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涙は涸れない https://ameblo.jp/kihiko59/

2021年4月 夫が旅立ちました。ともに50代 まだ一緒にいたかった。どこにも吐き出せない、ひとりごと。

caniche
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2021/06/28

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  • 30回目の月命日

    あれから2年と半年がんばって生きてるよ「よくやってるよ」って褒めてほしい

  • 25回目の月命日

    長男の結婚式が無事終わりました。パパがいないから私がしっかりしなきゃと気を張っていたけれど最後に挨拶したときに堪えきれず泣いてしまいました。家で何度も練習して…

  • 三回忌

    2回目の祥月命日の今日パパが旅立ってしまった深夜2時10分に愛犬に起こされたパパが姿を現すのではないかと期待して暗闇でじっと待っていたらそのまま朝になった少し…

  • 慶びをわかち合いたかった

    5月に長男が結婚します。先日あちらのご両親との顔合わせを終えました。パパは会話上手だったからこの場にいたら盛り上げてくれただろうなって何度か頭をよぎりました。…

  • 21回目の月命日

    パパの21回目の月命日。ひとりでお墓参りに行ってきました。パパと母は会ったのかな。わたしも会いたい。毎日たまらなく寂しいです。母の声が聞けなくなってもうすぐ1…

  • 母との別れ

    とうとう母が旅立ってしまいました。クリスマスが過ぎ年を越せそうな様子だったのにあっという間に逝ってしまった。がんばって急いで向かったけど間に合わなかった。面会…

  • 母の入院②

    一緒に面会に行った父は完全に寝たきりになった母の姿にとてもショックを受けていた。救急車を呼ぶ前痛みに苦しむ母になにもしてあげられなかった自分を責めていた。同じ…

  • 母の入院①

    先月、母が救急車で運ばれ入院した。コロナで面会禁止だが2日後個室に移され面会の許可が出た。看護師さんが母に誰に会いたいか聞くと「娘」と言ったとのこと。父からそ…

  • 18回目の月命日

    18回目の月命日。もう 1年半が過ぎてしまった。母の抗がん剤治療が終わった。胆管がんを患って丸3年、よく頑張ったほうだと思う。体調はボロボロ、さまざまな症状が…

  • 16回目の月命日

    お盆には2人の息子たちが帰ってきた。愛犬の喜びようも大変なものだった。私にも尻尾があったら愛犬と同じくらい振っていたと思う。いつもは食欲なんて感じなくて一人き…

  • 14回目の月命日

    1年と2ヶ月が経った。涙が滲んできても零れ落ちることがない日もある。号泣することは、ずいぶん減った。去年の6月、私はブログを始めた。それはパパの闘病を書き記し…

  • 13回目の月命日

    一周忌を過ぎてから空っぽになってしまった。なんにもやることもないしなんにもやる気がしない。この一年で心が張り裂けそうな激しい悲しみから深くて重い悲しみに変わっ…

  • パパの誕生日

    5月9日はパパの58回目の誕生日だった。当日は他の用事があったので誕生日前日に納骨以来はじめてお墓に行った。納骨からまだ一週間しか経っていないからお墓もお花も…

  • 一周忌法要と納骨と

    祥月命日は過ぎてしまったけれど大阪から次男が帰省するのに合わせて先日一周忌法要と納骨を終えた。前日は大雨だったのにその日は見事な青空で爽やかな風も吹きパパが見…

  • 祥月命日

    この一年間ずっと抱えていた底なしの空虚感“受け入れる”ことなんて到底できない一年をかけて得た“諦める”ということどれだけ願ってもどれだけ待っても二度と帰ってこ…

