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2021/06/10

  • 「金融DX、銀行は生き残れるか」を読んでみた

    □重要ポイント 銀行ITにおける三つの変化 1. 銀行の一部機能が銀行以外のサービスにとって代わられる たとえばクラウドファンディングのような銀行を介さない資金調達の方法が出てきた。 2. そもそも銀行を通さない決済の仕組みが広がりつつある 通信キャリアやSNS企業が決済事業に参入(d払い、PayPay等) 3. 一般の企業が銀行機能を保有する動きが出てきた 企業が銀行の代理店となることで、一般企業が銀行業を営んでいるかのようなサービス提供が可能に(JAL NEOBANK等) みずほ銀行のシステム障害の原因 1. アーキテクチャの複雑性 勘定系システムの本体部分が、4つの異なる基盤システムで構成されている。(OSも異なる) 2. 保守運用フェーズでのリソース削減が急であった 有識者である各ベンダーの有識者を引き留められなかった 3. 経営とIT現場のコミュニケーション不全 システム部門視点の適切な進言を経営トップにすることができず、結果的にリスクが高まるレベルまで人員やベンダーの要員を削減してしまった 4. 連携しにくい体制、伝達方法 開発会社と運用会社の資本関係が異なり、組織間のスムーズな連携が阻害されている 5. 機器の所有を各ベンダーにしたこと ベンダー機器を従量課金制で利用している。そのため、故障時にみずほ内部の人間は対応ができない。 銀行の金融DXの方向性 1. アプリの充実+固定費の削減 デジタルでの多様な情報やサービスの提供にて、顧客との接点を増やす。合わせて店舗削減も進める。 2. 融資系サービスによる収益の拡大 AIやデジタル化による審査や事務管理のコスト削減。スピード感アップ。 3. 投資支援系サービスによる収益拡大 デジタルによる分散投資ポートフォリオの提供(ロボアドバイザーサービスの適用など) 4. 個別のコンサルティング付き金融サービスの提供 人材再配置、コンサルティング人材の教育 5. システム自体の販売による収益拡大 多システムでも利用可能なシステムの構築提供、BaaS □思ったこと これまで以上に銀行の経営スタイルが大きく変わっていくなかで、私のような金融系SEの業務内容も変わっていかないといけない。特にBaaSの領域は大きく市場を拡大する可能性があるので、銀行だけではなくそれ以外の業種の企業の動きをウォッチして、BaaSを有効活用するアイデアを考え続けていく必要があると感じた。

  • 「高速仕事術」を読んでみた

    □重要ポイント ・「インプット→アウトプット→改善」のプロセスを最速で回すことが重要 その理由は、仕事はアウトプットがすべて。いくらインプットしてもアウトプットができていなければ全く意味がないからです。 新しい分野の仕事に取り掛かる際、十分なインプットをしてからでないと動き出せないことがあるかと思いますが、これでは仕事の速度が上がりません。 最小限のインプットをもとに素早くアウトプットしてフィードバックをもらい、急ぎ修正するプロセスをいかに早く回せるかが高速仕事術のカギ。 ・重要なアウトプットは朝実施する なぜなら朝は最も脳が最もリフレッシュされた状態だからです。 思考を必要とするプレゼン資料作成や、難易度の高いタスクの検討などに時間を割くようにするとよいです。 午前中に重要なタスクのアウトプットを行うことで、余裕を持った一日を送るように意識しましょう。 ・仕事をゲーム感覚で行うことが有効 なぜならドーパミンという脳内物質が分泌され、仕事のスピードが格段にアップするからです。 たとえばタイマーを設定して時間内に終わらせることに集中してみるのも良いでしょう。 目の前の仕事は、自分の脳を楽しませるために実施しているととらえる。制限時間を決めて集中して取り組み、小さな成功体験を積み上げていきましょう。

