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2021/03/13

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  • カフェイン離脱日記-2

    金曜日 起床時、離脱症状の筋肉痛はかなりまし。 朝食にはいつもどおりコーヒー1杯を飲み(これでしばらくは楽になるはず)、そのご家トレ。 痛みや強張りはましになったと思ったけど、いざトレーニングで動いてみると、まだまだ痛いところがあって動きにくい。なので無理はしないようにした。 特に痛いのが右脚の腿裏だ。ここに強張りがあると前屈ができなくて、体が硬くなってしまう。 なお、少し前から運動後にはプロテインを飲むことにしている。 本当なら筋トレ後にプロテイン

  • カフェイン離脱日記-1

    別にカフェインを断とうと思った訳ではない。 ただ、最近コーヒーを飲み過ぎているから減らそうと思ったのだ。 夏がやってきて、水分摂取の機会が増えたが、その度に何も考えずにコーヒーを飲んでいた。 何しろ、うちの冷蔵庫には常時これがあって、とても美味しいものだから、せめて麦茶と交互に飲もうと思っても、ついこちらを注いでしまう。https://twitter.com/distractedgame9/status/1397143788171128832?s=20&

  • コロナと猫と整形外科とプロテイン

    1.コロナと筋力低下 2020年2月、私がセミリタイアっぽい生活を始めたのと、新型コロナウィルスで社会が止まってしまったのはほぼ同時期だった。 幸い、コロナ禍における外出抑制や社交機会の減少による精神的ダメージは、引きこもり好きの私には皆無だった。 一方で、身体面ではやはり大きなダメージを受けていたようだ。 セミリタイアにより仕事関連での外出が激減したのに加え、折からの自粛要請で、習い事の教室や学校もジムなども軒並み休業となった。それまでは毎日外出し

  • 打ちのめされるようなすごい本

    昔はよく本を読んでいた。 ある本を面白いと思ったらその著者の本を片端から読み、著者が好きだという別の作家の本を読み、文中で紹介されている本を読み、または知人・著名人問わず誰かが面白いと勧めていたら試しに読み、たまには本屋さんでジャケ買いして読み、という形で、常に未知の本との出会いを探していた。 だから、この『打ちのめされるようなすごい本』という本書のタイトルを見た時も、すぐに購入した。 ところが、今も昔も読む本より買う本の方が多かったため、結局その

  • ありのままを受け止めるとは

    去年の年末に、飼い猫の去勢手術をした。 当日は午前中に獣医さんに預けに行き、手術をしてもらい、夜に引き取りに行った。 朝にキャリーケースに入れる時、猫は特に疑いもせずに中に入った。車に乗せられると少し鳴いたが、今から何が起こるのかは当然分かっていなかった。やがてクリニックに到着して、私がキャリーケースごと預けて置いていく時にも、置いていかれることすら分かっていないように静かにしていた。 夜に引き取りに行って家に戻ると、猫はいつものようには鳴かず、ずっと無口

  • LIFESPANー老いなき世界

    「技術の進歩によってもう少しは伸びるかもしれないけど、いずれにせよ人間に(そしてあらゆる生物に)寿命というものはある」 私たちは何となくそう思っているけれど、実は寿命なんてないのかもしれない、というこの本の言述は結構衝撃的だった。 老化とは疾患である、防ぐことで理論的にはいつまでも生きることができる。らしい。https://www.amazon.co.jp/dp/B08DY7P44P/寿命 セミリタイアなどしていると、一度は(というか何度

  • ブログとツイッターの心構え

    新年の抱負の記事にも書いたけど、今年は各ブログを定期的に更新していきたいと思っている。(今年の抱負の一部) ・趣味サイトのテーマを変えてリニューアルする ・猫ブログ毎日更新を続ける ・セミリタイアブログのテーマを変えてリニューアル、週1程度で更新する気付けば複数のツイッターアカウントとブログを持っていて、そのせいでひとつに集中できずに各ブログの更新が滞りがちだったりする。「選択と集中」を考えたこともあったけど、どれも全部自分には必要なので、マ