  • ひとりにしないで

    2021年4月21日パパが生きた最後の一日この日の早朝パパの痛がる声で起きた麻薬をのんでしばらくしてうとうと寝入った様子を見てそっと犬を外に連れ出した用を足し…

  • 最後のプレゼント

    昨日は私の誕生日だった。毎年パパからのプレゼントはお花と私の好きな抹茶スイーツだった。去年はパパがネットで抹茶スイーツを注文してくれた。最後のプレゼント。注文…

  • もうすぐ

    つらすぎる命日まであと4日だけど22日に日付が変わって2時間で逝ってしまったから一年前パパが生きていたのは実質あと3日だ亡くなるまでの数日間は壮絶な痛みに苦し…

  • もっともっと

    パパが旅立ってしまった日まであと2週間あのとき残された時間があとわずかだと知っていたらもっと もっと 優しくすればよかったもっと もっと 抱きしめればよかった…

  • 桜吹雪

    愛犬との散歩コースの桜が満開を過ぎはらはらと散り始めた。去年の3月31日は桜がずいぶん散ってきている中、パパが半月ぶりに外出した日。そして、それが最後の外出に…

  • 開かずの箱

    一人きりの家の中はなんと静かなんだろう。無口で部屋にこもりがちな次男だったが人の気配があると安心するし話しかければ応えてくれていた。わかっていたけれど悲しくて…

  • 11回目の月命日、と巣立ち

    11回目の月命日の今日、次男が大阪へと発った。社会人への一歩を踏み出す次男に体にだけは気をつけて、と切に願う。ほんとうに一人きりになって心細さ、寂しさに足元が…

  • 春が嫌いになった日

    去年の3月19日はパパの治療終了と余命1ヶ月を宣告された日。そのちょうど1ヶ月後とは私の誕生日だからはっきり覚えている。かなり体調は悪化していたとはいえあまり…

  • 建墓

    パパと、私と、愛犬のお墓が完成した。受け渡し後、お墓の前でじぃっと見つめてみたけれどなんの感情も湧いてこなかった。まだお骨も魂も入っていないからね。あとひと月…

  • 幻でもいい

    4月から新社会人になる次男。勤務地は遠く、大阪だ。住む家を決め、必要な物を揃えてバタバタと忙しかったがあと10日ほどで巣立っていく。先日、転出届を出してきた。…

  • 隠れて泣く

    都内で一人暮らしをする長男がお正月ぶりに帰ってきた。あれこれと近況を話し2月初めに受けた胃カメラの結果喉の潰瘍がまだ治らず薬の服用を継続していると伝えた。治ら…

  • 10回目の月命日

    10回目の月命日。最近の私はなにもかもが面倒になってなんにもやりたくなくなって(生きることすら)ずっと鬱々と過ごしていた。いままではそんな気持ちをブログに吐き…

  • 悲しい郵便物

    この頃届く郵便物の宛名はすっかり私のものばかりになってなんとも言えず寂しい気持ちになる。今日、久しぶりにパパ宛の郵便があった。パパは仕事の関係である資格を持っ…

  • 小さな見栄をはる

    買い物へ行くため車に乗ったのに汚れが目について洗車に行くことにした。洗車機に入った車の中から泡と一緒に汚れが流れていくのを見ていたら沈み込みがちだった気分が少…

  • 9回目の月命日

    9回目の月命日もう9ヶ月も経ってしまった。パパがいなくなったばかりの頃はいつかパパが帰ってきてくれることを心のどこかで信じていた。でもそのうちそんな事はおきな…

  • もろもろの検査結果

    先日の胸のしこりの生検結果を聞きに行った。先生はエコーとマンモの画像を見て「たぶん怪しいものではない」と言ってくれていたが、やはり不安だった。パパが再発の疑い…

  • 「平凡」

    もうすぐ母の誕生日なのでプレゼントを贈ったら電話がきた。母は抗がん剤の副作用が辛くて2種類入れるはずの薬剤を1種類だけにしてもらいずいぶん体が楽になったと言う…

