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  • 目録 2023/01

    カールツァイス(Carl Zeiss)の双眼鏡備忘録。Dialyt 6x42 Skipper, 7x42, DS 8x56における鉛レンズ特有の像の濃厚さ、場が醸し出す温度感は、マイクロコントラスト志向の最新の双眼鏡とはまた違った味わいがある。

  • Nikon WX 10x50 IF + TCON-17X

    光学設計者の夢と物量をぶち込み絶妙なバランスに仕上げたニコン双眼鏡。大型アッベ・ケーニッヒ型プリズムと超広角アイピースの融合という浪漫設計で、性能も重さも価格も重量級である。

  • 光学レンズ研究者の足跡

    吉田正太郎先生(1912年9月1日-2015年7月30日)。日本の天文学者、光学設計者。大学、研究機関、メーカー等の団体が抱えていた光学機器(カメラ、望遠鏡、双眼鏡のレンズ・プリズム)の知識・技術を広く一般に広め、後進の育成に励まれた。学舎や同好会で直接師事した生徒よりも、先生の書籍を通し、実体験に根付いたその知識体系に触れ、学んだ人の方が多かったのではないだろうか。 先生の書籍に出会ったのは10歳の頃。科学クラブの部長だった私は、月次の実験・観測テーマ作成のため、放課後の理科準備室に入り浸り、警備員の夜間巡回をやり過ごし、校門をよじ登って帰る日々を過ごしていた。準備室には、前担任の趣味で公費…

  • SNAPZOOM II

    新旧の双眼鏡を問わず装着できるスマホアダプター。コリメート撮影では、双眼で観た立体感や、ハイエンド機種の解像力まで再現できないとはいえ、レンズの個性や雰囲気の違いは伝わるだろうか。

  • メンテナンス道具

    【 双眼鏡のお手入れ 】 旧式双眼鏡では、無水エタノールやクリーナー等で、ボディやタッチアップ補修の塗装を剥がさないよう、注意が必要になります。 ①大型ブロアー(HAKUBA ハイパワーブロアープロ02L) 2020年モデルチェンジ。先端ノズルがプラスチックからシリコン素材に変更され、あの緊張感(噴射時にノズルが吹っ飛び、レンズに当たったら...)から解放されました。ノズルの長さも少し短くなり、使いやすいです。 *シリコンにホコリが付着しやすい点を除けば、お薦め ②携帯ブロアー(HAKUBA ポータブルブロアー) 小さいので、クリーニングペーパー、レンズペンと一緒に、仕事鞄に常備しています。風…

  • Dialyt 6x42 Skipper + Mono 3x12B

    仕事鞄に常備。強烈なヌケの良さ、世界をより美しく描写し、とりわけ近景を芸術まで昇華させる光学性能。スキッパーの視界を通すと、世界はこんなにも様々な生命が絡み合い、力強く、その息吹に溢れていると感じられる。

  • Design Selection 8x56

    Night Owl(ふくろうの目)シリーズでは、一番バランスの良い機種だと思われる。 曰く「光学性能は素晴らしいが重い」「採算度外視で作った」「鉛レンズの最終形」として有名。56mmレンズの分解能によるシャープさと多彩な物質の質感表現に優れるが、それを堪能するには、1)重さ(1.45kg)、2)逆光に弱い(接眼の迷光に難)、3)色収差という三重苦を上手く制御する必要がある。 当初は、逆光に弱く色収差が消し込めず、ふくろうの目と銘打って、薄暮〜夜に使ってね、と逃げたのではないかと邪推したが、使い込むと良い面も見え、気が付くと手を伸ばしてしまう。 FL以降のフラッグシップ機と比べると、逆光に弱い。…

  • EL 10x50SV WB

    2015年秋のSV WBから5年、そろそろ新型出ますよね?と某有名ショップで相談したところ、最近モデルチェンジしたばかり(そうだっけ?)だから、まだ出ないでしょうとの回答で購入。予想通り、3ヶ月後にNL Pure発表となったが、確かに50mm機としてはまだフラッグシップか。 光学性能と造りは素晴らしい。色収差もオールドツァイス勢と比較すれば、ほぼ抑えられている。エッジが立っているので、星雲、彗星を見つけやすい。急にパンしなければ、回転球現象酔いもしない。 あえて重箱の隅をつつくと、少し木々の立体感に違和感(飛び出す絵本のよう)、夕方のコントラスト低下、星の瞬きが安定しており、プラネタリウムのよ…

  • 20x60 Stabilizer

    国際宇宙ステーションでも使われている防振双眼鏡。観測地が冬場マイナス20度なので、電池不要の機械式防振しか選択肢がなく、2017年12月購入。最終検査日は2017年10月末の比較的新しい機体だ。スペック上では1.6kgだが、"がらんどう"のように軽く感じる。観察時の重量バランスもとても良い。 旧型West Germany印の機体を借りた時は、視野やや黄色く日中は好んで使わなかった。展示会で最近の機体は改良されているのを実感し、新品購入に至った。初期の個体を含め、複数台触らせてもらったが、中古の機体はどれもピントリング、防振ボタンに違和感があった。新品の接点はスムーズ、像は一層自然で、浮遊感のあ…

  • Deltarem 8x40

    80年前の超広視界双眼鏡(実視界11.2度:旧JIS・見掛け視界90度)。第2次世界大戦時、ドイツ空軍が飛行機からの偵察で使っていたIF式DeltarのCF(センターフォーカス)版。横幅はポロ型7x50より広く、異彩を放つ風格だ。

  • Dialyt 7x42

    誰が言い出したのか"王者"の称号。そのため、愛好家からの評価は厳しい。流通量が多いので、鉛レンズ双眼鏡の入門機としては良い。市場価格を考慮すると、コスパの良い双眼鏡(サイトロンSV 842 ED等)を入手した方が幸せにはなれるが...

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