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千羽はる
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2021/06/12

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  • この時期はアップルティーで過ごすと決めている。

    ここ数日で、今までずっと張り付いていた殻を破った気がする。 必死で頭を動かして、通常の仕事を「お金を稼ぐため」とはっきりと脳内で切り分けて、本当に自分がやりたいことに力を注ぐことが初めてできたようだ。 ささやかなイベントに行ったり、普段は決してやらない売り子をやってみたり。 そういう体験がぺり、ぺり、と小さな音を立てながら、殻を破るきっかけになったに違いない。 こうやって日常を過ごしていく中、隣にあったのは必ずアップルティーだった。 私が好んでいるのはロンドンティールームの茶葉。ちなみにポットでもお世話になっている。 茶漉し付きティーポット 600ml(陶器製) (オリジナルロゴ入り) 白 シ…

  • 30歳になってからの悩み。それを理解するための最初の一歩

    写真ACからお借りしました 年齢が30になって数か月経った。 いやでも、結婚という言葉を意識せざるを得ない年齢になった。出産という言葉もまた同じく。 Twitterでも、結婚をしていない女性や、ジェンダーの話など、絶対的だった【性別】の基盤が揺れ、それに伴って【結婚】や【恋愛】という定義も揺れていると思う。 自分も考えることが多くなった。 例えば、【子ども】とは可愛く大切な存在だと知っている。 が、悲しいかな。 若者に降りかかる経済的な問題や、異性パートナーの理解が浅いというマイナス部分があまりに大きく見える。 実際、街中で見るのが、たいていお母さんと赤ちゃんだけという事実が、よりマイナス面を…

  • 風が吹けば書けるのに

    そう考えるのは傲慢かな、とも思う。 文章を仕事にしている人にこの言い訳は許されない。 しかし、幸い、「これから」頑張ろうという身なので、今はこれに甘えてもいいかー。 みんなが【インプット】と使うもの。それが自分にとっての【風】だと思っている。 音楽や新しい出会い、新たな体験をすると、心の中に風が吹く。 ここ数か月、その風が吹かなくなった。 今まで【楽しい】だったことを、【楽しい】と思えなくなった。心が感じなくなった。 だから、noteにもブログにも、物理的な日記にさえ手を付けられず、書きたい衝動だけはあるのに実際にペンを持ったり、キーボードに指を添えるとピタリと何も動けなくなっている。 浮かば…

  • カメラマンの子ども

    写真が好きだ。 父親が元カメラマンだったからなのだろうか。 目の手術のミスによって視力が低下したため引退したが、学生時代は地元の写真展でぶいぶい言わせるぐらいに写真が上手かった。 実際、家に残っている父の作品を見ると驚くほど上手い。 何でこれを撮ったの? と疑問に思う被写体なのに、作品が持つ「なにか」がじわじわと脳に沁み込んでくる感覚を、自分は「上手い」と呼ぶことにした。 母親は、カメラマンではない。 ただ、モデルの髪や姿勢を正したり、振袖の中に新聞を入れてきれいに見せたりという助手をしていたという。 黒柳徹子さんなどの髪を直したこともあるとか(ホントかなぁ) 自分が幼いころ、母は深夜になると…

  • 「モーニングルーティン」の勉強をしています。

    最近、Youtubeの日常系動画(vlogというらしい)を見るのがマイブームになっている。 憧れている北欧に住む日本人夫婦・本場イギリスでアンティークに囲まれて生活する夫婦など、日本のこたつの中から見ていると「別世界だなぁ」と思う。 ただ、そんな中、世界にひかれた見えない線を越えて全員が気にかけているのが、モーニングルーティンのようだ。 試しに検索してみると、「一人暮らし男性の~」「○○歳OLの~」という冠をつけていくつもの動画を見つけることができる。 いくつか見た中で、「いやぁそれは理想論だよ」というものもあったし、「お、これはできるかもしれないな」と思うものも多くあった。 ちなみに、自分は…

  • 正月過ぎてクリスマスカラーのグリューワインを呑みながら書き初めるブログ

    さて9日。 皆さんは七草粥、食べました? 自分は草が嫌いなので、卵ふわふわの中華粥を食べました。 前職では、飲み会常連なのに「野菜が見えない人」という理由で、飲み会の呪うべき前菜であるサラダから逃走していたのはいい思い出です。 ちなみに今も、飲み屋のサラダほどこの世で嫌悪すべきものはありません。 ドレッシングがまばらにしかかかっておらず、口に含んだ途端に謎の香りがする草がふんだんに含まれた上にあの大量にある草。人はまずスマホの前に兎を常備しろというのだろうか、居酒屋め。 さて、ここ数回ほど「自分で書いていて憂鬱になる内容」しか、こちらに書いていなかったことをここで謝罪します。ぺこ。 かといって…

  • 当たるも八卦当たらぬも八卦、というスタイル

    占いが好きである。 その結果により人生を左右させたり、恋人と結婚できるかとか、前世からの荷物があるからなどということではなく、「昔の人が必死に未来を探ろうとした」という確固たる事実が好きで、その延長上の「少しだけそうかもしれないよね」という未来予想が楽しい。 (ちなみに、嫌な結果は記憶から削除する。占いの結果、嫌な気分で過ごす必要はないから) 最近、色々なネガティブを受け止め続けた結果、現状の自分は悲観的であまりいいコンディションとは言えなくなってしまった。 noteは書けない、読書も楽しくない、休みに休息ができない、イライラ、うにゅうにゅ(?)。 そう気づき、ふと20代を振り返ってみた。 自…

