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たるしるみちる http://tarusirumitiru.blog.fc2.com/

きものを着たとき、体に風が通り抜けていくあの感覚を、クーラーのない2011年の夏、思い出しました。つづく冬、絹の肌触りは、ほっこり暖かった。 それからのつたない針仕事は、毎日の楽しみになりました。

柾女
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東京都
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2021/03/13

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  • 大人の長襦袢から、小振袖(二尺袖)用の半長襦袢に作り変えました。

    3月は、孫娘が小学校卒業でした。卒業式には着物と袴で出席したいとのこと。七五三までは娘のお下がりを手直しして着せていましたが、今回は特に用意していませんでした。(娘の時代は着物じゃなかった!)この話が出たのは3月に入ってからでしたので、手持ちの娘や私が若い時の着物を肩揚げすればいいと、いくつか候補を出して孫に選ばせることにしました。孫が選んだのは、刺繍や摺箔がほどこされた元禄小袖のような華やかな「小...

  • 眠っていたウールの生地から大判ショールが二枚出来ました。

    今週は、雨や強風をともなう寒の戻りで家に籠る毎日になってしまいました。着物は3つの

  • 些細なことですが、ななめ掛けショルダーバッグの紐を取り替えました。

    最近のマイブームは、ご近所のお散歩です。毎年、自治体で実施している「特定健診」(通称メタボ健診)をきちんと受けているのですが、毎回、保健指導対象の「メタボリックシンドローム」のお墨付きをいただいてしまいます。持病(高血圧)もあるため、かかりつけの先生より食事や運動に留意するように指導していただき、ちょっとだけ体重も落ちていたのですが、食欲の秋のせいかリバウンドし始めてきました。本当に何を食べても美...

  • 袷着物から胴抜き着物へのお直し

    秋も深まってまいりました。我が家のまわりも黄色、柿色、紅葉色、そのあいだの様々な病葉色が、朝夕の冴え冴えとした空気に後押しされて一日一日鮮やかになっていきます。なのに11月に入ろうとしている今週も、東京は夏日予報が出ていて、昼間は袷の着物ではちょっと汗ばむ陽気です。以前、日本舞踊を習っていたおり、「胴抜き着物」というものがあることを知りました。袖口と裾に裏が付いていて、外から見ると袷に見えますが、身...

  • 10月になったので半衿だけでも塩瀬に衣替えしましょう。

    今年は、6月から記録的な暑さとなり、7月、8月も連日猛暑が続き夜もクーラーが手放せない熱帯夜が続きましたね。9月になっても秋らしさを感じるどころか、9月30日で真夏日日数90日となり、厳しい残暑は10月以降も続くのではと不安になったのですが、この二三日漸く朝夕が涼しくなって薄掛け布団が恋しくなってきました。着物の暦では10月から袷の季節となっていますが、そんなこんなで、しばらくは単衣が手放せない気がします。そ...

  • 絽の小紋を夏のワンピースにリメイクしてみました(身頃と衽使用)

    この夏は、連日の猛暑や台風、局地豪雨にもめげず、旅行や花火、お祭りにと久しぶりに楽しめた夏だったと思います。相変わらずコロナは流行っていて100%開放ではないのですが、私もマスクを外して友達とランチ再開しました。コロナ自粛以来、着物生活に拘らず洋服で出かけることも増えたので、着物から洋服へのリメイクを始めることにしたのですが。。。。昨年10月の記事「着物リメイクでチュニックを作ってみました。」↑この...

  • アンティークミシンを買ったよ

    以前、アンティークのミニチュアのミシンについて「こんなミシンが欲しかった!」という記事を書いたことがあるのですが、きもの生活を始めて、お直しは手縫いだからミシンは要らないと娘にあげてしまいました。ところが、出合ってしまったんです!あのミニチュアミシンにそっくりなアンティークミシンです。アックスヤマザキ アンティークミシン ブルーバード BLUEBIRD☆もう欲しくて欲しくて堪らない❗️「直線縫いしか出来ないんだ...

