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自転車とランニングとトレーニング https://sakaname.hateblo.jp/entry/2021/03/21/%E6%AB%BB%E4%BA%95_%E8%A6%81_%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB

日頃のランニングやサイクリング、トレーニングを中心に、今読んでいる本のことなど綴ります。独自の視点でウルトラマラソンや長距離サイクリングを考察・思考。エンデューロ競技をライフワークに、田舎移住計画中!

20代前半からトライアスロンを始め、ハワイアイアンマンには7回続けて出場。1995年頃からロングライドの自転車をメインにアメリカ大陸横断自転車レース(RAAM)に4回出場。100マイルのトレイルランニング、24時間走、オーストラリア横断マラソンなど、エンデューロ競技をずっと続けています。これからは大会運営に力を入れて行きます。設楽町にサイクル&ランニングステーションを計画中。

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2021/03/24

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  • #221 トレイルランニング-1

    トレイルランニングの中でも、距離100マイルの大会はステータスが高く、目標にしているトレラン好きの方は多いと思います。私は現在までに100マイルトレランに3回出ていて、やはりとても魅力的で楽しかったので、そのことについて少し書いてみます。といっても随分前のことなので、何か参考になることがあるかはわかりませんが。 100マイルのトレイルランニングに初めて出たのは、1998年のエンジェルスクレスト100というカリフォルニア州の大会でした。この大会には2000年にもう一回出ています。そしてウエスタンステーツ100に一回、合わせて3回です。 出場にあたり、まずは100マイル=160kmを実際に走ってお…

  • #220 レースアクロスアメリカへの道筋-3

    <レースアクロスアメリカへの道筋-2>からの続き 高校時代の陸上部の話しから。 陸上部では1500mを中心にしていたが、成績は支部大会の予選落ち程度で、まるっきり振るわなかった。というか、自転車のトレーニングのために走っていたから、心肺機能の向上が出来ればOK。鉄アレイの筋トレや、サーキットトレーニング、縄跳びなど、自分でトレーニングプログラムを作成するので、その類の本はかなり揃えて勉強した。 高校時代は、陸上部の部活をしつつ、自転車に乗るのはもっぱらサイクリングで、どちらかというと旅の要素が強く、レースに出ることはなかった。2年生の夏休みに北海道へサイクリングに行ったことが、その後の自分の活…

  • #220 レースアクロスアメリカへの道筋-2

    <レースアクロスアメリカへの道筋-1>からの続き 道筋-2 「ロードレースの走法」まだ持っていた! ロードレースの走法 この本は、自転車のプロショップ「ベロウ」で買ったような気がする。 ヨーロッパのプロロードレーサーになるために、手掛かりを探していた。何でプロにこだわったかというと、そればっかりずっとやっていられると単純に考えていたから。当時日本のロードマンでは、宮田自転車所属の森幸春選手が有名で、それでもプロではなかったし、日本だとプロになるにはピストの競輪選手しかなかった。ピストじゃなくて、長い距離を乗りたかった。ヨーロッパしかなかった。エディ・メルクス(飛躍し過ぎ)のように。エディ・メル…

  • #218 疑問、好奇心、実験

    「疑問、好奇心、実験」 それって本当?それでいいの?という世間の常識とか、疑問に思うことはとりあえず、調べてみる。自分に関係することは特に。好奇心と言ってもいい。それで、違う気がすることは、まず試してみる。試すのは実験だから何かしらの結果が得られる。それで、より良いと思われることとか、方向性とかがわかる、もしくは考えるきっかけを与えてくれる。 ずっとこんな感じで生きているから、整体院に来る方にも、そういった問いかけをさせてもらっている。 もうじき80代という女性の方は、毎朝ヨーグルトを召し上がる。そして牛乳を飲んでいる。そうすると、お腹が緩くなると話されていたので、「それは好きだから召し上がっ…

  • #217 レースアクロスアメリカへの道筋-1

    raam book <レースアクロスアメリカへの道筋> とても長い話しになるので、時間の流れが前後したり、横道に逸れたり、記憶が曖昧だったり、まとめるのがとても大変で、ずっと後回しになっていたことを、どっかで文章にして残すのが使命のような気がして、書き始めたのがこれです。 今も出版している月刊サイクルスポーツ誌のだいぶ昔の記事(1980年代)から、話は始まる。いつ頃読んだのか記憶は曖昧で、多分中学2年あたりだと思う。それは、在住アメリカ人のデイビッド氏が書いたサイクリングの記事、北海道を自転車で旅する紀行文で、自転車で快走することが一番の旅の楽しみ、というような内容だった。彼は、 荷物を少なく…

  • #216 よくなる人

    うちの整体院には、体を治しにいろんな人がやってくる。腰が痛い、肩がこる、背中が痛い、首が回らない、膝が曲がらない、などなど。そういう人たちの中には、心と体は一体だから、心のケアが必要な場合か多々ある。その心のところを、そこを引き出すのに話しを聴く。相手の話しをひたすら聴く。その中によくなるヒントがある。 メンタルが狂うとクリニック(医療機関)でなんかしら薬を与えられる。そうすると、多くの人は、自然な表情を失う。薬で感情をコントロールしているから。その人にとっていいか悪いか、私にはわからない。わかるのは、その無表情が周りにも影響していること。 体と心を切り離した考え方では、根本治癒は難しい。うち…

  • #215 怪我からの復帰-2

    タイトルは「怪我からの復帰」ですが、内容はトレーニングのコツです。 流動的にトレーニングを続けていく。見た目行き当たりばったりですが、「流れの方向」が間違っていなければ、必ず目的地に行きつきます。 設楽町ランニングコース脇の沢 例えれば、川の水の流れのように。源流の1滴の雫、あるいは湧水が流れて行く方向、それは地球上では高い方から低い方へ、と決まっています。けれど真っ直ぐ海に行くわけではなく、途中にクネクネ曲がりながら、滝があったり、岩があったり。支流に分かれたり、支流が合流したり。紆余曲折がありつつ河口にたどり着き、海に合わさります。1滴の雫が大海へ。 (涸れて地中に吸い込まれても、伏流水と…

  • #214 怪我からの復帰

    過去に大きな怪我をしたこともなく順調にトレーニングを積み、ある程度の結果を残すことが出来た経験から話します。(一度だけ脛骨の疲労骨折で半年程離脱してます)*過去記事「オーストラリア大陸横断マラソン」↓に詳細有り。 Coomaの病院でギブス固定中-1 元々の体の丈夫さや、トレーニングの強度・頻度の適切さ、休養の取り方、食べ物のこと、要因は沢山ありますが、主となるのは「自分との対話」これに尽きます。 まず目標設定があります。アスリートの場合だと、いつ、どんなレースに出るのか。半年後なのか1年後なのか、どのくらいの距離なのか時間なのか?(私の場合持久系なので) 続いて大まかな計画を立てますよね。月単…

  • #213 レースアクロスアメリカ再考-6

    4回走ったアメリカ大陸横断自転車レース:RAAMの中で、レース中の身体のダメージは痛みや擦過傷、日焼け、むくみ、手先足先の痺れなどなどいろいろありました。 そんな中、転んでケガすることも何回かあって、その多くはペダルから足が外れない立ちごけ。後半、南部の街中を通過する時に赤信号で止まって、足が外れず何回か転びました。眠気からくる思考低下が原因の一つです。 1997年に一度だけ大きな転倒をした話し。場所はコロラド州トリニダードという町です。大雨が降った後の深夜にその町を通過した時、道路端の水たまりに突っ込んだら、丁度タイヤがはまる幅の溝になっていて、そのまま前輪がはまり大前転。車輪は全壊し、身体…

  • #212 レースアクロスアメリカ再考-5

    アメリカ大陸横断自転車レース(RAAM)には計4回出場し、初出場の1995年はトップ選手のフィニッシュから48時間以内にゴールできず、アンオフィシャルフィニッシャー(11日11時間36分)としての完走。2回目出場の1996年に、9日20時間14分でトップから48時間以内のオフィシャルフィニッシャーになりました。1997年は万全を期して挑み10日17時間4分で5位になりました。 RAAM'97 Japanese Homepage RAAMでは、その年ごとにルート設定が変わったり、天候ももちろん異なるため、単純にタイムだけで過去の記録と比較する意味はあまりないですが、1997年は準備段階から一番良…

  • #211 レースアクロスアメリカ再考-4

    普段の食事とレース中の食事に関して。 RAAM(アメリカ大陸横断自転車レース)の時にどんな物をどれだけ食べていたかの栄養分析を、日本女子大学の栄養科の先生にお願いして調べてもらいました。カロリーベースでいうと7,000~11,000kcal/日、レース前半は糖質からが約80%、終盤になると65%くらいに下がります。その分脂質からエネルギーを得ていました。 タンパク質の比率は12~15%辺りで期間中の変化はあまりなかったです。 実際の主要な飲食物としては、リキッドフード(液体の栄養補給物)のメーカーから商品提供を受けていたので、当初はこれをベースに計画しました。 spiz-1 spiz-2 sp…