  • 性格のビッグ5診断

    自分の性格を診断するサイトを見つけたので、やってみた。結構当たっているかもしれない。診断結果(総合評価)総合評価はなかなかに悪い印象である。以下は各性質ごとの評価。診断結果(各性質ごとの評価)最初に『テストの信頼性』を診断されている。適当に回答したら分かってしまうらしい。私は真面目に受けたけど、無意識に自己防衛的になっていたみたい。選択理論心理学先日やった選択理論心理学のテスト結果とも割と一致し

  • そういえばセミリタイアしてたんだっけ

    「最近ブログを書けていないな」というのはもうだいぶ前から認識していることで、今現在1か月以上更新できていない。しかし実はこれでも折に触れて書こうとはしていて、記事を書きかけて途中でやめてとりあえず保存、ということを何回もやっている。今見たら、書きかけの記事が十以上も下書きに保存されていた。 一応『セミリタイアっぽい生活』と銘打っているから、セミリタイアに関連した内容のものを書こうかな、などと思うと失敗する。 何故か考えてみると、私がセミリタイアという状態に意識的でないから

  • 『新年の抱負』と過去分の検証

    振り返れば、2021年の抱負は概ね達成できた。 まあ抱負というのは大体は既に興味があったりやろうと思っていたりすることを明文化するだけだから、程度の差こそあれ実行自体は難しくない。2021年の抱負の検証https://twitter.com/distractedgame9/status/1377061100311568385?s=20ヨガを学ぶ(できれば日課にする) →日課にはなっていないが、週1回のヨガ教室に通っている。身体機能維持のためのト

  • 最低賃金にまつわる単なる思い出

    私が少しずつ社会に出て働き始めた頃、それは学生時代のアルバイトから始まる訳だけど、当時の最低賃金は今の3分の2くらいだった。(600円とかそれぐらい。) ただし当時の最低賃金はあくまで『最低』であって、実際の時給はもう少し高いのが普通だった。 業種によって高い低いはあったけど、学生バイトなら大体800円台が普通で、700円台だと少し安い、900円以上だと結構良くて1000円を超えるのは家庭教師など一部の業種か深夜の時間帯だけだったように思う。それらは慣例とか市場原理によっ

  • 文化の違い、男女の違い

    ツイッターで、「女性の社会進出が進むのはいいけど、それが運送業などの肉体的負荷の高い業務の場合には必然的にしんどいところを男性に押し付けることになるのではないか、それは男女平等ではなく女性優遇ではないか」みたいな呟きを読んだ。 その時にふと頭をよぎった思い出があるので、書き留めておく。なお、上記ツイートからはかなり内容が逸れてしまっている。でも何となく思い出したので。 昔イタリアを旅行した時、宿泊したホテルのフロントマンは30代くらいの男性だった。 最終日にチェックアウト

  • 今の私はものすごく狭い世界で生きている

    先日、友人夫婦と数年ぶりに会い、一緒にご飯を食べた。 奥さんの方とは幼稚園が一緒だった縁だから、途中でブランクはあれど年齢マイナス3年くらいの長きにわたる付き合いだ。今は別の場所に住んでいてコロナ以前からもう何年も会っていなかったから、今回会ったのは5年以上ぶりだった。 お互いに近況を話して、「太ったわー」「でも見た目では分からないよ」「ほんとに?」と言う会話を双方向で交わした。 二人は一緒に事業を営んでいて、今まではずっとそれなりに順調だったが、例にもれずコロナで少なか

  • 人間関係にまつわる思考の欠如

    今朝、目を覚ますか覚まさないかの夢現の状態で、昔のことを思い出した。 かつてばりばりと仕事をしていた頃、仕事上の人間関係では色々と面倒なことや一筋縄ではいかないこともあって、そんな状況の中で自分は絶えず色々と考えていたことを。「この人は表面的にはこう見えるが、実はこういう性質を持っているのだな」「こういう人とはこういう態度で付き合おう(あるいは付き合わないようにしよう)」「この人のこういう態度は今まで培われてきた生存戦略なのかな」「自分のこういう性質は人間関係においてはこ

