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  • 「ガチトラ」に備えよ Vol.2

    こんにちは。 本日の東京新聞朝刊5面の「時代を読む」というコラム欄は興味深いものがありました。担当は内田樹さんで、題して「日米安保条約が廃棄される日」です。アメリカの次期大統領がトランプ氏となった場合のケースを想定しての議論です。内田さんはトラン

  • 議論を避けるのか? 会計士さん!

    おはようございます。日銀が異次元緩和政策の転換を発表しました。ついに、壮大な実験に1つの終止符が打たれるわけです。異次元緩和(≒アベノミクス)の信奉者である会計士さんが、「(とある理由から)」から論評を避けています。これはどうした訳でしょう??

  • 映画 万引き家族を観て-一感想

    おはようございます。 かねてより燻っているテーマである同性婚の判決の1つが下りました。  <目次>・2つの意見・映画 万引き家族を観て・再び、同性婚について2つの意見国論を二分するまでは行かないまでも、賛否両論のあるこのテーマ。早速の

  • 【特報】日銀、マイナス金利解除へ 賃上げ拡大で17年ぶり利上げ

    おはようございます。今朝(2024.3.16)、表題の特報が報じられました。いよいよ、その日が来た、という感慨があります。そこで、今後の市場の動向を占うために当零細Blogの2023.6.2の旧エントリを再掲しておきます。【再掲】こんにちは。 植田日銀総裁の政策運営、特に

  • 「ガチトラ」に備えよ。

    おはようございます。 ここへ来て、トランプ前大統領の返り咲きが現実味を帯びてきました。現職バイデン大統領の高齢不安は、動画で見ると明らかです。ご老体に鞭打って懸命に職責を果たしていることは分かりますが、再選して、さらなる高齢化は大きな心配材料です。

  • 理想と現実ー猪野亨氏のエントリに寄せて。

    おはようございます。 ガザ地区の情勢について。猪野亨氏のBlogが吼えています。曰く、イスラエルによるガザ地区への軍事侵攻は正当化の余地は全くありません。自衛権に名を借りただけの殺戮行為、ジェノサイドです。イスラエルの蛮行を非難するにあたってハ

  • 東証株価高値更新を歓迎して良いか。

    こんにちは。 ここへ来て連日東証株価が高値更新を続けています。高橋洋一氏の分析を紹介します。例によって自慢話風の書き込みがありますが、氏の芸風ですので勘弁してください。さて結論ですが、現在の株価の動向は”バブル”ではない。これには同意します

  • 「氷河期」仮説久々―会計士さんの論の変化を歓迎する。

    おはようございます。 少し古いエントリで恐縮です。会計士さんの次のエントリに注目しました。私の持論―「氷河期仮説」―を部分的ながら認めてくださいました。たとえば少子化に関しては、日本の状況もたしかに深刻ではあるものの、これは日本「だけ」の問題で

  • 日曜画家さんのBlog再開を祝す

    おはようございます。 隠れファンである日曜画家さんが、Blogを再開しました。心より歓迎します!エントリの内容に共感するところが多く、文体も簡潔かつ平明である点など、密かに私淑していました。該エントリによると、お歳は80歳代とのこと。これも驚きで

  • 会計士さんに反論する(おかわり)。

    こんにちは。 会計士さんの本日の記事は、先の嵐の問いかけへの応答の別バージョンでしょうか。それにしても、タイトルが刺激的です。自分(たち)の主張に反論、反駁するものは“邪悪な理論”と切って捨てています(!)。是非、当否を問うならば、それはそれで1つ

  • 多様性の彼方にー手術要件違憲判決について思う。

    おはようございます。 直近の(嵐的に)話題のニュースは次のものでしょう。実は早とちりして。申立人の戸籍上の性別変更が認められたのかと受け取り、しばし愕然としましたが、改めて判決要旨を読んで一安心しました。最高裁大法廷は、申立人の戸籍上の性別変更は

  • 問いかけへの応答(?)ー2題

    こんばんは。 前回、前々回のエントリで、猪野亨氏、会計士さんに問いを投げかけました。直接の応答はありませんでしたが(当たり前)、応答と受け取れる記事が見られましたので、まとめておきます。 <目次>・猪野亨氏の応答(?)・会計士さんの応答(?)

