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お茶と着物とお花たち https://www.maedasoyu.com/

大阪・枚方市で茶道教室を開いております。 お茶と着物と花々を愛してやまない50代。 お稽古やお茶会での装い、四季折々の茶室や草花など、和の暮らしを書き綴っています。 お読み頂ければ嬉しいです。

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住所
枚方市
出身
京都府
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2021/07/04

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  • 師走 しわす

    軸 「無事是貴人」 二代 池田瓢阿筆 棚 江岑棚 水指 亀井楽山作 高取焼 茶入 細田仁史作 翁写 仕覆 権太夫切 薄茶器 椿蒔絵中棗 山中塗 干菓子 鶴屋八幡製 終い稽古には手作りのお善哉でご挨拶いたしました。 皆様一年間お疲れ様でした。 来年も皆元気でお稽古できますように。

  • 霜月 しもつき

    ​軸 「開門多落葉」 藤井戒道筆 干菓子 俵屋吉富製 遠紅葉、栗 「茶人の正月」である11月には皆さんでお雑煮をいただきます。

  • 神無月 かんなづき

    軸 「日々是好日」 堀内宗完筆 水指 時代 火タスキ古備前 薄茶器 ツボツボ平棗 山中塗 ​茶碗 朝日焼鹿背茶碗 14代松林豊斎作 主菓子 鶴屋吉信製 干菓子 四天王寺 河藤製 道安風炉 掻きあげ灰で炭点前

  • 茶箱の妄想

    美しく輝くススキの穂。お茶の道具ですとここに「月」も描かれて「武蔵野」となる訳ですが、こちらは先日母と訪れた上高地のススキ。 三年ぶりに父が愛した彼の地に立ち、散歩をしたり、のんびりと梓川のほとりに座って考え事をしたり、、、そんな贅沢な時間を過ごして参りました。 横に座る母は何を考えているのかしら、と目の端で追いながら、私はやはりお茶のことを考えておりました。 「ススキ」と言えば「月」。そして「月」と言えば「月見だんご」!ですよね。(笑) それならやはりお薄の一服もいただきたいところ。 この清らかな流れの傍らで、そっと茶箱を開いき、小さく愛らしいお茶碗で一服いただけたらどんなに素晴らしいだろう。 高価なものでなくとも、本当にお気に入りの愛らしいお道具を集めてみたい。 「見立て」のものを加えても良いかしら? 家にある安南手のご飯茶碗は小服茶碗に丁度よいかも知れないし、金平糖を入れる振り出しは、先日可愛らしいのを見つけたばかり。(買ってないけど) などなど、、、 妄想は広がるばかり。 あぁ、それも良いけど、今は魔法瓶に入れたいつものほうじ茶が恋しいな。 山行き用の小さなコップ。少しプラスチ

  • そろそろ単衣を着なくては

    少し照れくさいのですが、久しぶりに自身の顔が映った画像です。 宗匠のお稽古に伺った折の取り合わせ。 写真では見えにくいのですが、着物は染めの北川製の蛍暈しの単衣着物です。 麻の葉の地紋の縮緬は薄いブルーグレーなのですが、これも色がとんで見えますね。 単衣のレパートリーは少なめですが、こちらはちょっとしたお茶会やお食事にとても重宝な一枚です。 帯は河村織物の夏名古屋帯で、お花や鳥(鳳凰?)のお柄が唐織で織り出され、「出ず入らず」な感じでこれも大変重宝な一条。 どうしても無難な路線になってしまいますが、衣装があまり目立ってもいけませんので、これくらいが良いのかなと思っております。 展覧会などのお出かけだと、もう少しお柄のたった置き物や紬も着れて楽しいのですけれど、コロナ禍で出かける機会が減った分、出番も少なくなってしまいました。 もう少しの辛抱でしょうか。

