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  • 山あいの湯治場

    奥羽本線の峠(とうげ)駅に降りると、その日の湯治宿として予約していた滑川温泉(なめかわおんせん)福島屋さんの送迎車が待っていてくれた。別に、送迎の予約をしていたわけでもなく、小1時間ばかり歩いて肩慣らしするつもりであったが、せっかく待機していてくれて、乗客はどうやらオイラだけみたいなので乗せていただいた。運転していた方は、とてもいい方だった。こういう方がご主人だったりする。20分程度で宿につき、チェックイン時刻前だというのに受付を済ませてくれて、ひさしぶりに午後の日差しを浴びながら、河畔の岩風呂でやや温めの湯の花の浮かんだ硫黄泉を夕刻の「女性専用時刻」開始間際までいただいた。深夜、昭和の香り芬々の小部屋で眠りから覚めて内湯をいただいてビールを飲んでまた眠り、ふたたび目覚めた時の少し白み始めた日の出前、檜造りの半...山あいの湯治場

  • 吾妻小舎のオヤジさん

    浄土平のテント受付を行っていた吾妻小舎(あずまごや)のオヤジさんは親切で面白い。小屋の泊り客はいないみたいで、年恰好の同じオイラに明日山登って帰ってきたら話にこいと誘ってくれた。オイラも、今宵の酒を仕入れる必要があったから、二日目下山して訪ねる予定でテントで着替えしていたら、100メートルは離れている山小屋方向から突然「〇〇さ~ん」と大声をあげてテント場のオイラの名前を呼んだ。「おお~っ!」と返答したら、向こうからテント場を訪ねてきて、着替え中のオイラにあれこれよもやま話をしてくれた。(話はいいからビールを飲みたいので)「オヤジさんビールとワンカップあるか」と尋ねたら、「あるけど、1万円札じゃおつりがないから売れねえ」とプイと引き上げていった。あいにく、オイラは小銭を要していなかったのだ。あきらめて、ラーメン食...吾妻小舎のオヤジさん

  • 吾妻山の秋の色2

    滑川温泉の登山口から、この写真を撮っている霧の平というポイントまでは、山と高原地図のコースタイムでは「1時間」と表示されていたが、2時間を要した。どんなにいいザックを手に入れても、15kオーバーのザックを背負った場合、登りのタイムは「標準の倍はかかる」と納得した。この霧の平から、この写真の中央左のピーク、家形山の物見台までコースタイムは2時間10分とあるので、「4時間はかかる」と観念しながら登ったら、その通りになった。それでも、ジョギングを始めたせいかばててはいなかった。家形山の山頂に着いたのは午後3時すぎ。さっきまでのガスが晴れて午後の日差しに五色沼の青さが深みを増して、沼のほとりの樹々は色づきを増していた。家形山をくだり、正面の一切経山の山頂に立ったのは午後5時前、浄土平のテント場に着いた時には、とっぷり暮...吾妻山の秋の色2

  • 吾妻山の秋の色 1

    湯治宿の滑川温泉に登り口にして、吾妻連峰の東端にある浄土平のテント場に二泊してきた。静かで快適なテント場だったが、この日曜日をもって閉鎖となるとのこと。秋色まっさかりにしてもったいない話だ。車が入れるのに人気がないのは、コロナのせいばかりではないのだろう。1週間前の予約制、午後3時からの受付、午前9時までのチェックアウトなど、家族や仲間連れがゆっくりと寛げないルール、料金も1泊1600円と、同じ環境省管理の日光湯元よりも高い設定。今年の期間設定や時間ルールは管理を任された山小屋のオヤジの意向もあるのだろうが、来年以降は改善してもらいたい。シルバーウィークの週末ながら、二日間とも23区画中、オイラを含めて3張程度とさみしい限りであった。これまで利用したテント場でも「秀」と評価できる施設でありもったいない。高気圧に...吾妻山の秋の色1

  • ドイターザックデビューで秋山に

    今年の秋山は、県内だけとはいかないが、できるだけ近場の紅葉ポイントに出掛けることにしよう。第一ステージは、福島の吾妻山系へ新たに購入したドイター50Lのデビューを兼ね、テントを背負って歩いてみよう。ストーブをエスビットと百均の固形燃料にしたこと、大部分の食料をアルファ化したことなどで三泊分の荷物でも15キロ以下となったが、カメラと水を加えると、やはり17キロ程度とはなるのか、バテなければいいが。どうだろうドイターター君の山での背負い心地。救世主となってくれるか。頼むぜ!今宵は、秘湯の湯治場で、少しゆっくりしよう。ドイターザックデビューで秋山に

