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天竺めざして、引きこもる。 https://sunuse.hatenablog.jp/

好きな読書を通じて、気楽で知的な生活を作っていきたいと思いブログで発信しております。良かったらお立ち寄りください~ 【主なジャンル】 自己啓発/歴史/組織論/仏教

すめらみこと
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2021/06/07

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  • 政治から盗む組織の意思決定の極意 -日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ(飯尾潤)-

    厳めしいタイトルの本であるが、要は「日本の政治では物事を、誰がどうやって決定しているのか。」について説明した本である。つまり、政治における意思決定プロセスが明らかされる。 政治は意思決定のプロの世界である。そのため合意を形成するために、人間心理を熟知した巧みな仕組みがたくさん用意されている。そこには問題もあるが、素直に舌を巻く。 政治に興味がなくても、会社や家庭、地域社会など身近な組織にて、なかなか意見がまとまらず困っているという人にも参考になる点は大いにある。その場合全編読むのは、しんどすぎるので「第3章 政府・与党二元体制お」だけでも読むと良いかもしれない。自民党の政策審議プロセスについて詳述されている部分なのだが、自民党という多種多様な主張や利害を持つ人が寄り集まっている集団がどうして意見をまとめることができるのには、それなりの工夫があることがわかり、とても参考になる。

  • 【書評】武士の起源から探る権力に必要なもの -武士の起源を解きあかす ──混血する古代、創発される中世(桃崎有一郎)-

    武士の成立起源について、 「地方の有力者たちや荒くれ者たちが朝廷の支配に不満をいだき、力ずくで政権を奪い取った。」 そんなイメージを持っているだろうか。 しかし、武家の代表格である平氏と源氏はともに天皇の子孫の家系である。 皇族からは離脱しているものの、地方の豪族たちとは血統の貴種性が段違いの存在である。 平氏や源氏の下には、地方で何世代にもわたって地位を築いてきた地場の有力者たちがいる。 それらの人々は、なぜ自らが主導するのではなく、平氏や源氏に付き従ったのか。 どうやら武士が発生し朝廷を凌駕する権力を獲得するには、武力だけでは足りなかったようだ。 今回紹介する「-武士の起源を解きあかす ──混血する古代、創発される中世(桃崎有一郎)」(以下、本書)では、いまだ謎につつまれている「武士の起源」の解明を試みている。 武士が発生する過程を追うことで、支配力を形成するにはどのような要素が必要となるのかについて重要な示唆が得られる。

  • 【書評】天皇の即位の裏にはドラマあり-天皇の日本史(井沢元彦)-

    藤原氏、源氏、徳川など日本の歴史では様々な支配者たちが現れてきた。 ところが実質的に日本を支配しながらもなぜか天皇にとって代わることはせず、形式的な日本のトップはずっと天皇であった。これはなぜだろうか? よく聞かれるのは、「天皇を滅ぼすよりも、天皇の権威を利用して自身の権力に正当性をあたえたほうが都合がよかったからだ。」という意見だ。 それも理由の一つに違いないと思う。だが、他国では王朝交代が普通に行われていることを見ると、日本でだけ王朝交代が起こらなかった説明としては弱いのではないかと感じる。 そのため、そこにはきっと日本独特な面白いドラマが色々と隠されているのではないかと思う。 そこで、日本史において天皇がどのような存在であったのかを確認しようと考えて、本書を手に取った。

  • 【書評】リアルに興味がもてない。ならば気軽に付き合えばよい。 -弱いつながり 検索ワードを探す旅(東浩紀)-

    本書はネットを有効に活用するための、リアルと関わる方法を提案する。 ネットの批判や、リアル回帰への言説はよく見られるが、 ネットにコアにかかわっている人間ほどリアルとの距離が遠くなりがちで、リアルとの関わりを提示されると心理的に圧迫感を感じるのではないか。 そのような指摘に本書は、実践可能なアンサーを提示していると思う。

