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  • カワセミの住宅事情 ~ 華麗なるバトル 後編

    (前回の続き) お行儀良く挨拶をしているように見えますが、これはカワセミ同士が牽制(けんせい)し合っている状態です。 そして戦いが始まりました。突っ込んでくるメスに対して、オスは水中に潜り攻撃をかわしました。 オスの上を通り越してしまうメス。でもメスは諦めません。再び反転してオスを追いかけます。 しばらく追いかけ合ったのち、枝に留まり少し休憩する両者。(メス)(オス) しかし、すぐに牽制し合い、追...

  • カワセミの住宅事情 ~華麗なるバトル 前編

    今日は、Bポイントのオスと、Cポイントのメスのにらみ合いを1時間近く見てきました。 現場はBポイントの餌場です。今月に入ってCポイントのカワセミのつがいがチョコチョコ縄張りに侵入していました。 雨で巣穴が崩れたCポイントのつがい、新たな繁殖場所を求めて、ついに起こるべくして起こったバトルです。 「リ、リ、リ、リ、リ・・・」 カワセミ2羽の警戒音が聞こえてきました。鳴き声がする場所に足を向けると、水際の...

  • キツネとキジ

    鴨川の河川敷でキジとキツネを見た。童話のタイトルみたいだが、実際に両方いたのだから仕方ない。 あまりにポピュラーな名前の動物たちだが、岸辺で出会える確率はかなり低い。自分が良く行く鴨川では、せいぜい年に1回あるかどうかだ。 特にオスのキジは、動物園で見た以外では初めてだったし、キツネも去年の7月以来なので、ほぼ1年ぶりだった。 でも二つ同時ではなく、別々に会いたかった。 この日、ヒバリの様子を見...

  • 繁殖期のセッカ

    セッカの雌雄はほぼ同色と言われていますが、繁殖期にはその見分けができます。 繁殖期のオスは口の中が黒く、クチバシを閉じているときでも、付け根の黒がはっきりしています。(飛び立つセッカのオス)『ヒ、ヒ、ヒ、ヒ・・・』と、草むらから鳴きながら舞い上がり、『ツェ、ツェ、ツェ、ツェ・・・』と鳴きながら降下してきます。姿を見つけ、ピント合わせができた頃には、10m向こうに飛んで行ってる事の方がしばしばです...

  • 緑でひといき、梅小路公園 その3 ~ ボランティア花壇

    梅小路公園の『朱雀の庭』を出たあと、周囲にあった綺麗な花が目についた。植物園ほど大きなものではないが、公園内の幾つかの場所に花壇があって、初夏の今の時期、色とりどりの花を咲かせている。 カメラでパチパチやっていると、声を掛けられた。「綺麗なお花でしょ。今が一番良いときです。どんどん写してあげてください。」(アルセア) 聞けば、この花を管理されているボランティアの幹事の方だった。週3回、この花壇の...

  • 大雨の後のカワセミ達

     掘った巣穴の場所の問題が、B地点とC地点で明暗を分けたようです。 C地点のつがいのカワセミが掘った巣穴は、川淵の低い土手でした。やはり、前日の大雨で崩れていました。ここで、2羽の姿を確認することはできませんでした。 少し上流の餌取ポイントに、C地点のメスが留っているのを見つけました。オスを待っている様子でしたが、数分で元の巣穴の方へ飛んで行ってしまいました。 ●B地点のカワセミ B地点のつがいの営巣...

  • 緑でひといき、梅小路公園 その2 ~ いのちの森

    前回の梅小路公園朱雀の庭の続きです。 朱雀の庭を抜けると、いのちの森に入る木道に出る。京都市内で長い木道がある場所はあまりないので、ここを通るだけでも嬉しかったりする。 2009年8月に、ここのレポートを書いたことがあるが、『藪蚊のビオトープ』とか色々と悪口を書いてしまった。 今回は子連れで来ていたことと、直前に朱雀の庭でカワセミを見かけていたので、モチベーションが上がっていた。 当時と違い、今...