  • パレスチナ問題の新たな展開について。

    おはようございます。 猪野亨氏の記事を取り上げます。嵐は、この記事に賛同します。 しかし、ゼレンスキー大統領がイスラエルを支持した点について触れられていません。一頃、ウクライナ問題の陰に隠れてパレスチナ問題を云々する論調がありましたが、それ

  • 円安国富論の落とし穴ー会計士さんの議論より。

    おはようございます。 久々に会計士さんの記事を取り上げます。とあるツイートを引用してこてんぱんに批判していますが、はて?批判の肝は、ツイート主さんの次のようなロジックです。会計士さんは、このロジックを単位を合わせろ(ドル建て、円建て)とし、論理

  • The Thin Red Line Chapter16-敢えて、停戦の可能性を探る

    おはようございます。 次のニュースに注目しました。 プーチンロシアが、ウクライナ相手に手こずっていることがよく分かります。一方で、決してその“特別軍事作戦”から手を引くことはしない、との決意表明でもあります。さしものプーチン大統領もこれほど

  • 9月のネタ、アラカルト②

    おはようございます。 9月は1本のエントリーをしていません。ネタはあったのですが、エントリーにまとめることができませんでした。そこで、罪滅ぼしの意味を兼ねてどんな記事に嵐が注目していたかを徒然ながら書いてみたいと思います。 Ⅰ大規模商業施設の駐

  • 9月のネタ、アラカルト

    おはようございます。 9月は1本のエントリーをしていません。ネタはあったのですが、エントリーにまとめることができませんでした。そこで、罪滅ぼしの意味を兼ねてどんな記事に嵐が注目していたかを徒然ながら書いてみたいと思います。 一番興味深かったのは

  • 秘書室さんの素朴反対論について

    おはようございます。 秘書室さんの記事を取り上り上げます。2点で首を傾げざるを得ません。①  「薄めたって全量流せば、放出する放射性物質の量は同じです。そのことを報道業者が指摘しているのを今の所見かけないので、本当に日本の報道業者の思考力を疑っ

  • ロマンティックな幻想ー猪野氏の和平交渉(案)

    おはようございます。 ようやく、猪野氏の(即時)停戦―和平交渉(案)が出てきました。一言で書くと、五百旗氏の論考を引用する形で、即時停戦、しかる後に和平交渉。その中身は、アメリカ・NATO諸国によるロシアへの安全保障の確約、ロシア軍のウクライナからの

  • 若者よ、生き急ぐなかれ!

    今回のエントリは、アノニマスポストさんの記事に引用されていた日本共産党の“若者向け入党のすすめ”の動画が大変興味深い内容だったので紹介することにする。もとより、日本国憲法の規定により、思想・信教の自由、結社の自由は基本的人権として保障されている。政党と

  • 半分解って、半分解らない。そして、結局、全然解らない。

    こんばんは。 本当に久しぶりに取り上げます。猪野 亨氏の以下の記事です(少し古いですが)。半分解って(解る)、半分解らない。そして、結論に至って全然解らないのです。 <目次>・解る部分・解らない部分・結論に至って全然解らない 解

  • 拝啓 林 真理子日本大学理事長殿

    拝啓 林 真理子日本大学理事長殿、この度の不祥事につき、さぞや心を痛めておられることとご推察申し上げます。しかし、記者会見の内容、やり取りから窺えるのは、日本大学のガバナンス、マネージメントの無さのみがクローズアップされた実情でございます。現時点で、本

  • 改悛ーBIGMOTOR事件に寄せて

    こんにちは。 BIGMOTORの話題が世間の耳目を集めています。事件の本丸は、保険事故の修理費を水増ししていたことです。そこに、この業界に蔓延る慣行が複雑に絡んで、事件全体が明らかになるのには相当の時間がかかりそうです。その中で、枝葉の問題ではありますが

  • 「最低賃金1000円越え」の判断基準-高橋洋一氏の論考に注目

    おはようございます。 今週の高橋洋一氏の論考は傾聴に値します。アベノミクス、とりわけ黒田バズーカを10年も継続してデフレ脱却ができなかった原因を実質賃金が上昇していないことに求め、ならばと、最低賃金を引き上げて“強制的に”賃金上昇を図る。これが、本

  • 日本共産党員は”殉教者”ではない。

    おはようございます。 旧聞に属するので何なんですが、秘書室さんの次の記事が引っ掛かりました。誤解を招く“愛人同盟”を標榜する秘書室さんの正義感には感服します。その正義感の情熱の赴くままの本記事は、些かネジの巻きすぎでしょう。少なくとも、戦後日本

