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2021/06/14

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  • イギリスの現代彫刻家 アントニーゴームリー展@White Cube

    1月末で会期が終了するアントニー・ゴームリー(Antony Gormley)の展示に滑り込みで行ってきました。 アントニー・ゴームリー アンソニーゴームリーは、現代でも最も有名なイギリスの彫刻家の一人です。私が初めて彼の作品を知ったのは、学生時代です。 「ランドスケープとアーティスト」というテーマのエッセイを書く課題があり、その時に選んだアーティストがアントニー・ゴームリーだったのです。 以来彼の作品に興味が湧き、彼の作品展や展示があればチェックしています。 初めてアントニー・ゴームリーの展示を観に行ったのは、2019年にロンドンにあるロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで大規模な個展が開かれた…

  • 2024年の挨拶

    新年もあけましておめでとうございます。 このブログもよろしくお願いします。 年末年始は日本で 日本からのリモートワーク申請をもらう 簡単じゃないリモートワーク 通院しまくる 2024年もマイペースに更新 日本でまだ綺麗に葉が残っていた紅葉 年末年始は日本で 今回の年末年始は日本で過ごしました。 なんと、日本で新年を迎えるのは3年ぶりです。 コロナ以前はほぼ毎年、年末年始を日本で過ごしていたのですが、コロナで自己隔離機関があった頃は、最大2週間も自己隔離しないといけず、短期間の滞在が難しかったので、年末の一時帰国を断念していました。 年末年始に一時帰国するのは、ここばかりは日本の方が楽しいから(…

  • 柳の籠を手編みする

    しばらくぶりです。 イギリスは10月に入りすっかり秋めいてきました。 夜は10度近くまで冷え込みます。 先日、柳の枝で籠を編むワークショップに参加してきました。 今まで籠編みをしたことのない初心者でもできるレベルの籠に挑戦。 会場はワークショップを開催した先生の自宅の裏庭です。 秋の風が心地よい、良い日だったので、一日中外で籠編みをしていました。 完成した柳の籠 素材と道具は先生が用意してくれているので、身一つでスタート。 まずは籠のベースを編むところから。 柳はSomersetからの柳を使用しているのだそう。 ちなみによく植え込みやランドスケープで使う、しだれ柳の枝はあんまり編み物には向いて…

  • チェルシーフラワーショウ2023

    こんにちは! 修士を卒業して以来更新が途絶えていたのでお久しぶりです。 仕事の方は無事に試用期間も通過し、なんとか続けられています。 修士課程で勉強していた頃よりも、ワークとライフのバランスが取れていて、今の所はこの会社で働いていきたいなと考えています。 今回は仕事の話はひとまずおいておいて、数年ぶりのチェルシーフラワーショウ参加についての日記です。 チェルシーフラワーショウとは? チェルシーフラワーショウとはロンドンで毎年5月に開催される、ガーデニングと園芸関係の展示をするショーイベントです。 数あるイギリスのフラワーショウの中では業界、一般共に最も有名なものになります。 このイベントを主催…

  • 修士課程修了!

    修士課程も落ち着いて、やっとカフェでのんびりお茶ができるようになりました 9月に修士最後の課題提出を終え、修士課程の授業が全て終了しました。 現在は課題の採点の結果待ちです。 去年の9月から修士を始めて、一年と一ヶ月が経ちました。 修士課程は学士の時より授業と課題の密度が濃く、息をする間もなく走り抜けた感じです。 学士が三年間かけて根気強く走るフルマラソンなら、修士は一年で一気に駆け抜ける400メートル競走といったところでしょうか。 修士課程が終わり、一息ついたら次は就職です。 夏の間にランドスケープ関係の会社から内定をもらえたので、10月から仕事を始められることになりました。 職場はイギリス…

  • 7月、コロナウイルス陽性、8月、熱中症

    タイトルの通りです。 実は私、7月に一度コロナウイルス陽性になり、8月に一度熱中症で病院に行きました。 幸い両方ともそこまで深刻になる前に判明して処置したため、1週間ほど部屋で安静にしたら回復しました。 今回は2回寝込んだときに「イギリスのこういう所はよかったな~」という事を綴ってみました。 イギリスのコロナウイルスへの一般的な関心は下火気味 薬局で市販されているコロナの検査キット。5回セットで£9.80(£1=160円だと約1568円) イギリスは8月現在でも、「コロナウイルスの感染が落ち着いた」とは言えない感染者数です。 しかし一般の人の間ではコロナウイルスへの関心が大分下がっている気がし…