  • お月見は月山がいいのだろう

    残念ながら、中秋の名月の日、当地の夕刻は雲に覆われていて、戸外でのお月見のチャンスを残した。酒を飲んだ浅い眠りから目覚めるともう日付が変わっていた。窓を開けてベランダに出ると、南中からやや西に傾いたお月様が雲の間から望めた。暈もすこしかかって虹色を帯びていたが、カメラを取り出して撮影するときには虹色は消えていた。深田日本百名山登頂の思い出16月山(1984米)お月見登山は月山でいいのかな。中秋に限らず夏から秋にかけて満月となる日に、毎年月山に出かけるライフスタイルを考えたい。この場所なら、最も間近に星になったヒトビトに出会えるだろう。月山には、すくなくとも2回登っているが、3回かもしれない。弥陀ヶ原から山頂に立ち湯殿山を往復、強行軍だからおそらく80年後半の八戸時代に会の仲間たちと歩いたのだろう。いちばん記憶に...お月見は月山がいいのだろう

  • 中秋の名月はどちらで

    中秋の名月の頃合いに、山に登って、亡き人、星になったヒトビトと酒を酌み交わそうと心に決めていたのに、日程やコロナの影響で今年はかなわず。ただ、今日も晴れ模様で、夕方晴れていたらザックにカメラと三脚と酒を忍ばせて、見晴らしのよい高台に出かけてみようか。今年、来年、再来年、中秋の名月と満月の日が一致するのだという。来年、再来年のその日には、必ず山に登ろう。さて、明日はドイターザックデビュー山行の準備しようか。2020.9.5am3:50岩手山上空の月深田日本百名山登頂の思い出15鳥海山(2236米)東北では、尾瀬の燧ヶ岳に次いでの高峰。その姿かたち、登ってみての雪と花の織りなすみずみずしい雰囲気から、オイラにとって東北の山で最も憧れる山だ。70年代半ばの学生時代に単独で登ったのが最初だが記憶があいまい。80年代後半...中秋の名月はどちらで

  • 今日もお天気、栗駒山だ!

    今朝も空気が澄んでいて、仙台城址の展望地から北側の七ツ森の後方に栗駒山が確認された。このポイントから見ると七ツ森のちびっこ🍙山の山頂を栗駒の稜線がつないでいるのが面白い。昨年は、10月半ばに栗駒山の須川湖にキャンプして栗駒の錦秋を3日間堪能したが、快適なテント場だったので、ことしも出かけてみよう。須川温泉や栗駒山荘の露天風呂もよし。今朝は、南側にオリオンが大きく輝いていた。秋になって空気が澄んできたあかしだ。昨年の須川湖は、残念ながら雲の多い夜空だったが、しばらく遠ざかっていた星の世界めぐりも楽しみになってきた。バス停からキャンプ地まで20分ほど歩かねばならないが、三脚と一眼担いでのこのこ出かけよう。「おおい、はやくおいでよ」ふるさとの山、くりこまさんが声を出しているような深田日本百名山登頂の思い出14早池峰(...今日もお天気、栗駒山だ!

  • 天高く、母なる栗駒山が七ツ森を抱きしめていた。

    きのうの雨と打って変わって、今朝は朝から快晴。アシックスRunkeeperさんに手伝ってもらい「My10kコース」づくりにをおこなう。メインは青葉城址。たかが標高120mの高台であっても北側と東側は展望が開けていて晴れた日は、立ち止まって北西の船形方面と東の朝日に輝く太平洋を眺めると、ささやかながら、ひと山登った充実感がある。今朝は、よほど空気が澄んでいたのだろう。北側の七ツ森の向こうに栗駒山と思われるなだらかな山容がくっきり臨めた。恥ずかしながら、十数年と青葉山城跡に登っているが、栗駒山が七ツ森を母のように抱いた姿で眺められるとは知らなかった。「ああなんと慈愛に満ちた山、まるで七つの子を羽を広げて守っているお母さんガラスだ」。宮城県人で仙南(せんなん・仙台より南)の出身者なら蔵王が母なる山だろうが、仙北(せん...天高く、母なる栗駒山が七ツ森を抱きしめていた。