  • #210 レースアクロスアメリカ再考-3(補足)

    レースアクロスアメリカ再考-3の補足。 足底の痛み対策にインソールをいろいろ試していたことを思い出しました。バイクシューズは、ペダルに合わせてタイム社製。そのままのインソールはとても薄く、ロードレースでの一瞬のスピード変化や、ゴールスプリントには良いと思います(効率よく力を伝えるために)。ですが自分の場合、長時間ライドの時に足裏に痛みが出ることから、インソールを変えることにしました。痛みの原因は路面からの振動の影響が大きいと考え、振動軽減に衝撃吸収できそうなソルボセイン製(ランニング用)のものなど、いろいろ試しましたが、あんまり効果はなく、行きついたのがシダスのインソール、熱を加えて自分の足型…

  • #210 レースアクロスアメリカ再考-3(補足)

    レースアクロスアメリカ再考-3の補足。 足底の痛み対策にインソールをいろいろ試していたことを思い出しました。バイクシューズは、ペダルに合わせてタイム社製。そのままのインソールはとても薄く、ロードレースでの一瞬のスピード変化や、ゴールスプリントには良いと思います(効率よく力を伝えるために)。ですが自分の場合、長時間ライドの時に足裏に痛みが出ることから、インソールを変えることにしました。痛みの原因は路面からの振動の影響が大きいと考え、振動軽減に衝撃吸収できそうなソルボセイン製(ランニング用)のものなど、いろいろ試しましたが、あんまり効果はなく、行きついたのがシダスのインソール、熱を加えて自分の足型…

  • #209 レースアクロスアメリカ再考-3

    ロングライドやウルトラマラソンなんかの長時間エンデューロ競技だと、調子の波が必ずやってきます。好調の時は先のことなど考えずにガンガン行くし(私の場合)、不調の時は、ひたすら耐えつつ兎に角前に進む(止まらないのが基本)感じ。そのうち好調の波がくることを信じて。 2003年のさくら道ネイチャーラン(名古屋~金沢250km)の時は、残り100kmを切ったところで好調の波がやってきて、ここぞとばかりに飛ばしまくりました。波の底ではおとなしく、波のトップでは全力でいく、あんまり他の人に推奨できないスタイルでした。 これは身体におきる「痛み」でも同じように扱っていました。耐久レース(特に一晩かそれ以上の日…

  • #208 レースアクロスアメリカ再考-2

    1996年のRAAMソロ・エントリーリストは以下↓ 1996RAAMソロエントリー スタートはカリフォルニア州 IRVINE、街中なので郊外の公園まではみんなでパレード走行。こんな感じ↓ ここはホリデイインの駐車場です。 スタート風景。カリフォルニア州IRVINE、郊外の公園まで全員でパレード走行。 スタートから2日目までは砂漠地帯が続き、乾燥していて暑いから鼻の粘膜をやられます。鼻の穴に馬油を塗っていました。 この当時は7月末がスタートで、暑さが一番ピークの頃でしたが、その分耐暑トレーニングを日本で充分にやれる時間があって良かったです。サポートカーのボンネットで目玉焼きが作れました(本当の話…

  • #207 レースアクロスアメリカ再考-1

    表彰式でスピーチ、英語。 神が7日目に安息日をおいたのが(宗教的な理由があるにしても)、人間の理にかなっていると実感することになったのは、1996年のレースアクロスアメリカ。人の生命活動は、他の命を取り込むことで成り立っているので(つまり食べて身になる)、その流れが追いつかなくなるのが丁度7日目にやってくる。食べても身につかない。自分の身体を削っていく感じ。そこまで心身を使い切ることで、安息日の意味がわかった気がした(本来の意味は別にして)。そうなった時に何が食べたいかというと、即物的に「肉」でした。自分の場合は。 深夜のガソリンスタンドで給油中、わらわら集まって来て記念撮影。多分ジョージア州…

  • #206 なるべく自然に

    近隣の集合住宅にお住まいの方々対象の運動教室、2月に続き2回目終了。 自分より先輩の人たち相手、しかも普段運動してる人は少数派。この先輩達に運動習慣をつけてもらうにはどうしようかと考えました。 とりあえず、今日やることに意義があるので、明日はまた明日考えようと、ゆるい感じでお話しさせてもらいました。三日坊主で全然構わないし、三日続いたら、自分を褒めて下さいねーって感じで進めました。 やったこと。 壁に背中付けて立つ姿勢チェック。これを運動前と後にしてもらい、運動の効果を確認。最初、壁に頭がつかなかった方も付くようになりました。 運動は座って出来る足指の動き改善、つま先の上げ下げ。続いては、立ち…

  • #205 重曹のこと

    数ヶ月前から重曹とクエン酸を水に溶かして飲み始め、調子がいいので参考になるよう、まとめてみました。 重曹(炭酸水素ナトリウム)は、お店で手軽に買え、価格もそんなに高くないにもかかわらず、使い方を知っていると、日常生活でとても重宝します。 掃除に使えば、トイレや台所・食器をピカピカにします。水に溶かして飲んだり、お風呂に入れたり、体の不調を整えるのにも使えます。安価で入手しやすい重曹の沢山の活用法のうち、健康に関することを調べました。 風邪や胃酸過多、重金属中毒などの予防のために、口から摂取(飲む)してもいいですし、お風呂に入れることも可能です。重曹の健康効果(参考に)を紹介します。 *製薬会社…

  • #204 呼吸-4

    鼻呼吸看板 持久系アスリートのパフォーマンス向上に役立ちそうな物質のひとつが、一酸化窒素です。かつて光化学スモッグの要因とされていた窒素酸化物は、大気汚染の代名詞のように扱われていました。排気ガス、公害のイメージが強いと思います。それが体内で適量産生することで、以下に掲げる働きをすることがわかっています。 <一酸化窒素の体内での役割・働き、そして影響を及ぼすもの> 血行の促進(毛細血管を広げる働き)・細胞に酸素を送り込むこと、免疫機能、気分、性機能などは、体内の一酸化窒素の量と関わっています。 ・気管の平滑筋を拡張する働き→気道や血管を拡張する。呼吸機能に有効。気管が広くなると運動時の酸素運搬…

  • #203 呼吸-3

    呼吸の続き 普段私たちが呼吸している「空気」の組成は以下の図の通り、窒素と酸素が大部分を占めています。 空気の組成の図↓↓ 空気の組成 目に見えない空気ですが、乾燥した空気1リットルの重さは0℃1気圧の時1.293グラム、1リットルで約1グラムです。1グラムというと軽く感じますが、これが垂直方向に数十km積み重なる(大気圏)ことで地表付近の空気には大きな重さ(圧力)がかかります。1気圧は1㎠あたりおよそ1㎏の圧力、1㎡あたりでは10トン、土砂満載のダンプカーが載っているような大きな力です。 自転車に乗っていると、この圧力の感じが良くわかります。単独走行とドラフティング走行では体力の消耗度がまる…

  • #202 呼吸-2

    持久系アスリートにとって最大酸素摂取量が向上することは、パフォーマンス向上に即繋がる重要事項。体内の毛細血管を増やすことと共に大切なことは、取り込んだ酸素の有効利用。そこでその根幹の呼吸に関して、おさらいしつつまとめてみました。 今回は「二酸化炭素」に関して。 新鮮な空気 酸素飽和度(ヘモグロビンと酸素の結合割合) 95%~99%人の赤血球は95%~99%の酸素を含んでいる。赤血球中のヘモグロビンのうち酸素と結合しているヘモグロビンの割合を酸素飽和度で示す。血中の酸素は常に血液から細胞へと送られているので酸素飽和度は100%にはならない。仮に、酸素飽和度100%とは、酸素とヘモグロビンの結合が…

  • #201 セオドア・ルーズベルト

    これまでのレース結果とか、切り抜き新聞記事・掲載雑誌などなど、過去資料の整理をしつつ、不要なものの処分をしていたら、トランスオーストラリアフットレース中の応援メッセージコピーが出てきた。今ほど通信ネットワークが十分ではなかった頃(2001年)、パソコンから送られてきたメールメッセージは、リアルタイムで目を通すことなく、数日遅れでプリントアウトした紙を渡されて、初めて読むことになった。 そのうちの一つに、セオドア・ルーズベルト(第26代アメリカ合衆国大統領)のスピーチを引用したのがあったので紹介します。Jay Andersonさんからのメッセージです。 トランスオーストラリアフットレース:メール…

  • #200 ボディパンプ・ボディバランス

    長年勤めてきたコナミスポーツクラブでの最終レッスン、新月のタイミングに合わせるように、25日火曜日のボディバランス45分クラス無事に終了。レッスン後、思いがけず会員の皆さんから花束を頂きました。ちょっとウルっとしつつ、最後の挨拶を済ませ、新たな一歩を踏み出すことに。急展開の10月。 お花を頂きました。 コナミスポーツになる以前の、オリンピックスポーツクラブから数えると33年勤めたことになります。スイミングとマシンジムが中心でしたが、20年前からスタジオレッスンのボディパンプを始め、さらにボディバランスのレッスンもやるようになりました。半分は自分自身のトレーニングを兼ねて続けていましたが、この2…

