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  • キビタキが目の前に

    山に入ると繁殖シーズンを迎えた鳥たちのさえずりに聞きほれます。早朝、まだ薄暗い森の中では、キビタキの澄んだ高音域で響き渡る鳴き声が一番で、「ピョピ、ピッピキピッピキピー・・・」と、後に小刻みに続くさえずりにワクワクします。 春の繁殖シーズンになると鳴き声があちこちの茂みの高いところから降ってきて、見上げれど見上げれど姿を見ることは難しく思われれる日々が。ゴールデンウィークもとうに過ぎたある日、突...

  • 神戸空港に行ったことがありますか?

    京都市内には飛行場はないので、移動方法に空路を選択すると、大阪国際空港(伊丹空港)か関西国際空港(関空)、神戸空港のいずれかを利用することになる。 初めて神戸空港を使うことになったのは、北海道に行く用事があったので、安くて快適に行く方法を検討した結果だった。 諸々検討したところ、『スカイマーク』で行くのが一番良いと考えた。LCC(格安航空会社)の旅客機では一番シートの前後幅があったし(シートピッチ...

  • ポートライナーは楽し!

    この日、家族を迎えに神戸空港まで出掛けた。この空港へ行くとき、いつも利用するのが『ポートライナー』だ。自動案内軌条式旅客輸送システム(AGT : Automated Guideway Transit)というもので、東京で言えば、新橋とお台場、豊洲を結ぶ『ゆりかもめ』と同じタイプの乗り物だ。 神戸空港と京都を結ぶリムジンバスは無いので、京都駅からだとJRとポートライナーの利用になる。JRは普段から普通に乗っているので、目新しくも何と...

  • 鴨川のチョウゲンボウ

    今日は良い具合に空が曇っていたので鴨川へ出掛けた。川に出ると、静かな様子は相変わらずだったが、白っぽく仄暗い空がむしろ鳥が出そうな予感がする。(チョウゲンボウ) 遠くの電線に鳥が留まっていた。頭が大きいように思えたのでよく見るとチョウゲンボウだった。 チョウゲンボウの視力は優れている。こっちがカメラで追っている時点で、向こうは気づいているはずだ。飛んで逃げるかな、と思った矢先にもういない。 と思...

  • 鳥の三重奏 ~ キビタキ、サンコウチョウ、ウグイス

    (キビタキ) この日はお山で、キビタキとサンコウチョウ、そしてウグイスの囀りを聴いた。静かなお山で、三者三様に懸命に囀る鳥たち。 最初はのどかな美声で素晴らしいと思っていたが、みな負けじと同時に囀るものだから、次第に音が混ざって良く分からなくなってきた。 鴨川の河原では、ウグイスとオオヨシキリが鳴き合っていたが、声の質がまるで違うので簡単に識別できた。ところが、キビタキとサンコウチョウだとどっちも...

  • 沈黙のキバシリ

    鳥を待っていると目の前の大きな木に、キバシリが現れた。両脚を横へ突っ張り、長い脚爪で木をがっしり挟んでいる。 キバシリは動物食で、主に木の割れ目に潜む虫を食べる。本州では留鳥で、スギやヒノキなど針葉樹林を好む。昔、はじめて見た時は、木に張り付いてペッちゃんこな鳥と言う印象があったが、この日見た時は、丸っこくて、なんかコゲラに似てる印象だった。 キツツキの仲間ではないので、頭をコンコン動かすことは...

  • 幸福の黄色い小鳥

    探鳥場所を見晴らしのいい処に変えてから、キビタキの姿が良く見られるようになった。 やはり鳴き声がするからと言って、葉っぱが生い茂った木の下から見上げるだけではダメだったようだ。 キビタキは南方から渡ってくる夏鳥なので、当然、日本へは繁殖のためにやって来ている。この森の中のどこかに巣があるはずだが、今の処良く分からない。 キビタキは見るだけで、不思議と幸せな気分にさせてくれる。多分、鮮やかな羽の色...

