【若駒名鑑】アライバル

■馬名 アライバル 牡 父 ハービンジャー 育成 ノーザンファーム 所属 栗田厩舎 主な近親 ククナ 新馬戦 1着 6月19日 東京芝1600m ルメール騎手 勝ち時計 1．36.8 通過番手 ⑤④ 上がり3F 33.7 上がり2F推定 21.7 1週前追い切り 南W 助手騎乗 馬なり同入 最終追い切り 南W 助手騎乗 馬なり単走 ☆雑感 ゲートはやや出負け気味だったが、前半は好位で折り合って追走。直線は早めに外に出してレースラップが11.3‐11.4と減速度が少ない中、先団から一頭抜けた脚を見せて2馬身半差の快勝。 稍重でのレースだったが、ここまでの新馬戦の中では最も高いパフォーマンスを出し…

【若駒名鑑】セリフォス

■セリフォス 牡 父 ダイワメジャー 育成 追分ファーム 所属 中内田厩舎 主な近親 新馬戦 1着 6月12日 中京芝1600m 川田騎手 勝ち時計 1．35.0 通過番手 ③②② 上がり3F 34.4 上がり2F推定 22.8 1週前追い切り 栗坂路 助手騎乗 馬なり同入 最終追い切り 栗坂路 騎手騎乗 馬なり同入 ☆雑感 スタートはそこまで速くなかったが二の脚は速く、スッと3番手で追走。かなり行きっぷりもよく、3角手前辺りからハナを切る馬に並びかける勢いで、直線向いたところでは既に先頭に立った。そのままラストは流す余裕も見せ快勝。 厩舎もそうだし、ダイワメジャー産駒で気性的にも前がかりな馬…

【夏競馬】21年7月25日アイビスサマーダッシュ

新潟11R アイビスSD ◎ライオンボス 〇グレイトゲイナー ▲ヒロイックアゲン △ジュランビル △モントライゼ △ロードエース △ビリーバー 今年の新潟は春開催は福島の中止によって急遽行われ、更に2週目には大雨の影響を受けて不良開催になるなど、春の新潟は芝のダメージが大きかった。 例年、参考レースになる韋駄天Sも馬場悪化＋向かい風のダブルパンチによって2014年以降で最も遅い56.5という走破時計だった。 梅雨が長かったこともあって馬場の回復が心配されたが、開幕週の土曜新潟はパンパンの良馬場開催で超が付くほどの高速馬場。 同じ千直も新潟12Rは1勝クラスながら54.6という速いタイムが出た。…

【若駒名鑑】ヴァーンフリート

■馬名 ヴァーンフリート 父 リオンディーズ 育成 ノーザンファーム 所属 手塚厩舎 主な近親 新馬戦 1着 6月13日 東京芝1800m 川田騎手 勝ち時計 1．50.9 通過番手 ④③③ 上がり3F 34.2 上がり2F推定 22.9 1週前追い切り 南W 騎手騎乗 馬なり同入 最終追い切り 南W 騎手騎乗 馬なり先着 ☆雑感 ゲートはやや出負けするも、二の脚は速く4番手外を追走。前半1000mが64.2と緩い流れだったこともあって、馬が行きたがるのを川田騎手がガッチリと抑えるような格好の追走。 直線は外から出遅れたグランシエロに一度交わされたが、内から再び伸び返して勝利。 追い出してから…

【夏競馬】21年7月24日

函館1R 2歳未勝利 ◎マイネルシーマー △アスクワイルドモア △ポリッシュキッス △フィフティシェビー 前走アルナシームに敗れた3着だったが、外枠から好位置につけて押し切りを図ろうというレース運びだったが、函館ながらもラスト2Fで11.8-12.0と速い脚を要求されてしまい、勝ち馬の末脚に劣った。 それでも最後までバテずに3着を確保できたのは粘り強さだと思うし、交わされてからも失速度は少なく、大きなトビで粘りこめていたので、先行さえできれば大崩れはないだろう。新馬2着馬はその後未勝利を勝ちあがる。 新潟1R 2歳未勝利 ◎ケイアイユニバース 前走は直線で外から伸びてきたところで、勝ち馬に外か…