  • #199 呼吸-1

    「呼吸の科学」を読み進めていて、今までと違う視点から呼吸を考えています。 自分で試すのが一番手っ取り早いから、実験中↓ BREATH: 呼吸の科学: ジェームズ・ネスタ―, James Nestor, 近藤 隆文 + 配送料無料 www.amazon.co.jp マラソンランナー、トライアスリート、自転車乗りなどなど持久系アスリートにとって、最大酸素摂取量を上げることがパフォーマンス向上につながると信じてきたし、その値を上げて行くことがトレーニング目標の一つになっていることは、疑いの余地がなかった。酸素を取り入れる能力の最大値が高ければ、それだけ余力を残しつつスピードの維持ができるものと思って…

  • #198 ランニング&ビーフフェスタ㏌段戸山+α

    バイク・ランのトランジッションエリア 10月2日日曜日、設楽町駒ヶ原一帯でデュアスロンとランニングの大会を同時開催しました。広域農道西三河線の全線開通が今年5月末。それを記念するべく新規開通区間のきれいな道を利用し、ラン6km-バイク17km-ラン6kmのデュアスロンをメイン種目に、ラン6kmのショートコースとラン17kmのロングコース、計3つの種目を設定、26名の方々が参加されました。秋晴れの青空の下、澄んだ空気と美味しい水と目に優しい森の木々の中、自然を満喫されたことと思います。ここはとても空が近い。標高900m程ですが。 大会の模様は後日詳しく書きます。まずは参加者全員が怪我無く無事に終…

  • #197 ララムリ

    タラウマラ族(ララムリ)のことを知ったのは、1998年のAngels Crest100(100マイルのトレイルランニングの大会)に出た時のこと。 エンジェルスクレスト100(1998) 前年1997年3回目のレースアクロスアメリカ(アメリカ大陸横断自転車レース)を5位でフィニッシュ、自転車のレースは一区切りをつけた。1998年はウルトラマラソンを中心に活動していた。そんな中、100マイルのトレランがカリフォルニア州であることを探し出し、エントリーしたのが、Angels Crest100。Pacific Crest Trailの一部を走るルート。本格的なトレイルランニングの大会は初めてで、100…

  • #196 クロストレーニング

    私が「クロストレーニング」という言葉を定義すると、「いろいろやってみること」になる。試行錯誤しながら、他の分野にも手を出す。思わぬ発見があったり、打開策につながったりする。discover。 この言葉を初めて聞いてから、既に35年近くが経つ。当時はトレーニング=身体トレーニングと思っていたし、トライアスロンをやり始めた時期と重なることから、トライアスロンのトレーニングのためにも、このクロストレーニングの概念を知りたくて、本を探した。買って来て読んだのがこれ↓↓ クロストレーニング 購入先は、初めてアメリカに遠征した時のボストンの本屋さん。 トライアスロン自体が新しいスポーツカテゴリーで、これに…

  • #195 トランスオーストラリアフットレース:Day66

    【オーストラリア横断日記】 2001年 3月12日(月)晴れ Canberra Day66 荷物整理。だいぶ物を捨てた。Aki・井上を空港まで送る。 レースを終えて-1 レースを終えて-2 レース後の荷物整理-1 レース後の荷物整理-2 レース後の荷物整理中、集まってきた仲間たちと レース後の荷物整理中、集まってきた仲間たちと-2 朝、Kruglikovが走っていた。彼に休みはない。 Davidたちと朝ごはん、とても美味しいパンケーキのお店。 このお店が地下にあり、階段を下りている時にバランスを崩して尻もちついた。 (松葉杖使っていたので) その時、左手をついてかばったためか、左手に力が入らな…

  • #194 トランスオーストラリアフットレース:Day65

    【オーストラリア横断日記】 2001年 3月11日(日)晴れ Michelogo~Canberra Day65 45km 最終日、今日もBig Georgeのサポート。 コンペティションは45km。 1位のKruglikovは、最後までスピード衰えず。 井上さんは自転車で全体のサポートに。 最終日のスタート前、新聞掲載の記事を見ている 最後の最後で走れなくなったけれど、みんなの応援は、ありがたかったです レースが全て終わり、表彰式へと向かう。 完走した各ランナーの紹介と、順位の発表。 名前を呼ばれたランナーが、設置された檀上に上がって行く。 檀上に促されて。 檀上で主催者のBurneyに励まさ…

  • #193 トランスオーストラリアフットレース:Day64

    【オーストラリア横断日記】 2001年 3月10日(土)曇り・晴れ Cooma~Michelogo Day64 レースは、今日を入れて残り2日間になった。 終日、Big Georgeのサポートクルー、といっても松葉杖がないと歩けないから、 サポートクルーというより応援。 Georgeのサポート?応援 Georgeのサポート この大会を紹介してくれて、主催者側との様々な交渉にあたってくれた、Aki・井上さんと合流。 大会のゴールに合わせて日本から来てくれたのですが、まさかのリタイアで「ごめんなさい」 井上さん(純日本人です)が、サポートクルーの由紀さんとの仲介に入ってくれたおかげで、このレースに…

  • #192 トランスオーストラリアフットレース:Day63

    【オーストラリア横断日記】 2001年 3月9日(金)小雨・曇り・晴れ Candelo~Cooma Day63 自分が走らないと、ステージの距離、ルート、ゴール地点など、どうでも良くなっている。やっぱ自分勝手だということに、今さら気づいた。 朝は、ステファニーと同じ4時に起きて、ボーっとしていた。 脚の痛みは、ずーっと続いていて、脛のところが腫れて、熱っぽい。 朝食に、パンを焼いて食べた。ゆっくりと、トーストを食べるのは久しぶり。 伸びていた髭を剃り落とす。 由紀さんが起きてきてから、荷物整理。 不破さん、市川さんも一緒になり、10時頃Coomaへ向けて出発。 Nimmitabelの町で、ミー…

  • #191 トランスオーストラリアフットレース:Day62

    【オーストラリア横断日記】 2001年 3月8日(木)小雨・曇り・晴れ Wolumla~Candelo Day62 ステージ距離:16.6km/総距離:4104.0km タイム4:21:51 15位(タイムオーバー) カットオフタイムに届かず失格になった。 1時間に5.6km進むのが各ステージのカットオフタイムのルール。今日だとおよそ3時間以内、それを大幅に越えてしまった。 予定が大きく変わり、スタート時刻6時が12時に、距離は16,6kmになった。 Jessie達が、今日のコースの下見をしていた時に、地元のポリスから警告されたらしい。狭い道が曲がりくねっていて、暗い時間帯にそこを走るのは危険…

  • #190 トランスオーストラリアフットレース:Day61

    【オーストラリア横断日記】 2001年 3月7日(水)曇り・晴れ Cann Riverから15km~Edenまで15kmくらい Day61 ステージ距離:80.0km?/総距離:4087.4km タイム13:40:?(誤って消去) 15位 記録を取るどころではなく、距離も?(80kmより長い)タイムも?消去してしまう。 スタートから45kmくらいまでは、昨日より良い感じで進む。歩くよりも、ジョグ中心で行けた。 朝起きた時は、右脚を床に着くのすら苦しかったのに。 1時間に7km弱、5kmを43分くらいかけて順調に進む。 森の中の静かな道、ジョージア州を思い出した。レース終盤というロケーションも同…

  • #189 トランスオーストラリアフットレース:Day60

    【オーストラリア横断日記】 2001年 3月6日(火)曇り・晴れ Orbostから10km~Cann Riverから15km Day60 ステージ距離:78.9km/総距離:4007.4km タイム12:31:25 15位 この大会を通じて初の最下位(今走っている15人のランナー中、15位) カットオフタイム(制限時間)との戦いになった。 昨日総合3位をかけて勝負し、60km以降歩かざるを得なくなったつけが出た。 朝起きた時から、右脚を付いて立ち上がるのが困難な状況。 どうにかして一度立ち上がっても、歩くのがやっとこさ。 昨日、勝負した結果なので悔いはないが、苦しい一日になった。 一帯は森の中…

  • #188 トランスオーストラリアフットレース:Day59

    【オーストラリア横断日記】 2001年 3月5日(月)曇り・晴れ Bruthen~Orbostから10km Day59 ステージ距離:75.0km/総距離:3928.5km タイム7:37:29 9位 腰の痛みがかなり軽くなり、バレオベルトせずに走り出した。 Big Georgeの気持ちのこもったマッサージが効いたみたい。 昨晩は蚊が多くてよく眠れなかった。 朝方かなり冷え込み、長袖トレーナーを着込むほど。 今日のステージが勝負どころと思い、気合を入れて走る。 10kmを1時間以内に通過。昨日より格段調子良く、徐々にペースを上げて行く。 1時間に11kmのペースまで上がり、このまま行けば6時間…