  • 人間関係から

    今朝、目を覚ますか覚まさないかの夢現の状態で、昔のことを思い出した。 かつてばりばりと仕事をしていた頃、仕事にまつわる人間関係では色々と面倒なことや一筋縄ではいかないこともあって、そんな状況の中で自分は絶えず色々と考えていたことを。「この人は表面的にはこう見えるが、実はこういう性質を持っているのだな」「こういう人とはこういう態度で付き合おう(あるいは付き合わないようにしよう)」「この人のこういう態度は今まで培われてきた生存戦略なのかな」「自分のこういう性質は人間関係におい

  • 入れ替えて新しくする

    「最近ブログを書けていないな」というのはもうだいぶ前から認識していることで、今現在1か月以上更新できていない。 しかし実はこれでも折に触れて書こうとはしていて、記事を書きかけて途中でやめてとりあえず保存、ということを何回もやっている。今見たら、書きかけの記事が十以上も下書きに保存されていた。 一応『セミリタイアっぽい生活』と銘打っているから、セミリタイアに関連した内容のものを書こうかな、などと思うと失敗する。 何故か考えてみると、私がセミリタイアという状態に意識的でないか

  • 『ブレンダと呼ばれた少年』

    https://twitter.com/distractedgame9/status/1352606623970193411?s=20https://twitter.com/distractedgame9/status/1352626897763483649?s=20https://twitter.com/distractedgame9/status/1352627015979999234?s=20 大学の時に一般教養で社会学の授業を履修

  • 『精神と時の部屋』にいた頃

    精神と時の部屋とは、例の武闘派たちが修行のためにこもる部屋のことだ。もちろん部屋と言っても、いざ入ってみればそこには何もない。見渡す限り何もない。自分が出てきた小屋がひとつあるだけだ(うろ覚えだけど)。 あるいはエヴァンゲリオンのあのシーンでもいい。ふわふわと浮いていて何もなかったところに、「不自由をやろう」という声と共に一本の線が引かれ、それによって重力が生まれた、あの感じ。 自分自身が大学を卒業した直後の心理的状況を思い返すと、いつも『精神と時の部屋』のような何もない

  • 猫に気を遣われた良い思い出

    子供の頃、実家の庭を縄張りにしている猫がいた。一匹なのか複数なのか分からないけど、何回か餌付けしたことがある。 猫も犬も好きだけど、子供の頃から飼ってはいけないと言われていたので、たまに庭で見かける猫がかわいかった。野良だったのか、もしかしたら散歩している飼い猫だったのかもしれない。昔は飼い猫を外に出すのも普通だったから。 最初は当然警戒されたけど、少し餌をやったら割とすぐに私のことを認識してくれて、食べ物を持っていれば近寄ってくるようになった。台所にあった出汁用の煮干し

  • 私の脊柱起立筋と筋トレについて

    筋トレしているとよく分からなくなってくる。 筋トレ自体が目的(好き)だったり、ボディメイク系の大会に出るのを目標にしているのであれば、きっとこんな風に考えないのだろう。けど、私のように「現在および未来の健康のために」筋トレする場合、どの程度の負荷を目指せばいいのだろう? 去年の春頃、コロナ禍でジムがしばらく休館していたことがあった。 私が筋トレを始めて5年くらい経つと思うけど、トレーニングをそんなに長い間中断したのは初めてだった。だから筋トレを再開しても扱える負荷は落ちて

  • 私の脊柱起立筋と筋トレについて

    筋トレしているとよく分からなくなってくる。 筋トレ自体が目的(好き)だったり、ボディメイク系の大会に出るのを目標にしているのであれば、きっとこんな風に考えないのだろう。けど、私のように「現在および未来の健康のために」筋トレする場合、どの程度の負荷を目指せばいいのだろう? 去年の春頃、コロナ禍でジムがしばらく休館していたことがあった。 私が筋トレを始めて5年くらい経つと思うけど、トレーニングをそんなに長い間中断したのは初めてだった。だから筋トレを再開しても扱える負荷は落ちて