  • 裾の裏が擦れて穴があいたので、八掛をずらして裾のフキを直してみました。

    梅雨のさなかだというのに雨が降らず、アジサイは咲き誇ることなく枯れ始めています。降ったら降ったで線状降水帯だの土砂災害警報だのいきなりの大雨洪水!「自然に逆らう生活はしませんから、穏やかな四季がうつろう日本に戻してください。」と神棚の天照大神(アマテラスオオミカミ)に毎朝お願いしています。着物での生活は自然に沿った”SDGs”を昔から実践していたんだよなぁ。と夙(つと)に感じます。そこで、粛々と袷着...

  • 裄や羽織丈の短い袷羽織から単衣のコートにリメイクしたら、コンパクトにたためて冷房対策にも良き!

    5月だというのに、西日本は梅雨入り、関東は真夏日が続いたと思うと突然20℃以下になり、今週末は超大型台風も来るらしい???「薫風自南来」さわやかな五月の風はどこへ行ったのでしょう。着物人としては、毎朝、袷にしようか?単衣にしようか?と天気予報とにらめっこです。ありがたいことに、コロナ自粛の3年間でお直しに励んだ結果、箪笥は袷も単衣もマイサイズの着物たちで収まりました。若い頃より5割増の身体になって...

  • 続:着物を真ん中で切って上着とスカートにリメイクしました。(巻きスカート編)

    花冷えの雨が今年の桜を長く楽しませてくれています。前回、打ち合わせを変えて和洋両方で着られる上っ張りの制作手順をご紹介しましたが、今回は、残りのスカート部分についてご紹介します。”まん中でちょん切る”リメイクは、ほとんど二部式着物の作り方と同じですが、着物をほとんど着ない友人なので、下は巻きスカートにしました。小さく華奢なお母様の着物から背も身幅もある体形に作り変えられるなんて「着物リメイク」じゃな...

  • 着物を真ん中で切って上着とスカートにリメイクしました。(和洋で着られる上着編)

    東京都内は桜が満開!お出かけが楽しい季節になりました。以前、着物から洋服へのリメイクを始めたと書きましたが、今回は友人のお母様の思い出の着物を上着とスカートにリメイクしてみました。最近は洋服への簡単リフォームの本もたくさん出版されていて、新聞や雑誌でも特集されたりしています。でも、私は型紙を作って裁断するのはハードルが高く、寸法を考えながら直接ジョキジョキ鋏で切って縫っていきます。今回は、まん中で...

  • 孫の七五三もいつものお下がりと思っていたら…

    11月は、 四人兄弟の末娘(孫)の七つ祝いでした。紅型の四つ身の着物は、以前、姉が着たものです。2018年の「今年は七五三フルバーションでした。」では3歳だった孫が、今回は7歳。母→姉→と三代目のお下がりですが喜んで着てくれました。4年前の

  • 着物リメイクでチュニックを作ってみました。

    秋に入り、全国旅行支援事業も始まり、GOTOイートも明日から再開するとのこと。おそるおそる私も活動再開です。これまで洋服へのリメイクは、着物の最大の特徴”解いて洗って再利用(SDGSサイクル)”が活かせないのでほとんど作らなかったのですが、手持ちの着物を整理してみると、生きてる間に着尽くすことが出来ないほどの量になっています。そこで、「プリント染色やサイズが合わないものは、正絹でも洋服に縫いなおして...

  • 「手縫いでちくちく」の記事を再構成してみました

    コロナウィルスによる緊急事態宣言がようやく解除になりました。ウィルスと共生する「新しい生活様式」が提唱されて、おそるおそる外出しはじめたところです。自粛期間も田舎の家族とLINEで長電話出来たり、クッキングや手作りマスクの動画投稿などを見たり、ネット社会のおかげでそれほど閉塞感、孤立感を感じないで過ごすことが出来ました。私自身もステイホームのおかげで、昔のビデオテープをブルーレイに書き出す作業や、...

  • 羽織の裄を無理やり出してみました

    着物の裄を伸ばす記事を書いた折、次回は羽織と予告しておりました。羽織については、昔の短い羽織は廃れ今は2尺5寸(95㎝)を超える長い羽織が人気となっています。自分用に誂えた2枚の羽織は2尺6寸で仕立て、外出時に重宝しています。古着屋で素敵な羽織を見つけても、リサイクルの羽織丈はせいぜい2尺(約76㎝)程度の短いものが多く、大柄な私にはどうにも不格好な気がして、着尺(着物用反物)から仕立てました。以...

