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山手線歩いて一周の旅（2）大江戸は ここが入り口 ゲートウェイ（浜松町〜五反田編）
みなさんこんにちは！ 今回は「山手線歩いて一周」エリア別記事の第2弾！ 浜松町から五反田までの道のりをご紹介しますにゃ🐈 (前回までのあらすじ) うっきうきで上野駅を出発したねこたち 高架下の文化や名建築に見惚れて、ちょっと休憩しながらも秋葉原、東京、有楽町と山手線の東辺をてくてく歩き、新橋までやってきました kuronekoshironeko.hatenablog.com そして今回のテーマは、ずばり！ 東海道！！！ そして、 最初のにゃん所（難所）！！！ にゃ 山手線散歩も中盤に差しかかろうとしているねこたちに、 一体どんなわくわくと試練が待ち受けているのか？ 最後までごゆっくりご覧くださ…
山手線歩いて一周の旅（1）始まりはいつもここだよ上野駅(上野〜新橋編)
みなさんこんにちは！東京文化猫です🐈 歩いて山手線一周の記事から少し時間が空いてしまいましたが、 今回から全線をいくつかのエリアに分けて、お散歩してみた感想を書いていくにゃ！ (全線をまとめた記事もあります！そちらも一緒にお楽しみください） kuronekoshironeko.hatenablog.com エリア分けは、30駅を等分するのではなく、歩いててにゃんとなく「雰囲気ちょっと変わったにゃ」ってなったポイントで区切っています。 第1弾は、山手の東、上野駅〜新橋駅にゃ！この区間を山手線に沿って徒歩でゆくと、ほぼずっと高架下を歩くことになるのが特徴にゃん 1 始まりは いつもここだよ 上野駅…
ねこの視点で、いざ世界を探検にゃ！(国立近代美術館/隈研吾展)
みなさんこんにちは！🐈 今回は、東京国立近代美術館で開催中(2021年6月18日〜2021年9月26日)の、 隈研吾展〜新しい公共性をつくるためのねこ🐈の5原則 を観に行ってきたにゃ！！ www.momat.go.jp 「ねこの5原則」！！！ねこ！！！ということで、 文化猫を自称するからには行くっきゃありません笑 ねこたちは、 「ねこみたいなペースでひらひらふらふらと、町や文化財を見て歩こうにゃん」 っていうコンセプトで「文化猫」と名乗っていますにゃ。 この展覧会では、隈研吾さんの 「ねこはこういうふうに町や建物を見てるはず！」 という考えが、それを具現化したたくさんの建物の模型とともに紹介さ…
♪夕焼けこやけで日が暮れて〜 小さい頃、この放送が町中に流れると、晩ご飯は何だろうって考えながらお家に帰ったにゃ。 こんにちは、黒ねこです🐈 とっても暑くなりましたね☀️ 最近、文化財ブログをといいつつお散歩記事がメインでしたので、今回は久々に東京の魅力的な文化財紹介をするにゃ！ 皆さんは、江戸にも夕焼けこやけの放送があったというと、びっくりするでしょうか。 といっても、もちろん本当に夕焼けこやけの曲が流れていたわけではありません。 時計が普及していない江戸時代、江戸に住む庶民が時間を知る方法は、今よりずっと限られていましたにゃ。 そのため江戸では、「時を知らせる鐘（時の鐘）」が現代の夕焼けこ…
超穴場！羽田空港への道 多摩川河口散歩（大鳥居駅 ✈︎ 羽田空港）
こんにちは！黒ねこです🐈 ある日、旅行が好きなねこたちはふと思いました。 「羽田空港って歩いて行けるの？」 空港へは普段は電車やバスで行ってますし、 空港への道中はそもそも飛行機に乗ってからの非日常のことで頭がいっぱいですから、あまり印象に残らないにゃ笑 そこで今回は「空港への道」にスポットを当てて、大鳥居駅から羽田空港へと歩いてみました！ のどかな多摩川河口が見られるだけでなく、超間近で飛行機が飛び立つ瞬間を見ることができる超穴場コースです！ 後半には隠れ富士山スポットも出てきます。 最後まで読んでいただけると嬉しいです😊 起点は、京急「大鳥居」駅 京急「羽田空港第3ターミナル」駅の3駅前で…
こんにちは、白ねこです🐈 にゃんと！以前にも当ブログでご紹介していた黒川紀章さんの名建築、中銀カプセルタワーの中に潜入してきたのにゃ！ 斬新な外観に負けず、宇宙船のような、秘密基地的な、とっても魅力的な四畳半！！ さっそくご紹介していきますね🎶 中銀カプセルタワービル（1972) 真ん中に配管関係が入っている芯があって、 そこに140個のカプセル（各10㎡、四畳半くらい）がくっついています カプセル崩落防止のためネットが被せられています 過去記事はこちら。 老朽化が進み、カプセルを交換しないことには住居としての機能や安全性を確保できない状況なのですが、それには莫大なお金がかかり…… ということ…
