問15 解説 局所排気装置の制御風速は囲い式で0.4m/s、外付け式の場合、側方吸引、下方吸引が0.5m/s、上方吸引が1.0m/sです。 特殊健康診断が必要になるのは屋内で有機溶剤が扱われている作業場です。 第1種有機溶剤、第2種有機溶剤では特殊健康診断も義務付けられています。特殊健康診断は6ヶ月ごとに行う必要があります。第3種有機溶剤はタンク内作業を行っている場合は特殊健康診断の対象になります。 第1種…
作業環境測定士としての経験してきたことを回顧録として書いています。資格を取得したい人のために書いていますが、日常の仕事、生活の中で感じたことを日記として記録しています。
雨の季節になると傘が手放せませんが、私は大きな傘を持って歩くのが苦手です。ついつい置いてしまって置き忘れするのではないかと心配で、ずっと手に持っています。片手が塞がったまま、行動に制限が掛かるのが一番の困りものです。ですから、持って出るのは大抵折りたたみ傘です。家を出る時から、目一杯降っているなら仕方なくジャンプ傘を持ちますが、それ以外は折りたたみ傘。雨が少々降っても鞄に入れて、できるだけ使わ…
問18 事務所衛生基準規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 機械による換気のための設備については、2か月以内ごとに1回、定期に、異常の有無を点検しなければならない。 2 室における一酸化炭素の含有率(1気圧、25℃とした場合の空気中に占める一酸化炭素の容積の割合)を50ppm以下としなければならない。 3 空気調和設備を設けている場合は、室に供給される空気中のホルムアルデヒドの量(…
問18 防毒マスクに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 アンモニア用防毒マスクの吸収缶の色は緑色であり、硫化水素用防毒マスクの吸収缶の色は黄色である。 2 防毒マスクのアンモニア用吸収缶は、アンモニアの濃度が低いと触媒作用が緩慢になり、効率が低い。 3 シアン化水素用防毒マスクの吸収缶の色は、青色である。 4 一酸化炭素用防毒マスクは、ホプカライトを使用し、触媒作用により一酸…
問17 ガスクロマトグラフ分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 試料気化室の温度は、通常、カラム温度より少し高い温度に設定される。 2 ピークの分離度は、カラム温度が高いほど小さくなる。 3 沸点の近い物質も分離分析することができる。 4 カラム温度を上げると、カラムの通気抵抗は小さくなる。 5 カラム温度が高いほど、保持時間は短くなる。 問17 解説 試料導入部は試…
問17 放射性物質を取り扱っている作業場において、取扱い核種の濃度限度の100分の1の空気中放射性濃度を測定するために必要な最小試料採取時間に最も近い値は次のうちどれか。ただし、取扱い核種の濃度限度は3.0×10-5Bq・cm-3、測定装置の検出下限計数率は2.8s-1、測定装置の計数効率は35%、試料空気の吸引流量は90 L・min-1、使用する捕集材の捕集率は100%とする。 1 1時間 2 3時間 3 5時間 4 10…
皆さんは物価高対策に何かしていますか。 薬局などは同じ品物でも同じ系列の店舗でも価格の違うことが多く、その傾向は足繁く通ってると良く変化が判ります。大体の傾向はつかめているので、洗剤はこのお店、健康食品はあのお店と決めています。月替わりのキャンペーンなどで破格の値段で出ていることがありますね。 店舗のはしごをすると時間を浪費して結局無駄使いになるので、本当は付き合う店を決めてまとめるとポイ…
聴力検査で所見ありとなったので、耳鼻科で聴力検査をやり直してもらいました。 健康診断などでは会社に出張して行ってくれますが、そのときの聴力検査が環境の良い場所とは限りません。 音がよく聞こえないことが、その場所によって変化するのは良くないのですが、出張検査ではなかなか難しいですね。特に歳を取って確実に聴力が衰えている人は、健康診断のオージオ検査ではなく耳鼻科で精検することをお勧めします。 …