  • ショート・ショート:中性ネーム考

    おはようございます。 前エントリからの続きです。同性婚の法的保護を求める声が全国各地で持ち上がり、地方公共団体の1部では「パートナシップ」と称して、認める方向に進んでいるエリアをあるようです。同性婚自体は、大人の二人が選択したことですので、嵐はその

  • ショート・ショート:混沌とした世界で、超ミクロなスキャンダル

    こんにちは。 連日の猛暑、豪雨、熱中症や被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます。久々のエントリなのですが、世界は混沌としており、ウクライナ情勢と大谷翔平選手のHRが同じニュース番組で報道されるという珍妙な様相を呈しております。何かに的を絞って

  • 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』は未完の大作だった

     やっぱり、嵐には村上春樹氏の作品は分からない(というか、つまらない)。新作長編『街とその不確かな壁』(以下、『街と』と略す)ですんなり村上ワールドに入ることができ、満喫もしたのですが、世評では『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の二番煎じ

  • 備忘-日本人が絶対に知っておくべき「年金」の「嘘」と「本当」…このままでは確実に「破綻」へ

    こんにちは。 これは備忘です。次の記事が秀逸でした。結論の言葉が印象的です。残念ながら、国民は誤解していますが、100年安心なのは公的年金制度であって、わたしたちの年金額ではありません。 手前味噌で恐縮ですが、嵐の次のエントリの結論も同じでし

  • 植田日銀総裁に期待する

    こんにちは。 植田日銀総裁の政策運営、特に異次元緩和の出口戦略のタイミング、方法が注目されています。今のところ、黒田日銀総裁時代の政策を維持する姿勢を示していますが、いずれ出口戦略について云々しなければならない時期が訪れるでしょう。  <目次>

  • 「氷河期」仮説-(資料編)-『人口学への招待』

    こんにちは。 異次元緩和は何故、本邦経済を浮揚し、インフレ率2%を達成できなかったのか。それが、嵐の根本的な疑問です。そして、それは期待した内需が存在しなかったからではないか、というのが”氷河期仮説”の枠組みです。本エントリでは、内需の不存在の原

  • 丸谷才一 『持ち重りする薔薇の花』一挿話より

     持ち重りする薔薇の花(新潮文庫)丸谷 才一新潮社2015-09-18てっきり、『輝く日の宮』が遺作と思っていた嵐は、本作こそ遺作であることを知って早速取り寄せ読みました。『輝く―――』が、新機軸の意欲作であり、結末を含め、丸谷文学の到達点と感心、感動していただけに

  • 嵐、村上春樹の新作長編小説を満喫する

    たった今(2023.5.25,17:02)、村上春樹氏の『街とその不確かな壁』を読了しました。そのほやほやの感想を書きたいと思います。  <目次>・嵐、村上春樹に触れる・本作のテーマ・第三部の意味・本作の瑕疵 嵐、村上春樹に触れる当零細Blogで氏の作

  • 今般の統一地方選に物申す

    おはようございます。 今般の統一地方選挙の活動について、以下の疑問を投げかけます。自宅のポストに投函されていたパンフレットに対するものです。結論から言えば、れいわ新鮮組は旋風は愚か、話題にも上りませんでした。従って、この疑問にさしたる価値はありま

  • 【メモ】金王朝のトリセツ

    おはようございます。 バイデン大統領のウクライナ電撃訪問が大きく報じられていますが、事前にロシアに通告していたとの報道を、昨日のNHK、7時のニュースで聴きました。ちょっと、鼻白む一件でした。さて、北朝鮮のミサイル発射について、お約束とおりエントリし

  • 改めて、戦争は初めてはいけない

    おはようございます。 左派・リベラル派の全く異なる見解これは嵐の勝手な分類ですが、左派・リベラル派の代表格と思われるお二人のウクライナ情勢に対する見解が、全く異なるという“奇妙”なことが発生しています。まずは、お馴染みの猪野亨氏の記事から。繰り

  • 大御所さん、ダブスタではありませんか。

    こんばんは。 北朝鮮のミサイル発射(今回は、ICBM級を含む)については、軍事的な面からではなく、別の視点で改めて書きたいと思います。本エントリのお題は、大御所さんの次の記事です。テーマとして取り上げている該当番組を嵐は観ていません。したがって、大

  • 【速報】村上春樹氏をめぐる冒険

    こんばんは。夜分遅く申し訳ございません。 2023.2.15付 東京新聞5面のコラム「大波小波」に注目すべき記事を発見。あの村上春樹氏が、本年4.13に長編小説を新潮社から出版するとの発表があったそうです。記事では、氏の7年周期説を破る新作発表について、筆者に

  • 「氷河期」仮説-(資料編)-敢えて、外国人労働者の受け入れを!