  • 久々のカワセミ飛込み

    この日は小さな池で、カワセミの飛込みを見た。抱卵の跡がお腹にあるカワセミのオスで、植込みの細い枝から勢いよく飛び込んでいた。 カワセミの姿自体を最近あまり見かけなくなったので、目の前で飛び込まれて一瞬たじろいでしまった。あっ、と言いながら反射的にカメラを振っているだけだった。明るい場所でシャッタースピードが稼げたお陰で、何とか写っていて良かった。 写真では分かりにくいが小さな獲物を捕っていた。た...

  • カワセミいるよ!?

    先日、鴨川にカワセミがいないとレポートしたばかりで申しわけないが、この日はカワセミがいた。お天気は雨もなく明るく晴れていたが、空には面白い形の雲が沢山あって、見た目よりは涼しい日だった。 カワセミは成鳥のオス一羽だけだったが、エサ取りに出てきたようだった。いつもの橋脚に留まり魚を探していた。 カワセミは涼しくなったから川へ出てきたのか、営巣を続けるために出てきたのか、その点はわからなかった。 中...

  • ママのしっぽ

    ある日、道端で昼寝をしている猫を見つけた。人が通るのもさほど気にする素振りも見せず、機嫌よく目を閉じていた。 まだ朝早いというのにもう眠いのかい? さすが夜行性だね。 と、そこへ背後から忍び寄る怪しい影が・・・、同じ猫のようだが・・・ 床下から現れた猫は、昼寝する猫のしっぽを目掛け飛びついたが、あっさりかわされていた。床下から顔を出した猫は随分小さい。親子のようだ。 子猫はしっぽに興味津々だった...

  • バンの換羽

    今年バンの成鳥を撮った3月、5月、6月の写真があるので、換羽の様子、クチバシの色を比べてみました(5月と6月は同じ個体です)。 ほとんどの鳥は成鳥になると年2回換羽をします。繁殖期の前の春に部分換羽(胸や頭など)と、繁殖期の終わった秋頃、餌の豊富な時期に完全換羽をします(8月頃が多く4週間ほど)。これを生殖羽、非生殖羽といいますが夏羽、冬羽とも呼びます。 完全換羽は鳥の種類や年齢、性別などによって生え替わり...

  • 鴨川にいたカワセミは何処へ行ったのか?

    鴨川の様子が気になったので、ちょっと様子を見に行ってきた。あまりのカワセミの出の悪さから、探鳥場所を鴨川からお山に変えたのが6月7日で、もう10日以上経っている。 実は6月9日にも一度見に行っていたのだが、コサギとムクドリとスズメしか見かけなかった。その時は流石にレポートする気にもならなかった。 今年最初にカワセミの巣立ちを見たのが、5月20日と30日だったので、既にひと月近く過ぎてしまった。 巣立ちビナ...

  • やっと見つけたキビタキ

    お山の中で鳴き声ばかり聴いていたキビタキだったが、やっと姿を見ることが出来た。例年ならキビタキは府立植物園で見るのが恒例になっていた。だがこの2年はコロナの緊急事態宣言で、春の渡りの季節に閉園になっていることが多く、見られないでいた。 今日は、茂みにいるキビタキはあきらめて、少し山を登って見晴らしの良い場所へ移動した。そこは山の斜面に沿って高い大きな木が雑然と並んでいるところで、枝が落ちている木...

  • 木漏れ日の小径

    探鳥に行くと、道に木漏れ日が差していた。雨上がりで辺りの湿度が高かったせいか光芒がはっきり見えて美しい。何度も通った道だがこんな光景は見たことがなかった。木々も雨に洗われてすっきりした景色を見せていた。 朝早く到着したせいで、歩いている人は誰もいない。マスクを下げて深呼吸した。少しひんやりして気持ちが良い。 道を進むとキビタキの囀りが聞こえ始めた。さらに接近して行くと、声は一段と大きくなる。わず...

  • スズメとメジロの水浴び

    スズメ2羽が水浴びしているところにメジロが飛んできました。どちらが先でどちらが後という優先順位もないんでしょうが、野鳥たちの水浴びは、体を清潔で健康に保つ以外にも、体温を下げる目的もあります。 夏日の続く昼時、スズメ2羽はバシャバシャと気持ちよさそうに水しぶきを上げ水溜りをあちらこちらに移動しています。 メジロは場所が空くのをじっと待っている様子で、空いたと思い踏み出した所にもスズメがまたやって...