  • 2022年 不審菴にて天然忌に参席いたしました。

    コロナ禍で二年は内弟子のみで執り行われた「天然忌」もようやく人数制限をした上で、一般社中も参加できるようになりました。 いつもなら「花寄せ」と「且座」のお稽古があるのですが、この度は午前9時と10時の二回に分けて「花寄せ」飲みが行われました。 初めての参席でドキドキしましたが、人数制限(一席40名)のお陰で一畳に二人の割合でゆったりと座れ、緊張の中にも寛ぐことができました。 日中は34℃にも達する暑さでしたが、残月亭では不思議と風が吹くたび涼しく感じる瞬間も。 とは言え、真夏に近い気候のもとでのお着物は、皆様お辛かったのではないでしょうか。 「九月も第二週なので単衣に塩瀬の半衿で」と思っておりましたが、木村宗匠のお稽古場でお世話をしてくださる先生から「天然忌」までは夏着物でよく、不審菴でもその日までは夏の室礼と伺いましたので、絽の紋付色無地に夏の織り名古屋帯(金銀糸ないもの)で伺いました。 実際には夏着物と単衣の方が半々くらいの印象でした。 熱中症対策として、待合では麦茶も振る舞われ、お家元のお気遣いが心に染みて嬉しく感じられました。 わたくしの感想としましては、来年もこれくらいの人数

  • 長月 ながつき

    軸 「清風萬里秋」 雪尾要道筆 棚 竹台子 茶入 旅枕茶入 高取焼 ​茶碗 緑釉刷毛目茶碗 坪島土平作 主菓子 桔梗 鶴屋吉信製 干菓子 鶴屋八幡製 花 吾亦紅 虎の尾 秋明菊

  • 葉月 はづき

    掛物 ​「不識」達磨画讃 立花大亀和尚 ​風炉釜 切合わせ 朝鮮風炉 高橋敬典作 棚 而妙斎好 扇面棚 水指 西洋アンティーク硝子植物文 茶器 夕顔白漆大棗 道場宗廣作 ​茶碗 花三島茶碗 楠部彌弌作 花入 一重切竹 ​花 鬼灯 主菓子 彩夏 鶴屋吉信製 干菓子 河藤製 建水 飛青磁 蓋置 女郎花 白井半七作

  • 師走 しわす 令和3年

    軸 二代 池田瓢阿 「無事是貴人」 棚 三木町棚 ​水指 亀井楽山造 高取焼水指 茶器 椿蒔絵中棗 茶碗 布志名焼 大根絵茶碗 花入 十六代 松林豊斎造 花 蝋梅 寒菊 菓子 「吉祥椿」鶴屋吉信製

  • 今年最後の単衣着物

    10月8日といえば、もう2週目に入ってしまいましたが、師事している木村宗匠のお稽古には単衣着物で伺いました。 透明感を感じる白梅鼠の変わり一松のお召(寿光織)に京都の染匠「一富司」さんの糸菊の名古屋帯。 お召はちょうど硬ものと柔らかものの中間くらいで、さらっとした着心地と裾捌きの心地良さが魅力の大好きな織物です。 こちらは幾何文ですので、合わせる帯を選ばず、特に重宝な一枚。 こっくりした濃い緑の塩瀬地に、のびのびと描かれた糸菊の帯は数年前に一目惚れして求めたものですが、この度初使いとなりました。 着物も帯も寒色系なので、帯締めには菊の花芯近くのオレンジ色をとって、洗朱色の帯締めを合わせてバランスを取ってみました。 日中は30度を超えるとはいえ、10月ともなれば「秋」の装いを心がける季節です。 ギリギリのコーディネートだったかなと思います。(苦笑) コロナ禍で着物を着る機会はぐんと減ってしまいましたが、だからこそ少ない機会を得た時には、丁寧な着こなしを心掛けたいものと感じております。 このような時期にも、着物に袖を通せる幸いに感謝しつつ、、、。

  • 今年最後の単衣着物

    10月8日といえば、もう2週目に入ってしまいましたが、師事している木村宗匠のお稽古には単衣着物で伺いました。 透明感を感じる白梅鼠の変わり一松のお召(寿光織)に京都の染匠「一富士」の糸菊の名古屋帯。 お召はちょうど硬ものと柔らかものの中間くらいで、さらっとした着心地と裾捌きの心地良さが魅力の大好きな織物です。 こちらは幾何文ですので、合わせる帯を選ばず、特に重宝な一枚。 こっくりした濃い緑の塩瀬地に、のびのびと描かれた糸菊の帯は数年前に一目惚れして求めたものですが、この度初使いとなりました。 着物も帯も寒色系なので、帯締めには菊の花芯近くのオレンジ色をとって、洗朱色の帯締めを合わせてバランスを取ってみました。 日中は30度を超えるとはいえ、10月ともなれば「秋」の装いを心がける季節です。 ギリギリのコーディネートだったかなと思います。(苦笑) コロナ禍で着物を着る機会はぐんと減ってしまいましたが、だからこそ少ない機会を得た時には、丁寧な着こなしを心掛けたいものと感じております。 このような時期にも、着物に袖を通せる幸いに感謝しつつ、、、。

