や近隣のランチ情報など【東京都現代美術館】 - みのりブログ せめて気分だけでも美術館めぐりを味わいたい!ということで、過去にミュージアムショップで購入したポストカードを整理することにしました。片…

  • 人気シリーズから高難度の名作まで 脱出ゲーム無料アプリを厳選でおすすめ!

    皆さん、スマホアプリでゲームを楽しむことはありますか? 子供時代は家庭用ゲーム機が大人気でしたが、熱狂して遊ぶ周囲をよそに魅力がわからないままで過ごしました。大人になってもその姿勢は変わらず、進化するグラフィックを見かけても「すごいな~」と感心するだけで終了。自分でやってみようとは思わなかったのです。 そんな私が、初めてハマっているのが【脱出ゲーム】ジャンル! 閉じ込められた部屋もしくは家から抜け出すため、ヒントを頼りに隠されたアイテムを探しだし、脱出する。脱出するのが部屋ではなく森や特定の街といった場合もありますが、基本的な条件は変わりません。きわめてシンプルで、それだけに開発者の個性が目立…

  • 【読書感想】夏の課題図書に!『君と夏が、鉄塔の上』

    読書感想 2021年9月 男、女、料理長型、烏帽子型あるいは猫耳。 これらがなにを指す用語か、一体どれくらいの方がわかるでしょうか。 正解は鉄塔の種類。こんなにユニークで、多種多様な呼び名があるんですね! 『君と夏が、鉄塔の上』の主人公は鉄塔マニアの中学生。彼が知識を披露する場面を読んだとき、思わず読書の手を止めて「鉄塔 種類 写真」で検索してしまいました。あたりまえに眺めてきた世界の、知らない一面を見るとワクワクします。 季節的に少々出遅れましたが、夏の課題図書にぴったりの本作の感想です。 『君と夏が、鉄塔の上』賽助(さいすけ) 中学生活最後の夏休みを、漫然と過ごす主人公の少年・伊達。 小柄…

  • ウォーキングシューズとランニングシューズの違いとは? 調べた結果をまとめてみた

    愛用していたシューズの靴底が剥がれました。 夜のウォーキングの最中、見事にパッカリと。後ろにはだれもいないのに、自分の足音とは別にぱたぱたと奇妙な音が……!と夏の怪異におののいていたら、原因はコレでした。 よく見かけますよね、横断歩道の真ん中に、ポツンと靴底だけが落ちている風景。 暑い季節は接着剤が劣化しやすく、このようなケースが頻出するのだそうです。 情緒がないことに目をつぶれば、夏の風物詩と言ってもいいかもしれません。 ときどきは植え込みや塀の上にそっと置かれていることも。「赤ちゃんの靴や片方の手袋なら微笑ましい落とし物だけど……かえって拾いにくくない?」と笑っていた自分が、笑われる立場に…

  • 【読書感想】『昨日の海は』 過去へ向かう旅──心優しい少年の青春ミステリ―

    読書感想 2021年8月 その② 今まで会った覚えもない、それどころか、存在すらも知らなかった伯母と従姉妹。 ある日、突然「明日、東京から二人がうちに来る」と母親に告げられて、戸惑いや反発を感じない思春期の少年がいるでしょうか。しかも、しばらく同居するというのです。 「昨日の海は」近藤史恵 近藤史恵さんの『昨日の海は』の主人公である光介は、四国の田舎に暮らす普通の高校1年生。母親の言葉に当然ながら驚き、自分だけが事前に相談されなかったと怒り、父親も母の姉であるそのひとと旧知の仲らしいことに疎外感を抱きます。 もっともプライベートな場所である「家のなか」に、肉親とはいえ他者が入りこむ。受け入れる…

  • 漫画「もしも東京」展に行きました。感想や近隣のランチ情報など【東京都現代美術館】

    「もしも東京」展に行ってきました コロナ禍以前は足繁く通っていた展覧会、その楽しみを奪われてずいぶんとたちます。 もともと静かに鑑賞するものですし、どこの美術館も日時予約など感染症予防対策を徹底しているのは承知しています。ただ、なんとなく気分がのらなかったのですよね。 今回も「こんな時だからなぁ……」と迷いつつ、近場に行く用事があったため思い切ってチケットを購入。完全事前予約制というのも安心要素でした。 その結果、たいへんリフレッシュできたのでブログを書くことにしました。遠方で来られなかった方に、会場の空気だけでもお伝えできたらと思います。 漫画「もしも東京」展 概要 会期:2021年8月4日…