  • 今度は、乳腺外科…

    12月の終わりに見つけた、胸のしこり。えぇぇぇ~~~⁉︎セルフチェックはわりとしていたのに突然、大きな塊に触れて血の気がひく。私は癌家系だ。母は胆管がんだと以…

  • モノクロのお正月

    こんなに切ないお正月は初めてでした。何をしてもパパを思い出してパパの面影をあちこちに見つけて心が張り裂けそうたった。この先もずっとこんなお正月になるかと思うと…

  • 2021年が終わる

    人生で一番ひどい一年でした。つらくて苦しくて悲しくて哀しくて泣いて哭いてもがき深く沈んだこんな私の一年が終わります。こうしてブログを始めていなければどうなって…

  • 愛犬のやさしさに救われる

    なにもすることのない夜。玄関の方で物音が聞こえた。愛犬が振り返って音がした方を凝視している。つられて私も一緒になってじっと見つめてしまった。いまにも灯りがつい…

  • 8回目の月命日

    最近はブログを書く気力がなく…けれど8ヶ月が経った私はこんな状態だったと振り返ったときのために記しておこうひたすらあなたに逢いたいと願うただそれだけ

  • 12月がキライ

    パパのいない家の中は冷えびえとして薄暗い。大きな体のパパがいないとこんなに寒いのかと体感まで違ってくるようだ。愛犬が私の膝から離れない。お互いの体温であたため…

  • ひとりきりの結婚記念日

    パパがいないのに26回目の結婚記念日がきた。朝からボロ泣き…去年は25年目、銀婚式だった。去年の1月、パパは再発がわかると「結婚記念日まで生きられるかな」と心…

  • 喪中はがきを投函したあと

    喪中はがきを受け取った友人からの連絡がひと段落ついた。パパが病気になってから年賀状のやり取りはこれからもずっと付き合っていきたいと思える人だけにしようと数を減…

  • 大学病院へ

    大学病院に行ってきた。喉にある血管腫を診てもらうため。初めての病院、初めましての先生に少しドキドキしながら。大きな病院は一人だと不安だからパパにそばにいて欲し…

  • 北風

    今日の北風は冷たかった。これまでは強い風が吹くとパパの後ろに隠れていた。パパは私より25㎝も背が高く体格もよかったから私はパパの後ろにすっぽりと隠れてしまう。…

  • 変わっていく街並み

    最近、近所は工事ラッシュだ。あちこちで新しい建物の工事が行われている。うちのマンションのすぐ前も新しいマンションが建つ。パパの部屋から見える景色が変わってしま…

  • 7回目の月命日

    7回目の月命日は『いい夫婦の日』。相変わらずの日々。目が覚めてパパがいない一日に絶望から始まる朝。写真の中のパパがあまりにも優しく微笑んでいるから条件反射のよ…

  • パパと私のお墓を建てよう

    パパは自分があまり長く生きられない、とわかるとお墓の心配をした。他県にあるパパの両親のお墓は公営のため、その土地に住む叔父に保証人になってもらっているが、この…

  • 安心と不安が入り混じる

    この数日はパパのがんが見つかったときのこといろんな検査したときのことたくさんの記憶を思い出していた。腫瘍マーカーやCTの結果が出る日は毎回ドキドキしていたけれ…

  • 健診と胃カメラと

    去年までパパの会社の配偶者健診で人間ドックを受けてきた。人間ドックって自費だと高すぎる…今年は区の無料の健康診断を受けた。愛犬を守るのは私しかいないからあと7…

  • ずっと後悔

    前回書いたパパの伯母の訃報がきっかけになって気持ちが沈んでしまった。ブログを書こうとしても頭に浮かんでいることをうまく文章にできなくて書いては消して、を繰り返…

  • まだ行けない

    義父の姉が亡くなったと連絡がきた。パパの伯母であるが、義父の葬儀と新盆のときに2回会っただけで、最後に会ったのは10年以上前になる。連絡をくれたのは伯母の息子…

