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2021/03/06

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  • 不動産業界で経験する行政書士業務

    不動産業界にいると、各士業の方と仕事をすることが多い。 トラブルに関しては弁護士。 顧問弁護士の先生には事あるごとに相談に行く。 境界確認や分筆に関しては、土地家屋調査士にお世話になる。 登記は勿論、司法書士。登記についての相談も含めると一番多いかもしれない。 土地の評価については不動産鑑定士。 そして税金やお金の流れについては税理士。こちらもお世話になる事が多い。 では、行政書士はどうか。 会社として付き合いのある行政書士はいない。 本来行政書士が扱うべき業務と思われる事を、不動産業者として行う事が多い。 例えば、 •道路占有許可(工事の段取りで) •屋外広告物の申請、更新(管理物件) •内…

  • 開いたままのドア③

    マンションの廊下部分には屋根があるが、外側に面しているため、横風に乗った雨が顔に容赦なく降りかかってくる。 息を整え501号室の前でドアを見つめる。 連絡してきた丸山さんの話ではドアが半開きのままということであったが、閉まっている。 「あれ、閉まってるじゃないですか」 先に口を開いたのはラキ子だ。 風で勝手に閉まった? そもそもマンションのドアが開いた状態になることは通常あり得ない。ドアの重みで自然と閉まるようにクローサーという上部にある機械で調整されているはず。 電話の時から気になっていた部分だ。 私はラキ子の言葉に小さく頷き、インターホンを押した。 返答はない。 耳を澄ますが、雨音と風の音…

  • 開いたままのドア②

    会社からそのマンションまではそれ程遠くなく、車で10分も走れば着く距離だ。 雨は一向に止む気配もなく、一段と激しく降りはじめた。風も強くなってきたようだ。 しばらく車を走らせ、もう少しで到着というところで、マンション前面通り工事をしているのが目に入った。 片側通行で、さらに掘削作業もしているため、マンションの専用駐車場に入れるのは難しそうである。 仕方ないので、かなり手前のパーキングに入れる事にする。 「こんな雨の中、最悪やな」 「最悪ですね」 カッパを着てきたのがせめてもの救いだ。 大雨強風の中、さほど役に立たない傘をさしマンションへ向かう。 直ぐに膝から下はびしょ濡れ状態となった。 何故か…

  • 開いたままのドア①

    先日、管理マンションに住んでいる、60代男性入居者から連絡があった。 「隣の部屋、昨日の朝からずっと玄関ドアが半開きで、隙間から靴が散乱しているのが見えている。全く物音もしない。コロナのこともあるし、中に入るのも怖いので見に来て欲しい」 という内容。 数年前の事を思い出した。 大学生の息子に連絡がつかないので、部屋の様子を見てきて欲しいとの事だった。 マンションに着きインターホンを鳴らすが返事がない。ドアを叩き名前を呼んでみる。 「入りますよ!」 声をかけて、保管している鍵で中に入ると、足の踏み入れ場が無い程ゴミで溢れた狭い室内の中、入居者の若い男性が仰向けで倒れていた。 その場で、救急車を呼…

  • 行政書士として

    私は不動産会社に勤務しているが、実は行政書士でもある。令和元年に登録。 と言ってとも、諸事情あり、行政書士業務をオープンに取り組むことはできない状況😭 先日、テナントで入居してもらっている、誰もが知ってる大手企業から酒類販売許可を取りたいので、相談したいと連絡があった。 もちろんその相談は行政書士としてではなく、不動産会社担当者として。 賃貸借契約の文言訂正や場所的要件の確認、土地所有者の承諾等が必要のよう。 数ヶ月前も新規入店して頂いた企業さんから同様の話があったので酒類販売許可は2件目。 ある意味、コロナ禍においてはこの流れは当然なのかもしれない。 面談当日、勿論、私が行政書士であることは…

