国の公的年金は、「働く夫と、専業主婦の妻」という昭和時代の家族を、いまだに引きずっている制度だと、よく言われます。毎年、厚生労働省が改定・公表する年金額につい…
人生には様々な心配事があります。お金のリスクに備えるのが、保険や年金です。少しずつ知ることで、安心を手に入れましょう。
国の公的年金は、「働く夫と、専業主婦の妻」という昭和時代の家族を、いまだに引きずっている制度だと、よく言われます。毎年、厚生労働省が改定・公表する年金額につい…
公的年金は、「老病死」という3つの人生のリスクに備えるための、いわば保険です。老齢年金、障害年金、遺族年金の3種類がありますが、この中で、一番わかりにくいのが…
歯止めがかからない医療費・介護費 医療費や介護費の膨張に、歯止めがかかりません。(1/22日経新聞より)特に、この20年で、介護費は4倍に急増しています。 6…
長い間、ブログの更新もできないうちに、2024年も明けてしまいました。その間に、昨年話題となった「年収の壁」対策が始動しました。今日は、その対策について、まと…
老齢厚生年金や老齢基礎年金は、終身年金です。長生きリスクに備えられる、心強い味方です。これらの年金をもらい始める時期を遅らせると、少し増額された年金が、生涯受…
日本の将来推計人口 少子化に歯止めがかかりません。2022年の合計特殊出生率は、過去最低の1.26、出生数も初めて80万人を割りました。今年に入っても、出生率…
食費も光熱費も上がっています。家計のやり繰りは、まだまだ厳しさを増しそうです。 家計費の節約には、日々の出費を抑えることより、固定費を見直すことの方が、有効と…
上野の不忍池は今、蓮の花が盛りです。双子のシャオレイも元気でした。涼しそうなホッキョクグマ時には日々のやり繰りを忘れて、元気回復するのも良いものですね。
年収の壁への対策 夫の被扶養者だったら、社会保険料もタダで、健康保険にも年金にも入れていたのに、少し年収が上がったら、保険料が天引きされて、手取りが減ってしま…
年金額改定通知書年金支払い通知書 年金を受けている方は、最近お手元に「年金額改定通知書」と「年金支払い通知書」が届いたかと思います。6月15日は年金の振り込み…
ニュースでご存知の方も多いと思いますが、2023年5月12日に、改正健康保険法などが、参院本会議で可決されました。(全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築…
健康保険料率が上がっています 中小企業の従業員が加入している「協会けんぽ」の、令和5年の健康保険料率が、平均10%となりました。その結果、介護保険の1.82%…
賃上げのニュースが増えています。嬉しいことですね。春闘では満額回答が相次ぎ、正社員だけでなく、パート、アルバイトの時給も引き上げる会社が多いようです。最低賃金…
前回は、70歳以上の方の健康保険や、65歳以上の方の介護保険の一部負担金割合について、おさらいしました。 医療機関の窓口で支払う金額は、70~74歳までは原則…
健康保険と介護保険の一部負担金 医療機関の窓口で払う、健康保険の一部負担金。保険診療は、かかった医療費の一部を払えば良いことになっています。その割合が、全員3…
2023年度の公的年金改定率が公表されました 今回は、1月28日付、日本経済新聞のマネーのまなび「年金「目減り」過度に恐れず」という記事を参考にしながら、20…
後期高齢者の医療費窓口負担が、引き上げられました 昨年10月、一部の後期高齢者の窓口負担が、従来の1割から2割に引き上げられました。団塊の世代は、2022年か…
「日経新聞より気になる記事」今回は11/3づけ「成年後見 進まぬ利用」という記事より、成年後見制度の問題点を考えてみることにしましょう。 成年後見制度について…
なかなかブログが更新できないまま、今年も、残りわずかになってしまいました。今回は、これまでの日経新聞の中から、気になる記事を取り上げたいと思います。まずは、 …
5年に1度の財政検証に向けて 10月26日の朝日新聞に「国民年金の保険料納付「64歳まで」5年延長へ 国が本格検討を開始」という記事が掲載され、気になっている…
以前、このブログで「成年後見人」について話題にしました。日本の高齢化が進むとともに、認知症などによって、金銭管理ができなくなったり、様々な手続きが難しくなった…
どんなに少ないお給料でも、年金が2万円増えるって、すごくないですか?