【若駒名鑑】ハイアムズビーチ

■ハイアムズビーチ 牝 父 ドレフォン 育成 ノーザンファーム 所属 萩原厩舎 主な近親 ハウナニ 新馬戦 1着 6月12日 東京芝1400m 北村宏 勝ち時計 1．22.2 通過番手 ⑦⑥ 上がり3F 35.0 上がり2F推定 23.2 1週前追い切り 南W 騎手騎乗 馬なり同入 最終追い切り 南W 助手騎乗 馬なり単走 ☆雑感 好発を切って先団後ろで追走。折り合いは付いていたが、前半の流れが速かった事もあってか割と前傾姿勢な走りをしていた。 淡々と流れた中で、大外を回して差し切り勝ち。シラユキヒメ牝系の白毛馬。血統的にもダートが合うかもしれないが、芝なら今回のようなタイトなペースになりやす…

【若駒名鑑】クレイドル

■クレイドル 牝 父 クロフネ 育成 ノーザンファーム 所属 黒岩厩舎 主な近親 ステラヴェローチェ 新馬戦 1着 6月6日 東京芝1600m 福永騎手 勝ち時計 1．35.4 通過番手 ⑤④ 上がり3F 34.3 上がり2F推定 22.3～22.5 1週前追い切り 南W 騎手騎乗 馬なり同入 最終追い切り 南W 助手騎乗 馬なり同入 ☆雑感 好スタートを切って先団の後ろで控えて折り合い重視の追走。5番手で運んで直線は馬群の中目からジワジワと伸びて差し切り。 前日のコマンドラインの新馬戦と時計は同タイムだが、こちらは小雨が降った中で、更に牝馬限定戦だったことを踏まえると、割とレベルの高い一戦だ…

【若駒名鑑】クラウンドマジック

■クラウンドマジック 父 エピファネイア 育成 タバタファーム 所属 加用厩舎 主な近親 新馬戦 1着 6月5日 中京芝1600m 岩田康騎手 勝ち時計1．36.0 通過番手 ⑪⑩⑩ 上がり3F 34.3 上がり2F推定 22.5～22.6 1週前追い切り 栗CW 騎手騎乗 馬なり同入 最終追い切り 栗CW 騎手騎乗 馬なり先着 ☆雑感 ゲートはダッシュが付かず大きく出遅れて後方を追走。内ラチ沿いを追走して、直線入ったところでモタれて外に出すのが遅れたが、大外から一頭抜けた末脚を見せて快勝。 とても粗削りなレースだったが、ゲートを含めた前半の追走面をクリアしてくれば将来が楽しみな馬。 ペースも…

【夏競馬】21年7月18日 函館記念、中京記念

函館11R 函館記念 ◎ワールドウインズ 〇ジェットモーション △ドゥオーモ △トーセンスーリヤ △マイネルファンロン △バイオスパーク 例年はBコース開幕週で行われるという事で、内先行有利な状態で行われる同レースだが今年はAコースが継続した状態での開催。 しかし、土曜のレースは外が伸びている訳でもなく、4角を内の前目で受けた馬が好走しているので、函館らしい狙いをしていけばいいかなと。 本命ワールドウインズ ここ2走はマイルに挑戦しての連敗なので度外視。主戦場は18‐20で、4走前の宇佐特別は掛かって暴走して絡んできた馬にハナを譲って番手で落ち着いて押し切り勝ち。格上挑戦の3走前関門橋Sは3番…

【若駒名鑑】コマンドライン

■コマンドライン 牡 父 ディープインパクト産駒 育成 ノーザンファーム 所属 国枝栄厩舎 主な近親 アルジャンナ 新馬戦 1着 6月5日 東京芝1600m 勝ち時計1．35.4 通過番手 ③④ 上がり3F 34.3 上がり2F推定 22.18～22.3 1週前追い切り 南W 騎手騎乗 馬なり先着 最終追い切り 南W 助手騎乗 馬なり同入 ☆雑感 好スタートを切って先団の3，4番手で折り合いをつけて追走。 残り400mで外に出すも加速はあまり鋭くなく、内ラチを逃げていたコンクパールの手応えが良くて差し損ねたかに思えたが、追ってからどんどん伸びてきて差し切り勝ち。 国枝厩舎の新馬戦という事で余裕…

