カワセミの繁殖期も後半を迎えた頃かと思います。 今日は上流に向かうと、橋脚にカワセミの成鳥オスが止まっていました。 この辺りでは概ね500m間隔でかかっている橋を、カワセミがそれぞれ縄張りにしています。今は繁殖地に行ってどこもお留守の様です。 このオスは、メスの産卵期、もしくはヒナの巣立ちが近いかで時間の余裕があり、縄張りに帰って来たのではと思ったりします。 最初に捕った魚は自分で食べるのを見ま...
繁華街にほど近い、鴨川の中流域でカワセミの激しいバトルがありました。 オスとメスの二羽のカワセミが、橋の下の岩場でにらみ合っていました。 始めはお辞儀を繰り返しながらの『にらみ合い』が続きました。そして互いの居場所を交互に移動するだけでした。 次第にエスカレートして、翼を広げ、鳴き声を上げて威嚇をするようになりました。 そして空中戦に突入です。 水中に突っ込みながら戦うのがカワセミらしいですね。...
植物園の東池に、ピッ、ピッと、不思議な鳥の声が響いていました。 音階で言うと、ラ…、ファ…、ラ…、ファ…、とゆっくりとしたリズムを刻んでいます。 とても良い響きで、心を揺さぶる音色です。ちょうどカッコーの鳴き声を、テンポを長くして、音は高く、発声は短くした感じです。 上から降ってくるように聞こえる声は、池の淵を右へ左へあちこち移動します。小一時間ほど木を見上げ探しましたが、それらしき鳥が止まっている...
この日も鴨川中流域のカワセミは、元気に餌取りをしていました。 何度か、飛込み場面も撮影させてくれてました。 決まった餌場で、上手くカワセミの餌取りタイムに遭遇すると、およそ10分から20分程の緩急あいまった動作に一喜一憂します。 何度か見ていると、餌取りに失敗すると次に飛び移る位置、魚が捕りやすい場所がどこかもおおよそわかってきます。 でも毎回同じ展開とはいきません。クチバシが指す方向に飛び込むと思...
クチバシの先が白い、ウミアイサの幼鳥メスです。ウミアイサは1羽だけで、11月から鴨川三条から荒神橋の辺りにカワアイサの雌雄集団と一緒にいました。12月を過ぎた辺りからメスだけのレディース集団の中にいます。 堰の上で羽繕いをしていました。ガッチリした足はやや黄色味を帯び、風切羽の白黒がのぞいています。 上がウミアイサ、下はカワアイサのメスです。首から上も似た褐色ですが、頭上はウミアイサの方が濃い色...
有難いことに、ここ鴨川ではカワセミのホバリングが増えてきています。寒い日が続くので、『カワセミたちは体を温める意味でもホバリングを行います。』と言うのは私の勝手な解釈です。 でも夏よりも冬の方がホバリングの回数が多いように思えます。一度ちゃんと統計を取らないといけませんね。 ともかくこの状況は、ホバ好きの私としては嬉しい限りです。撮り損ねることが多いのが問題ですが、カワセミのホバリングを見ると気...
先日、愛用していた『OLYMPUS OM-D E-M5(2012年3月発売)』が壊れてしまいました。3年ほど前に安く買った中古品でしたが、シャッターが破損して、電源も入らなくなってしまいました。 後継の上位機種『OM-D E-M1』(こちらも古いですが)よりも、色乗りが良いように思えて、お気に入りのカメラでした。12年ほど前の商品なので修理も出来ません。 ああ、何と言うことでしょう・・・!!! 嘆いていても仕方ないので、家にあ...
今年も鴨川三条付近にキンクロハジロと一緒に、ホシハジロが姿を現しました。ホシハジロはつがいでキンクロハジロ1羽と、3羽で行動を共にしています。 今日は、ホシハジロの羽ばたきを見る事が出来ました。ハジロ属の初列風切や次列風切が白いのは共通のようです。 何かオスは危険を察したのか、水中から飛び出しました。 いつも太い首や体ををドーンと落としている事が多いのに、今日は何だか動きがいい気がします。 残念な...
前日から降り続いた雨が上がるのを待って、昼前に川にやって来ました。 川は水嵩が増え、濁った水がゴウゴウと流れています。 オスカワセミはいつもと違う、堰の下の淀みに餌場を変えていました。 淀みには、水面に突き出した石が点在しています。 オスカワセミは、石を飛び移りながら魚を狙います。 石からフワッとカワセミの体が浮き上がります。 力強く翼を羽ばたかせるホバリングを撮るのは、こういう日も狙い目です...