問17 粉じん障害防止規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、同規則に定める適用除外及び特例はないものとする。 1 特定粉じん作業以外の粉じん作業を行う屋内作業場については、当該粉じん作業に係る粉じんを減少させるため、全体換気装置による換気の実施又はこれと同等以上の措置を講じなければならない。 2 常時特定粉じん作業に係る業務に労働者を就かせるときは、当該労働者に対し、原則…
今日はテレビを見ていて困ったことがあったのでそちらを書きます。 コレステロールに悪玉、善玉があるのはよく聞きますよね。動脈硬化ではこれと併せて中性脂肪がもう一つのポイントになる。これが多いと悪玉コレステロールとの間で脂肪の交換が起こります。悪玉コレステロールが持っている中性脂肪の部分は肝臓で代謝され、悪玉コレステロールが小型化する。この小型化したコレステロールは血管の壁に入りやすく動脈硬化の…
問17 労働衛生保護具に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 アーク溶接作業に用いられる遮光保護具は、レーザー機器取扱作業において保護めがねとして使用してはならない。 2 使い捨て式防じんマスクは、厚生労働大臣の規格が定められており、国家検定の対象である。 3 送気マスクは、酸素濃度が18%未満の空気中でも使用することができる。 4 防じんマスクの装着の際、面体と顔面の密着性を高…
問16 蛍光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 光源にはキセノンランプが用いられる。 2 光源光は、励起分光器で分光され励起光となる。 3 試料からの蛍光は、蛍光分光器で分光される。 4 光電子増倍管は、検出器として使用される。 5 蛍光の波長は、励起光の波長よりも短い。 問16 解説 蛍光現象は分子が光のエネルギーを一旦吸収し、放出するときに発するものです。基…
問16 次の記述の㋑及び箇所箇所に入る用語の組合せとして、正しいものは下のうちどれか。 「作業環境空気中の放射性物質の濃度を測定するために用いられる試料の採取方法として、 ㋑ に対してはろ過捕集法、 ㋺ に対しては固体捕集 法が用いられる。」 ㋑ ㋺ 1 放射性コバルト 放射性ナトリウム 2 放射性ヨウ素 放射性アルゴン 3 放射性水銀 トリチウム化水蒸…
歯周病予防のために3ヶ月ごとに歯医者に行くのですが、初めのうちは何でこんなに頻繁に行かなくちゃいけないのかと思っていました。最近になって歯周病についていろんな記事を見ているとその意味がだんだんと理解で来るようになってきました。 これを放置してしまうと自分の歯を失うことになるというのはその一面であって、もっと重要なのは体全体に悪影響を及し、生命の危機を生じてしまうといことです。専門的なこと…
を維持するのが難しくなってきました。これから夏場は汗をかかなくても呼吸すると水分が体から抜けていきます。水を飲んでいないとどんどん体重は減っていきます。これは寝ている時も同じ。朝の体重は一番減った状態になっています。水を飲むと補給にはなるのですが、昼の代謝に切り替わっているのですぐに排出が始ります。ここで重要なのは食事を早めに取ること。食事で摂る食物は95%くらいが水分ですから。固形物を取ると胃…
パラ陸上が始りました。地下鉄しかアクセスがないのでもっと人が多くなるかなと思ったのですが、私が通勤している時間多はさすがに乗っていませんね。夏休みだと中学生や高校生の大会があるときは、朝早くから団体行動で乗ってくるので、そのイメージが残っていたのでちょっと拍子抜けした感があります。プロ野球が開催されるときは地下鉄の混み具合は尋常ではありません。混雑する時間帯は全く違いますが、人の入場制限をしな…
問16 電離放射線障害防止規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、放射線業務従事者は、緊急作業には従事しないものとし、また、被ばく限度に関する経過措置の適用はないものとする。 1 放射線業務従事者が眼の水晶体に受ける等価線量は、5年間につき100 mSv 及び1年間につき50mSvを超えないようにしなければならない。 2 妊娠と診断された女性の放射線業務従事者の腹部表面に受ける等価線量は…
問16 局所排気装置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 囲い式フードの排風量は、開口面の平均風速と開口面積との積で表わされる。 2 外付け式フードでは、熱による上昇気流がある場合などを除き、一般に、上方吸引型より下方吸引型の方が有効である。 3 外付け式フードの制御風速とは、作業者の呼吸位置において必要となる最小の風速である。 4 ダクトの断面積が同じである場合、断面が長方形…