  • 緑でひといき、梅小路公園 その1 ~ 朱雀の庭

    週末のお出かけで、小さな子供を遊ばせるのに良い所はないかと考えた。河原は暑いし、山に入る元気もない。人が少なくてゆっくり出来るところは・・・ そうだ、あそこなら子供が喜ぶ細い道や飛び石もある。それに起伏のある坂道や木道もある。 というわけで、先日10数年ぶりに梅小路公園内にある『朱雀の庭・いのちの森』へ行ってきた。 梅小路公園は、元はJR貨物の梅小路駅跡地で、1995年4月に開園された総合公園だ。...

  • カワセミが飛び交う岸辺

    カワセミは川沿いに川面を飛ぶのが普通だが、ここのカワセミは、巣穴が岸辺後方の奥まった土手にあるらしく、自分たちの頭越しに飛んで来ることが多い。 川沿いに真っすぐ水平に飛んでいるカワセミは、カワセミと同じぐらいの距離の水面(カワセミの少し手前あたり)を狙えば、割とピントが合い易い。でも目線が高く、何もない空間を飛んで来られと写真に収めるのが正直難しい。 それでもたまに、ファインダーで上手く捉えて、...

  • カワセミの3つ目の巣穴堀り

    巣穴堀りの続きを勇んで見に行き、さらに驚きの展開になっていました。 今日はメスが川辺に張り出した植物の根に留まり、オスを待っている様子でした。 オスは帰ってくると、2つの巣穴を通り越して、まさかの3つ目の巣穴の入り口に着地しました。 そこは、前の2つの巣穴より少しだけ奥まった位置でした。抱卵をしたり、育雛をしたりするには目立たない場所ではありますが、川面からの高さがどうかと思えます。 今日はオスが...

  • おとぼけカワ太郎クン、人妻に求愛する

    鴨川南部のカワセミたちの縄張りは、数百メートルと範囲が狭いので、時々、時季外れのバトルが起きたりする。 この日も一羽のメスが、『ツェ、ツェ、ツェ・・・』と声を上げながら、岸辺の枝に留まっていた。オスのパートナーを呼んでいるらしい。 この枝はカワセミたちの待ち合わせ場所だ。四条河原町の東南角や、渋谷のハチ公前みたいなもので、縄張りが重なり合うこの辺りでは、複数のカワセミがやって来る。 しばらくする...

  • カワセミの新たな巣穴堀り ~その2

    新たな巣穴堀りの続きです。 翌日16日は天気が回復し、巣穴づくりを1時間程見てきました。今日は左の2つ目の巣穴が大きくなっていました。(前日の穴。まだ小さかったが・・・) メスが、上流から巣穴ポイントに飛んできました。 オスも、続いて上流から帰ってくると、巣穴に直行です。 つがいは、何故か 同時進行で左、右と、数分おきに2のつの巣穴を掘り進めています。 やっと、右の穴は体がすっぽり入る程度掘れたよ...

  • カワセミの新たな巣穴堀り ~その1

    前日降り続いた雨が上がり、一日置いて川辺を自転車で走っていると、カワセミの雌雄の鳴き交わす声が聞こえてきました。 そのポイントは、B地点とC地点の中間地点、中州が崩れて低い土手になっているところです。 鳴き声はCポイントのつがいで、巣穴を掘り出したところのようです。左右に2つの穴が開いていました。 左は直径5㎝ほど、右は直径10㎝ほどかと思われます。巣穴を開けた位置は、上下を礫に挟まれた土質が砂の様...

  • 川面で魚捕り

    鴨川を散策していると、南から一羽のカワセミが飛んできた。ヒメジオンの伸びた茎に留まると、そこで魚を狙い始めた。 でも風で足場が安定しないのか、すぐに川面に顔をのぞかせた小さなブロック片に飛び移った。 カワセミはメスの成鳥だった。下クチバシと足が綺麗な赤色だった。随分営巣活動に励んでいたようで、お腹に白い抱卵跡が残り、頭の羽毛も擦れたようになっていた。 カワセミは小さくジャンプして、小魚を捕ってい...

  • 繁殖期のダイサギ、コサギ、アオサギ

    (目先が緑色になったダイサギ) 繁殖期のサギたちは、目元の色が変わります。大きな変化ではありませんが、きれいな婚姻色がとても印象的です。 時期的に少し遅かったのですが、忘れないうちに掲載しました。 サギたちは、繁殖をコロニーを形成して、他のサギ類と一緒に集団で行うことが多いです。そのため鴨川などで見かけることも減ってきます。(ダイサギ)(目先が赤色になったコサギ)(コサギ)(アオサギ)アオサギは、...