(1月16日) ひたすら潜る、潜る、潜る! 今年初めて、キンクロハジロのメス1羽を鴨川三条付近で見ました。 キンクロハジロはメスは全体的に茶色っぽく、オスは黒っぽい色をしています。 円盤形の丸っこい体の後ろに付いた短い足で一蹴りして、頭から水中に潜ります。プレスされたようなギザギザの尾もスッと水中に消え、ひたすら潜水を繰り返します。 背面は濃い茶褐色、脇腹は薄茶色、二色の濃淡...
今日も鴨川を北上。鴨川に架かる丸太町大橋付近のオスカワセミです。 賀茂大橋です。鴨川から賀茂川と高野川の分岐点となります。その橋桁でもオスカワセミを見ました。 分岐点から北東に向かうと高野川が流れています。最初は河合橋。 南北に1キロ程広く移動する成鳥メスです。河合橋上流は葦が茂る中州が幅を占め、対岸での動きがわからず、神出鬼没です。 さらに一つ北の御影橋。 たもとの欅は川に向かって広がるよ...
久しぶりに深泥池にやって来ました。池の中央に、20羽余りののヨシガモの群れが居ました。 シベリア東部から、毎年に秋になるとこの池にやって来るそうです。 池に到着した時は群れは睡眠中でしたが、辛抱強く待っていると活動し始めました。 群れの中に、オスのエクリプスが3羽いるのを見つけました。頭や胸や腹は成鳥に近く、喉から首の間に黒い首輪もみえます。背には、まだ褐色の丸い肩羽が残っていて、次列翼鏡がの...
高野川の蓼倉橋付近にいるオスのカワセミです。 東岸に、古い十字ブロックが残っていて、カワセミは餌場に利用しています。 ブロックは流れの勢いを止め、水面が鏡張りの様になっています。 時間をかけて飛び込む位置を選び、カワセミの体がブロックから浮き上がったと思ったら真下に。 カワセミの体が水中に。 半分浮上してきました。 見事、一回で魚を仕留めました。 魚の尾が跳ねています。 生き生きとしたカ...
自転車を留め休憩していると、カワセミの「リリリ・・・」という警戒音が聞こえました。 50m程先の対岸で、カワセミ2羽が対峙していました。 オスとメスは西側で石を飛び移りながら、距離を縮めたり広げたりしています。 オスは段々と場所を東側に移し、川の中程まで飛んで来ました。 メスも距離をとりながら、その後を追います。 オスが東岸に近づいてきました。 どちらも相手の様子見で、距離が近づくと威嚇の声があが...
冬場は、岸辺を枯れた葦が覆っています。 そして、その色が保護色となる野鳥達が種々います。 コガモ達が寝ている左にいるのはタシギです。半夜行性で、昼間は寝ていることが多い様です。 安全な場所では昼間も行動するそうで、この場所で姿を見たのは初めてです。 ウグイスもジジッ、ジジッ、の鳴き声ばかりで目を凝らしてもなかなか見つかりません。 冬はイソシギの姿をよく見ます。イカルチドリかと思えば、たいて...
鴨川の上流にウミアイサ1羽とカワアイサのメス集団がいました。仲良くのんびりと穏やかな川面を泳いでいました。 すると、近づいてきた人に驚いてカルガモ達が急に飛び立ちました。 カワアイサ達もその羽音につられて、一斉に駆けだします。 それぞれが水飛沫を上げて、水面を滑走します。 集団で走り出すと、バシャ、バシャと水面を蹴る音が上がり中々の迫力です。 等間隔で、はじける水飛沫に力強さを感じます。 ...
赤い実を食べるヒヨドリに続き、白い実を食べるメジロです。 この白い実はナンキンハゼで、秋に熟した実が割れ中の種子がむきだしになったものです。 メジロ以外にも、キジバト、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミなども食べるそうです。 メジロは、ヒョイと簡単に摘み取りました。 ナンキンハゼの実はもう乏しくなり始めています。 メジロの集団は、次は何の実を食べに行くのでしょう。(椿 1/6 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 ...