  • フラットメイトの植物を預かる

    フラットメイトから預かった植物達 フラットメイト(イギリスではシェアハウスに住んでいるルームメイトのことをこう呼ぶ)が「2週間ほど旅行で部屋を空けるから、その間植物の面倒をみてほしい」と頼んできて、私が植物を預かることになりました。 植物の面倒を見るのはもちろん好きなのですが、人が大事にしている植物を預かるのは自分で好き勝手育てるのとはまた一味違います。 写真には写ってませんが、パセリも預りました。 「私がいない間に食べてもいいよ!」と言われたのでパスタの飾りとして食べさせてもらう予定です。 ちなみに園芸好き、長期間のホリデー大好きイギリスでは、数週間留守にしているおうちの庭を、近所の人が管理…

  • 猛暑でした

    知人や友人に「イギリスの猛暑大丈夫!?」と心配されたので、今回はお天気の話。 今週の25(月)、26日(火)はイギリスでも有数の猛暑の日となりました。 私の住んでいるところも、最高気温が38度くらいまであったと思います。 私の住んでいるフラットは窓の通気性が悪く(よく言えば暖房性能は高い)熱が籠るので夜も暑くて寝づらい日が2日ほどありました。 エアコンは基本的についていないので、頑張って扇風機をまわしているのですが、それでも限界があります。 昼間は特に暑くてパソコンも熱暴走しそうなくらいアツアツになってしまったので、私はエアコンのある大学に避難…。 大学のパソコン室には他にも涼を求めてやってき…

  • 卒業制作展の小話

    ご無沙汰しています。 前回の更新からまた間が空いてしまいました。 3月から今まで、どのように過ごしていたかというと、 3月→課題、月末にデザインのクラスの最終プレゼン(先生がとても厳しかった) 4月→イースター休暇で授業は休みなものの、課題をこなす 5月→学期末提出&月末に少し休暇 6月→エキシビション準備&エキシビション …という感じでした。5月下旬以外はひたすら課題と学校での作業でに追われていました。 今回はエキシビション当日のお話しを少ししたいと思います。 エキシビションとは、いわゆる卒業制作展のようなものになります。 End year showとか、Design showとか呼び方は各…

  • 課題課題また課題

    お久しぶりです。 前回の記事の宣言通り、2月と3月上旬は課題に忙殺されていました。 一番忙しい時は、家→学校→スーパーorコーヒー店→学校→家の3か所を行き来しているだけで全然遊びにも行けず、新しい服も買いに行けず…世間では何が起きているのかもよく知らないという感じでした。 そしてついに締め切りの数々をを走り抜け「ようやく少し落ち着いたから買い物や少し出かけられる!」と思ったのもつかの間。 今週のクラスで、先生が5月までの予定を発表し、この先も小刻みにプレゼンや課題の仮提出があることが判明しました。 どうやら、5月末の学期末まで、この忙しさは続きそうです。 (イギリスでは大体5月下旬~6月上旬…

  • 冬休みの終わりと二学期の始まり

    新年もすっかり明けてましたね。 私の大学では明日17日から二学期が始まります。 イギリスではオミクロン株が大流行していますが、私の学校は対面授業を継続するようです。 私は2月と3月に一つずつヘヴィな課題の提出があり、しばらくはその課題に追われる日々が続きそうです。 もしこのブログが3月まで更新されなかったら、課題に追われているのだなと思ってください....! 今年もよろしくお願いします。

  • 年末とブースター

    しばらくぶりです! 修士課程が始まって以来、忙しくて更新が開いてしまいました。 今は大学も冬休みに入り、授業と締め切りにおわれる日々からは一瞬解放されています。 大量の冬休みの課題を先生がくれたので、毎日課題を消化しないといけないのですけど……。 気がつけばこのブログを開設してから一年が経ちました。 去年の今頃、イギリスではロックダウンの規制で、仕事と生活必需品の買い出し以外の外出がほとんどできない状態でした。 去年の記事はこちら↓ storyscaper.hatenablog.com この記事、まだ「たった」一年前の出来事だとは信じられないくらい遠い出来事な気がします。 さて、ロックダウンし…

  • 新学期始まっています!