  • 単衣のフォーマル 教え子の結婚式にて

    先日 銅版画工房の教え子の結婚式に参列して参りました。 微妙な時期ではありますが、安全対策をしっかりとって少人数でのお式でした。 久しぶりの結婚式へのご招待。洋服ですと何を着れば良いか分からず、結局着なれた着物を選びました。 ごく薄い薄柿色のなめらかな縮緬地に、金彩で蔦が描かれたあっさりめの付下げ。 そこにシンプルな唐草牡丹の袋帯を合わせ、アクセントに浅緑の帯締めと少し光沢感のある紋織綾子の白い帯揚げを添えました。 帯揚げ以外の全てのものに少しずつ金彩が施されていますが、全体としてはあっさりとして、洋装の多い場所にも溶け込めたと思います。 そして、このような折に一つだけ大切にしていることは、何か一つ小物に「白」を合わせること。 今回は帯揚げとなりました。 あまり大きな面積でなく、帯揚げや帯締め、または帯留めなどに白いものを選びますとフォーマル感がぐっと上がり祝意を表せるのではと思っております。 私は持ってはおりませんが、白い刺繍の半襟なども素敵に映えることでしょう。 お式と披露宴でたっぷり3時間ほど。 新郎新婦の涙と笑顔にもらい泣きばかりしていましたが、帰り道のほっこりとした幸せな気

  • 単衣のフォーマル 教え子の結婚式にて

    先日 銅版画工房の教え子の結婚式に参列して参りました。 微妙な時期ではありますが、安全対策をしっかりとって少人数でのお式でした。 久しぶりの結婚式へのご招待。洋服ですと何を着れば良いか分からず、結局着なれた着物を選びました。 ごく薄い薄柿色のなめらかな縮緬地に、金彩で蔦が描かれたあっさりめの付下げ。 そこにシンプルな唐草牡丹の袋帯を合わせ、アクセントに浅緑の帯締めと少し光沢感のある紋織綾子の白い帯揚げを添えました。 帯揚げ以外の全てのものに少しずつ金彩が施されていますが、全体としてはあっさりとして、洋装の多い場所にも溶け込めたと思います。 そして、このような折に一つだけ大切にしていることは、何か一つ小物に「白」を合わせること。 今回は帯揚げとなりました。 あまり大きな面積でなく、帯揚げや帯締め、または帯留めなどに白いものを選びますとフォーマル感がぐっと上がり祝意を表せるのではと思っております。 私は持ってはおりませんが、白い刺繍の半襟なども素敵に映えることでしょう。 お式と披露宴でたっぷり3時間ほど。 新郎新婦の涙と笑顔にもらい泣きばかりしていましたが、帰り道のほっこりとした幸せな気

  • 悩ましいのは単衣の季節

    本来なら単衣の季節は6月と9月。 でも近年の日本の気候はどうやら亜熱帯化しているようで、とてもこの二月だけでは収まらないのが実情ですね。 お茶会などの正式な場所では極力暦通りにしていますが、お稽古や個人的なお出かけなら体感温度に合わせて着用期間を調節するのが無理のない着物生活というもの。 そんな訳で単衣の着用時期は長くなる一方。 私などは個人的な用事で着用する場合、5月のゴールデンウィークに入る頃から春単衣を着始め、6月の3週目頃まで着ています。 秋は9月の中頃から10月2週目くらいまで。 こうして見ますと、単衣着物を3ヶ月以上着用していることになりますね。 単衣の季節の特徴としては、梅雨や台風の季節とも重なることです。 ですので、ガード加工や透けない生地を選ぶのも重要事項となってきます。 今回の画像はお稽古着物の一つ。 東レシルックの黒の角通しに吉岡恒雄さんの葡萄柄の名古屋帯です。 貝紫を使った何とも美しい紫に一目惚れして迎えた帯です。 今年はこれを着用してお茶事のお稽古にお出掛けしました。 帯揚げは京都三浦清商店のあっさりした薄紫を選んで。