近頃、60歳でリタイアされる方は、あまりいらっしゃいませんね。多くの方が、定年再雇用のような形で、お勤めを続けています。でも、60歳前に比べて、お給料が下がっ…
老後2,000万円問題 2019年、金融庁の報告書が発端となった「老後2,000万円問題」は、実に大きな騒ぎを引き起こしました。老後30年を過ごすには、年金以…
「介護保険料のお知らせ」を見て 葛飾区にお住まいの専業主婦、A子さんは、昨年65歳になりました。同い年のご主人は、まだ会社にお勤めです。A子さんは、若い時に少…
皆さんは、日本年金機構の「ねんきんネット」を利用されたことがありますか?ログインすると、ご自分の公的年金の記録を確認したり、将来受け取る年金額のシミュレーショ…
物価上昇が止まりません。総務省が6/24に発表した5月の消費者物価指数は、2.1%の上昇となりました。上昇率は2か月連続で2%を越え、30年振りの伸びとも言わ…
資産一覧表は、すぐにでも作ること相続を開始するには、まず亡くなった方の資産をすべて洗い出し、遺産の額を確定しなければなりません。あちこちに口座が分散していたり…
前回に引き続き、亡くなる前にしておきたいことについて その2です。 生前整理 断捨離という言葉が有名になってから、ずいぶん経ちます。終活に限らず、身の回りを整…
社会保障や社会保険とは外れますが、不安の解消という意味で、書いてみたいと思います。 私事ですが、先日、近い身内を亡くしました。亡くなった後の葬儀や色々な手続き…
在職定時改定 2022年4月から改正される公的年金制度、3つ目は、「在職定時改定の導入」です。 これまでの制度では、65歳以降に働き続けて厚生年金に加入してい…
この4月から、公的年金について、他にも大きな改正がありました。働きながら年金をもらう時のルール変更です。 年金の受給開始年齢の変遷 老齢基礎年金と老齢厚生年金…
4月から、公的年金の制度が少し変更になります。まずは繰上げ、繰下げについて。 国民年金や厚生年金(公的年金)は、65歳から貰うのが基本です。でも、繰上げや繰下…
マクロ経済スライドとは 前回は、2022年度(令和4年度)の年金額が、0.4%減るというお話でした。 年金額に関わる数字には、もう一つ、マクロ経済スライドによ…
値上げのニュースが続く中、年金額引き下げが発表された 電気料金、ガス料金、パスタに食用油、冷凍食品 etc.etc。値上げラッシュが続いています。お給料は上が…
成年後見制度とは 近頃、認知症の話題になると、必ずと言って良いほど、成年後見制度のことが取り上げられます。成年後見制度は、介護保険制度と同じ、2000年に生ま…
前回に続いて、高齢による認知症、障害などによって、判断能力が衰えてくると、お金の管理や、色々な契約が難しくなるという話題です。そんな時、お手伝いをしてくれる制…
お金の管理に不安が出てきたら「日常生活自立支援事業」を利用しましょう。
人間らしく生きる権利を、擁護してくれる制度を知っておきましょう 今は大丈夫でも、将来、こんなことが起きるかもしれません。・近ごろ、大事な書類や通帳を、どこにし…
11/6付の日経新聞土曜版「プラス1」に、「知らなきゃ損するお金の制度」という記事が掲載されていましたので、ご紹介したいと思います。人生の様々な場面で生活の支…
困った時のセーフティネット 生活困窮者自立支援制度を知っていますか?
人生の様々なリスクに備えて、私たちを守るセーフティネットの役割を果たしてくれるのが、「社会保障制度」です。 その中で、保険料の支払いを基本として、国民の多くの…
日経新聞「マネーのまなび」より、「夫亡き後の年金、増やす方法」
2021年10月16日づけの日本経済新聞「マネーのまなび」に、お知らせしたい記事が載っていたので、ご紹介します。題して「夫亡き後の年金、増やす方法」。夫に先立…
会社の健康保険に入っていると、病気やケガで働けない時にお金が支給される、心強い制度があります。それが、傷病手当金です。 病気やケガで会社を休み、続けて3日、会…
9月下旬、日本年金機構から、年金を受けている方に対して、「扶養親族等申告書」が送られています。これは、扶養している配偶者や扶養親族がいるかどうか、または、ご自…
老齢基礎年金を受け取る前に亡くなったら、国民年金保険料は掛け捨てになりますか?