生態園の奥を歩いていると「ヒーヨ、ヒーヨ」のけたたましい鳴き声が聞こえてきました。 見上げると4、5羽のヒヨドリがイイギリの高木に留まっていました。 葉をすっかり落としたイイギリには、赤く熟した実がブドウの房のようにたくさんぶら下がっています。 ヒヨドリ達は入れ替わり立ち替わ飛んで来ると、枝先に着地して目を付けた実のなる枝に飛び移ります。 ヒヨドリ達は概ね、実をもいでは林の奥に持ち帰っていま...
この若鳥メスカワセミが好む餌場の一つ、橋に近い岸辺です。 ここに入ったのが分かると、急ぎ橋に移動します。橋の上からお団子カワセミが撮れます。 この色彩と丸さが愛らしく、こんな和菓子があったら・・・餡子の入った生菓子なんかいいと思います。 水面のすぐ上に垂れた茎に留まり、チョコチョコ小刻みに移動して魚を狙っています。 斜め前に飛び込みました! 浮上してくると、飛距離が短い割に水しぶきがあがります。...
小雪がやんだ生態園で鳥を捜して歩いていると、ヒューンとオスのジョウビタキが飛んで来ました。 様々な植物が植えられた並びに、一本だけ植えられている低木ガマズミの木です。 ガマズミは葉を落とし、枝には熟しきった実がわずかばかり残っていました。 ジョウビタキはヒョイと枝移りすると、頭を180度回転させました。 ひねらないとこの実は採れないのか、こんなジョウビタキの技を初めて見て驚きました。 頻繁に茂みを...
カワアイサのメスの頭部は茶褐色で、後頭部に冠羽があります。横顔は目を引き、風になびく冠羽が一番のチャームポイントだと思います。 カワアイサは、カモ目カモ科ウミアイサ属です。大型のカモという事で、ちょっと風格があります。 メスの冠羽においては、長い短い以外にも、先がささくれているものもいれば、綺麗にカットされた美容院帰りの様な個体もいて不思議です。この個体はショートカットです。 このメスの個体は...
鴨川下流域で、この冬ハシビロガモのつがい2組目を見つけました。 ハシビロガモは換羽が遅く、オスはでまだエクリプス状態で、遠目にはメスと大差ありません。 エクリプスのクチバシは黒くなり、胸元から首にかけて、白い羽毛に変わり始めています。この個体は頭央部に、カルガモの様な焦げ茶のまだらな斑があります。 オス特有の黄色い目、脇も赤茶っぽい色になり始めています。 まだ相対的にに丸みを帯...
いつものポイントで、若鳥のメスカワセミを見つけました。 この日の若鳥のメスは活発に動き回っていました。 川の両岸を行ったり来たり、すぐ目の前にも、対岸にも留まります。 そしておもむろに川面に飛び出すと・・・ ホバリングを開始。 いったん休憩で手前の茂みに止まるカワセミ。 そして再びホバリング。パノラマ画面に左右連続で放物線を描いている様でした。 川面に向かって急降下を開始・・・ 飛び込むかと思...
コガモはカモの中では1番小さいのですが、飛行は巧です。体重は300g台だそうで、かなり軽いといえます。 しかし、胸には大きく強い筋肉があり、翼を強く羽ばたかせ水平にも真上にも飛び、向きを自在に変えることができます。 危険を察すると、群れは連鎖するように一瞬のうちに翼を開き、水面からバサバサと羽音を立てて飛び立ちます。徐々に互いの距離をとりながら、水面近くを滑るように飛んで行きます。 翼...
旅鳥のアオアシシギ、観察地点で11月中旬から姿を見なくなったのですが、3キロ程南に若鳥が3羽いると聞きました。 年が明けても、3羽はまだ広い浅瀬で採食活動をしています。 若鳥は頭の灰色っぽい斑が密です。この褐色や灰色のまだら模様は上空から見ると、輪郭がよくわからず、天敵から襲われにくいという利点があるそうです。 アオアシシギという名前ですが、若鳥は足が黄色っぽいようです。 秋に見ていたアオアシシギは...
大晦日から降り続いた雨が上がるのを待って、午後から高野川に向かいました。 川では若鳥のメスと成鳥のメス、2羽の元気な姿が見られました。 若鳥の腹には白と赤黒い羽毛がまだ残っています。背面にも赤茶色の羽毛が残っています。 若鳥メスは、腹をペッタリと葦の茎に付け休憩中でした。 20分余り待っていると、急に餌取りモードに入りました。 若鳥メスの動きは早く、この後ついていけませんでした。 一瞬東...