  • ブログに対する認識をあらためる

    私のブログの記事は、どれも軒並み長い。かなり長い。読みにくいほどに長いかもしれない。 もともと文章を書くと何故か長くなってしまう癖があるのだけど、それ以外にも多分、『ブログの記事にするからにはある程度の長さを要するような内容でなければならない』みたいな思い込みが自分の中にあった。そんな自縄自縛の状態だったので、どうもブログのネタに不自由することが多かった。 逆に、何かちょっと書いておきたいようなことを思いついたとして、そのネタがブログに書くほどでもない(と思ってい

  • 私の株式投資遍歴(4) 株主優待について

    株主優待について 株主優待制度については賛否両論があるらしい。賛の気持ちは理解できるけど、否の方の理屈をきちんと確認したことはない。多分それなりの理由があるのだと思う。 その理由は分からないが(投資信託に選定された銘柄にかかる優待品の不公平とかそんな感じだろうか)、確かに株主優待のみに着目して銘柄を選ぶと、優待によるメリット以上の株価下落の可能性を無視できないというリスクはある。 しかし私個人としては割と楽しく株主優待銘柄に着目している。なお優待取りのためのクロス取

  • 私の株式投資遍歴(3) 銘柄選定方法

    何度か別記事に書いているが、このブログは基本的に他人へ何かを教えることを目的としていない。というより意図的にその姿勢を避けている。書かれる内容はあくまで私個人の経験や思考、感想だったりする。  前回記事の最後に「銘柄は適当に選んだ」と書いたので、今回の記事にはその時々で何を考えて買っていたかを書いてみることにしたのだが、これもあくまで株式投資に関する一個人の経験談であって、株式投資の指南・必勝法などでは全くない(読めばすぐに分かる)。 反面教師になら一部なるかも

  • 私の株式投資遍歴(2) リスクと適性

    分散投資は大事と言われるが よく「将棋の勝敗は実力が10割、麻雀は運と実力が4:6(数字は適当)」と言われるけど、株式投資も麻雀と同じようなところがあると経験上思っている。一回だけではなく何度もやれば、(私のような)素人でも負け続けることはない。 ちなみに、これは一銘柄に大きく投資するのではなく色んな銘柄に分散投資している場合だ。分散投資すれば、毎日どれかが上がったり下がったりしている。全部が値上がることは滅多にないし、逆に全銘柄が一斉に値下がることも殆どない(リー

  • 私の株式投資遍歴(1) 不景気時代

    まず初めに書いておかなければいけないのが、もしこのブログを読んでくださる人が株式投資を勉強したいと思ってこの記事を開いておられるのなら、下記の注意が必要であるということだ。 別記事にも何度か書いているが、このブログは基本的に他人へ何かを教えることを目的としていない。というより意図的にその姿勢を避けている。書かれる内容はあくまで私個人の経験や思考、感想だったりする。  今から数回にわたって書く内容も、あくまで株式投資に関する一個人の経験談であって、株式投資の指南・

  • ツイートを埋め込んでみた

    先日ツイッターで70歳雇用継続努力義務について連投したのだけど、ブログっぽい長さがなくもないのでこちらに転載してみた。ちなみに、いつも文字しか書かないので、ワードプレスの他の機能を使ってみたかったという理由もある。 リプの形でツイートしたものはもれなく元のツイートも表示されるみたいで、並べて表示すると重複して少し見にくいかもしれない。https://twitter.com/distractedgame9/status/1378921549864988676?s=

  • ブラック企業を利用しました

    ブラック企業と思われる会社で働いていたことがある。という単なる思い出話と、ブラック企業というものに対する考察を書いてみる。 どうブラックだったかというと、簡単な話で、所定労働時間の実態が週40時間を超えていた。 雇用契約書上は、週の労働日数は月から土までの6日。始業が9時で終業が18時、ただし一日の休憩時間が2時間半くらいあるような内容で、契約上はきちんと週40時間以内の労働時間に収まっていた。 でも実務上は普通に休憩1時間で動いて、つまり土曜日の出勤分だ

