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  • 新しい楽器のニス塗りが終わりました。

    このブログでも以前に書いたバイオリンが完成しました。 8月ごろに白木では完成していたのですが、日本への一時帰国やその他用事が重なってしまい、ニスを塗るのにだいぶ時間がかかってしまいました。 色合いや質感も含めて前回の楽器よりもうまくできたのではないかと思います。 音に関しては、耳元ではとてもソフトなのですが音量が小さいわけではなく、とても遠鳴りのする楽器です。 この楽器はすぐに販売はせずしばらく手元に残しておく予定です。

  • CCE Japanイベントのお礼&答えきれなかった質問についての回答

    昨日、CCE Japanさんの「A Japanese in Ireland」というイベントの第一弾ということでお話とすこしだけ演奏をさせていただきました。 新企画! アイルランドの日本人|CCÉ Japan(アイルランド音楽家協会 日本支部)|note 途中通信が途切れてしまった場面もあり、大変失礼致しました。人前で話すのにもあまり慣れていないので、うまく伝えられていれば良いのですが。 Paxも日本の皆さんとお会いできてとても興奮していたようです。 CCE Japanさんにとっても初めての試みということだったのでもしかしたら参加者の皆様にご不便をおかけする場面もあったかもしれませんが、それでも…

  • 10/16(土)18:00よりCCÉ Japanのイベントに出演します。

    久しぶりのブログ更新になってしまいました。 実は8月の末から日本に帰っていて、先週の日曜日にアイルランドへ戻ってきたところです。 滞在期間中は最後の数日を除きずっと緊急事態宣言中でしたので、ほとんどの期間を家で家族とのんびり過ごしておりました。 さて、東京を中心に日本でアイルランドの音楽とダンスを広げる活動をされているCCE Japanさんのイベントに出演することになりました。日時は日本時間で来週の18日土曜日18時から、テーマはアイルランド在住の現地で活躍している日本人ということです。 イベントの告知ページはこちら↓ note.com 今回私はCorkにある工房から友人でフィドルプレイヤーの…

  • バイオリンが白木で完成しました。

    こんにちは。 前回のブログを書いた後に熱波がやってきて、しばらくはアイルランドにしては珍しいくらい、北部では観測史上最高を記録するほど暑い日々が続いたのですが、8月に入り天気も気温も一気に下り坂。 今日のコークの最高気温は14度、最低気温は8度でした。あまりに寒いので室内でダウンジャケットを着ていました。 先々週の日曜日にワクチンの二回目を接種してきました。今回もスムーズで接種後の痛みなどもそれほど強くはなかったのですが、数日後から激しい目眩が1週間続き、またワクチンを打った腕の内側や周辺の皮膚がやけどのように痛む症状が出てすっかり調子を崩してしまいました。 とにかくこれで免疫ができたというこ…

  • アイルランド伝統音楽を演奏する際のフィドルのセットアップについて

    あっという間に7月も中旬に入ろうとしていますね! 例年ならば7月の初旬にアイルランド西部クレア県のミルタウンマルベイという街でウィリークランシー・サマースクールという伝統音楽の大きなサマースクールがあり大変な盛り上がりを見せるのですが、毎年それが終わるとそろそろ秋だなあと感じていたものでした。パンデミックの影響で昨年に続き今年もオンライン開催となってしまったため、ミルタウンマルベイから自宅へ帰ってきたときの、夏が終わってしまうという焦燥感や喪失感を味わえないのはなんだか寂しい気もします。 さて。フィドルのお話です。ちなみに、私がここでフィドルと呼ぶのはアイルランド伝統音楽においてのフィドルです…

  • ワクチン接種についてと年初に完成したバイオリンの演奏動画

    今週の木曜日に、COVID-19のワクチン接種1回目を受けてきました。 場所は家から5kmほどのところにあるスポーツスタジアム。シティセンターにある市のホールでも集団接種をやっていて、そこならもっと近くて便利なのですが、残念なことに場所はこちらが指定することはできません。バスやタクシーを使うことも考えましたが、まだ公共交通機関を使うのは怖いので徒歩で向かいました。その日はとても暑くて、会場につく頃にはずいぶんと汗をかいてしまいました。 登録から接種はとてもスムーズで、会場に着いてから30分もしないうちに帰路につけました。恥ずかしながら昔から注射が大の苦手なのですが、注射自体の痛みはほとんどあり…