11月中旬から餌場をコサギとカワウに奪われていた、N橋のカワセミが帰って来ました。 コサギとカワウの大集団は分散して鴨川上流に、場所は次々と変えています。 12月中旬N橋の南にいたメスが、一つ南の橋で餌取りをしていました。 年末からN橋北を縄張りにしていたオスの姿も、再び見られるようになりました。 流線形のきれいなフォームをまた見る事が出来ました。 ここは小魚が多いので、複数回飛び込みが続きます。 そ...
今年も宝ヶ池で、ホシハジロと一緒にいる1羽のスズガモを見ました。 スズガモはオスのエクリプスで、去年ここで見た個体が飛来した可能性もあるのかなと思います。 野鳥図鑑で見る成長のオスは、黒い頭と胸に、白い脇腹、上面は白に黒い波模様のモノトーンですが、まだ褐色に近い羽色です。 エクリプスは、黄色い目、頭と胸の色合いがキンクロハジロのメスと似ています。 スズガモの換羽は遅く、春先までかかるそうです...
久しぶりに宝ヶ池に行くと、今年もホシハジロが10羽余り飛来していました。 宝ヶ池はオシドリの飛来地として知られていましたが、もう数年来姿を見ていません。 オスは体長48㎝、赤い目が一番に目立ちます。赤茶色のおにぎり型の頭も目を引きます。 ホシハジロのクチバシは幅広で、潜水採取の雑食です。餌取りは概ね、夕方から採食場所に行って行動をするそうです。 メスは全長が43㎝、全体が褐色で、淡い色をした背や腹...
今日は、カワセミの若鳥メスが東岸におとなしく留まっているなと思ったら、ペリットを吐く直前だったようです。 頭をゆすり始め、膨らんでいた喉元 からペリットが見えてきました。 左にブルンと首を振ると、ペリットが勢いよく飛んで行くのが撮れました。 さあ、餌取り始動です。目つきが鋭くなり、真下の魚に的を絞ったようです。 一匹目をとるまでに2回真下に飛び込んで、3分で仕留めました。 周りの安全確認をして...
今日の御所のバードバスは、アトリ、アトリ、アトリで飛び来る野鳥のほとんどがアトリでした。 アトリのオスの頭の黒い斑は、個体差がかなりあるようです。 群れでやって来ては、他の鳥の立ち入りを拒むように水浴びをしていました。 アトリの飛来数がどれだけかわかりませんが、1か月前に比べると、バードバスはアトリの貸し切り状態に近いようでした。 アトリは集団で行動する事を好み、結束が強いように見受けられ...
明けまして おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 葦原によく留まっている、「声はすれども姿が見えず」のオスです。 移動する時は概ね鳴いてくれますが、生い茂る葦に阻まれ場所が特定できず、株と株の隙間からしか姿を捕らえる事できません。 スイーッと東岸から正面に飛び出すと、低空飛行のまま対岸に飛ぶこと多しです。 しかし、時折スイーッと飛び出してから浮上し、動きが一瞬止まったと思っ...
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カワセミの繁殖期も後半を迎えた頃かと思います。 今日は上流に向かうと、橋脚にカワセミの成鳥オスが止まっていました。 この辺りでは概ね500m間隔でかかっている橋を、カワセミがそれぞれ縄張りにしています。今は繁殖地に行ってどこもお留守の様です。 このオスは、メスの産卵期、もしくはヒナの巣立ちが近いかで時間の余裕があり、縄張りに帰って来たのではと思ったりします。 最初に捕った魚は自分で食べるのを見ま...
野鳥の姿を求めて歩きまわり、もう帰ろうとした時に混群が現れました。 シジュウカラ、メジロ、コゲラ、中でも数が多かったのはエナガでした。 落葉樹の青々と茂った葉が陽にあたり、エナガの愛らしさ引き立てています。 飛び立つと、線描きエナガに。 幼鳥も眉から背まで、羽がどんどん黒くなってきています。 ジュリリイ ジュリリイの鳴き声は、他の野鳥とは違う方向に流れていきました。(椿、哲 7/10 撮影)PANA DMC-...