  • 親に叩かれたことはある、驚きに値しない

    世代的なものもあると思うが、私は子供の頃にたまに親に叩かれていた。 今でも覚えているワンシーンがあって、今朝も起きぬけにふとそのことを思い出した。ずっと何十年も覚えているのだからやはり自分にとっては強烈な体験だったのかもしれない。 その時、私は友達と一緒に小学校から帰っていた。 その日は本当は習い事の日だったのだけど、私自身はその習い事に全く興味がなくて嫌いだった。毎回毎回行きたくなくて、その日も、忘れたふりをして学校で遅くまで(習い事の時間を過ぎ

  • 読まれないブログを書くこと

    この度、グーグルアドセンスに合格した。 この申請に付随して何となく考えたことを書き記しておく。 私がこのブログを始めたのも、更にはアドセンスの審査を申し込んだのも、きっかけは単純で、ツイッターでそれらを実践している人をよく目にしていたからだ。何となく面白そうだから自分もやってみようと思っただけで、そこに特に深淵な計画があった訳ではない。 ツイッターではセミリタイアとかFIREとかあるいは副業とかそういう内容に関心のある人と主に繋がっているから、その中でブロ

  • 「やりたくないことはやらない」だけでは

    「やりたくないことはやらない」は、日々の生活において意思決定の大原則のひとつだと思うけど、その言葉だけを額面どおりに唱えていると判断を誤りそうだな、と先日ぼんやりと考えた。 私は、たまにやりたくないことをする。自分の意志でする訳だから大きな意味では「やりたいこと」に入っているのかもしれないけど、単にやりたいかやりたくないかでいえば、やりたくない方に入る。 それは、家でゆっくりしたいのにわざわざ出掛けてジムで重い棒を担いでしゃがんだり立ち上がったりすることで

  • セミリタイア後の時間の遣い方グラフ

    セミリタイアする前の一時期、自分が一日の時間をどのように使っているか、目的別に記録していたことがある。 その当時は自営業として複数の客先から仕事を請けていたので、それぞれの時間単価が知りたかったというのが主な動機である。一か月ごとにそれぞれの業務時間を集計し、月額報酬をその合計時間で割ることで、自分が一時間でいくら稼いでいるのかを知りたかった。もちろん、それ以外に何に時間を使っているかも知りたかった。 この記録は数年間続けたが、忙しさが一定程度を超えた時点

  • 時間貧乏

    セミリタイアする前は、仕事さえ減らせば時間に関するストレスも減るのだろう、なんて思っていた。 しかし、実際にセミリタイアっぽい生活を一年ほど送ってみて、全然そんなことないなと実感している。 時間が足りない、または時間を上手く遣えていない満たされなさが常にある。『やりたいことに時間を遣えて快適な日々』なんていうものは、もしかしたらないものねだりなのかもしれない、なんて最近は諦めすら入ってきている。 理由をいくつか考える。1.セミリタイアしたか

  • 年老いてから今を振り返るとしたら

    あの時に会った100歳近い老女のことをたまに思い出す。 その日、私は仕事帰りで、習っていた英会話のレッスン前の空き時間にファーストフード店で勉強していた。もう何年も前の話だ。 私は窓側を背にして座っていたのだけど、私の斜め前の席には、ものすごく歳を取った女性が壁を背にして座っていた。 お年寄りと言っても80代くらいの方なら特に気に留めることもないけれど、その人は思わずはっとするようなお歳のように見えたから、少なくとも90代、もしかしたら100歳前後

  • 働くことの適性、自営業の適性

    たまにどんな仕事をしているのかと聞かれる時、あるいは何かの申込書やアンケートに職業記入欄があった時、私は『自営業』と答えることが多い。これは『会社員』と同じく具体的に何をやっているのかに触れない回答だから、なかなか使いやすい答えだと思う。 自営業と言ってもその具体的な業種とか仕事内容は千差万別な訳で、何かの仕事を選択した結果がたまたま自営業だった人もいれば、会社組織とか被雇用者という身分から抜け出したいと思って自営業を選ぶ人もいると思う。 私自身はかなり昔