  • #187 トランスオーストラリアフットレース:Day58

    【オーストラリア横断日記】 2001年 3月4日(日)曇り・晴れ Perry Bridge~Bairnsdale~Bruthen Day58 ステージ距離:69.8km/総距離:3853.5km タイム7:26:25 11位 スタート時、靄の中、ロングスリーブシャツで走る。 走り始めると案外暖かく、汗でべたべたになり、すぐに着替え。 終日調子に乗れないまま、我慢の走り。 腰痛と右脚のシンスプリント、それに体調自体が下降しているのが重なった。 今日のステージだけで、Dusanと約1時間半差がついた。 残りの1週間で3時間52分のアドバンテージを守れるか? 久々にフリーのアコモデーションに泊まるこ…

  • #186 トランスオーストラリアフットレース:Day57

    【オーストラリア横断日記】 2001年 3月3日(土)曇り・霧・晴れ Rosedale(まで14kmの地点)~Sale~Perry Bridge Day57 ステージ距離:75.2km/総距離:3783.7km タイム6:54:44 5位 昨日までのトータル・リザルトをもらった。現在3位、4位のDusanとは5時間52分の差。 本日のステージで20分詰め寄られて、約5時間30分差。今日くらいの走りができれば十分守れる。 今朝も靄の中のスタート。ロングスリーブにバレオベルト着けて、昨日と同じスタイルで走り出す。 腰をかばいつつ、短いストライドで慎重に進む。そんなでも、さらに後方を走るランナーがい…

  • #185 トランスオーストラリアフットレース:Day56

    【オーストラリア横断日記】 2001年 3月2日(金)曇り・霧・晴れ Warragul~Moe~Rosedale(まで14kmの地点) Day56 ステージ距離:76.6km/総距離:3708.5km タイム6:47:11 5位 今日から、腰痛防止ベルト(バレオベルト)着用。 オーストラリア横断マラソン、腰痛ベルト着用 Day-56 霧の中、一帯は牧場。時に砂利道あり、鉄道線路沿いの田舎道を走る。原子力発電所(Yallourn)のすぐ横を通った。 入りは最下位、ラストでMick抜いて5位。 霧が深く立ち込め、肌寒い。フランクショーターの長袖シャツを着てスタート。バレオベルト締めて。 昨日手に入…

  • #184 トランスオーストラリアフットレース:Day55

    【オーストラリア横断日記】 2001年 3月1日(木) 晴れ Dandenong~Warragul Day55 ステージ距離:66.8km/総距離:3631.9km タイム7:24:19 9位 左足の着地・接地で脚の付け根から腰まで激痛が走る。ずっとドベ(最下位)で進む。 1km/8分ペース、半べそかいて。 まだうす暗い日の出前、明け方にかけては全く走れなかった。 普通に犬の散歩をしている人を抜くのも一苦労。 カットオフタイムを気にするような状態、半泣き(痛いのと、悔しさで)しながら、それでも走る。 こんな状態で、あと10日間も耐える自信がなく、リタイアすることを考えたが、とりあえず今日のステ…

  • #183 トランスオーストラリアフットレース:Day54

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月28日(水) 晴れ Melton~Keilor(Melbourneは車で通過) Day54 ステージ距離:Competition区間 25.0km/総距離:3563.1km タイム 2:18:16 10位 Competition区間25km、No Competition28km、それに地元ランナー達とのファンラン40kmという変則ステージ。走る前、Melbourneが地元のBryan Smithの奥さん、Janeと再会し抱擁。言葉はなかったが、それで良いと思う。Bryan Smithを思い出すと泣きそう。 3回の大きなターン(曲がり角)には矢印がつけ…

  • #182 トランスオーストラリアフットレース:Day53

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月27日(火) 晴れ Ballarat~Melton Day53 総距離:82.0km/総距離:3538.1km タイム7:21:26 4位 なんとイギリスのBobby Brownが3位、1位はAndreiがとった! Mihalyとラストまで並走、ゴール地点がわからずスプリントにならなかった。 山あり、谷あり、湖あり、未舗装砂利道あり、そして最後は町の中。 昨日、ポリスの先導でゴールしたアーケードの中心から、やや離れたアーケードの端がスタート地点。 このレースが始まって53日目、初めてターンシートが配られた。 今日のコースは、曲がるところが多いためか、…

  • #181 トランスオーストラリアフットレース:Day52

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月26日(月) 晴れ Buangor~Beaufort~Ballarat Day52 ステージ距離:62.9km(Competition)+4.3km(No Competition)/ 総距離:3456.1km タイム5:34:59 6位 腰痛に左脚アキレス腱痛、思い通りに走れなかった。が、ラスト3kmから追い上げ、Mickとスプリントに!(負けた) 朝は涼しく虫の音が響き渡り、すっかり秋の気配に。空が晴れ渡り満天の星。 Beaufortの手前に、一つ大きな丘があり、それを越えて行く。 ひと頃の軽快な走りが出来ず、集中力も続かない。 速いペースで走れな…

  • #180 トランスオーストラリアフットレース:Day51

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月25日(日) 雨・曇り・晴れ Halls Gap~111号~Stawell~A8号~Ararat~Buangor Day51 ステージ距離:79.0km/総距離:3388.9km タイム6:47:43 3位 朝スタートの前、ガソリンスタンドのところからカンガルーが飛び出てきた。 スタート時の告知は74km、実際は79kmだった。 Halls Gapは小雨、この大会で初めてロングスリーブTシャツで走りだす(途中で半袖シャツに着替えた)。 みんな(Kruglikovを除く)疲れているのか、見た感じ走りに精彩がない。 昨晩、BraianがBarに1人飲みに…

  • #179 トランスオーストラリアフットレース:Day50

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月24日(土) 晴れ Horsham~Halls Gap Day50 ステージ距離:77.2km/総距離:3309.9km タイム7:05:45 5位 昨日の疲れ残り、5位に沈む。 15kmの上り坂と10kmの下り坂:Grampian-National-Park 背中・腰の左側に痛み有り。椅子からの立ち上がりや、歩き出しの一歩目にちょっと痛む。 昨日のゴールのガソリンスタンドがスタート地点。その横で、昨日4WDの運転でサポートしてくれた人たちが、朝からBBQやっていた。週末だからなのか、ランナー以外のそういった人たちがいっぱいいた。 スタートは、事情説…

  • #178 トランスオーストラリアフットレース:Day49

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月23日(金) 晴れ Little Desert~Horsham Day49 ステージ距離:65.9km/総距離:3232.7km タイム6:20:44 4位 全体の6割が砂の上を走るハードな一日。腰が疲れた。ラストはA8 HWY。 朝5時から、ロッジのブレックファーストが用意されていて、シリアル1ボール、トースト2枚、コーヒーとオレンジジュースを摂る。 今日のステージは大半が砂漠地帯(砂の道とブッシュの生い茂る地帯)、そのため特別に地元のボランティアが4WDでサポートしてくれる。僕たちのサポートは、マーク・スミスさんと息子のアラン君。トヨタのランドク…

  • #177 トランスオーストラリアフットレース:Day48

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月22日(木) 晴れ VIC・SA Border~Little Desert Lodge Day48 ステージ距離:76.7km/総距離:3166.8km タイム6:08:34 3位 VIC・SA Border~Nhill~Little Desert Lodge ヴィクトリア州に入り、同じ8号線だけどDukes-HWYからWestern-HWYに呼び名が変わった。路肩の幅が広くなり走りやすい。アメリカでもそうであったが、各々州ごとに財政状況が違うのか、道路の状態がガラリと変わった。 昨日同様、道路工事区間が何カ所もあったが、ずっと右側通行で進めた。この…

  • #176 トランスオーストラリアフットレース:Day47

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月21日(水) 晴れ Keith~VIC・SA Border Day47 ステージ距離:65.0km/総距離:3090.1km タイム5:00:25 4位 Keith~Bordertown~VIC・SA Border 夜中の2時半頃、由紀さんが戻ってきた。新しく借りたバンに乗って。 彼女は常々「ランナーズ・ファースト!」(ランナーを一番に)と言っているだけあって、こんな夜中まで動いてくれている。 が、さすがに今日のサポートはお休み、主催者の使っているモーターホームの中で半日寝ていた。代わってKawikaがサポートしてくれる。 主催者提供のモーターホーム…

  • #175 トランスオーストラリアフットレース:Day46

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月20日(火) 晴れ Coonalpyn~Keith Day46 ステージ距離:65.0km/総距離:3025.1km タイム4:58:50 3位 Coonalpyn~Tintinara~Keith スタートから積極的に前に出る。Kruglikov、Dusan、Andreiに次いで4番手追走。 明るくなる頃には、Dusan、Andreiのすぐ背後に迫る。 ここ数日違和感のあった左膝の具合が、少し良くなったみたい。 Dusanをかわし3番手に上がり、Andreiの直後を走る。10km辺りまでAndreiに付けたが、徐々に離される。ほんの僅かなペースの違い…