問15 5 フレームを用いた原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 フレームは、空気とアセチレンなどの混合気体の燃焼でつくられる。 2 試料溶液は、噴霧されてフレームに導入される。 3 中空陰極ランプの陰極は、測定対象金属あるいはその合金でつくられている。 4 光の吸収は、励起状態の原子が基底状態に遷移するときに生じる。 5 金属の定量は、検量線法や標準添加法で行う…
問15 検知管による測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 直読式検知管の変色層が斜めに現れたときの測定値は、変色した部分の最先端と斜めに変色が生じ始めた点との中央値を読み取る。 2 シアン化水素は、妨害物質がない場合、検知管で測定することができる。 3 連続吸引式検知管法に使用する検知管は、真空法ガス採取器を用いる方法で使用する検知管と同じものである。 4 検知管の定量下…
自家製味噌を仕込んで約3ヶ月、そろそろ出来上がります。自家製なので材料は大豆、米麹、塩だけ。それ以外の物は一切入っていません。天然素材ばかりで究極の無添加食品になってます。そのためカビが生えやすいので、早めに使い切らないといけません。 しっかり密閉できるタッパーに入れて冷蔵庫で保管しても3ヶ月が限度ですね。冷蔵庫は案外乾燥するので、カビにとっても居心地が悪いのか表面についても広がったりしませ…
今年4月に配属されてきた新入社員と一緒に会社内の測定をしました。といってもこちらでサンプリングするのを見てもらっていただけですが。幸い別の測定士が説明についてくれたので、私のほうはいつも通り仕事をしたという感じです。もう40年近く前になりますが。私も現場に連れて行ってもらって、見学したことを思いだしました。 作業環境だけでなく、初めての仕事はどういう目的で何をしているのか判らないというのが正…
問15 有機溶剤中毒予防規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、同規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 1 第3種有機溶剤等を用いて屋内作業場で洗浄の業務を行う場合には、有機溶剤作業主任者を選任しなければならない。 2 第2種有機溶剤等を用いて屋内作業場で洗浄の作業に係る業務に労働者を就かせるときは、当該労働者に対し、原則として、法定の科目について特別教育を…
地15 化学物質の性状及びその挙動に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 有機溶剤の蒸気密度は、空気の密度より大きいため、低いところに滞留しやすい。 2 環境空気中の有害物質濃度は、正規分布に従って分布していることが多い。 3 空気中に浮遊する粉じんは、密度が同じであれば粒径が小さくなるほど、沈降速度は遅くなる。 4 ミストは、空気中に浮遊している液体の微粒子で、形は球形をしてい…
問14 測定対象物質の水溶液に、ある波長の光を当てたところ、入射光の強さ(I0)に対する透過光の強さ(I)の比(I/I0)が0.2であった。このときの測定対象物質の吸光度として正しい値に最も近いものは次のうちどれか。 ただし、log10 2=0.301とする。 1 0.1 2 0.3 3 0.5 4 0.7 5 0.9 問14 解説 入射光の強さに対して透過光の強さの比が0.2ですから透過20%ということです。 吸光度Eに…
問14 光散乱方式の相対濃度計及び相対濃度計による鉱物性粉じんの測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 測定を行う際は、前もって光散乱部を清浄空気で満たした状態で、零点調整と感度合わせを行う。 2 半導体レーザー(レーザーダイオード)は、光源として用いられている。 3 散乱光検出部を通過する空気の速度と散乱光の強度とは無関係である。 4 相対濃度計における散乱強度は、測定す…