  • カワセミとハクセキレイ

    A地点の橋桁で、カワセミのメスがジッと魚を狙っていました。 そこへ、ハクセキレイが飛んできました。 こちらもカワセミの写真を撮ろうとジッと狙っていたので、何もそこへ留まらなくてもと思いました。 ハクセキレイの繁殖期も5月から7月で、育雛期になると餌取りで多忙になりますが、抱卵期は主にメスの仕事だそうです。それで、カモと同じく川辺を飛んでいるハクセキレイの多くはオスです。 ハクセキレイがすぐ傍で飛び...

  • A地点のオスと再会

    (6月11日 A地点の橋げたにて) この日、しばらく姿を見なかったA地点のオスと再会できました。橋げたのいつもの留まり位置、短い時間でしたが元気な姿を見ることができました。 前の子育て活動を思い出されます・・・A地点のカワセミペア (5月中旬頃の様子) 以下は4月に珍しく岸辺で餌取りしていた時の写真です。●A地点のオス(4月23日撮影) 岸辺に飛んで来て留まりました。 下流に向かって飛び立ちました。 そして...

  • 支流に帰ってきたカワセミ

    支流に架かる小さな橋のたもとに、カワセミが留まっているのを見つけた。カワセミはこちらに気づくとすぐに飛び去ってしまった。 行政の草刈りで、ここの護岸の植物が刈り取られ、しばらく鳥たちがいなくなっていた。ここでカワセミを見たのはしばらくぶりだった。(今年、1月中旬の様子) 今年の初めに草刈り工事が行われ、完全な丸刈り状態になっていた。この時は絶望的な気分になっていたが、事情が変わってきた。 今は以...

  • 笑うヒバリ

    所用があって、鴨川沿いの道を自転車で走っていた。いつも行く探鳥ポイントより少し南の場所だった。すると、昔、聞き慣れた鳥の声がした。高い声で、息を切らせる間もなく、ずっと囀っている。これは・・・・(ヒバリがいるのか!?) 少しワクワクしながら辺りを探す。 ヒバリの声を聴くのは久しぶりだった。10年以上前になるが、いつもの鴨川のポイントでもヒバリは囀っていた。カワセミを探して河原をうろついていると、出...

  • カワセミのカップルにも色々あるようですね

    見た目は同じようなカワセミでも、性格は色々あるようです。ここB地点では、2羽の鳴き交わす声が、川辺から東岸の土手の梢に響き渡っていました。 このメスは、頭頂部も腹部も羽毛の擦り切れ、羽の傷み具合が目立ち驚きました。交際期間と見かけから抱卵後期かと思います。 一方、オスの方は綺麗な「はねツヤ」をしていて、首をかしげたくなります。どうやらこのカップルは、働き者の奥さんと暢気な亭主の組み合わせのよう...

  • 平安神宮で花菖蒲

    家でテレビを見ていると、平安神宮での花菖蒲の開花情報をNHKのニュースでやっていた。放送時は雨だったが、綺麗に咲き揃っていた。ネットで調べると、6月8日は秋と初夏に年2回だけ行われる無料公開日だった。 ちょうど先日、植物園のしょうぶ園を見そびれたところだった。これは行くしかない。 京都市地下鉄の東山駅を降りて神宮道を通り、巨大な鳥居の脇を抜ける(鳥居の下は車道)と、平安神宮の応天門が見えてくる。 平安...

  • Dポイントで餌取りをするカワセミのオス

    タイミングよく、Dポイントで餌取りをするオスの姿を見ることができました。 給餌に追われているのでしょうか、今日もこのポイントでの餌取りは3分間でした。 上流から飛んできたカワセミのオスが、一本の高木に留まりました。高いところから、川面をジッと見ています。 繁茂した夏草の細い茎に留まることも多く、足元がおぼつかないため面白い動きをします。 ふらつくのを嫌ってか、地面に直接、留まったりもします。 獲物...

  • カルガモのヒナが増えた!