  • 悩ましいのは単衣の季節

    本来なら単衣の季節は6月と9月。 でも近年の日本の気候はどうやら亜熱帯化しているようで、とてもこの二月だけでは収まらないのが実情ですね。 お茶会などの正式な場所では極力暦通りにしていますが、お稽古や個人的なお出かけなら体感温度に合わせて着用期間を調節するのが無理のない着物生活というもの。 そんな訳で単衣の着用時期は長くなる一方。 私などは個人的な用事で着用する場合、5月のゴールデンウィークに入る頃から春単衣を着始め、6月の3週目頃まで着ています。 秋は9月の中頃から10月2週目くらいまで。 こうして見ますと、単衣着物を3ヶ月以上着用していることになりますね。 単衣の季節の特徴としては、梅雨や台風の季節とも重なることです。 ですので、ガード加工や透けない生地を選ぶのも重要事項となってきます。 今回の画像はお稽古着物の一つ。 東レシルックの黒の角通しに吉岡恒雄さんの葡萄柄の名古屋帯です。 貝紫を使った何とも美しい紫に一目惚れして迎えた帯です。 今年はこれを着用してお茶事のお稽古にお出掛けしました。 帯揚げは京都三浦清商店のあっさりした薄紫を選んで。

  • 夏きもの 桔梗柄の夏大島

    爽やかな紺地に桔梗のお柄が全面に織られた夏大島は、知人からのお譲りです。 一昨年に裄直しをいたしましたが、やっとお稽古で着ることに。 無地系のものを良く選ぶ私には「少しお柄が大きいかな」と思っていたのですが、いざ着てみると丁度よく、落ち着いた中にも少しの華やぎが嬉しいお着物でした。 全身にお柄があるので、帯は白場が多く、少しポイントのある麻の夏帯に。 こぎん刺し風で抽象的なので、どんなお柄にも合わせやすい重宝帯です。 夏のきものは如何に涼しく見せるかが大事ですね。 見かけだけでも「涼しく」がおもてなしです。

  • 夏きもの 桔梗柄の夏大島

    爽やかな紺地に桔梗のお柄が全面に織られた夏大島は、知人からのお譲りです。 一昨年に裄直しをいたしましたが、やっとお稽古で着ることに。 無地系のものを良く選ぶ私には「少しお柄が大きいかな」と思っていたのですが、いざ着てみると丁度よく、落ち着いた中にも少しの華やぎが嬉しいお着物でした。 全身にお柄があるので、帯は白場が多く、少しポイントのある麻の夏帯に。 こぎん刺し風で抽象的なので、どんなお柄にも合わせやすい重宝帯です。 夏のきものは如何に涼しく見せるかが大事ですね。 見かけだけでも「涼しく」がおもてなしです。

  • お盆点て 工夫する愉しみ

    略点前のお盆点ては、普段の薄茶よりさらに打ち解けたひとときのために。 今回のお稽古では紅鉢に鉄瓶を掛けましたが、ポットのお湯でも良いですね。 茶櫃などにお道具をセットしておけば、急なお客様の時にもさっと一服差し上げられて重宝しそうです。 決まった形というのもないそうですので、それぞれに工夫を凝らして楽しいひと時を演出してみてください。 お茶がぐっと身近になることでしょう。

  • お盆点て 工夫する愉しみ

    略点前のお盆点ては、普段の薄茶よりさらに打ち解けたひとときのために。 今回のお稽古では紅鉢に鉄瓶を掛けましたが、ポットのお湯でも良いですね。 茶櫃などにお道具をセットしておけば、急なお客様の時にもさっと一服差し上げられて重宝しそうです。 決まった形というのもないそうですので、それぞれに工夫を凝らして楽しいひと時を演出してみてください。 お茶がぐっと身近になることでしょう。