問14 特定化学物質障害予防規則又は有機溶剤中毒予防規則において規制されている物質Ⓐとそれぞれの規則において規定されている当該物質の区分Ⓑとの次の組合せのうち、誤っているものはどれか。 A B 1 四塩化炭素 特別有機溶剤 2 ジクロロメタン 第2種有機溶剤等 3 トリクロロエチレン 特別有機溶剤 4 クロルベンゼン 第2種有機…
ツバメの巣が今年も駅に出来ています。昨日見てみたら親鳥がごそごそと動いていました。今年もここで雛が見られるかはしばらく様子見ですね。昨年、巣立ってから空っぽの巣は除去されず、つい最近まで空き家状態でした。しかし空き家は乾燥しきったのか4月には落下。そのまま片付けられてしまいましたが、また同じ位置に巣を作っていました。その1mほど横に別の巣が作りかけの状態です。完成するかどうかはこちらもしばらくは…
昨日の労働衛生一般は見てもらえましたか。明日は端午の節句なので解説はお休みにしようと思っています。まだ試験までは時間がありますから、休みの間に一度すっかり離れて、舞い戻ったときにどのくらい頭に残っているかを確かめてください。連休はその時間を取れると思います。 明日は、全く何もせず、明後日に試験問題を見て思いだせるかを確認します。思い出せないところはあなたの弱点ですから、それがどこかを必ず記…
問14 電離放射線及びその生体影響に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 放射線による皮膚障害のうち、脱毛には潜伏期があり、晩発障害に分類される。 2 X線とγ線は、波長の長短ではなく、その発生過程の違いによって区別される。 3 白内障は、晩発障害に分類される確定的影響である。 4 α線、β線及びX線の中で、透過力が最も強いものはX線である。 5 白血病は、晩発障害に分類される確…
問13 吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1可視部の測定には、光源として重水素放電管を用いる。 2石英セルは、可視部の測定にも用いることができる。 3検出器には、一般に、光電子増倍管が用いられる。 4通常、測定対象物質の吸収極大波長で吸光度を測定する。 5モル吸光係数の単位は、mol-1・L・cm-1で表される。 問13 解説 重水素ランプは重水素(D2)ガスを数…
問13 液体捕集法及び直接捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 小型ガス吸収管による有機溶剤などの揮発性物質の捕集では、捕集液の温度が低いほど捕集率は高くなる。 2 ミゼットインピンジャーによる粒子状物質の捕集は、慣性衝突効果によるものである。 3 真空捕集瓶は、1.33kPa以下の圧力にして使用する。 4 直接捕集法では、一般に捕集器具の容積が大きいものほど濃度減衰が速いので…
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問15 解説 局所排気装置の制御風速は囲い式で0.4m/s、外付け式の場合、側方吸引、下方吸引が0.5m/s、上方吸引が1.0m/sです。 特殊健康診断が必要になるのは屋内で有機溶剤が扱われている作業場です。 第1種有機溶剤、第2種有機溶剤では特殊健康診断も義務付けられています。特殊健康診断は6ヶ月ごとに行う必要があります。第3種有機溶剤はタンク内作業を行っている場合は特殊健康診断の対象になります。 第1種…
問15 解説 可視光線は赤外線から紫外線までの範囲にあり、赤外線の方の波長が長くなっています。黄色は赤外線に近い位置にありますから青い光より波長は長くなっています。 赤外線は可視光線よりも波長が長く、分子の振動に相当するレベルのエネルギー範囲であり、主な障害として白内障があげられています。赤外線の領域は広いので、波長の短い方から近赤外線、中赤外線、遠赤外線と分類することがあります。白内障に関係…
問14 解説 前問と同じです。 稀薄溶液の吸光度と濃度の関係はランバート・ベールの法則で示されます。 ランバート・ベールの法則 E=ε・c・d モル吸光係数(ε)と吸光度(E)、溶液のモル濃度(c)、セルの光路長(d) 単位はセルの光路長(cm)、モル吸光係数(L/mol/cm)、モル濃度(mol/L)でEは無名数です。 設問の条件では0.460=2.0×104×C×2が成り立っています。 物質の濃度C…