こんにちは、白ねこです🐈 さっそくですが、黒ねこさんと山手線一周を丸一日かけておさんぽしてきました。 ねぼすけ猫にしては頑張って早起きして、朝の8:30に上野駅をスタート！ わかりやすいように外回り（時計回り）で歩きました。 休憩・食事時間を含めて写真もたくさん撮りながら14時間、総歩数63,784歩、キロ数にして39.3キロ。22:30に無事に上野駅に帰還しました！ できるだけ線路に沿うようなルートでてくてく。どこを起点にするかによって難所は変わってくるのかなとも思いますが、今回のルートでは最後の4駅くらい、田端駅あたりからが本当に辛かった！！猫の肉球でも耐え難い足の裏とふくらはぎの痛みにゃ…
普段何気なく使っている「文化財」という言葉の意味を、黒ねこ白ねこで考えてみました。
【祝・重文記念】東京の丹下建築めぐり その1（パークハイアット東京宿泊記）
こんにちは、白ねこです🐈 ついに丹下健三さんによる戦後建築の傑作、「代々木競技場」（1964）が重要文化財になることが決まりましたね！！🎉 重要文化財（建造物）の指定について 文化庁 モダニズム建築の重文指定について 新宿パークタワーとは 映画『ロスト・イン・トランスレーション』の舞台です 念願のパークハイアット東京に宿泊してきた モダニズム建築の重文指定について 代々木競技場（1964) 丹下さんはコルビュジエさんの弟子（前川國男さん）の弟子で、黒川紀章さんの師匠にあたります。今回、前川さんの記念すべき第一作の弘前市の「木村産業研究所」（現在は「こぎん研究所」）（1932）も同じタイミン…
本郷界隈を建築・文学散歩しました。思いがけない面白い景色にたくさん出会える濃いエリアにゃ！！
再開したら行きたい！！東京の美術館(1)（6月のイチオシ編🐈）
こんにちは、白ねこです🐈 国立の美術館は再開すると聞いてぬか喜びしたのはつかの間、急転直下、残念ながら引き続き東京の美術館は休館のようですね。ねこたちが行きたかった近代美術館の「あやしい絵展」は、なんと閉幕。悔いのないよう、行きたいところには、行ける時に行っておかねばと痛感する今日この頃にゃ。 そんなわけで備忘録も兼ねて、再開したら行きたい東京の美術館たちを紹介していきますね💕 まず第一回の本日は、独断と偏見による！！白ねこが6月に特に行きたい企画展を行う予定の美術館を3つ紹介していくにゃ！！ 1 お待ちかねのプライスコレクション！！出光美術館 「きらめきの日本美術展」 2 明治の美人画の色香…
東京にある2つの宣教師館 〜「明治学院インブリー館」と「旧マッケーレブ邸」
こんにちは、黒ねこです🐈⬛ 今回は、東京に残る2つの宣教師館についてお話しします。 ・明治学院インブリー館 ・旧マッケーレブ邸(雑司ヶ谷旧宣教師館） ところでみなさんは、「宣教師」と聞くと誰を思い浮かべますか？ おそらく、日本で一番有名な宣教師はこの方だと思います。 フランシスコ・ザビエル(1506？-1552) 小学校の社会の教科書で見て、多くの人が一発で記憶に刻まれる写真と名前ですよね。 黒ねこも、おっさんなのに純真そうでどこかかわいらしいと思うにゃ。 ザビエルさんは戦国の世に(世界史的には大航海時代に)日本にはるばるやってきた宣教師です。 命の危険もあるとてつもな長い船旅を、キリスト教…
【浮世絵】猫と美女のことについて・後編（北斎・広重・国政・国芳・芳年）
こんにちは！白ねこです🐈 前回に引き続き、猫×美女を愛でながら浮世絵の歴史を辿っていく企画の後編です。 《前編》 1 鈴木春信 2 磯田湖龍斎 3 喜多川歌麿 《後編》 4 葛飾北斎（1760-1849） 5 安藤（歌川）広重（初代広重）（1797-1858） 6 歌川国政（初代国政）（1773-1810） 7 歌川国芳（1797-1861） 8 月岡芳年（1839-1892） 【浮世絵】猫と美女のことについて・まとめ ※ 前編はこちら↓主に田沼時代に活躍した絵師をご紹介しています。 それでは、歌麿さん以後の絵師たちの作品を紹介していくにゃ♪♪ 前編では美女の足元にこじんまり描かれていた猫ちゃ…
