灼熱の真夏にバッハを聴いて涼む
どうして若かりしときから真夏にバッハが聞きたくなるのであろう。まあ、厳冬にも聴きたくなるのだが、こういった季節の極端の位置に立つとどうしてもわが耳奥がバッハを求める。それにしても、暴力的な日盛りだ。この太陽光は、かつて初めての沖縄滞在地となった宮古島で経験している。太陽の光が「痛い!」と感じた。あの時の肌感覚が今の仙台やきのう立ち寄った盛岡の街の太陽にも感じた。デジャブなのだが、35度の高温は.宮古島でもほとんど経験していない。だから、いまの東北の夏は宮古島を越えて暴力的なのだ。だから、昨日の盛岡行きはこうした暴力を徹底して回避した。朝の気温がさほど上がらぬうちに冷房のガンガン効いたバスに乗って仙台駅へ行った。みどりの窓口で「18キップ」を12,050円で買い求めた。在来線を乗り継いで3時間30分かけて盛...灼熱の真夏にバッハを聴いて涼む
2023/07/30 20:19