  • 【書評】中国の何がヤバいのか? -独裁の中国現代史 毛沢東から習近平(楊海英)-

    本書は、中国共産党の独裁体制がどのように形成されてきたのかという歴史を描く。著者は内モンゴル自治区出身で現在は静岡大学の教授をされている楊海英氏である。 本書を読む前から、中国についてはちょっと独裁的でなんとなくヤバそうな国という印象をもっていたものの、具体的にどうヤバいのかについてよくわからないでいた。 本書で明らかになるのは 少しでも油断をすると寝首をかかれる熾烈な権力闘争 想像をはるかに超える共産党支配の徹底ぶり 現制度における差別や格差の苛烈さ これらはどれをとってもとにかく極端である。「まあ、このくらいにしとくか」という歯止めがないところに異様さを感じる。

  • 【書評】これでダメなら諦めよう -史上最強の哲学入門(飲茶)-

    本書の見どころ ・哲学初学者にとって圧倒的に分かりやすく、コミカルな記述で読みやすい。 ・特定の哲学者に偏らず、広く知れる。 ・内容がペラくない。思想が生まれた背景や、前時代の思想とのつながりがきちんと説明されていて物語性がある。

  • 【書評】バカな人と賢く距離を置く-『自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術』(ひろゆき)-

    本書でひろゆきは、現代は「バカな人と賢く距離を置く」ことが幸せになるための鍵だとし、バカな人と距離を置くために、ひろゆき自身が実践している方法を紹介している。 その中には、「さすが、ひろゆきメンタル強ぇー」、「頭いいなぁ」と感心はするものの、すぐに真似するのが難しいものもある。 なのでこの記事では、 比較的容易に実践できそうなものを、5つピックアップして紹介する。 そこで興味をもったら、本書も読んでもらえたらと思う。 また、関連するYotubeのひろゆき切り抜き動画も併せて紹介するので参考にしたもらえたらと思う。 ◆こんな人におすすめ◆ 他人と合わせることに消耗している人。 俺の人生これで良いのか?とちょっと迷ってる人。 もっと気楽に生きたい人。 『自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術』を読もうか迷っている人。 ◆この記事で得られること◆ ひろゆきが紹介する、「バカな人と賢く距離を置く」方法のうち、すぐに実践てきるものについて知れる。 『自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術』を読むべきかの判断材料になる。

  • 【DXレポートを読んで③】レガシーシステムの仕様を整理したいけどどうしたらいいの?

    「プラットフォーム変革手引書(第1版)」(情報処理推進機構(IPA))に記述されている、レガシーシステムの仕様復元方法を紹介する。 ◆この記事で得られること◆ レガシーシステムの仕様で、”何をしていいかわからない”が解消される。

  • 【DXレポートを読んで②】レガシーシステムの全体像を明らかにするにはどうしたらいいの?

    前回の記事で、DXレポートが老朽化・複雑化・ブラックボックス化した既存のITシステムがDX推進を阻んでいることを指摘していることついて触れた。 今回の記事では、 ブラックボックス化した既存システムの全体像を把握する方法について考えるため、2021年3月に情報処理推進機構(IPA)により発行された「プラットフォーム変革手引書(第1版)」を紹介する。 プラットフォーム変革手引書(第1版)のリンク

  • 【DXレポートを読んで①】レガシーシステム問題にどう取り組んだらいいの?

    DXレポートとは、2018年9月に経済産業省が「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」の題で公表した報告書である。 報告の意図として、日本企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現していく上でのITシステムに関する現状の課題の整理とその対応策をとりまとめた*1としている。 ※DX自体についてはこちらの記事を参照。 【無料】DX(デジタルトランスフォーメーション)を理解するためのネットコンテンツまとめ - 天竺めざして、引きこもる。 レポートでは、老朽化・ブラックボックス化した既存システム(レガシーシステム)がDX推進の足かせになっていることを強調…

  • 【書評】謎設定『まんがでわかる 新渡戸稲造「武士道」―――剣は心なり』

    まんがでわかる 新渡戸稲造「武士道」―――剣は心なり(Business Comic Series) Business ComicSeries 作者:岬龍一郎 発売日: 2016/08/02 メディア: Kindle版 気分転換に気換に気楽に読めるものはないかと、Amazon prime readingをあさっていたら目についた本。 「まんがでわかる系って浅いんだよな~」と期待せずに読んでみるとたまげた。 なんとこの漫画、 タイムトラベルものである。