  • 白と黒のように真逆な心が、物語を生んでいる

    信じるよりも、疑う方が容易い世の中だ。 仕事に向かい、すべてを肯定するわけではなくて疑いを持って生きている。 (これは本当に最適解?これは合理的?効率的な仕事なの?必要なことなの?この人は本当にこう思っている? この人は何に怒っている? このお客さんは何を望んでいる?この言葉は、お願いは、指示は、本当のこと?) 町に住み、すべてをあるがままに見るのではなくて疑いながら住んでいる。 (このおばさんは本当に笑ってる? このおじさんは本当に満足している?この人はこちらに何を求めている?相手はサービス業だけど、裏側で何を思っている?) 先日、noteに公開した「頭蓋骨に問う」は、そういう「疑う自分」が…

  • 当事者ではなく、あえての傍観者としての日記

    テレワークが進んでいる。 人と人を引き剥がす感染症によって、時代が恐ろしいまでに変革を余儀なくされている。 一番苦しいのは、「人に近づかないように」と気を使う自分自身だ。 数分間のごみ捨ての時、すれ違う時、まだワクチン接種ができていない私は2mの距離を保つようにしている。 触れ合うのさえ怖い。セルフレジが怖い。釣銭が怖い。 渡すのも、渡されるのも。 近くでしゃべり合うのも論外だ。 しかし、接客が必要な職業柄、毎日痛感するのだが、来客の様子によっては、近くに行く必要があり、大声でしゃべる必要があり、向こうの声をガード越しに聞く必要がある。 それでがりがりと何かが削られる、ということは、もうない。…

  • 「まだ死にたくない」と、物書きの自分が叫んでいた。

    文章は困ったもので、しばらく書かないと暴走を始める。 雨水の溜まったタンクの口を一気に開いてしまう様に、ドバドバドバ、とんでもない勢いで、文字の中に気持ちが溢れかえってしまう。 しかし、最近はご時世のためか、どうしても文章に影が差す。 洗練された影は、文章に深みを持たせるが、これはいわば火山灰のようなものだ。 熱くて、痛くて、不快で、でもどうしようもなく全員に平等に降り積もる。 こういうことは書きたくない。こういう息苦しさは誰かに見せたくない。 だから、しばらく書くのを諦めていた。 文章についてのブログを書くことすら、今3回消してやり直しているところだ。 それでも書くのは、タンクが溢れてしまっ…

  • 再び立ち上がる力が欲しい。いつだって。

    ここ数日、「とても疲れた」と感じている。 ゼィゼィと浅い呼吸で座り込んでしまって、体が言うことを聞いてくれない。 心が、休みを受け取ってくれない。 体も心も、曇り空だ。 けど、人間は生まれた以上、生きるしかない。 心宥め、体をいたわり、「さて行きますか」と立ち上がる以外、道はない。 みんなはどうしているのだろう? 仕事をする人を見るたびに、突撃してインタビューしたい衝動に駆られる。 年上のあなた、先輩のあなた、あなたたちはどうしてそこにいるのですか? やっぱり、こうやって重い水のように沈む溜息と、ほのかに香るスパイスのような絶望をゴクンと、薬のようにまるまる飲み込んでいるんだろうか。 ・ ・ …

  • 五感を、取り戻す日々

    「どんな写真が撮れるかな」と、空ばかりに目を向けていた。 しかし、ふと足元を見ると、そこには可愛らしいドクダミの花。 花びらの白がまぶしく、土の茶色と深い緑に紛れ、なお輝く花。 カメラの技術が乏しい私は、フォーカスすることなく、そのままその場にしゃがみ込み、一枚撮らせてもらった。 角度や色合い、専門家ではないけれど、心が「よし」と納得できる写真が撮れたので立ち上がる。 すると、ほんの一瞬だけ、ふわりと「土の香り」が舞ったのだ。 おや、と進もうとしていた足が止まった。 この香りをかいだのは、もうずいぶん前。 いや、まず、「自然の香り」を嗅いだのが、もうずいぶん、前だったなぁ。 花の瑞々しい香りや…

  • 世界がきれいに見えたから

    「エッセイが苦手である」 一番印象に残っているエッセイの、一行目に書かれていた言葉を思い出す。 そのエッセイは素晴らしかった。 日々の中で泡のように浮き上がる、何でもない、けれど、とても色鮮やかな出来事や。 旅先で出会った光景、その空気、心をかすめていった風のような事柄に、文字という彩りを添える。 今でも本棚で一番目につきやすい場所に置き、ふと気づいた時には手に取っている。 誰かの日々をこっそりと覗き込む気分で、そろりとページをめくってゆく、私の手。 教科書の中で見た、噂の美女を塀の間から恐る恐る覗き込む、平安時代の貴族を思い出す。 エッセイにしろ、ブログにしろ。 誰かの心を少し覗くのならば、…

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