  • 新作バイオリンの演奏動画を作成しました。

    前回の記事で完成をご報告した新作バイオリンの演奏動画を作成しました。 演奏はWaterford県An Rinn出身でNuadánのフィドルプレイヤーとして活躍するPax Ó Faoláinです。 とても素晴らしい演奏なので是非ヘッドフォンやスピーカーでお聴きください。 彼の所属するバンド、Nuadánの最新アルバムDén Díobháilは下記のBandcampから試聴、購入できます。まだお持ちでない方は是非。とてもオススメのアルバムです。 nuadantrad.bandcamp.com

  • 2021年一本目のバイオリンができました。

    こんにちは。 アイルランドはいよいよ屋外でのレストラン・パブの営業が解禁されて、街にも活気が戻ってきています。 私はというとまだ人混みへ行くのが少し怖いのでワクチンを接種するまでは屋外であっても外食は避けようと思っています。来週から30代の人もワクチンの予約ができるようになるとのことなので、今からとても待ち遠しいです。 さて、今年1台目の楽器が完成しました。G.B. Guadagniniモデルの楽器です。 新たに作ったモデルでの初めての製作だったこともあり、製作の方法を今までとは大幅に変えてみました。技術的な挑戦が多く、途中つまづくこともありましたが得たものがとても大きかったです。 肝心の音は…

  • ウィットナー社のファインチューンペグについて

    日本ではもう梅雨に入ったと聞きました。過去2番めの早さでの梅雨入りだとか。 梅雨になると多発するのがペグ関係のトラブルですよね。ペグが固くなってうまく回らなくなったり、逆に止まらなくなったり…。 こちらアイルランドは基本的にいつも天気が悪いので、やっぱりペグのトラブルはつきものです。 そんな中、最近じわじわと人気になってきているのが、WittnerのFinetune-Pegです。 内部にギアが内蔵されていることから、通称ギアペグなんて呼ばれます。 この製品以前にもいろいろな会社が似たようなギア式のペグを出していたのですが、性能がそこまで高くなかったり取り付けが難しかったりで普及しなかったのです…

  • The Japan Timesに取材を受けた話。

    もう昨年の話になってしまうのですが、日本で最も歴史のある英字新聞、The Japan Timesに取材を受けました。インタビューと記事はアイルランド人ジャーナリストのJ.J. O'Donoghueさん。彼、実はコーク出身です。 その時の記事はこちらでご覧いただけます。 www.japantimes.co.jp 実際の新聞の一面がこちら。左下にちょこんといますね。 記事が全文英語なので少し要約をすると、 日本の社会に馴染むことができず学生時代は引きこもり、不登校。また仕事を続ける中で身体的、精神的に疲れ切ってしまい体を壊し、左半身が麻痺してうまく動かなくなってしまう。 そんな私がアイルランド伝統…

  • 工房のご紹介

    アイルランドでは新型コロナウイルスの影響で一月から非常に厳格なロックダウンが敷かれていたのですが、月曜日からその規制が一部緩和され一般小売店が営業してよいことになりました。 今日は解除から最初の週末だったのでやはり街はすごい人出でした。 ワクチンの接種はかなり順調に進んでいて、現在40代の人までワクチン接種の登録が可能なようです。このままいけば早ければ来月か、再来月には自分の番が回ってくるかな?と考えています。 今日は私が働いているバイオリン工房の紹介をしたいと思います。 アイルランドのコーク市内にあるVegter Violinsの一室を間借りしています。 Vegter Violinsのウェブ…

  • ごあいさつ

    はじめまして! 私のブログに足を運んでくださってありがとうございます。齋藤陽秋(さいとうはるあき)と申します。 アイルランドの第二の都市、コークという街に住んでいます。 仕事は弦楽器の製作と修理をしています。いわゆるバイオリン職人という職業です。 また、アイルランドの伝統音楽がとても大好きで、アコーディオンとフィドル(伝統音楽の奏法にのっとったバイオリン)を演奏します。 専門学校を出てから10年間ほど日本の弦楽器工房で働いていたのですが、伝統音楽への好きが高じて2016年に渡愛しました。 最初は1年か長くても2、3年のつもりだったのですがあれよあれよという間に5年間もたってしまいました。 幸い…

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