  • #174 トランスオーストラリアフットレース:Day45

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月19日(月) 晴れ Tailem Bend~Coonalpyn Day45 ステージ距離:66.0km/総距離:2960.1km タイム5:14:10 3位 Tailem Bend~Cooke Plains~Coomandook~Yumati~Kiki~Coonalpyn ヴィクトリア州までもう少し 今朝は由紀さんが寝ぼけて、いつもより1時間早くに起き出した。が、僕は時計を見て時刻確認、そのまま寝ていた。 片側2車線の大通りを走る。今日は右側通行で。ロードトレインが多く、薄暗いうちはリフレクター(反射)ベルトを左手首に巻き付けて走る。こんなふうに安全…

  • #173 トランスオーストラリアフットレース:Day44

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月18日(日) 晴れ Nairne~Tailem Bend Day44 ステージ距離:66.0km/総距離:2894.1km タイム5:20:36 3位 Nairne~Murray Bridge~Tailem Bend 4時半起きの予定で目覚ましセットしていたはずなのに、由紀さんが3時半頃から明かりをつけてバタバタしだし、目が覚めた。何かと思ったら、水道が壊れていて水が出ないと。水が使えないと困る。 隣にあるホテルの建物に、たまたま来ていた掃除の人に、ホテルの中に入れてもらい、トイレとか借りられた。 朝からトラブルがあったものの、2日ぶりに「普通に」ス…

  • #172 トランスオーストラリアフットレース:Day43

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月17日(土) 晴れ Adelaide~Nairne Day43 ステージ距離:40.0km/総距離:2828.1km No Competition30km+10km タイム41:36 4位 Adelaid~Eagle on the Hill~Bridgewater~Hahndorf~Nairne 5時半スタートということで、昨日のゴール地点Elder Parkに行った。 レーススタッフのJessieが、本日のターンシート(ルート地図)を配っていて、それを見ながら走るんだと思っているところへ、大会主催者のBernieが遅れて登場。いきなりターンシートを…

  • #171 トランスオーストラリアフットレース:Day42

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月16日(金) 晴れ Tarlee+12km〜Adelaide Day42 ステージ距離:67.0km/総距離:2788.1km タイム No Competition Tarlee+12km〜Gawler〜Adelaide 今朝も肌寒い。スタート直前にNo Competitionと聞かされた。 ロングスリーブ着ようか迷ったが、いつも通り半袖シャツで行く。 タイム関係ないので、みんなゆっくり一列に進む。 が、あんまり遅いため体が温まらなくて、少しペースを上げた。 ゆっくり走るのは楽なようで、かえって疲れる。 走りのペースはそこそこ上げて、3kmごとのエイ…

  • #170 トランスオーストラリアフットレース:Day41

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月15日(木) 曇り Clare〜Tarlee+12km Day41 ステージ距離:66.8km/総距離:2721.1km タイム5:43:00 [3位] Clare〜Auburn〜Rhynie〜Tarlee アップダウンの続く丘陵地帯 朝6時、肌寒く、なかなか車から出られない。まるで冬のよう。 ランナーほぼ全員がロングスリーブシャツを着ている中、 自分だけが半袖シャツ・短パンという、いつも通りの恰好。 Clareの町中、向い風が吹く。 丘陵の連なり、勾配のきつい坂も多い。 スタートしてすぐに1人になった。 ちょっと前にAndreiがいて、目標に走って…

  • #169 トランスオーストラリアフットレース:Day40

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月14日(水) 曇り George Town〜Clare Day40 ステージ距離:62.5km/総距離:2654.3km タイム5:28:50 [5位] George Twon〜Gulnare〜Yacka〜Rochester〜Clare 今朝も涼しい曇り空、そして向い風の中、6時スタート。 スタート前のひと時 Big George、Mihalyの2人が背後に付き、気になって走りづらい。 最初の丘の上りで、一度ペースを上げると、背後はMihaly1人だけになった。 その後、彼が前に出たため、少し間を開けつつ追走する。 13〜17km辺りで、調子出てきて…

  • #168 トランスオーストラリアフットレース:Day39

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月13日(火) 曇り Melrose〜George Town Day39 ステージ距離:66.9km/総距離:2592.8km タイム5:39:11 [3位] Melrose〜MurrayTown〜Wirrabara〜Laura〜Gladstone〜GeorgeTown 本日のルート。 夜中に雷轟く土砂降りの雨。それも明け方には上がり、星が見えてきた。 スタート6時、少し肌寒さを感じるが、走るのには丁度良い。 スタート前、まだ薄暗い 小さな町をいくつか通り抜けて行く67kmのルート。 メインルートは何号線だかわからないが、大型の長距離輸送のロードトレイ…

  • #167 トランスオーストラリアフットレース:Day38

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月12日(月) 曇り・晴れ Port Augusta〜Melrose Day38 ステージ距離:63.0km/総距離:2525.9km タイム5:25:45 [3位] Port Augustaの町を6時にスタート。 地元ポリスのエスコートが、しばらく付いた。 朝のドライブ移動無しだと、とても楽。 今日も走り始めは、脚が重い。 片側2車線、中央分離帯の有る大きな通り。 右側が海、港が広がり、潮風が強く吹いている。 Mick、Wolfgangの2人が少し先を走っている。 昨日パスタディナーを催してくれたランナーズクラブの人たちの誘導で、 左折、右折、Pt.…

  • #166 トランスオーストラリアフットレース:Day37

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月11日(日) 曇り・晴れ Iron Knob〜Port Augusta Day37 ステージ距離:67.0km/総距離:2462.9km タイム5:15:46 [3位] 日本から持ってきた大学ノート、昨日で最終ページが終わり、今日から新しいノート。 Iron KnobからPt.Augustaまで、EYRE HWY1号線(A1-HWY)を進む。 スタート時、雲が多く涼しかったが、日が昇るに連れて暑くなる。 左膝の調子が良くなくて、始めはゆっくりしか走れない。 ロシアのAndreiも、最近走り出しがゆっくりのため、すぐ前を走っている。 ちょっと調子が上が…

  • #165 トランスオーストラリアフットレース:Day36

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月10日(土) 曇り HWY Stop〜Iron Knob Day36 ステージ距離:66.6km/総距離:2395.9km タイム5:25:32 [3位] シューズを新しいのに換えた。ブルックス・クルシエイトII。 曇天、日が昇るまで涼しいくらい。 3〜4日間の周期で、天気がガラっと変わる。 昨日お昼に水分多く、嵩のあるもの(メロン半分・トマト、オニオン、ピーマンのサラダ)を食べすぎたためか、お腹がゆるく、走り始めてすぐトイレに行きたくなった。 まず6kmでトイレストップ、MIckに抜かれた。 その後調子良く走っていて、前を行くWolfgangがすぐ…

  • #164 トランスオーストラリアフットレース:Day35

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月9日(金) 曇り HWY Stop〜(via Kimba) HWY Stop Day35 ステージ距離:41.5km/総距離:2329.3km タイム3:19:02 [3位] 今日も距離変更、41.5kmのショートステージ。 走り始めから、自分なりにハイペースのつもりでいったが、 ロシアの2人とDusanには置いていかれた。 10kmを52分、入りとしては良いペース。 曇り空、昨日まで続いていた暑さはない。 Kimbaの町で約半分の20km。 鉄道の踏切を越えると、「Across Australia Half-Way」の看板、その前を通過。 Kimb…

  • #163 レースアクロスアメリカ:Outside Watch

    RAAMロゴマーク レースアクロスアメリカ(Race Across America)RAAM:アメリカ横断自転車レース Outside TVの映像です。 www.outsidetv.com Outside Watch リレーチーム部門が中心の映像になりますが、コースはソロ部門と同じです。 今後出場を考えているライダーの参考になります。 下の写真は、僕自身の最初のRAAM・1995年のもの。この当時は、スマホもタブレット端末もなかった。一般人には、まだアナログ中心な時代でした。 1995年最初のレースアクロスアメリカ

  • #162 トランスオーストラリアフットレース:Day34

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月8日(木) 晴れ・曇り Kyancutta〜HWY Stop Day34 ステージ距離:68.0km/総距離:2287.8km タイム6:08:16 [4位] ハワイアンのカビーカ(向かって右)と彼のサポートクルーのビル(左) Kyancuttaまで13kmの車移動、暑くなりそう。 スタート地点に一番乗り。 ローカルテレビ局の人が来ていて、VTR撮影していた(1人だけで)。 スタート前、オーガナイザーのBernieが今日のステージに関して、 「今日は予定より20km短く、これからも80kmを越えるステージはつくらない」 と言っていたように聞こえたが、…

  • #161 トランスオーストラリアフットレース:Day33

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月7日(水) 晴れ Poochera〜Kyancutta Day33 ステージ距離:83.7km/総距離:2219.8km タイム7:29:50 [4位] Poocheraロードハウス前を6時スタート。 この時間は、まだ薄暗く星がきれい。ということで今日も快晴。 暑くなること確実。 昨日、一昨日とラストがフラフラだったので、少し不安があり、 特に意識してゆっくりペースで走りだす。 スタート前、梅干しを一つ口に入れる。水も沢山飲んでおいた。 日が昇る前とはいえ、すぐに汗が噴き出した。 ちょっと前をWolfgangが走っているが、今日は他のランナーを意識せ…