    こんにちは。 お久しぶりです。 9月から10月の間に 日本からイギリスに移動→ 引っ越し→ 修士課程開始→ 寒さに慣れなくて風邪をひく→ 風邪からなんとか復活して課題に追われている... というのが現在の状況です。 大学で修士課程が始まって三週間ほど経過しました。 イギリスのランドスケープアーキテクトの修士は一年間なので、最初から爆速で授業の課題や修士論文のリサーチが進んでいきます。 授業のある日は1日中、休みの日は次の授業で発表するプレゼンやリーディングの読み込みがあります。 イギリスは少し秋めいてきて、まだ6時過ぎまでは明るいので、今のうちにあちこち出かけたいのですが、なかなかそんな時間も…

  • 【日本一時帰国】渡英前に日本で買ったもの

    今日はイギリスに持っていく用に、今回日本で購入した品々を紹介します。 よくワーホリや一時帰国の方が「日本でついつい買ってしまうものリスト!」といった記事を書いているのを読んで、私も書いてみたいと思っていたので書いてみました。 こういう話題の記事は、同じ国に住んでいても、全く違うものを買い求めることもあれば、やっぱり同じものを求めている人もいて、読むのが好きなのです。 折り畳み傘 歯ブラシ Bluetoothイヤホン 運動靴 大体の物はイギリスで手に入る

  • 【日本一時帰国】10倍ややこしい渡英の準備

    お久しぶりです。 前回の記事からしばらく間が開いてしまいました。 その間、学校から出された夏休みの課題に追われていて、先日やっと一区切りついたのでブログの記事を書いている次第です。 課題やビザ申請でドタバタしているうちに、イギリスに戻る時期が近づいてきました。 イギリスから日本帰国するだけでも、コロナ関係で必要な書類の準備や検査の手配が大変でした。 どのような条件で入国できるか、どんな書類が必要なのかなど、対応は国によって千差万別です。 今度は、日本からイギリスへ渡航するので、イギリス政府側が要求する書類や検査が必要になります。 それがまた調べるだけでも結構手間で、いつもの何倍もの下準備が必要…

  • 【留学準備】3DソフトウェアRhinocerosを学ぶ

    学校から課題のお知らせ 今年の 9月からイギリスの大学でランドスケープアーキテクチャーの修士を始める予定です。 春先から願書提出の準備を始め、大学に申し込み、コロナのせいか学校との連絡にとても時間がかかったものの、無事入学許可をもらった後、学校から「修士始める前にこれはこなしてくださーい」と、大量の課題のリストがメールで送られてきました。 そのうちの一つは 「夏休み中にRhinoceros(3Dモデリングソフト)で街の一区画くらいモデリングできるようになってきてね!自力で!」 というもの。 まだ新学期も始まってないけど……。 せっかく課題もない夏休みを謳歌できると思ったのに……。 しかも有償ソ…

  • 【日本一時帰国】久しぶりの日本あれこれ

    日本に一時帰国し、自己隔離が終了してから一月ほど経ちました。 帰国後14日間は毎日、居場所確認や体調確認のメールや連絡に答える日々を過ごしたのですが、取り逃したら嫌なので、スマホをずっと気にしていると地味に大変だったり…。 その間もコロナウイルスの症状が特に現れることもなく、自己隔離自体は無事に終了しました。 海外から来たオリンピック関係者の自己隔離の様子をネットの記事で読むと、一般の人に比べると宿泊施設での隔離中も外に出られたりしているみたいで、扱いの違いに驚きます。 水際対策事態は必要だとは思うのですが、制限される行動の範囲がオリンピック関係者か否かでこうも異なると、同じ時期に日本に訪れた…

  • 【日本一時帰国】指定宿泊所での隔離生活編

    前回は日本に到着してから空港での手続きの様子を書きましたが、今回は政府指定の宿泊所での体験談をお送りしたいと思います。 羽田空港での手続きの様子は下記の記事から↓ storyscaper.hatenablog.com ※これは(日本時間)6月10日での情報と体験です。あくまで参考程度にご覧ください。記憶している範囲で書きましたが、記憶が曖昧な部分があります。 毎日状況が変わるので、正確な情報は外務省、厚生労働省、各国の大使館、空港など公式の情報を確認してください。 1週間ほど前に帰国した人の記録と状況が違う点もいくつかあり、毎日状況が変化しているため、日々最新情報を確認することをお勧めします。…