  • 冠羽を立てたサンコウチョウ

    お山を少し奥へ進んだ所で、サンコウチョウのオスを見つけた。よく見ると頭頂部の冠羽を立てていた。鳴き声はいつもの『月日星、ホイホイホイ』の合間に、『グェ、グェ、グェ』と言った濁った地鳴きのような声が多く混ざっていた。 一般に鳥が冠羽を立てるのは、警戒している時や、興奮している時だと言われている。この日は、近くに別のサンコウチョウのオスがいたので、縄張り争いをしていたのかもしれない。(冠羽が立ってい...

  • 子猫の想い出

    お山の入り口付近で、時々猫を見かける。首輪のない野良猫たちで、4、5匹はいるようだ。まだ子猫と呼べる程度の大きさだ。多分、この近所で餌をもらっているらしく、何匹か集まっている。 猫も割と好きだが、犬猫に対しては、噛まれたり引っ掻かれたりしないかと、身構えてしまうので、中々親しくなることはない。 遥か昔、まだ学生だった頃、アパートに飼っていたというか、同居していた黒猫がいた。飼い主はそのアパートの...

  • 山道で出会った鳥たち

    山道を登りながら出会った鳥、お馴染みのスズメ目シジュウカラ科の仲間たちです。およそスズメくらいの小鳥で、動作が活発です。樹上性で、森林の中で生活し、秋から冬には多くの種類が混じって混群になっているのを見るのが楽しいですよね。繁殖期には大部分が木の穴に巣をつくります。 スギ林で、木の中腹に突然キバシリが飛んできました。山地にい年中いますが数は少ないようです。全長135mm、日の当たらない薄暗いエリ...

  • 四季彩の丘とあじさい園 ~植物園の花

    少し日にちが経ってしまいましたが、京都府立植物園再開後、6月6日に2度目の訪問をした時に見た花々を紹介させてください。 特に6月2日のレポート『植物園が再開!』で行けなかった場所を中心に画像を掲載します。四季彩の丘あじさい園・ぼたん園しゃくえん園・竹笹園ぼたん園しゃくえん園。花は終わってました。竹笹園はなしょうぶ園その他正門通りの花壇。前回来た時はほとんど土だけでしたが、苗木が植えられていました。大...

  • サンコウチョウ、その後

    お山でサンコウチョウを見つけてから今日で4日が過ぎた。今の処、鳥の行動に大きな変化はないように思う。オス・メス交代で抱卵を続けているが、やはり抱卵時間そのものは、メスの30分前後に対して、オスは10分前後と半分から3分の1値程度だった。オスは近くにいることもあるが、鳴き声から推定すると遠く離れた所に行ってしまうことが度々あるようだ。 30分以上オスが巣に帰ってこない場合は、メスは抱卵を中断して巣を出て行...

  • サンコウチョウの営巣

    前回、尾の長いサンコウチョウを見つけて感激したが、なぜそこへ現れるのかすぐわかった。ここにサンコウチョウの巣があったからだ。 巣を見つけるのは割と簡単だった。サンコウチョウは現れるといつも同じ場所で座り込んだからだ。巣は樹上の高い処にあるため人にはむしろ分かり易いかもしれない。ただし色がみんな黒っぽいので、一度目を離すと見つけ直すのに苦労する。 巣は細長いお椀形をしていた。巣はコケや樹皮を材料に...

  • 麗しの三光鳥

    長い間、サンコウチョウは憧れの存在だった。以前、植物園で何度か見たが、南方へ戻る秋の渡りの時で、尾の短いものしか見たことがなかった。 以前、サンコウチョウがいるという話を聞いて、京都と滋賀の県境にある音羽山へ出掛けたことがある。標高が593mと決して高い山ではなかったが山頂まで登っても、オオルリの声を聴いただけで疲弊しきって帰ったこともある。 昨日のレポートにも書いたが、元々メインの探鳥地は川か...

