惜別の歌
この歌を知ったのは故郷にいた当時、小林旭の歌だった。渡り鳥シリ-ズの映画を見たのが小林旭の歌で、それ以来小林旭の旅情歌は今でもよく聞きます。「惜別の歌」いろいろな歌手が歌ってるが私は小林旭の歌が一番好きです。詩は4番までありますが、若い時は3番の詩「君がさやけき目のいろも君くれないのくちびるも君がみどりの黒髪もまたいつか見んこの別れ」でしたが,今は2番の「別れと言えば昔よりこの人の世の常なるを流るる水を眺むれば夢はずかしき涙かな」です。今ある状況になってきたからです。元は島崎藤村の詩集「高楼」の4節だそうです。それに戦時中の中央大学の学徒動員で、戦地へ赴く学友を思って作曲されたそうです。それで中央大学の学生歌とされています。原詩は、嫁に行く姉に妹が別れを告げるだそうです。私には想いながら宿命的な別れの場面...惜別の歌
2022/09/30 22:06