  • 運命でも宿命でもない

    母は思ったことをすぐ口にする。言われた方がどう思うかなんて考えない。昔からそうだったからいままでも何度も傷ついてきた。今回、パパがいなくなってから初めて帰省し…

  • 名古屋へ

    名古屋へ行ってきた。約1年ぶりの帰省。両親と会うのはパパの葬儀以来、半年ぶり。コロナの感染者が落ち着いているいま、末期がんを患う母に会うために向かう。名古屋は…

  • 6回目の月命日

    6回目の月命日。今日は冬の寒さで、たまらず暖房をつけた。冬用のラグとストーブを出した。ひとりで黙々と作業する。パパのいない家が冬仕様になるのが切ない。半年も経…

  • やっぱり辛かった…

    喪中はがきについてのブログをいくつか見かけて私もやらなければ、と取りかかった。年賀状のやり取りもずいぶん減っていたから業者に頼むほどの枚数でもなく自分で作ろう…

  • 相続税

    最後に残った、相続税の申告手続き。やっと、終えることができた。土地の評価はなんとかできたが、会社の持株が超難関だった。行き詰まって地域の税理士会に紹介してもら…

  • 箱根旅行

    去年の今日、10月12日にパパと愛犬と、箱根へ一泊旅行に出かけた。腫瘍マーカーは上昇傾向で、体調もそれほど良くなくて、直前まで行けるか心配だった。チェックイン…

  • おやすみのハグ

    毎晩、眠るときに思い出すことがある。パパとのおやすみのハグ。パパが在宅医療になって、日に日に悪化してとうとう腸閉塞の一歩手前まできてしまった。固形物は食べない…

  • そこにいない

    夕食の後片付けが終わり一息つくと夜8時ころに散歩に出かける。夜道は寂しいが、パパのいない家にいる方がずっとさみしい。月や星を見上げてパパを想いながらシニア期に…

  • 巣鴨

    母が先日撮ったCTの結果が出た。胆管がんも腹膜播種も前回と比べて変化なし。よかった。ひとまず安堵した。このまま現状維持が続くように願うばかりだ。ここ数日は、悪…

  • 次男の内定式

    今日は次男の内定式があった。このご時世なのでオンラインだった。台風だったから、かえって良かったかも。驚くことに内定式後にオンライン飲み会まであった。会社からは…

  • あんな思いはもうしたくないのに

    気が晴れない日が続いている。私の母のこと。おととしの10月に胆管がんが見つかった。もう手術はできないほど進行していた。これから母のために出来ることはしてあげよ…

  • ひとりでできるようになった事

    先日、高速道路に乗ってパパの両親のお墓参りに行ったら、小さな虫がいっぱい張り付いて車がすごく汚れてしまった。ひとりで洗車に行った。拭きながら、パパのことを想い…

  • パパのカレンダー

    もう来年のカレンダーが出始めていてパパがいた年が終わってしまうのが悲しい。パパの部屋にあるカレンダーの時間は止まったままだ。2021年4月。パパが亡くなる日ま…

  • 5回目の月命日

    今日は5回目の月命日。朝、パパの写真と向き合って浮かんできたのは「助けてあげられなくてごめんね」だった。ずっと最善の治療を選んできたつもりだ。パパも「できるこ…

  • 三連休の最終日

    すごい綺麗な秋晴れの休日。空気も澄んでいて、富士山もきれいに見える。こんな日は出かけたくなる。でもパパも私も人混みは嫌いだから結局どこにも行かないんだろうな。…

  • もうひとつのブログ

    このブログを始める少し前に、別のアカウントでパパの闘病ブログを書いていました。(もうすでに書き終えています)パパが闘病中、いろいろな方のブログを読んで励まされ…

  • パパからのラブレター

    もうパパの治療は終了と言われ、余命宣告をされたとき。そのことを私の両親に伝えた。母はすぐ感情がたかぶって大げさに泣き叫ぶから、その声を聞くのもしんどくて、しば…