    6月2日に、カルガモの親子を見つけて喜んでいたが、翌日以降、親子を探しても見つけられないでいた。 それから3日が過ぎたこの日、鴨川のほぼ同じ場所で元気そうに泳いでいるカルガモの親子を見つけた。はじめ親子はかたまって泳いでいたため、数が減ったように見えた。 先日見た時は、ヒナは7羽だった。残念なことだが、産まれたヒナが全羽生き残ることはまれなので、普通、時間が経てば数は減っていく。仕方ないかと少し諦...

  • 京都府立植物園の緑

    (府立植物園なからぎの森 東池入口付近) 彩鮮やかな花々は大好きですが、心を癒してくれるのはやはり緑の木々です。新緑の頃と比べると大分深い緑色になってきました。強い陽射しも、木陰に入ると救われます。(なからぎの森 東池)(なからぎの森 西池付近)(蓮池で泳ぐカモ)(四季彩の丘)(盆栽・鉢物展示場)(くすのきの並木)(ばら園付近) これは駅に留まっていた京都市地下鉄の新型車両(烏丸線20系)です。令和...

  • 京都府立植物園 初夏の花々

    前回の続きです。 満開のバラは十分に楽しめましたが、もう一つの期待だった『あじさい園』は、薄緑の若葉が多く、一部が咲いているだけでした。まだ早かったようです。(アジサイ) もちろんこの他にも、初夏を彩る大小様々な花が咲いていました。 ハスの蕾が出てました。この下に数羽のカモが泳いでました。(沈床花壇と噴水)(エキナケア パリダ)(キボウシ)(サラサドウダン) 家に帰っるまで気付かなかったのです...

  • 京都府立植物園のバラ

    6月の花々と言えば、バラや菖蒲、アジサイなどを思い浮かぶ。そろそろ賑やかに咲き始める頃だろうと京都府立植物園に行ってきた。 比叡山を借景にしたばら園には、数十種類のバラが植えられている。すでにピークを迎えているようで、タイミングとしては正に見頃だった。満開のバラに心が躍る。 この日は快晴のお天気で、暑さはさほどでもなかったが、撮影するには陽射しが強すぎて、うっかりすると花がテカテカに写ってしまう...

  • カルガモの親子、再び

    鳥影の薄い今日この頃ですが、水辺に垂れ下がった草むらからカルガモの集団が現われました。 丁度、一年前にもカルガモの親子に出会いましたが、今年はヒナが沢山います。 母カルガモは、用心深くあたりを伺い、そっと水面に進みでてきました。 すると、母鳥の両側から泡立つようにヒナが次々と現れました。 雛の数は7羽で、まだ巣立ちしたばかりのような大きさです。 7羽の雛の動きは予測不能で、数羽で広がったり、くっつ...

  • C地点のカワセミのつがい~その後~

    5月20日 オスのカワセミが、巣穴のそばでメスと交代待ちをしていました。 10分余り留まっていましたが、上流に向かって飛んで行ってしまいました。 5月29日 オスのカワセミが、巣穴のそばで10分余り交代待ちをしていました。こちらが暑くてまっていられないので、留まっている姿さえ見られるのは1週間に1度くらいです。 5月31日 雨の上がった午後から、1時間ほどメスの餌取りを見てきました。 橋げたのいつものポイント...

  • ムクドリの巣立ちビナ

    繁殖シーズンの今は、色々なヒナ鳥が出ている。 岸辺の大きな並木の樹上で、羽根をバタつかせて餌をねだるムクドリのヒナ鳥がいた。頭に白い産毛を生やしていて、まだ巣立って間もないようだった。 巣立ちビナは上に留まっていた成鳥に懸命に呼び掛けていたが、隣の枝にいた別の成鳥を見つけると、すぐに飛び移って行った。 ここでも懸命にエサをねだるヒナ鳥。 今度は成鳥の方が、嫌って離れていった。 エサを咥えていた成...

  • 花咲く岸辺でカワセミが・・・

    連日気温の高い日が続き、日陰のない地点で観察時間は短くになってしまっています。 一番南のD地点では、ここしばらくツガイの姿を見なかったのですが、この一週間で、オスが餌取に出ている姿を2度見ました。 予想としては抱卵が終わり、孵化したのではないかと思っていたのですが、どうなのでしょう。3週間前までは巣穴の下で、抱卵交代を待つオスの姿をよく見たのですが。 このオスは、頭部とお腹の羽毛の擦り切れ具合が目...

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