巣から出てどのくらいの日数がたっているのでしょう。 ここには母鳥に連れてこられたと、バードウォッチャーの方から聞きました。 幼鳥は1羽だけ、今は母鳥の姿はありません。 餌を捕ることに慣れた様子です。 飛ぶとき、飛び立つとき、潜るときと翼は形を変えます。 備わった能力は、まだありそうです。 隠れているつもりでしょうが、見えています。 少し近づいて来てくれたかと思ったら、あらぬ方向に飛び去ってしまい...
植物園の続きです。ユリの科の花々もきれいでした。(椿、哲 7/10 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
暑い日が続きます。川に出かけても、鳥と出会えることがすっかり少なくなりました。と言うことで、日差しを避けられる植物園で花を楽しみました。(椿、哲 7/10 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
3月末、 繁殖期に入り橋脚に姿を現したカワセミペアです。(オス)(メス) 最近、同じ場所で2度目の繁殖が始まったと思われます。 ここは鳥撮りの行き帰りに通る橋です。 日々、橋にカワセミが留まって居るか居ないかチェックしています。 短い観察で、繁殖経過の正確な予測は立たないのですが・・・ 先日から再び、鳴き交わしが始まりました。 最近は暑さのせいか、餌取りの多くは橋底からの様で、つれないカワセ...
チョウゲンボウが、川沿いに建つマンションのベランダに止まっていました。 この辺りから、川原や川の獲物を狙っているようです。 今日は、大きなトカゲ(右下)を仕留めて帰ってきました。 食べ終わると、しばし休憩です。 飛び立つのを撮りたいと思いましたが、この暑さで待っていられませんでした。 上の写真は、数日前、上空を飛んでいたチョウゲンボウです。(椿、哲 7/11 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL E...
この幼鳥は、胸は真っ黒なのに、脚先は赤くなるのが早いようです。クチバシの先には、白い部分があります。 堀にこの幼鳥が止まっていてくれるだけで嬉しい! さらに、飛び込みを見せてくれるとさらに嬉しい! 綺麗なフォームです。 標的まであと少しです。 ダイブして空振りのこともあります。 魚を取って上がってくると、こちらの頬も緩みます。(椿、哲 7/4撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm...
セグロセキレイが、橋の欄干を小走りで走って来ました。 不意に立ち止まった後、急に動きがせわしなくなりました。 何か咥えて欄干から飛びました。 咥えていたのは麦わらトンボです。 7月になり、シオカラトンボが飛んでいるのをよく目にします。 麦わらトンボは、シオカラトンボのメスです。 今日は、セグロセキレイの巧みな餌取りを見せてもらいました。(椿、哲 7/7 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL E...
一昨日から引き続き、幼鳥餌取り2回目のチャレンジです。 ほぼ真下を狙っています。 水中に突入しました!!2回目、3回目と浮上のフォルムは鷹揚ですが、躍動感にあふれています。 あいにくの曇り空で、シャープな画像ではありません。 小さな魚を咥えて上がって来ました。 2分間でで4,5回飛込み、2匹の餌が捕れたのを見せてくれました。 ツエッ、ツエッ、最初は繁みに隠れて鳴いていましたが、もう一人立ちですね。...
昨日に引き続き、堀に姿を現した幼鳥の餌取りシーンです。 幼鳥は正面向きは幼く見えますが、横向きはと成鳥と変わりなく見えます。 護岸からフワリと飛び立ちました。 小さな黒っぽい姿態が、水面に突入するか・・・ と、思いきや動きが止まりました。 1回目の餌取りは飛び込まず、水面近くで護岸に引き返しました。(椿、哲 7/4 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DM...
7月に入り、やっと今年初めてのカワセミの幼鳥を見る事ができました。 カワセミに限らず幼鳥を見るのは、この時期の一番の楽しみです。 羽が体にペッタリなのは、餌取りに奮闘した後だからです。 ちょこちょこっと魚を捕っては、次の餌取りまで繁みに身を潜めている様子です。(椿、哲 7/4 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-GH4 & PANA G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 H-FS100300...
河川敷に張られた、ロープの支柱にヒバリが飛んで来ました。 ヒバリは年に2,3回繁殖するそうです。 それでオスは7月を過ぎても、上空高く舞い上がる”揚げヒバリ”を見せてくれます。 支柱の上を180度器用に回転し、”ドヤ顔”しているように見えます。 バランスをとるのに冠羽を立てたり、尾羽を上げ下げしていました。 舞い上がるかと構えていたら、ふいに飛び降り、ハズされてしました。(椿、哲 7/4 撮影)PA...