これまでお話してきたように、遺族基礎年金は、18歳年度末までの子がいないと、受けることができません。 厚生年金保険料は、遺族厚生年金に反映される可能性がありま…
国民年金加入中の配偶者が死亡した場合、遺族年金はどうなるでしょう。
前々回と前回では、すでに老齢年金を受けている配偶者が亡くなった場合、それから、現役で在職中の配偶者が亡くなった場合の遺族年金について、見てきました。今回は、そ…
65歳未満で、まだ老齢年金も受けていない働き盛りの配偶者を亡くしたら、これからの暮らしのこと、お金のこと、不安ですね。まだ成人前のお子さんがいる場合は、さらに…
年金生活になって心配なのは、配偶者に先立たれ、その結果、年金が減ってしまうことです。そんな時、頼りになるのが遺族年金です。自分は受け取れるのか、いくら貰えるの…
年金の受け取り。65歳になるまでに、繰り下げるかどうか考えておきましょう。
年金額を増やす方法 老後の不安を少しでも解消するために、老後の年金を増やしたい。どうしたら、年金額を増やせるでしょうか。 ひとつは、国民年金に任意加入したり、…
2021年度老齢基礎年金の満額は、780,900円 2021年度(令和3年度)の老齢基礎年金の金額は、年額780,900円、月額にすると、65,075円です(…
7月3日の日経新聞「何でもランキング」に、「人生100年時代、お金の誤算」という記事が載っていました。 『平均寿命が延び、今や「人生100年時代」とも言われる…
6月28日の厚生労働省の発表によると、厚生年金の加入者が、2020年度末に暫定値4,498万人と、前年度から約10万人増えたとのことです。増加幅は、5年間で計…
住民税決定通知書(納税通知書) お勤めの方は、毎年6月ごろに、勤務先から「給与所得等に係る住民税特別徴収税額決定通知書」を受け取ります。(名称は、居住地によっ…
標準報酬月額とは? 聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、これは、お勤めの方々にとって、とても大事な数字です。会社から受け取る月々の報酬を、区切りの良…
「年金改革法」もう一つの柱前回のお話で出てきた平成28年(2016年)成立の「年金改革法」では、もう一つ重要な年金額改定ルールの見直しがありました。それが「マ…
令和3年度の年金額 6月15日は、国の年金の支払日です。厚生労働省から受け取る年金です。この年金は後払いなので、4月分、5月分の年金が、6月に振り込まれます。…
医療制度改革関連法が成立 75歳以上2割負担に 75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担を、1割から2割に引き上げるというニュースが、新聞を賑わせています。6月…
施設に入居しているAさんの例もうすぐ80歳になるAさんは、介護付き有料老人ホームに入居しています。介護度は要介護3です。老齢基礎年金と老齢厚生年金を受けていて…
サービス支給限度額 前回お話したように、介護保険サービスを利用した場合、自己負担割合は1割~3割で済みます。ただ、医療保険と異なるのは、保険が適用できるサービ…
介護保険の自己負担割合 日本は、世界に例を見ないほどの速さで高齢化が進行しています。その中で、介護の長期化・重度化が進み、その一方で、核家族化や高齢者のみの世…
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国の公的年金は、「働く夫と、専業主婦の妻」という昭和時代の家族を、いまだに引きずっている制度だと、よく言われます。毎年、厚生労働省が改定・公表する年金額につい…
公的年金は、「老病死」という3つの人生のリスクに備えるための、いわば保険です。老齢年金、障害年金、遺族年金の3種類がありますが、この中で、一番わかりにくいのが…
歯止めがかからない医療費・介護費 医療費や介護費の膨張に、歯止めがかかりません。(1/22日経新聞より)特に、この20年で、介護費は4倍に急増しています。 6…
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前回は、70歳以上の方の健康保険や、65歳以上の方の介護保険の一部負担金割合について、おさらいしました。 医療機関の窓口で支払う金額は、70~74歳までは原則…
健康保険と介護保険の一部負担金 医療機関の窓口で払う、健康保険の一部負担金。保険診療は、かかった医療費の一部を払えば良いことになっています。その割合が、全員3…
2023年度の公的年金改定率が公表されました 今回は、1月28日付、日本経済新聞のマネーのまなび「年金「目減り」過度に恐れず」という記事を参考にしながら、20…
後期高齢者の医療費窓口負担が、引き上げられました 昨年10月、一部の後期高齢者の窓口負担が、従来の1割から2割に引き上げられました。団塊の世代は、2022年か…
「日経新聞より気になる記事」今回は11/3づけ「成年後見 進まぬ利用」という記事より、成年後見制度の問題点を考えてみることにしましょう。 成年後見制度について…
なかなかブログが更新できないまま、今年も、残りわずかになってしまいました。今回は、これまでの日経新聞の中から、気になる記事を取り上げたいと思います。まずは、 …
5年に1度の財政検証に向けて 10月26日の朝日新聞に「国民年金の保険料納付「64歳まで」5年延長へ 国が本格検討を開始」という記事が掲載され、気になっている…
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