    おはようございます。 本エントリは、過日の「氷河期仮説-(実践編4)-人口減少を基本とした経済モデルの設計の必要性」を考える資料集です。 本邦の人口動態を観てみます。直近のグラフはこちらです。誰が観ても、少子高齢化は進んでいることが一目瞭然でしょう。

  • 備忘-土地のために血を流せというのだろうか

    こんにちは。 嵐の中では猪野亨氏の記事は決着がついているのですが、氏を筆頭に左派・リベラル派の考えがかようなものであるとすれば、見過ごすことは出来ません。即時停戦を主張すると、ロシア軍が既に占領している土地がロシアになることを認めるのか、と言われ

  • 『シン・日本共産党宣言』に寄せてVol.2

    おはようございます。 本エントリは、かつてマルクス主義にかぶれ、左派・リベラル派にシンパシーを持っていた嵐の当該事案に対する率直な感想を記すものです。検討使と揶揄されていた岸田首相が、低迷する支持率を反転攻勢するためか、はたまた、失うものはないと開き

  • 「氷河期」仮説-(実践編4)-人口減少を基本とした経済モデルの設計の必要性

    おはようございます。 国会論戦で話題沸騰の「異次元の少子化対策」についての高橋洋一氏の持論が公開されました。 <目次>・氏の主張に一理はある・論点のすり替え・人口減少を基本とした経済モデルの設計の必要性 氏の主張に一理はある氏はこ

  • The Thin Red Line Chapter15-戦争はいかに終結したか

    おはようございます。 本エントリでは、二人の絶対平和主義(者)の記事を取り上げます。その一。Everyoneさんの次の記事。Everyoneさん自身の意見ではありませんが、青山学院大学の白井邦彦先生の主張を取り上げ、ウクライナ情勢の落としどころを検討しています

  • 『シン・日本共産党宣言』に寄せて

    こんにちは。 シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由 (文春新書)松竹 伸幸文藝春秋2023-01-19予めお断りしておくと、本書を読むことはないでしょう。嵐の中では、日共の件はケリがついています。敢えて本エントリで取り上げるのは、本書出版

  • 敵の敵は味方

    おはようございます。 昨日の東京新聞朝刊4面に興味深い記事を発見しました。ネット版でも同じ記事がアップされていましたので紹介します。昨年の気違いじみたミサイル乱射は、米韓の合同訓練への反発という大方の見方を覆す内容です。北朝鮮-金王朝が怖れている

  • 小原雅博著 『戦争と平和の国際政治』

    おはようございます。 理念・理想を語りたがる左派・リベラル派。脅威と危機を煽る保守派・民族派。これらの勢力の不毛な議論が、本邦の安全保障の議論を長く棚上げにしてきた歴史があります。本書の著者は現場で実務を経験したのち、アカデミックな世界に転じた経歴

  • 秘書室さんが語る文化(大)革命的な提案

    おはようございます。 何ともお粗末な、情けない事件が発生しました。容疑者は、日共の党員である前に”男”だったということでしょうか。 この事件を受けて秘書室さんの超辛口な記事がアップされています。同党の池田書記局長のパワハラ問題でも、舌鋒鋭

  • 一国平和主義は通用しない

    こんにちは。 嵐の中では猪野亨氏の記事は決着がついているのですが、氏を筆頭に左派・リベラル派の考えがかようなものであるとすれば、見過ごすことは出来ません。お話になりません。台湾有事は日本有事ではありません。台湾に中国軍が侵攻しても日本の存立の危機

  • 2023年年頭 高橋洋一氏ウォッチング報告

    おはようございます。 新年1発目の高橋洋一氏の記事をウォッチングしました。本エントリでは、全文を引用し、氏の自慢話(言い換えれば、余計な言及)の部分を添削しています。また、注を付けました。【引用開始】「トリクルダウン」という俗説岸田首相は1月

  • 増税の前にやることはあるか

    おはようございます。 本エントリでは、大御所さんを扱います。内容はタイトルのとおり、要約の必要もないでしょう。本邦の(最)優先課題への取り組みに、岸田首相は国民の敵財務省主導の増税路線を走っているのはけしからんというものです。確かに、庶民の皮膚