  • #160 トランスオーストラリアフットレース:Day32

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月6日(火) 晴れ HWY Stop〜Poochera Day32 ステージ距離:65.1km/総距離:2136.1km タイム5:47:54 [3位] Wirrullaのモーテルから約20kmを車移動、今日走るコースの逆走。 7時スタート。 スタート前、地元ポリスが 「車にはくれぐれも注意して走るように」と、わざわざ来て話す。 「車が来たら、路肩に寄るよう」要請(?)された。 実際、ラトビア人Georgeは、車が来ても避けない事が多々有り、個別に注意を受けていた。 7時だと、すっかり明るくなっていて、走り始めからサングラス着用。 雲一つない快晴、風は…

  • #159 トランスオーストラリアフットレース:Day31

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月5日(月) 晴れ Ceduna〜HWY Stop Day31 ステージ距離:74.8km/総距離:2071.0km タイム6:41:19 [4位] Cedunaの近辺の地図 昨日の夜は9時に寝て、8時間以上眠れた。スタートは7時。 走り始め少し涼しく感じたが、だんだん気温が上がり、ゴールする頃には暑かった。 レース終盤暑さにやられ、きつかった。 軽い脱水症状、ゴール後しばらく椅子に座って休む。 いつもは自分で車から椅子を出して座るのに、フラフラでできず、 由紀さんにお願いして出してもらった。 めまいがして、よろよろと座り込み、水(氷水)飲んでようやく…

  • #158 トランスオーストラリアフットレース:Day30

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月4日(日) 曇り Penong〜Ceduna Day30 No competition 69km/1996.2km(2月2日の分 3km含む) バーニータイムから現地時間へ、時計を1時間進める。 Penongから3km、Bryan Smithが倒れたところから、再スタート。 道路脇に十字架供え、スタート前に黙祷。 思い出すと、悲しみが込み上げてくる。 特に、Bernie始めとするオーストラリア勢は辛そう。 レース再開・スタート前に黙祷 僕は、もう泣くことはない。 Bryanの肉体は消えても魂は消えたわけじゃない。 心の中に生き続けている。 当然、寂し…

  • #157 トランスオーストラリアフットレース:Day29

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月3日(土) 晴れ Ceduna Day29 レース中断の日 レースがお休みになり、朝ゆっくりできた。 キャビンには嬉しいことにトースターが有り、パンを焼いてトーストに。それにバターとベジマイト(ビール酵母のペースト)を塗ったものを食べる。さらにミューズリー(シリアル)にピーチとヨーグルト混ぜたのと、コーヒーを3杯、いつもの数倍の量の朝食メニューになった。 昨日の夜のアンチョビピザが塩辛く、喉の渇きで夜中に2、3回水飲みに起きた。 時間に余裕があり、髪の毛切りに床屋へ行ったが、2軒とも予約がいっぱいで断念。 お昼のBBQ用に食材を買いに行く。 だいたい…

  • #156 トランスオーストラリアフットレース:Day28

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月2日(金) 晴れ Penong〜Ceduna Day28 3km No competition 長らく続いたNullarbor平原の最終ステージ、Penong〜Ceduna75km区間スタート。 昨日からの熱波が続き、朝から暑い。スタート直前に水を飲む。 ちょっと脚がだるいため、ゆっくりペースで走り始める。 Mick、Wolfgangと3人前後しながら、最初のエイド3km過ぎて、 そろそろ次のエイドかなってところで、大会スタッフのJhonが車でやって来た。 「Bryan Smithが倒れたから、今日のステージは中止」 と言って、先行するランナーに伝え…

  • #155 トランスオーストラリアフットレース:Day27

    【オーストラリア横断日記】 2001年 2月1日(木) 晴れ Nundroo〜Penong Day27 ステージ距離:77.6km/総距離:1924.2km タイム6:58:48 [3位] NundrooロードハウスからPenongまで、キロポスト標示だと79kmのステージ。 スタート時オフィシャル発表は75km。 ゴール後の発表は77.6kmだった。こんな大雑把さにも慣れてしまった。 昨日より速い段階から、走りのリズムに乗れた。 が、強烈な風が、横から前から吹き荒れて、ペースは落とさざるを得ない。 ずっと一人で走る。 小高い丘を何度も越える。 その丘の坂自体は大したことなかったが、絶え間ない…

  • #154 トランスオーストラリアフットレース:Day26

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月31日(水) 晴れ HWY Stop〜Nundroo Day26 ステージ距離:73.5km/総距離:1846.6km タイム6:27:09 [4位] 「How do you say in English?」 Davidに教わった英語、今日のフレーズ。中学生レベル。 朝70kmのドライブ中、カンガルーを撥ねた。 居眠りしていたら、突然ガツンとなんか車にぶつかって、脇に転がっていった。 寝ぼけていたので、「ディンゴ?」って由紀さんに聞いたら「カンガルーみたい」と。 車にカンガルーバー(撥ねた時のダメージ軽減のプロテクター)は付いていたが、バンパーが少し…

  • #153 トランスオーストラリアフットレース:Day25

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月30日(火) 晴れ Nullarbor Roadhouse〜HWY Stop Day25 ステージ距離:70.3km/総距離:1773.1km タイム5:51:52 [3位] Nullarbor Roadhouseロードハウス前からのスタート。 車移動が無く、4時まで寝ていた。 強い風が吹き続く中、昨日と同じ5人の集団で進む。 先頭を引くのはBig George、ペースはゆっくり目。 日が昇り辺りが明るくなってからも、5人のパックは続く。 エイドでは、常に歩きながら補給するDusanが、遅れ始めた。 強風のため一度集団から離れると、そこへまた戻るのは…

  • #152 トランスオーストラリアフットレース:Day24

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月29日(月) 晴れ HWY Stop〜Nullarbor Roadhouse Day24 ステージ距離:52.2km/総距離:1702.8km タイム4:17:01 [3位] 今日もショートステージ。 約50kmの朝ドライブ、その同じ道・行程を今日走って戻ることになる。 星がきれい。南十字星確認、Davidに教えてもらった。 そして、流れ星も。 スタート前の点呼 向い風の中、5時スタート。 肌寒いが、半袖・ランパンはいつも通り。 Big Gorge、ロシアの2人、Dusan、と僕で5人の集団。 とても強い向い風で、みんな前に出たくないから、しばらくパ…

  • #151 トランスオーストラリアフットレース:Day23

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月28日(日) 晴れ HWY Stop〜HWY Stop Day23 ステージ距離:62.4km/総距離:1650.6km タイム5:06:00 [3位] 昨晩11時半頃、David到着。 夜中、寝ている時(爆睡中)に、いきなりドアのノック。てっきり、寝坊して誰か起こしに来たのかと思った。 Adelade〜Ceduna経由のバスで来てくれた。 細かい話は、またにしてとりあえず眠りに戻る。 蚊が昨日程いなくて、良かった。 約70kmのドライブ、昨日の朝ほど寒くない。 5時スタート。 ジェシーの話では、「ステージ距離50km」 ショートステージになったため…

  • #150 トランスオーストラリアフットレース:Day22

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月27日(土) 晴れ Bunda Cliffs,SA〜HWY Stop Day22 ステージ距離:52.8km/総距離:1588.2km タイム4:22:07 [4位] 平原の中を走る 朝起きたら、辺り一面蚊がぶんぶん飛んでいた。部屋の中で。 夜中に眠りを妨げられた原因を、直に目にする。 コーヒー、ウィートビスケット2個+蜂蜜+バター+ミルクのいつもの朝食。 朝食後、15kmのドライブ。 スタート地点はとても寒く、車から外へなかなか出る気になれない。 ほとんどのランナーがロングスリーブシャツを着ていた。 中にはタイツ着用の人も。 そんな中、僕は半袖Tシ…

  • #149 トランスオーストラリアフットレース:Day21

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月26日(金) 曇り Mundrabilla〜Bunda Cliffs,SA Day21 ステージ距離:93.8km/総距離:1535.4km タイム8:28:01 [4位] 今朝からバーニータイムが採用され、その時刻の5時スタート(昨日までの3時半)。 空には満天の星。 久々に車移動無しのスタートは、とても楽ちん。 100kmステージが93.8kmになり、気持ちも楽に。 ここまで使っていたオークリーのサングラスが壊れかけ、予備のブリコのサングラスに変えた。 夜明け前は肌寒く、暗い中をゆっくりしたペースで進む。 日が昇ってからも、南(海側)から涼しい風…