  • 日経コンピュータ 23年1月号 「人月商売は日陰の存在に」

    □重要ポイント ・人月商売の弊害 SIerが顧客の要望を聞いてシステムを作り上げる人月ビジネスが流行ったことで、労働集約型の多重請負構造が生まれてしまった。これが長時間労働や偽装請負などの温床になっている。 ・なぜ人月商売を抜け出せないのか 人月商売が行われるようになってから約30年もたったが、一向に抜け出せる兆しが見えてこない。ユーザからのニーズが強すぎるからだろうか。 ・テクノロジー企業からソリューション企業へ Saasなどを中心にテック企業がサービスを展開しようと動いている。SIerとしてもいかにサービスのラインナップを充実させ、顧客ごとの個別カスタマイズなしで提供できるかということを本気で考えていかなければならない時期に来ているのかもしれない。

  • 「考える力がつく本」を読んでみた

    □本書を読んだきっかけ 読書を通じて考える力、説明する力をつけたいと思っていた矢先、本書を見つけることができました。ぜひ池上さんが実践している手法を身に着け、少しでもスキルアップできればと思っております。 □重要ポイント ・考える力をつけるためにはアウトプットが大切 思考のスタートはインプットだが、誰かに説明してみることで思考が深まる。上手く説明できなかったポイントがあれば、そこを調べて自分の言葉にすることで知識が自分の血肉になっていく。 ・なんでも図にして考える癖をつける IT業界でも特にそうだが、なんでも図解して説明することを求められる。図にすることで自分の中の頭が明確に整理される。 ・自分に興味がないことを取り入れる 新聞や雑誌を通して、自分が興味がなかったことに対する知識を吸収しよう。自分の視野が広がり、思ってもいないところで役立つことがあるだろう。 □自身のアクションポイント ・自身が読んだ本のサマリを人に説明してみよう ・すぐに考えを巡らせられるようにノートに図を描いて考える癖をつけよう ・日経コンピュータ等の雑誌に目を通し、視野を広げていこう

  • 日経コンピュータ 22年12月22日号 「必要なのは伴走者」

    □重要ポイント ・DX時代に必要なのは、顧客とともに伴走できるITベンダー 特にSIerは御用聞きの文化が根強く残っているが、エンドユーザのニーズを意識して、顧客と同等の目線でビジネスを考えられるように変革することが必要である。 ・SoEとSoRに対する方針 SoE(System of Engagement)と呼ばれるサービス創出領域は内製化、SoR(System of Records)と呼ばれる業務効率化の領域はITベンダーで、という流れができてきている。 ・内製化によるITベンダーの売り上げ縮小 内製化が進むと、ITベンダーの大規模請負案件の売り上げ縮小が見込まれる。 ITベンダーとしてはSoEの領域にどの程度食い込んでいけるかが生き残りのカギになるか。

  • 「頭の良さとは説明力だ」を読んでみた

    □本書を読んだきっかけ 最近、システムトラブルが多発しており、顧客に状況と対応を説明する機会が増えてきています。ITエンジニアにとって、いかに説明能力が大切かということを痛感したため、本書を読むに至っております。 □著者のプロフィール 著者の齋藤孝さんは、明治大学の教員をされており、講演会やテレビ出演など、いろいろなメディアで活躍されている人です。知っている方は多いかと思います。 □重要ポイント ・説明力を鍛えるには、本の要約トレーニングが有効 A4用紙1枚に読んだ本の重要ポイントをまとめ、1分間で説明する練習を積み重ねることが良いトレーニングになると説明されています。実際に大学の講義でも取り入れられているトレーニングとのことで、1年で学生が説明能力を大きく伸ばしていることを目の当たりにされたそうです。 ・本の目次から全体像を把握 読書をする際に、本の全体像を把握しながら読み進めると理解が進むと記載されています。全体像の理解に有効なのは目次に目を通すことです。常に目次を意識しながら読み進める訓練を実施しましょう。 ・ポイントを3つに絞って説明する癖をつける 1回の説明で人間が覚えておけることは、せいぜい3つです。あまりポイントを多くしすぎず、大胆にポイントを3つに絞ることで、印象に残る説明をすることができます。 □自身のアクションポイント ・読書ブログを週に1回は書くようにする ・カラオケなどを利用して、説明するトレーニングを実施する

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