  • 絶対平和主義の陥穽Vol.3

    おはようございます。 連投です。本エントリではEveryOneさんを取り上げます。またまた、長い引用になることを許してください(下線、協調、嵐)。大事なことは、戦争放棄と武力不保持を定めた憲法9条からすると、個別的自衛権の行使や自衛隊の存在そのものが憲

  • 絶対平和主義の陥穽Vol.2

    おはようございます。 猪野亨氏の記事。しかし、この即時停戦(休戦でもいいです)をイコール無条件降伏と同視する見解には唖然とします。唖然とするのは、嵐の方でした。 <目次>・該記事・論の進め方の無理・絶対平和主義との整合性 該記事

  • 嗚呼 我がMINISTOP-我が社はどこへ行く

    こんばんは。 年も押し詰まった昨年12.26付の人事異動に違和感を持ちました。商品外販部とは何ぞや???我が社の本業は、フランチャイズ・オーナーの店舗経営の指導・支援ではなかったか。確かに、小売業には違いありませんが、自ら販売することを本業にしている訳

  • 年頭所感-大御所さんの論法について

    おはようございます。 【2023年年頭版】の第二弾は、大御所さんについてです。※ 現在の嵐のスタンスは、ニュートラルです。従って、左派・リベラル派だけでなく、右派・民族派も俎上に乗せます。かねがね感じていることは、実は朝日新聞の”熱心”な読者は大御所さん

  • だから、リベラルは怪しい-絶対平和主義の陥穽

    新年あけましておめでとうございます本年もよろしくお願いいたします さて、2023年の劈頭を飾るのは、猪野亨氏の昨年12.30付の記事です。氏の立ち位置が鮮明に出た記事です(”炸裂”と形容した方が良いかもですが)。主要な部分の拾い読みと、嵐の突っ込みを朱

  • 覚書-思考実験2題(附:2022 年末のご挨拶)

    おはようございます。 当初は、序-本論-まとめで書く予定でしたが、師走の慌ただしさで、大幅に縮小してエントリします。 <目次>・因果関係による議論・例題1――― ウクライナ情勢へのバイデンアメリカの関わり方・例題2――― 防衛3文章の意味・

  • 秦正樹著「陰謀論」

    おはようございます。 陰謀論 民主主義を揺るがすメカニズム (中公新書)秦正樹中央公論新社2022-10-20時宜を得た興味深いテーマの書籍でした。著者は2016年に大学院博士課程を修了し、2022年現在准教授の地位にあります。異例の速さではないではないでしょうか。それ

  • 経済音痴につける薬

    おはようございます。 秘書室さんの”経済”音痴には閉口しました。本邦経済の未来の悲観的展望を幾つか紹介したうえで、このような傾向を生み出したのは自民党政治が原因だと糾弾して見せます。それは、次のような政策が元凶だと書きます。日本では、「経済成長

  • 丸谷才一 『輝く日の宮』

    おはようございます。輝く日の宮 (講談社文庫)丸谷才一講談社2014-03-20けれん味たっぷりの破格の作品でした。*1各章ごとに文体が変わる(戯曲まで出てきます!)。作中に散りばめられた伏線が回収されないオープンエンディング。読者は、登場人物のその後を知りたい

  • 断章(2022.12.21)黒田日銀総裁のXmasプレゼント

    おはようございます。 サプライズでした。10年間に渡って貫いてきた、異次元緩和策の”軌道修正”が突如発表されました。黒田日銀総裁の発言は、依然、強気ですが、これはレトリックでしょう。市場は早速反応しています。黒田日銀総裁の言葉と

  • ショートショート:左派・リベラル派の陰謀論のサンプル

    おはようございます。久々に猪野氏の記事を取り上げます。イーロン・マスク氏が繰り広げる、Twitter社の改革(?)批判ですが、次の下りは失笑を禁じえませんでした。ブルジョワジーによる支配の正当化の仕組みが民主主義という制度なのです。このご時世に、”ブルジョ

  • 惜別(「孤独のアリア」より)

     1991年8月29日付 日記よりしかし、あの夜、僕はこのレコード(マーラー交響曲「大地の歌」第六楽章.ワルター指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック.メゾ・ソプラノ エルンスト・ミラー.CBS SONY盤)をかけ、おそらくこれが最期にだと思って、自分の部屋

  • 総論賛成各論反対、百家争鳴

    こんにちは。岸田首相の本邦の防衛力強化に向けての進め方が、頗る付きで評判が良くありません。 <目次>・左右からの挟撃・GDP2%はどこから来たのか・岸田首相は首を差し出す覚悟か・おまけ 左右からの挟撃最も歓迎して良いはずの大御所さん