問14 解説 相対濃度計の感度は機械ごとに異なっているため、標準散乱板値も機械ごとに異なります。そのため測定前に機械ごとに確認しておく必要があります。 相対濃度計の散乱光の強さは粒子の大きさや数で決まります。光を反射するので粒子の色や粒子の面積、粒子径が散乱光の強度に影響します。同じ質量濃度なら0.3μmの粒子数より5μmの粒子数が少ないので、散乱光の強度は小さいことになります。 相対濃度計による…
問14 解説 有機溶剤は第1種有機溶剤、第2種有機溶剤、第3種有機溶剤に分類され、重量で5%を超えて含有するものが、対象になります。混合物の場合はその中で5%を超える成分があればその成分によって分類されます。まず第1種、第2種として分類され、それ以外は第3種となります。 第2種有機溶剤はそのものが5%を超えていなくても第1種と併せて5%を超えるならば、第2種として扱われます。当然、1種だけで5%を…
シャトルバスにのって万博に行きましたが、バスの運営には大阪市交通局の路線バスほか近鉄など一般の会社も関わっています。桜島と会場間の往復利用しましたが、行きも帰りも大阪市交通局のバスにあたりました。路線バス車両が使われていますが、電気で動いている最新のバスでした。直行バスだから、路線バスにある降車ボタンを押す必要はないのですが、路線バスだとついついボタンを押しそうになる不思議な感覚。じっさい帰り…
今日は夏至で、太陽の出いている昼時間が最も長い日ですね。本来なら梅雨時で、太陽の光を浴びることが少ないはずですが、全く暑い一日になりました。ただし、地軸が傾いている関係で朝の日の出時間はまだまだ早くなりますし、夕方の日の入りの時間は既に早くなっています。日の出から日の入りまでのトータルの時間が最も長いというだけです。 朝顔のように短日植物は日に当たる時間が短くなるこれから花を開くようになり…
問14 解説 酸素欠乏となる場所は概ね酸素濃度が18%を下回る場所とされており、これを下回るといろいろな障害が出始めます。16%程度になると頭痛、目めまい、吐き気、集中力の低下などが出現し作業を継続することが困難になってきます。 大脳皮質は集中力の必要な作業、意思決定などをつかさどりますから、正常な判断、行動を起こすことに支障が出ます。簡単な計算が出来なくなったり、自分が置かれた状況の判断が出来な…
問13 解説 稀薄溶液の吸光度と濃度の関係はランバート・ベールの法則で示されます。 ランバート・ベールの法則 E=ε・c・d モル吸光係数(ε)と吸光度(E)、溶液のモル濃度(c)、セルの光路長(d) 単位はセルの光路長(cm)、モル吸光係数(L/mol/cm)、モル濃度(mol/L)でEは無名数です。 吸光度は、物質の濃度に比例し、光路長にも比例することを示しています。 物質の吸光度は…
問13 解説 液体捕集では吸収液と対象物質が反応することを利用するものと、単に溶解することを利用するものがあります。溶解するものは物質が変化するのではなく溶液にそのまま溶け込んでいるだけです。 小型ガス吸収管で反応を利用する場合も、溶解利用する場合も通気速度が速くなると捕集効率は小さくります。 ミゼットインピンジャーは粒子の慣性衝突を利用していますから、粒子が小さくなれば慣性力も小さくなり捕…
問13 解説 特定化学設備は労働安全衛生法施行令第15条第1項第10号に定義されており、同施行令別表第3第2号に掲げる第2類物質のうち厚生労働省令で定めるもの(特定第2類物質)又は同表第3号に掲げる第3類物質を製造し、又は取り扱う設備で、移動式以外のものをいうとされています。またその附属設備も含まれます。 管理特定化学設備とは、特定化学設備のうち発熱反応が行われる反応槽等で、異常化学反応等によ…
今日は父の日ですが、高齢になると食が細くなり、体も細くなるといわれています。しっかり運動して食べることといわれますが、消化にも負担が掛りますから、普段から食べる習慣を持っていないと食べても身につきません。 運動することでエネルギーが補われないと、体は筋肉を分解してエネルギーを産出するので、体が細ってしまうのです。そのためエネルギー源に糖質を取るのはNGで脂質の方が良いといわれていますね。 …