  • 手塚治虫さんのアニミズム

    手塚治虫さんのライフワーク「火の鳥」を復習しようと、今日も角川文庫版5冊を図書館から借りてきた。残り3冊(望郷篇・乱世篇上下)は、貸し出し中であり順番をまつ。読み終えたら総括をし、手塚さんが60歳という若さでこの世を去ったため構想のままで終わった「大地篇」(小説家の桜庭一樹さんが小説化していて、図書館に予約順番待ち)を読み解くよすがとしよう。「火の鳥」はオイラが生まれたころから発表されているが、初期作品で50年代に「マンガ少女」に発表された少女向けの「エジプト篇」、「ギリシャ篇」、「ローマ篇」などを読めば、手塚さんが男女ばかりでなく、花から動物まであらゆる命を平等に扱っているアニミストだと分かる。それどころか、鉄腕アトムに代表されるロボットやアンドロイド、クローンといった人工物、無機質的なものにも愛情を注いでい...手塚治虫さんのアニミズム

  • 秋山の復習

    岳人10月号の秋山特集に「カエデとモミジの紅葉図録」のコーナーがあった。この記事によると、カエデと呼んでいるのは、DNA解析により現在はムクロジ科カエデ属の落葉樹の総称で、本州だけで24種があるそうだ。コーナーに写真が載っていたのは、①梶楓(カジカエデ)②羽団扇楓(ハウチワカエデ)③峰楓(ミネカエデ)④板屋楓(イタヤカエデ)⑤山紅葉(ヤマモミジ)⑥瓜膚楓(ウリハカエデ)⑦目薬の木(メグスリノキ)⑧千鳥の木(チドリノキ)の8種類だが、オイラはカジカエデをのぞいて、これまで目にはしているが、1年も経つとおおむね忘れているので、来週からの秋山に向けて名前と形状の復習を急いでいる。上記に加えて、②の仲間のコハウチワカエデ、⑤の仲間のイロハモミジ、オオモミジ、それと街路樹にもなっているトウカエデを押さえておけば、東北の山...秋山の復習

  • GPSアプリを使ってみる

    11月に始まるオンラインでのNAHAマラソンは、GPSアプリによる走行記録を提出しなければならないということで、生まれて初めてGPSアプリ(もちろん無料のものを選択)を複数ダウンロードして使い勝手を調べている。今朝使ったのは、下記のアシックス社のアプリで、なかなかいい。スロージョグと青葉山への登りの歩きを取り合わせてキロ9分ペースであり、まずまずのスピードか。もちろん、フルマラソン完走ペースのキロ8分には及ばないが、当面は、キロ9分ペースを10k、20kと増やしていきたい。GPSは、ほぼ正確にキロ数が出るので、明日は、もうすこしコースを延長し、My10kコースの設定をしてみよう。なかなか便利な世の中になったが、腕時計と感ピューターで走っていた頃とどっちが幸せなんだろう。GPS記録というのも何か軍事衛星から監視さ...GPSアプリを使ってみる

  • 歩く宝石のこども

    青葉城址の遊歩道に虫がのこのこ歩いていた。テントウムシの仲間かと思ったが翅がなさそうなので、カメムシの仲間かと思ってあれこれ検索しても分からなかった。図鑑.jpという掲示板に「名前を教えてください」と問い合わせたら、二三日あとに親切な方から「アカスジキンカメムシ」の幼虫ではないかとの書き込みがあった。あらためて昆虫エクスプローラーで「アカスジキンカメムシ」を検索したら、あった!幼虫の五令(5歳か)と姿が重なった。成虫ばっかり検索していたから、引っかからなかったんだと反省。それにしても、大人の色彩とまったく異なる白黒のデザインには驚いた。成虫は「歩く宝石」と称されているほど緑と赤のコントラストが美しいのに、子供は地味だ。神さまは、何をたくらんだのだろう。でも、よく見るとなにやら南洋に伝わる仮面のようなオメメとハナ...歩く宝石のこども