  • そうだお山、行こう。

    最近のカワセミの出の悪さは、先日レポートした通りで、翌日、長躯自転車で鴨川を往復して植物園まで行ったが、花は綺麗だったものの、カワセミは声すら聞けなかった。他の鳥たちも目立った印象がなかった。ああどうしよう・・・、ブログのネタにすら困る状況になって来たぞ。そして一晩寝ながら考えた。『そうだお山、行こう。』 そもそも川岸の探鳥が、粘ばれなくなったのは日中の暑さに耐えられなくなってきたことも大きい。...

  • 最近のカワセミ状況

    ここ数日、カワセミの出がまた悪くなってきた。巣立ちもさっぱり見かけなくなったし、そもそもカワセミの鳴き声を聞くことがほとんどなくなった。ヒナ鳥も何処に行ってしまったのか、姿が見られない。 ただ全然いないわけではなく、餌取りに現れる親鳥は、時々見かける。梅雨の中休みで、お天気が多いことは嬉しいが、暑い陽射しの中で、じッと鳥が出てくるのを待っているのが辛くなってきた。カワセミの営巣の結果が気になって...

  • スズメの親子

    土手の草むらで、スズメの親子を見かけた。親鳥に向かって子スズメたちは懸命に羽根を震わせて、エサをねだっている。 この辺りの土手は最近、行政による草刈が実施された。業者によって伸び放題だった雑草が刈り取られ、地面はキレイな丸刈り状態になっいる。種子や草木が粉末状になって沢山落ちているのだろう、ハトやスズメが集まって地面を突いている。 そんな所で見かけたスズメの親子たち。親鳥は子供から離れようとする...

  • カルガモの親子

    鴨川の中洲にカルガモの親子がいた。4月4日に『あっ、カルガモのヒナがいる!』という記事を書いたが、よく見るとその親子がカルガモだと思えなくなって困ったことがあった。 ここ鴨川では、カモの遺伝子汚染が広がっていて、本来、渡り鳥で夏にいるはずのないマガモが居たり、カルガモやマガモ、家禽のアヒルなどとの混血が増えて問題になっているそうだ。 結局、マガモとの混血だろうという事で落ち着いたが、この日はカルガ...

  • 鴨川を行く

    5月30日から6月1日までの3日間、京都鴨川周辺は雲一つない晴天の日が続いた。特に6月1日は、先日レポートした通り、府立植物園が再開する日だったので、伏見の自宅から植物園まで鴨川沿いに片道およそ15、6kmの道のりを自転車で往復することにした。 今週は、カワセミの巣立ちが見られる予定の週のため期待はかなり大きかった。実際、何カ所かは可能性が高い場所があったので尚更だった。 結論から言うとこの日は、巣立ち...

  • カメとスッポン

    川の中洲に妙に首の長い大きなカメが居るなと思ったら、スッポンだった。カメを比べると数は少ないが、ここ鴨川でも府立植物園等でもたまに見かける。スッポンドリンクは飲んだことがあるが、スッポン自体は食べたことがない。美味で滋養強壮に富むことで有名だが、あまり食べたいとは思わない。1950年代から1980年代に侵入した外来生物だが、食用など水産資源としての価値が高いので規制はされていないそうだ。 噛みついたら雷...

  • 植物園が再開した!

    コロナによる緊急事態宣言発令で、4月25日から5月31日まで臨時休園となっていた京都府立植物園が、6月1日から再開された。京都はまだ宣言が再延長されたばかりだが、公共施設の一部緩和措置という事だそうだ。 梅雨の中休みで快晴が続いているこの日、早速、鴨川沿いを自転車で走り植物園へ向かった。 園内に入ると、再開された事があまり知られていないせいなのか、人の少なさに驚いた。正門の大通りを歩いていくと、中央の花...

  • 巣立ったばかりのツバメの雛

    近くの支流に5羽のヒナがだされていました。最初にみつけたのはコンクリートの護岸に1羽、首をすくめて置物のようにとまっていました。しばらくするともう1羽飛んできて、次にフェンスに3羽でとまっていて、よく見るとそばの低木の葉陰にももう2羽いました。 大きいヒナは低木と護岸を容易に飛んで移動しますが、一番小さいヒナは他のヒナの動きに付いていくのがやっとの様子でした。親鳥の姿が見えると、我先にと首を伸ばし...

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