  • 【日本一時帰国】羽田空港編 (6月10日時点)

    一時帰国する必要があったので、6月9日にイギリスのヒースロー空港から出国し、日本時間6月10日日本の羽田空港に到着しました。 今回は【羽田空港到着→空港での手続き→隔離先のホテル到着編】をお届けします。 ヒースロー空港での【出発前準備→ロンドンのヒースロー空港手続き→搭乗編】は下記の記事をご覧ください。 storyscaper.hatenablog.com ※これはあくまで私が移動した6月9日時点(日本時間6月10日)での情報と体験です。あくまで参考程度にご覧ください。記憶している範囲で書きましたが、記憶が曖昧な部分があります。 毎日状況が変わるので、正確な情報は外務省、厚生労働省、各国の大使…

  • 【日本一時帰国】ヒースロー空港編 (6月9日時点)

    どーーーーーーしても日本に帰らないといけない用事ができたので、先日、日本に一時帰国しました。 このコロナのパンデミックの中、イギリス(ロンドンヒースロー)→日本(羽田)の国境間の移動がどんな感じだったのかの体験談です。 感染対策の色々な規制やルールが複雑にあり、私も出国の準備でいろいろ不明な点が多く、多くの人の一時帰国日記やブログを読んで参考にさせてもらったので、私もここに一応記しておきます。 とにかく移動過程が長いので数回に分けてお届けします。 今回は【出発前準備→ロンドンのヒースロー空港手続き→搭乗編】をお届けします。 ※これはあくまで私が移動した6月9日時点での情報と体験です。あくまで参…

  • 英国の彫刻家ヘンリームーア スタジオズ&ガーデンズ 【後編】

    ヘンリームーア スタジオズ&ガーデンズに行ってきた記事の後編です。 前編はこちらから↓ storyscaper.hatenablog.com 園内の自然と彫刻達 彫刻を囲む自然が、作品をますます魅力的に演出してくれます。 彫刻も2mくらいあるのですが、 背景となる木が大きいのでこれぐらいでちょうどいいサイズに感じる。 屋外に彫刻を集めた「彫刻庭園」のタイプのガーデンは、様々なアーティストの作品があちらこちら設置され、時に作品同士が喧嘩してしまうこともあるのですが、ここではムーアの作品しかないので、お互いに主張しあうことなく園内に収まっているようにも感じました。 時には近くに置かれる彫刻達。 素…

  • 英国の彫刻家ヘンリームーア スタジオズ&ガーデンズ 【前編】

    5月31日月曜日はSpring Bank Holidayと呼ばれる祝日にあたり、土日と合わせて三連休になっています。 日照時間も夜9時まで伸び、出かけるのにぴったりの天候で、毎年遠出する人々で混雑します。 昨年の三連休はまだまだロックダウンによる規制で、レストランもお店も閉鎖中だったので、今年こそはと出かける人も多かったと思います。 この時期は20度前後の気温で何しても快適で、新緑も出始めて何もかもフレッシュに見える季節。私もイギリスの一年の中で一番好きな季節かもしれません。 せっかく天気のよい三連休なので、家の中に居るのももったいないし、屋外の展示も楽しめる「ヘンリームーア スタジオズ&ガー…

  • 鬼滅の刃、上映開始 ――英国よ、これが鬼滅だ。

    5月17日から、ロックダウンの規制緩和の第三弾(Step 3)が実施されました。 これに伴い、レストランやパブでは屋内で飲食可能となり、屋外で30人まで集まれたり、他世帯とのハグも可能(!)になりました。 美術館や映画館といった屋内娯楽施設も営業可能となり(ナイトクラブは除く)、活気が戻ってきた印象です。 コロナの前の生活からはまだまだ遠いですが、去年の今頃と比べたらかなり自由に暮らせるようになりました。 映画館もやっと解禁になったものの、ブロックバスターやハリウッド映画が軒並み延期になっているので、まだ上映本数は少ないです。それでも去年イギリス未公開だった作品や、オスカー賞受賞作品などが公開…

  • 元波止場をアートスペースに、ロンドンの Trinity Buoy Wfarf

    先日、ロンドンのカニングタウン近くにある 「トリニティボイワーフ(Trinity Buoy Wharf)」 という、アート&カルチャーセンターへ行ってきました。 www.trinitybuoywharf.com そもそもなぜこの場所を知ったかといえば、ロックダウン中に 「Landscape artist of the year」というテレビ番組の中で取り上げられていたからです。 この番組は公募で集めたアーティストが各回それぞれ6人、イギリスの各地に出向き、4時間でランドスケープの絵を一枚描き、優秀者が次のラウンドに進んでいくというものです。 お題となる場所は毎回異なり、ロンドンのオリンピックパ…