  • 【無料】DX(デジタルトランスフォーメーション)を理解するためのネットコンテンツまとめ

    いきなり「DXをやれ!」と言われたときに備える! 数年前からDX(Digital Transformation/デジタルトランスフォーメーション)という言葉がよく聞かれるようになった。 なんとなく、IT関係の話ということは分かるけど、いまいち具体的なイメージが湧かない言葉ではないだろうか。 ネットで「DXとは?」などで検索すると説明サイトがでて来るが、抽象的な概念の説明だったり、クラウド、AI、IoT、などのIT用語が飛び交い、自分の仕事と具体的に結び付けて理解することがなかなかに難しいのではないだろうか。 恥ずかしながら、私もITの仕事に携わっていながら全然理解せず、単なる流行りのビッグワー…

  • サピエンス全史がガチでおもしろい(下)ー現代的な価値観の形成編ー

    サピエンス全史について興味があるけど読むのに躊躇している方向けに、私が本書を読んで、と好奇心をくすぐられた部分を紹介する。 驚くべきことに、人類の行く末を大きく変えるような革命的な出来事の中で、人々が意図して引き起こしたものは一つとしてない、ことが明らかにされる。また、現在当たり前だと感じている文化や価値観が非常に長い間の思想の積み重ねと、それが生活様式の中に組み込まれることで成立していることだ。 前回に続いて、今回は下巻の内容についてまとめていく。 ▼上巻のまとめ記事▼ sunuse.hatenablog.jp

  • iPhone版KindleアプリでPrime Reading対象本をカテゴリを絞って表示させる方法

    Amazonプライム会員ならだれでも無料で本が読めるPrime Reading。 ただ、対象本を探す際に、カテゴリを絞る方法がわかりずく、なかなかお目当ての本に巡り合えない方も多いのではないか。 そこで、この記事では、iPhone版のKindleアプリでカテゴリを絞り込んで表示させる方法を紹介する。 ※まだAmazonプライム会員でない方は、下記リンクから30日間の無料体験の申し込みができる。参考まで。 Amazonプライム30日間無料体験の申し込みリンク

  • サピエンス全史がガチでおもしろい(上)-文明の形成編-

    サピエンス全史は私たちが日頃流してしまっている、素朴で根本的な問題に取り組んだメッチャメチャ面白い本。 ★サピエンス全史が扱う刺激的なテーマの例★ 「なぜ人類は繁栄したの?」 「文明ってどうやって発展したの?」 「そもそも繁栄は、幸福なの?不幸なの?」 しかも専門用語が余り使われていないため、事前の歴史の知識はほぼ不要。 問題は上下巻に別れるほどに長いことだ。忙しい方々には、ちょっとしんどいかもしれない。そんな人はこの記事の要約を読んでサクッとエッセンスをつかんで貰えると嬉しい。 というわけでこの場を借りて、私がサピエンス全史を読んで好奇心をくすぐられた部分をイラストを交えて要約・解説する。

  • 【ネタバレ感想】エヴァっぽい何かを劇場で観てきた。-シン・エヴァンゲリオン劇場版-

    この記事では、旧劇版と新劇版のそれぞれで、エヴァが描いたものは一体なんであったかについて考える。私は、エヴァンゲリオンという作品は、”世界とどう関わるか”という問いに答える作品である、と思っている(なんのこっちゃ)のだが、記事を書いて見えてきたものは、旧劇から新劇に至りエヴァが語るものが変化したことであった。それは、「世界を受け入れる」から「世界にコミットする」への変化だ。

  • 【読書効果UP】kindleアプリ(PC版&iPhone版)でハイライト箇所を一覧出力する方法

    kindle本では、読書中に重要だと感じた箇所にハイライトをつけると、あとから簡単に検索ができて非常に便利だ。 ただ、読書後に本の内容の復習やまとめのために、ハイライト箇所を一覧で表示する機能がわかりずらい 。「ノートブックの表示」を開くと、ちょっと見ずらいし、内容をコピーしたり加工できなくて少し不便。 ▼kindle for PCのハイライト一覧▼ そこでこの記事では、 ハイライトした箇所を一覧で見やすく表示させる方法について紹介する。

  • 【書評】人類は進歩しているのか?ー「サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福」

    (2021年5月2日 追記) ★要約記事を作りました。 ①上巻分 sunuse.hatenablog.jp ②下巻分 sunuse.hatenablog.jp サピエンス全史は「なぜ人類は繁栄したのか?」と言う壮大なテーマを解き明かす。 ボリューミーであるが、専門用語の羅列ではなく、人類の歩みが物語仕立てで語られていくので、退屈せずに読みすすめていくことができる。 これまで、ピュアな好奇心から専門書に手を出しては、難解な記述に心を折られてきたが、この本は好奇心の赴くままスイスイ読み進めることができる。 内容面の良さについては、さまざまなサイトで語られているが、私が強く惹きつけられたのは、生き方…

