見上げれば秋澄みにけり宇宙の果て
本日(2021年9月19日)の『東京新聞』朝刊「フロンティア発」欄に「宇宙線の起源は〈超新星残骸〉」という記事が載っていた。 わたしは、「宇宙線」というものは、地球の近くということでいえば、太陽から、そしてそれ以外にも、太陽よりも遥かに遠い銀河などから飛んでくるものと思っていた。もちろん超新星爆発のところからも飛んでくるのであろうと。そういう、これまでは仮説であった「宇宙線の起源」が、やはり「超新星爆発を起こしてできる〈超新星残骸〉であった」ということが突き止められたということである。突き止めたのは、名古屋大学などの研究チームということである。 「宇宙空間をほぼ光速で飛び交う粒子(宇宙線)はど…
2021/09/20 02:28