明日は父の日ですが、母の日に比べて世の中が静かだと感じるのは私だけでしょうか。 母の日ならカーネーションといった定番がありますが、父の日はそういった定番がありません。 そして、今の日本でも替わらないのは、父親と過ごす時間の少なさでしょうか。子供の頃から母親と接する時間の方が、圧倒的に多いように思います。 核家族化が進んで、子供と両親だけまたは片親だけという世帯が増え、親とさらにその親つまり…
問13 解説 は周波数特性の重みづけ曲線を示していますが、低周波の落ち込みが大きく、高周波側の落ち込みが少ないのがA特性です。低周波、高周波とも落ち込みが小さくほぼ均等なのはC特性です。高周波域で膨らみがある曲線は周波数補正では考えません。 人がばく露を受ける騒音の測定ではA特性を用いて行います。C測定は作業者に騒音計を付けてもらって測定することで、これもA特性を用いて行います。C測定を用いる…
問12 解説 容量分析の一次標準物質は秤量するときに安定であることが要求されます。したがって、固体で吸湿性が少なく、微細な粉末になっているものが利用されます。フタル酸塩、シュウ酸塩、炭酸塩などが用いられています。 硝酸銀の水溶液に塩化ナトリウムを加えると塩化銀が沈潜を創ります。この沈殿は溶解度が低く、塩素がほぼ定量的に沈潜を生成するので、標定に用いることが出来ます。 中和滴定で塩酸の標定では…
問12 解説 分粒装置を使用するのは吸入性粉じんを対象とする場合です。通常の有害性を評価する場合は体内に取り込まれる物質全部を対象としますから、分粒は行いません。現在、吸入性を評価しているのはマンガン及ぶその化合物、インジウム化合物、鉱物性粉じんです。 多孔状フィルターのポアサイズは物理的な粒子径を示しており、捕集できる最小粒子を示したものではありません。実際には慣性衝突、ブラウン運動などで…
問12 解説 労働安全衛生法で扱う特定化学物質は労働安全衛生法施行令で定めており、これを第1類、第2類、第3類に分類していますから特定化学物質は必ずどれかに該当します。 特別管理物質とは、第1類物質、第2類物質のうちでがん原生物質およびその疑いのある物質をいいます。第1類物質のうち塩素化ビフェニルは特別管理物質ではありませ。 特別管理物質はPCB以外の第1類物質6種と第2類物質のうち38種…
問12 解説 振動加速度は空間での評価になるため、3軸方向の振動加速度レベルの実効値で評価します。 日振動ばく露量は、周波数補正振動加速度実効値の3軸合成値と1日のばく露時間から求められこの値が5.0m/s2を超えないよう、振動のばく露時間の抑制、低振動工具の選定を行うようにします。 1日の暴露限界値は5.0m/s2で、一連続の振動暴露時間は10分以内とすることが作業指針で定められています。日振動ば…
昨日は万博の入場者が多かったようですが、なんだかんだいってもやはり万博。目標入場者数だけでは計れない何かがあるのかもこれは期限が押し詰まってきて9月くらいになるともっと拍車が掛るかも知れません。頭の良い人は既に何回も足を運んで満喫した後です。私は頭が悪いので、入場のルールさえ理解していません。前売り券だけは持っていますけれど。 お米も本当に欲しいものを買っているでしょうか。安いからと言って…
梅雨に時期になると雨に濡れたあじさいが光を放つようになります。 青い花がひときわきれいに見えますが、青は寒色なので、蒸し暑くなるこれからの時期、見ていて涼感を感じるからかもしれません。 赤というか淡いピンク色もきれいですが、私は青の方が好きです。花の色は土の酸度で決まります。リトマス紙とは反対で青は酸性、赤はアルカリ性の土に育ちます。石灰を巻いて土をアルカリ性にするとピンク色になります。地…
問7 次の防毒マスクのうち、厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、譲渡し、貸与し、又は設置してはならないものに該当しないものはどれか。 1 亜硫酸ガス用防毒マスク 2 アンモニア用防毒マスク 3 一酸化炭素用防毒マスク 4 シアン化水素用防毒マスク 5 ハロゲンガス用防毒マスク 問7 解説 危険、有害な作業が必要である、危険な場所で使用する、健康障害を防止するため使用するものは厚生労…
問7 化学物質Aとそれによってヒトに生じる主要ながんBとの次の組合せのうち、誤っているものはどれか。 A B 1 エチレンオキシド 肺がん 2 コールタール 皮膚がん 3 無機ヒ素化合物 皮膚がん 4 ベンゾトリクロリド 肺がん 5 ベンゼン 白血病 問7 解説 エチレンオキシド、ベンゼンでは白血…