  • 御伽草子(「孤独のアリア」より)

     1991年8月18日付 日記より散策―――――僕は、君の間違い電話にこだわっている。長休明けの知らせのように、”1”のポケベル。間違い電話は、2度目だ、いや、3度目だ。無意識のうちに、僕のポケベルを呼び出してしまった君の心の動き。何となく、君の立ち往生し

  • 「氷河期」仮説-(実践編3)-「成長と分配」の「投資と配当」への転換

    こんにちは。岸田首相の提唱する”新しい資本主義”の輪郭が観えてきました。 <目次>・資産倍増計画のまやかし・衝撃の報告・増えたお荷物・ワニの口理論の正当性・「成長と分配」の「投資と配当」への転換 資産倍増計画のまやかし国民が消費

  • 【復活-嵐の易】2023年を占う

    こんにちは。 休止していた「嵐の易」を復活してみます。  <目次>・言い訳① ウクライナ情勢② 中共の動き③ 本邦経済(岸田内閣の行方)・再び、言い訳 言い訳休止にした理由は次のエントリのとおりです。安倍首相(当時)の”解散

  • 村上春樹氏をめぐる冒険【2022年版】

    おはようございます。うっかり忘れるところでした。 <目次>・『騎士団長殺し』から5年・村上春樹氏がノーベル文学賞を受賞できない理由(私見)・次回作への期待と 『騎士団長殺し』から5年忘れそうになった理由は、本年のノーベル文学賞での話題

  • 新宿会計士さんには、今後、多分反論しないだろう

    おはようございます。 再び、持論の展開である。長年、ウォッチングを続けてきた者にとって、正直、耳にタコである。嵐が、本サイトに出逢って4年が経過したが、持論に発展がない。過去エントリを振り返ってみよう。嵐の反論の地の文は無視していただい

  • 『GHQは日本人の戦争観を変えたか』を読む(または、<憂国>さん推薦の必読の書『閉ざされた言語空間』を読むVol.2.0)

    おはようございます。本エントリで紹介するのは、次の書物です。GHQは日本人の戦争観を変えたか~「ウォー・ギルト」をめぐる攻防~ (光文社新書)賀茂 道子光文社2022-06-14  <目次>・保守派・民族派の伝説、物語・伝説・物語の震源地・本書によって明らか

  • 「経済学を学んでいなくても経済は語れる」を語る

    こんにちは。 秘書室さんの記事にドン引きしてしまいました。「表現が素人ぽいところはほっといてください。経済学理論無しの経済談義なので。」との断り書きがあるので、その分を割り引いて読まねばなりませんが、それにしてもなのです。ロジックの肝は、次の下

  • 希望的観測に躓く

    おはようございます。 停戦などの”出口”の観えないウクライナ情勢です。猪野亨氏の記事に躓きました。かねて書いているとおり、嵐の認識と氏の認識はかなり重なるのです。その分、ちょっとした違いに引っかかるのです。該記事で言えば、次のような下りです。

  • ちょっと、待ってください

    おはようございます。 本エントリは、猪野亨氏の記事の肝に係わることではありません。ただ、氏の立論の前提となる歴史認識に疑問符を付けるものです。氏は、ウクライナ情勢を朝鮮戦争との相似形として取り上げ、次のように主張します。特に朝鮮戦争の休戦を取

  • ”ハード・カレンシー”なる用語ついての一考察

    こんにちは。 久しぶりに真正面から某サイトについて書きます。円安国富論を持論として展開している記事です。議論の材料にしたいのは、次の下りです。日本の場合、円安になったからといって通貨危機になるというものではありません。なぜなら円自体が国際的に通

  • 玉川徹氏の謝罪、復帰

    おはようございます。嵐にとっては大変残念なことでしたが、界隈では恰好の攻撃材料となっています。氏の発言を素直に受け取れば、レギュラーコメンテーターの座を降りて、いわば「たまたま総研」という原点に帰ると、嵐は受け止め、穏当な結末、処分との感想です。※

  • 嗚呼 我がMINISTOP-窮屈な経営状況は続く

    こんにちは。MINISTOPの第二Qの決算が発表されています。本当に久しぶりの黒字の内容ですが・・・  <目次>・黒字の中身・仕訳のマジック・凋落からの脱却なるか 黒字の中身損益計算書(PL)を概観してみましょう。最上段にある「加盟店からの