  • 【書評】仕事は楽しいかね?(デイル・ドーテン)

    いいえ、ケフィアです。

  • 【書評】お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」(大村 大次郎(著))

    歴史の本を読んでいると、なんでそうなるの??と、今一つ腑に落ちないことが多い。 経済の視点で歴史を眺めると、一定の答えが得られるのではないかと思い、「 お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」(大村 大次郎)」を読んでみた。

  • ビジネス書をいくら読んでも成果が上がらず絶望しそうな人へ

    「仕事で成果をあげたい、そのためにいろいろな本や教材をためしたが、どうしてもうまくかない。。。」という悩みに応える記事である。 巷には、問題解決思考や論理的思考に関する本や○○仕事術などの本が無数にある。私自身色々読みあさった。読んだときには「なるほど」と思うのだが、いざ実践しようとすると上手くいかず 「やっぱり俺って根本的に仕事が出来ないのかな。。。」 という絶望を繰り返して味わってきた。どうしても諦めきれず悪戦苦闘を重ねた末、 大事なことは2つあるという結論にいたった。

  • 【ネタバレなしレビュー】かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 第21巻

    「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」はヤングジャンプで連載中の学園ラブコメ漫画。 ギャグのキレ、シリアスな場面との緩急が最高で、笑いと感動で毎回心がぐちょぐちょになる作品。 今回は、2月19日に発売された新刊21巻の見どころを紹介する。 ストーリーについてのネタバレはしていないが、推測できてしまう可能性もあるので、嫌な人はブラウザバックで。

  • 【7つの習慣体験記part 4】「またダメだった」へさようなら!今すぐ始める時間管理 --最優先事項を優先する--

    1週間でどれだけ、やりたいこと・やるべきことをする時間がとれただろうか? 平日は仕事で忙しいから、と「土日に頑張ろう」と自分に言い聞かせ、いざ休みを迎えると疲れ果てた心と体は、ついつい休息と癒しを求め、あっという間に日曜の夜。 そして、「またダメだった」と自己嫌悪を抱え、憂鬱な月曜を迎える。。。 この記事では、この負のサイクルを打破し、めっちゃ気持ちよく月曜を迎える方法を、私が実際に試した方法を交えて紹介する。

  • 変化に対応できる組織!その6つの原則とは ? −−『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』を読んで考えたこと②−−

    コロナ禍で「変化」への対応力の重要性を強く意識するようになった。 昔から「変化のスピードが速くなっている中で、云々~~」と言われつづけてきたが、ここまで実感をもって生活の急激な変化を肌身に感じたことはなかった。 この変化にうまく対応できたものと、対応できなかったものとの差はどんどん広がっていくのだと思う。 失敗の本質でも変化への適応の重要性が強調されており、 生き残れる組織は、変化に対応して自己変革を行うことのできる組織だとされている。 どうやら日本の組織は、昔から変化への対応を苦手としており、変化への対応力を身に着けられれば、圧倒的に優位に立てると思う。 この記事では、失敗の本質が語る「自己…

  • 頭をくすぐられる ---もものかんづめ(さくらももこ)---

    優れたものは力が抜けている。 「これは凄いんだぞ!なぜなら、こーで、あーで・・・・・・」と力まれると、その緊張感が気になってしまい、そのもの自体に集中できなくなる。 良いものは、なんかええなぁという感覚が自然と心に流れ込んでくる。 そのような脱力の境地をさくらももこの作品に感じる。

  • 【7つの習慣体験記part3】自分の使命“ミッションステートメント”を作る方法--終わりを思い描くことから始める--

    7つの習慣を読んだもののここで挫折してしまった人も多いのではないだろうか。 7つの習慣に書かれている内容だけから作成しようとすると、なかなかしんどい。。。 この記事では、実際に私が実践した方法を交えつつ、「個人のミッションステートメント」の作成方法を紹介する。 第一の習慣で「主体的である」ことをあつかった。主体的とは姿勢の話なので、次に考えるのは、主体的に“何を成すのか”だ。 自分は、人生において何を達成するのか、生きていく上で何を大切にしていくのかを明確にすることで、行動に一貫性が生まれる。日々の判断に迷いがなくなる。 これを本書では「個人のミッションステートメント」と呼んでいる。 第二の習…