  • イケメンな着物”江戸小紋”について

    前回の記事で”裄出し”をした着物は、とても大切にしているお気に入りの江戸小紋です。伊勢型紙の10種類以上の文様を段染めにしたもので、ちょうど染見本の反物みたいに型紙を替えて繰り返し染めていると思われます。文様一つ一つがとても精巧に出来ていて飽きずに眺めるだけで時間が経つのを忘れてしまいます。ところが、着物全体を広げてみると、衽~前身頃~後身頃と全ての柄が横に通しで揃っています。※モアレが出ていて柄がう...

  • 袷の裄を伸ばすときは事前確認が大切です!

    着物のお直し要望の一番は、裄を伸ばすことだと思います。頂いた着物やリサイクル着物に限らず、自分用に誂えた着物でさえ、昔は着物は融通が利くからと「標準寸法」で仕立てられたものが数少なくありません。娘時代(半世紀前)には、手首のぐりぐりより短い裄でもそれほど”つんつるてん”の印象はなかったのですが、今は、雑誌を見ても手首が隠れる寸法ばかりです。自分寸法でいうと、昔は1尺7寸(64㎝)今は1尺8寸(68㎝)と1寸(...

  • 手持ちの着物は、手入れをプロに任せるか自分でやるかの線引きをしよう。

    久しぶりのブログ更新です。仕事をリタイアしてから着物生活を続けてきましたが、コロナ感染が拡がった2年前からは着物の袖や生地にウィルスが留まるのではないかとか心配になり、毎日洗濯出来るジャージ姿!でだらだら過ごすことが増えていました。お稽古事も友達との集まりもなくなって、着物生活のモチベーションも下がり気味でしたが、そんな自粛期間も毎日動画配信しておられる

  • マスクを手作りしてみました

    1月晦日のブログで、”コロナウィルスという新たな脅威も現れて、中国の方達の新年は大変なスタートです。”と他人事のようにお見舞いを書いていたのがウソのようです。日本中の小中高等学校がお休みすることになってしまいました。我が家にストックしていた使い捨てのサージカルマスクも残り少なくなってきたので、手作りマスクを制作することにしました。☆手始めは、私が子供の頃のオーソドックスなガーゼマスクから1.ガーゼハン...

  • 大人の書生絣から男の子の胴抜き着物を作りました。

    令和になって初めてのお正月は暖かな日が続き、”暖冬”と呼ぶこともとまどうような毎日です。今日は「庭の隅にフキノトウを見つけたよ」と隣の奥さんが教えてくれました。我が家も、雑草ですが新芽があちこち伸びています。このまま春になるのかな?なっていいのかな?コロナウィルスという新たな脅威も現れて、中国の方達の新年は大変なスタートです。夜の高層住居でお互いを励ましている映像に胸が痛み、どうか新型インフルエンザ...

  • 普段着物は子供のように紐付きでラクチンになりました。

    最高気温20度の大晦日と思えない穏やかな一日でした。でも、今年は台風や地震など”未曽有”という言葉が何度となく繰り返された一年でした。今年無事に過ごせたことに感謝し、来年も身の丈に合った生活をつましく続けていきたいと思います。着物の生活も5年を過ぎ、以前「毎日きものって、週末着物の7倍なのね」でご紹介しましたように、普段着と外出着に分けて着ているのですが、主にウールや木綿の普段着物が、頻繁な使用や洗濯...

  • ウールのもんぺが出来ました

    秋も深まり紅葉もきれいになって参りました。と、例年であればお伝えできるところですが、今年は、夏から相次ぐ台風や集中豪雨で日照時間が足りず、街路樹も萎れるように枯れていきます。東日本では、いたるところで水害や土砂崩れが起こっており、被害に合われた方々はこれから寒くなっていく気候に不安な日々をお過ごしと思います。少しでも良い環境に改善されるように心から願っています。我が身は、衣食住も慎ましやかながら足...

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