  • 【読書感想】『風鈴』と『サマータイム』ふたつの小説を「3人」というキーワードで読む

    読書感想 2021年8月 松浦理英子さんの「風鈴」を読みました。 作者の著作を手にとったのは「犬身」(けんしん)が最後なので、ずいぶんと昔のこと。 幼いころから犬を愛し、「自分の魂は人間よりも犬に近い。叶うならば、この身も犬へと変わりたい」と願い続けた主人公の女性がたどる数奇な運命を描いた長編です。彼女は怪しげなバーのマスターと契約を交わし、死後にその魂を捧げることを条件に仔犬へと生まれ変わるのですが……。 あらすじに「あの人の犬になりたい」とあるように、仔犬の視点で語られる飼い主と見初めた女性との暮らしはほのぼのと新鮮でありながら、セクシュアリティの揺らぎを感じさせるものでもあり。ファンタ…

  • すいか イチジク 夏の思い出

    ご近所の方からイチジクをいただきました。 日中の暑さがようやくやわらいだ夕暮れ時、ホッとした気持ちで外に出ると、狭い道をはさんだ向かい側にはお隣さんの庭。手入れがいいことで有名なおうちですが、この季節はとくに私を楽しませてくれるものがあります。 それは隣家の庭からただよってくる甘いイチジクの匂い。 毎年のことなのに、実のなる時期を忘れてしまう私。かぐわしい果実の香りにおやと頭を上げると、しげった葉のすきまから重そうに熟したイチジクが……。 人様の庭をあまりのぞきこむわけにもいきませんが、お隣さんはイチジクの果実にはあまり興味のない様子。いくつもの実が放置され、鳥につつかれるままになっているのを…

  • ニトリの「バスマット干しボード」が使える! 脱衣所のジメジメ防止に効果的

    こんにちは! みのりです。 突然ですが、我が家は築三十年近くの古い戸建てです。 手入れをしながら住んではいても、これだけ年数がたつと当然あちこちガタがくるもの。湿気の多い風呂場~脱衣所はとくに不具合が目立ちます。 「マットがビショビショにならないように、水気はざっと拭いてから上がって」 「最後にお風呂に入ったひとはバスマットを干してね」 家族に口酸っぱく言っていますが、注意して守ってくれるなら苦労はないのですよね……! 乾きやすいマイクロファイバー製マットに替えて多少マシになったものの、湿った感触は避けられません。毎夜のように必ずチェックして、干す作業も面倒。 そこで出てきた選択肢はふたつ。 …

  • 六花亭のおすすめ!おやつにぴったり チョコマロン 送料無料になる方法も?

    ※画像はイメージです※ 忙しい家事の合間や、なんとなく仕事が上手くいかないとき。 いったん手を止め「おやつの時間」でリフレッシュする方は多いかと思います。 口の中に広がる甘さにホッとすると同時に、疲れや悩みが少しずつ溶けて、体の外に流れ出ていく気持ちになります。最後のひとかけらを大事に味わって、「また頑張ろう」と席を立つことの繰り返し。 健康のため、美容のため、体調管理に気を配りつつも時には食べたくなる甘いもの。 最高においしくて、欲を言えばカロリーは控えめなものが食べたいですよね。 この二点を満たし、お手頃価格なのに高級感があり、それなのに世間にはあまり知られていない……そんな私が愛するとっ…

  • 水だけでツルツルに磨ける⁈ おすすめメーカー【歯ブラシ職人 田辺重吉】

    皆さんが自分の体の老化を最初に感じたのはどこでしょうか。 お腹の肉付き? 髪が細くなった? 私の場合、それは「歯」でした! 丈夫な歯が自慢だったので歯医者に通う習慣がなく、その結果、ひさびさの検診で先生からたくさんご指摘をいただくことに……。 家でもできるメンテナンスの道具として、使いやすい歯ブラシは欠かせません。 そこで、私がここ数年愛用している歯ブラシをご紹介します。 「磨きやすい歯ブラシ」 歯ブラシ職人 田辺重吉 歯ブラシ職人 田辺重吉考案 磨きやすい歯ブラシ 先細 6本組×2個セット ライフレンジ Amazon 磨きやすい 歯ブラシ 先細 田辺重吉考案 歯ブラシ職人 ライフレンジ 6本…

  • おすすめエスニック調味料3選! 意外とどんな料理にも合うんです【オイスターソース・豆板醤・ナンプラー】

    奥深い調味料の世界 行きつけのスーパーで、はたまた輸入食品のお店で。 調味料の棚の前に立ち、見知らぬ料理の味を想像するのが好きです。 「見知らぬ」というからには、当然外国の調味料を手にとる機会が多くなります。パッケージや小さな説明書きだけを頼りにあれこれと考えるのは、気軽に異国情緒を味わえ楽しいものですね。近所の店の外国調味料の品揃えが豊富なこともあり、 すっかり生活になじんでしまいました。 いまや我が家の常備品となったのが中華・アジア圏のエスニック調味料。 そのなかでも、一般家庭で出る料理に使いやすい調味料をピックアップしました。 おすすめの使用法もご紹介しますので、気になったものがあればぜ…