  • 【7つの習慣体験記part 2】人生を支配する --主体的である--

    今回から7つの習慣を1つずつ、私の体験談を交えて紹介したいと思う。 1発目は、「主体的である」こと。 多くの自己啓発本で大切だとされていることであるし、学校教育や職場でも再三「主体的になれ」と言われる。 ただし、本書の主体性は、一般的なイメージの「主体性」よりも、大きな意味も含んでいる。 本書の「主体性」をきちんと理解できるかどうかが、7つの習慣を自分のモノにできるかどうかを大きく左右すると思う。 ▼関連記事▼ sunuse.hatenablog.jp sunuse.hatenablog.jp sunuse.hatenablog.jp

  • 【7つの習慣体験記part 1】 --まずは紹介--

    完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change 作者:スティーブン・R・コヴィー 発売日: 2014/05/23 メディア: Kindle版 私は「なんもやる気がしないけど、なんかやっている感出したい」時にはオリラジ中田敦彦さんのYouTube大学を視聴するようにしている。 先日もいつものように、セブンイレブンのバタークッキーを食べながら再生リストをぐりぐり漁っていると、本書の解説動画をみつけた。 前々から興味があったが、ど真ん中意識高い系臭が強すぎて、読んだら負けかなと、謎の敬遠をしていた。 読んだら負けだけど、視るのはいいよね、、…

  • 人生をドラマティックに -自分の中に毒をもて(岡本太郎)-

    自分の中に毒を持て<新装版> 作者:岡本 太郎 発売日: 2018/02/15 メディア: Kindle版 今回は太陽の塔で有名な、岡本太郎の著作「自分の中に毒を持て」。この本は、私のバイブルだ。何度も読んだが、毎回、人生をドラマティックなものに感じさせてくれる。 初めてこの本を読んだとき、異常なまでに純粋で、それゆえ強烈な力をもつ言葉たちに、魂が揺さぶられ、一気に岡本太郎のファンになった。 今回は、本書の中でとりわけ、心にグッとくる言葉を紹介する。

  • 【書評】 なぜ「空気」を読むのか(2)-「空気」の研究(山本七平)-

    前回は、本書第1章の『「空気」の研究』の内容に沿って、人々を拘束する「空気」が生成される原理を紹介した。 そして、空気の支配を打破するために、かつては「水を差す」という方法がとられて来たが、現代社会ではそのままでは通用しないということを述べた。 今回は、この「水」というモノは一体なんであるか? そして、現代社会で空気の支配を打破するにはどうすれば良いかについて、本書第2章『「水=通常性」の研究』で語られている内容をまとめる。 2章の内容は非常に抽象的で、理解にかなり苦慮した。そのため、今回の記事は私自身の理解のため主観的な解釈が強くはいってしまっていることを注意してほしい。

  • 【書評】 なぜ「空気」を読むのか(1)-「空気」の研究(山本七平)-

    組織は一体何に支配されているか? 組織を支配するのは、制度的な権力者、またはカリスマやインフルエンサーだと思っていた。 ところが、ここ数年日本史を学び、なんとなくそう単純なものではないという感触をもち、先日「失敗の本質」を読んだことで、確信になった。 そのような具体的なものではなく、もっと我々の社会の奥底にしみこんだ見えない力に組織は支配・拘束されているようである。 この謎の力、いわゆる「空気」の正体を暴きたい、そして空気に抗うすべを身に着けたい。そういう思いに至った。 ▼関連記事▼ sunuse.hatenablog.jp

  • 【一言でいうと?シリーズ】『世界一やさしい「 やりたいこと」の見つけ方人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』

    「やりたいことをやりなさい!」といわれてもねぇ・・・。 やりたいことが簡単に見つかれば苦労しないわけでして、現状への不満は100も200もあるのだが、いざ「何がしたいか?」と問われると、なかなか答えられない。 私も、やりたいことさがしにつまずき、そして疲れていた。 だが、この本により、私は仕事の中で何を目標にすべきか明確にすることができ、 またこの、ブログをはじめるきっかけにもなった。 この本では、「大事なこと」、「得意なこと」、「好きなこと」を自分が発見していくための質問が順番に用意されている。 きっと、誰もが自分の思いを明確にし、言葉にできるようになる。 だだし、その際に意識すべきことが一…