  • エフェメラル(かげろう)さんボロボロの死

    朝、スロージョグで広瀬川に架かる橋を渡っていると、外灯のたもとの路上に数知れないほどのカゲロウの死骸が散らばっていた。昨夜、大量発生し、街灯の周りを乱舞したものたちだろう。儚い命の代表選手のようなカゲロウだが、1年近くを水生昆虫として幼虫の姿で生活し、数度の脱皮を繰り返して、9月のとある1日、仲間同士がどのような信号を送っているのだろう、一斉に羽化して成虫となって、灯りの周りなどを数千数万の乱舞し、パートナーを見つけ、交尾し、♀は産卵のため水面に戻り、産卵後そのまま溺死するのだという。路上で死んでいたカゲロウは♂のほうだろうか。よおく見るともう紙飛行機のような翅がボロボロ、他の♂とのメスをめぐる戦いのせいなのだろうか。カゲロウの成虫は、チョウや蚊のように栄養補給のための口という機能を持たないのだという。一夜だけ...エフェメラル(かげろう)さんボロボロの死

  • だんだんサマになってきた復活ジョギング

    スロージョギングをはじめたら、思考が前向きになり、「緊急事態宣言解除となる来週からいよいよ秋の野山に出かけよう、ノリサケ弁当を復活させようか、ドイターザック登山デビュー用にテント場に予約の電話を入れようか、トレランスタイルで蔵王や船形エリアの林道をスロージョグしようか、トレランシューズまだ1足健在だよね、きのう21年前にフルマラソンデビューした勝田マラソンの要綱みたけど、来年1月末には6時間で完走できるまで体が復元しているかな、エントリーして試してみようかな、体重減らないから低糖質夕食に切り替えるか・・・」など朝の1時間、走りながらさまざまな脳内会話がなされている。気持ち、ペースも上がって、息も上がらず、すれ違うランナーに会釈できるまでになってきた。1時間の朝ランの締めは、瑞鳳殿の階段であるが苦にもならない。耳...だんだんサマになってきた復活ジョギング

  • 人生最後のテント泊用のザック?

    健康年齢といわれる75歳ころまでは、テントをザックに入れて、アルプスや飯豊・朝日の縦走や整備されたロングトレイルコースを楽しみたいと思っているが、このところの体力低下もあって、この夏には、20k程度の重い荷物を背負って登るのが苦痛になっていた。そのため、ランニングというトレーニングを再開したが、現在使用しているモンベル製の50Lアルパインザックだが、腰にザックの荷重をもってこようとしてヒップベルトを締め歩いていると、時おり腰の両脇が苦しくなってきて、緩めると今度は荷が肩に食い込んでくる。いろいろベルトを調整しても原因が分からない。ザックのせいでなく、調整能力のせいだとおもうが、もうちょと腰全体で荷重を受け留めて快適に歩けるザックがあるのではと、YouTube等であれこれ検索、昔愛用したフランスのミレー、イギリス...人生最後のテント泊用のザック?

  • 富士山初冠雪

    今朝の朝日新聞の天声人語に昨日富士山に初冠雪があったと記されていた。確認されたのが静岡側であり、山梨側から確認しないと公式な初冠雪記録にならないとのこと。これも静岡と山梨の縄張り争いか、縦割り行政かと驚いたが、本日のウェザーニュースで、9月7日付でに甲府気象台から初冠雪の発表があったとのこと。山梨側のきのうの富士は雲の中だったのだろう。平年より25日、昨年より21日早いとのことで、頂上付近ではどれくらいの積雪だったのだろう。じつは、ほんの1週間前まで、須走口から富士を登ろうとしていたが、予定では天気を見て今日か明日には頂上に立つ予定であったが、「緊急事態宣言下」であきらめていた。「凍えなくてよかった」という気持ちと、「ああ、初冠雪の絶景をカメラに収められず残念無念!」という気持ちが交錯した複雑な気持ち。もしかし...富士山初冠雪

  • 傘さしランニング

    パラマラソンは、NHKのライブでじっくり視聴させていただいたが、女子視覚障害部門の道下美里選手の金メダルにも驚いたが、66歳の西島美保子選手が3:29:12で8位入賞したことにもっと驚いた。オイラとほぼ同年代だ。オイラは46歳で初完走したフルマラソンを64歳のNAHAマラソンをもって卒業したが、60過ぎたら二度と4時間を切ることがなかった。それを年齢のせいにして、なんら悔しい思いをしなかったが、西島選手には、記録を伸ばそうとする意志とトレーニングさえ積めば、まだまだ60代でもサブフォーで完走できる可能性がありありなんだと教えられた。考えてみたら、ヒトが老いていくのも「障害」、ヒトはだれでも障害者という立場になるのであって、パラリンピアンには「障害を克服しようとする力への意志」が生じた時点で、克服できる可能性があ...傘さしランニング