こんにちは、白ねこです。 今日はみんな大好き！猫と美女の絵を紹介するにゃ🐈 白ねこもいちおう猫ですが、嫉妬するほどにSNSでもYouTubeでも、猫と美女は本当にパワーコンテンツですよね。 猫と美女が大好物なのは昔の人もみな同じ。猫×美女というお題、浮世絵の絵師たちもこぞって描いています。 それでは、猫と美女に萌えつつ、浮世絵の歴史を振り返ってみるにゃ！！ ご紹介したい絵がいっぱいありすぎて長尺になってしまいそうなので、まず前編では田沼時代に活躍した3名、鈴木春信・磯田湖龍斎・喜多川歌麿にスポットをあてることにます。 1 鈴木春信（1725?-1770） 2 礒田湖龍斎（1735-1790?）…
【ヴィンテージマンション】建替え？存続危機！？中銀カプセルタワービルと秀和青山レジデンスに行ってきたにゃ
こんにちは、白ねこです🐈 突然ですが、にわか建築愛好家白ねこ、この記事を一昨日読んで中銀カプセルタワービルに駆けつけてきました！！ 銀座の「宇宙船」ビル、住人の退去進む 名建築が岐路に：朝日新聞デジタル 中銀カプセルタワービル（1972) ビル街の中でひときわ異彩を放つ、この宇宙船のような、難易度高いバージョンのルービックキューブのような、はたまた怪物のような、黒川紀章さん設計の斬新なマンション、中銀カプセルタワービル。 保存か取り壊しか、という話題は相当前から幾度か耳にしてきましたが、なにしろ大人気の建物なので、きっとなんだかんだ大丈夫にゃと思っていました。でも今回は、かなり厳しい状況の模様…
こんにちは、黒ねこです🐈⬛ 突然ですが、黒ねこは将棋(というかボードゲーム全般)が大好きにゃ アナログだけど、勝っても負けても盤上で語り合った相手と仲良くなれるのがとっても魅力的にゃ✨ 今回は、そんな将棋に関する東京の文化財を紹介していきます！ 黒ねこが将棋にハマった理由は他でもない、羽海野チカさんの『3月のライオン』(白泉社)を読んだことがきっかけです。 みんな何かを背負って闘う姿がとにかくかっこいいし胸打たれるにゃ…🐈⬛ 主人公の「零」君も、自分には名前のとおり何も背負ってないと思っていたようだけど大切なものをちょっとずつ見つけていくにゃ 中央大橋(中央区佃、1993) 将棋会館(渋谷…
こんにちは、白ねこです🐈 今日は白ねこの好きな、建物のおはなしです。 初回なので、押しも押されぬ超巨匠たちの作品から紹介していくにゃ！ さっそくですが近代建築の世界では、アメリカ人のフランク・ロイド・ライトさん（1867-1959）、フランス人のル・コルビュジエさん（1887-1965)、ドイツ人のミース・ファン・デル・ローエさん（1886-1969）の3人が「三大巨匠」と呼ばれていて、現代の世界中の建築が彼らの影響を強く受けています。この3人の代表作はそれぞれ世界遺産にも登録されているにゃ！ このうち、2人の作品が東京で簡単に見られるにゃ！！ そう、自由学園明日館と国立西洋美術館です。 これ…
〜〜〜〜〜とある日、浅草寺にて〜〜〜〜〜 白ねこさん、白ねこさん ………いない😨 白ねこさんは気まぐれなのですぐにいなくなっちゃいます。浅草は人が多いからもってのほかにゃ… 江戸時代、今の東京ほどの人はいないにしても、当時の世界有数の百万都市の江戸で迷子になったら、探すのはなかなか大変だったのでは…？ しかし！そんな問題を解決しようとした当時の人たちの工夫が今の浅草寺に残っているのにゃ！ 東京都指定旧跡 浅草迷子知らせ石標 なんかほにゃほにゃと字が書いてあるけど、よ〜く見ると「まよひごのしるべ(迷い子のしるべ)」と書いてありますね。 これはその名前のとおり、迷子になった人を知らせるための石標だ…
男もすなる日記というもの、猫もしてみむとて…🐈 申しおくれました、黒ねこさんのお散歩仲間の白ねこです。 黒ねこさんが抜け駆けして勝鬨橋を紹介していたので、白ねこはそのお兄ちゃん、お姉ちゃんを紹介します。 まずはお兄ちゃんの永代橋！ 「帝都東京の門」と呼ばれた堂々たるアーチ橋です。 重要文化財 永代橋（1926竣工） 男性的な力強さを感じさせる永代橋に対して、「震災復興事業の華」と謳われたのが、優美なお姉ちゃんの清洲橋です。 重要文化財 清洲橋（1928竣工） これら3つの橋は、いずれも関東大震災復興事業として作られたもので、当時の最先端技術が駆使されており、100年近く経った今でも思わず見惚れ…
はじめまして！黒ねこです なかよしの白ねこさんと一緒に東京やその周辺の魅力をたくさん発信していきます！ 文化財を中心に、面白いなと思ったことを綴っていきます。 よろしくにゃ 重要文化財 勝鬨橋（1940）
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