問6 有機化合物Aを50mg含む水溶液100mLにヘキサン5.0mLを加えて振り混ぜ、Aをヘキサンに抽出したところ、その質量は40mgであった。有機化合物Aの水とヘキサン間の分配係数の値として、正しい値は次のうちどれか。 ただし、分配係数は次式で表される。 分配係数=[A]ヘキサン/[A]水 1 16 2 20 3 40 4 60 5 80 問6 解説 分配係数は「有機」/「水」が同体積の溶媒で成り立ちます。分配係数1…
問6 指定作業場における次の作業環境測定のうち、個人サンプリング法による測定(C・D測定)の対象となるものはどれか。 1 ウレタン樹脂を製造する工程において、トリレンジイソシアネートの投入作業を行う単位作業場所におけるトリレンジイソシアネートの測定 2 ガラス製品を製造する工程において、フッ酸を用いてガラスの表面処理を行う単位作業場所におけるフッ化水素の測定 3 有機化合物をメチル化する工程に…
問6 次の作業のうち、法令上、作業主任者の選任が規定されていないものはどれか。 1 特定粉じん作業 2 屋外作業場において、特定化学物質のうち、第2類物質を製造する作業 3 屋内作業場において、金属をアーク溶接する作業 4 屋内作業場において、第3種有機溶剤等を用いて行う洗浄の作業 5 酸素欠乏危険場所における作業 問6 解説 作業主任者の選任については特定化学物質障害予防規則などの特別…
問6 化学物質等による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 アクリルアミドによる健康障害では、皮膚の剝離、末梢神経炎などがみられる。 2 N,N-ジメチルホルムアミドのばく露では、頭痛、めまい、肝機能障害などがみられる。 3 塩化ビニルによる中毒では、レイノー現象、指端骨溶解や肝血管肉腫などがみられる。 4 フッ化水素による慢性中毒では、骨の硬化や斑状歯がみられる。 5 …
問5 6.0mol・L-1の水酸化ナトリウム溶液の密度は1.20g・cm-3である。この溶液の水酸化ナトリウムの質量パーセント濃度として、正しい値は次のうちどれか。ただし、水酸化ナトリウムのモル質量を40.0g・mol-1とする。 116% 218% 320% 422% 524% 問5 解説 6.0mol/Lの水酸化ナトリウムですから1L当たりに6.0×40g=240gの水酸化ナトリウムあるということです。この溶液の密度が1.2g/cm3なの…
問5 次の有害物質のうち、1気圧において、沸点が最も低いものはどれか。 1 アセトン 2 エチルエーテル 3 エチレンオキシド 4 ジクロロメタン 5 二硫化炭素 問5 解説 有害物質の特性に関する問題です。 エチレンオキシドは沸点が10.7℃で作業環境の標準状態とされる25℃では気体です。 アセトン、エチルエーテル、ジクロロメタン、二硫化炭素は常温では液体です。 物性値を覚える必要はあ…
問5 作業環境測定に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。 1 気温が28℃をこえ、又はこえるおそれのある坑内の作業場については、半月以内ごとに1回、定期に、当該作業場における気温を測定しなければならない。 2 多量のドライアイスを取り扱う業務を行う屋内作業場については、半月以内ごとに1回、定期に、当該屋内作業場における気温及び湿度を測定しなければならない。 3 溶融ガラスから…
問5 化学物質等の性状及び挙動に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 昇華性を有する化学物質は、環境空気中では気体及び固体粒子が共存していることがある。 2 ヒュームの一次粒子の粒径は、一般に、1µm以下である。 3 ミストは、空気中に浮遊する液体の微粒子で、粒径は、5~100µm程度である。 4 気体の液体への溶解度は、一般に、液体の温度が高いほど大きい。 5 混合有機溶剤から出る…
問4 有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 アセトニトリルは、-CN基をもっている。 2 酢酸は、-COOH基をもっている。 3 トルエンは、-CH3基をもっている。 4 ホルムアルデヒドは、 C=O基をもっている。 5 ジエチルエーテルは、-OH基をもっている。 問4 解説 アセトニトリルはCH3CNでシアン基を持っています。 酢酸はCH3COOHでカルボキシル基を持っていま…