  • 半年ぶりにロンドンの中心部へ

    4月12日からロックダウンの規制緩和のステップ2となり、生活必需品以外の小売店、美容院、屋外アトラクションやジムなども再開されました。 レストランやカフェは屋外での飲食が可能になります。 移動の規制も少し緩くなったこともあって、用事を済ませにロンドンの中心部へ約半年ぶりに行ってきました。 海外からの観光客がほとんど来ていないのと、未だにリモートワークで働いている会社も多いせいか、とにかくどこも人気がありません。 これが世界に名だたる大都市ロンドンなのでしょうか、下手すると日本の地方都市より人の数が少ない印象です。 今回はパンデミックの前では見かけなかったロンドンの風景の変化をいろいろピックアッ…

  • イースターといえばホットクロスバン

    今年は4月4日の日曜日がイースター(復活祭)(Easter Sunday)の日曜日でした。 イースターの前後の土日、4月2日(Good Fraiday)と5日(Easeter Monday)は祝日となるので、多くの人は土日を合わせて4連休になりました。 学校もお休みになるので、このタイミングで有給とまとめて1週間休む人も多いです。 ただこのイースターの日曜日は毎年変わります。 「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」がイースターのため、3月中にイースターが来る年もあれば、4月後半がイースター休暇になる年もあります。 2019年は3月24日、2020年は4月12日がイースターの日曜日でした。 毎…

  • ロックダウン中に読んだ/観た/挫折したもの

    3月27日はサマータイムの切り替わりの日、そして、29日月曜日から、また一段階ロックダウンの規制が解除されました。 今度の規制解除から、屋外で6人まで、もしくは2世帯で交流することができます。 サマータイムで夕方7時まで明るくなったのもあり、公園の芝生にはあちこちでプチピクニックが開かれていました。 さて、前回の記事に引き続いて、ここ一年のロックダウン中の生活について振り返ってみたいと思います。 今回はロックダウン中に見たり読んだりしたものをピックアップしてみました。 買ったけど読んでいない本: カミュ『ペスト』 SFの小論文: ジェイムズ・P・ホーガン『巨人たちの星シリーズ』 イギリスが舞台…

  • ロックダウンから早一年

    今からちょうど一年前の2020年3月23日、イギリスで一度目のロックダウンが始まりました。 一年たった今でもその日のことはよく覚えています。 ロックダウンが正式に宣言されたのは23日月曜日夜。 夜にボリス・ジョンソン首相がBBCの番組で記者会見を行い、ロックダウンを宣言しました。 イギリスでは、3月中旬頃からすでに学校やレストランの閉鎖が先行していましたが、国全体のロックダウンが始まったのはこの日から。 今でこそ「ロックダウン」という単語が日常化しましたが、当時はまだ未知の概念でした。 正直、記者会見を一度聞いただけではどうなるのかよく分からなくて、隣で聞いていた大家さんに「つまり何が起きるの…

  • 10年に一度のイギリス国勢調査

    2021年はイギリスで10年に一度の国勢調査が開かれる年でもあります。 前回の国勢調査は2011年、前々回は2001年。 私も国勢調査に回答する機会があったので、今回は参加してみて感じたことを書きました。 イギリスの国勢調査事情 興味深かった質問 「性的指向」と「性自認」を問う欄がある 法律上の婚姻と市民(同性)パートナーシップ 貴方は「イギリス人?」アイデンティティを問うもの 統計結果とランドスケープとの関わり イギリスの国勢調査事情 イングランドとウェールズではOffice for National Statistics(英国統計局)(略してONSと表記される)というところが国勢調査を実施…

  • 春の準備とイースター

    3月中旬ですね。 今回は3月に入って起きた小さめの日々のニュースをお送りします。 ロックダウンの規制緩和 イングランドでは今週月曜、3月8日からロックダウンが一段階緩和されました。 大学や小中学校の登校が再開され、別世帯の人と一人までなら外でピクニックしたりお茶を飲むことが許可されました。(それ以前は外で別世帯の人と会うのはあくまで用事のためで、ピクニックなどは一応禁止されていたのです) その他の規制はまだまだ実施中なので、学校に行ってない身としてはあまり規制が緩んだ実感がありません。 登校時間に道路沿いを歩くと、送り迎えの車で道路の交通量が増えた感じがする……くらい? まだ「Stay at …

  • 春先の規制解除の方針が発表!