  • 到来物 「紫野松風」

    先日のお稽古で、私が師事している宮野宗恵先生から頂戴した松屋藤兵衛の「紫野松風」。 大徳寺の一休宗純和尚が伝えたと言われる「大徳寺納豆」を入れた少し硬めのカステラのような京菓子です。 塩味の効いた八丁味噌を思わせる風味は、不思議と甘い菓子に合うのですね。 先生は大徳寺や大覚寺でお茶会を催される時には、必ず松屋藤兵衛さんにお願いされていました。 こんな時だからこそと、弟子に一箱ずつ下さるお心遣い。 先生から学ぶことはとても多いのです。 本日の薄茶と共に。心に滲み入る一服でした。

  • 到来物 「紫野松風」

    先日のお稽古で、私が師事している宮野宗恵先生から頂戴した松屋藤兵衛の「紫野松風」。 大徳寺の一休宗純和尚が伝えたと言われる「大徳寺納豆」を入れた少し硬めのカステラのような京菓子です。 塩味の効いた八丁味噌を思わせる風味は、不思議と甘い菓子に合うのですね。 先生は大徳寺や大覚寺でお茶会を催される時には、必ず松屋藤兵衛さんにお願いされていました。 こんな時だからこそと、弟子に一箱ずつ下さるお心遣い。 先生から学ぶことはとても多いのです。 本日の薄茶と共に。心に滲み入る一服でした。

  • 夏きもの 麻きもの

    六月は単衣の季節ですが、ここの所の蒸し暑さでは夏着物が恋しくなるばかり。 日本もどんどん亜熱帯化しているこの頃。着物も普段に着るものは、体感に合わせて選びたくなりますね。 お茶席には紬などの硬物はいけませんが、お稽古使いなら洗える着物の代表格、近江縮や小千谷縮も良いと思っています。 肌に纏わり付かず、家で手軽に洗える麻の着物はさっぱりとしていて心地良いものです。 十年近く前に求めた焦げ茶の近江縮はお手頃なお値段で品質も良し。 洗うことを繰り返すと、生地も少し柔らかくなり肌なじみも良くなってきます。 ちょっとお出かけの時には明るめの色の帯や小物を合わせます。 画像はアンティークの型染めの絽の名古屋帯。帯締めでほんの少し甘さを足してみました。

  • 夏きもの 麻きもの

    六月は単衣の季節ですが、ここの所の蒸し暑さでは夏着物が恋しくなるばかり。 日本もどんどん亜熱帯化しているこの頃。着物も普段に着るものは、体感に合わせて選びたくなりますね。 お茶席には紬などの硬物はいけませんが、お稽古使いなら洗える着物の代表格、近江縮や小千谷縮も良いと思っています。 肌に纏わり付かず、家で手軽に洗える麻の着物はさっぱりとしていて心地良いものです。 十年近く前に求めた焦げ茶の近江縮はお手頃なお値段で品質も良し。 洗うことを繰り返すと、生地も少し柔らかくなり肌なじみも良くなってきます。 ちょっとお出かけの時には明るめの色の帯や小物を合わせます。 画像はアンティークの型染めの絽の名古屋帯。帯締めでほんの少し甘さを足してみました。

  • 水無月の庭

    六月は「水無月」 梅雨なのになぜ水が無いの?と思っていましたが、旧暦の水無月は丁度梅雨の明けた七月ごろ。そんなわけで現在の六月は水が沢山有る水有月。 我が家の庭は紫陽花が満開。そして他にもこの季節ならではの華やかな花達が競演します。 百合は香りが高く、道を歩く人も立ち止まるほど。でも香りの強い花々は茶花には向きません。また大きなアガパンサスの花も、茶室の静かな雰囲気にはそぐわない。 そんな訳で、このブログでちょっと紹介したいと思います。 Bell Songという薄いピンクの百合は去年より沢山咲きました。 サイズが少し小さくなって、花の色も少し薄くなりました。その分数が増えてちょうど良い感じ。何より芳しい香りが人々を惹きつけます。 白い鉄砲百合は気品高く、女王の風格。 そして、丸い紫の鞠のように華やかに咲くのはアガパンサス。 紫陽花の側で、紫のグラデーションを作っています。 曇りの日や雨の日も、新緑と花々が庭を明るく照らしてくれる我が家の庭。 お世話をしてくれる母に心からの感謝を。