【夏競馬】21年7月17日 不知火S

小倉11R 不知火S ◎シャフトオブライト 〇レッドフラヴィア ▲クリデュクール 危フィオリキアリ 本命シャフトオブライト 3勝クラスに上がってから2，3走前はともに1秒差以上付けられて二桁着順で敗戦しているが、タフな馬場でのレースが敗因だろう。 前走は内目を立ち回ったとはいえ、4番手から一旦は勝ち馬を交わすぐらいのしぶとさを見せてタイム差なしのアタマ差2着に好走。良馬場開催で一変を見せた。 小倉競馬場は午前から雨の予報もあるが、高速馬場が続いているので急激な変化はないとみて本命に打ちたい。 危険な人気としてフィオリキアリについて。 前走なぜか脚質転換をして先行策を取ったところ、ハイペースに巻…

【夏競馬】21年7月11日五稜郭Sほか

函館11R 五稜郭S ◎アールクインダム △サクラトゥジュール △アラスカ △レオンドーロ △イルマタル 前走は重馬場で全体的にペースも流れた中、4角3番手で直線を迎え、ゴール前は各馬がバテて外からの差しが決まる展開で4着に健闘。2走前も先行押し切りレースを中山で見せており、小回り向きの機動力が武器。 良血で人気のルビーカサブランカは切れっ切れのタイプではないが、1800への短縮だと後ろからになるリスクがあるのでそこまで過度な信頼は置けない。 ルナシオンも高いパフォーマンスを出したのは東京。ハマった時の打点の高さは評価しているが、気性難・出遅れ・重馬場×という弱点を持ちながら人気も集めるのなら…

【夏競馬】21年7月4日ラジオNIKKEI賞ほか

函館8R 3歳以上1勝クラス ◎アメリカンウェイク △チェスナットドレス △アキノコマチ △タイセイルージュ 前走は好位で進めるも勝負所での反応が悪く8着も、中10週以上の休み明けは0-0-1-4と苦手としている。昨年11月にはその後に2勝クラス、3勝クラスへと駒を進めたイズジョーノキセキ、エアロロノアと0.2差の3着に好走していてクラス卒業の下地は十分。 久々に小回りコース（札幌はコーナー角度的に函館よりも広いので）になるし、安定して先行できるタイプが距離延長で2000mに臨むなら狙いどころ。 斤量的に大きく有利になって人気も集める3歳勢は少し不安ありか・・・ アイリッシュムーンは前走3着も…

【G1予想】宝塚記念

阪神11R 宝塚記念 ◎クロノジェネシス 〇カレンブーケドール ▲アリストテレス △レイパパレ 今回は牝馬三頭が抜けた人気になりそうなので、まずはまとめて人気上位の牝馬から見解を書いていく。 まずはクロノジェネシス 昨年は宝塚記念、有馬記念とグランプリレースを連覇して古馬中距離路線のエースとして活躍しているが、アーモンドアイが引退した今、現役最強の中距離馬と言って過言ではない。 近走で敗れている昨年の天皇賞秋もドバイシーマクラシックもともにスローの上がり勝負での敗戦。上がり35秒台で4戦無敗のこの馬にとっては舞台適正が合わない一戦だった中でも堅実に走れているので、より強さを感じさせられた負けだ…

【重賞予想】マーメイドSとその他

阪神11R マーメイドS ・馬場と展開 阪神は開幕週だが終日雨。芝では6レース中4レースで逃げ馬が勝っていて、馬場的にも内が有利で、開幕週の影響が出ている。しかし、時計は掛かっているのでパワーある馬を買いたい。 展開的には最内のシャムロックヒルがとりあえずハナ候補。51キロのクラヴェルも思い切った騎乗がありそうだが、横山典騎手なので予想しにくい。 ゲートの上手いアブレイズ、アンドラステが3，4番手辺りに付ける形かな。スローからのロンスパ想定として。 ◎アブレイズ 〇アンドラステ ▲カセドラルベル ☆パッシングスルー 前走で牡馬相手に久々の勝利を挙げた◎アブレイズからで。 メイSが大野騎手への乗…