    11月から実質ほぼずっとロックダウンが続いているイングランドですが、2月22日、ボリス・ジョンソン首相が今後の規制解除の方針について発表しました。 大まかなに発表されたは以下の通りです。 3月8日~ 学校の再開 屋外で二人までなら座ってピクニックなどが可能 3月下旬~ 2世帯で最大六人までなら屋外で会うことができる 4月中旬~ 生活必需品以外の小売店や美術館といった施設の再開 5月中旬~ 二世帯が屋内で集まることが可能 映画館やイベントの再開 ※参考:BBCニュース www.bbc.com ただ、これはあくまで予定で、その時のデータに応じて変更する可能性があるとのこと。 今の所、5週間ごとに段…

  • 雪だ!雪だるまウォッチング!

    2月中旬、スコットランドからイングランドまで、寒波が襲い、各地で雪が降りました。 私が住んでいる場所にも雪が降り、ロックダウンでメリハリのない生活に少し違う日常風景が現れました。 雪は2、3日降り続き、その後数日もしばらく残っていたため、1週間ほど雪景色となりました。 学校も閉鎖中で、外へ出かける機会の少ない子ども達は、いつもと違う遊びができるので大喜びです。 近所の坂をソリで滑り降りたり、凍った水たまりでスケートごっこしたり大はしゃぎ。 そして……雪と言えば雪だるま!(を一番最初に連想する私。) 今回は、散歩中に見つけたいろいろな雪だるまの写真をお送りします。 王道雪だるま。 人の家の駐車場…

  • 眼科代わりに眼鏡屋へゆく 【後編】

    少し間が開いてしまいました。 前回の記事に引き続き、眼科代わりに眼鏡屋へゆく、後編をお送りします。 前回の記事はこちらから↓ storyscaper.hatenablog.com 前回は思い出話にとどまってしまいましたので、今度こそ最近受けた視力検査のお話です。 今回はちょっとお高めの視力検査に挑戦 さて、視力検査したい場合は、こんなご時世なので店頭やオンラインで事前に予約して、予約時間に店頭へ向かいます。 私が行ったSpecseversでは、視力検査に種類があり、普通ものと、もう少し精密に、網膜スキャンをしてくれる検査の2種類があります。 普通の視力検査は25ポンド、網膜スキャン付きだと35…

  • 眼科代わりに眼鏡屋へゆく 【前編】

    イギリスの眼鏡屋さんで視力検査を受けてきました。 ロックダウンになり、遠くの景色を見る時間が減り、部屋の壁ばかり見ているからなのか、はたまた薄暗い時間の方が長くて太陽を目にしないからなのか、冬はドライアイがひどくなります。 加えて最近は、白い壁とか、晴れた空とか目にするとまぶしく感じるので、軽くネットで症状検索すると「若くても緑内障が~~~!」とか「すぐに検査しないと失明の危機が~~!」とか恐ろしいくも素人判断ではよく分からない記事ばかり目についてしまいます。 心配するくらいならと、時間があるうちに検査に行くことにしました。 例年であれば、年末年始に日本に帰国して、かかりつけの眼科に行って目薬…

  • 雑草取りが一番の運動

    イギリスでは、今年は冬の間も例年より雨が多い日が続いています。 私はとある場所でガーデンボランティアをしています。 ロックダウン中でも、必要と認められていてかつ、政府のガイドラインを守っていれば、ボランティアでも通勤できることになっています。 ただ、悪天だったり、地面が凍結していたりしてここ半月ほど作業できませんでした。 今週は久しぶりに晴れ間が見えたので作業ができました。 ここの所雨が続いているため、いたるところが水浸しになっていて、地面がむき出しの場所を少しでも歩いていると靴が泥だらけになります。 濡れすぎた土の上を歩き回ると地面が体重で圧縮されてしまい、結果的に土を固めてしまうので、湿っ…