白っぽかった幼鳥のヤマガラ、日を追うごとに体の色がはっきりてしてきました。 ボアボアの羽が落ち着いて、胸に褐色の羽が出て来ています。 親のそばで、幼鳥達が戯れるように追いかけ合ったり飛び回ったりしています。 親が飛んで来ると後を幼鳥達が飛んで来、幼鳥達が集団から反れると親鳥が飛んで来ます。 巣立ち後1か月を過ぎても、ヤマガラの親子は行動を共にしています。 野鳥図鑑によると、親鳥の世話は3か月以上...
前日に続き、2回目の繁殖と思われるペアのメスです。 巣穴は金網が張られた丘陵地、手前の建物からカワセミの大きな鳴き声が。 奥に2羽が止まっているのが見えました。 産卵中なのか、抱卵初期なのか、空腹のメスの餌を要求する声だと思います。 残念ながら、姿を見つけるのが遅れ給餌を撮り逃しました。 この後オスは川に、メスは奥の丘陵地に姿を消しました。(椿、哲 6/30 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL E...
5月中旬から、姿が見られなくなっていたカワセミペアが再び橋に現れました。2回目の繁殖、橋の傍の丘陵地の巣穴から鳴き声が聞こえます。 橋げたで餌取りしていたのはオス、魚は捕れずじまいでした。 数分後、空腹のメスが飛んで来て、オスが場所を譲りました。 オスメス共に抱卵跡があり、メスのほうは羽の傷み具合が目立ちます。 川渕からの観察で、2回目の繁殖も猛暑の中尻切れトンボに終わるかもしれません。 橋底の...
小さなエナガは、この時期いくつかの家族群がバラけ、集団になって生活します。 今日は、先発から後続まで、数十羽はいそうな集団が飛んで来ました。 エナガの繁殖は年一回、幼鳥といっても巣立ち日の違いで差があります。 羽に褐色味が残るコ、瞼の赤が目立つコ、ボアボア感等が、それぞれです。 秋になる頃には、成鳥と大差なくなるようです。 幼鳥の動きも早くなり、レンズを向けても向けても、シュッと外れていきます。...
ヤマガラの幼鳥 最近親子でよく見かけるのはスズメ、ナンバー2はヤマガラでしょうか。 親と子供1羽が餌取をしていました。もう一人立ちも近い様子です。 下クチバシの付け根は黄色味が残っています。 体のわりに大きな爪を持ち、どんな角度でも張り付けるのに目を見張ります。ヤマガラの成鳥 樹皮の裂け目をATMにして、保存食の実を預けに来たのでしょうか。 冬の貯蓄を増やし、一安心というところでしょうか。 いくつもあ...
シジュウカラの成鳥オスです。 黒いネクタイの太い細いには個体差があるそうですが、立派に見えます。 シジュウカラの成鳥メスです。 細いネクタイは、裾のほうはさらに細くなるようです。 この時期何処へ行っても、数多く見られるのはシジュウカラ家族です。 幼鳥がワラワラと繁みの間から出て来て、何羽いるのかわかりません。(椿、哲 6/21 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA DMC-G...
帰り道の橋の上で、大きな獲物を咥えたイソヒヨドリを見ました。 これはこれは、大きなトノサマバッタです。 イソヒヨはオスの幼鳥で、羽色がまだらで換羽中のようです。 トノサマバッタは、天敵につかまり羽を広げ逃げようともがき苦しんでいます。 イソヒヨが食事をしようとした所を、私が邪魔したようで飛んでいってしまいました。(椿、哲 6/25 撮影)PANA DMC-G8 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIPANA D...
(7月11日) 撮影に行くときに通る、事務機メーカーの1階駐車場に作られたツバメの巣です。 駐車場の西面と南面は柱だけのオープンスペースで、雨も光も遮断でき親は出入りが楽な様です。 もう4羽のヒナが、窮屈そうに押し合いへし合いしていました。 毎年ここにツバメは巣を作るのだそうですが、去年はヒナの巣立ち前にカラスにやられ、巣まで壊されたそうです。(7月15日) ヒナが3羽になっていました。親がすぐ前を走る...
もう10日ほど前のお話ですが、削り立った土手に魚を咥えたカワセミのオスが留まっていました。 メスが来ないので、魚を自分で食べてしまいました。クチバシに鱗が付いています。 このオスは、先月雛を出した父さんカワセミです。 次の繁殖に入った様で、この待ち合わせ場所にメスがやって来るのを待っています。 15~20分おきに飛んで来ては「ツッチー、ツッチー」鳴いていました。 その後は、繁殖場所の丘陵地に向か...