  • 【一言でいうと?シリーズ】『東大院生が開発! 頭のいい説明は型で決まる』

    ビジネス書とか、ハウツー本って1冊に10個も20個もノウハウがのってって、正直覚えのめんどくせーってなりません? そこで、 「この本の要点を一言でいうと何?」 に答えようっていうコンセプトで、内容のコアを1つ抽出して紹介する企画をしようと思いついた。 というわけで、第一弾は、『説明』のコツのお話。 『説明』のノウハウはいろんな本で語られていると思う。テクニックの羅列が書かれているものが多く、だるい。 今回紹介する「東大院生が開発! 頭のいい説明は型で決まる」も、ノウハウがたくさん掲載されており、漫然と読むと数に圧倒される。 ただ、全体を通読してみると、すべてのメソッドが一貫して、とある一つの思…

  • 嫌な会社を改造するには? −− 『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』を読んで考えたこと①−−

    「まったく、ウチの会社は!」 働いていると、多くの人が感じることと思う。 「でも、自分ではどうしようもないし我慢するしかないか・・・、でもやっぱりなんかモヤモヤする・・・」 この感じが、これから数十年続くと思うと、なかなかしんどい。 『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』は、 旧日本軍が太平洋戦争で犯した数々の失敗を分析し、現代の組織一般への教訓を見出そうとした本である。 今回は本書を読んだうえで私なりに考えた、 「組織を変えるための個人ができそうなアプローチ」について書く。 ただし、まだ考え方までで、具体策には落とせていない。後日具体策について記事を書けたらと考えている。 ▼関連記事▼ sun…

  • 「自己」というしがらみを捨てる --「悟り」は開けない--

    確固たる「自己」がないという劣等感 私は自己のことを話すのが苦手だ。自分のこと(興味・関心 etc)をうまく説明できないのだ。自分は他者に説明するような中身のない薄っぺらな人間なんだ、と劣等感をずっと、ずっと抱いてきた。 そんな私に、この本は刺さった。 ※ちなみに著者の南直哉さんは、みなみじきさいと読むそうだ。私はずっとみなみなおやだと思っていた。 「悟り」は開けない (ベスト新書) 作者:南直哉 発売日: 2017/07/14 メディア: Kindle版

  • 「嫌われる勇気」を読んだけど「課題の分離」から先に進めない人へ

    結局何すればいいんだっけ?課題の分離? 嫌われる勇気を読んで、「で、結局何すりゃいいの?」となった人がいるのではないか。 この本では、話題があっちいったり、こっちいったりするため、話の筋道を追いかけるのが割としんどい。 私も、最初に読んだ際には、途方に暮れてしまった。 その後、他の自己啓発本や仏教の本を読むと、嫌われる勇気に出てきた概念と似たものに出会い、嫌われる勇気の内容が理解できるようになってきた。 この記事では、「嫌われる勇気の内容を実践するためには、一体何をすればよいのか」をスッキリ理解することを目的に、本書の内容を整理する。

  • 心穏やかに過ごしたい --気楽なさとり方--

    日常のちょっとした心のザワザワから解放されたい。悩みというには大げさだけど、日常の心が乱れで生きづらさを感じることがある。 小さなことに、心を踊らされずに過ごせたら、もっと人生が軽やかになるのになと思っていた。今回紹介する、「気楽なさとり方」を読んだことで解決の糸口が見えてきた。

  • 「変わらなきゃ」を手放し、内向的な自分を武器にする。---「内向型を強みにする」---

    内向型を強みにする 発売日: 2013/06/16 メディア: Kindle版 私は典型的な内向型人間だと思う。物心ついたときから人見知りで、他人が家に来た時には部屋の奥に隠れ、身内である親戚の集まりでもいつも居心地が悪い思いをしていた。自分の名前を口にすることさえ嫌いだった。ずっとそんな自分を変えたいと思っていたし、自己啓発本も読む漁ったが手ごたえは得られなかった。 この本は、私を「変わらなきゃ」という執着から解放してくれた。

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