  • 書初め書いたよ

    ~2021年1月某日、ロックダウンで正月っぽいイベントにも出かけられない我が家では、書初め大会が開かれたのであった~ 私は現在、間借りのような形で部屋を借りています。 大家さんが家を持っていて、キッチンやリビングを共有しつつ、その家の一部に住んでいるというわけです。 大家さんとは、同じ世帯で暮らしているという事になるため、ロックダウン中は大家さんと私(もし他にも部屋を借りている人がいた場合はその人も)は交流可能です。 イギリスでは家の一部を借りて住むというのは割とよくある貸家の形態ですが、大家さんと一緒に住んでいても、まったく交流しないで、本当にただ「部屋を借りている」だけの人もいるし、一緒に…

  • 2021年ですね

    新年あけました。 実は1年間丸々イギリスで過ごしたのは初めてです。 私は、例年は夏休みと年末年始は日本で過ごしていたのですが、今年は仕事とコロナの関係で帰るタイミングを逃したまま、一年が経過しました。 今年で今使っているYMSビザが切れてしまうので、今年は確実に日本へ帰る予定ですが、まだいつ帰るかとか決めてません。 そろそろ考え始めた方がいいのですが、これから先の見通しが立たな過ぎてまだ考える気になりません。 帰国を決めてもそこから14日間の自己隔離先をどこでするかとか考えることが多いです。 いやー、国境をまたぐことってこんなに大変だったっけ? コロナとBrexitのダブルパンチでイギリスにや…

  • クリスマステイホーム

    メリークリスマスですね、と書こうと思ったのにあっという間に大みそかになってしまいました! イギリスでは、多くの家庭が25日にクリスマスのお祝いをしました。 日本ではクリスマスイブにクリスマスを祝う家が多いと思いますが、イギリスでは24日はまだ「クリスマス前日」という感じ? 日本の場合、クリスマスの後すぐに年末年始に切り替えないといけないから24日に早く祝うのかなともおもう今日この頃です。 クリスマス休暇期間中、外出制限は相変わらず厳しいままで、陽性者の数も日々増えていくニュースが連日流れています。 毎日「陽性の人が何人でた」というニュースばかりだと気が滅入るので、思い切ってニュースを一日シャッ…

  • 警戒レベルが上がってまた家生活に

    さて、ニュースで聞いた方もいらっしゃるかもしれませんが、イギリスでは12月20日から、一部の地域で規制のレベルがあげられ(最高警戒レベルTire 4の追加)、またまたほとんどのお店が閉鎖、他世帯との交流が制限されてしまいました。 規制の内容はかなり厳しく、3月のロックダウンに少し近いものかもしれません。 詳しい規制情報などはBBCのニュースなどをご覧ください。 www.bbc.com 私の住んでいるところもTire 4の対象になってしまい、またまたスーパーと家の往復生活になってしまいました。 ただ、そんなに驚きではないというか、遅かれ早かれロックダウンに近しい規制が新しく出るだろうとはなんとな…

  • クリスマスマーケット代わりにガーデンセンターへ往く

    ヨーロッパと言えばクリスマス! 個人的に得た体感では、イギリスのと言えばイースター(春)、夏休み(夏)、クリスマス(冬)の三大休暇で季節が回っている気がします。 大体4ヶ月周期ですね。 日本は毎月なにかの季節のイベントがある気がしますが、イギリスは数か月に一度、1週間ほど長めに休みをとって季節行事も行う、という感じです。 クリスマスが終わった瞬間に同僚が「イースター休暇はどこにいこう!?」とか話しているのを聞きます(笑) そんな毎年冬のお楽しみの、クリスマスイベントも今年は軒並みキャンセルが相次いでるのであんまり出かけるところがありません。 人混みに出かけるのも憚れるけど…。 少しでもクリスマ…

  • コロナで家から出られない私がしていたこと その2 インプット編

    前回の記事で、スケッチや絵を描いていたことを書きましたが、それと並行して、インプットも行っていました。 storyscaper.hatenablog.com 尊敬しているデザイナーや会社のコンセプトデザインやプロセスを見ると、そこにはいつも魅力的なスケッチが…。 ランドスケープのデザインをするなら「風景や街並みの景色をササっと描けるようになりたーい!」というのは憧れの一つです。 最近はデジタルや3dでパースを作ることが多くなってはいるものの、手描きのスケッチもまだまだ重宝される世の中。 「私もああいう風にデザイン初期のラフを描いて【コンセプトデザイン】とか注記されてみたい」 と言う願望をひそか…