  • #148 トランスオーストラリアフットレース:Day20

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月25日(木) 曇り HWY Stop〜Mundrabilla Day20 ステージ距離:68.2km/総距離1441.2km タイム6:03:35 [4位] スタート前にストレッチ EYRE HWYを東に48km移動してスタート地点へ。 3時15分にモーテルを出た。今日も涼しい。 4時のスタートだが時差補正をしていなくて(実際には1時間半進んでいる)、時刻の割に、すぐに明るくなった。 スタートから速いペースの展開。 ロシアのAndreiと一緒に走るが、ちょっと速すぎ、一旦下がる。 Dusanは今日も飛ばして行く。 単にここ数日調子が良いだけなのか、本…

  • #147 トランスオーストラリアフットレース:Day19

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月24日(水) 曇りと晴れ HWY Stop〜HWY Stop Day19 ステージ距離:71.4km/総距離:1373.4km タイム6:32:12 [5位] Madura Passの下り坂・正面から Madura Passの下り坂・後ろ姿 Madura Passの下り坂・後ろ姿-2 スタート直後を除き、ほとんど1人で走った。 Mihalyとの差はおよそ5分。(総合タイム) 始まりは雲の多い空、だんだん晴れ間がのぞき、ステージ終盤は久々に暑さが戻る。 向い風の時間帯が多く、ちょっと苦労。 Madura Passを下りきると、視界が開け、また直線路が続…

  • #146 トランスオーストラリアフットレース:Day18

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月23日(火) 曇りと晴れ HWY Stop〜HWY Stop Day18 ステージ距離:79.0km/総距離:1302.0km タイム7:14:07 [4位] 動物注意の看板 曇り空の下、4時スタート。 出足は、ゆっくり入る。 すぐにトイレに行きたくなり、10km過ぎて丁度Cocklebiddyロードハウスに着き、そこでトイレストップ。 道端で用足しするより落ち着くけれど、その分タイムロスは大きい。 コースに戻ると、Mickが前を走っていた。 すぐに追いついて並走。 Mickの走りは極端なピッチ走法で、せわしない。 一緒に走るとリズムが乱れる。 それ…

  • #145 トランスオーストラリアフットレース:Day17

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月22日(月) 曇り一時雨 HWY Stop〜HWY Stop Day17 ステージ距離:85.0km/総距離:1223.0km タイム7:41:41 [4位] 3回目の100kmステージの予定が、後続ランナーの睡眠時間確保(?)のため 90kmに変更。 これも“約90km”で、実際は87kmくらいというのが、スタート時の情報であった。 Caigunaから30kmのドライブ、4時スタート。 連日80km以上走っているからか、みんな自重気味で入りはゆっくり。 Dusan1人が飛び出して行った。 一日中、曇天、昨日のような向い風は無い。 Eyre HWY向…

  • #144 トランスオーストラリアフットレース:Day16

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月21日(日) 曇り HWY Stop〜HWY Stop Day16 ステージ距離:81.2km/総距離:1138.0km タイム7:36:19 [5位] ステージゴール、Jessieがタイム計測しています。 朝4時スタートが続く。 Balladoniaから70kmのドライブ 3時ちょい過ぎにモーテルを出て、3時50分頃スタート地点着。 途中リタイアしたランナーや、そのサポートクルーが大会スタッフに加わり、人的配置が整った。やっと大会運営が円滑進み、まともになってきた。なんという皮肉。それを(途中で止めるランナー達を)見越していたわけではないだろうけれ…

  • #143 トランスオーストラリアフットレース:Day15

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月20日(土) 雨と曇り HWY Stop〜HWY Stop Day15 ステージ距離:82.0km/総距離:1056.8km タイム7:37:17 [5位] 昨晩から空は曇り、だいぶ涼しい。 スタート時は雨が降っていた。 シャワー状の雨降りがしばらく続く。 ランニングには、丁度良い気温。 夜明け前の暗いうちは、轍の水たまりに気を使う。 昨日、はりきり過ぎたためか、調子いまいち。 1km6分を僅かに切るくらいのペース。 それよりペース落ちしないように、ねばる。 終日の曇り空で、補給は最後までずっと3.5km毎に。 スタートしてから52kmくらいのところ…

  • #142 トランスオーストラリアフットレース:Day14

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月19日(金) 雨と晴れ HWY Stop〜HWY Stop Day14 ステージ距離:81.0km/総距離:974.8km タイム6:59:44 [1位] 初のステージ1位・ゴール後のひと時 昨日の夕方から雨になり、夜中に一時止んだものの、朝スタート地点へ向かう途中から、再びポツリポツリと降り出した。 2時半にロードハウスを出て、91kmのドライブ中に仮眠。 1時間ちょっとで到着。 まだ大会スタッフは来ていなくて、はっきりしたスタート地点がわからず、一度通り過ぎてしまった。 昨日キャンプサイトに泊まった人達は、氷切れと暑さとで、今日のステージにかなり…

  • #141 トランスオーストラリアフットレース:Day13

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月18日(木) 晴れ Norseman〜HWY Stop Day13 ステージ距離:100.0km/総距離:893.8km タイム8:17:59 [3位] オーストラリア横断マラソン、ゴール後に水分補給 朝4時、2回目の100kmステージのスタート。 まだ暗い中、BP GSからナラーバー平原に向けて出発。 全体に入りはゆっくり、ハンガリーのMihalyだけ飛び出して行った。 しばらくして、僕とDusanとロシアの2人の4人のパックに。 1km5分ほどのペースで進むうち、Dusanは下がって行った。 3人のパックになり、1km4分台にペースアップ。 45…

  • #140 トランスオーストラリアフットレース:Day12

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月17日(水) 晴れ HWY Stop〜Norseman Day12 ステージ距離:70.0km/総距離:793.8km タイム6:04:55 [5位] ゴール後のひと時・地元のランナーと子供たち 「Norsemanまで70km」のkmポスト地点(N70という表示)に、車移動。 5時スタートだが、ぴったりに始まったことはこれまでに無く、今日も10分遅れ。 今朝は、オートミール(お湯かけてすぐできる)1口サイズを15個に、はちみつ・バター・ミルクを加えたものと、コーヒーのみ。 朝食は、軽目にする。 走っててトイレに行きたくなることが多いため、フルーツは止…

  • #139 トランスオーストラリアフットレース:Day11

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月16日(火) 晴れ Kambalda〜HWY Stop Day11 ステージ距離:62.8km/総距離:723.8km タイム5:25:38 [4位] Daveとサポートクルーの由紀さんと 本日、新たに2人リタイアした。 最年少22歳のDaveと、タスマニアから来てたAndrew、2人共地元オーストラリアのランナー。Andrewは足の裏全体が血豆になっているのを、数日前に見ていたので、それがリタイアの原因なのかな。 連鎖的に辞める選手が続くかもしれない。 定時の5時スタート。 みんな自重気味に走っているのか、しばらくしてMihalyに続いて2位になっ…

  • #138 トランスオーストラリアフットレース:Day10

    【オーストラリア横断日記】 スロベニアのDusenと並走、長い直線道路 2001年 1月15日(月) 晴れ Kalgoorlie〜Kambalda Day10 ステージ距離:58km/総距離:661.0km タイム5:07:05 [4位] 6時スタートなので、朝ゆっくりできた。 距離も58kmと短く、精神的に楽。 Kambaldaまで、けっこう丘の多いコースであった。 風が強く、距離の割にはハードに感じた。 10kmくらいから、ずっとDusanと一緒に走り、最後も同時にフィニッシュ。 コース上に真新しいカンガルーの死体があった。 Dusenと並走、ゴール 実は、ステージの始まる直前に、Dusa…

  • #137 トランスオーストラリアフットレース:Day9

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月14日(日) 晴れ HWY Stop〜Kalgoorlie Day9 ステージ距離:78.4km/総距離:603.0km タイム6:58:24 [4位] ハンガリーのIstvan(上)とサポートクルーの彼の奥さん、Malth(下)とディナー 昨日のフィニッシュ地点まで、車を飛ばす。 今日も4時スタート。 スタート地点と宿泊所の距離遠すぎ。2時半起き。 朝食は軽めにして、走りながらドリンク補給。 いつも通り3.5kmごとに補給。 Dusanから、昨日同様いっしょに行こうと誘われたが、今日は自分のペースで行くことにした。と言いつつも、Coolgardie…

  • #136 トランスオーストラリアフットレース:Day8

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月13日(土) 晴れ HWY Stop〜HWY Stop Day8 ステージ距離:100km/総距離:524.6km タイム9:10:41 朝から車移動、昨日ポリスに止められた丘の上まで行ってスタートを待つ。いるのは、僕とDusenの2人だけ。他のランナーが誰も来ない。昨日の続きからのリスタートだと思い、2人して待ち続ける。 しばらく待っていると、Southern Crossから48km地点、丘の上より少し戻ったところ(昨日のステージの暫定ゴール地点)に他のみんなが集まっていて、そこからのスタートだと大会スタッフが知らせに来てくれた。 僕とDusanは…