  • 奉祝 高橋洋一教授

    おはようございます。 当零細Blogでは、日頃、高橋洋一氏を批判的に取り上げています。本エントリでは、その罪滅ぼしと、フェアでありたいと考え、氏の記事を引用します。 財務省を仮想敵にし、本邦の学会の傍流に位置する氏にとって、これほどの朗報はないでし

  • 「エクソシスト」をマニアックに鑑賞した

    こんばんは。本エントリは、嵐のマニアックな内容ですので、興味のある方はお付き合いください。 初見嵐が本作を観たのは中学生の頃です。前評判が高く、様々な情報(≒噂)が届いていました。どうした風に吹き回しか、同級生の男女数名で観に行くことになりました

  • The Thin Red Line Chapter14-プーチン大統領が核兵器を使用する時Vol.2

    おはようございます。 猪野亨氏の記事がヒートアップ(?)しています。事態はロシアにとって好転しておらず、クリミア併合の象徴であったクリミア橋が破壊されたのですから、プーチン大統領にとっては追い詰められた状況になります。だからウクライナが優勢?

  • 応答に感謝します。

    こんにちは。ネットストーカーと揶揄される嵐です(苦笑)。最近は、猪野亨氏の記事に嚙みついています。猪野氏より応答がありました(まさか!?)  <目次>・猪野亨氏の応答の記事・情報ソースの信憑性・現実的な具体策ではあるけれども・北朝鮮のミサ

  • だから、リベラルは怪しい-元気を出せ!

    こんばんは。遥か離れたウクライナ情勢は、傍観者で居ることも可能でしょう。しかし、本邦の上空をミサイルが通過したとなったら、否が応でも当事者となってしまいます。*1それにも係わらず・・・  <目次>・猪野亨氏の記事、2本・東京新聞の社説と記事か

  • 【メモ】無知は罪である、再考

    おはようございます。過去エントリでの疑問のその後の探求の成果の報告です。  <目次>・児島襄氏の著作から・半藤一利氏の編著から・帝国陸海軍の骨肉の争い・嵐の検証結果 児島襄氏の著作から昭和史の史料を発掘、関係者の証言の聴き取りから

  • 三流が暴く、高橋洋一氏の化けの皮

    おはようございます。 黒田日銀は異次元緩和の維持を表明して安堵した一方、全く自分の政策提言に耳を傾けてもらえないことで八つ当たり気味であるというのが、当零細Blogにおける高橋洋一氏の現況の見立てです。かつては、毎週欠かさず定点観測していましたが、今では

  • 北朝鮮のミサイル、本邦上空を通過

    こんにちは。昨日(10.4)、2017年以来の本邦の上空を通過するミサイルを北朝鮮が発射しました。本年に入っても異常なミサイル発射に対し、本邦はどう対処するのでしょうか。  <目次>・Jアラートのお粗末・NSC、10分と・自衛隊の動き・ちゃっかり

  • 【顛末】日本ハムを応援する?

    こんにちは。半分おふざけのエントリでした。その後の顛末をざっとまとめておきますネ。 完全にマーケティングの失敗でした・・・。来期はどうなるでしょう。嵐なら、消えて無くなりたくなります・・・(苦笑)気に入ったらクリックをお願いします!

  • 高橋洋一氏、「一時的に為替が振れてもその予測はできるので、国民にとっての弊害は少なくなる」

    おはようございます。 過日のエントリで、高橋洋一氏(と某サイト)の本音を推察してみました。お二人にとって、黒田日銀が円安への怨嗟の声に動じず、政策金利を上げなかったことに安堵しているようです。どうやら、本命はそこにあり、円安国富論はそれを死守す

  • 私は、ネトウヨではありません!

    おはようございます。 猪野亨氏の反応がありました(まさか!?)。タイトルが示すとおり、レッテル貼りという低次元のものでした。残念です。 情勢は進行し、ウクライナ東部4州の独立をプーチン大統領が承認するという段階に達しています。これでは、帝国日本

  • 【レビュー】『歴史戦と思想戦』-別の視点から

    おはようございます。 前回のエントリで予告した”別の視点”を書きたいと思います。  <目次>・前回のおさらい・再確認・著者自ら招いた自己矛盾・別の視点へ・戦後日本の価値体系、文化への疑義・本書の読後感、再び 前回のおさらい著者

  • 【レビュー】『歴史戦と思想戦』山崎雅弘著

    こんにちは。27日、安倍元首相の国葬が行われました。嵐が何度もお願いしたにもかかわらず、力及ばず(?)、反対派の方々は昼寝をしてくれませんでした。様々な意味で、禍根を残すことになりました。  <目次>・押され気味の左派・リベラル派からの反撃の