  • パパの声

    毎朝、パパにコーヒーとお茶を淹れてパパの写真の前に置くと「ありがとう」と言う声が聞こえてきて泣いてしまう。パパはいつもきちんと「ありがとう」と言ってくれた。た…

  • 傷ついた犬のように丸まって治す

    つい最近までひどく落ち込んでいた。いままでも何度かあったけど、やらなきゃいけない手続きに気を取られてるうちに抜け出していた。でも手続きも残りひとつになると、ぽ…

  • 梨街道

    パパは抗がん剤の副作用にずっと苦しんでいた。でも、去年の今頃は体調が良いときもありそんな日はあちこち出かけていた。動けるうちにたくさん想い出を作りたくて。子供…

  • 散歩しながら泣く

    昼間の散歩が気持ちいい季節になった。家にいても鬱々としてしまうから、いまは一日3回も散歩に出てしまう。でもパパの面影があちこちにあって歩いていて泣きたくなって…

  • こんなに弱かったんだ

    どうしようもないほど苦しい。なんにもやる気にならない。ひたすらブログを読んで同じ苦しみを綴っている方の気持ちに共感し、少し年月を経た方の言葉に励まされている。…

  • 4回目の月命日

    4回目の月命日。あの日からまだ4ヶ月しか経っていないなんて…パパがいなくなってしまって、4ヶ月も私一人で生きてきたなんて…「まだ」と「もう」が混在している。時…

  • 最近、考えてしまうこと

    このところの涼しさで悲しみが増している。冷たい風に秋を感じてしまい、ただでさえ、秋は寂しくなるのにパパのいない秋はどれほどの寂しさが襲ってくるのかと思うと胸が…

  • 夜中の苦しみ

    コロナワクチン2回目を打った。夕方微熱が出てカロナールを飲んだら平熱になったから、副反応は軽いかと思った。寝ていたら突然の悪寒が襲ってきた。断続的にガタガタ体…

  • 百箇日

    今日は百箇日法要の日。パパの葬儀にきてくれた住職さんはパパと同世代だと言い私を励ます言葉をたくさんくれた。百箇日についても気にせずに泣くのを我慢しないで、気が…

  • お悔やみの文言

    久しぶりにお悔やみを言われた。銀行での手続きでのこと。目の前の若い男性銀行員が、息子と重なる。仕事なんだから、受け流そう。そのあとの「お若いのに、ご病気ですか…

  • 早く終わって、オリンピック

    パパはオリンピックの会場近くの病院に通っていた。ゆりかもめに乗って会場の工事中の様子を眺めながら通院していた。コロナが流行りだしてからは感染が怖くて車で通った…

  • マイホーム

    やっと、手続きが完了した。パパが遺してくれたマンション。悲しみの中にいてもやらなければいけない手続きがある。葬儀社の人が「そんなに難しくないですよ。 時間があ…

  • オリンピック

    パパは1964年生まれ。そして、2021年に旅立ってしまった。前回の東京オリンピックの年に生まれ今回の東京オリンピックの年に逝ってしまった。すでに発病していた…

  • 3回目の月命日

    パパ、3ヶ月が経ったよ。まだ慣れない毎日。気持ちが上がったり、下がったりずっと下がったままだったり…頭と心がちぐはぐで私、ちゃんと生きているのかな。パパ、会い…

  • 脱出

    ここ最近の落ち込みはひどかった。情緒不安定で、いつでも、どこでも泣けた。悲しみに真っ向からは怖くて向き合えなかったが逆らわずに身を任せていたらなんとなく脱出で…

  • 心の叫び

    私があまりにも動けずにいるから母が心配して「そろそろ先を考えないと」と言う。母にとっては「もう、3ヶ月」なのだろう。私は「まだ、3ヶ月」なのに。父が健在だから…

  • 悲しみの変化

    ここ最近は涙が止まらない。もうすぐ3回目の月命日だからか。いままで忘れていたような残像が不意に現れてくることが多い。私の名前を呼ぶ夫の声も、よくよみがえる。3…

  • 断捨離