  • #135 トランスオーストラリアフットレース:Day7

    【オーストラリア横断日記】 オーストラリア横断マラソン:ある一日の夕食風景 2001年 1月12日(金) 晴れ Southern Cross〜HWY Stop Day7 ステージ距離:48km/総距離:424.6km タイム4:45 今日は初の100kmのステージ、いつもより1時間早い4時スタート。 まだ真っ暗な中、妙に暖かい。 スタート前に、ガソリンスタンドへ氷を買いに行った由紀さんの情報によると、Southern Crossの町から60kmくらい先で山火事が発生し、まだ燃えているらしいとのこと。 しかし、大会主催のBernieからは何の説明も無く、いつも通りにスタートの合図がなされた。 周…

  • #134 トランスオーストラリアフットレース:Day6

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月11日(木) 晴れ Highway Stop〜Southern Cross Day6 ステージ距離:67km/総距離:376.6km タイム5:54:36 Westniaの集落からHWY94まで9kmのドライブ、BPガス(ガソリンスタンド)の前からスタートする。 Southern Crossまでの67km区間。 ずっと直線、ストレートロードが続く。 1km6分のペースをコントロールするつもりで走った。 だから、無理に前のランナーを追うことはせず、ひたすら同じペースを維持することだけ考えた。 風は今日も向い風。 2時間くらい走ったとこで、脇にそれて、う…

  • # 133 トランスオーストラリアフットレース:Day5

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月10日(水) 晴れ Merredin〜Highway Stop Day5 ステージ距離:42km/総距離309.6km タイム3:07:41 朝けっこう涼しく、長袖着て待機するランナーがいた。 突然の距離変更、65km→42kmに。 みんな「今日はスプリントだ!」と笑っていた。 だいたい5時にスタートできた。 5日目にして、ようやく主催者側の態勢も整ってきたみたい。 42kmということで、最初から飛ばして行くランナーもいたが、いつも通り入りはゆっくり自重する。 といいつつも、1km過ぎからペースを上げてしまった。 3km15:10くらい。 そのあと1…

  • # 132 トランスオーストラリアフットレース:Day4

    【オーストラリア横断日記】 2001年 1月9日(火) 晴れ Cunderdin〜Merredin Day4 ステージ距離:59.9km/総距離267.6km タイム4:44:53 今日も、少しスタート時間遅れる。 Great Eastern HWY 94を、ひたすら東へ向かう、Merredinまでの約60km。 入りは、いつも通りゆっくりと。 4日目ともなると、1km6分くらいのペースでも集団はすぐにばらけてしまう。 昨日モーテル泊で、しっかり休めたため、調子良く走る。 しばらくしてチェコのランナーと並走、すぐに振り切り、その前のDusan(スロベニア)を視界に入れる。 Dusanには一度く…

  • # 131 トランスオーストラリアフットレース:Day3

    【オーストラリア横断日記】 オーストラリア横断マラソン、始まる前のミーティングでもらった出走者リスト Day-3 2001年 1月8日(月) 晴れ Northam〜Cunderdin Day3 ステージ距離:70km/総距離:207.7km タイム6:23:06 早朝5時スタートということで3時半に起きる。 暗い中、お湯を沸かしてコーヒーを入れ、昨日の残りのアボガドサラダとフルーツケーキの朝食をとった。 星がメチャきれい。 昨日のゴール地点が、そのまま今日のスタート地点。そこまで移動して待機。 「今日のステージは、約70km」 と、主催者のBernie Farmerからアナウンス。事前にもらっ…

  • #130 トランスオーストラリアフットレース Day2

    【オーストラリア横断日記】 オーストラリア横断マラソン2日目のスタート前 2001年 1月7日(日) 晴れ Mundaring〜Northam Day2 73.5km/137.7km 7:25:52 5時には目が覚めて、 トイレ(一か所しかないため早めに済ます)に行き、温水シャワーを浴びてリラックス。 昨晩あまり食欲がなく、沢山食べられなかったためか、朝はかなりお腹が空いていて、 一口サイズのオートミール14個、ピーナツバター&ジャムのパン2枚、トマト、オレンジそれにコーヒーと、結構食べた。 日中は暑いが、朝晩は涼しく、日本の夏(特に名古屋)に比べたら格段に過ごし易い。 今日からが、本格的なレ…

  • #129 トランスオーストラリアフットレース:Day1

    2001年 1月6日(土) 晴れ Perth〜Mundaring Day1 64.2km 約7時間 朝6時半に起きた。朝食後、荷物の積み込み。マツダの真っ赤なライトバン、2シートで後部は荷台の日本でいう商用車。荷台がフラットなので荷物を沢山積み込めるが、荷物の固定ができないため、実際に車が動き出した時どうなるか、ちょっと心配。 今日は一段と暑く30℃超えは確実。氷を4袋買ってきた。(13Aussie$) *当時のレート1Aussie$≒58円* 午前11時にスタート地点「ベルタワー」へ向かう。そこへ行くための脚(移動手段)の無い、ドイツチームの6人を乗せ、ハンガリーの選手の荷物も載せて、ベルタ…

  • #128 お店リニューアル

    整体院の模様替え 雑念としていた櫻整体院の中を整理整頓して、すっきりしました。 外出自粛の影響もあり、来院数が減少してしまいましたが、そんな中でも来てもらえることに感謝しつつ、今まで以上に落ち着いて居られる空間作りを心掛けています。 体の不調等で辛い思いをされている多くの方々のお役に立てるよう、「自転車うさぎ」と一緒に、ご来院をお待ちしております。 自転車うさぎ

  • #127 トンボ

    片品村のトンボ 群馬県片品村で8月8日に撮影。 このところ雨続き、お盆には珍しい天気です。先週末は、台風の影響で雨風強く、でもその合間に時々青空がのぞいたり、おかしな天気が続いています。 そんな中、虫たちは秋が近づいたことを知らせてくれます。こういった昆虫や鳥や草花を見ていると、毎年同じように繰り返しているのが良くわかります。その年によって多少のずれはあるものの、秋になれば虫の音が聞こえてくる。日本には、四季があって本当に良かった、感謝しかない。四季があるからこそ、繊細な自然観察ができるのだと、改めて思いました。日本に生まれて良かったとつくづく思う「終戦の日」でした。

  • #126 道の駅したら

    6月のランニング&ビーフフェスタ㏌段戸山、参加賞のTシャツが大変好評でした。木戸口加代子さんの木版画をプリントしたものです。奥三河の風景をモノトーンで表現された作品です。 そのTシャツ、「道の駅したら」で販売中! 販売コーナーのディスプレイ 大会のPRに役立てようと思っています。値段は、五平餅Tシャツが¥2,400だったので、それより上を行く¥2,800に設定。 五平餅Tシャツの横に掛けてもらいました。 店舗入ってすぐのところで販売中 「道の駅したら」まで足を延ばすことがあったら、是非ご覧ください。 五平餅だけではなく、定食も有る食堂メニューは、ボリューム感があり、美味しいです。店舗2階では、…

  • #125 スイカ

    夏はスイカ。無性に食べたくなる時があり、今日はそんな一日でした。 朝ランで大量の汗を流し、水分補給が必要だったのも要因です。(ちなみに走行距離は16.2km) 100 gあたりの栄養価 エネルギー 155 kJ (37 kcal) 炭水化物 9.5 g デンプン 正確性注意 (7.6) g 食物繊維 0.3 g 脂肪 0.1 g 飽和脂肪酸 (0.01) g 一価不飽和 (0.02) g 多価不飽和 (0.03) g タンパク質 0.6 g ビタミン ビタミンA相当量 β-カロテン (9%) 69 µg (8%) 830 µg チアミン (B1) (3%) 0.03 mg リボフラビン (B2…

  • #124 般若心経-3

    一旦、やり直しがあった般若心経、ようやく1000回目! 最近は、諳んじて唱えられるようになりました。次の1000回に向かいます。 生きることは、食べること。人は、他の命を「いただいて」生き続けています。食べる前に「いただきます」を欠かさないように、般若心経を唱える。そんな感覚で続けて行こうと思います。 人は、水と鉱物と光では、生きていけない。水と鉱物と光で生育できる植物が介在して、人の食べ物になり、人の生育に役立ちます。もう1ステップ間に挟むと、植物を食べる動物がいて、その動物を食べる人という流れになります。いずれにしても他の命を「いただくこと」で生き続けます。その循環の輪の中にいることが、生…

  • #123 梅干し

    今年の梅干しが出来上がり! 梅干し-1 梅干し-2 梅雨明けを待って、漬け込んでいた梅を数日間干しました。そして本日、お昼ご飯に食べました。 うちの梅干しは「酸っぱい」「果肉が柔らかい」「梅の香りが食欲をそそる」「天然色が艶やか」などなど、売っている梅干しとは一線を画す出来栄えです。99%は、うちの嫁さんの労力の賜物で、僅かに赤紫蘇を塩もみするところ(1%)だけ、僕も手伝いました。 今年の梅は、やや皮が硬いものの、例年通り「うちの梅干し」の味に出来上がっています。熱々のご飯に、この梅干しがあれば、幸せな食卓が囲めます。 おにぎりにも最高! 以前は、種を嚙み砕いて中の「仁」を食べるのが楽しみの一…

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