  • 「味噌汁にどんな具材を入れるか」は世界一荒れない話題だ、と思ったはなし

    あなたの「定番・味噌汁の具材」はなんですか? それぞれスタイルが違う家事関係で、絶対にモメない話題はなんだろう。 そんなことをぼんやりと考えていたことがあります。 当たり障りのないよもやま話のネタを探していたのか、きっかけはもう忘れてしまいましたが。 「バスタオルをどれくらいの頻度で洗濯するか」 これは荒れる話題ですね、間違いなく紛糾します。 まず、想定している使い方が人それぞれで違い過ぎる点。 タオルでざっと水気をとってから使うのか、髪から体からビショビショのしずくが落ちる状態で拭くのか。バスタオルは厚手か薄手か、通常サイズかひとまわり小さいのか。 反射的に思い浮かべるものに天と地ほどの差…

  • 汗かきさんにはガーゼハンカチがおすすめ!吸収力抜群、使うほどやさしい肌ざわりに

    身だしなみとしてバッグの中に1枚は欠かせないハンカチ、どのような基準で選んでいますか? 色柄やブランドが好き、オーガニックコットンなど素材を重視……さまざまな理由があるかと思いますが、私のような汗かきには重要なチェックポイントがあります。 「いかにしてスマートに、さりげなく汗をぬぐえるか」 これです!!! レジに持っていくときはそんなこと忘れています。女性用ハンカチは、豊富なデザインで見る者の目を楽しませてくれるものばかり。気に入った商品を見つけるたびに買い集め、いつしか大量のストックで専門店を開けそうな状態に……。 けれど、気づいてみれば使用するのは特定の何枚かに集中しているのです。どんなに…

  • 野菜そのものの味が楽しめる「カゴメ つぶより野菜」とにかく美味しい!ギフトにもどうぞ

    こんにちは、みのりです。 コロナでなかなか外食もできない毎日、テイクアウトや自炊の機会が増えた方も多いと思います。 家で食事をすると気になること……私の場合、それは「野菜をちゃんと摂れているか」! (外だと「今日は外食なんだしOK」という謎理論で判定が甘くなります) 野菜は大好き、料理もイヤじゃない。 でも、毎食たっぷり野菜をとるのは難しい…… 野菜ジュースって選択肢もあるけれど、味が甘くて好きじゃないんだよなあ…… そんなふうに考えていましたが、この商品に出会って考えを改めました。 カゴメ つぶより野菜 野菜ジュース1日分の野菜350g分含有砂糖・食塩・香料不使用 30本 健康直送便 Ama…

  • 汗かきさんの在宅ワーク用インナーにおすすめ! キレイラボ完全無縫製ハーフトップ【グンゼ】

    こんにちは、みのりです。 毎日暑い日がつづきますね……! こうしてブログの文章を打っていても、汗がじんわりとにじんできます。 大汗かきの私にとって、夏の下着は悩みの種。汗で生地が傷むせいか、商品選びを誤るとすぐダメになってしまうのです。 最近は自宅で作業をすることが多く、デザイン性よりも快適さを優先するようになりました。 「汗をよく吸う」「締め付けず、肌ざわりがいい」「丈夫で洗濯にも強い」 上記の三点を満たしてお気に入りのハーフトップをご紹介します! グンゼ KIREILABO(キレイラボ)ハーフトップ 完全無縫製・綿混 [グンゼ] ノンワイヤーブラジャー KIREILABO(キレイラボ) 完…

  • 【ごあいさつ】ブログはじめました

    はじめまして、ブログ初心者の「みのり」と申します。 毎日を楽しく暮らしたいと願うのんびり者です。 今回、思い立ってブログを開設してみました。 「見出し?アイキャッチ画像?h2タグ??」と疑問でいっぱいになりながらも、先人の方々をお手本に慣れない作業を頑張っています。(探せばノウハウが山ほど公開されている時代、ありがたい限りです……) 買って良かった商品のおすすめ 行ってみたスポットの紹介 読書や美術館の話題 日々思うことなど…… 汗かきなので、同じ悩みの方に向けた記事も書いていく予定。

  • プライバシーポリシー

    みのりブログ プライバシーポリシー 個人情報の利用目的 当ブログでは、お問い合わせの際にお名前・メールアドレスなどの個人情報を入力していただく必要がございます。取得した個人情報は適切に管理し、お問い合わせに対する返信以外の目的では利用いたしません。(法令により開示が求められた場合を除く) アクセス解析ツールについて 当ブログは「Googleアナリティクス」を利用しています。 Googleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにクッキー(Cookie)を使用しております。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人は特定されません。収集を拒否したい場合、ブラウザからCookieを無効に…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、みのりさんをフォローしませんか?

ハンドル名
みのりさん
ブログタイトル
みのりブログ
フォロー
みのりブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用