問4 有害物質のB測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 B測定を行う必要がある単位作業場所で、連続する2作業日にわたって測定を行う場合は、第1日目と第2日目ともに、B測定を行う。 2 B測定に光散乱方式の粉じん計を用いる場合は、10分間連続測定を行う。 3 B測定に圧電天秤方式の粉じん計を用いる場合は、測定時間を2分に合びんわせて、連続して5回測定を行う。 4 相対濃度指示方法に…
問4 法令により、定期に作業環境測定を行うべき作業環境測定対象A、測定頻度B及び記録の保存期間Cの組合せとして、誤っているものはどれか。 A B C 1 空気中の放射性物質の濃度 1か月以内ごとに1回 5年 2 空気中のシクロヘキサノールの濃度 6か月以内ごとに1回 3年 3 空気中のシク…
問4 化学物質の吸収、代謝、蓄積等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 多くの有機化合物は、肝臓で代謝されて排泄される。 2 キシレンは、代謝されて、尿中に主にメチル馬尿酸として排泄される。 3 テトラクロロエチレンの代謝物としてトリクロロ酢酸がある。 4 n-ヘキサンの生物学的モニタリング指標は、尿中のシクロヘキサノンである。 5 鉛の生物学的モニタリングの指標として、赤血…
静岡で40℃を記録したということですが、自然環境で40℃は想定外なので危険ですね。温度計が壊れてしまったのか見間違いかと思うことがあります。 作業環境の現場ではしばしば経験する温度ですがこちらはそれを想定して準備して行きますからなんとか対応していけます。しかし油断すると熱中症になる確率は高いです。 私は若い頃、午前中に脱水状態にな全く水を受け付けなくなった経験があります。水を飲めるのは熱中症に…
七夕には願い事を短冊に書いて、笹につるしましたが、子供の頃に何を書いたかなんて覚えていないと思います。 願い事をして夢が叶うわけではありませんが、夢を持つことは大事です。しかし、夢はいつまで経っても夢のままというわけにはいきません。何かに向かって努力することは大事です。それが自己満足に終わったとしても、その人にとって、一生懸命にやったというおもいが大事ですね。 死ぬときになって何をやってき…
各地で35度以上の猛暑日になっていますが梅雨は明けてません。来週はぐずつき気味で雨が降るようですが、これだけ一気に気温が上がると野菜の他果物も生育異常が出て、まだ値段が上がるかもしれません。 上がるのは株価だけでいいのですが、気温が上がるとそれなりに夏稼ぎ時の企業間儲かります。30度を超えるとアイスクリームより氷が売れるようになりますから、しばらくは氷菓子の売り上げが上がるでしょう。しかし、体は…
問3 有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 フェノールの水溶液は、アルカリ性を示す。 2 アニリンの水溶液は、アルカリ性を示す。 3 プロピオン酸の水溶液は、酸性を示す。 4 プロパンは、常温・常圧(25℃、1気圧)で気体である。 5 酢酸は、エタノールの酸化によって生じる。 問3 解説 フェノールは水溶液中で水酸基を遊離できませんから、アルカリ性は示しません。…
問3 有害物質のA測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 測定点と測定点の間隔は、6mを超えない等間隔であれば、縦方向と横方向は異なってもよい。 2 2年間にわたって第1管理区分であった単位作業場所では、測定点の数を5未満とすることができる。 3 測定点の数を5未満とすることができる単位作業場所でも、各測定点で繰り返し測定を行うことによって、測定値の総数は5以上とする。 4 …
問3 次の業務に労働者を常時就かせるとき、法令に基づく安全又は衛生のための特別の教育を行わなければならないものはどれか。 1 廃棄物の焼却施設において焼却灰を取り扱う業務 2 レーザー光線による金属加工の業務 3 特定化学物質を製造する業務 4 鉛ライニングの業務 5 有機溶剤等を用いて行う洗浄の業務 問3 解説 安全衛生教育、特別教育に関する出題です。 特別教育が必要とされる業務は、…