ユリは海外でも人気が高く、品種改良が盛んに行われ今や130種となっているそうです。 知っている種はわずかなのですが、日本の原種と掛け合わせたハイブリッド種が咲いていました。(オリエンタルリリー・フロンテラ) 白い花の中央にピンクのぼかしが入っています。 一本に、大輪の花が驚くほど沢山咲いています。 ピンクの花は逆に中央に白いぼかしが入っています。(カサブランカ) 日本のユリがオランダで品種改良されま...
堀で見つけた雛は、もう生後1か月過ぎた頃かと思います。 もうと幼鳥と呼んでもいいのかもしれません。 餌取りの動きには、もう躊躇する様子は見られません。 警戒心も強く、なかなか近くでは餌取りしてくれません。 はて、一回浮上したのにまた沈みました。 再度、浮上しました。 両翼で水面をたたく力が弱かったのか・・・まだ何をしているのかと思える事もあります。(椿 7/8 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO D...
早朝から咲き昼にはしぼんでしまうハス、昼過ぎに咲いているのは寿命を全うした花です。 白い花も、薄紅色の花も、天空を目指すように咲いています。 清廉な姿に、いっとき心が清められるような花です。(椿 6/27 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II...
(トケイソウ) 夏にこんな形の時計が時間を知らせてくれると楽しいですね。(ルドベキア) 花びらの付き方が、空に舞い上がっていきそうです。(サンタンカ) ビビットな小さい花の集団を、グリーンの丈夫な葉と茎で支えているようです。(キバナコスモス) 照りつける太陽の下で、風になびく姿が可愛らしく見えます。(キキョウ) いにしえから庭に咲いていたことを想像させる紫の花です。(アガパンサス) 花壇...
今日は休憩中のカワセミ母さんを支流の下で見つけました。 この時期カワセミ達は落ち着きがなく、居場所が定まりません。 雛を見ようと堀を見に行くと、腹半分が白っぽい成鳥メスが飛んで来ました。 このカワセミは、ここから500m程上流の鴨川で繁殖していたメスだと思います。 メスは、雛を猛スピードで北へ南へ追い出し、堀への侵入を許しません。 何度となく追い出され、雛は支流の下に飛んで来ました。 しかし、...
7月の花壇で存在感のある、キク科の植物ヒマワリとダリアです。 2mを優に超えるヒマワリが、みんなで笑いかけてくれている様に見えます。 夏の元気の贈り物 のフレーズ通りかもしれません。 黄色いヒマワリの中で、赤いヒマワリはまた目を引きます。 花が終わり2か月ほど置くと、真ん中からは種がとれます。 ダリアは夏の花の中では、丈があって茎も太く葉っぱも大きく花もガツンと目立ちます。 キク科の中で夏に頑張...
日増しにい暑さが募る中、鳥の気配がすっかり感じられなくなってきました。この日は、一縷の期待を持って植物園を訪れました。 鳥はいるにはいましたが、大半がムクドリで、時折、メジロやシジュウカラが時折現れると言った状況でした。 とは言え、流石に植物園で、バラをはじめ初夏の花々が色鮮やかに咲いていました。 少し残念だったのは、陽射しが強いせいか花びらの傷みが多かった気がします。 ばら園。うっすら奥に見え...
ヒョウモン蝶のオスが、アカツメクサの蜜を吸っていました。 アカツメクサは、小さな花房がたくさん集まって球形を作る可愛らしい花です。 虫たちは鮮やかなピンク色と甘い蜜の匂いに引き付けられ、花のてっぺんに留まります。 ヒョウモンチョウもおしべの花粉を付け、めしべに受粉させる役割をになっているのでしょうか。(椿 6/27 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II...
小さな野鳥達も生きていくために、強い警戒心を持っているはずですが・・・ スズメの雛は、カワセミの雛に感心があるのか、ぴょこぴょこ寄っていきます。 スズメの雛が、カワセミの雛の真似をしています。 雛達は時折、愛らしい行動を見せてくれるときがあります。 無防備な雛同士の一コマを見せてもらいました。(椿 6/26, 27 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II...