    パパの葬儀が終わり手続きもひと段落したらほかにやることがなくなった。その時間は恐怖でしかなかった。まだ、パパの最期の様子は生々しくよみがえり、気を抜くと私に襲…

  • うたた寝

    夜、TVをつけながらうたた寝してしまう。パパが「お布団入って寝たら?」と起こしてくれる。以前、よくあった光景。いまもたまに、うたた寝してしまう。起こしてくれる…

  • 昼寝

    昼寝ができなくなった。朝4時台には犬の散歩に行くから昼間に眠くなる。でも、昼寝って目覚めたときに、時間の感覚が狂う。朝なのか、昼なのか、一日経ってしまったのか…

  • パパがいない私って

    パパが闘病中は、私はパートもやめてずっとそばにいることに決めた。パパも休職していたから24時間ずっと一緒。パパがいなくなって、パパが病気になる前の自分がどうだ…

  • むなしさ

    天気のせいなのか気分が上がらない何もやる気にならないパパがいなくなってもうすぐ3ヶ月たまらなく、むなしいこの先、何年もこんな想いのまま生きていくのか誰も救って…

  • いぬの気持ち

    どんなに爆睡していても玄関の鍵が開く音がするとソファから大ジャンプしてすごい勢いで玄関まで走っていく。でも、それが、息子だとわかるとちょっとバツが悪そうに、で…

  • サルスベリ

    犬の散歩に行ってきた。サルスベリが咲いていた。いつも下ばかり見ているから気づかなかった。去年の今ごろ、パパの治療がうまく進まず来年、サルスベリが咲く頃はどうな…

  • ドラマが見れない

    前はドラマを観るのが好きだった。医療ものなんかは特に。いまはまったく観たいと思わなくなった。あんなに過酷な闘病を送り目の前で息を引き取った夫の姿は私の中で深く…

  • 湯灌

    パパはお風呂が大好きだった。休日は1時間以上入っていた。再発がわかる少し前にお風呂をリフォームした。浴槽はパパが一番こだわったもの。入浴するたびに「いいお風呂…

  • パパから息子たちへ

    パパは自分の余命を知っていた。パパが息子たちによく言っていた言葉がある。「○○ちゃん(私)を支えてあげてね」同じ言葉を、葬儀が終わるまでいろんな人から言われた…

  • ワクチン接種券

    コロナワクチンの接種券が届いた。宛名を見るとパパの名前!4月に亡くなっているのになぜ⁉︎いつ時点のデータで作成しているのか。私の分は遅れて届いた。パパは介護保…

  • パパがいる世界

    私はこの現実で生きているのかたまにわからなくなる。パパの状態がどんどん悪くなっているときパパがいなくなったら私は生きていけない、と何度も思った。なのに、なんで…

  • たい焼き

    パパは一人でもよく散歩に行っていた。抗がん剤に耐えられる体力をつけるため。あとは気分転換だったのかなぁ。ずっと休職していて、「毎日なにもしなくて、生きてる意味…

  • 一人はいやだ

    電車で1時間の所で一人暮らしをしている長男。パパがいなくなって、月に一度は帰ってくるよ、と、5月、6月ちゃんと来てくれた。無口な次男と違い、おしゃべりな長男は…

  • 底の底まで

    昨日は危なかった。日曜日の夕方は危険。急にパパの面影が現れた。悲しみの大波に飲み込まれそうだった。いつもは溺れないように意識をそらして深く考え込まないよう自分…

  • 夢に出てきてほしい

    パパが夢に出てきたのは1回目の月命日の時だけ。それまで一切、夢に出てこなかったから、毎晩、今日こそは、と願っていた。夢の内容は忘れないよう、起きてすぐに書き留…

  • 犬の散歩

    闘病中でも犬の散歩に一緒に行っていた。パパと私の間で、嬉しそうにニコニコして歩く犬は、いつもパパの方ばかり見上げていた。パパが途中で辛くなってガードレールに腰…

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