  • 玉川徹氏の異様

    おはようございます。界隈では、昨日の「羽鳥慎一モーニングショー」での玉川徹氏の発言を取り上げています。たまたま(しゃれではありません)、該番組を視聴していましたが、確かに異様な響きを感じました。自分は演出側の人間としてテレビのディレクターをやってき

  • 話の種に、一口どうぞ 其の五

    こんにちは。最近、TVがつまらない!これは、嵐が年を取ったせいだと思われますが、それは於くとして、コメンテーターなる胡散臭い出演者の発言が気になるのです。特に耳障りに感じるのは、発言中にしばしば「やはり(やっぱり)」という言葉が挟まることにあります。

  • 政府・日銀、為替介入す

    こんにちは。急激な円安に対し、政府・日銀は為替介入を行いました。何事も同じですが、急激な変化は、対応する者には応接に困ります。方法として、為替介入が正しいか否かは於くとして、黒田日銀が異次元緩和を今後も維持する明確に意思表示した現下の本邦では、他に円安

  • 続・続・戦争は初めてはいけない

    こんにちは。過日のエントリで、嵐はプーチンロシアが(戦術)核兵器使用の可能性について書きました。それ以前は、核兵器使用は牽制、威嚇との見立てだったのですが、大転換と言えます。時々刻々と変化する情勢に対応して見立ての展開となりました。 そこで、猪野

  • 積極的反戦主義の提唱-政府、避難シェルターを検討

    こんにちは。東京新聞の夕刊6面は注意して読む必要がありそうです。またしても、静かに次の報道が掲載されていました。「避難シェルター 南西諸島で検討」来る台湾有事に備え、その台湾から約110kmしか離れていない日本最西端の与那国島を中心とする南西諸島に避難

  • The Thin Red Line Chapter13-プーチン大統領が核兵器を使用する時

    おはようございます。ウクライナ情勢に動きがありました。ウクライナ側が反転攻勢に出て、破竹の勢いで東部を奪還したとの報道が舞い込んで来ました。本邦の報道が、ウクライナ側、自由民主主義陣営のもので占められていますので、その分を割り引く必要がありますが、プ

  • 断章(2022.9.20)拉致問題経過の正史の影で

    こんにちは。日朝首脳会談から20年の節目を迎えたそうです。遥か昔の話のようです。  <目次>・東京新聞の記事・現代ビジネスの記事・2つの記事の異動・拉致問題の経過の正史の影で 東京新聞の記事2022.9.17付夕刊 6面に静かにその記事は掲載さ

  • ショート・ショート:しかし、大人げない!!

    こんにちは。何度も書いているとおり、嵐は安倍元首相の「国葬」に消極的反対の立場です。しかし、次のような一連の記事を目にすると、正直、大人げないと目を覆いたくもなります。   内政問題として大きなトピックであることは、嵐も頷けるところです

  • 無知は罪である-今更? 大東亜共栄圏とは何だったのかを問う

    おはようございます。前回のエントリに続いて、嵐の歴史認識に重大な変更を迫る書籍に出逢いました。この国の戦争 太平洋戦争をどう読むか (河出新書)加藤陽子河出書房新社2022-06-18  <目次>・日独伊三国同盟の深層・歴史家の怜悧な目・ウクライナ情勢に

  • 無知は罪である-松本清張『日本の黒い霧』から

    こんにちは。嵐も因果な奴です。今更ながら、松本清張氏の『日本の黒い霧』を読みました。そこで、盲を開かれたことを正直に告白します。※ かつて、エントリした「無知は罪である」の続編としました。日本の黒い霧(下) (文春文庫)松本 清張文藝春秋2012-09-20本

  • 【メモ】客観的事実と主観的意見について

    こんにちは。前々から引っかかっていることがあります。本エントリは、そのことを書きたいと思います。 某サイトの管理人さんがしばしば口にする次の言葉が、それです。客観的事実と、主観的意見です。 たまたま、この言葉を考えるのに最適な事例が最近

  • 東京新聞の読み方11-アマノジャックによろしく

    こんばんは。我が家は東京新聞を定期購読しています。同紙は、”空気を読まない”をキャッチフレーズにしていますが、あまりに支離滅裂な編集に文句の1つも書きたくなり、休止の禁を破って、覚書としてエントリしておきます。  <目次>・該当記事・南海トラ

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