  • 徳本峠から穂高を眺めた日

    今朝のNHKR1「石丸謙二郎の山カフェ」の「山からオハヨー」に、北アルプス新島々から上高地を結ぶ徳本峠(とくごうとうげ)に建つ徳本小屋の御主人が登場していた。新島々からのルートは、昭和初期に上高地までの道路が開通されるまで槍・穂高方面に登る者が必ず通ったクラシックルートで、あのウェストンさんや、高村光太郎夫妻、芥川龍之介らも行き来したし、深田久弥さんは家族で峠から島々方面に下山した際、途中日が暮れて大いに難儀したと何かのエッセイに書いていた。こんな、著名なルートなので一度歩きたいと思っていたところ、ランニング仲間にKさんという体力の有り余った青年がいたので、彼を誘って2012年10月の初めに歩いた。ルートは1日目島々集落の空き地にテン泊仮眠2日目島々~徳本峠~霞沢岳(2646米)ピストン徳本峠テン泊3日目徳本峠...徳本峠から穂高を眺めた日

  • 深田日本百名山登頂の記憶を書き留めておこう

    2016年9月5日「ウルトラマラソン後遺症」から始まったこのブログもまもなく7年目に入る。山や自然とかかわっているうちは備忘録として続けて行こうと思っているが、健康問題や機器の不調、あるいはすべての電子機器に嫌気がさしてパソコン、携帯をすべて放棄した仙人生活に突入することで、このブログが終わる日も突然やってくるのかもしれない。ただ、6年間何気なく続けたことで、記録癖のないオイラも山をはじめとした旅のおおまかな記録にもなっていることに気づいたので、これからも続けられるだけ続けていこう。2021年も残り1/3,120日ばかりとなってきたが、今年の目標の一つに57歳までに登頂をはたした深田日本百名山について、「山と渓谷1月号」の付録「日本百名山ルートマップ」を見ながら登ったルートや思い出を呼び戻して記録しておこうとい...深田日本百名山登頂の記憶を書き留めておこう

  • マラニックスタイルで読書の秋を過ごそうかな

    1か月ぶりに行ったPCR検査の陰性報告を受け取った。だれとも交流しないので陰性は当たり前といえば当たり前だが、「デルタ株はヒトとすれ違っただけでも感染する」とか「空気感染が怖いので電車やデパ地下も要注意」などと専門家に脅かされると、商店街や電車にもまったく無関係ということではなかったので、無意味なことではないだろう。9月になって、とりあえず富士山行きはあきらめたが、9月半ばから10月半ばまでの秋山は外せないので、どこをテント基地にして歩こうか。あるいは思い切って、飯豊や八幡平をロングトレイルしようか考え時である。ただし、あくまでもテントであって、昨年のような無人小屋は、日帰り登山者などでいっとき密になるところもあったのでやめておこう。陰性報告を受けて、「さあ、出かけよう」と思いきや、この9月は、秋雨前線の影響で...マラニックスタイルで読書の秋を過ごそうかな

  • 風の又三郎の日に届いたNAHAマラソンのメール

    きょう9月1日は、オイラにとっては「防災の日」ではなく、「風の又三郎の日」である。この童話が「9月1日」という章からはじまっているからで、賢治文学の中でもとくに愛着のある作品でもあるからだ。なぜ、愛着があるのかといえば、それはこの物語が、かぎりなく「郷愁」に満ち溢れているからだ。何度も読み返したり、映画となった映像世界をくり返し目に焼き付けていると、この物語の村のこども一郎とオイラが重なってしまい、眼を閉じて耳を澄ますと、空があって雲があって風が吹いていて山があって川が流れていて草木が風に揺れていて友だちがいて母がいて父がいておじいがいておばあがいて馬がいて小さな学校があって勤勉な教師がいてこわい大人がいてと、もうその世界は、賢治文学の一作品といった世界ではなく、オイラが実在して、オイラが帰っていく(還っていく...風の又三郎の日に届いたNAHAマラソンのメール

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