  • 彼の人生から学びたい

    嫌なことがあってまた一時的に気力が落ちた。 気力が落ちると、過去の嫌なことが蘇る。朝目が覚めた瞬間に、思い出したくない過去を頭の中で再現している。それでしばらく自己嫌悪と戦いながら時間を無駄にする。普段忘れているような小さなことまで、どこからか発掘してきて自分を苦しめる。色んな人に嫌な思いをさせて、色んな見苦しいことをしてきたと思う。よく平気でこうしていられるなと思い、世の中に人が溢れていて過去の知己にそれほど会わなくて済むことや、人がそれなりの忘却力を備えていて

  • 語彙が不足している

    文章を書いていると、自分の表現したい微妙なニュアンスを的確に表せる語彙を思い浮かべられないことがたまにある。割とある。 人間は言語を用いて思考するし、日本語ひとつ取ってみても語彙は無限に(一個人が全て網羅するのは不可能だろうと思えるほどに)ある。そして別の言語にも同様に語彙はあって、しかも異なる言語間で翻訳してみるとぴったりと一対一で対応する訳でもなく微妙なニュアンスのずれがあったりもするから、それこそ語彙によって表される概念は無数にあるといえる。その証拠に、何か

  • 音と文字

    音と文字 大学の時に私が所属していたゼミの担当教授は、『あっという間に』という言葉を口にする時、「あっというまに」ではなく「あっというあいだに」と読んでいた。 私達学生の前で楽しそうに何かについて話していたその光景と「あっというあいだに」という言葉は映像としてよく覚えているのだが、案の定、話の内容自体は全く覚えていない。ちなみに、以前このブログで書いた傘の話の教授と仲の良かったという教授だ。傘の話といいこの話といい、つまらないことが記憶に残っているものだ

  • 続・ブログの継続って難しい

    降参 現状、ブログが全然書けていない。 セミリタイアっぽい生活を始めてから2か月ちょっと経った。その間の心境はその都度このブログに書いたりしていて、後から読めばそれなりに参考になる。 初めの頃は気力が変動しながらもあまりいい精神状態ではなくて、以前のように働いていないことへの罪悪感に苛まれたりしていたが、ここしばらくは割と落ち着いてきた。多分、罪悪感そのものが減ったのではなくて、そこに注目しなくなったのだと思う。 気力が落ちるとネガティブ

  • 大人になった今でも

    ラビニア ラビニアとは、『小公女』に登場する意地悪な同級生の名前である。多分ラビニアだったと思うが、うろ覚えだから違うかもしれない。まあ名前自体は特に重要ではない。 私にとってラビニアがどういう存在かというと、「自分は自分なりに理由があって自分にとって正しいと思っていることをやっているのだけど、同時に他者にとっては私がラビニア(悪役)かもしれないな」という風に彼女のことを思い浮かべる。そういう象徴的な存在である。 この考えに初めて至ったのは多分小

  • 『自死という生き方』

    自死という生き方 仕事上、研修やセミナーを受けることがよくある。 無料のものや有料のもの、慣れた講師や慣れていない講師、質の高いものやそうでないものなど様々あるが、私が「これは良い研修だった」と思う研修像ははっきりしている。 少し逆説的とはなるが、その研修を受けながら段々と「帰ったらあれも調べよう、あれも勉強してみよう」「今度これを仕事に取り入れてみよう」と頭の中で考えが拡がり、興奮してきてモチベーションが上がり、結果として講師の話などそっちのけ

  • 永遠に続くものなんてないらしい

    倦怠 何かに夢中になっている時、その気持ちはずっと続くとつい考えてしまう。 しかし、実際には続かず、時間が経つにつれてどこかで興味が薄れていく。趣味、好きな曲、好きな本、スポーツ、習い事、人間関係、あらゆるものがそうだ。それを「飽きる」という。 実際のところ、今このブログに対してそういう状態でいる。 セミリタイアしてから新たに始めたものがこのブログを含めていくつかあるが、今現在、それら全てについてペースが落ちている。その代わり、読書の時間

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ブログタイトル
セミリタイアっぽい生活
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