アオスジアゲハが、ヤブカラシの蜜を求めてヒラヒラと飛んで来ました。 私は翅の青緑色に目が釘付けに、アオスジアゲハはオレンジ色の花の蜜に夢中です。 アオスジアゲハはじっと留まってくれる事なく、高く低く移動しながら遠ざかって行きました。 蝶にはそれぞれ好みの花があるのでしょうね。(椿 7/4 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II...
カワセミの鳴き声が左岸の同じ場所から聞こえるのが気になり、中州に降りてみました。 留って居たのは、ここから10m奥の丘陵地で営巣する父カワセミでした。 ここを巣穴から出入りする時の止まり場にし、メスに合図の鳴き声をあげている様です。 父カワセミは、巣立ち後1週間程のヒナを中州のカワヤナギに誘導しました。 その後、支流の堀にヒナを連れて来た父カワセミは、巣穴と堀を行ったり来たりしていました。 ...
京都の鮎は大阪湾から淀川を上って来るそうです。 鴨川では堰に高さがある所に鮎の道を設け、下流から上流へと遡上しやすくしています。 そこに毎日のように、サギ達やカワウがやって来ています。 コサギが跳ね上がって来る鮎を狙っている所に、ダイサギが場所を譲れとやって来ました。 ダイサギはいくら待っても鮎がとれず、後ろに回ったコサギが先に仕留めました。 アオサギも含めここには3種のサギがやって来ま...
春先から6月下旬頃までの鮎の遡上時期、サギ達を堰の上下でよく見かけます。 ダイサギが堰の上に陣取りました。 続いてアオサギが飛んで来て堰の上に。 アオサギは大きい獲物を捕る方が得意な気がします。 今年は今年は中州で大きなウナギを飲み込んでいるのを見ました。 ダイサギは動いて餌を捕り、アオサギは待ち伏せして餌を捕る事が多い印象があります。 しばらく見ていましたが、鮎を捕ったのはダイサギでした...
勧修寺は西暦900年に、後醍醐天皇によって創建されたお寺です。 池にカワセミの姿はなく、居たのはスズメとアオサギでした。 けれども、庭園の青い紫陽花の美しさに魅了されました。 庭が青で装われたように、あちらこちらでガクアジサイが咲いていました。 中心の小さいのが花で、その周りを囲んでいるのは装飾花です。 花弁が散り始めているものもあり、苔の上に小さな青い雫が落ちている様ように見えます。 池の淵には...
ヒナはそばで母カワセミの飛び込みを見た後、目つきが変わった様に見えました。 ヒナは、何度も何度も果敢に飛び込みます。 やっと自分で餌取りをする気になったようです。 幸運なことに、ヒナは魚をの捕獲に成功しました。捕ったのは大きな鮎の様です。 その後続けて、2尾小魚を捕ったのには驚きました。 ヒナはポイントを変えて魚を狙います。 その後もヒナの餌取りが10分近く続きました。 30分ほど続いた餌取りの後、...
母カワセミに、自分で餌を取ることを強く促されているヒナです。 ヒナはまだ、たじろいでいます。 母カワセミは、ヒナの隣で餌取りモードに入りました。 母カワセミは、魚めがけて飛び込みます。 1回目です。 2回目です。 ヒナを育て上げた母カワセミ、頭頂部も背面も羽が擦り切れています。 その後母カワセミは羽繕いをし、ヒナを残して飛び去りました。(椿 6/26 撮影)OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL...
橋の上で、しばし今年出たヒナに見とれていました。 おっと、ヒナがクチバシの角度を下げ、餌取り体勢になりました。 ヒナは飛び込みを二度試みましたが、魚は捕れませんでした。 10分程経った頃、下流から母カワセミがヒナの前を翳めるように飛んで来て、距離を置いて止まりました。 ヒナは、母カワセミににじり寄って行きます。 母カワセミがまた少し距離を置くと、ヒナはチョコチョコ横歩きで寄って行きます。 ヒナは、...
じっと止まっていたヒナが始動しました。 その後頸から尾まで輝くようなエメラルドグリーンの羽といい、翼の美しさといい、飛び姿に息を呑みます。 カワセミ の親鳥は巣立ち数日前から給餌を減らし、ヒナの体重を軽くするそうです。 空腹になったヒナは親の誘導以外にも、自分で巣穴の入り口まで出て、近くの止まり場へ飛び出す個体もいるそうです。 飛ぶことは、川岸に現れるイタチや青大将からも身を守る術になります。...