  • コロナで家から出られない私がしてたこと

    12月ですね。 最近はますます冷え込むようになってきました。 冬になると日照時間も短くなって、体感だと朝8時にやっと明るくなり、夕方3時にはもう暗くなり始めるというのがイギリスです。 今回は、コロナなご時世、私が何をしていたのかというお話をひとつ。 今年、一番時間をかけて熱心にしていることと言えば…… そう、お絵かきです。 以前から描いてはいたけども… コロナ以前から趣味で絵をぼちぼちとは描いていましたけど、学校の課題とか仕事で忙しくて、ちゃんとした一枚絵を、どっかり腰を据えて描く機会(とやる気)があまりありませんでした。 庭に行ったときに、明暗の感じを捉えたくて5分くらいでササっと描いたもの…

  • LI Award2020を観ました ~オンラインで助かっていること~

    先日11月26日にイギリスのランドスケープ関連の職能団体、ランドスケープ・インスティチュート(以下LI)が主催する、Landscape Institute Awards 2020 (ランドスケープイン・スティチュートアワード 2020)のオンラインセレモニーがありました。 LIアワードとは とてもざっくりと説明すると、ランドスケープ関連のプロジェクトを公募して、部門ごとに優れたプロジェクトを表彰するものです。 例年であれば実際に表彰式が開かれますが、今年はコロナの影響でオンライン開催となりました。 Landscape Institute Awards 2020実際のサイトはこちら↓ 各カテゴリ…

  • ロックダウン疲れかも

    先日のブログにも書きましたが、イギリスでは11月5日からイングランド全土のロックダウンに入りました。 ちなみにこのロックダウンは、イングランドに適用されるもので、スコットランドとウェールズではそれぞれ別の規制やルールを導入しています。 今回のロックダウンでは、主に生活必需品以外のお店の閉店(映画館やジムや公民館も含む)と他世帯との屋内交流禁止(子供や親族の面倒を見る場合は可能といった例あり)などの規制が含まれています。 そうすると通勤/通学以外では、近所の公園か庭園や、屋外の場所にしか出かけるところがありません。 趣味の庭巡りも秋を過ぎると半ばシーズンオフであまり行きませんし、どこか公園に出か…

  • 鬼滅の刃はいつ観れるの~!? イギリスのロックダウン映画事情

    羊の呼吸 一の型! 草むしゃむしゃ! こんばんは。みたみてるです。 日本では劇場版鬼滅の刃「無限列車編」が公開一か月で観客動員数1750万人を超えたとニュースで聞きました。 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編、公開31日間で観客動員1750万5285人(興行収入 233億4929万1050円)となりました。1ヶ月間、連日大変多くの方にご覧いただき、また、沢山の映画館で上映を続けて下さり、本当にありがとうございます。皆様に本作を楽しんでいただけていれば幸いです。#鬼滅の刃 — 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) November 16, 2020 イギリスでも、アニメ版の方の鬼滅の刃はNetf…

  • イギリス生活6年目、ロックダウン8ヵ月目のブログ開設

    はじめまして、こんにちは。 ブログ管理人のみたみてるです。 イギリスの文化にあこがれてイギリスに留学し、今はYMSビザを取得してイギリスに滞在しています。 このブログを始めたきっかけは、現在流行中のCovid-19(新型コロナウイルス)があります。 日本にいる方もニュースでちらほら耳にしているかもしれませんが、イギリスを含むヨーロッパ諸国では2020年11月現在も感染者の数が増加し、多くの国で外出や行動規制が行われています。 イギリスも11月から2度目のロックダウンに入り、生活必需品以外のお店の閉鎖、世帯を超えての交流の制限などが行われています。 私も3月に最初のロックダウンが始まってから、め…

  • プライバシーポリシー

    当ブログにおける個人情報の取扱いについて、以下のとおりにプライバシーポリシーを定めます。 運営者情報 運営者:みたみてるブログURL:https://storyscaper.hatenablog.com/ 個人情報の利用目的 当ブログでは、メールでのお問い合わせやコメントの際に、お名前(ハンドルネーム)・メールアドレス等の個人情報をご登録いただく場合があります。 これらの個人情報は、質問に対する回答や必要な情報をご連絡するために利用し、それ以外の目的では利用しません。 個人情報の第三者への開示 個人情報は適切に管理し、以下に該当する場合を除いて第三者に開示することはありません。・本人のご了解が…

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