  • 水無月の庭

    六月は「水無月」 梅雨なのになぜ水が無いの?と思っていましたが、旧暦の水無月は丁度梅雨の明けた七月ごろ。そんなわけで現在の六月は水が沢山有る水有月。 我が家の庭は紫陽花が満開。そして他にもこの季節ならではの華やかな花達が競演します。 百合は香りが高く、道を歩く人も立ち止まるほど。でも香りの強い花々は茶花には向きません。また大きなアガパンサスの花も、茶室の静かな雰囲気にはそぐわない。 そんな訳で、このブログでちょっと紹介したいと思います。 Bell Songという薄いピンクの百合は去年より沢山咲きました。 サイズが少し小さくなって、花の色も少し薄くなりました。その分数が増えてちょうど良い感じ。何より芳しい香りが人々を惹きつけます。 白い鉄砲百合は気品高く、女王の風格。 そして、丸い紫の鞠のように華やかに咲くのはアガパンサス。 紫陽花の側で、紫のグラデーションを作っています。 曇りの日や雨の日も、新緑と花々が庭を明るく照らしてくれる我が家の庭。 お世話をしてくれる母に心からの感謝を。

  • 枇杷のハナシ

    お茶室前の大きな枇杷の木、弟が食べた後の枇杷の種を植えたのが40年ほど前でしょうか。 今ではニ階まで届く大木に成長しました。 毎年たわわに実り、ご近所の方にお裾分けをしています。 枇杷は実だけでなく葉にも効用があるのですね。 お風呂に浮かべると肌に良く、煎じて飲むと気管支に良いそうです。それに、枇杷茶はとても美味しいのです! 観ても美しい青い実のついた枝を、今年は一枝飾ってみました。 どっしりとした花入は彫刻のよう。 河本五郎さんは大正8年生まれ。日展に入選後には数々の海外のコンクールでも受賞を重ねられたそうです。 この灰釉の花入は、枇杷の枝との相性が抜群でした♪

  • 枇杷のハナシ

    お茶室前の大きな枇杷の木、弟が食べた後の枇杷の種を植えたのが40年ほど前でしょうか。 今ではニ階まで届く大木に成長しました。 毎年たわわに実り、ご近所の方にお裾分けをしています。 枇杷は実だけでなく葉にも効用があるのですね。 お風呂に浮かべると肌に良く、煎じて飲むと気管支に良いそうです。それに、枇杷茶はとても美味しいのです! 観ても美しい青い実のついた枝を、今年は一枝飾ってみました。 どっしりとした花入は彫刻のよう。 河本五郎さんは大正8年生まれ。日展に入選後には数々の海外のコンクールでも受賞を重ねられたそうです。 この灰釉の花入は、枇杷の枝との相性が抜群でした♪

  • 紫陽花の季節

    紫陽花の季節となりました。 家の周りの紫陽花も満開。 今月の主菓子には鶴屋八幡さんの「紫陽花きんとん」や「紫陽花」も使わせていただきました。 そして、帯も紫陽花色です。 黒門工芸さんの京絞りの名古屋帯を紺色に亀甲の本塩沢の単衣に合わせて。

  • 紫陽花の季節

    紫陽花の季節となりました。 家の周りの紫陽花も満開。 今月の主菓子には鶴屋八幡さんの「紫陽花きんとん」や「紫陽花」も使わせていただきました。 そして、帯も紫陽花色です。 黒門工芸さんの京絞りの名古屋帯を紺色に亀甲の本塩沢の単衣に合わせて。

  • 藤田桂三展

    先日芦屋のギャラリーアンデパダンさんの「藤田桂三展」にて、向付やお茶入れを購入しました。 時節柄なかなかできないお茶事ですが、これを使う機会が早く来ることを祈っております。

  • 藤田桂三展

    先日芦屋のギャラリーアンデパダンさんの「藤田桂三展」にて、向付やお茶入れを購入しました。 時節柄なかなかできないお茶事ですが、これを使う機会が早く来ることを祈っております。

  • 姫絵の四方赤絵皿

    こちらは同じく展覧会で出会った姫絵の四方赤絵皿。 焼き物を盛りましょうか♪ お皿が素晴らしい。これに合わせるとなるとお料理ももう少し上達せねばなりません!

  • 姫絵の四方赤絵皿

    こちらは同じく展覧会で出会った姫絵の四方赤絵皿。 焼き物を盛りましょうか♪ お皿が素晴らしい。これに合わせるとなるとお料理ももう少し上達せねばなりません!

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