2021年6月19日

東京9R 相模湖特別 ◎カイトゲニー 〇プレシオーソ ▲ヤマニンプレシオサ △セイウンパワフル ここは1400で良さを見せる3歳牝馬の◎カイトゲニーから。 つわぶき賞を勝ってからのクイーンS、アネモネSはマイルで距離が合わなかったし、アネモネは45.6のハイペース逃げという謎騎乗だった。 その後は1400に短縮して好位から運ぶ競馬で安定してきているし、52キロで出られるので2勝クラスはここで卒業したい。 相手は高尾特別組から選んだわけだが、いったいったの流れで好走したセイウンパワフルはルメール騎手への乗り替わりで勝負機にはありそうだが、展開に恵まれすぎての好走＋人気なので狙いは少し下げ。 キレ…

【重賞予想】エプソムC

東京11R エプソムC ・馬場と展開 開催が終盤に入ってきた東京コースだが、中間に雨が降らなかったこともあって土曜は高速馬場。ただ、内を開ける場面も見受けられたので、内が死んでいる可能性はある。 展開は大外のアトミックフォースか、ミラアイトーンがハナ候補。 内のエアアルマスは揉まれたくないタイプで、前走1400を使っているだけに積極策は考えられる。シュリは前走で逃げて押し切ったが、ペースが遅いのを察知してハナを奪い切った形。前走で改善したがゲートはそこまで速くないのでハナはないかな。 アトミックフォースも絶対にハナを奪わないといけない馬でもないので、ミラアイトーン菊沢がハナ想定で。乗り替わりだ…

【G1予想】安田記念

東京11R 安田記念 ・馬場と展開 中間で金曜日に結構雨が降って、馬場の悪化が懸念されたが、土曜開催は稍重開催で始まったが、5Rの新馬戦では良馬場に変更され、時計も速い状態。 明日の日曜も昼過ぎから雨予報で、レース中も雨が予想されるので、土曜開催よりは時計が掛かってくるんじゃないかな。Cコース2週目とはいえ、東京開催も後半に入ってきて馬場も荒れやすいのか、土曜は内を空けて走る場面もあったので馬場は要チェックかな。。。31秒台はでないぐらいの良か稍重想定で。 展開的にはトーラスジェミニのハナは間違いないかな。しかし、戸崎騎手はテン乗りだし、タイプ的にもペースを自分で作っていくタイプではない。馬も…

2021年日本ダービーのレース回顧

東京11R 日本ダービー ☆レースラップ 12.2-10.6-12.2-13.0-12.3-12.4-12.8-11.7-11.4-11.5-10.8-11.6 各馬スタートを切って、大外からバスラットレオンがハナを切る。 番手にはタイトルホルダー。エフフォーリアの隣からヴィクティファルスもゲートを出て積極果敢に攻めに行く。2角過ぎではヴィクティファルスの後ろにエフフォーリアが付けるが、外からグラティアスが前を取ってきて、まさかのサトノレイナスが向正面で番手まで押し上げていき4角先頭の勢い。 内からエフフォーリアが馬群を割ってくるも、後方待機していたシャフリヤールがラスト200mから100mま…

【G1予想】日本ダービー

東京11R 日本ダービー ◎エフフォーリア 〇シャフリヤール ▲グレートマジシャン △タイトルホルダー △ワンダフルタウン △バジオウ 今回はダービーという事なので一頭ずつ軽く解説。 エフフォーリア 横山武史騎手とのコンビで1番人気濃厚の皐月賞馬。一戦毎の成長が凄まじく、前半63秒4のドスローからの瞬発力勝負の百日草特別を勝って、次走の共同通信杯はメンバー強化と距離短縮で前半の追走面で脆さが出るかと思いきや、好位からの瞬発力を生かして圧勝。ストライドが大きくて小回りに不安を抱かせた皐月賞はインでうまく立ち回って快勝と、それぞれ課題を確実にクリアしてきている。 共同通信杯で下したヴィクティファル…