  • 賃料滞納者の言い訳

    毎月、月初になるとやらないといけないことがある。 そう、賃料の入金確認と督促。 大抵の賃貸借契約では、月末までに翌月分の家賃を支払う契約になっている。 なので、月初は忙しい。 うちの部署では400戸程の賃料管理をしているが、その中で入金の遅れがちなレギュラー組が数人いる。 まずは電話で督促。 その次は書面で督促。 それでも入らなければ直接督促に訪問。 2ヶ月滞納になれば内容証明。 そんな感じ。 電話をかけても留守電の場合が多く、メッセージを残しておくが、翌日に入金になることは稀である。 中には着信拒否をしている不届き者もいる😡 その時点で既に信頼関係は崩壊している😤😤😤😤😤 そういう時は、グル…

  • 隣人トラブル!?②

    翌朝、昨日のいびきの件を考えながら、会社のパソコンで防音対策用の吸音材や吸音パネルを眺めていた。 と、その時電話が鳴る。 電話を受けた女子社員が寄ってくる。 「○○マンションのYさんからお電話です」 ちょっと心臓の鼓動が早くなった気がした。 「おはようございます、リーマンXです」 「おう、今日、隣の奴、何か言うとったか!?」 唐突すぎて一瞬戸惑う。 「いや、昨日はいびきの件、お伝えした事は報告しましたが、今日は何も」 「そうか。。。」 トーンが下がる。 「何かありましたか?」 尋ねてみた。 「昨日、あれからすぐ薬局行ってやな、いびきに効く鼻につけるテープ買ったんや。医者行こう思ったけど仕事で時…

  • 隣人トラブル!?①

    先日、管理マンションの入居者から連絡があった。 「毎晩、耳栓して布団をかぶって寝ているけど、もう限界です!」 と鼻息荒く電話してきたのは20代の男性Kさん。 入居以来、ずっと隣室のいびきがうるさく我慢していたとのこと。 こういう音のクレームは人によって感じ方が違うので、 実際の程度はわからない。 中には凄く神経質な人もいる。 だが、聞いた以上伝えなければならない。 それが管理会社の使命。 隣室の方の名簿を見ると、 あら、以前反対にいびきのクレームを言ってきた50代男性のYさん。建設業勤務のガテン系。 Kさんの部屋の前住人に対していびきのクレームを言ってきたことがあった。 ただ、そのいびきの住人…

  • 退去立会のポイント

    では2020年に民法が改正されるまではどうだったかというと、1998年に国土交通省が公表した「現状回復をめぐるトラブルとガイドライン」というものがあります。 それを見てもらえれば、具体的なことがわかると思うので、ここでちまちま書くのはやめることにします(笑) 「現状回復をめぐるトラブルとガイドライン」 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/honbun2.pdf 我々のような管理会社はこのガイドラインに基づいて、退去立ち合いの時、どちらの負担にするかを判断するわけです。 が、 しかし、 そう簡単にいかないことが度々起こります!!…

  • 原状回復義務とは?

    賃貸住宅にお住まいの方ならわかると思いますが、退去する際には大家さんか管理会社と立会わなければなりません。 目的は、借りた時の状態と明け渡し時の違いをチェックするためです。 壁や床に傷がないか、設備に不具合がないか等を確認します。 大家さんは次の入居者に貸し出すため、綺麗な状態(原状回復)に戻す必要があります。 ようするに立会は、どちらがその原状回復工事費用を負担するかを決める最終決戦の場となるわけです。 現実的には、その判断の主導権は大家側(管理会社)が握っているということもあり、どうしても借主が負担を強いられるというケースが多く、紛争になる事も少なくありませんでした。 こうしたトラブルに、…

  • はじめまして!

    不動産会社の管理部に勤務しているリーマンXと申します。 マンションやテナントビルを管理していると、日々、様々なことが起こります。 騒音やゴミのクレームに家賃滞納、時には警察や消防署からの連絡に大慌て!なんてことが起こります。 ネズミや害虫と闘うこともあります(笑)そして、この住民、もしかして。。なんてことも。 そんな日常を管理会社側の目線でお伝えしていこうと思います。 どうぞお付き合いよろしくお願いします。

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